JP2002340994A - パタンデータチェック方法及びパタンデータチェック回路 - Google Patents

パタンデータチェック方法及びパタンデータチェック回路

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JP2002340994A
JP2002340994A JP2001150062A JP2001150062A JP2002340994A JP 2002340994 A JP2002340994 A JP 2002340994A JP 2001150062 A JP2001150062 A JP 2001150062A JP 2001150062 A JP2001150062 A JP 2001150062A JP 2002340994 A JP2002340994 A JP 2002340994A
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Toshihiko Matsumoto
利彦 松本
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被測定デバイスの機能テスト時に正常なパタ
ンデータが実行されたか否かをチェックすること。 【解決手段】 被測定デバイスに対応して用意され該被
測定デバイスの機能テストを行うためのデバイスプログ
ラムの実行により使用される該デバイスプログラムに記
述されたパタンデータの値に対し予めパリティ演算をし
て得られた結果を期待データとして格納するパリティパ
タンメモリ14と、前記被測定デバイスのテスト時に前
記デバイスプログラムを実行することにより使用された
パタンデータに対し、パリティ演算を行うパリティ演算
回路20と、パリティ演算回路20による演算結果とパ
リティパタンメモリ14に格納された期待データとの不
一致を検出する不一致検出回路21とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IC(Integrated
Circuit:集積回路)をテストするICテスタ等のテス
タ装置に係り、さらに具体的には、テスタ装置内部に設
置された、被測定デバイスのテスト時にそのテストに使
用するパタンデータのチェックを行うパタンデータチェ
ック回路及びパタンデータチェック方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な電気機器に用いられる回路
のIC化が急速に進められている。IC、LSI(Larg
e Scale Integrated Circuit)等は、抵抗や、コンデン
サ、トランジスタ等の各素子を、印刷、烝着等の方法に
より形成された回路によって実現するが、大量生産され
るそれぞれの製品間には多少の特性のばらつきが生じ
る。こうしたことから、ICテスタを用いてICやLS
Iの特性が、規格を満たしている否かをテストすること
が行われている。
【0003】以下、図3を参照して、従来のICテスタ
の内部で利用されている、パタン発生回路について説明
する。図3は、従来のパタン発生回路の要部の構成を示
している。同図において、パタン発生回路は、パタンデ
ータ発生回路1Aと、該パタンデータ発生回路1Aと接
続される各回路とを有している。パタンデータ発生回路
1Aは、CPU12により制御される、テストパタン走
行のためのアドレス発生回路10、テスタチャンネルの
グループ毎に設けられた複数のパタンメモリ11、テス
タチャンネル毎に設けられた複数のパタン発生回路12
によって構成されている。
【0004】パタンデータ発生回路1Aは、更に、テス
タチャンネル毎の複数の波形整形回路5、及びピンエレ
クトロニクス6と接続されることで被測定デバイス(以
下、DUTと記す。)7の動作をテストする。DUT
(Device Under Test:被測定デバイス)7は、IC、L
SI等の被測定用デバイスであり、DUT7の各入出力
ピンが、パタンデータ発生回路1Aを備えているICテ
スタの各チャンネルに対応した各ピンエレクトロニクス
6と接続され、当該ICテスタによって動作チェックが
なされる。
【0005】CPU(Central Processing Unit)3
は、図示しない記憶装置内の記憶媒体に記憶されている
様々なDUTに対応する各種デバイスプログラムの中か
ら、指定されたDUT7に対応するデバイスプログラム
を、図示しないRAM(RandomAccess Memory)内のワ
ークエリアに格納し、該デバイスプログラムに従って当
該ICテスタの各ハードウェアを制御する。
【0006】図4は、パタンデータとパタンアドレスと
の関係を示す説明図である。パタンデータは、DUT7
のテスト時に実行されるデバイスプログラム内でプログ
ラムされたデータであり、各テスタチャンネルに与えら
れている。このデータにより、各テスタチャンネルのD
UT7へ入力されるHi/Loのドライバ波形の出力、
DUT7から出力される波形の取り込み、Hi/Lo判
定が制御される。
【0007】図4に示す例では、パタンデータを「Hi
Lo」、「I/O」、「ストロボマスク」の3ビットで
表現し、「HiLo」データの「1」は「High」、
「0」は「Low」、「I/O」データの「1」は「イ
ンプット」、「0」は「アウトプット」、「ストロボマ
スク」データの「1」は「判定なし」、「0」は「判定
あり」と意味付ける。これにより、例えば、Tester Ch
annel「1」には、時間軸方向に「0出力」、「1出
力」、「L期待」、…、「H期待」…と以降のデータは
図示しないが、様々なパタンデータが与えられている。
更に、他の「Tester Channel」についても、同様にパ
タンデータが与えられている。
【0008】アドレス発生回路10は、当該ICテスタ
の複数のテスタチャンネルに対し1つ、又は、テスタチ
ャンネルに対応し複数備えられている。各テスタチャン
ネルのテストパタンは、DUT7に対応するデバイスプ
ログラムによりアドレス付けされている。アドレス発生
回路10は、上記のデバイスプログラム通りにパタンア
ドレスをパタン発生回路12に対して出力する。
【0009】パタンデータメモリ11は、図3に示すよ
うに、当該ICテスタの各テスタチャンネルに対応して
複数備えられている。各テスタチャンネルに対応するパ
タンメモリ11には、上述したパタンデータが格納され
ている。パタン発生回路12は、図3に示すように、当
該ICテスタの各テスタチャンネルに対応して複数備え
られている。各テスタチャンネルに対応するパタン発生
回路12は、該当するパタンアドレスによって制御さ
れ、パタンメモリ11からのパタンデータを波形整形回
路5に対して出力する。
【0010】波形整形回路5は図3に示すように、当該
ICテスタの各テスタチャンネルに対応して複数備えら
れている。各テスタチャンネルに対応する波形整形回路
5は、パタン発生回路12から入力されるパタンデータ
により、ICテストに必要なドライバ波形を整形し、ピ
ンエレクトロニクス6に対して出力する。ピンエレクト
ロニクス6は、DUT7の各入出力ピンに対応するイン
ターフェイスとして使用される当該ICテスタ側の回路
であり、図3に示すように、当該ICテスタの各テスタ
チャンネルに対応して複数備えられている。
【0011】各テスタチャンネルに対応するピンエレク
トロニクス6は、DUT7の各入出力ピンと接続され、
波形整形回路5から入力されるドライバ波形をDUT7
の各入出力ピンに対して出力し、また、DUT7から出
力される波形の取り込みを行う。次に、図5に示すフロ
ーチャートにしたがって、図4に示す前記パタンデータ
が実行されてDUT7のテストをする場合を例として、
パタンデータ発生回路1Aのパタンデータ発生動作につ
いて説明する。
【0012】先ず、アドレス発生回路10は、DUT1
8に対応するデバイスプログラムに従って出力されるパ
タンアドレスを発生させ、このパタンアドレスをパタン
発生回路12に出力する(ステップ200)。パタン発
生回路12は、前記パタンアドレスに従い、パタンメモ
リ11から「HiLo」、「I/O」、「ストロボマス
ク」のパタンデータを読み出す(ステップ201)。
【0013】次いで、パタン発生回路12は、前記パタ
ンデータを波形整形回路5に出力する。(ステップ20
2) アドレス発生回路10は、次のパタンアドレスがなくな
るまで、パタンアドレスを出力し続ける(ステップ20
3、200)。そして、次のパタンアドレスがなくなる
と(ステップ203)、一連のパタンデータ発生動作を
終了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パタン発生回路においては、上述したように、図5のス
テップ200〜203において、パタンデータをプログ
ラムからデコードしてパタンメモリ11に読み込ませる
際にデータ化けが生じてパタンデータに誤りが生じ、正
しくテストパタンが実行されない場合がある。この時、
パタンメモリ11に格納されているパタンデータが正常
なパタンデータであれば、デバイステストの結果が「フ
ェイル」と判定されるべきものが、正常なパタンデータ
が実行されなかったために、テスト結果が「パス」と判
定されてしまう恐れがある。
【0015】逆に、テスト結果が「パス」と判定される
べきところを、「フェイル」と判定してしまうこともあ
り得る。本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
であり、被測定デバイスの機能テスト時に正常なパタン
データが実行されたか否かをチェックすることができる
パタンデータチェック回路及びパタンデータチェック方
法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のパタンデータチェック方法は、被
測定デバイスに対応して用意され該被測定デバイスの機
能テストを行うためのデバイスプログラムの実行により
使用される該デバイスプログラムに記述されたパタンデ
ータの値に対し予めパリティ演算をして得られた結果を
期待データとして記憶しておき、前記被測定デバイスに
対して前記デバイスプログラムが実行された際に使用さ
れたパタンデータのパリティ演算を行い、該パリティ演
算結果と前記期待データとの不一致を検出し、該検出結
果に基づいてテストパタンが前記デバイスプログラムの
内容に従って正常に実行されたか否かを判定することを
特徴とする。
【0017】また、請求項2に記載のパタンデータチェ
ック回路は、被測定デバイスに対応して用意され該被測
定デバイスの機能テストを行うためのデバイスプログラ
ムの実行により使用される該デバイスプログラムに記述
されたパタンデータの値に対し予めパリティ演算をして
得られた結果を期待データとして格納する記憶手段と、
前記被測定デバイスのテスト時に前記デバイスプログラ
ムを実行することにより使用されたパタンデータに対
し、パリティ演算を行う演算手段と、前記演算手段によ
る演算結果と前記記憶手段に格納された期待データとの
不一致を検出する不一致検出手段とを有することを特徴
とする。
【0018】また、請求項3に記載のパタンデータチェ
ック回路は、被測定デバイスに対応して用意され該被測
定デバイスの機能テストを行うためのデバイスプログラ
ムの実行により使用される該デバイスプログラムに記述
されたパタンデータの値に対し予めパリティ演算をして
得られた結果を期待データとして格納する記憶手段と、
前記被測定デバイスのテスト時に前記デバイスプログラ
ムを実行することにより使用されたパタンデータに対
し、パリティ演算を行う演算手段と、前記演算手段によ
る演算結果と前記記憶手段に格納された期待データとの
不一致を検出する不一致検出手段と、前記不一致検出手
段から出力される状態信号を保持する状態保持手段とを
有し、前記不一致検出手段により一旦、不一致が検出さ
れると、前記状態保持手段は、不一致状態を保持し続け
ることを特徴とする。
【0019】また、請求項4に記載のパタンデータチェ
ック回路は、請求項2または3のいずれかに記載のパタ
ンデータチェック回路において、前記演算手段は、被測
定デバイスのテスト実行中に、パタンアドレス毎に、デ
バイスプログラムの実行により使用されたパタンデータ
のパリティ演算を行い、前記不一致検出手段は、前記パ
リティ演算の演算結果と前記記憶手段に格納されている
期待データとの不一致検出を行うことを特徴とする。
【0020】また、請求項5に記載のパタンデータチェ
ック回路は、請求項2乃至4のいずれかに記載のパタン
データチェック回路において、さらに、前記状態保持手
段に保持されている前記不一致検出手段の検出結果に基
づいてテストパタンが前記デバイスプログラムの内容に
従って正常に実行されたか否かを判定する判定手段を有
し、該判定手段は、前記状態保持手段により不一致状態
が保持されている場合には、前記被測定デバイスのテス
ト結果の如何にかかわらず、該被測定デバイスを不良品
と判定することを特徴とする。
【0021】また、請求項6に記載のパタンデータチェ
ック回路は、請求項2乃至5のいずれかに記載のパタン
データチェック回路において、さらに、前記状態保持手
段により不一致状態が保持されている場合にデバイステ
ストを強制的に停止させる制御手段を有することを特徴
とする。
【0022】本発明によれば、被測定デバイスに対応し
て用意され該被測定デバイスの機能テストを行うための
デバイスプログラムの実行により使用される該デバイス
プログラムに記述されたパタンデータの値に対し予めパ
リティ演算をして得られた結果を期待データとして記憶
しておき、前記被測定デバイスに対して前記デバイスプ
ログラムが実行された際に使用されたパタンデータのパ
リティ演算を行い、該パリティ演算結果と前記期待デー
タとの不一致を検出し、該検出結果に基づいてテストパ
タンが前記デバイスプログラムの内容に従って正常に実
行されたか否かを判定するようにしたので、被測定デバ
イスの機能テスト時に正常なパタンデータが実行された
か否かをチェックすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して詳細に説明する。本発明の実施形態に係る
パタンデータチェック回路の構成を図1に示す。本発明
の実施形態に係るパタンデータチェック回路は、被測定
デバイスに対応して用意され該被測定デバイスの機能テ
ストを行うためのデバイスプログラムの実行により使用
される該デバイスプログラムに記述されたパタンデータ
の値に対し予めパリティ演算をして得られた結果を期待
データとして記憶しておき、前記被測定デバイスに対し
て前記デバイスプログラムが実行された際に使用された
パタンデータのパリティ演算を行い、該パリティ演算結
果と前記期待データとの不一致を検出し、該検出結果に
基づいてテストパタンが前記デバイスプログラムの内容
に従って正常に実行されたか否かを判定することを特徴
とするパタンデータチェック方法を実施するための回路
である。
【0024】図1において、本実施形態に係るパタンデ
ータチェック回路は、パタンデータ発生回路1と、パリ
ティチェック回路2とを有している。本実施形態に係る
パタンデータチェック回路におけるパタン発生回路1
は、DUT7に対するテスト用信号パタンを設定するパ
タンデータがデバイスプログラムでプログラムされた通
りに発生したか否かをチェックすることを目的としてい
る。
【0025】パタンデータ発生回路1は、アドレス発生
回路10と、パタンメモリ11と、パタン発生回路12
と、パリティパタンメモリ14、パリティパタン発生回
路13を有している。また、パタンデータ発生回路1
は、デバイスプログラムに従ってICテスタの各ハード
ウェアを制御するCPU3、ICテスタを構成するテス
タチャンネル毎に設けられた波形整形回路5、及びピン
エレクトロニクス6と接続されており、更に、ピンエレ
クトロニクス6がDUT7と接続されている。
【0026】CPU3、DUT7、波形整形回路、及び
ピンエレクトロニクス6についての説明は、図3を参照
して行ったそれぞれの説明と同様であるので省略する。
図1において、アドレス発生回路10は、当該ICテス
タの複数のテスタチャンネルに対し1つ、または、テス
タチャンネルに対応して複数、設けられている。
各テスタチャンネルのパタンデータは、DUT7に対応
するデバイスプログラムによりパタンアドレスに対応付
けられている。
【0027】アドレス発生回路10は、上記のデバイス
プログラム通りにパタンアドレスをパタン発生回路12
及びパリティパタン発生回路13に対して出力する。パ
タンメモリ11は、該ICテスタの各テスタチャンネル
に対応して複数、設けられている。各テスタチャンネル
に対応するパタンメモリ11には、上記のパタンデータ
が格納されている。パタン発生回路12は、当該ICテ
スタの各テスタチャンネルのグループに対応して複数設
けられている。
【0028】各テスタチャンネルに対応するパタン発生
回路12は、該当するパタンデータによって制御され、
パタンメモリ11からのパタンデータを波形整形回路5
とパリティチェック回路2に対して出力する。パリティ
パタン発生回路13は、当該ICテスタのテスタチャン
ネルのグループに対応して複数、設けられている。各テ
スタチャンネルのグループに対応するパリティパタン発
生回路13は、該当するパリティパタンアドレスによっ
て制御され、パリティパタンメモリ14からのパリティ
パタンデータをパリティチェック回路2に対して出力す
る。
【0029】パリティパタンメモリ14は、該ICテス
タのテスタチャンネルのグループに対応して複数、設け
られている。各テスタチャンネルのグループに対応する
パタンメモリ11に対し、パリティ演算した結果が期待
値として格納されている。パリティチェック回路2は、
該ICテスタのテスタチャンネルのグループに対応して
複数、設けられている。パリティチェック回路2は、パ
タン発生回路12からのパタンデータと、パリティパタ
ン発生回路13からの期待値としてのパリティパタンデ
ータを取り込み、パタン発生回路12からのパタンデー
タのパリティ演算結果と上記期待値としてのパリティパ
タンデータとの不一致を検出し、CPU3に不一致検出
信号を出力する。
【0030】パリティチェック回路2は、パリティ演算
回路20と、不一致検出回路21と、状態保持回路22
によって構成されている。パリティ演算回路20は、前
記パタンメモリからのパタンデータを基にパリティ演算
し、結果を不一致検出回路21へ出力する。不一致検出
回路21は、パリティ演算回路20からの演算結果と前
記パリティパタン発生回路13からの期待パリティパタ
ンとの不一致を検出し、結果を状態保持回路22へ出力
する。
【0031】状態保持回路22は、一旦、不一致検出回
路21から不一致信号が検出されると、その状態を保持
し続ける。つまり、この信号が、パタンデータが異常実
行されたこと検知する信号となる。この信号はCPU3
へ出力される。次に本実施形態に係るパタンデータチェ
ック回路の動作を図2に示すフローチャートを参照して
説明する。
【0032】本実施形態では、図4に示すテスタチャン
ネル1ピンから8ピンのパタンによりデバイスがテスト
される場合を例として、パタンデータの「HiLo」デ
ータに注目して、パタンデータ発生回路1のパタン実行
チェック動作を説明する。なお、「I/O」、「ストロ
ボマスク」データについても「HiLo」データと同様
の動作をする。
【0033】先ず、アドレス発生回路10は、DUT7
に対応するデバイスプログラム従って出力されるパタン
アドレス「0」を発生させる(ステップ100)。次い
で、前記パタンアドレス「0」に従い、パタン発生回路
12は、パタンメモリ11からテスタチャンネル1ピン
から8ピンの「HiLo」パタンデータ「011010
01」を読み出す(ステップ101)。このパタンデー
タは、波形整形回路5とパリティ演算回路20へ出力さ
れる(ステップ102)。
【0034】また、パタンアドレス「0」に従い、パリ
ティパタン発生回路13は、パリティパタンメモリ14
からテスタチャンネル1ピンから8ピンの「HiLo」
パタンデータについての期待パリティデータ「0」を読
み出す(ステップ103)。このパリティデータは、パ
リティチェック回路2の不一致検出回路21へ出力され
る(ステップ104)。
【0035】パリティ演算回路20では、入力されたパ
タンデータ「01101001」を基にパリティ演算を
行い、演算パリティ「0」を不一致検出回路21へ出力
する(ステップ105)。不一致検出回路21では、パ
リティ演算回路20からの演算パリティデータ「0」と
パリティパタン発生回路13からの期待パリティデータ
「0」との不一致を検出する(ステップ106)。この
場合、一致したので、パタン正常実行となる。
【0036】アドレス発生回路10は、次のパタンアド
レスがなくなるまで、パタンアドレスを出力し続ける
(ステップ107)。例えば、アドレス「2」におい
て、パタンメモリ11から本来、出力されるパタンデー
タ「01101011」にデータ化けが生じ、「001
01011」のパタンデータが出力されたとする。この
場合、パリティ演算回路20からはパリティ演算結果と
して、「0」が出力される。
【0037】パリティパタン発生回路13からは、
「1」が出力される。この時、不一致検出回路21で
は、不一致となり、不一致信号が状態保持回路22へ出
力される。状態保持回路22では、一旦、不一致信号が
検出されると、不一致状態を保持する。たとえ、次アド
レス以降で、パリティ演算回路20からの演算パリティ
データとパリティパタン発生回路13からの期待パリテ
ィデータとの一致が検出されても不一致状態を保持す
る。この信号は、CPU3へ出力される。そして、アド
レス発生回路10において、次パタンアドレスがなくな
ると、一連のパタンデータ発生動作を終了する。
【0038】CPU3は、状態保持回路22からの不一
致信号により、例え、デバイステストが「パス」して
も、パタン異常実行として、結果を「フェイル」とする
ことができる。また、図示はしないが、状態保持回路2
2の不一致信号をアドレス発生回路10に出力すること
で、テストパタンが正常に実行されなかった場合、アド
レス発生回路10におけるパタンアドレスの発生を停止
させ、デバイステストを途中で強制停止させることもで
きる。
【0039】以上のように、本実施形態においては、テ
スタチャンネルのグループに対応してパリティパタン発
生回路、パリティパタンメモリ、パリティチェック回路
を追加している。つまり、デバイステスト実行時に、実
行されたパタンから演算されたデータと前記期待値パリ
ティデータとの不一致を検出することができる。本実施
形態ではパタンメモリでデータ化けが生じても、テスト
パタンがデバイスプログラム通りに実行されていないこ
とが検出でき、デバイステストの結果を「フェイル」と
することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、被測定デバイスに対応
して用意され該被測定デバイスの機能テストを行うため
のデバイスプログラムの実行により使用される該デバイ
スプログラムに記述されたパタンデータの値に対し予め
パリティ演算をして得られた結果を期待データとして記
憶しておき、前記被測定デバイスに対して前記デバイス
プログラムが実行された際に使用されたパタンデータの
パリティ演算を行い、該パリティ演算結果と前記期待デ
ータとの不一致を検出し、該検出結果に基づいてテスト
パタンが前記デバイスプログラムの内容に従って正常に
実行されたか否かを判定するようにしたので、被測定デ
バイスの機能テスト時に正常なパタンデータが実行され
たか否かをチェックすることができる。
【0041】すなわち、テスタチャンネルのグループに
対応して、それぞれ、パリティパタン発生回路、パリテ
ィ演算の期待値が格納されるパリティパタンメモリ、パ
リティチェック回路を追加して、デバイステスト実行時
に、実行されたパタンデータから演算されたパリティデ
ータと前記期待値のパリティデータとの不一致を検出す
ることにより、パタンメモリでデータ化け等の原因で、
パタンデータがデバイスプログラム通りに実行されてい
ない場合、パタンデータの異常実行検出でき、デバイス
テストの結果を「フェイル」とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るパタンデータチェ
ック回路の構成を示すブロック図。
【図2】 図1に示すパタンデータチェック回路の動作
の一例を示すフローチャート。
【図3】 従来のパタンデータ発生回路の構成を示すブ
ロック図。
【図4】 パタンデータとパタンアドレスとの関係を示
す説明図。
【図5】 図3に示すパタンデータ発生回路のパタンデ
ータ発生動作の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 パタンデータ発生回路 2 パリティチェック回路 3 CPU 4 記憶装置 5 波形整形回路 6 ピンエレクトロニクス 7 DUT 10 アドレス発生回路 11 パタンメモリ 12 パタン発生回路 13 パリティパタン発生回路 14 パリティパタンメモリ 20 パリティ演算回路 21 不一致検出回路 22 状態保持回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定デバイスに対応して用意され該被
    測定デバイスの機能テストを行うためのデバイスプログ
    ラムの実行により使用される該デバイスプログラムに記
    述されたパタンデータの値に対し予めパリティ演算をし
    て得られた結果を期待データとして記憶しておき、前記
    被測定デバイスに対して前記デバイスプログラムが実行
    された際に使用されたパタンデータのパリティ演算を行
    い、該パリティ演算結果と前記期待データとの不一致を
    検出し、該検出結果に基づいてテストパタンが前記デバ
    イスプログラムの内容に従って正常に実行されたか否か
    を判定することを特徴とするパタンデータチェック方
    法。
  2. 【請求項2】 被測定デバイスに対応して用意され該被
    測定デバイスの機能テストを行うためのデバイスプログ
    ラムの実行により使用される該デバイスプログラムに記
    述されたパタンデータの値に対し予めパリティ演算をし
    て得られた結果を期待データとして格納する記憶手段
    と、 前記被測定デバイスのテスト時に前記デバイスプログラ
    ムを実行することにより使用されたパタンデータに対
    し、パリティ演算を行う演算手段と、 前記演算手段による演算結果と前記記憶手段に格納され
    た期待データとの不一致を検出する不一致検出手段と、 を有することを特徴とするパタンデータチェック回路。
  3. 【請求項3】 被測定デバイスに対応して用意され該被
    測定デバイスの機能テストを行うためのデバイスプログ
    ラムの実行により使用される該デバイスプログラムに記
    述されたパタンデータの値に対し予めパリティ演算をし
    て得られた結果を期待データとして格納する記憶手段
    と、 前記被測定デバイスのテスト時に前記デバイスプログラ
    ムを実行することにより使用されたパタンデータに対
    し、パリティ演算を行う演算手段と、 前記演算手段による演算結果と前記記憶手段に格納され
    た期待データとの不一致を検出する不一致検出手段と、 前記不一致検出手段から出力される状態信号を保持する
    状態保持手段とを有し、 前記不一致検出手段により一旦、不一致が検出される
    と、前記状態保持手段は、不一致状態を保持し続けるこ
    とを特徴とするパタンデータチェック回路。
  4. 【請求項4】 前記演算手段は、被測定デバイスのテス
    ト実行中に、パタンアドレス毎に、デバイスプログラム
    の実行により使用されたパタンデータのパリティ演算を
    行い、 前記不一致検出手段は、前記パリティ演算の演算結果と
    前記記憶手段に格納されている期待データとの不一致検
    出を行うことを特徴とする請求項2または3のいずれか
    に記載のパタンデータチェック回路。
  5. 【請求項5】 さらに、前記状態保持手段に保持されて
    いる前記不一致検出手段の検出結果に基づいてテストパ
    タンが前記デバイスプログラムの内容に従って正常に実
    行されたか否かを判定する判定手段を有し、 該判定手段は、前記状態保持手段により不一致状態が保
    持されている場合には、前記被測定デバイスのテスト結
    果の如何にかかわらず、該被測定デバイスを不良品と判
    定することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記
    載のパタンデータチェック回路。
  6. 【請求項6】 さらに、前記状態保持手段により不一致
    状態が保持されている場合にデバイステストを強制的に
    停止させる制御手段を有することを特徴とする請求項2
    乃至5のいずれかに記載のパタンデータチェック回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11804276B2 (en) 2021-03-11 2023-10-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Built-in-self-test logic, memory device with same, and memory module testing method

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