JP2002340460A - カーボネータ付き蓄氷冷水機 - Google Patents
カーボネータ付き蓄氷冷水機Info
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Abstract
化と省エネルギー化を図る。 【解決手段】 飲料を通す冷却コイル10a,10dが
収容されると共に冷凍装置8のエバポレータ9と撹拌装
置12とが収容された水槽3内に、飲料に炭酸ガスを溶
け込ませるカーボネータ11が収容される。カーボネー
タ11内に飲料を供給して該飲料に炭酸ガスを溶け込ま
せるとき、撹拌装置12のモータ27による水槽3内冷
却水の撹拌速度を高速にし、カーボネータ11内の飲料
が所定量に達したとき撹拌速度を低速あるいは停止させ
る。炭酸飲料を製造するときに撹拌装置12が高速に水
槽3内の冷却水を撹拌するため良質の炭酸飲料が製造で
き、不要時には撹拌速度を低速または停止させるため、
装置の静穏化と省エネルギー化が図れる。
Description
を製造するカーボネータ付き蓄氷冷水機に関し、更に詳
細には、省エネルギーを図りかつ良質の炭酸飲料を製造
するのに好適なカーボネータ付き蓄氷冷水機に関するも
のである。
レータを収容してこの水槽内の水を冷却し、飲料供給用
のパイプを水槽内に通すことで、パイプ内を通る飲料を
間接的に冷却するよう構成される。また水槽内には撹拌
装置が設けられており、該撹拌装置で水槽内の氷混じり
の冷水を撹拌し、冷却水温を水槽内で均一に制御するこ
とで、パイプ内を通過する飲料の冷却効率を高めること
ができるようになっている。なお、飲料を炭酸水にする
場合には、飲料を通すパイプの途中にカーボネータを接
続してこれを水槽内に収容し、飲料中に炭酸ガスを溶か
し込むようにする。
搭載した蓄氷冷水機では、撹拌装置におけるモータの回
転制御は行なわれておらず、常に一定速度で運転されて
いる。この場合に、回転速度が高速に設定されている
と、水流が激しくなってせっかく製造した氷を融かして
しまうためにエネルギーロスが大きくなってしまうと共
に、撹拌装置の寿命低下を招来する。逆に、省エネルギ
ーや低騒音化を図るために回転速度を低速に設定する
と、良質の炭酸水が得られないという問題を生じる。
タ付き蓄氷冷水機に内在している前記課題に鑑み、これ
を好適に解決するべく提案されたものであって、静穏化
と省エネルギー化、長寿命化が図れると同時に良質の炭
酸飲料を得ることができるカーボネータ付き蓄氷冷水機
を提供することを目的とする。
の目的を達成するため、本発明に係るカーボネータ付き
蓄氷冷水機は、飲料を通すパイプが収容されると共に、
冷凍装置から導出して表面に氷が生成されるエバポレー
タおよび撹拌装置が収容された水槽内に、前記飲料に炭
酸ガスを溶け込ませるカーボネータを収容したカーボネ
ータ付き蓄氷冷水機において、前記冷凍装置を用いて前
記水槽内の冷却水をエバポレータの表面に氷結させる動
作時、および/または前記カーボネータ内に飲料を供給
して該飲料に炭酸ガスを溶け込ませる動作時に、前記撹
拌装置による前記水槽内冷却水の撹拌速度を高速に制御
する制御手段を備えることを特徴とする。
付き蓄氷冷水機につき、好適な実施例を挙げて、添付図
面を参照しながら以下説明する。
ネータ付き蓄氷冷水機の構成図である。このカーボネー
タ付き蓄氷冷水機1は、上部に機械室2が設けられると
共に、下部には断熱材に囲まれた水槽3が設けられてい
る。また機械室2の前部には、漏電ブレーカ(ELB)4
とスイッチボード5とが設けられると共に、機械室2内
には、蓄氷冷水機1を制御する制御手段としてのコント
ロールボックス6と、ポンプモータ(PM)7および冷凍
装置8が設けられる。
るエバポレータ9が収容され、水槽3内の水を冷却する
ようになっている。更に水槽3内には、飲料を通す第1
の冷却コイル(パイプ)10aと、飲料中に炭酸ガスを溶
け込ませるカーボネータ11と、水槽3内の冷却水を撹
拌する撹拌装置12とが設けられている。また、エバポ
レータ9が水槽3内の水を冷却することによって、その
表面に生成される氷13を検知する氷センサ14が、該
水槽3内に取り付けてある。
た2つの電極で構成され、両電極間に氷が生成されてい
ないときは水の低抵抗値によって導通しており(オン状
態)、両電極間に氷が生成されて電極間の抵抗が上昇
し、所定の高抵抗値になったときオフするよう設定され
る。
前部には、ドリップパン15が突設され、その上方には
ミキシングバルブ16a,16bと、各ミキシングバル
ブ16a,16bを夫々開閉するレバー17a,17bと
が左右に設けられている(図1は側面図であるため、ミ
キシングバルブ、レバーは夫々1個だけ図示)。そし
て、レバー17a,17bのいずれかに図示しないコッ
プ等が押し付けられたとき、このコップ内にレバー17
a,17bに対応する注出口22a,22bから飲料また
は炭酸飲料が供給されるようになっている。
冷水機1の飲料供給系統図である。飲料供給源18に電
磁弁からなるウォーターバルブ(WV1)20およびパイ
プ10bを介してポンプモータ(PM)7が接続され、こ
のポンプモータ7の吐出側に、前述した水槽3内に収容
された第1の冷却コイル10aが接続されている。第1
の冷却コイル10aの先は2つに分岐され、分岐された
一方がパイプ10cおよび前記ミキシングバルブ16a
を介して飲料注出口22aに接続されている。また第1
の冷却コイル10aの分岐された他方は、電磁弁からな
るウォーターバルブ(WV2)21を介してカーボネータ
11に接続される。このカーボネータ11からは、第2
の冷却コイル(パイプ)10dが引き出され、これが水槽
3内を通った後、前記ミキシングバルブ16bを介して
炭酸飲料注出口22bに接続されるよう構成してある。
水機1のコントロールボックス6内には、第1リレーX
1、第2リレーX2および第3リレーX3が設けられてい
る。第1リレーX1は、前記氷センサ14に連動するよ
う設定される。すなわち、氷センサ14が所定の低抵抗
値を検出してオンしたとき第1リレーX1が励磁され
て、各常開接点X1−1a,X1−2aを閉成すると同時
に常閉接点X1−bを開放し、氷センサ14が所定の高
抵抗値を検出してオフしたとき該第1リレーX1が滅勢
されて、各常開接点X1−a,X1−2aを開放すると同
時に常閉接点X1−bを閉成するよう設定される。
には、バルブ開状態を検出する注出スイッチS1が取り
付けられており、第2リレーX2はこの注出スイッチS1
に連動するよう設定される。すなわち、注出スイッチS
1のオンで第2リレーX2が励磁されて、各常開接点X2
−1a,X2−2aを閉成すると同時に常閉接点X2−b
を開放するよう設定されている。また、前記カーボネー
タ11の内部には、図示しないフロートスイッチFSが
配設されており、第2リレーX2はこのフロートスイッ
チFSにも連動するよう設定される。すなわち、フロー
トスイッチFSがカーボネータ11内の所定下位水位を
検出したとき第2リレーX2が励磁されて、各常開接点
X2−1a,X2−2aを閉成すると共に常閉接点X2−b
を開放し、所定上位水位に達したとき第2リレーX2が
滅勢されて、各常開接点X2−1a,X2−2aを開放す
ると共に常閉接点X2−bを閉成するよう構成される。
のフロートスイッチFSに連動するよう設定されてお
り、該フロートスイッチFSがカーボネータ11内の所
定下位水位を検出したとき、第3リレーX3が励磁され
て常開接点X3−aを閉成し、所定上位水位に達したと
き、第3リレーX3が滅勢されて常開接点X3−aを開放
するよう設定されている。
き蓄氷冷水機1の制御回路図である。AC電源のライン
A,B間には、漏電ブレーカ4を介して、冷凍装置8の
コンプレッサモータ(CM)25およびファンモータ(F
M)26と、撹拌装置12の撹拌モータ(M)27と、ポ
ンプモータ(PM)7とが並列に接続されている。またコ
ンプレッサモータ25およびファンモータ26とライン
Aとの間には、第1リレーX1の常開接点X1−1aが介
装される。更に、コンプレッサモータ25とラインBと
の間にはモータプロテクタ31が設けられている。
高速回転端子27aと低速回転端子27bとが設けら
れ、ラインAと高速回転端子27aとの間には、第1リ
レーX 1と第2リレーX2の各常開接点X1−2a,X2−
1aが並列に接続されている。またラインAと低速回転
端子27bとの間には、第1リレーX1と第2リレーX2
の各常閉接点X1−b,X2−bが直列に接続してある。
は、第2リレーX2の常開接点X2−2aが介装され、ポ
ンプモータ7には、前記ウォーターバルブ20が並列に
接続されると共に、第3リレーX3の常開接点X3−aに
直列接続された前記ウォーターバルブ21が、ポンプモ
ータ7に並列に接続されている。
き蓄氷冷水機の作用について、図4,図5のタイミング
チャートを参照して説明する。このカーボネータ付き蓄
氷冷水機1の運転に際しては、漏電ブレーカ4を投入し
て電源をオンにする。なお、電源は、水槽3が満水であ
るときだけオンされるようになっている。また、本実施
形態では、電源オンで直ちに第1リレーX1を機能させ
ることはせずに、モータプロテクタ31の保護機能によ
り、3分間の遅延時間を設けている。このため、電源オ
ン直後は、第1リレーX1および第2リレーX2の常閉接
点X1−b,X2−bが共に閉成状態に保持されており、
図3に示すように、撹拌モータ27の低速回転端子27
bがラインAに接続され、撹拌モータ27は低速回転を
始める。
ーX1の各常開接点X1−1a,X1−2aが閉成(常閉接
点X1−bを開放)し、冷凍装置8が起動すると同時に、
撹拌モータ27の高速回転端子27aがラインAに接続
されて撹拌モータ27が高速回転を始める。冷凍装置8
が起動することでエバポレータ9に冷媒が循環されて水
槽3内の水の冷却が進み、該エバポレータ9表面で氷が
成長するに従って、氷センサ14の抵抗値は上昇を始め
る。
値に達し、所定の遅延時間後、例えば5秒後に、第1リ
レーX1は各常開接点X1−1a,X1−2aを開放し、常
閉接点X1−bを閉成する。これにより、冷凍装置8は
動作を停止し、撹拌モータ27は低速回転にて水槽3内
の冷却水を撹拌する。水槽3内の氷が融けて氷センサ1
4の抵抗値が所定の低抵抗値に達すると、第1リレーX
1は機能を開始するが、上述したように、本実施形態で
は3分間の遅延時間を設けているため、氷センサ14の
抵抗値が所定の低抵抗値に達してから3分後に、第1リ
レーX1の各常開接点X1−1a,X1−2aが閉成して常
閉接点X1−bが開放される。
内の冷却水温度は略0℃の所定温度範囲内に保たれ、こ
の水槽3内に収納された冷却コイル10a,10dを通
過して冷やされる飲料は、常時、この所定温度範囲内に
冷却されることとなる。本実施形態のように、3分間の
遅延時間を設けることで、撹拌モータ27を頻繁に速度
切り換えしないようにすることができ、また、冷凍装置
8のコンプレッサの保護を図ることができるので、装置
の長寿命化を図ることが可能となる。また冷凍装置8を
用いて水槽3内の冷却水をエバポレータ9の表面に氷結
させる動作時には、撹拌モータ27が高速回転されるこ
とで、エバポレータ9の表面には均質な氷13が生成さ
れる該氷13による効率的に冷却が達成される。しか
も、冷凍装置8の停止時には撹拌モータ27は低速回転
に切り換えられるから、氷13が短時間で融けるのは抑
制され、エネルギーロスは抑えられる。
押し付けられて図2の注出スイッチS1がオンすると、
第2リレーX2の常開接点X2−1a,X2−2aが閉成さ
れてX2−bが開放される。これにより、撹拌モータ2
7は高速回転を始めて水槽3内の冷却水を高速に撹拌す
る。これと同時に、図2のウォーターバルブ20が開き
かつポンプモータ7が回転を始めるため、飲料(希釈原
料)は、パイプ10bから第1の冷却コイル10a内に
導入されて冷却され、パイプ10cおよびミキシングバ
ルブ16aを介して飲料注出口22aからコップ内に注
がれる。コップをレバー17aから離すと、元の状態に
戻り、撹拌モータ27は低速回転に切り換えられる。す
なわち、飲料の注出動作時には、撹拌モータ27が高速
回転されることで、第1の冷却コイル10a内を通る飲
料と水槽3内の冷却水との熱交換が効率的になされ、連
続して飲料が注出される際にも常に冷めたい飲料を注出
することができる。
蓄氷冷水機1では、この蓄氷冷水機の管理者等に対して
注意を促し安全性を高めるために、図4に示すように、
電源オンでリセットランプを点灯させ、管理者等がリセ
ットボタンをオンしたとき初めてポンプモータ7を起動
可能とし、また、ポンプモータ7が例えば炭酸飲料製造
時に1分以上動作したとき異常発生と認識してポンプモ
ータ7を停止させてリセットランプを点灯させ、再びリ
セットボタンがオンされない限り、ポンプモータ7が起
動しない構成としている。
蓄氷冷水機1では、図5に示すように、コンプレッサが
停止しているときに注出スイッチS1が飲料注出を検出
し(時刻t1)、これによってポンプモータ7の起動と撹
拌モータ27の高速回転が始まった場合には、次にコン
プレッサが起動する前に注出スイッチS1がオフ(時刻t
2)になっても、直ちに撹拌モータ27の高速回転を止め
るようには制御せず、飲料注出によって水槽3内の氷が
融け氷センサ14がこれを検出してコンプレッサが起動
し(時刻t3)、このコンプレッサが停止(時刻t4)するま
で、撹拌モータ27の高速回転を継続する。これによ
り、撹拌モータ27の頻繁な起動停止や速度切り換えを
回避するようになっている。なお、注出スイッチS1が
オフ(時刻t2)になった後から予め設定した所定時間が
経過した時点で、撹拌モータ27の高速回転を止めるよ
うに制御してもよい。
する。前記カーボネータ11内がカラ状態で炭酸水の水
位が所定下位水位になるとフロートスイッチFSがオン
し、第2リレーX2の常開接点X2−1a,X2−2aと第
3リレーX3の常開接点X3−aが閉成する。常開接点X
2−1aの閉成により、撹拌モータ27の高速回転端子
27aがラインAに接続され、水槽3内の冷却水は高速
に撹拌される。また、常開接点X2−2aと常開接点X3
−aが共に閉成されることにより、ウォーターバルブ2
0,21が共に開状態となり、同時にポンプモータ7も
起動される。
供給されてカーボネータ11の内部ガス圧が高くなり、
カーボネータ11内の飲料中に炭酸ガスが溶け込む。こ
れと同時に、水槽3内の冷却水が高速に撹拌されるた
め、カーボネータ11が良好に冷却され、良質の炭酸飲
料が製造されカーボネータ11内に蓄積される。
定上位水位に達すると、フロートスイッチFSがオフ
し、常開接点X2−2aおよび常開接点X3−aが開放さ
れ、ウォーターバルブ20,21が共に閉状態になると
共にポンプモータ7が停止され、炭酸飲料の製造が停止
される。これと同時に、常閉接点X2−bが閉成されて
撹拌モータ27の低速回転端子27bがラインAに接続
され、水槽3内は低速に撹拌されて冷却される。すなわ
ち、炭酸飲料の製造動作時には、撹拌モータ27が高速
回転されることで、カーボネータ11が良好に冷却され
るから、良質の炭酸飲料を製造することができる。
キシングバルブ16bが開状態になると、カーボネータ
11の内部ガス圧によってカーボネータ11内の炭酸飲
料が第2の冷却コイル10dを通して押し出される。こ
の炭酸飲料は、第2の冷却コイル10dを通ることで更
に冷却され、バルブ16bを介して炭酸飲料注出口22
bからコップ内に注がれる。このようにして炭酸飲料が
注出され、カーボネータ11内の炭酸水が減少してフロ
ートスイッチFSがオンすると、上記と同様にして炭酸
飲料が製造される。
の注出動作時および炭酸飲料の製造動作時以外は、前記
撹拌モータ27を低速回転に切り換えるから、省エネル
ギーと装置の静穏化を図ることができる。また撹拌装置
12の延命化も図られる。
2aが開放してポンプモータ7が停止したとき、同時に
撹拌モータ27も高速回転から低速回転に切り換えられ
る回路構成としたが、撹拌モータ27の高速回転から低
速回転への速度切り換え時点をポンプモータ7の停止時
点から所要時間だけ遅延させる遅延回路を入れること
で、冷却コイル10a,10dやカーボネータ11をポ
ンプモータ7の停止後も更に効率的に冷却することがで
きる。
るのが好ましく、特にこの遅延時間を炭酸飲料製造に要
する時間(カーボネータ11内の所定下位水位から所定
上位水位まで飲料を入れるまでに要する時間=カーボネ
ータ11への飲料供給時間)よりも長めに設定すること
で、カーボネータ11内で製造される炭酸飲料の品質を
更に良質にすることができる。また、この遅延時間を設
けることで速度切り換え頻度を抑制でき、装置寿命を延
ばすことも可能となる。
バルブを用いて飲料や炭酸飲料の注出を行なっている
が、注出時に信号が取れる装置であれば、ミキシングバ
ルブに限らず、注出時に撹拌モータを高速回転させるこ
とが可能である。また、前述した実施形態では、ミキシ
ングバルブ16b側には注出検出用のスイッチを設けて
おらず、炭酸飲料注出時に撹拌モータを高速回転させる
ことはしていない。しかし、炭酸飲料の注出時にも撹拌
モータを高速回転させて第2の冷却コイル10dを通る
炭酸飲料を更に冷却する構成とすることもできる。この
場合、ミキシングバルブ16bに炭酸飲料注出検出用ス
イッチを設け、このスイッチの検出信号により、図3の
撹拌モータの高速回転端子をラインAに接続する構成と
することで実現できる。
サの停止時でかつ注出無しの時に撹拌速度を低速度と
し、コンプレッサ起動時や注出時に撹拌速度を高速度と
したが、撹拌速度を低速度とする代わりに、撹拌を停止
する構成でもよい。更にまた、カーボネーション時の撹
拌速度の速度切り換えをフロートスイッチのオン・オフ
で直接的に制御する構成とすることも可能である。ま
た、前述した実施形態では、交流モータからなる撹拌モ
ータで速度変換制御を行なっているが、直流駆動のモー
タで撹拌モータを構成することで、速度変換を高精度か
つ容易に行なうことが可能となる。
ネータ付き蓄氷冷水機によれば、撹拌装置を常時高速で
動作させるのではなく、必要時のみ高速で動作させる構
成としたから、省エネルギーと装置の静穏化を図ること
ができる。また、カーボネータで炭酸飲料を製造すると
きに水槽内冷却水を高速撹拌するので、良質の炭酸飲料
を製造することが可能となる。更に、撹拌装置の撹拌速
度を高速から低速または停止させる際に、所要の遅延時
間を設けることで、速度切り換え頻度を抑制でき、装置
寿命を延ばすことができる。
蓄氷冷水機の内部構成図である。
水系統図である。
御回路図である。
凍装置 9 エバポレータ,10a 第1の冷却コイル(パイプ) 10d 第2の冷却コイル(パイプ),11 カーボネー
タ,12 撹拌装置 13 氷
Claims (5)
- 【請求項1】 飲料を通すパイプ(10a,10d)が収容され
ると共に、冷凍装置(8)から導出して表面に氷(13)が生
成されるエバポレータ(9)および撹拌装置(12)が収容さ
れた水槽(3)内に、前記飲料に炭酸ガスを溶け込ませる
カーボネータ(11)を収容したカーボネータ付き蓄氷冷水
機において、 前記冷凍装置(8)を用いて前記水槽(3)内の冷却水をエバ
ポレータ(9)の表面に氷結させる動作時、および/また
は前記カーボネータ(11)内に飲料を供給して該飲料に炭
酸ガスを溶け込ませる動作時に、前記撹拌装置(12)によ
る前記水槽(3)内冷却水の撹拌速度を高速に制御する制
御手段(6)を備えることを特徴とするカーボネータ付き
蓄氷冷水機。 - 【請求項2】 前記制御手段(6)は、前記飲料を前記パ
イプ(10a,10d)を通して注出する動作時に、前記撹拌速
度を高速に制御する請求項1記載のカーボネータ付き蓄
氷冷水機。 - 【請求項3】 前記制御手段(6)は、前記各動作の終了
により前記撹拌速度を高速から低速または停止させるよ
う制御する請求項1または2記載のカーボネータ付き蓄
氷冷水機。 - 【請求項4】 前記制御手段(6)は、前記撹拌速度を高
速から低速または停止させる際に、所要の遅延時間を設
けるよう設定されている請求項3記載のカーボネータ付
き蓄氷冷水機。 - 【請求項5】 前記遅延時間は、前記カーボネータ(11)
への飲料供給時間より長く設定される請求項4記載のカ
ーボネータ付き蓄氷冷水機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001143771A JP4477792B2 (ja) | 2001-05-14 | 2001-05-14 | カーボネータ付き蓄氷冷水機 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP4477792B2 JP4477792B2 (ja) | 2010-06-09 |
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ID=18989853
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JP (1) | JP4477792B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014169124A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 飲料ディスペンサ |
US9033315B2 (en) | 2011-10-11 | 2015-05-19 | Flow Control Llc. | Adjustable in-line on demand carbonation chamber for beverage applications |
-
2001
- 2001-05-14 JP JP2001143771A patent/JP4477792B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9033315B2 (en) | 2011-10-11 | 2015-05-19 | Flow Control Llc. | Adjustable in-line on demand carbonation chamber for beverage applications |
JP2014169124A (ja) * | 2013-03-05 | 2014-09-18 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 飲料ディスペンサ |
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