JPH11111000A - 半導体メモリの故障自己診断装置 - Google Patents

半導体メモリの故障自己診断装置

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JPH11111000A
JPH11111000A JP9266364A JP26636497A JPH11111000A JP H11111000 A JPH11111000 A JP H11111000A JP 9266364 A JP9266364 A JP 9266364A JP 26636497 A JP26636497 A JP 26636497A JP H11111000 A JPH11111000 A JP H11111000A
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JP
Japan
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generation circuit
data
memory
circuit
cpu
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JP9266364A
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Tsutomu Akiyama
勉 秋山
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/14Implementation of control logic, e.g. test mode decoders
    • G11C29/16Implementation of control logic, e.g. test mode decoders using microprogrammed units, e.g. state machines
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/3193Tester hardware, i.e. output processing circuits with comparison between actual response and known fault free response
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  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多様な不良の発生にも高速に試験及び検証を
行うことができる半導体メモリの故障自己診断装置を提
供する。 【構成】 CPU11からデータ発生回路12とアドレ
ス発生回路221〜22nに初期設定をし、クロック発
生回路13のタイミングでアドレス発生回路221〜2
2nとデータ発生回路12を使用して、テストデータを
メモリ素子211〜21nに書込み、また、比較器231
〜23nで、メモリ素子211〜21nの出力とデータ
発生回路12の出力とを比較して、不良検出にFF24
1〜24nをセットし、不良発生を表示する。また、不
良検出すると、対応するアドレス発生回路の動作を停止
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体メモリの
故障自己診断装置についてのものであり、特に、多ビッ
トで大容量の半導体メモリを搭載したICテスタにおけ
る半導体メモリの故障自己診断装置についてのものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来技術による代表的な半導体
メモリの故障自己診断装置の構成図である(特開平4−
178580号公報参照)。図5に示すように、この装
置は、(a)診断のシーケンスプログラムが書き込まれ
ているCPU51と、(b)CPU51からのテストス
タート信号TSTで起動するクロック発生回路56と、
(c)クロック発生回路56の出力CLKaで動作し、
CPU51がメモリ書き込みモード(WMD=「H」)
のときはメモリ55に書き込むデータを発生し、CPU
51がメモリ読み出しモード(WMD=「L」)のとき
は期待データを発生するデータ発生回路52と、(d)
クロック発生回路56の出力CLKaで動作し、CPU
51がメモリ書き込みモードのときは、データを書き込
むメモリ55のアドレスを発生し、CPU51がメモリ
読み出しモードのときは、データを読み出すメモリ55
のアドレスを発生するアドレス発生回路53と、(e)
クロック発生回路56の出力CLKaで動作し、テスト
終了を検出し、クロック発生回路6の動作を停止させる
停止信号TSPを発生するテスト終了検出回路57と、
(f)データ発生回路52の出力データを入力し、CP
U51が書込みモードのときには入力データをメモリ5
5の入力データMIDを出力し、CPU51が読出しモ
ードのときには入力データを期待データEXDとして出
力する切換回路58と、(g)メモリ55の読出しデー
タMODを第1入力とし、期待データEXDを第2入力
とし、メモリ55の出力データMODと期待データEX
Dとを比較し、期待データEXDとメモリ55の出力デ
ータMODの一致、不一致を検出し、メモリ55の良、
不良を判断する比較器54と、(h)比較器54の出力
CMPをセット信号とし、CPU51のテストスタート
信号TSTをリセット信号とするフリップフロップ(以
後、FFと呼ぶ)59とを備える。なお、メモリ55へ
の書込み指示信号MWTは、メモリ書き込みモード(W
MD=「H」)である場合にクロック発生回路56の出
力CLKb(CLKaとは異なる位相を有する)に同期
して、NAND回路60で発生される。
【0003】この装置では、以下のように動作して、メ
モリ55の自己診断を実行する。まず、CPU51が書
込みモード(WMD=「H」)を設定する。この後、C
PU51がデータバスDTBを介して、データ発生回路
52に初期データ値を設定するとともに、アドレス発生
回路53に初期アドレス値を設定する。また、テスト終
了検出回路57にテスト終了条件を設定する。引き続
き、CPU51がテストスタート信号TSTを出力し
て、クロック発生回路56を起動する。
【0004】起動されたクロック発生回路56は、互い
に異なる位相を有するクロック信号CLKaおよびクロ
ック信号CLKbを発生する。これらのクロック信号C
LKa、CLKbに同期して、データ発生回路52、ア
ドレス発生回路53、およびNAND回路60が動作し
て、メモリ55のアドレス発生回路53が発生したアド
レスにデータ発生回路53が発生したデータが順次書き
込まれる。
【0005】テスト対象のアドレス範囲についてのデー
タ書込みが終了すると、テスト終了検出回路57がメモ
リ書込み動作の終了を検出し、テスト終了信号TSPを
発生し、クロック発生回路56を停止させる。
【0006】次に、CPU51が読出しモード(WMD
=「L」)を設定する。この後、CPU51がデータバ
スDTBを介して、書込みモード時と同様に、データ発
生回路52に初期データ値を設定するとともに、アドレ
ス発生回路53に初期アドレス値を設定する。また、テ
スト終了検出回路57にテスト終了条件を設定する。引
き続き、CPU51がテストスタート信号TSTを出力
して、クロック発生回路56を起動するとともにFF5
9をリセットする。
【0007】起動されたクロック発生回路は、互いに異
なる位相を有するクロック信号CLKaおよびクロック
信号CLKbを発生する。これらのクロック信号CLK
aに同期して、データ発生回路52およびアドレス発生
回路53が動作して、メモリ55のアドレス発生回路5
3が発生したアドレスからデータが読み出され、データ
発生回路52が発生した期待データEXDとメモリ55
から読み出されたデータMODとが比較器54で順次比
較される。比較器54における比較の結果、不一致が生
じ、不良を検出すると、比較結果信号CMPでFF59
がセットされる。
【0008】テスト対象のアドレス範囲についてのデー
タ読出しおよび比較が終了するか、不良を検出すると、
テスト終了検出回路57がメモリ読出しおよび比較動作
の終了を検出し、テスト終了信号TSPを発生し、クロ
ック発生回路56を停止させ、テストが終了する。
【0009】こうして、テストが終了した段階でFF5
9の出力をテスタピンで参照することにより、メモリ5
5の診断を行うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体メモリの
自己診断装置は上記のように構成されるので、メモリの
自己診断をする際において、不良のない場合には高速に
行えるが、不良がアドレスやテスタピンについて多岐に
わたって発生している場合には、不良がどのテスタピン
のどのアドレスで発生しているか検証するにあたって、
不良が発生した回数と同じ回数のテストが必要であり、
検証に時間を費やすという問題があった。
【0011】本発明は、上記を鑑みてなされたものであ
り、多様な不良の発生にも高速に試験及び検証すること
ができる半導体メモリの故障自己診断装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、テスタピンに応じたメモリの数に応じ
て各メモリごとに配設することが必須の資源と全メモリ
に共通に配設することができる資源とを組合せて、半導
体メモリの故障自己診断装置を構成することとした。
【0013】すなわち、本発明の半導体メモリの故障自
己診断装置は、(a)診断のシーケンスプログラムが書
き込まれ、診断動作を制御するCPUと、(b)CPU
がメモリ書込みモードを指定のときは全てのメモリ素子
へ書き込むデータを発生するとともに、CPUがメモリ
読出しモードを指定のときは全てのメモリ素子から読み
出されるデータの期待値を発生するデータ発生回路と、
(c)CPUからのテストスタート信号に応じて起動
し、複数のクロック信号を出力するクロック発生回路
と、(d)所定アドレス範囲についてのテスト終了を検
出し、クロック発生回路の動作を停止させる第1停止信
号を発生する第1テスト終了検出回路と、(e)メモリ
素子ごとに配設され、CPUがメモリ書込みモードを指
定のときはデータが書き込まれるメモリ素子のアドレス
を発生するとともに、CPUがメモリ読出しモードを指
定のときはデータが読み出されメモリのアドレスを発生
するアドレス発生回路と、(f)メモリ素子ごとに配設
され、メモリ素子から読み出されたデータとデータ発生
回路から出力された期待値データとを入力して比較し、
比較結果信号を出力する比較器と、(g)メモリ素子ご
とに配設され、テストスタート信号でリセットされると
ともに、比較器での不一致結果に応じた比較結果信号で
セットされ、セット時に、対応するアドレス発生回路を
不活性化させるフリップフロップ回路と、(h)CPU
が書込みモードを指定時に、クロック発生回路から出力
された第1クロック信号に同期して、メモリ素子への書
込み指示信号を発生するライトイネーブル回路と、
(i)CPUが読出しモードを指定時に、クロック発生
回路から出力された第2クロック信号に同期して、比較
器の活性化を指示する比較器活性化信号信号を発生する
比較器活性化回路とを備えることを特徴とする。
【0014】本発明の半導体メモリの故障自己診断装置
によれば、診断対象のメモリ素子ごとに、アドレス発生
回路、比較器、およびフリップフロップを配設される。
そして、診断の結果として特定のメモリ素子の不良が検
出され、この特定のメモリ素子に対応したフリップフロ
ップがセットされると、この特定のメモリ素子に対応す
るアドレス発生回路が不活性化され、この特定のメモリ
素子に関するテストが終了する。一方、不良が検出され
ていない他のメモリ素子については診断が続行される。
【0015】したがって、テスト終了時に各フリップフ
ロップの出力をテスタピンとして参照することにより、
不良が発生したメモリ素子を判別できるとともに、不良
が発生したメモリ素子に対応するアドレス発生回路の内
容を参照することにより、不良が発生したアドレスを識
別することができる。
【0016】本発明の半導体メモリの故障自己診断装置
では、アドレス発生回路をアップカウンタを用いて構成
されることが可能であり、また、第1テスト終了検出回
路がダウンカウンタを用いて構成するされることが可能
である。
【0017】また、本発明の半導体メモリの故障自己診
断装置では、全てのフリップフロップ回路の出力信号を
入力し、全てのフリップフロップ回路がセットされた場
合に、クロック発生回路の動作を停止させる第2停止信
号を発生する第2テスト終了検出回路を更に備えること
が可能である。
【0018】この場合、所定アドレス範囲についてのテ
ストが終了する前に、全てのメモリ素子で不良が発生し
た場合、直ちにクロック発生回路の動作が停止され、余
分となった期間にクロック発生回路が動作せずにテスト
が終了するので、効率的な診断が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の半導体メモリ故障自己診断装置の一実施形態につい
て説明する。なお、図面の説明にあたって、同一の要素
には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0020】図1は、本発明の半導体メモリ故障自己診
断装置の一実施形態の構成図である。図1に示すよう
に、この装置は、(a)診断のシーケンスプログラムが
書き込まれ、診断動作を制御するCPU11と、(b)
CPU11がメモリ書込みモードを指定(WMD=
「H」)のときは、全てのメモリ素子211〜21nへ
書き込むデータを発生するとともに、CPU11がメモ
リ読出しモードを指定(WMD=「L」)のときは、全
てのメモリ素子211〜21nから本来読み出されるべ
きデータの期待値を発生するデータ発生回路12と、
(c)CPU11からのテストスタート信号TSTに応
じて起動し、クロック信号CLKa、CLKb、および
CLKcを出力するクロック発生回路13と、(d)所
定アドレス範囲についてのテスト終了を検出し、クロッ
ク発生回路13の動作を停止させる第1停止信号TSP
1を発生する第1テスト終了検出回路14と、(e)メ
モリ素子211〜21nごとに配設され、CPU11が
メモリ書込みモードを指定のときはデータが書き込まれ
るメモリ素子211〜21nのアドレスを発生するとと
もに、CPU11がメモリ読出しモードを指定のときは
データが読み出されメモリ素子211〜21nのアドレ
スを発生するアドレス発生回路221〜22nと、
(f)メモリ素子211〜21nごとに配設され、メモ
リ素子211〜21nから読み出されたデータとデータ
発生回路12から出力された期待値データとを入力して
比較し、比較結果信号を出力する比較器231〜23n
と、(g)メモリ素子211〜21nごとに配設され、
テストスタート信号TSTでリセットされるとともに、
比較器231〜23nでの不一致結果に応じた比較結果
信号CMP1〜CMPnでセットされ、セット時に、対
応するアドレス発生回路221〜22nを不活性化させ
るフリップフロップ回路(以後、FFと呼ぶ)241〜
24nと、(h)CPU11が書込みモードを指定時
に、クロック発生回路13から出力されたクロック信号
CLKbに同期して、メモリ素子211〜21nへの書
込み指示信号MWTを発生するライトイネーブル回路1
5と、(i)CPU11が読出しモードを指定時に、ク
ロック発生回路13から出力されたクロック信号CLK
aに同期して、比較器231〜23nの活性化を指示す
る比較器活性化信号CENを発生する比較器活性化回路
16と、(h)全てのフリップフロップ回路241〜2
4nの出力信号を入力し、全てのフリップフロップ回路
241〜24nがセットされた場合に、クロック発生回
路13の動作を停止させる第2停止信号TSP2を発生
する第2テスト終了検出回路17とを備える。
【0021】ここで、各アドレス発生回路221〜22
nは、CPU11によってカレント値が読み書き可能で
あり、クロック信号CLKcに同期してカウントアップ
するアップカウンタを備える。第1テスト終了検出回路
14は、CPU11によってカレント値が書込み可能
であり、クロック信号CLKcに同期してカウントダウ
ンするダウンカウンタ31と、ダウンカウンタ31の
カレント値を入力し、このカレント値が0の場合に、第
1停止信号TSP1を発生するゼロ一致検出回路32を
備える。第2テスト終了検出回路17は、全てのフリ
ップフロップ回路241〜24nの出力信号を入力し、
論理積を演算して出力するAND回路36と、AND
回路36の出力信号とCPU11が出力する不良停止モ
ード信号FSPとを入力し、論理積を演算して第2停止
信号TSP2を出力するAND回路37とを備える。な
お、第1停止信号TSP1と第2停止信号TSP2とは
OR回路39で論理和が演算され、クロック停止信号T
SPがクロック発生回路13へ向けて出力される。
【0022】本実施形態の装置の動作について説明す
る。なお、図2はメモリ素子211〜21nへのデータ
書込み動作時のタイムチャートであり、図3はメモリ素
子211〜21nからのデータ読出し動作時のタイムチ
ャートである。
【0023】まず、メモリ素子211〜21nへの所定
データの書込みを行う場合について説明する。このメモ
リ素子211〜21nへのデータ書込みを実行する前
に、CPU11からデータバスDTBを介して、テスト
するアドレス範囲のスタートアドレスをカレント値とし
てアドレス発生回路221〜22nのアップカウンタに
設定するとともに、テストするアドレス範囲の大きさを
カレント値として第1テスト終了検出回路14のダウン
カウンタ31に設定する。
【0024】以上の設定の具体例として、64kのアド
レス容量を持つメモリ素子の全てについて、アドレスが
0番地から99番地までをテストする場合について、図
4を参照して説明すれば、全てのアドレス発生回路22
1〜22nには「0」がカレント値として設定されると
ともに、第1テスト終了検出回路14には「(99−0
+1)=100」がカレント値として設定される。ま
た、CPU11からデータバスDTBを介して、データ
発生回路12にはテストデータが設定される。例えば、
全アドレスに「0」が書けるかをチェックするときは、
「0」が設定され、全アドレスに「1」が書けるかをチ
ェックするときは「1」が設定される。
【0025】このようにして、メモリ素子211〜21
nに、アドレス発生回路221〜22nからスタートア
ドレスが与えられ、データ発生回路12からテストデー
タが与えられる。
【0026】次に、CPU11によりメモリ書込みモー
ド(WMD=「H」)を指定し、このモード信号WMD
をライトイネーブル回路15および比較器活性化回路1
6に供給する。この結果、比較器活性化回路16の出力
CENは常時「H」となり、比較器231〜23nは比
較動作を行わなくなる。
【0027】次いで、CPU11がテストスタート信号
TSTを発生し、FF241〜24nをリセットすると
ともに、クロック発生回路13を起動する。起動された
クロック発生回路13は、クロック信号CLKa、CL
Kb、CLKcを所定の順序で繰り返し出力する。
【0028】クロック信号CLKbがライトイネーブル
回路15に供給されると、クロック信号CLKbが
「H」となるタイミングで書込み指示信号MWTが
「L」となり、その時にデータ発生回路12から出力さ
れているテストデータが、メモリ素子211〜21n内
のアドレス発生回路221〜22nによって指定された
アドレス領域に書き込まれる。
【0029】次に、クロック信号CLKcが「H」とな
ると、アドレス発生回路221〜22nのカウント値が
+1されるとともに、第1テスト終了検出回路14のカ
ウント値が−1される。
【0030】このようにして、クロック信号CLKbお
よびクロック信号CLKcの繰り返しにより、メモリ素
子211〜21n内にテストデータが順次書き込まれ
る。
【0031】一方、第1テスト終了検出回路14のダウ
ンカウンタ31は、クロック信号CLKcによってカウ
ントダウンし、カウント値が「0」となると第1テスト
終了検出回路14のダウンカウンタ31は第1停止信号
TSP1を発生して、クロック発生回路13を停止させ
る。このようにして、メモリ素子211〜21nのテス
トしたいアドレスにテストデータが書き込まれる。
【0032】以上のようにして、メモリ素子211〜2
1nへの所定データの書込みが完了すると、メモリ素子
211〜21nからの読出し動作を行う。
【0033】次に、読出しを行う場合の動作について説
明する。
【0034】メモリ素子211〜21nからのデータ読
出しを実行する前に、データ書込み前と同様に、CPU
11からデータバスDTBを介して、テストするアドレ
ス範囲のスタートアドレスをカレント値としてアドレス
発生回路221〜22nに設定するとともに、テストす
るアドレス範囲の大きさをカレント値として第1テスト
終了検出回路14のダウンカウンタ31に設定する。
【0035】次に、CPU11によりメモリ読出しモー
ド(WMD=「L」)を指定し、このモード信号WMD
をライトイネーブル回路15および比較器活性化回路1
6に供給する。この結果、ライトイネーブル回路15の
出力MWTは常時「H」となり、メモリ素子211〜2
1nへの書込み動作を行わなくなる。
【0036】次いで、CPU11がテストスタート信号
TSTを発生し、FF241〜24nをリセットすると
ともに、クロック発生回路13を起動する。起動された
クロック発生回路13は、クロック信号CLKa、CL
Kb、CLKcを所定の順序で繰り返し出力する。
【0037】クロック信号CLKaが「H」となると、
比較器活性化回路16の出力CENが「L」となり、比
較器231〜23nが活性化され、比較動作を実行す
る。比較器231〜23nでの比較動作では、メモリ素
子211〜21nの出力データとデータ発生回路12か
らの期待値データとがそれぞれ比較され、一致または不
一致がそれぞれ検出される。いずれかが不一致の時は、
対応する比較器は不一致結果信号を出力し、対応するF
Fをセットし、メモリ素子の不良検出を示す。また、い
ずれかのFFがセットされると、対応するアドレス発生
回路の動作が停止される。一方、不良が検出されていな
い他のアドレス発生回路は動作を継続する。
【0038】このようにして、クロック信号CLKaお
よびクロック信号CLKcの繰り返しにより、メモリ素
子211〜21n内にテストデータが順次読み出され、
期待値データと比較され、メモリ素子211〜21nの
不良が検出される。
【0039】一方、第1テスト終了検出回路14のダウ
ンカウンタ31は、クロック信号CLKcによってカウ
ントダウンし、カウント値が「0」となると、第1テス
ト終了検出回路14のダウンカウンタ31は第1停止信
号TSP1を発生して、クロック発生回路13を停止さ
せる。
【0040】なお、データ読出しを実行する前に、CP
U11が不良停止モード信号FSPを「H」に設定して
おくと、メモリ素子211〜21nの全てで不良が検出
された段階で、第2停止信号TSP2が発生して、クロ
ック発生回路13を停止させる。
【0041】以上のテストが終了した後、FF241〜
24nの出力を参照することによって、不良となったメ
モリ素子(及びビット位置)がわかり、また不良になっ
たメモリ素子に対応するアドレス発生回路221〜22
nの内容を参照することによって、不良となったメモリ
素子の全てについて、それぞれにおける最初の不良アド
レスがわかる。
【0042】なお、本発明は、上記の実施形態に限定さ
れるものではなく、変形が可能である。例えば、アドレ
ス発生回路では、アップカウンタに代えてダウンカウン
タを使用することができる。また、データ発生回路で
は、固定のテストデータを出力することに代えて、アッ
プカウンタやダウンカウンタを使用して所定の変化態様
でテストデータを変化させることができる。
【0043】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
半導体メモリ故障自己診断装置によれば、テスタピンに
応じたメモリの数に応じて各メモリごとに配設すること
が必須の資源と全メモリに共通に配設することができる
資源とを組合せて装置を構成し、メモリ素子ごとに診断
用の読出しおよび比較をそのメモリ素子での不良発生に
応じて停止するので、多様な不良の発生にも高速に試験
及び検証を行うことができ、診断時間を短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体メモリの故障自己診断装置の一
実施形態の構成図である。
【図2】図1の装置におけるメモリ素子への書込み動作
時のタイムチャートである。
【図3】図1の装置におけるメモリ素子からの読出し動
作時のタイムチャートである。
【図4】図1の装置におけるテスト実行のための設定の
例の説明図である。
【図5】従来技術による故障自己診断装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
11 CPU 12 データ発生回路 13 クロック発生回路 14 第1テスト終了検出回路 15 ライトイネーブル回路 16 比較器活性化回路 17 第2テスト終了検出回路 21 メモリ素子 22 アドレス発生回路 23 比較器 24 フリップフロップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診断のシーケンスプログラムが書き込ま
    れ、診断動作を制御するCPUと、 前記CPUがメモリ書込みモードを指定のときは全ての
    メモリ素子へ書き込むデータを発生するとともに、前記
    CPUがメモリ読出しモードを指定のときは全ての前記
    メモリ素子から読み出されるデータの期待値を発生する
    データ発生回路と、 前記CPUからのテストスタート信号に応じて起動し、
    複数のクロック信号を出力するクロック発生回路と、 所定アドレス範囲についてのテスト終了を検出し、前記
    クロック発生回路の動作を停止させる第1停止信号を発
    生する第1テスト終了検出回路と、 前記メモリ素子ごとに配設され、前記CPUがメモリ書
    込みモードを指定のときはデータが書き込まれる前記メ
    モリ素子のアドレスを発生するとともに、前記CPUが
    メモリ読出しモードを指定のときはデータが読み出され
    前記メモリのアドレスを発生するアドレス発生回路と、 前記メモリ素子ごとに配設され、前記メモリ素子から読
    み出されたデータと前記データ発生回路から出力された
    期待値データとを入力して比較し、比較結果信号を出力
    する比較器と、 前記メモリ素子ごとに配設され、前記テストスタート信
    号でリセットされるとともに、前記比較器での不一致結
    果に応じた比較結果信号でセットされ、セット時に対応
    する前記アドレス発生回路を不活性化させるフリップフ
    ロップ回路と、 前記CPUが書込みモードを指定時に、前記クロック発
    生回路から出力された第1クロック信号に同期して、前
    記メモリ素子への書込み指示信号を発生するライトイネ
    ーブル回路と、 前記CPUが読出しモードを指定時に、前記クロック発
    生回路から出力された第2クロック信号に同期して、前
    記比較器の活性化を指示する比較器活性化信号信号を発
    生する比較器活性化回路とを備える、ことを特徴とする
    半導体メモリの故障自己診断装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレス発生回路はアップカウンタ
    を備える、ことを特徴とする請求項1記載の半導体メモ
    リの故障自己診断装置。
  3. 【請求項3】 前記第1テスト終了検出回路はダウンカ
    ウンタを備える、ことを特徴とする請求項1記載の半導
    体メモリの故障自己診断装置。
  4. 【請求項4】 全ての前記フリップフロップ回路の出力
    信号を入力し、全ての前記フリップフロップ回路がセッ
    トされた場合に、前記クロック発生回路の動作を停止さ
    せる第2停止信号を発生する第2テスト終了検出回路を
    更に備える、ことを特徴とする請求項1記載の半導体メ
    モリの故障自己診断装置。
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