JP2000003314A - 電子メール受信装置、電子メール受信方法、及び、電子メール受信プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子メール受信装置、電子メール受信方法、及び、電子メール受信プログラムを記録した記録媒体

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JP2000003314A
JP2000003314A JP10165666A JP16566698A JP2000003314A JP 2000003314 A JP2000003314 A JP 2000003314A JP 10165666 A JP10165666 A JP 10165666A JP 16566698 A JP16566698 A JP 16566698A JP 2000003314 A JP2000003314 A JP 2000003314A
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Masatoshi Oda
雅俊 織田
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが必要としない添付ファイルを受信し
なくて済む電子メール受信装置を提供する。 【解決手段】 記憶部6内に電子メールに添付される添
付ファイルの受信条件を記述した条件テーブル61を記
憶させる。そして、処理部4には、電子メール中のヘッ
ダ情報の受信処理および、受信したヘッダ情報から添付
ファイルに関する情報である添付ファイル情報を取得す
る添付ファイル情報取得部41と、条件テーブル61を
参照し、添付ファイル情報が受信条件を満たすか否か判
断する受信可否判断部42と、電子メールの本文情報の
受信処理を行う本文処理部44と、受信可と判断した場
合に添付ファイルの受信処理を行う添付ファイル処理部
45とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信される電子メ
ールにファイルが添付されている場合の電子メール受信
に関し、特に添付ファイルの受信可否を判断し、受信可
と判断した場合に添付ファイルの受信を行う電子メール
受信装置、電子メール受信方法、及び、電子メール受信
プログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信網の発達により、情報伝達の
一手段として個人および企業において、電子メールが広
く利用されるようになってきている。また、MIME
(Miltipurpose Internet Mail Extention)といった電
子メールのインターネットプロトコルの規格化により、
文書作成ソフトウェアや表作成ソフトウェアで作成した
文書ファイル、各種画像データファイル、音声データフ
ァイル等を電子メールバイナリデータとして電子メール
に添付して送信することが一般的になってきた。このよ
うなファイルが添付された電子メールが送信された場
合、電子メールの受信側では、この添付ファイルも含め
て送信された全ての情報を受信する処理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電子メール
は、多数の人間に一括して情報を送ることが可能である
が、添付ファイルのある電子メールを受信することが好
ましくない場合がある。特に携帯情報端末の使用時にお
いて、有用でない添付ファイル付き電子メールの受信
は、通信時間が長くなることによる通信料金の増加およ
び電池の無駄な消耗となる。ここで、”有用でない添付
ファイル”とは、 1)受信はしたが、そのファイルを開くことができるソ
フトウェアを組み込んでいないために開けない添付ファ
イル 2)自分が処理すべきデータファイル(添付フィル)で
はなく、複数の送信先の内の別な人が処理すべきデータ
ファイルである場合等が考えられる。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、”有用でない添付ファイル”の受信をしなくて
済む電子メール受信装置、電子メール受信方法、及び、
電子メール受信プログラムを記録した記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の装置は、電子メールに添付される添付ファ
イルの受信条件を記述した条件テーブルを記憶する記憶
部と、電子メール中のヘッダ情報の受信処理および、該
受信したヘッダ情報から添付ファイルに関する情報であ
る添付ファイル情報を取得する添付ファイル情報取得部
と、前記条件テーブルを参照し、前記取得した添付ファ
イル情報が受信条件を満たすか否か判断することで、電
子メールに添付された添付ファイルの受信可否を判断す
る受信可否判断部と、電子メールの本文情報の受信処理
を行う本文処理部と、前記受信可否判断部において、受
信可と判断した場合に、添付ファイルの受信処理を行う
添付ファイル処理部とを備えたことを特徴とする電子メ
ール受信装置である。また、前記受信可否判断部は、受
信否と判断した場合に、前記取得した添付ファイル情報
を出力する添付ファイル情報出力部を備えたことを特徴
としている。また、前記添付ファイル情報出力部は、前
記受信した本文情報に前記取得した添付ファイル情報を
加えることにより添付ファイル情報の出力を行うことを
特徴としている。
【0006】また、前記電子メール受信装置は、前記条
件テーブルの編集を行うための条件テーブル編集部をさ
らに備えたことを特徴としている。また、前記添付ファ
イル情報とは、添付ファイルのファイル名であり、前記
条件テーブルには、ファイルの種類の識別情報を利用し
て、電子メールに添付される添付ファイルの受信条件が
記述されていることを特徴としている。また、前記ファ
イルの種類の識別情報とは、ファイルの拡張子であるこ
とを特徴としている。また、前記ファイルの種類の識別
情報は、あらかじめ定められたファイルの命名規則に基
づき設定されることを特徴としている。
【0007】次に、本発明の方法は、送信される電子メ
ールにファイルが添付されている場合の電子メール受信
方法であって、電子メールのメールヘッダ情報および本
文情報を受信し、電子メール中の添付ファイルに関する
ヘッダ情報である添付ファイルヘッダの受信を行い、該
受信した添付ファイルヘッダから添付ファイルに関する
情報である添付ファイル情報を取得し、電子メールに添
付される添付ファイルの受信条件を記述した条件テーブ
ルを参照し、前記取得した添付ファイル情報が受信条件
を満たすか否か判断することで、電子メールに添付され
た添付ファイルの受信可否を判断し、受信可と判断した
場合に、添付ファイルの受信を行うことを特徴とする電
子メール受信方法である。また、前記受信可否の判断に
おいて、受信否と判断した場合に、前記取得した添付フ
ァイル情報を出力することをさらに行うことを特徴とし
ている。
【0008】次に、本発明の記録媒体は、送信される電
子メールにファイルが添付されている場合の電子メール
受信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体であって、前記電子メール受信プログラムは、
電子メールのメールヘッダ情報および本文情報を受信
し、電子メール中の添付ファイルに関するヘッダ情報で
ある添付ファイルヘッダの受信を行い、該受信した添付
ファイルヘッダから添付ファイルに関する情報である添
付ファイル情報を取得し、電子メールに添付される添付
ファイルの受信条件を記述した条件テーブルを参照し、
前記取得した添付ファイル情報が受信条件を満たすか否
か判断することで、電子メールに添付された添付ファイ
ルの受信可否を判断し、受信可と判断した場合に、添付
ファイルの受信を行うことをコンピュータに実行させる
電子メール受信プログラムを記録した記録媒体である。
また、前記電子メール受信プログラムは、前記受信可否
の判断において、受信否と判断した場合に、前記取得し
た添付ファイル情報を出力することをさらにコンピュー
タに実行させることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
電子メール受信装置、電子メール受信方法について、図
面を参照して説明する。
【0010】(第1の実施の形態)図1は、本発明の一
実施形態による電子メール受信装置の構成を示す図であ
る。図1より本発明の電子メール受信装置本体1は、電
子メールの受信処理を行う処理部4、有線あるいは無線
により送られる電子メールを受信するための受信部5、
電子メールの受信処理の際に必要となる情報を納めた記
憶部6とにより構成されている。また、電子メール受信
装置本体1には、キーボード、ポインティング装置等に
より構成される入力装置2、液晶表装置、CRT(Cath
ode Ray Tube)等で構成される表示装置3が接続、ある
いは内蔵される。ここで、記憶部6は、電子メールに添
付される添付ファイルの受信条件を記述した条件テーブ
ル61を少なくとも記憶している。なお、記憶部6は書
き換え可能な不揮発性の記憶装置、例えばフラッシュメ
モリ、ハードディスク等により構成される。
【0011】また、処理部4は、添付ファイル情報取得
部41、受信可否判断部42、本文処理部44、添付フ
ァイル処理部45、条件テーブル編集部46とにより構
成されている。ここで、添付ファイル情報取得部41
は、受信部5を利用して電子メール中のヘッダ情報の受
信処理および、受信したヘッダ情報から添付ファイルに
関する情報である添付ファイル情報を取得する処理を行
う。ここで「ヘッダ情報」とは、電子メールの本文情報
および添付ファイル以外の情報のことをいう。詳細に付
ついては別途具体例を示して説明する。また、「添付フ
ァイル情報」とは、ヘッダ情報中に含まれる情報であっ
て、添付ファイルを受信するか否か判断するために必要
となる情報のことをいう。例えば、添付ファイルのファ
イル名を利用して添付ファイルを受信するか否か判断す
る場合には、ファイル名が「添付ファイル情報」とな
る。また、「受信処理」とは受信部5を利用して送信さ
れるデータを受信するとともに、その受信結果を記憶部
6または処理部4内の図示しないメモリに記憶させる処
理のことをいう。
【0012】また、受信可否判断部42は、記憶部6に
記憶された条件テーブル61を参照し、取得した添付フ
ァイル情報が受信条件を満たすか否か判断することで、
電子メールに添付された添付ファイルの受信可否を判断
する処理を行う。本文処理部44は、受信部5を利用し
て電子メールの本文情報の受信処理を行う。添付ファイ
ル処理部45は、受信可否判断部42において受信可と
判断された場合に、受信部5を利用して添付ファイルの
受信処理を行う。条件テーブル編集部46は、条件テー
ブル61の内容を表示装置3に表示するとともに入力装
置2からの指示により条件テーブル61の編集処理を行
う。ところで、受信可否判断部42は、受信否と判断し
た場合に、添付ファイル情報取得部41により取得した
添付ファイル情報を出力する添付ファイル情報出力部4
3を備えている。ここで、「添付ファイル情報の出力」
とは、添付ファイル情報をユーザに示す処理のことをい
う。具体的には、 1)受信した本文情報に添付ファイル情報を付加する 2)記憶部6に添付ファイル情報を記憶させ、ユーザか
ら要求があった場合に表示装置3に表示させる等の処理
により実現する。この処理部4は、専用のハードウェ
ア、すなわち、この処理部4の機能を実現するためのプ
ログラムを記録したROM(Read Only Memory)および
メモリおよびCPU(中央演算装置)により実現される
ものとする。
【0013】次にこの電子メール受信装置の受信動作を
説明する。図2は、図1の電子メール受信装置の動作を
示すフローチャートである。なお、電子メールはMIM
E(Miltipurpose Internet Mail Extention)に基づき
送信されるものとして電子メール受信装置の動作を説明
する。
【0014】送信された電子メールは通常メールサーバ
に蓄積され、電子メール受信装置がメールサーバに対し
電子メールを取得しにいくことで受信動作が開始する。
なお、電子メール受信装置によるメールサーバへのアク
セスは、所定時間間隔で定期的に行われたり、電子メー
ル受信装置のユーザの指示に基づき行われる。まず、電
子メールが着信すると、添付ファイル情報取得部41に
より、送信されるメールヘッダの受信処理が行われる
(S101)。例えば、図4のようなメールが作成され
送信されると、図5に示すような情報を含む電子メール
が送信されることになる。なお、図4において、符号7
1は電子メールの送信相手および電子メールのタイトル
(Subject)を示す情報であり、符号72が電子メール
の本文情報となる。また、図4では示されていない
が、”ALL_S.txt”というファイルを電子メールに添付
して送信するように指定されたものとする。
【0015】この場合、図5に示すような情報を含む電
子メールが電子メール受信装置に対しシリアルに送信さ
れる。ここで、符号81は電子メールの送信経路を示す
情報、符号82は電子メールの識別ID、符号83は電
子メールの送信者、送信相手、送信日時、タイトルを示
す情報、符号84はMIMEのバージョン情報、符号8
5は電子メールの内容(Content)およびその内容(Con
tent)の境界を示す情報である。なお、この符号81か
ら85を「メールヘッダ」と呼ぶものとする。また、符
号86は本文情報に関するヘッダ情報で、符号87は本
文情報である。そして、符号88が添付ファイルに関す
るヘッダ情報で、符号89が添付ファイルの符号化(エ
ンコード)データである。なお、添付ファイルに関する
ヘッダ情報を「添付ファイルヘッダ」と呼ぶものとす
る。そして、「メールヘッダ」、「本文情報に関するヘ
ッダ情報」、「添付ファイルヘッダ」を総称して「ヘッ
ダ情報」と呼ぶものとする。図5を例にすると、ステッ
プS101では、添付ファイル情報取得部41が受信部
5を利用して符号81から85までのメールヘッダの受
信処理を行うとともに、その中から必要な情報を取り出
しその内容を一時的に記憶する処理を行う。例えば、符
号85における「boundary="----aaa----"」を電子メー
ルに含まれる内容(Contents)の境界記号として利用す
るために取り出し記憶する。
【0016】次に、本文処理部44により電子メール内
の本文情報の受信処理が行われる。図5を例にすると、
本文情報に関するヘッダ情報86、本文情報87の受信
処理が行われる。次に、処理部4は添付ファイルがある
か否か判断を行う(ステップS103)。この判断は、
例えば図5を例にすると、すでに受信した符号85の
「Content-type」に続く部分の内容を解析することで添
付ファイルがあるか否かにより判断する。あるいは、ま
だ電子メールの送信が終了していないか否か判断するこ
とで添付ファイルがあるか否かに基づき判断してもよ
い。なお、添付ファイルなしと判断した場合には受信処
理を終了し、そうでない場合には次の処理に進む。ステ
ップS103で、添付ファイルありと判断された場合、
添付ファイル情報取得部41により添付ファイルヘッダ
の受信処理が行われる(ステップS104)。図5の例
では符号88に示す添付ファイルヘッダの受信処理がこ
のステップで行われる。
【0017】次に、添付ファイル情報取得部41は、受
信した添付ファイルヘッダより添付ファイル情報の取得
を行う(ステップS105)。ここで、添付ファイル情
報としてファイル名が利用されている場合には、添付フ
ァイル情報より添付されたファイルのファイル名が取得
されることになる。図5の例では、添付ファイルヘッダ
88内の「name」に続く部分からファイル名”ALL_S.tx
t”が取得されることになる。そして、受信可否判断部
42は、条件テーブル61を参照し、ステップS105
で取得した添付ファイル情報が受信条件を満たすか否か
判断する(ステップS106)。例えば、条件テーブル
61が図3のように構成されている場合、すなわち、フ
ァイル名の拡張子を利用して添付ファイルの受信可否情
報が設定されている場合、受信可否判断部42は、ステ
ップS105で取得したファイル名の拡張子が条件テー
ブル61に設定されている拡張子のいずれかに該当する
場合に、添付ファイルを受信すると判断する。図5の例
ではファイル名が”ALL_S.txt”で、その拡張子は”tx
t”であることから、図3に示す条件テーブル61に設
定された受信条件を満たすことになる。ステップS10
6で、添付ファイルの受信と判断した場合、添付ファイ
ル処理部45により添付ファイルの受信処理が行われる
(ステップS107)。そして、処理部4は、電子メー
ルの送信が終了したか否か判断することにより、受信終
了を判断し、さらに電子メールの送信がされている場合
には、次の添付ファイルに対する処理を行うためにステ
ップS104に戻る。一方、受信終了の場合には受信処
理を終了する(ステップS109)。
【0018】ステップS108で添付ファイルの受信を
行わないと判断した場合、添付ファイル情報出力部43
は、ステップS105で取得した添付ファイル情報の出
力処理を行う(ステップS108)。例えば、受信した
本文情報の末尾に添付ファイル情報(ファイル名)を付
加することにより添付ファイル情報の出力を行う場合、
その際の受信した電子メールの表示装置3への表示例は
図6のようになる。なお、図6において、符号101が
本文情報で、符号102が本文情報に付加された添付フ
ァイル情報である。以上のようにして、電子メール受信
装置は電子メールの受信処理を行う。
【0019】次に、電子メールに複数のファイルが添付
されて送信される場合の電子メール受信装置の動作を具
体例を示し説明する。ここでは、図4に示す内容の電子
メールを送信する場合であって、この電子メールに”AL
L_S.txt”および”G2_Table.fff”という2つのファイ
ルを添付して送信するものとする。この場合、図7に示
すような情報を含む電子メールが電子メール受信装置に
対してシリアルに送信されることになる。ここで、符号
90は2つ目の添付ファイルに関する添付ファイルヘッ
ダであり、符号91は2つ目の添付ファイルのエンコー
ドデータである。なお、図7において図5の各部に対す
る部分には同一の符号を付けてある。また、条件テーブ
ルは図3に示すように設定されているものとして、図2
を用いて電子メール受信装置の動作を説明する。
【0020】図7の符号89に示す”ALL_S.txt”のエ
ンコードデータの受信動作までは上述の通りであり、次
の符号90の添付ファイルヘッダからの受信動作を説明
する。 ステップS107で符号89に示すエンコード
データの受信を終了した後、まだ添付ファイルがあるの
で、ステップS109では受信が終了していないと判断
され、ステップS104に戻る。添付ファイル情報取得
部41は、符号90に示す添付ファイルヘッダの受信処
理を行う(ステップS104)。次に、添付ファイル情
報取得部41は、受信した添付ファイルヘッダ90内の
「name」に続く部分より添付ファイル情報(ファイル
名:”G2_Table.fff”)の取得を行う(ステップS10
5)。そして、受信可否判断部42は、図3に示す条件
テーブル61を参照し、ステップS105で取得した添
付ファイル情報が受信条件を満たすか否か判断する(ス
テップS106)。ここでは、添付ファイル情報である
ファイル名の拡張子は”fff”であり、図3に示す条件
テーブル61にはこの拡張子が登録されていないので、
受信可否判断部42は、”非受信”と判断する。次に、
添付ファイル情報出力部43は、受信した本文情報の末
尾に添付ファイル情報(”G2_Table.fff”)を付加して
(S108)、受信処理を終了する。このように、電子
メール受信装置は添付ファイルが受信条件を満たなくな
った時点で受信動作を終了する。
【0021】以上のように、電子メール受信装置に組み
込まれているソフトウェアが取り扱うことのできるファ
イル情報を条件テーブル61に設定することで、受信は
したがそのファイルを開くことができるソフトウェアを
組み込んでいないために開けないという状況が生じるこ
とがなくなる。特に、電子メール受信装置として携帯情
報端末を想定した場合、通信時間の短縮による通信料金
の低減および電池の無駄な消耗の回避が可能となる。ま
た、添付ファイル情報出力部43により、添付ファイル
情報の出力処理を行うことで、受信を許可していない添
付ファイルの場合でも、その情報がユーザに提示される
ので、ユーザはその添付ファイルが何であったかそのフ
ァイルに関する情報、例えばファイル名を知ることがで
きる。なお、条件テーブル編集部46は、電子メール受
信装置の使用前の初期段階、あるいは条件テーブル61
の編集が必要になったとき起動され、これにより条件テ
ーブル61の編集、変更が行われる。すなわち、条件テ
ーブル編集部46を設けることにより、受信したい添付
ファイルの設定を自由に変えることができるようにな
る。
【0022】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は、電子メールがMIMEに基づき送信される場合を例
に電子メール受信装置の動作を説明した。本実施の形態
では、電子メールの本文情報の前に、添付ファイルに関
する情報が含まれている場合を例にしてその動作を説明
する。なお、本実施例における電子メール受信装置の構
成は図1の通りであり説明を省略する。
【0023】図8は、図4に示す電子メールにファイ
ル”ALL_S.txt”を添付して送信した場合に電子メール
受信装置に対し送信される情報を示した図である。本実
施の形態では、図8に示すように、本文情報87の前
に、本文に関するヘッダ情報86、添付された”ALL_S.
txt”に関する添付ファイルヘッダ88が送信される。
なお、符号92、93はそれぞれ本文情報と”ALL_S.tx
t”のエンコードデータとの境界を示す記号であり、こ
の境界記号は符号85に示す部分で定義されている。な
お、図8において図5の各部に対応する部分には同一の
符号を付け、その説明を省略する。
【0024】図9は第2の実施の形態における電子メー
ル受信装置の動作を示した図である。この図を用いて、
本実施の形態における電子メール受信装置の動作を説明
する。電子メールが着信すると、添付ファイル情報取得
部41により、送信されるヘッダ情報の受信処理が行わ
れる(S201)。図8の例では、添付ファイル情報取
得部41が受信部5を利用してヘッダ情報である符号8
1から86、および88までの受信処理を行う。さら
に、その中から必要な情報を取り出しその内容を一時的
に記憶する。例えば、符号85における「boundary="--
--aaa----"」を電子メールに含まれる内容(Contents)
の境界記号として利用するために取り出し記憶する。次
に、受信可否判断部4は、受信したヘッダ情報を解析す
ることで添付ファイルがあるか否か判断する(ステップ
S202)。この判断は、例えば、符号85の「Conten
t-type」に続く部分の内容を解析する、あるいは、ヘッ
ダ情報内に符号88に示すような添付ファイルヘッダが
含まれているか否かにより判断できる。なお、ステップ
S202で添付ファイルなしと判断された場合には、本
文処理部44により電子メール内の本文情報の受信処理
が行われ(ステップS203)、受信処理を終了する。
【0025】次に、添付ファイル情報取得部41は、受
信したヘッダ情報内から添付ファイルヘッダ部分を抽出
し、その中から添付ファイル情報の取得を行う(ステッ
プS204)。図8の例では、”name”をキーワードに
して、ヘッダ情報の中から添付ファイルヘッダが抽出さ
れ、さらに添付ファイル情報(ファイル名:”ALL_S.tx
t”)が取得される。そして、受信可否判断部42は、
条件テーブル61を参照し、ステップS204で取得し
た添付ファイル情報が受信条件を満たすか否か判断する
(ステップS205)。例えば、図3のようにファイル
名の拡張子を利用して添付ファイルの受信可否情報が条
件テーブル61に設定されているものとする。このと
き、受信可否判断部42は、ステップS204で取得し
たファイル名の拡張子が条件テーブル61に設定されて
いる拡張子のいずれかに該当する場合に、添付ファイル
を受信すると判断する。図8の例ではファイル名が”AL
L_S.txt”で、その拡張子は”txt”であることから、図
3に示す受信条件を満たすことになる。ステップS20
5で、添付ファイルの受信と判断した場合、受信可否判
断部42は、図1の処理部4内の図示しない添付ファイ
ルフラグを「ON」にする(ステップS206)。な
お、この添付ファイルフラグはデフォルト状態で「OF
F」になっているものとする。
【0026】次に、添付ファイル処理部45は、添付フ
ァイルフラグを参照し(ステップS208)、添付ファ
イルフラグが「ON」になっていた場合、添付ファイル
の受信処理を行い(ステップS210)、受信処理を終
了する。図8の例では、符号91のエンコードデータを
受信した後、受信処理を終了することになる。また、添
付ファイル情報出力部43も、添付ファイルフラグを参
照し(ステップS208)、添付ファイルフラグが「O
FF」になっていた場合、ステップS204で取得した
添付ファイル情報の出力処理を行い(ステップS20
9)、受信処理を終了する。なお、この添付ファイル情
報の出力処理は第1の実施の形態で説明した通りであ
る。以上のようにして、電子メール受信装置は電子メー
ルの受信動作を行う。
【0027】なお、電子メールに複数のファイルが添付
されて送信される場合の動作は以下のようになる。な
お、以下では上述した動作と異なる点のみを説明するス
テップS204において、添付ファイル情報取得部41
は、受信したヘッダ情報から、全ての添付ファイルの添
付ファイル情報を取得し、処理部4内のメモリ(図示せ
ず)の所定アドレスにその情報を順番にセットする(S
204)。受信可否判断部42は、メモリより1つ目の
添付ファイル情報を取得し、受信可否を判断し(ステッ
プS206)、”受信”と判断した場合には添付ファイ
ルフラグを「ON」にする(ステップS206)。 本
文情報が受信されていなければステップS207の処理
が行われるが、そうでなければ、ステップS207を飛
ばしてステップS208に進む。そして、ステップS2
08の判断結果により、ステップS209に進んだ場合
には、受信していない添付ファイル以外の添付ファイル
情報の出力処理を行い(ステップS209)、受信処理
を終了する。
【0028】一方、ステップS208の判断結果によ
り、ステップS210に進んだ場合には、受信対象とな
っている添付ファイルの受信処理を行う(ステップS2
10)。そして、さらに送信が行われている場合には添
付ファイルフラグを「OFF」にしてステップS205
に戻り、そうでない場合には受信処理を終了する。ステ
ップS205に戻った場合、受信可否判断部42は次の
添付ファイル情報に基づき同様の処理を行う。以上の様
にして、電子メールに複数のファイルが添付されている
場合の受信処理が行われる。
【0029】このように送信される電子メールの本文情
報の前に添付ファイルに関する情報が含まれ、かつ電子
メールに複数のファイルが添付されている場合、第1の
実施形態と比較すると、本実施の形態の例では、ステッ
プS205で”非送信”と判断される添付ファイルがあ
っても、添付ファイル情報出力部43により電子メール
に添付された全ての添付ファイル情報をユーザに提示す
ることが可能になる。
【0030】(第3の実施の形態)第1の実施の形態、
第2の実施の形態では、ファイル名の拡張子を利用して
電子メールに添付される添付ファイルの受信条件が条件
テーブル61に設定されている場合について説明した。
本実施の形態では、あらかじめ定められたファイルの命
名規則を利用して、条件テーブル61に電子メールに添
付される添付ファイルの受信条件が設定される場合につ
いて説明する。例えば、複数のグループにより構成され
るチーム内で添付ファイルの命名規則の一部が以下のよ
うに定められているものとする。
【0031】○ファイル名が”ALL_”で始まるファイル
は、グループの全員が参照すべきファイル ○ファイル名が”G1_”で始まるファイルは、チーム内
の第1グループの全員が参照すべきファイル ○ファイル名が”G2_”で始まるファイルは、チーム内
の第2グループの全員が参照すべきファイル ○ファイル名が”A_”で始まるファイルは、チーム内
の”A”という人が処理すべきファイル ○ファイル名が”B_”で始まるファイルは、チーム内
の”B”という人が処理すべきファイル
【0032】ここで、チーム内で第1グループに属す
る”A”という人が、この添付ファイルの命名規則に基
づき、図10のように条件ファイル61を設定したもの
とする。図10において、"*"は、ファイル名の対応す
る部分が何でもよいことを示している。図10に示すよ
うに設定することにより、電子メールに添付されたファ
イルであって、”A_”で始まるファイル、”ALL_”で始
まるファイル、”G1_”で始まるファイルは、受信対象
となる。
【0033】例えば、第1の実施の形態で説明したよう
に、電子メールがMIMEに基づき図7に示すような情
報が送信される場合の動作は以下のようになる。図2の
動作フローにおいて、ステップS105で添付ファイル
情報取得部41により1つ目の添付ファイル情報(添付
ファイル名:”ALL_S.TXT”)が取得される。そして、
ステップS107において、添付ファイル名:”ALL_S.
TXT”は図10の条件テーブルに設定された受信条件を
満たすことから、受信可否判断部42により「受信」と
判断される。1つ目の添付ファイルの受信が終了する
と、ステップS105で添付ファイル情報取得部41に
より2つ目の添付ファイル情報(添付ファイル名:”G2
_Table.fff”)が取得される。そして、ステップS10
7において、添付ファイル名:”G2_Table.fff”は図1
0の条件テーブルに設定された受信条件を満たさないこ
とから、受信可否判断部42により「非受信」と判断さ
れ、ステップS108で添付ファイル情報の出力処理が
行われて、受信処理を終了する。なお、上記で説明しな
いステップの処理は第1の実施の形態で説明した通りで
ある。
【0034】別の例として、第2の実施の形態で説明し
たように電子メールの本文情報の前に、添付ファイルに
関する情報が含まれている場合であって、図8に示すよ
うな情報が送信される場合の動作は以下のようになる。
図9の動作フローにおいて、ステップS204で添付フ
ァイル情報取得部41により1つ目の添付ファイル情報
(添付ファイル名:”ALL_S.TXT”)が取得される。そ
して、ステップS205において、添付ファイル名:”
ALL_S.TXT”は図10の条件テーブルに設定された受信
条件を満たすことから、受信可否判断部42により「受
信」と判断される。そして、ステップS210で添付フ
ァイルの受信の終了とともに、受信処理を終了する。な
お、上記で説明しないステップの処理は第2の実施の形
態で説明した通りである。
【0035】このように、予め定められたファイルの命
名規則を利用して、条件テーブル61に電子メールに添
付される添付ファイルの受信条件を設定することも可能
である。これにより、自分が処理すべき添付ファイル、
あるいは、自分が内容を確認すべき添付ファイルのみを
選択し受信することが可能となる。なお、第3の実施の
形態で、ファイル名の最初の数文字を利用してファイル
の命名規則が定められている例を示したが、ファイルの
命名規則はこれに限定されるものではない。また、条件
テーブル61に、 1)ファイル名の拡張子 2)予め定められたファイルの命名規則 の双方を利用した受信条件を設定してもよい。
【0036】以上、第1から第3の実施の形態におい
て、「添付ファイル情報」としてファイル名を利用した
場合を説明したが、これに限定されるものではない。例
えば、添付ファイルヘッダ部分に添付ファイルをオープ
ンするアプリケーションプログラム名が含まれるようで
あれば、それを「添付ファイル情報」として利用しても
よい。
【0037】また、条件テーブル61にはファイルの受
信条件が設定され、その例として 1)ファイル名の拡張子 2)あらかじめ定められたファイルの命名規則 の一方もしくは双方を利用した例を説明した。しかし、
条件テーブル61に設定されるファイルの受信条件は、
これらに限定されるものではなく、受信条件を設定でき
るようなファイルの種類の識別できる情報であればよ
い。例えば、添付ファイルヘッダ部分に添付ファイルを
オープンするアプリケーションプログラム名が含まれる
ようであれば、このアプリケーションプログラム名をフ
ァイルの種類の識別できる情報として利用してもよい。
【0038】また、ヘッダ情報の例として、MIMEに
基づく場合、および、電子メールの本文情報の前に、添
付ファイルに関する情報が含まれている場合について説
明したがこれに限定されるものではない。すなわち、電
子メール中に含まれる「添付ファイル情報」および条件
テーブルに設定される電子メールに添付される添付ファ
イルの受信条件に基づき、添付ファイルの受信可否を判
断し、受信可と判断した場合のみ添付ファイルの受信を
行うものであればよい。
【0039】また、本発明の電子メール受信装置は、特
に携帯情報端末を想定した場合、通信時間の短縮による
通信料金の低減および電池の無駄な消耗の回避が可能と
なるという格別な効果も得ることができるが、電子メー
ル受信装置や電子メール受信方法は、図11に示すよう
にパーソナルコンピュータのようなコンピュータシステ
ム8により実現されるものであってもよい。なお、図1
1において図1に対応する部分には同一の符号を付して
いる。
【0040】この場合、処理部4は、CPUやRAM等
により構成され、プログラム制御により符号41〜46
の各部の機能が実現される。すなわち、処理部4の機能
を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可
能な記録媒体7に記録して、この記録媒体7に記録され
たプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実
行することにより電子メールの受信処理が行われること
になる。なお、ここでいう「コンピュータシステム」と
は、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとす
る。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」と
は、フロッピーディスク、光磁気ディスク、ROM、C
D−ROM等の可般媒体、コンピュータシステム8に内
蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さ
らに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、イ
ンターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線
を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、
短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場
合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム
内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保
持しているものも含むものとする。また上記プログラム
は、前述した機能の一部を実現するためのものであって
も良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムに
すでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現
できるものであっても良い。
【0041】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電子
メール受信装置、電子メール受信方法、及び、電子メー
ル受信プログラムを記録した記録媒体によれば、下記の
効果を得ることができる。
【0043】受信した添付ファイルヘッダから添付ファ
イルに関する情報である添付ファイル情報を取得すると
ともに、電子メールに添付される添付ファイルの受信条
件を記述した条件テーブルを参照し、取得した添付ファ
イル情報が受信条件を満たすか否か判断し、その判断結
果に応じて添付ファイルの受信処理を行っている。これ
により、ユーザが必要としない添付ファイルの受信を防
げることができるようになる。また、添付ファイルの受
信を行わないと判断した場合に、取得した添付ファイル
情報を出力する処理を行っている。これにより、受信を
許可していない添付ファイルの場合でも、そのファイル
が何であったかユーザに通知できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による電子メール受信装
置の構成を示す図である。
【図2】 図1の電子メール受信装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図3】 ファイルの拡張子を利用した条件テーブルの
構成例を示す図である。
【図4】 送信する電子メールの一例を示す図である。
【図5】 送信される電子メールの内容例を示す図であ
る。
【図6】 添付ファイル情報が付加された電子メールの
表示例を示す図である。
【図7】 送信される他の電子メールの内容例を示す図
である。
【図8】 他の形式で送信される電子メールの内容例を
示す図である。
【図9】 図8の形式で送信される電子メールを処理す
る場合の電子メール受信装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図10】 ファイルの命名規則に基づき設定された条
件テーブルの構成例を示す図である。
【図11】 電子メール受信装置の他の構成例を示す図
である。
【符号の説明】
1 電子メール受信装置本体 2 入力装置 3 表示装置 4 処理部 41 添付ファイル情報取得部 42 受信可否判断部 43 添付ファイル情報出力部 44 本文処理部 45 添付ファイル処理部 46 条件テーブル編集部 5 受信部 6 記憶部 61 条件テーブル 7 記録媒体 8 コンピュータシステム

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールに添付される添付ファイルの
    受信条件を記述した条件テーブルを記憶する記憶部と、 電子メール中のヘッダ情報の受信処理および、該受信し
    たヘッダ情報から添付ファイルに関する情報である添付
    ファイル情報を取得する添付ファイル情報取得部と、 前記条件テーブルを参照し、前記取得した添付ファイル
    情報が受信条件を満たすか否か判断することで、電子メ
    ールに添付された添付ファイルの受信可否を判断する受
    信可否判断部と、 電子メールの本文情報の受信処理を行う本文処理部と、 前記受信可否判断部において、受信可と判断した場合
    に、添付ファイルの受信処理を行う添付ファイル処理部
    とを備えたことを特徴とする電子メール受信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信可否判断部は、 受信否と判断した場合に、前記取得した添付ファイル情
    報を出力する添付ファイル情報出力部を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の電子メール受信装置。
  3. 【請求項3】 前記添付ファイル情報出力部は、 前記受信した本文情報に前記取得した添付ファイル情報
    を加えることにより添付ファイル情報の出力を行うこと
    を特徴とする請求項2記載の電子メール受信装置。
  4. 【請求項4】 前記電子メール受信装置は、 前記条件テーブルの編集を行うための条件テーブル編集
    部をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の電子メール受信装置。
  5. 【請求項5】 前記添付ファイル情報とは、添付ファイ
    ルのファイル名であり、 前記条件テーブルには、ファイルの種類の識別情報を利
    用して、電子メールに添付される添付ファイルの受信条
    件が記述されていることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の電子メール受信装置。
  6. 【請求項6】 前記ファイルの種類の識別情報とは、フ
    ァイルの拡張子であることを特徴とする請求項5記載の
    電子メール受信装置。
  7. 【請求項7】 前記ファイルの種類の識別情報は、あら
    かじめ定められたファイルの命名規則に基づき設定され
    ることを特徴とする請求項5記載の電子メール受信装
    置。
  8. 【請求項8】 送信される電子メールにファイルが添付
    されている場合の電子メール受信方法であって、 電子メールのメールヘッダ情報および本文情報を受信
    し、 電子メール中の添付ファイルに関するヘッダ情報である
    添付ファイルヘッダの受信を行い、該受信した添付ファ
    イルヘッダから添付ファイルに関する情報である添付フ
    ァイル情報を取得し、 電子メールに添付される添付ファイルの受信条件を記述
    した条件テーブルを参照し、前記取得した添付ファイル
    情報が受信条件を満たすか否か判断することで、電子メ
    ールに添付された添付ファイルの受信可否を判断し、 受信可と判断した場合に、添付ファイルの受信を行うこ
    とを特徴とする電子メール受信方法。
  9. 【請求項9】 前記受信可否の判断において、受信否と
    判断した場合に、前記取得した添付ファイル情報を出力
    することをさらに行うことを特徴とする請求項8記載の
    電子メール受信方法。
  10. 【請求項10】 送信される電子メールにファイルが添
    付されている場合の電子メール受信プログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記電子メール受信プログラムは、 電子メールのメールヘッダ情報および本文情報を受信
    し、 電子メール中の添付ファイルに関するヘッダ情報である
    添付ファイルヘッダの受信を行い、該受信した添付ファ
    イルヘッダから添付ファイルに関する情報である添付フ
    ァイル情報を取得し、 電子メールに添付される添付ファイルの受信条件を記述
    した条件テーブルを参照し、前記取得した添付ファイル
    情報が受信条件を満たすか否か判断することで、電子メ
    ールに添付された添付ファイルの受信可否を判断し、 受信可と判断した場合に、添付ファイルの受信を行うこ
    とをコンピュータに実行させる電子メール受信プログラ
    ムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記電子メール受信プログラムは、 前記受信可否の判断において、受信否と判断した場合
    に、前記取得した添付ファイル情報を出力することをさ
    らにコンピュータに実行させる請求項10記載の電子メ
    ール受信プログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002041417A (ja) * 2000-07-31 2002-02-08 Olympus Optical Co Ltd 音声メール処理装置及び音声メール処理プログラムを記録した記録媒体
WO2002099651A1 (en) * 2001-06-01 2002-12-12 Viair, Inc. System and method for progressive and hierarchical caching
US9251127B2 (en) 2003-09-11 2016-02-02 International Business Machines Corporation Managing locally initiated electronic mail attached documents
US9361603B2 (en) 1996-12-13 2016-06-07 Good Technology Corporation System and method for globally and securely accessing unified information in a computer network

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