JPH0540151A - スキヤン経路故障診断法 - Google Patents

スキヤン経路故障診断法

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Publication number
JPH0540151A
JPH0540151A JP91195619A JP19561991A JPH0540151A JP H0540151 A JPH0540151 A JP H0540151A JP 91195619 A JP91195619 A JP 91195619A JP 19561991 A JP19561991 A JP 19561991A JP H0540151 A JPH0540151 A JP H0540151A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scan
value
test pattern
failure
fault
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP91195619A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Kanda
芳正 勘田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Software Hokuriku Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Software Hokuriku Ltd filed Critical NEC Software Hokuriku Ltd
Priority to JP91195619A priority Critical patent/JPH0540151A/ja
Publication of JPH0540151A publication Critical patent/JPH0540151A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリアルスキャンを有する回路のスキャン経
路上に故障があるとき、シリアルスキャンが故障した際
に発生する特有の出力期待値を利用することにより、従
来のような故障辞書を作成することなく診断を自動化す
る。 【構成】 スキャン入力データを初期値ALL“0”
(又は、ALL“1”)とし、ALL“1”(又は、A
LL“0”)を1ビットづつシフトさせることによって
テストパタンを作成し(処理ボックス12)、それを用
いて期待値シミュレーションを行うことにより故障辞書
を作成する(処理ボックス15)。そして、スキャン故
障回路の期待値に応じたテストパタンを印加し、その出
力値と故障辞書の期待値入りテストパタンとの差から故
障診断を行う(処理ボックス20)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリアルなスキャン回
路の経路に対する故障診断法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリアルスキャンの経路上に故障
があった場合、その回路がプリント基板上に設けられて
いるものならば、テスタ上プローブを用いて試行錯誤に
より不良チップを判定していた。また、それがLSIな
らば、スキャン未使用のテストパタンにより故障の範囲
を絞り込み、テスタ等で診断していた。更に、通常の故
障辞書作成法による診断方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスキャ
ン経路故障診断法では、プリント基板の場合は、テスタ
上でプローブを用いて試行錯誤により不良チップを判定
していたため、不良チップを指摘するために人手の介入
を必要とする。また、LSIの場合は、最終的にテスタ
等で診断を行っていたため、多くの作業(工数)を要す
るという欠点がある。
【0004】更に、通常の故障辞書作成法では、多くの
パタン生成・マシンリソースを使用するという問題があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリアルスキ
ャンを有する回路のスキャン経路上の故障診断を行う場
合、スキャン入力データを初期値ALL“0”(又は、
ALL“1”)とし、ALL“1”(又は、ALL
“0”)を1ビットづつシフトさせてテストパタンを作
成し、このテストパタンを用いて期待値シミュレーショ
ンを行い、この出力値である期待値入りテストパタンを
故障辞書とし、前記スキャン経路が故障した回路に対
し、スキャンの故障値が“1”(又は、“0”)のとき
は、ALL“0”(又は、ALL“1”)を前記スキャ
ンに印加して前記回路の出力期待値を求め、この出力期
待値と前記故障辞書の前記期待値入りテストパタンとの
差から前記スキャン経路の故障を診断する。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明を実現する処理の流れを示す
フローチャートである。
【0008】テストパタン生成12は、スキャンビット
長11を入力し1故障診断用テストパタン13と0故障
診断用テストパタン14とを出力する。このテストパタ
ンは、入力端子に対しては全テストパタンに同一の入力
値をセットし、スキャンに対しては1故障診断用テスト
パタン13(0故障診断用テストパタン14)の場合、
全ビットを“0”(又は、“1”)をセットし、次のテ
ストパタンからは、スキャンの出力側から順に“1”
(又は、“0”)をセットしていく。そして、スキャン
の値が全ビット“1”(又は、“0”)になるまでテス
トパタンを生成する。
【0009】期待値シミュレーション15は、生成した
1故障診断用テストパタン13と0故障診断用テストパ
タン14とを入力し、出力端子・スキャンパス期待値を
求める。そして、求めたそれぞれの期待値入りテストパ
タンが、1故障用故障辞書17及び0故障用故障辞書1
8となる。
【0010】故障診断20は、スキャン経路のテストで
故障を検出した故障回路16をテスター上で故障値に応
じたテストパタン19を入力し、故障値に応じて1故障
用故障辞書17又は0故障用故障辞書18を参照し、診
断結果21を出力する。
【0011】図3は図1の1故障用テストパタン13の
一例であるスキャン入力データを示す図である。本実施
例では、初期値ALL“0”のスキャン入力パタンに対
し、スキャンの出力側から1ビットづつ値“1”をシフ
トさせたパタンである。なお、入力端子に対しては、全
テストパタンに共通な値とする。そして、本パタンのス
キャン入力値ALL“0”のパタンが出力側から1ビッ
ト目スキャン出力端子との間の故障を検出するテストパ
タンとなる。以下のテストパタンは、順に1ビット目と
2ビット目との間の故障を検出するテストパタン、2ビ
ット目と3ビット目との間の故障を検出するテストパタ
ンとなる。
【0012】図4は図1の故障用テストパタン14の一
例であるスキャン入力データを示す図である。本実施例
では、初期値ALL“1”のスキャン入力パタンに対
し、スキャンの出力側から1ビットづつ値“0”をシフ
トさせたパタンであって、図3における説明と同様に、
各テストパタンがそれぞれのスキャン経路間の故障検出
テストパタンとなる。
【0013】図2は図1の故障診断20の詳細な処理の
流れを示すフローチャートである。
【0014】診断ボックス41は、スキャン出力端子で
の値による判断であって、出力値が“1”の場合は、処
理ボックス43を実行し、出力値が“0”の値を印加
し、入力端子にテストパタンで用いて固定されている入
力値を印加する。処理ボックス45は、処理ボックス4
3と同様の処理を行うが、スキャンに印加する値はAL
L“1”である。
【0015】処理ボックス46は、スキャン故障値が
“1”のときは、1故障用故障辞書42内の出力端子期
待値と故障回路の出力値とを比較(スキャン故障値が
“0”のときは0故障用故障辞書44を参照)し、期待
値と一致するテストパタンを抽出する処理である。
【0016】判断ボックス47は、処理ボックス46で
抽出されたテストパタン数を判断する。そして、一致パ
タン数が0の場合は、スキャン経路以外にも故障が存在
すると判断し、従来の故障診断を行う。また、一致パタ
ン数が1の場合は、そのテストパタンのスキャン入力値
が0から1に変化しているスキャンフリップロップ間に
故障が存在すると判断する。更に一致パタン数が1より
多い場合は、処理ボックス48を実行する。処理ボック
ス48は、処理ボックス46で抽出されたテストパタン
からスキャン期待値を参照して故障位置を診断する。故
障回路のスキャン出力値は、故障ビットから出力側なら
ば正解値が出力されるため、スキャン故障値の反転値を
出力されたビット位置より入力側に故障が存在している
と判断する。
【0017】図5は図2のスキャン出力値判定48にお
いて、スキャン経路で0故障が発生している回路からの
スキャン出力値の一例を示す図である。本実施例では、
出力側から7ビット目以降に故障が存在していることが
判断できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスキャン
経路故障診断法では、スキャン経路以外の故障が同時に
起っていなければ、回路がプリント基板上に設けられて
いる場合は、テスタ上のプローブを用いて試行錯誤によ
る不良チップの判定が不要になり、人手の介入も不要に
なる。また、回路がLSIの場合は最終的にテスタ等で
診断を行っていた多くの作業が不要になるという効果が
ある。
【0019】更に、本発明は、通常の故障辞書作成法の
ように、多くのパタン生成・マシンリソースを使用しな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実現する処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図2】図1の0故障用診断20の詳細な処理の流れを
示すフローチャートである。
【図3】図1の1故障用テストパタン13の一例を示す
図である。
【図4】図1の0故障用テストパタン13の一例を示す
図である。
【図5】図2のスキャン出力値48の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 スキャン長 12 テストパタン生成 13 1故障診断用テストパタン 14 0故障診断用テストパタン 15 期待値シミュレーション 16 故障回路 17,42 1故障用故障辞書 18,44 0故障用故障辞書 19 テストパタン 20 故障診断 21 診断結果 41 スキャン期待値 43 ALL“0”をスキャンイン 45 ALL“1”をスキャンイン 46 出力端子期待値照合 47 一致パタン数:1 48 スキャン期待値照合
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/60 360 D 7922−5L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアルスキャンを有する回路のスキャ
    ン経路上の故障診断を行う場合、スキャン入力データを
    初期値ALL“0”(又は、ALL“1”)とし、AL
    L“1”(又は、ALL“0”)を1ビットづつシフト
    させてテストパタンを作成し、このテストパタンを用い
    て期待値シミュレーションを行い、この出力値である期
    待値入りテストパタンを故障辞書とし、前記スキャン経
    路が故障した回路に対し、スキャンの故障値が“1”
    (又は、“0”)のときは、ALL“0”(又は、AL
    L“1”)を前記スキャンに印加して前記回路の出力期
    待値を求め、この出力期待値と前記故障辞書の前記期待
    値入りテストパタンとの差から前記スキャン経路の故障
    を診断することを特徴とするスキャン経路故障診断法。
JP91195619A 1991-08-06 1991-08-06 スキヤン経路故障診断法 Pending JPH0540151A (ja)

Priority Applications (1)

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JP91195619A JPH0540151A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 スキヤン経路故障診断法

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JPH0540151A true JPH0540151A (ja) 1993-02-19

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JP91195619A Pending JPH0540151A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 スキヤン経路故障診断法

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JP (1) JPH0540151A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5699351A (en) * 1994-08-19 1997-12-16 Peerlogic, Inc. Node management in scalable distributed computing environment
US7581149B2 (en) 2006-01-23 2009-08-25 Fujitsu Limited Scan chain extracting method, test apparatus, circuit device, and scan chain extracting program

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5699351A (en) * 1994-08-19 1997-12-16 Peerlogic, Inc. Node management in scalable distributed computing environment
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