JP2004110687A - 通信端末の個人識別情報管理システム - Google Patents

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長岡 貴光
Hiroyuki Takahashi
高橋 裕行
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Abstract

【課題】個人識別情報の変更を他局の通信端末に反映させるための変更通知を特別な操作なく所望の通信端末に行うことができ、個人識別情報の変更通知を少ない情報量で行うことのできる通信端末の個人識別情報管理システムを提供すること。
【解決手段】自局個人識別番号管理表101は、送受信装置100に対応した個人識別番号を更新履歴も含めて記録し、相手局個人識別番号管理表107は、送受信装置100の相手局の個人識別番号を記録する。送受信装置100に対応する現在の個人識別番号(旧個人識別番号)を新個人識別番号に変更する場合、自局個人識別番号管理表101に記録されている内容を前記新個人識別番号でもって更新すると共に、少なくとも前記新個人識別番号と、前記旧個人識別番号を生成するための情報とを含み前記旧個人識別番号は含まない個人識別番号変更通知を、前記相手局に送信する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、任意の1つの通信端末装置で、電子メールアドレスや電話番号等の個人識別番号の変更が生じた場合に、この変更内容を前記通信端末装置の使用者(以下「操作者」という。)が希望する相手局の通信端末装置に反映させる通信端末の個人識別情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の通信端末の個人識別情報管理システムでは、メールシステムに適用される場合、発信者が通信端末装置から電子メールを発信する時点で、この発信者が相手先アドレスを記述して電子メールを送信するか、または、発信者が事前に登録したアドレスの管理表から電子メールを発信する時点で、この発信者が相手先アドレスを選択し、電子メールを送信している。
【0003】
このアドレスの管理表は、電子メールシステムの操作者が個々に保守するため、ある個人の電子メールアドレスが変更になった場合、変更になったアドレスを電子メールシステムの他のユーザ(以下「相手局」という。)に通知し、電子メールの相手局毎に更新する必要がある。このため、更新されたアドレスが電子メールシステムの他の相手局の通信端末装置に即時に反映されないという問題点を有していた。
【0004】
上記問題点を解決するために、特開平11−163924号公報の「電子メールシステムおよび電子メールシステムのアドレス管理用プログラムを記録した記録媒体」では、図10に示すように、例えば、送信局側1000でアドレス変更をする場合、アドレス変更を示すキーワード1001と変更前アドレス1002とを、送信メッセージ1003と共に送信し、受信局側1004では、この変更を示すキーワード1001に基づいて変更前アドレス1002を認識し、受信局側のアドレスの管理表1005から変更前アドレス1002のエントリを検索し、このエントリの内容を変更後アドレス1006と置き換えることにより、送信局側1000で生じた前記アドレス変更の内容を、受信局側1004において即時に反映する技術が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の通信端末の個人識別情報管理システムは、メールシステムに適用される場合、ある個人の電子メールアドレス変更を電子メールシステムの他の相手局の通信端末装置に即時に反映することはできても、受信側のアドレス管理表が受信側の操作者の意志とは関係なく自動的に更新されてしまうので、受信側の操作者の要望に即したアドレス帳管理という点では柔軟性が低くなるという問題点があった。このため、変更通知を受信する側の局(相手局)としては、この局の操作者の意志によりアドレス管理表を更新できることが望まれていた。
【0006】
また、変更通知時に、変更後のアドレスを示すアドレス1006に加えて、アドレス変更を示すキーワード1001と変更前アドレス1002とを送信する必要があり、送信する情報量が多くなってしまうという問題点があった。このため、変更通知の発信局側としては、少ない情報量で変更通知を行えることとが望まれていた。
【0007】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、個人識別情報の変更を他局の通信端末に反映させるための変更通知を特別な操作なく所望の通信端末に行うことができる個人識別情報管理システムを提供することを目的としている。また、個人識別情報の変更通知を少ない情報量で行うことのできる通信端末の個人識別情報管理システムを提供することも目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る個人識別情報管理システムは、各通信端末に割り振られる個人識別情報に変更があった自局の通信端末から他局の通信端末に個人識別情報の変更を通知して、前記変更された個人識別情報を前記他局の通信端末に反映させる個人識別情報管理システムであって、各通信端末が、自局の通信端末に対応した従前の個人識別情報および自局の通信端末に対応した新しく設定された個人識別情報がそれぞれ異なるエリアに記憶された第1の記憶手段と、他局の通信端末にそれぞれ対応した各個人識別情報を記憶する第2の記憶手段と、前記第1の記憶手段の各エリアを比較して、各エリアに記憶された個人識別情報に相違があれば、前記自局の通信端末から前記第2の記憶手段に記憶されている所定の通信端末に個人識別情報に変更があったことを通知する変更通知手段と、を備えている。したがって、個人識別番号の変更を他局の通信端末に反映させるための変更通知を特別な操作なく所望の通信端末に行うことができる。
【0009】
また、本発明に係る個人識別情報管理システムは、前記変更通知手段が通信端末に通知する情報には、前記新しく設定された個人識別情報(以下「新個人識別情報」という。)と、前記従前の個人識別情報(以下「旧個人識別情報」という。)を前記他局の通信端末が生成するための情報と、が含まれ、前記旧個人識別情報を生成するための情報は、前記新個人識別情報が示す文字列と前記旧個人識別情報が示す文字列との照合において一致しない文字が存在する部分の、前記旧個人識別情報の文字列から成る差分文字列と、前記新個人識別情報が示す文字列の文字数と、を含む差分文字列情報である。したがって、個人識別情報の変更通知に旧個人識別情報を含む必要がないため、当該変更通知の送信に必要な通信量を削減できる。結果として、個人識別情報の変更通知を少ない情報量で行うことができる。
【0010】
また、本発明に係る個人識別情報管理システムは、前記通信端末は、前記変更通知手段による個人識別情報変更の通知を行うかについての判断を促すメッセージを表示または出力する表示出力手段を備えている。したがって、変更通知を行う通信端末側でその実行の可否を判断できるため、結果として、通知側の希望しない変更通知が行われることがなくなる。
【0011】
また、本発明に係る個人識別情報管理システムは、前記通信端末は、他の通信端末からの受信履歴を記憶する受信履歴記憶手段と、他の通信端末への送信履歴を記憶する送信履歴記憶手段と、を備え、前記変更通知手段は、前記第2の記憶手段に記憶されている通信端末、前記受信履歴記憶手段に記憶されている受信履歴が示す通信端末または前記送信履歴記憶手段に記憶されている送信履歴が示す通信端末の中から選択された通信端末に個人識別情報変更通知を行う。したがって、過去の通信頻度を考慮して、通信頻度の高い通信端末に対してだけ変更通知を行うことができる。
【0012】
また、本発明に係る個人識別情報管理システムは、前記通信端末は、前記差分文字列情報を含む情報を他の通信端末から受信すると、当該受信した情報を前記他の通信端末による個人識別情報変更通知と判断することが望ましい。
【0013】
また、本発明に係る個人識別情報管理システムは、前記通信端末は、他の通信端末から受け取った個人識別情報変更通知中に含まれている差分文字列情報と前記他の通信端末の新個人識別情報とから、前記他の通信端末の旧個人識別情報を復元し、当該復元された旧個人識別情報が前記第2の記憶手段に登録されている場合は、前記第2の記憶手段に対して、前記旧個人識別情報を前記新個人識別情報に更新する。自局の通信端末からの変更通知によって他局の通信端末の個人識別情報を更新することができる。
【0014】
また、本発明に係る個人識別情報管理システムは、前記通信端末は、前記他の通信端末に対して、前記旧個人識別情報を前記新個人識別情報に更新するかを問い合わせ、前記他の通信端末から更新するとの指示を受け取れば、前記第2の記憶手段に対して前記更新を行う。したがって、変更通知を行った通信端末側からの指示に応じて更新実行できる。
【0015】
さらに、本発明に係る装置は、請求項1〜7のいずれか一項記載の個人識別情報管理システムにおける前記通信端末を構成する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る通信端末の個人識別情報管理システムの実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明に係る一実施形態の個人識別情報管理システムの構成を示すブロック図である。本実施形態の個人識別情報管理システムは、同図に示すように、送受信装置100と、通知相手局115と、個人識別番号管理センター116と、通信媒体124とから構成され、送受信装置100は、特許請求の範囲の第1の記憶手段に該当する自局個人識別番号管理表101および第2の記憶手段に該当する相手局個人識別番号管理表107を記憶する個人識別番号記憶部106と、入力部109と、表示出力手段に該当する表示出力部110と、記憶部112と、変更通知手段に該当する送受信部111および制御処理部113とを有している。
【0018】
以下、本実施形態の個人識別情報管理システムが有する各構成要素について説明する。
自局個人識別番号管理表101は、旧第1識別番号エリア103、旧第1識別番号エリア103を変更して新しく設定された新第1識別番号エリア102、旧第2識別番号エリア105、旧第2識別番号エリア105を変更して新しく設定された新第2識別番号エリア104の各エントリを有する。また、相手局個人識別番号管理表107は、自局の通信端末装置と通信可能に接続された他の局(相手局)の各々に対応した個人識別番号108を記録したエントリを有する。また、個人識別番号記憶部106は、信号線117を介して、制御処理部113に接続されており、フラッシュロムメモリ等の半導体記憶装置で構成することができる。
【0019】
入力部109は、信号線118を介して、制御処理部113に接続されており、キーボード等で構成することができる。また、表示出力部110は、信号線119を介して、制御処理部113に接続されており、液晶表示装置等で構成することができる。また、送受信部111は、信号線121を介して、制御処理部113に接続されている。また、記憶部112は、信号線120を介して、制御処理部113に接続されており、高速処理可能な演算処理用のRAMで構成することができる。
【0020】
本実施形態の個人識別情報管理システムは、送受信部111を用いて通信中継装置114と通信可能である。通信中継装置114は、通信媒体124を介して、他の複数の通信中継装置や個人識別番号を管理する個人識別番号管理センター116に接続されている。また、このように形成された通信網構成により各送受信装置の通信を確立する。通信媒体124は、光ファイバや同軸ケーブル、無線通信路等で形成することができる。なお、送受信装置100、通知相手局115、通信中継装置114および通信媒体124は、各々を複数にすることが可能である。また、本発明に係る各送受信装置100の通信網の形態として、移動体通信、無線LAN等の無線ネットワークやインターネット網等の有線ネットワークを適用することが可能である。
【0021】
以下、本実施形態の通信端末の個人識別情報管理システムの動作について説明する。
まず、各構成要素の動作について説明する。
個人識別番号記憶部106は、送受信装置100における自局個人識別番号管理表101と相手局個人識別番号管理表107とを記憶し、制御処理部113との間で記憶されている情報の送受信を行う。また、入力部109は、操作者が送受信装置100に対して要求を行う際に入力装置として使用される。また、記憶部112は、演算処理が生じた際、演算データを記憶部112と制御処理部113の間で送受信する。また、表示出力部110は、送受信装置から操作者への要求(メッセージ)や、制御処理部113の処理結果の表示を行う。
【0022】
送受信部111は、送受信装置100のデータを外部へ送信するか、外部からの受信を行う。送信の場合、送受信部111は、制御処理部113より信号線121を介して送信データ122を受け取って通信相手局115へ送信する。また、受信の場合は、送受信部111は、通信相手局115から受信データ123を受信して、信号線121を介して制御処理部113に送出する。個人識別番号管理センター116は、通信を確立する各々の送受信装置(送受信装置100を含む。)に割り振られる個人識別番号の管理を行う。
【0023】
次に、全体の動作について説明する。
送受信装置100を含む各々の送受信装置(以下、送受信装置100の場合で説明する)は、個人識別番号記憶部106の個人識別番号管理表101の新第1識別番号エリア102に現在割り振られている個人識別番号を格納し、他の送受信装置と通信を行う。送受信装置100を使用している操作者の希望または個人識別番号管理センター116の都合により送受信装置100の個人識別番号に変更が生じた際、個人識別番号管理センター116は、送受信装置100の新個人識別番号を発行する。この際、新個人識別番号は、通信媒体124および通信中継装置114を介して、送受信装置100の送受信部111に送出される。送受信部111は、この受信した新個人識別番号を制御処理部113に送出する。
【0024】
制御処理部113は、この受信した新個人識別番号を、新個人識別番号を受信する前の時点までに使用していた個人識別番号(ここでは、新第1識別番号エリア102に割り振られていた個人識別番号)を、旧第1識別番号エリア103に移動して格納し、その後、前記受信した新個人識別番号を個人識別番号記憶部106に配置される自局個人識別番号管理表101の新第1識別番号エリア102へ格納する。制御処理部113は、これら一連の操作を完了した後、新第1識別番号エリア102と、旧第1識別番号エリア103との内容を比較し、両者の個人識別番号が異なっていれば、個人識別番号変更通知を他の送受信装置へ送信する旨のメッセージを表示出力部110に表示し、送受信装置100の操作者に対して、変更通知を他の送受信装置へ送信すべきことを知らせる。
【0025】
この動作と共に、制御処理部113は、送受信装置100の操作者が変更通知を送信する相手方を入力部109を介して容易に選択できるように、個人識別番号記憶部106に記憶されている相手局個人識別番号管理表107を表示出力部110へ表示する。送受信装置100の操作者は、上記表示された相手局個人識別番号管理表を視認し、入力部109を使用して変更通知を行いたい相手局を選択し、さらに、入力部109を介して変更通知送信の要求を行う。送受信装置100の操作者による上記変更通知送信の要求により、制御処理部113は相手局への個人識別番号の変更通知を行うために、送受信部111へ必要なデータを送出する。
【0026】
なお、上記の変更通知を行う相手局の選択方法としては、自局送受信装置100の相手局個人識別番号管理表107に登録されている「全ての個人識別番号の選択」という選択項目を用意し、相手局個人識別番号管理表107に登録された全ての相手局に対して、迅速かつ容易に変更通知を行うことも可能である。さらに、送受信装置100から、予め、変更通知の送信を要求する他の局(相手局)を問い合わせて選定することも可能である。
【0027】
なお、ここで扱う個人識別番号が電子メールアドレスであれば第1識別番号エリア102,103を電子メールアドレス用に割り当て、同様に、電話番号であれば第2識別番号エリア104,105を電話番号用に割り当て、複数の個人識別番号の管理を行う。また、上記各エリアの更新は、入力部109からの入力による更新も可能とし、現在の個人識別番号が記録されている新第1現識別番号エリア102を更新することなく、旧個人識別番号が記録されている旧第1識別番号エリア103に、新第1現識別番号エリア102に記録されている内容とは異なる内容を入力することで、以前通知を行わなかった相手局に対して通知を行うこともできる。
【0028】
図2は、本実施形態の通信端末の個人識別情報管理システムにおける変更通知送信文の構成を示した説明図である。同図では、自局送受信装置に割り振られた個人識別番号に変更が生じた際に、変更通知として相手局へ送信する変更通知送信文の構成を示している。
【0029】
通常送信文212は、相手局個人識別番号206と、自局新識別番号207と、送信文件名208と、本文209と、本文の終了を示すEOM(End Of Message)記号210と、送信文の終了を示すEOF(End Of File)211とから構成される。なお、通常送信文212は、本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムで使用される通信文であり、図10に示すような従来の送信文を示すものではない。また、変更通知送信文213は、通常送信文211のEOM記号210とEOF記号211との間に差分文字列情報204が付加された構成であり、図10に示す変更前アドレス1002、即ち、自局送受信装置に割り振られた旧個人識別番号に相当する情報は必要がないため含まれていない。
【0030】
自局送受信装置に割り振られた個人識別番号に変更が生じた際、自局送受信装置では、通常送信文212の構成において、旧個人識別番号201と新個人識別番号202との差分を差分抽出処理203により計算する。例えば、旧個人識別番号201が、「tokyo@docodoco.ne.jp」で、新個人識別番号202が「osaka@docodoco.ne.jp」であった場合、アットマーク以後はどちらも「docodoco.ne.jp」であるから、この場合は、アットマーク以前の「tokyo」が差分文字列情報204として抽出される。このように抽出された差分文字列情報204を、送信文構成の最後に配置されるEOM記号210とEOF記号211との間に付加し、変更通知送信文213として送信を行う。
【0031】
以上説明した動作について、さらに図1および図2を参照して説明する。
送受信装置100が備える制御処理部113は、個人識別番号記憶部106内に記憶されている自局個人識別番号管理表101の新第1識別番号エリア102から新個人識別番号202を、また、旧第1識別番号エリア103から旧個人識別番号201を、信号線117を介して制御処理部113内に読み込む。
【0032】
ここで、読み込んだ新個人識別番号202が例えば「osaka@docodoco.ne.jp」、旧個人識別番号201が例えば「tokyo@docodoco.ne.jp」であった場合、制御処理部113は、新個人識別番号202の文字列と旧個人識別番号201の文字列とそれぞれ個人識別番号の後方から検索して、両者の照合を行う。これは電子メールアドレスのような個人識別番号が変更される場合は、アットマークから後は同一の文字列となる場合が多いからである。また、新個人識別番号202の文字列数もカウントし、このカウントした値214を一時的に記憶部112へ格納しておく。
【0033】
そして、先の照合の結果、制御処理部113は、前述の照合において異なる文字を順に抽出する。このようにして得られた差分文字列215と、先に記憶部112へ格納しておいた新個人識別番号202の文字列数214とを差分文字列情報204として、一時的に記憶部112へ格納しておく。その後、制御処理部113は、通常送信文212を作成し、一時的に記憶部112へ格納しておいた前述の差分文字列情報204を通常送信文212の後部に付加することで、変更通知送信文213を構成する。
【0034】
最後に制御処理部113は、変更通知送信文212を送受信部111に送出し、送受信部111は、変更通知送信文212を通信中継装置114および通信媒体124を介して相手局へ送信する。このようにして、変更通知送信文212の送信時における送信情報量を削減している。
【0035】
図3は、本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムの個人識別番号変更時の動作を示すフローチャートである。以下、図3に示すフローチャートを参照して、本実施形態の通信端末の個人識別情報管理システムの個人識別番号変更時の動作について説明する。
【0036】
まず、各送受信装置に割り当てられる個人識別番号に変更の理由が生じた際、送受信装置100の操作者は通信媒体124を介して接続される個人識別番号管理センター116へ自局個人識別番号変更要求301を送信する(ステップS1)。この要求を受け取った個人識別番号管理センター116は、管理上都合の良い個人識別番号を個人識別番号変更処理302で計算し、新個人識別番号を添付した個人識別番号変更管理通知303を送受信装置100に送信する。
【0037】
個人識別番号変更管理通知303を受け取った送受信装置100の制御処理部113は、当該通知303を受け取るまで使用していた新第1識別番号エリア102に格納されている個人識別番号を旧第1識別番号エリア103に移動して格納し、個人識別番号変更管理通知303によって知らされた新個人識別番号を新第1識別番号エリア102に格納する(ステップS2)。次に、制御処理部113は、新第1識別番号エリア102と旧第1識別番号エリア103を比較し、個人識別番号が異なれば個人識別番号の変更通知を行うよう送受信装置100の操作者に知らせるため、表示出力部110から変更通知を行う旨を表示させる(ステップS3)。
【0038】
この表示と併せて、制御処理部113は、送受信装置100の操作者が変更通知を行うか否かの変更通知問い合わせ処理を行う(ステップS4)。より具体的には、制御処理部113は、表示部110へ“変更通知を表示する”か“変更通知を表示しない”かの選択肢を表示させ、送受信装置100の操作者は、自己の判断により、入力部109を介してその選択を行う。このとき、操作者が“変更通知を行わない”を選択した場合は通常動作処理を行うステップS5に進み、“変更通知を行う”を選択した場合は前述の変更通知処理に対応するステップS6の処理を実行した後、ステップS5に進む。
【0039】
このように、送受信装置100に割り当てられている個人識別番号に変更が生じた際、送受信装置100の操作者は、変更通知を行うための特別な操作を意識せずに変更通知を行うことができ、変更の通知を行う相手局を任意かつ送受信装置100の一連の処理にまかせて容易に選択することができる。
【0040】
また、入力部109から個人識別信号を直接入力することもできるため、例えば、前述の個人識別番号の変更だけでなく、送受信装置そのものを新しい装置に交換したときも、旧送受信装置に割り当てられていた旧個人識別番号を入力するだけで容易に変更通知を行うことができる。さらに、送受信装置100の操作者は、個人識別番号変更時に変更通知を行うか行わないかを任意に選択することができるため、操作者に対して柔軟に対応することができる。
【0041】
図4は、送受信装置100が有する個人識別番号記憶部106の他の構成を示す構成図である。同図に示す個人識別番号記憶部401は、図1の自局個人識別番号管理表101に相当する自局個人識別番号管理表402と、図1の相手局個人識別番号管理表107に相当する相手局個人識別番号管理表403に加えて、特許請求の範囲の受信履歴記憶手段に該当する通信受信履歴表404および送信履歴記憶手段に該当する通信送信履歴表407を有する。
【0042】
通信受信履歴表404には、過去に行った受信(相手局は限定しない)の日付日時405とユーザ名称406とが格納され、通信送信履歴表407には、過去に行った送信の日付日時408とユーザ名称409とが格納される。ここで、日付日時405,408の記録は、制御処理部113が有する一定の周期で時刻をカウントするタイマー回路410により行われる。
【0043】
図5は、本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムによる変更通知処理の動作を示すフローチャートである。なお、図5に示すフローチャートは、図4に示した個人識別番号記憶部401の場合で説明している。以下、図5に示すフローチャートを参照して、本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムによる変更通知処理の動作について説明する。
【0044】
送受信装置100の操作者が変更通知を希望する選択をした場合、送受信装置100の個人識別番号の変更が個人識別番号管理センター116によって行われた後の制御処理部113が行う処理は、変更通知処理であるステップS11の処理へと移行する。次に、制御処理部113は、送受信装置100の操作者に対して、変更通知を行う相手局の選択を促す処理および通知相手局の選択処理を実行する(ステップS12)。通信相手局の選択処理では、制御処理部113が、信号線119を介して表示出力部110にメッセージを表示させる。このメッセージの内容は、図4に示す通信送信履歴表407を参照して選択させる場合(ステップS13)と、通信受信履歴表404を参照して選択させる場合(ステップS14)と、相手局個人識別番号管理表403を参照して選択させる場合(ステップS15)との3つの方法の選択肢を示すものである。
【0045】
即ち、図4に示した個人識別番号記憶部401を使用する場合、変更通知を行う相手局を選択する選択肢は、図1に示す個人識別番号記憶部106を使用する場合と比べて、図1に示す個人識別番号記憶部106を使用する場合の選択肢(前述の図1で説明した選択肢)に加え、通信送信履歴表407を参照して選択させる選択肢と、通信受信履歴表404を参照して選択させる選択肢とを追加できる。
【0046】
送受信装置100の操作者は、この3つの選択肢を参考に、入力部109を用いて所望の選択方法を入力する。その後、制御処理部113は、通信相手局の選択を行うステップS16の処理へと移行して前述の選択された選択肢による相手局個人識別番号管理表403、通信受信履歴表404または通信送信履歴表407を表示出力部110に表示させる。操作者は、この表示を参考に、変更通知を行いたい相手を入力部109を用いてチェック入力していく。
【0047】
このようにして選択された相手方の個人識別番号を相手局個人識別番号管理表403から抽出した後、制御処理部113は、変更通知送信文を作成するステップS17の処理へと移行して、各々の相手方に対し変更通知送信文213を作成する。そして、制御処理部113は、変更通知送信文を送信するステップS18の処理へと移行して変更通知送信文を送信し、送受信部111へデータを送出し、ステップS19で変更通知処理を完了する。なお、個人識別番号記憶部106の相手局個人識別番号管理表403を用いた相手方の選択において、変更通知を行いたくない相手を選択することも可能であり、この場合は、選択されなかった相手方全員に変更通知を行う。
【0048】
このように、送受信装置100の操作者に対し、過去の通信頻度の高い相手局へ変更通知を容易に行うようにし、また、相手局個人識別番号管理表403からの選択が行えるようにし、さらに、送受信装置100の操作者が希望する変更通知の相手方(送受信装置100と通信可能に接続された通信端末装置を有する相手局)を任意に容易に選択するができる。
【0049】
図6は、本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムにおける変更通知受信文の構成と受信局側での処理方法とを示す説明図である。送信局側の個人識別番号に変更が生じた際、受信局側は変更通知受信文608を受信する。変更通知受信文608は、自局個人識別番号601、相手局新個人識別番号602、送信文件名603、本文604、EOM(End Of Message)記号605、相手局新個人識別番号文字列数610と差分文字列611とから成る差分文字列情報606、EOF記号(End Of File)607から構成されている。
【0050】
制御処理部113は、送受信部111から送られてきた変更通知受信文608を参照して、EOM記号605およびEOF記号607を検索する。ここで、EOM記号605とEOF記号607との間に文が存在しなければ、当該受信文を通常の受信文と判断する。一方、EOM記号605とEOF記号607との間に文が存在した場合は、その文を差分文字列情報608と判断し、また、当該受信文を個人識別番号変更通知と判断する。
【0051】
このため、変更通知受信文608において、変更通知文であるというキーワードを付加したり検索したりする必要をなくし、通信量、並びに制御処理部113における検索処理量を軽減できる。
【0052】
図7は、本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムにおける変更通知受信文の受信局側での他の処理手段を示す説明図である。なお、同図に示す変更通知受信文は、図6の変更通知受信文608と構成も含めて同じではないので、図6の変更通知受信文608とは符号を変えている。
【0053】
送信局側から個人識別番号の変更通知を受信すると、受信局側では、自局個人識別番号701、相手局新個人識別番号702、送信文件名703、本文704、EOM(End Of Message)記号705、差分文字列情報706、EOF記号(End Of File)707から構成された変更通知受信文708から差分文字列情報706を切り離し、相手局旧個人識別番号が算出し易くなるように、一旦、記憶部112に保持しておく。これと共に、相手局新個人識別番号702も記憶部112に格納する。
【0054】
以下の説明では、具体的な事例に基づく。
例えば、相手局旧個人識別番号709が「tokyo@docodoco.ne.jp」で、相手局の新個人識別番号702が「osaka@docodoco.ne.jp」であった場合、双方とも「@docodoco.ne.jp」で同一であるため、受信局側では、アットマーク以前の「tokyo」という差分文字列711と、相手局新個人識別番号702である「osaka@docodoco.ne.jp」の文字列数を示す相手局の新個人識別番号の文字列数710(即ち20)を差分文字列情報706として受信する。このように、受信した差分文字列情報706の差分文字列711(tokyo)と文字列数710(20)とから旧個人識別番号を算出する。
【0055】
具体的な算出方法は、制御処理部113が変更通知受信文708における差分文字列情報706の差分文字列711(tokyo)と、文字列数710(20)より20個の文字列枠を作成する。その後、相手局の新個人識別番号702(osaka@docodoco.ne.jp)の後方より20個の文字列枠を埋めていく。また、これとは逆に、文字列枠の前方から差分文字列情報706の差分文字列611(tokyo)を順次埋めていく。以上のように、元の個人識別番号である相手局の旧個人識別番号709(tokyo@docodoco.ne.jp)を完全に復元算出することができる。
【0056】
このように、変更通知受信において少ない情報量により相手方の旧個人識別番号を算出することができるため、受信情報量を削減できる。
【0057】
図8は、本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムにおける変更通知受信文を処理するための受信局側での動作を説明するフローチャートである。なお、図8に示す変更通知受信文は、図6および図7の変更通知受信文をまとめて共通の変更通知受信文としているため、符号を改めている。
【0058】
送信局側の個人識別番号に変更が生じた際、受信局側では、受信した変更通知受信文より相手局新個人識別番号801および差分文字列情報802から相手局旧個人識別番号803を算出する。そして、算出された相手局の旧個人識別番号803が受信局における個人識別番号管理表804に登録されているか否かを検証するため検索805を行う。検索805の結果、同一の相手局個人識別番号803が個人識別番号管理表804における個人識別番号D 806に示すように登録されていた場合、前記受信した変更通知文は、個人識別番号D 806に対応したユーザD 807の個人識別番号変更通知であるものと判断し、本変更通知と本変更通知に対応する内容として、「ユーザD 807の個人識別番号が相手局旧個人識別番号803から相手局新個人識別番号801へと変更になります。」といったメッセージを受信局側の操作者向けに表示する(ステップS21)。
【0059】
その後、受信局側における個人識別番号管理表804を更新しても良いか否かを受信局側の操作者へ問いかける(ステップS22)。この表示を見た受信局側の操作者は、個人識別番号管理表804を更新するか否かを判断し、更新を行うか否かを入力する(ステップS23)。ここで、受信局側の操作者が更新することを選択して入力した場合、相手局の旧個人識別番号803であった個人識別番号D 806を相手局の新個人識別番号801と置き換え、ユーザD 807の個人識別番号を相手局新個人識別番号801とし(ステップS25)、その後、通常処理を実行する(ステップS26)。また、受信局側の操作者が更新しないことを選択して入力した場合は、そのままステップS26の通常処理を実行する。
【0060】
以下に、受信局側で算出した相手局の旧個人識別番号803が受信局における個人識別番号管理表804に登録されているか否かの検証を行う場合の動作について、さらに詳細に説明する。まず、制御処理部113は、信号線120を介して、相手局個人識別番号803を記憶部112に一時的に格納する。その後、個人識別番号記憶部106の相手局個人識別番号管理表107から登録されている順序に従って、各相手局に対応する個人識別番号108を信号線117を介して制御処理部113に読み込む。
【0061】
この読み込まれた個人識別番号108と、先に記憶部112へ格納されていた相手局旧個人識別番号803とを1文字ずつ制御処理部113にて比較し、全ての文字列が一致した場合に限り、相手局の旧個人識別番号803と同一の個人識別番号が受信局側個人識別番号管理表107に存在したと判断し、制御処理部113は変更通知表示処理として、信号線119を介して表示出力部110に変更通知表示を行う。一致しなかった場合は、再び個人識別番号管理表107から順次、別の相手局に対応する個人識別番号を読み込み、以上説明した処理を繰り返す。なお、以上説明した処理の繰り返しの結果、最終的に受信局における相手局個人識別番号管理表107に一致する個人識別番号が存在しなかった場合は、ステップS21の変更通知表示処理(新規登録通知処理)を実行し、具体的には「ユーザD 807の個人識別番号は、相手局新個人識別番号801です。」といったメッセージを表示する。
【0062】
ステップS21の処理の後、制御処理部113は、制御の流れをステップS22の管理表更新問いかけ処理へと移行させ、受信局側の操作者に対し個人識別番号管理表804の更新を行うか否かの問いかけを目的として、信号線119を介して表示出力部110へ「ユーザD 807の個人識別番号を個人識別番号D 806から相手局新個人識別番号801へ更新しますか?」といった内容のメッセージを表示し、また、「はい」、「いいえ」の選択肢を表すメッセージを表示する。
【0063】
この管理表問いかけ処理(ステップS22)により表示された表示を視認した操作者は、ステップS23の管理表更新入力処理において、入力部109を介して、「はい」または「いいえ」の選択肢のいずれか一方を選択する入力操作を行う。この入力信号は信号線118を介して制御処理部113へ送出され、その後、各選択の処理を実行する。ここで、操作者が「はい」を選択入力した場合、制御処理部113は、制御の流れをステップS25の管理表更新処理へと移行させる(ステップS24)。
【0064】
ステップS25の管理表更新処理では、制御処理部113は、検索の結果、照合した相手局に対応する個人識別番号部を消去し、図7に示すように、一旦記憶部へ格納されていた相手局新個人識別番号702(図8では801)を信号線120を介して制御処理部113へダウンロードする。その後、相手局新個人識別番号702(図8では801)を信号線117を介して先に消去した個人識別番号部へ格納して処理を完了し、ステップS26の通常処理へ移る。また、管理表更新入力処理(ステップS24)にて「いいえ」を選択入力した場合は、管理表更新処理(ステップS25)をスキップし、直ちに通常処理(ステップS26)に移る。
【0065】
これにより、受信局側の操作者の要望に応じた個人識別番号管理表の管理を可能にし、また、多様な要望を持つ相手局(送受信装置100の契約ユーザであることも有り得る)に対し、柔軟な操作性を提供することを可能にし、さらに、変更通知があった際、その通知と同期して処理が実行されるため、操作者に対し容易な操作性を実現できる。
【0066】
図9は、本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムを備えた携帯端末機の外観を示す外観図である。図9に示す携帯端末機901は、各部の制御および演算を行う制御処理部902と、個人識別番号管理表等を記憶する個人識別番号記憶部903と、演算用データを扱う記憶部904と、外部とのデータ送受信を行う送受信部905と、主に画像、文字列を表示する表示出力部906と、操作者の要求を入力するためのキー907とから構成される。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る通信端末の個人識別情報管理システムによれば、個人識別情報の変更を他局の通信端末に反映させるための変更通知を特別な操作なく所望の通信端末に行うことができる。また、個人識別情報の変更通知を少ない情報量で行うことのできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の個人識別情報管理システムの構成を示すブロック図
【図2】本実施形態の通信端末の個人識別情報管理システムにおける変更通知送信文の構成を示した説明図
【図3】本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムの個人識別番号変更時の動作を示すフローチャート
【図4】送受信装置100が有する個人識別番号記憶部106の他の構成を示す構成図
【図5】本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムによる変更通知処理の動作を示すフローチャート
【図6】本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムにおける変更通知受信文の構成と受信局側での処理方法とを示す説明図
【図7】本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムにおける変更通知受信文の受信局側での他の処理手段を示す説明図
【図8】本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムにおける変更通知受信文を処理するための受信局側での動作を説明するためのフローチャートである
【図9】本実施形態に係る通信端末の個人識別情報管理システムを備えた携帯端末機の外観を示す外観図
【図10】従来のアドレス管理システムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
100 送受信装置
101 自局個人識別番号管理表
102 新第1識別番号エリア
103 旧第1識別番号エリア
104 新第2識別番号エリア
105 旧第2識別番号エリア
106 個人識別情報記憶部
107 相手局個人識別番号管理表
109 入力部
110 表示出力部
111 送受信部
112 記憶部
113 制御処理部
114 通信中継装置
115 通知相手局
116 個人識別番号管理センター
117 信号線
118 信号線
119 信号線
120 信号線
121 信号線
124 通信媒体

Claims (8)

  1. 各通信端末に割り振られる個人識別情報に変更があった自局の通信端末から他局の通信端末に個人識別情報の変更を通知して、前記変更された個人識別情報を前記他局の通信端末に反映させる個人識別情報管理システムであって、
    各通信端末が、
    自局の通信端末に対応した従前の個人識別情報および自局の通信端末に対応した新しく設定された個人識別情報がそれぞれ異なるエリアに記憶された第1の記憶手段と、
    他局の通信端末にそれぞれ対応した各個人識別情報を記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段の各エリアを比較して、各エリアに記憶された個人識別情報に相違があれば、前記自局の通信端末から前記第2の記憶手段に記憶されている所定の通信端末に個人識別情報に変更があったことを通知する変更通知手段と、
    を備えたことを特徴とする個人識別情報管理システム。
  2. 前記変更通知手段が通信端末に通知する情報には、
    前記新しく設定された個人識別情報(以下「新個人識別情報」という。)と、前記従前の個人識別情報(以下「旧個人識別情報」という。)を前記他局の通信端末が生成するための情報と、が含まれ、
    前記旧個人識別情報を生成するための情報は、前記新個人識別情報が示す文字列と前記旧個人識別情報が示す文字列との照合において一致しない文字が存在する部分の、前記旧個人識別情報の文字列から成る差分文字列と、前記新個人識別情報が示す文字列の文字数と、を含む差分文字列情報であることを特徴とする請求項1記載の個人識別情報管理システム。
  3. 前記通信端末は、
    前記変更通知手段による個人識別情報変更の通知を行うかについての判断を促すメッセージを表示または出力する表示出力手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の個人識別情報管理システム。
  4. 前記通信端末は、
    他の通信端末からの受信履歴を記憶する受信履歴記憶手段と、
    他の通信端末への送信履歴を記憶する送信履歴記憶手段と、を備え、
    前記変更通知手段は、
    前記第2の記憶手段に記憶されている通信端末、前記受信履歴記憶手段に記憶されている受信履歴が示す通信端末または前記送信履歴記憶手段に記憶されている送信履歴が示す通信端末の中から選択された通信端末に個人識別情報変更通知を行うことを特徴とする請求項1、2または3記載の個人識別情報管理システム。
  5. 前記通信端末は、
    前記差分文字列情報を含む情報を他の通信端末から受信すると、当該受信した情報を前記他の通信端末による個人識別情報変更通知と判断することを特徴とする請求項2、3または4記載の個人識別情報管理システム。
  6. 前記通信端末は、
    他の通信端末から受け取った個人識別情報変更通知中に含まれている差分文字列情報と前記他の通信端末の新個人識別情報とから、前記他の通信端末の旧個人識別情報を復元し、
    当該復元された旧個人識別情報が前記第2の記憶手段に登録されている場合は、前記第2の記憶手段に対して、前記旧個人識別情報を前記新個人識別情報に更新することを特徴とする請求項5記載の個人識別情報管理システム。
  7. 前記通信端末は、
    前記他の通信端末に対して、前記旧個人識別情報を前記新個人識別情報に更新するかを問い合わせ、前記他の通信端末から更新するとの指示を受け取れば、前記第2の記憶手段に対して前記更新を行うことを特徴とする請求項6記載の個人識別情報管理システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項記載の個人識別情報管理システムにおける前記通信端末を構成する装置。
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