JP2001265672A - 電子メールサービスシステム及びそれをコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子メールサービスシステム及びそれをコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体

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JP2001265672A
JP2001265672A JP2000072551A JP2000072551A JP2001265672A JP 2001265672 A JP2001265672 A JP 2001265672A JP 2000072551 A JP2000072551 A JP 2000072551A JP 2000072551 A JP2000072551 A JP 2000072551A JP 2001265672 A JP2001265672 A JP 2001265672A
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JP2000072551A
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Kazuhiro Sakata
一拓 坂田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メールの受信者がメールの差出人を容易に特
定できるメールサービスシステムを提供する。 【解決手段】 少なくとも差出人が使用するメールアド
レスが付された電子メールを送受信する電子メールサー
ビスシステムにおいて、あらかじめ登録されている前記
メールアドレスに対応する別名を、前記電子メールに付
加するように変更又は前記メールアドレスを前記別名に
変更するメール変更部を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メールサービスシ
ステム、メールサービス方法及びそれをコンピュータに
実行させるプログラムを記録した記録媒体に関し、特に
少なくとも差出人が使用するメールアドレスが付された
電子メールを送受信する電子メールサービスシステム、
メールサービス方法及びそれをコンピュータに実行させ
るプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図12に示すように構成されたメ
ールサービスシステムがある。図12に示すように、従
来のメールサービスシステムは、たとえばインターネッ
ト網などを有するネットワーク50と、ネットワーク5
0に接続された複数のサーバ装置500,500’と、
各サーバ装置500、500’に接続されたパーソナル
コンピュータなどコンピュータ、計算機端末、携帯電話
端末などのクライアント装置200a,200b,20
0a’,200b’とを備えている。
【0003】なお、実際には、ネットワーク50には、
図示しない複数のサーバ装置が接続されており、さら
に、図示しない複数のサーバ装置には、複数のクライア
ント装置が接続されている。
【0004】また、図12では、サーバ装置500,5
00’とクライアント装置200a,200b,200
a’,200b’とを直接接続している様子を図示して
いるが、これらはネットワーク50を介して接続するよ
うに構成してもよい。さらに、サーバ装置500,50
0’とクライアント装置200a,200b,200
a’,200b’とを常時接続せずに、クライアント装
置200a,200b,200a’,200b’が電子
メール(以下、「メール」と称する。)を送受信する際
にのみこれらを接続してもよい。
【0005】各サーバ装置500,500’は、ネット
ワーク50を介してメールの送受信を行うメール送受信
部510,510’と、クライアント装置200a,2
00b,200a’,200b’宛のメールを蓄積する
メール蓄積部520,520’とを有している。また、
各メール送受信部510,510’は、図示しないRA
Mなどのメモリを備え、このメモリにネットワーク50
に接続されているサーバ装置500,500’を含む図
示しない複数のサーバ装置間でメールを送受信できるよ
うに、ネットワーク50の経路情報が格納されている。
【0006】また、クライアント装置200a,200
b,200a’,200b’は、自己が送信するメール
をメール送受信部510,510’に送信する送信手段
201a,201b,201a’,201b’と、サー
バ装置500,500’側で受信されメール蓄積部52
0,520’に蓄積されたメールを抽出する抽出手段2
02a,202b,202a’,202b’とを有して
いる。
【0007】つづいて、図12に示すメールサービスシ
ステムの動作について説明する。たとえば、サーバ装置
500に接続されているクライアント装置200aか
ら、サーバ装置500’ に接続されているクライアン
ト装置200a’宛にメールが送信される場合には、ま
ず、クライアント装置200aから送信手段201aに
より、サーバ装置500に対してメールが送信される。
そのメールは、さらにメール送受信部510によって、
ネットワーク50へ出力された後に、サーバ装置50
0’のメール送受信部510’により受信される。
【0008】メール送受信部510’は、受信したメー
ルの宛先がサーバ装置500’に接続されているクライ
アント装置200a’又は200b’のメールアドレス
である場合には、そのメールをメール蓄積部520’に
蓄積する。
【0009】なお、メール送受信部510’がメール蓄
積部520’にメールを格納する際に、メール送受信部
510’から、クライアント装置200’に対してメー
ルを受信した旨を通知したり、メール蓄積部520’で
メールの蓄積が完了した際に、メール蓄積部520’か
らクライアント装置200’に対してメールを受信した
旨を通知してもよい。
【0010】一方、サーバ装置500から送信されたメ
ールが、図示しない他のサーバ装置によって受信された
場合には、そのサーバ装置のメール送受信部510は、
受信したメールの宛先情報及び配送履歴情報を参照し
て、自身に格納されている配送経路に関する情報を参照
する。そして、参照結果に基づいて、そのメールに配送
履歴情報を添付して、ネットワーク50を通じてサーバ
装置500’に対してメールを転送する。
【0011】その後、サーバ装置500’のメール送受
信部510’によって受信されると、上記と同様にメー
ル蓄積部520’に蓄積される。このため、クライアン
ト200a’の使用者は、抽出手段202a’によって
メール蓄積部520’に蓄積されているメールを抽出す
ることによって、そのメールを見ることができる。
【0012】このような手順によってメールの送受信を
行っているため、クライアント装置200aから送信さ
れたメールは、メールの宛先に従ったクライアント装置
200a’に接続されているサーバ装置500’に受信
され、サーバ装置500’のメール蓄積部520’に蓄
積される。
【0013】したがって、たとえばクライアント装置2
00b’からクライアント装置200b宛にメールが送
信された場合には、同様に、各クライアント装置200
b等の利用者は、自己のクライアント装置200bが接
続されているサーバ装置500で受信したメールを見る
ことができる。
【0014】ここで、受信メールには、そのメールの差
出人に割り当てられているメールアドレスが付されてお
り、メールの受信者は、そのメールアドレスなどを参照
することにより、メールの差出人を特定していた。な
お、たとえば、1人のメールの差出人が複数人に対して
メールを送信した場合には、受信される各メールには、
差出人のメールアドレスのみならず、他の送信先のメー
ルアドレスが付されていることもある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、受信したメー
ルに付されているメールアドレスによって、メールの差
出人を特定することが困難な場合がある。受信したメー
ルのメールアドレスが、たとえば、「RAT67231」のよう
に、その差出人の氏名等と無関係な符号からなるような
場合である。
【0016】また、クライアント装置には、メールに差
出人の氏名等の個人情報を付加する付加手段を備えたも
のも存在するが、ネットワークに接続されているすべて
のクライアント装置に付加手段が備えられているとは限
られておらず、付加手段を備えていないクライアント装
置からメールが送信された場合には、そのメールに付さ
れているメールアドレスから、メールの差出人を特定す
ることは上記のように困難である。
【0017】さらに、メールの差出人の特定を容易にす
るために、差出人がメールを送信する都度、メールに自
己の名前を付すことも考えられるが、メールを送信する
たびにメールに自己の名前を付すという作業を行うのは
面倒である。
【0018】上記の各問題は、複数人にメールを送信し
た場合であっても同様に生じるものである。
【0019】そこで、本発明は、メールの受信者がメー
ルの差出人を容易に特定できるメールサービスシステム
を提供することを課題とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、少なくとも差出人が使用するメールアド
レスが付された電子メールを送受信する電子メールサー
ビスシステムにおいて、あらかじめ登録されている前記
メールアドレスに対応する別名を、前記電子メールに付
加するように変更又は前記メールアドレスを前記別名に
変更するメール変更部を備えることを特徴とする。
【0021】また、本発明は、少なくとも差出人が使用
するメールアドレスが付された電子メールを送受信する
ステップを備えた電子メールサービス方法において、あ
らかじめ登録されている前記メールアドレスに対応する
別名を、前記電子メールに付加するように変更又は前記
メールアドレスを前記別名に変更するステップを備える
ことを特徴とする。
【0022】さらに、本発明は、少なくとも差出人が使
用するメールアドレスが付された電子メールを送受信す
るステップを備えた電子メールサービス方法をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータが読み取り可能な記録媒体において、あらかじめ登
録されている前記メールアドレスに対応する別名を、前
記電子メールに付加するように変更又は前記メールアド
レスを前記別名に変更するステップを備えることを特徴
とする。
【0023】具体的には、本発明の電子メールサービス
システムは、前記メールアドレスと前記別名とを対応さ
せて別名データメモリに登録する別名データ登録部と、
前記別名データメモリを参照して前記メールアドレスに
対応する前記別名を取得する別名取得部とを備え、前記
メール変更部は、前記別名取得部により取得した前記別
名を前記電子メールに付加するように又は前記メールア
ドレスを前記別名に変更する。
【0024】なお、前記別名取得部は、前記別名データ
メモリを参照して、前記電子メールの複数の送信先のメ
ールアドレスのいくつかの前記別名を取得し、前記メー
ル変更部は、取得された前記いくつかの別名を前記電子
メールに付加するように変更又は前記メールアドレスを
前記別名に変更する。
【0025】また、前記別名データメモリと前記別名デ
ータ登録部と前記別名取得部と前記メール変更部とを備
えるサーバ装置を含む複数のサーバ装置を、ネットワー
クを介して接続する。
【0026】さらに、前記複数のサーバ装置の各々は、
クライアント装置に接続される。
【0027】さらにまた、前記差出人が送信する前記電
子メールを、メーリングリストサーバ装置を中継して前
記クライアント装置へ送信する際に、前記メーリングリ
ストサーバ装置側で、あらかじめ登録されている前記メ
ールアドレスに対応する別名を、前記電子メールに付加
するように変更又は前記メールアドレスを前記別名に変
更する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0029】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態のメールサービスシステムの構成を示すブロ
ック図である。本実施形態では、メールを、たとえばメ
ールの差出人のニックネームなど(以下、「別名」と称
する。)を付加するように変更して、クライアント装置
200a等の使用者が、メールの差出人を特定できるよ
うにするものである。
【0030】なお、別名は、メールサービス提供者、メ
ールの差出人又はメールの受信者が任意に選択すること
ができるものであり、メールの受信者がメールの差出人
を容易に特定できるようにするものである。別名として
選択されるものの例としては、利用者の本名やニックネ
ームなどが考えられる。
【0031】図1に示すメールサービスシステムは、た
とえばインターネット網などを有するネットワーク50
と、ネットワーク50に接続された複数のサーバ装置5
00,100と、各サーバ装置500,100に接続さ
れたパーソナルコンピュータなどのコンピュータ、計算
機端末、携帯電話端末などのクライアント装置200
a,200b,200a’,200b’とを備えてい
る。
【0032】なお、実際には、ネットワーク50には、
図示しない複数のサーバ装置が接続されており、さら
に、図示しない複数のサーバ装置には、複数のクライア
ント装置が接続されている。また、ネットワーク50に
接続される複数のサーバ装置の各々は、すべてサーバ装
置100のようにメール変更部130等を備えているこ
とが好ましい。
【0033】また、図1では、サーバ装置500,10
0とクライアント装置200a,200b,200
a’,200b’とを、直接接続している様子を図示し
ているが、これらはネットワーク50を介して接続する
ように構成してもよい。さらに、サーバ装置500,1
00とクライアント装置200a,200b,200
a’,200b’とを常時接続せずに、クライアント装
置200a,200b,200a’,200b’のいず
れかがメールを送受信する際にのみこれらを接続しても
よい。
【0034】各サーバ装置500,100は、ネットワ
ーク50を介してメールの配送を行うメール送受信部5
10,110と、クライアント装置200a,200
b,200a’,200b’宛のメールを蓄積するメー
ル蓄積部520,120とを有している。また、各メー
ル送受信部510,110は、図示しないRAMなどの
メモリを備え、このメモリにネットワーク50に接続さ
れているサーバ装置500,100を含む図示しない複
数のサーバ装置間でメールを送受信できるように、ネッ
トワーク50の経路情報が格納されている。
【0035】さらに、サーバ装置100は、メール送受
信部110によって受信され出力されるメールを差出人
のメールアドレスに対応する別名を含むように変更又は
メールアドレスを別名に変更するメール変更部130
と、メールアドレスとそれに対応する別名とが格納され
るテーブルメモリなどの別名データメモリ160からメ
ールの差出人のメールアドレスに対応する別名を取得し
てメール送受信部110へ返信する別名取得部140
と、別名データメモリ160にメールアドレスと別名と
を対応させて登録する別名データ登録部150とを有し
ている。
【0036】また、クライアント装置200a,200
b,200a’,200b’等は、自己が送信するメー
ルをメール送受信部510,110に送信する送信手段
201a,201b,201a’,201b’と、サー
バ装置500,100側で受信されメール蓄積部52
0,120に蓄積されたメールを抽出する抽出手段20
2a,202b,202a’,202b’とを有してい
る。
【0037】図2(a),図2(b)は、別名データメ
モリ160内の様子を示す概念図である。別名データメ
モリ160は、サーバ装置100に接続されているクラ
イアント装置200a,200b毎に、メールアドレス
と別名とを対応させて格納している。
【0038】図2(a)に示すように、たとえばサーバ
装置100に接続されているクライアント装置200a
の使用者のメールアドレスが「sakata@boo.foo.woo.j
p」であれば、「sakata@boo.foo.woo.jp」という見出し
とともに、メールアドレスと別名とを対応させて格納し
ている。また、図2(b)に示すように、クライアント
装置200bの使用者のメールアドレスが「 HYPERLINK
"mailto:taro@boo.foo.woo.jp" taro@boo.foo.woo.j
p」であれば、「 HYPERLINK "mailto:taro@boo.foo.wo
o.jp" taro@boo.foo.woo.jp」という見出しとともに、
メールアドレスと別名とを対応させて格納している。
【0039】図2(a)に示す「sakata@boo.foo.woo.j
p」という見出しが付けられたテーブルには、メールア
ドレス「yamada@abc.def.ghi.jp」と別名「山ちゃん」
とを対応させて格納し、メールアドレス「ZVM00294@on
e.two.thr.jp」と別名「鈴木一郎」とを対応させて格納
し、メールアドレス「RAT67231@mon.tue.wed.jp」と別
名「かずくん」とを対応させて格納し、メールアドレス
「tanaka@jan.feb.mar.jp」と別名「田中」とを対応さ
せて格納している。
【0040】図2(b)に示す「taro@boo.foo.woo.j
p」という見出しが付けられたテーブルには、メールア
ドレス「takeda@abc.def.ghi.jp」と別名「竹ちゃん」
とを対応させて格納し、メールアドレス「ZVM00999@on
e.two.thr.jp」と別名「山本さん」とを対応させて格納
し、メールアドレス「RAT091@mon.tue.wed.jp」と別名
「遠藤」とを対応させて格納している。
【0041】なお、各テーブルに格納しているデータ
は、クライアント装置200a,200bとサーバ装置
100との間でメールを送受信する前に、主として各ク
ライアント装置200a,200bの使用者又はサーバ
装置100の管理者などが、別名データ登録部150に
より登録するが、たとえば別名を登録される者の各々が
各自登録してもよい。
【0042】図3は、メールサービスシステムの動作を
示すフローチャートである。図3を用いて図1に示した
メールサービスシステムの動作について説明する。ま
ず、たとえばサーバ装置500に接続されているクライ
アント装置200a’から、メール送受信部510によ
って、ネットワーク50を介して、サーバ装置100に
接続されているクライアント装置200a宛にメールが
送信されると、サーバ装置100では、メール送受信部
110により送信されたメールを受信する。
【0043】たとえば、サーバ装置500に接続されて
いるクライアント装置200a’から、サーバ装置10
0 に接続されているクライアント装置200a宛にメ
ールが送信される場合には、まず、クライアント装置2
00a’から送信手段201a’により、サーバ装置5
00に対してメールが送信される。そのメールは、さら
にメール送受信部510によって、ネットワーク50へ
出力された後に、サーバ装置100のメール送受信部1
10により受信される。
【0044】実際には、サーバ装置500側から送信さ
れたメールは、図示しないサーバ装置に受信された後
に、このサーバ装置から転送されることが多く、そのた
め、各サーバ装置のメール送受信部では、受信したメー
ルの宛先が、自身に接続されているクライアント装置に
対して送信されたものであるかどうかを確認する(ステ
ップS11)。
【0045】なお、サーバ装置において、受信したメー
ルの宛先が、自身に接続されているクライアント装置に
対して送信されたものでないと確認された場合には、該
メール送受信部はメールの配送履歴情報と格納されてい
る配送経路とに基づいて、メールの送信先が、サーバ装
置100であるということを決定した後にそのメールを
転送する(ステップS12)。その際、そのメールに配送
履歴情報を付加してもよい。
【0046】一方、メールの宛先が、自身に接続されて
いるクライアント装置に対して送信されたものであると
確認された場合には、該メール送受信部は、受信したメ
ールをメール変更部へ出力する。メール変更部はそのメ
ールを入力して後述するような手法によってたとえば別
名を付加するような変更を行う(ステップS13)。
【0047】ここでは、サーバ装置100に、サーバ装
置500からのメールが受信された場合には、ステップ
S13に移行し、サーバ装置100以外の図示しないサ
ーバ装置にサーバ装置500からのメールが受信された
場合には、ステップS12に移行する。
【0048】つづいて、メールに別名を付加するような
変更を行う手法について説明する。メール変更部130
によって行われるメールに別名を付加するには、ステッ
プS21〜S23に示すように、まず、メール変更部1
30から別名取得部140へ、受信したメールに付され
ている差出人のメールアドレスとメールの送信先のクラ
イアント装置200aのメールアドレスとが出力され
る。
【0049】別名取得部140は、別名データメモリ1
60を参照して、メールの宛先であるクライアント装置
200aのメールアドレスに基づいて、そのクライアン
ト装置200aに関するテーブル(図2(a))を選択
する。そして、そのテーブル内で、差出人のメールアド
レスに対応する別名を抽出する。そして、抽出した別名
をメール変更部130へ返答する。こうして、メール変
更部130は、差出人のメールアドレスに対応する別名
を別名取得部から取得する(ステップS21)。
【0050】具体的には、たとえば、メールの送信先の
クライアント装置200aのメールアドレスは「sakata
@boo.foo.woo.jp」であるので、図2(a)に示したよ
うに、別名データメモリ160から「sakata@boo.foo.w
oo.jp」に関するテーブルを選択する。そして、受信し
たメールに付されているメールアドレスが、たとえば
「RAT67231@mon.tue.wed.jp」である場合には、選択し
たテーブル内から「RAT67231@mon.tue.wed.jp」に対応
して格納されている別名の「かずくん」を取得する。
【0051】つづいて、別名取得部140は、差出人の
メールアドレスに対応する別名である「かずくん」を取
得した後に、その別名をメール変更部130に返答す
る。なお、たとえば選択したテーブル内に、受信したメ
ールに付されているメールアドレスに対応する別名が存
在しない場合や、そのメールアドレスそのものが格納さ
れていない場合には、別名取得部140は別名等が存在
しない旨と返答する。
【0052】次に、メール変更部130は、後述するよ
うに、取得した別名に基づいて、受信したメールを、別
名を含むように変更する (ステップS22)。そして、
メール変更部130は変更したメールをメール送受信部
110に転送する(ステップS23)。
【0053】図4は、図3のステップS22におけるメ
ールの変更例を示す図である。図4(a)は変更前のメ
ール、図4(b)は変更後のメールを示している。図4
(a)に示すように、変更前のメールは、差出人のメー
ルアドレスが「RAT67231@mon.tue.wed.jp」であり、送
信先のメールアドレスが「sakata@boo.foo.woo.jp」で
あり、題名が「Hello!」であり、本文が「こんにちは、
皆さん元気ですか?」である。
【0054】図4(a)に示すようなメールを見ても、
差出人のメールアドレスは、利用者の名前などの個人情
報とは無関係な文字列「RAT67231@mon.tue.wed.jp」で
あるため、メールの受信者が差出人を特定することは困
難である。一方、図4(b)に示すように変換後のメー
ルには、別名取得部140により、差出人アドレス「RA
T67231@mon.tue.wed.jp」に対応する別名「かずくん」
が取得され、その別名が差出人のメールアドレスととも
に付加された結果として、メールが「RAT67231@mon.tu
e.wed.jp」から、別名を含む「かずくん<RAT67231@mon.
tue.wed.jp>」に変更されているため、メールの受信者
がメールの差出人を容易に特定することが可能となる。
【0055】なお、図4では、メール変更部130によ
ってメールの差出人のメールアドレスに別名を含むよう
にしている場合を例示しているが、メールの題名、宛
先、本文などの他の部分に別名を含むようにしてもよ
い。たとえば、図5には、メールの題名に差出人の別名
を含むように変更している。また、たとえば、メール本
文の1行目に「『かずくん』です。」のような別名に基
づく定型の文を付加してもよい。
【0056】ちなみに、別名取得部140から別名が別
名データメモリ160に格納されていないという旨など
の返答を受けた場合には、メール変更部130では変更
処理を行えない。そこで、たとえば、図5に示したよう
にメールの題名に差出人の別名を付すような場合には、
差出人のメールアドレスそのものを別名として扱って、
メール変更部130によって、メールの題名を、差出人
のメールアドレスを含む内容に変更してもよい。
【0057】また、メールの差出人が複数人に対してメ
ールを送信した場合には、図4(b)の送信先のメール
アドレスに、複数人すべてのメールアドレスを掲載でき
るようにしてもよい。なお、これらのメールアドレスに
基づく別名データメモリ160内のデータに従って、複
数人の別名を含むようにメールを変更してもよい。
【0058】上記のように、メール内容を変更した後に
は、図3のステップS14に移行して、メール送受信部
110は、変更後のメールをメール蓄積部120に蓄積
する。これにより、メールの送信先のクライアント装置
200aの使用者は、メール蓄積部120に蓄積された
変更後のメールを、抽出手段202aにより抽出するこ
とで参照することが可能となる。
【0059】なお、ステップS14において、メール送
受信部110がメール蓄積部120にメールを格納する
際に、メール送受信部110から、クライアント装置2
00aに対してメールを受信した旨を通知したり、メー
ル蓄積部120でメールの蓄積が完了した際に、メール
蓄積部120からクライアント装置200aに対してメ
ールを受信した旨を通知してもよい。
【0060】図3に示した一連の動作により、クライア
ント装置200aの使用者は、自己宛のメールの差出人
を容易に特定することができる。なお、本実施形態で
は、別名データメモリ160において、管轄するそれぞ
れのクライアント装置200a,200b毎に、メール
アドレスと別名とを対応させて格納していたが、図6に
示すように、サーバ装置100に接続されているすべて
のクライアント装置200a,200bのメールアドレ
スと別名とを一緒に格納してもよい。
【0061】また、本実施形態では、ステップS11と
ステップS13とを入れ替えて、図1に示したメールサ
ービスシステムを動作させてもよい。さらに、ステップ
S13のメール変更の処理を、メール送受信部110が
クライアント装置200a’からメールを受信した場合
にのみ、ステップS11の前に行うようにしてもよい。
【0062】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の実
施形態のメーリングリストサーバシステムについて説明
する。ここで、メーリングリストサーバとは、複数のメ
ールアドレスからなるグループに1つのメールアドレス
(以下、「メーリングリストアドレス」と称する。)を
割り当て、メーリングリストアドレス宛のメールを複数
のメールアドレスの各々へ転送するものである。
【0063】本実施形態のメーリングリストサーバシス
テムは、第1の実施形態で説明したメールサービスシス
テムを、メーリングリストシステムに適用した一例であ
り、メーリングリストサーバ装置側で、受信したメール
をメーリングリストの登録者に配送する前に、受信した
メールの差出人の別名を付加するように変更するもので
ある。
【0064】図7は、本実施形態のメーリングリストサ
ーバシステムの構成を示すブロック図である。図7に示
すメーリングリストサーバシステムは、サーバ装置50
0を含む図示しない複数のサーバ装置が接続されている
ネットワーク50にメーリングリストサーバ装置300
を接続している。なお、図7において、図1と同様の部
分には、同一の符号を付している。
【0065】メーリングリストサーバ装置300は、ネ
ットワーク50を介してサーバ装置500等とメールの
送受信を行うメール送受信部310と、メール送受信部
310から出力されるメールを差出人のメールアドレス
に対応する別名を含むように変更又はメールアドレスを
別名に変更するメール変更部320と、メーリングリス
トの登録者のメールアドレスとそれに対応する別名とが
格納されるメーリングリストメモリ360と、メーリン
グリストメモリ360に格納されているデータに基づい
てメールの配送先を決定する配送先決定部330と、メ
ーリングリストメモリ360にメールアドレスと別名と
を対応させて登録するメーリングリスト登録部350
と、メール送受信部310の指示によりメーリングリス
トメモリ360に格納されているデータに基づいてメー
ルの差出人のメールアドレスに対応する別名を取得して
メール送受信部310へ返送する別名取得部340とを
有している。
【0066】また、クライアント装置400等は、ネッ
トワーク50を通じてメーリングリストサーバ装置30
0へメールを送信するための送信手段401と、ネット
ワーク50を通じてサーバ装置500で受信されたメー
ルを抽出する抽出手段402とを備えている。なお、サ
ーバ装置500に変えて、サーバ装置100を用いても
よい。
【0067】図8は、メーリングリストメモリ360内
の様子を示す図である。図8に示すメーリングリストメ
モリ360は、「friends@boo.foo.woo.jp」というメー
リングリストアドレスを有するメーリングリストのデー
タを格納しており、各メンバのメールアドレスとして、
「yamada@abc.def.ghi.jp」、「ZVM00294@one.two.thr.
jp」、「RAT67231@mon.tue.wed.jp」及び「 HYPERLINK
"mailto:tanaka@jan.feb.mar.jp" tanaka@jan.feb.ma
r.jp」の4つを登録している。
【0068】なお、メーリングリストメモリ360は、
「yamada@abc.def.ghi.jp」と別名「山ちゃん」とを対
応させて格納し、メールアドレス「ZVM00294@one.two.t
hr.jp」と別名「鈴木一郎」とを対応させて格納し、メ
ールアドレス「RAT67231@mon.tue.wed.jp」と別名「か
ずくん」とを対応させて格納している。また、メールア
ドレス「 HYPERLINK "mailto:tanaka@jan.feb.mar.jp"
tanaka@jan.feb.mar.jp」には、対応する別名が存在し
ないため、メールアドレスのみ格納している。
【0069】また、メーリングリストメモリ360に格
納しているデータは、クライアント装置200とメーリ
ングリストサーバ装置300との間でメールを送受信す
る前に、主としてクライアント装置200の使用者又は
メーリングリストサーバ装置300の管理者が、メーリ
ングリスト登録部350により登録するが、たとえば別
名を登録される者又はサーバ装置500の管理者の各々
が、各自登録してもよい。
【0070】次に、本実施形態のメーリングリストシス
テムの動作について説明する。本実施形態のメーリング
リストシステムは、大きく分けると、(1)メールの受
信、(2)メールの変更、(3)メールの配送という3つの
処理を行う。以下、それぞれについて説明する。
【0071】(1)メールの受信 まず、メーリングリスト登録部350によって、メーリ
ングリストメモリ360に、クライアント装置400を
含む図示しない複数のクライアント装置の利用者のメー
ルアドレス及びそれに対応する別名が、たとえばメーリ
ングリストサーバ装置300の管理者によって、一括し
て登録される。
【0072】上記登録がされた状態で、たとえばクライ
アント装置400から送信手段401により、メーリン
グリストサーバ装置300で管理されているメーリング
リストアドレス宛のメールが送信されると、メーリング
リストサーバ装置300のメール送受信部310により
受信される。メール送受信部310は、そのメールをメ
ール変更部320へ出力する。
【0073】(2)メールの変更 図9は、メール変更処理を示すフローチャートである。
図9に示すように、まず、メール変更部320は、別名
取得部340に対して、受信したメールの差出人のメー
ルアドレスと送信先のメーリングリストとを出力する。
別名取得部340は、メーリングリストメモリ360を
参照して、入力した差出人のメールアドレスに基づい
て、差出人のメールアドレスに対応する別名を抽出す
る。そして、抽出した別名をメール変更部320へ返答
する。こうして、メール変更部320は、差出人のメー
ルアドレスに対応する別名を別名取得部から取得する
(ステップS31)。
【0074】具体的には、たとえば、メール変更部32
0から、別名取得部340に対して、「RAT67231@mon.t
ue.wed.jp」というメールアドレスが出力された場合に
は、図8に示したメーリングリストメモリ360を参照
して、「RAT67231@mon.tue.wed.jp」に対応して格納さ
れている別名の「かずくん」を取得する。
【0075】別名取得部140は、差出人のメールアド
レスに対応する別名を取得した後に、その別名をメール
変更部320に返答する。なお、たとえばメール変更部
320から、別名取得部340に対して、「 HYPERLINK
"mailto:tanaka@jan.feb.mar.jp" tanaka@jan.feb.ma
r.jp」のように、メールアドレスに対応する別名が存在
しない場合は、別名取得部140は別名が存在しない旨
を返答する。
【0076】次に、メール変更部320は、後述するよ
うに、取得した別名に基づいて、受信したメールを、た
とえば別名を含むように変更する(ステップS32)。そ
して、メール変更部320は変更したメールを、配送先
決定部330へ出力する(ステップS33)。
【0077】図10は、図9のステップS32における
メールの変更例を示す図である。図10(a)は変更前
のメール、図10(b)は変更後のメールを示してい
る。図10(a)に示すように、変更前のメールは、差
出人のメールアドレスが「RAT67231@mon.tue.wed.jp」
であり、送信先のメールアドレスが「friends@boo.foo.
woo.jp」であり、題名が「Hello!」であり、本文が「こ
んにちは、皆さん元気ですか?」である。
【0078】図10(a)に示すようなメールを見て
も、差出人のメールアドレスは、差出人の名前などの個
人情報とは無関係な文字列であるため、メールの受信者
が差出人を特定することは困難である。一方、図10
(b)に示すように変換後のメールには、差出人アドレ
ス「RAT67231@mon.tue.wed.jp」に対応する別名[かず
くん]が、メールの題名に含まれるように変更されたた
め、その結果として、メールの受信者がメールの差出人
を容易に特定することが可能となる。
【0079】なお、「 HYPERLINK "mailto:tanaka@jan.
feb.mar.jp" tanaka@jan.feb.mar.jp」のように、メー
ルアドレスに対応する別名が存在しない場合には、たと
えば第1の実施形態で説明したように、メールの題名
に、差出人のメールアドレスが含まれるように変更して
もよい。
【0080】また、図10では、メール変更部130が
メールの題名に別名を付加するようにメールを変更する
場合を例に説明したが、差出人、宛先、本文などの他の
部分に別名を付加するようにメールを変更してもよい。
すなわち、たとえば、メール本文の1行目に、「かずく
ん」としてもよい。さらに、メールに付す別名は、
「『かずくん』です。」のように、別名に基づく定型文
としてもよい。
【0081】(3)メールの配送 メール変更部320は、メールを変更した後に、そのメ
ールを配送先決定部330へ出力する。配送先決定部3
30は、入力したメール変更部320からのメールの差
出人に関連するメーリングリストのメンバのメールアド
レスを、メーリングリストメモリ360を参照して取得
する。そして、変更後のメールに取得した送信先のメー
ルアドレスを付して、メール送受信部310へ出力す
る。メール送受信部310は、配送先決定部330から
のメールを、送信先のメールアドレスに従って配送す
る。
【0082】配送された各メールは、たとえば第1の実
施形態と同様の手順で、ネットワーク50に接続されて
いるサーバ装置によって受信され、サーバ装置内のメー
ル蓄積部に蓄積される。そして、そのサーバ装置に接続
されているクライアント装置に備えられている抽出手段
によって蓄積されているメールが抽出されると、そのメ
ールには、たとえば別名が付加されているため、差出人
の特定が容易になる。
【0083】以上説明したような手順でメールの受信・
変更・配送を行えば、クライアント装置400,サーバ
装置500を通じて受信したメールを、そのメールの差
出人を特定し易いように変更してから、メーリングリス
トのメンバに配送することができる。
【0084】なお、本実施形態では、メーリングリスト
メモリ360に、メーリングリストのメンバの別名のみ
を登録していたが、たとえば、メーリングリストメモリ
360に登録されているメーリングリストのメンバが、
複数のメールアドレスを所有しているような場合には、
メーリングリストの非メンバのメールアドレス及びそれ
に対応する別名を登録してもよい。
【0085】図11は、メーリングリストの非メンバと
して、「山ちゃん2」という別名とメールアドレス「 H
YPERLINK "mailto:abe@fir.sec.thi.jp" abe@fir.sec.t
hi.jp」とを対応させて登録している様子を示してい
る。「 HYPERLINK "mailto:abe@fir.sec.thi.jp" abe@f
ir.sec.thi.jp」というメールアドレスの所有者は、「
HYPERLINK "mailto:yamada@abc.def.ghi.jp" yamada@ab
c.def.ghi.jp」というメールアドレスの所有者と同一人
であり、そのため、非メンバ側に登録するメールアドレ
ス及びこれに対応する別名は、「山ちゃん」と区別でき
るように、「山ちゃん2」としている。
【0086】なお、非メンバとして登録すると、メーリ
ングリストサーバ装置300に対して、図示しない複数
のクライアント装置の各々へ配送するためのメールを送
信することはできるが、図示しないクライアント装置か
らメーリングリストサーバ装置300に送信されたメー
ルが転送されない。ちなみに、メーリングリスト毎で別
名を登録するようにすると、同じメールアドレスの所有
者が、メーリングリスト毎に異なる別名を使い分けるこ
とも可能となる。
【0087】また、本実施形態では、メール変更部32
0によって、メールに別名を付加するように変更する場
合の処理等の説明をしたが、メーリングリストサーバ装
置300は、通常の様に、たとえば、メーリングリスト
の名前やそれまでにメーリングリスト内で送信されたメ
ールの数などをメーリングリストメモリ360に記録
し、これをメールの題名などに付加するなど、メーリン
グリストの他の情報を付加することもできる。
【0088】なお、本発明の各実施形態で説明したメー
ルサービスシステムの動作を、コンピュータに実行させ
るためのプログラムをフロッピー(登録商標)ディスク
やCD−ROM,DVD等のパッケージメディアなどの
記録媒体に記憶して、この記録媒体に記録しているプロ
グラムをコンピュータに実行させることにより、各実施
形態で説明したメールサービスシステムの動作を実現し
てもよい。
【0089】さらに、本発明の各実施形態では、各クラ
イアント装置を利用するものが1人の場合を想定して説
明したが、各クライアント装置を利用する人数は必ずし
も1人ではなく、そのため、各クライアント装置を異な
るメールアドレスを所有する複数の利用者によって利用
したり、各人が複数のクライアント装置を利用してもよ
い。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、あらか
じめ登録されている差出人が使用するメールアドレスに
対応する別名を、電子メールに付加するように変更又は
メールアドレスを別名に変更するため、メールの受信者
がメールの差出人を容易に特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のメールサービスシス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の別名データメモリ内の様子を示す図であ
る。
【図3】図1のメールサービスシステムの動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】図3のステップS22におけるメールの変更例
を示す図である。
【図5】図3のステップS22における他のメールの変
更例を示す図である。
【図6】図1の他の別名データメモリ内の様子を示す図
である。
【図7】本発明の第2の実施形態のメーリングリストサ
ーバシステムの構成を示すブロック図である。
【図8】図7のメーリングリストメモリ内の様子を示す
図である。
【図9】メール変更処理を示すフローチャートである。
【図10】図9のステップS32におけるメールの変更
例を示す図である。
【図11】メーリングリストの非メンバ登録している様
子を示している。
【図12】従来技術のメールサービスシステム構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
50 ネットワーク 100,500 サーバ装置 110,310,510,510’ メール送受信部 120,320,520,520’ メール蓄積部 130,320 メール変更部 140,340 別名取得部 150 別名データ登録部 160 別名データメモリ 200a,200b,200a’,200b’,400
クライアント装置 201a,201b,201a’,201b’ 送信手
段 202a,202b,202a’,202b’ 抽出手
段 300 メーリングリストサーバ装置 330 配送先決定部 350 メーリングリスト登録部 360 メーリングリストメモリ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月16日(2000.3.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 電子メールサービスシステム及びそれ
をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録
媒体

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも差出人が使用するメールアド
    レスが付された電子メールを送受信する電子メールサー
    ビスシステムにおいて、 あらかじめ登録されている前記メールアドレスに対応す
    る別名を、前記電子メールに付加するように変更又は前
    記メールアドレスを前記別名に変更するメール変更部を
    備えることを特徴とする電子メールサービスシステム。
  2. 【請求項2】 前記メールアドレスと前記別名とを対応
    させて別名データメモリに登録する別名データ登録部
    と、前記別名データメモリを参照して前記メールアドレ
    スに対応する前記別名を取得する別名取得部とを備え、 前記メール変更部は、前記別名取得部により取得した前
    記別名を前記電子メールに付加するように又は前記メー
    ルアドレスを前記別名に変更することを特徴とする請求
    項1に記載の電子メールサービスシステム。
  3. 【請求項3】 前記別名取得部は、前記別名データメモ
    リを参照して、前記電子メールの複数の送信先のメール
    アドレスのいくつかの前記別名を取得し、 前記メール変更部は、取得された前記いくつかの別名を
    前記電子メールに付加するように変更又は前記メールア
    ドレスを前記別名に変更することを特徴とする請求項2
    に記載の電子メールサービスシステム。
  4. 【請求項4】 前記別名データメモリと前記別名データ
    登録部と前記別名取得部と前記メール変更部とを備える
    サーバ装置を含む複数のサーバ装置を、ネットワークを
    介して接続することを特徴とする請求項2又は3に記載
    の電子メールサービスシステム。
  5. 【請求項5】 前記複数のサーバ装置の各々は、クライ
    アント装置に接続されることを特徴とする請求項4に記
    載の電子メールサービスシステム。
  6. 【請求項6】 前記差出人が送信する前記電子メール
    を、メーリングリストサーバ装置を中継して前記クライ
    アント装置へ送信する際に、前記メーリングリストサー
    バ装置側で、あらかじめ登録されている前記メールアド
    レスに対応する別名を、前記電子メールに付加するよう
    に変更又は前記メールアドレスを前記別名に変更するこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の
    電子メールサービスシステム。
  7. 【請求項7】 少なくとも差出人が使用するメールアド
    レスが付された電子メールを送受信するステップを備え
    た電子メールサービス方法において、 あらかじめ登録されている前記メールアドレスに対応す
    る別名を、前記電子メールに付加するように変更又は前
    記メールアドレスを前記別名に変更するステップを備え
    ることを特徴とする電子メールサービス方法。
  8. 【請求項8】 前記メールアドレスと前記別名とを対応
    させて登録するステップと、 前記メールアドレスに対応する前記別名を取得するステ
    ップと、 取得した前記別名を前記電子メールに付加するように変
    更又は前記メールアドレスを前記別名に変更するステッ
    プとを有することを特徴とする請求項7に記載の電子メ
    ールサービス方法。
  9. 【請求項9】 前記電子メールの複数の送信先のメール
    アドレスのいくつかの前記別名を取得するステップと、 取得された前記いくつかの別名を前記電子メールに付加
    するように変更又は前記メールアドレスを前記別名に変
    更するステップとを備えることを特徴とする請求項8に
    記載の電子メールサービス方法。
  10. 【請求項10】 前記各ステップを実行するサーバ装置
    を含む複数のサーバ装置を、ネットワークを介して接続
    することを特徴とする請求項8又は9に記載の電子メー
    ルサービス方法。
  11. 【請求項11】 前記複数のサーバ装置の各々は、クラ
    イアント装置に接続されることを特徴とする請求項10
    に記載の電子メールサービス方法。
  12. 【請求項12】 前記差出人が送信する前記電子メール
    を、メーリングリストサーバ装置を中継して前記クライ
    アント装置へ送信する際に、前記メーリングリストサー
    バ装置側で、あらかじめ登録されている前記メールアド
    レスに対応する別名を、前記電子メールに付加するよう
    に変更又は前記メールアドレスを前記別名に変更するス
    テップを備えることを特徴とする請求項7から11のい
    ずれか1項に記載の電子メールサービス方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも差出人が使用するメールア
    ドレスが付された電子メールを送受信するステップを備
    えた電子メールサービス方法をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り
    可能な記録媒体において、 あらかじめ登録されている前記メールアドレスに対応す
    る別名を、前記電子メールに付加するように変更又は前
    記メールアドレスを前記別名に変更するステップを備え
    ることを特徴とする電子メールサービス方法をコンピュ
    ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータが読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記電子メールサービス方法は、前記
    メールアドレスと前記別名とを対応させて登録するステ
    ップと、 前記メールアドレスに対応する前記別名を取得するステ
    ップと、 取得した前記別名を前記電子メールに付加するように変
    更又は前記メールアドレスを前記別名に変更するステッ
    プとを有することを特徴とする請求項13に記載のコン
    ピュータが読み取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記電子メールサービス方法は、前記
    電子メールの複数の送信先のメールアドレスのいくつか
    の前記別名を取得するステップと、 取得された前記いくつかの別名を前記電子メールに付加
    するように変更又は前記メールアドレスを前記別名に変
    更するステップとを備えることを特徴とする請求項14
    に記載のコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記電子メールサービス方法は、前記
    各ステップを実行するサーバ装置を含む複数のサーバ装
    置を、ネットワークを介して接続することを特徴とする
    請求項15に記載のコンピュータが読み取り可能な記録
    媒体。
  17. 【請求項17】 前記電子メールサービス方法は、前記
    複数のサーバ装置の各々は、クライアント装置に接続さ
    れることを特徴とする請求項16に記載のコンピュータ
    が読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記電子メールサービス方法は、前記
    差出人が送信する前記電子メールを、メーリングリスト
    サーバ装置を中継して前記クライアント装置へ送信する
    際に、前記メーリングリストサーバ装置側で、あらかじ
    め登録されている前記メールアドレスに対応する別名
    を、前記電子メールに付加するように変更又は前記メー
    ルアドレスを前記別名に変更するステップを備えること
    を特徴とする請求項13から17のいずれか1項に記載
    のコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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