JP2002341121A - 反射ミラーの製造方法及び反射ミラー及びそれを用いた画像読み取り装置、画像形成装置 - Google Patents

反射ミラーの製造方法及び反射ミラー及びそれを用いた画像読み取り装置、画像形成装置

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JP2002341121A
JP2002341121A JP2001144998A JP2001144998A JP2002341121A JP 2002341121 A JP2002341121 A JP 2002341121A JP 2001144998 A JP2001144998 A JP 2001144998A JP 2001144998 A JP2001144998 A JP 2001144998A JP 2002341121 A JP2002341121 A JP 2002341121A
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reflection mirror
vibration
mirror
reflection
plate
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Yasuyoshi Yoshida
康美 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミラーの振動を防止し、かつミラーの平面図
を精度よく仕上げる。 【解決手段】 ミラーの反射面の裏側に、所定厚のスペ
ーサを介して防振部材を接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射ミラーの製造
方法、及びその製造方法によって製造された反射ミラー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、反射ミラーを用いた画像読み取り
装置或いは画像形成装置が数多く提案されている。
【0003】図3にその一例となる画像読み取り装置を
示す。
【0004】1は、画像読み取り装置である。2は走査
光学部としての第1ミラー台である。3は走査光学部と
しての第2ミラー台である。4はプラテンガラス、5は
レンズ、6は画像読み取り素子としてのCCDセンサー
である。
【0005】第1ミラー台2は、露光ランブ7、反射笠
8、9、第1ミラー10、第1ミラー台枠体11、等に
より構成される。第1ミラー台2は、自重でガイドレー
ル12、13上にのっており、矢印A、B方向に移動可
能となっている。
【0006】第2ミラー台3は、第2ミラー14、第3
ミラー15、第2ミラー台枠外16等により構成されて
いる。第2ミラー台3は、自重でガイドレール12、1
3上にのっており、矢印A、B方向に移動可能となって
いる。
【0007】17は、第1ミラー台を駆動するモーター
である。モーター17は、画像読み取り装置の枠外18
に固定されている。モーター17の駆動力は、駆動軸1
9、プーリー20、21、ワイヤー22、23を介して
第1ミラー台2及び第2ミラー台3に伝達される。ま
た、第1ミラー台2と第2ミラー台3の移動速度比は、
2:1になるように設定されている。
【0008】この画像読み取り装置は、走査光学部が移
動走査することにより、コンタクトガラス上に載置固定
された原稿の画像を読み取る方式をとっている。即ち、
走査光学部をコンタクトガラスに平行に移動させつつそ
の反射光をレンズを通して読み取り素子に結像させる構
成となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した装置内で用い
られる反射ミラーは、上記ミラー台の往復時の加速減速
の衝撃、モーターからの振動伝達等により振動しがちで
ある。しかしながら、反射ミラー自身が振動すると、入
射した光束を折り返すにあたって、光束をも振動させる
ことになり、画像ブレ等の画像不良を発生させる。
【0010】そこで、上記反射ミラーの振動を防止する
ために、反射ミラーの反射面の裏側に所定の強度を持っ
た板金(振動防止部材)を接着したりして、反射ミラー
の剛性を上げたり振動を押さえたりする手法が提案され
ている。
【0011】振動防止部材を接着する方法としては、両
面テープを用いるもの、液状の硬化型接着剤(経時的硬
化剤或いは紫外線照射による硬化剤等、具体的にはエポ
キシ樹脂系接着剤等)を用いるものが広く知られてい
る。
【0012】しかしながら、両面テープを用いると、振
動防止部材にソリや変形が少しでもあると、反射ミラー
に振動防止部材を貼った瞬間に反射ミラーをも歪ませて
しまう(図4)また、接着時の押圧力や押圧位置のばら
つきにより接着強度がばらついたりして、均一な振動防
止効果が得られない恐れもある。
【0013】また、液状の硬化型接着剤を用いて接着し
ようとした場合、振動防止部材を斜めに貼ってしまった
りして(図5)、長手方向での振動に差が生じてしまう
といった欠点がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の点に鑑み
なされたものであり、ある方向から入射した光束を祈り
返す板状の反射ミラーの振動を抑制し精度よく仕上げる
反射ミラー製造方法であって、板状の反射ミラー、所定
厚のスペーサ部材、板状の反射ミラーの反射面の裏側を
概ね全域を覆う防振部材を備え、該反射ミラーの反射面
の裏側に、少なくとも2個の該スペーサ部材を介して該
防振部材を配置し、該反射ミラーと該防振部材とを液状
の硬化性接着剤にて数ヵ所接着することを特徴とする。
本発明によれば、振動等に影響されない精度良い反射ミ
ラーを製作することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づき詳細
に説明する。
【0016】図1a〜eは、本発明の反射ミラー製造方
法の流れを示す図、図1fは、本発明の製造方法にて製
造された反射ミラーを示す図である。
【0017】101は、反射ミラーである。本実施例で
は、反射ミラーは画像読み取り装置に用いられる第2ミ
ラーを想定している(大きさは、概ね、長さ300m
m、幅30mm、厚さ5mm程度とする)。反射ミラー
101は、透明ガラスの基材101aの一方の面101
bにアルミ等を蒸着した構成をとっている、102は、
スペーサである。スペーサの厚さtは、0.05〜1m
m程度が好適である。なお、本実施例では、スペーサの
材質は特に問わない(例としては、ポリエチレンシート
やステンレスシートがあげられる)。
【0018】103は、防振部材である。防振部材は、
外形が反射ミラー101と概ね同じ大きさではあるが、
やや小さめに設定するのがよい。本実施例では、長さ2
80mm、幅25mm程度とする。なお、防振部材10
3の材質及び形状は、装置全体の系の振動状態やミラー
の支持方法等によって様々に設定される。例えば、材質
としては、ステンレス鋼板、アルミニウム板等が好適で
ある。また、形状としては、平板、曲げ加工したもの等
があげられる。本実施例では、厚さ1mmのステンレス
鋼板を想定している。
【0019】104は、液状の接着剤である。接着剤1
04は、初期は所定の粘度を有し、時間とともに硬化
し、硬化後は所定の厚みの接着剤層を形成し、かつ硬化
時の収縮等の変形が少ないものが望ましい、例えば、エ
ポキシ樹脂系接着剤、ゴム系接着剤が好適である。
【0020】次に、本発明の主旨である反射ミラー製造
方法の詳細について説明する。まず、反射ミラー101
を、反射面101bを下にして、平面度の良い定盤等に
載置する(図1a)。そして、2個のスペーサ102
を、反射ミラー101の両端部近傍に載置する(図1
b)。その後、接着剤104を所定量塗布する(図1
c)。接着剤塗布量は、あまりに多いと硬化まで時間が
かかり、また硬化時の収縮による歪み等があるので、所
定量を数ヵ所にわけて塗布するのがよい。また、接着剤
塗布位置は特に限定されないが、反射ミラー101と防
振部材104を防振上効果的に結合するためには、反射
ミラー101の両端部近傍と中央部の合計3ヵ所である
ことが望ましい。そして、接着剤が乾燥しないうちに防
振部材104を反射ミラー101上に載置し、接着する
(図1d)。その後、接着剤が硬化するまで所定時間放
置し、硬化後スペーサ102をはずす(図1e)。する
と、防振効果の高い反射ミラーが完成する(図1f)。
なお、スペーサ102をはずした状態では、反射ミラー
101と防振部材104は、スペーサ102の厚さtだ
け離間して結合されている。
【0021】上記製法において、スペーサ102は、反
射ミラー製作後取り除く構成として説明したが、スペー
サは必ずしも取り除く必要はない。
【0022】その場合の製造方法を以下に示す。図2a
〜dは、本発明の反射ミラー製造方法の流れを示す図。
図2fは、本発明の製造方法にて製造された反射ミラー
を示す図である。
【0023】基本的な製法は全く同様であるが、本実施
例では、スペーサ102として所定厚の両面テープを用
いている。したがって、第1の実施例と違うところは、
スペーサを取り外す工程が省略されていることである。
この場合、完成後の反射ミラーは、反射ミラー101と
防振部材104の距離はスペーサ(両面テープ)102
の厚さt´で規定される。また、両面テープを使用した
場合は、両面テープの接着力で反射ミラー101と防振
部材104は仮固定されているので、接着剤の硬化が完
全に終了するまでの間に位置がずれたりする心配もな
い。
【0024】本実施例では、防振板としてステンレスの
平板を用いたが、防振板の材質はその系の防振に効果的
に作用するものであれば、アルミニウム、鉄、セラミッ
ク、樹脂等でもよく、特に材質に限定されない。
【0025】また、防振板の形状も特に限定されるもの
ではなく、曲げ加工した板金や所定形状に成型した樹脂
等であっても良い。
【0026】また本実施例では、反射ミラーとして画像
読み取り装置のミラーを例にとって説明したが、それに
限定されるものではなく、例えばデジタル画像形成装置
に用いられるレーザー光を折り返す折り返しミラー等で
あっても良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
板状の反射ミラー、所定厚のスペーサ部材、板状の反射
ミラーの反射面の裏側の概ね全域を覆う防振部材を備
え、該反射ミラーの反射面の裏側に、少なくとも2個の
該スペーサ部材を介して該防振部材を配置し、該反射ミ
ラーと該防振部材とを液状の硬化性接着剤にて数ヶ所接
着することにより、簡単にかつ安価に高精度な防振効果
の高い反射ミラーを作ることができる。
【0028】この方法によれば、他に特別な工具や治具
や型及びメンテナンスすべき部品等が必要なく、安価で
かつ長期にわたって安定した工程管理が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を説明する図
【図2】 本発明の他の実施例を説明する図
【図3】 画像読み取り装置の概略を示す図
【図4】 従来の不都合を説明する
【図5】 従来の不都合を説明する
【符号の説明】
101 反射ミラー 102 スペーサ 103 防振部材 104 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/028 B41J 3/00 D 5C051 1/04 H04N 1/04 Z 5C072 Fターム(参考) 2C362 BA87 DA17 2H042 DC07 2H043 AE02 AE23 2H045 DA02 DA44 5B047 AA01 BA02 BB02 BC09 5C051 AA01 DA03 DB24 DC07 DD02 5C072 AA01 BA13 DA04 EA05 XA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある方向から入射した光束を折り返す板
    状の反射ミラーの振動を抑制し精度よく仕上げる反射ミ
    ラー製造方法であって、板状の反射ミラー、所定厚のス
    ペーサ部材、板状の反射ミラーの反射面の裏側の概ね全
    域を覆う防振部材を備え、該反射ミラーの反射面の裏側
    に、少なくとも2個の該スペーサ部材を介して該防振部
    材を配置し、該反射ミラーと該防振部材とを液状の硬化
    性接着剤にて数ヵ所接着することを特徴とした反射ミラ
    ー製造方法。
  2. 【請求項2】 板状の反射ミラー、所定厚のスペーサ部
    材、板状の反射ミラーの反射面の裏側の概ね全域を覆う
    防振部材を備え、該反射ミラーの反射面の裏側に、少な
    くとも2個の該スペーサ部材を介して該防振部材を配置
    し、該反射ミラーと該防振部材とを液状の硬化性接着剤
    にて数ヵ所接着したことを特徴とした反射ミラー。
  3. 【請求項3】 請求項2の反射ミラーを備えた画像読み
    取り装置或いは画像形成装置。
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