JP2000234828A - 自動製氷機 - Google Patents

自動製氷機

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JP2000234828A
JP2000234828A JP11037015A JP3701599A JP2000234828A JP 2000234828 A JP2000234828 A JP 2000234828A JP 11037015 A JP11037015 A JP 11037015A JP 3701599 A JP3701599 A JP 3701599A JP 2000234828 A JP2000234828 A JP 2000234828A
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JP
Japan
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ice
compressor
ice making
evaporator
stocker
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JP11037015A
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English (en)
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Noboru Watanabe
登 渡邉
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Hoshizaki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、冷凍回路の立ち上がり時におけ
るクズ氷の発生を抑制することができる自動製氷機を提
供することを課題とする。 【解決手段】 時刻t1に電源をONして自動製氷機の
運転を開始すると、制御回路は、時刻t2に圧縮機を起
動し、切替弁から水槽へと冷媒を流して飲料水等を冷却
し、さらに所定時間経過後の時刻t3にオーガを回転さ
せるギヤードモータを起動し、その後時刻t4に圧縮機
の動作が十分安定したと判断して切替弁を冷却パイプ側
へ切り替え、製氷運転を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動製氷機に係
り、特に製氷運転開始時のクズ氷の発生を抑制し得る自
動製氷機に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に、従来のオーガ式製氷機の冷凍回
路及び製氷部の構成を示す。圧縮機1に凝縮器2、ドラ
イヤー3、膨張弁4、蒸発器としての冷却パイプ5が順
次接続されて冷凍回路を形成している。冷却パイプ5は
製氷筒6の外周部に巻回されており、製氷筒6内には図
示しないギヤードモータにより回転駆動されるオーガ7
が配置されている。圧縮機1で高温高圧にされた冷媒蒸
気が凝縮器2で冷却されて液化し、ドライヤー3で水分
を吸収された後、膨張弁4で低温低圧の液冷媒となり、
冷却パイプ5で気化し、圧縮機1へと戻される。冷媒が
冷却パイプ5で気化する際に、製氷筒6内から熱が奪わ
れ、これにより製氷筒6内に氷が製造される。
【0003】製氷筒6の内壁上に形成された氷は、オー
ガ7によって削られ、固定刃8で切り取られてストッカ
9内に貯蔵される。ストッカ9内の氷は、互いに付着し
ないようにアジテータ10により攪拌され、図示しない
スイッチの作動に応じてシャッタ11が開いてストッカ
9から放出される。なお、ストッカ9内の上部にはバラ
ンスプレート12が上下動自在に設けられ、このバラン
スプレート12にシャフト13を介して貯氷スイッチ1
4が連結されている。そして、ストッカ9内が氷で満杯
になると、バランスプレート12を介して貯氷スイッチ
14がOFFし、圧縮機1及びオーガ7の回転駆動が停
止される。一方、ストッカ9内の氷が減少して貯氷スイ
ッチ14がONすると、圧縮機1及びオーガ7が再び駆
動され、製氷運転が再開される。このようにして、製氷
運転/停止が繰り返される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、貯氷ス
イッチ14がONして製氷運転を開始した直後は冷凍回
路がまだ安定しないためにクズ氷が発生しやすくなる。
その結果、このクズ氷が起因して連結氷となり、アジテ
ータ10が曲がったり、シャーベット状の氷となってシ
ャッタ11から放出できなくなる惧れがあった。この発
明はこのような問題点を解消するためになされたもの
で、冷凍回路の立ち上がり時におけるクズ氷の発生を抑
制することができる自動製氷機を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動製氷
機は、製氷運転時に冷凍回路の凝縮器で冷却された冷媒
が製氷用の第1の蒸発器を通って圧縮機へ戻される自動
製氷機において、凝縮器と第1の蒸発器との間に接続さ
れた切替弁と、この切替弁と圧縮機との間に接続された
第2の蒸発器と、製氷運転の立ち上がり時に凝縮器で冷
却された冷媒を所定時間だけ第2の蒸発器に流した後に
第1の蒸発器に流して製氷を行わせるように切替弁を制
御する制御回路とを備えたものである。第1の蒸発器に
より製造された氷を貯蔵するストッカと、このストッカ
内の氷の量を検知する貯氷スイッチとをさらに備え、制
御回路は、貯氷スイッチがストッカ内に所定量を超える
氷が貯蔵されていることを検知すると圧縮機を停止し、
貯氷スイッチがストッカ内に所定量以下の氷が貯蔵され
ていることを検知すると圧縮機を駆動すると共に切替弁
を制御して凝縮器からの冷媒を所定時間だけ第2の蒸発
器に流し、その後切替弁を切り替えて凝縮器からの冷媒
を第1の蒸発器に流すように構成してもよい。なお、こ
の発明の自動製氷機をカップ式自動販売機に使用して、
第2の蒸発器により飲料水等を冷却することができる。
また、オーガ式製氷機で構成することもできる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図1にこの発明の実施の形
態に係る自動製氷機の冷凍回路及び製氷部の構成を示
す。圧縮機1に凝縮器2及びドライヤー3を介して切替
弁15が接続され、この切替弁15にさらに膨張弁4、
第1の蒸発器としての冷却パイプ5及び圧縮機1が順次
接続されている。また、切替弁15と圧縮機1との間に
キャピラリチューブ16を介して第2の蒸発器となる水
槽17が接続されている。これら圧縮機1、凝縮器2、
ドライヤー3、膨張弁4、冷却パイプ5、切替弁15、
キャピラリチューブ16及び水槽17により冷凍回路が
形成されている。さらに、圧縮機1、切替弁15及び凝
縮器2を空冷するためのファンモータ18に制御回路1
9が接続されている。
【0007】冷却パイプ5は製氷筒6の外周部に巻回さ
れており、製氷筒6内には図示しないギヤードモータに
より回転駆動されるオーガ7が配置されている。製氷筒
6の上端部に固定刃8が設けられ、その上部には氷を貯
蔵するためのストッカ9が配設されている。ストッカ9
内にはオーガ7と共に回転するアジテータ10が配置さ
れると共にバランスプレート12が上下動自在に設けら
れ、このバランスプレート12にシャフト13を介して
貯氷スイッチ14が連結されている。さらに、ストッカ
9の側部には図示しないスイッチの作動に応じて開閉す
るシャッタ11が設けられている。なお、制御回路19
にはオーガ7を回転するギヤードモータ及び貯氷スイッ
チ14が電気的に接続されている。
【0008】次に、図2のタイミングチャート及び図3
のフローチャートを参照してこの実施の形態に係る自動
製氷機の動作について説明する。予め、水槽17内に飲
料水等が収容され、切替弁15は水槽17へ冷媒を流す
ように設定されているものとする。まず、時刻t1に電
源をONして自動製氷機の運転を開始すると、制御回路
19はステップS1で貯氷スイッチ14のON/OFF
状態を確認し、ON状態であればストッカ9内の氷が満
杯ではなく減少していると判断して製氷運転を開始すべ
くステップS2で時刻t2に圧縮機1を起動し、さらに
例えば5分後の時刻t3にステップS3でギヤードモー
タを起動してオーガ7を回転させる。時刻t2からt3
までの時間間隔は圧縮機1の立ち上がり特性によって決
定される。ここで、切替弁15は予め水槽17側へ冷媒
を流すように設定されているため、凝縮器2で冷却され
て液化した冷媒は、ドライヤー3を通った後、冷却パイ
プ5へは流れず、切替弁15からキャピラリチューブ1
6を介して水槽17へと流れ、これにより水槽17内の
飲料水等が冷却される。そして、時刻t3から例えば1
分後の時刻t4に、圧縮機1の動作が十分安定したと判
断して、制御回路19はステップS4で切替弁15を冷
却パイプ5側へ切り替え、製氷運転を開始する。
【0009】製氷運転時には製氷筒6の内壁上に氷が形
成され、この氷がオーガ7によって削られ、固定刃8で
切り取られてストッカ9内に貯蔵される。ストッカ9内
の氷は、互いに付着しないようにアジテータ10により
攪拌され、図示しないスイッチの作動に応じてシャッタ
11が開いてストッカ9から放出される。
【0010】このようにして製氷運転が開始されると、
制御回路19はステップS5で貯氷スイッチ14のON
/OFF状態を確認し、ON状態であればストッカ9内
の氷が満杯に至っていないと判断して製氷運転を継続
し、OFF状態になるとストッカ9内が氷で満杯になっ
たと判断してステップS6でギヤードモータを停止し、
続くステップS7で切替弁15を水槽17側へ切り替え
る。これにより、冷却パイプ5への冷媒の流れが遮断さ
れ、冷媒は切替弁15から水槽17へと流れて水槽17
内の飲料水等の冷却が行われる。制御回路19はステッ
プS8で水槽17内の温度を監視し、この温度が設定温
度Tsより高い間は水槽17内の飲料水等の冷却を継続
し、設定温度Ts以下になると飲料水等が十分に冷却さ
れたと判断して飲料水等の凍結を防止するためにステッ
プS9で圧縮機1を停止し、冷凍回路の運転を停止す
る。
【0011】その後、ステップS1に戻って再び貯氷ス
イッチ14のON/OFF状態が確認され、氷の使用に
従ってストッカ9内の氷が減少したために貯氷スイッチ
14がON状態となっていれば、ステップS2に進んで
圧縮機1が起動される。一方、ステップS1で貯氷スイ
ッチ14がOFF状態の場合には、制御回路19はスト
ッカ9内が氷で満杯になったと判断してステップS10
で水槽17内の温度を監視し、この温度が設定温度Ts
以下であればステップS1に戻って貯氷スイッチ14の
ON/OFF状態の確認が行われる。また、水槽17内
の温度が設定温度Tsより高い場合は、ステップS11
で圧縮機1を起動して冷凍回路を運転させた後、ステッ
プS10に戻る。このとき、切替弁15は水槽17側に
設定されているため、冷媒が切替弁15から水槽17へ
と流れて水槽17内の飲料水等の冷却が行われる。そし
て、ステップS10で水槽17内の温度が設定温度Ts
以下になるとステップS12で圧縮機1を停止し、ステ
ップS1へ戻る。
【0012】以上のように、冷凍回路の立ち上がり時に
所定時間だけ冷媒を製氷部の冷却パイプ5へ供給せずに
水槽17へ流して飲料水等の冷却を行い、その後圧縮機
1の動作が安定したところで切替弁15の切り替えによ
り冷媒を冷却パイプ5へ流して製氷運転を開始すること
で、クズ氷の発生が抑制される。なお、飲料水等の冷却
のための水槽を備えていない自動製氷機においては、製
氷用の第1の蒸発器とは別に第2の蒸発器としてダミー
の蒸発器を設け、圧縮機の動作が安定するまでこのダミ
ーの蒸発器へ冷媒を流すようにすればよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、製氷運転の立ち上がり時に凝縮器で冷却された冷媒
を所定時間だけ切替弁と圧縮機との間に接続された第2
の蒸発器に流した後に製氷用の第1の蒸発器に流して製
氷を行わせるため、製氷を開始する前に冷凍回路を安定
させることができ、クズ氷の発生を抑制することが可能
となる。従って、クズ氷が連結氷となることによるスト
ッカ内のアジテータの曲がりや、シャーベット状の氷と
なってシャッタから放出できなくなることが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係る自動製氷機の冷
凍回路及び製氷部の構成を示す図である。
【図2】 実施の形態に係る自動製氷機の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図3】 実施の形態に係る自動製氷機の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】 従来の自動製氷機の冷凍回路及び製氷部の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…凝縮器、3…ドライヤー、4…膨張
弁、5…冷却パイプ、6…製氷筒、7…オーガ、8…固
定刃、9…ストッカ、10…アジテータ、11…シャッ
タ、12…バランスプレート、13…シャフト、14…
貯氷スイッチ、15…切替弁、16…キャピラリチュー
ブ、17…水槽、18…ファンモータ、19…制御回
路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製氷運転時に冷凍回路の凝縮器で冷却さ
    れた冷媒が製氷用の第1の蒸発器を通って圧縮機へ戻さ
    れる自動製氷機において、 凝縮器と第1の蒸発器との間に接続された切替弁と、 この切替弁と圧縮機との間に接続された第2の蒸発器
    と、 製氷運転の立ち上がり時に凝縮器で冷却された冷媒を所
    定時間だけ第2の蒸発器に流した後に第1の蒸発器に流
    して製氷を行わせるように前記切替弁を制御する制御回
    路とを備えたことを特徴とする自動製氷機。
  2. 【請求項2】 第1の蒸発器により製造された氷を貯蔵
    するストッカと、 このストッカ内の氷の量を検知する貯氷スイッチとを備
    え、前記制御回路は、前記貯氷スイッチが前記ストッカ
    内に所定量を超える氷が貯蔵されていることを検知する
    と圧縮機を停止し、前記貯氷スイッチが前記ストッカ内
    に所定量以下の氷が貯蔵されていることを検知すると圧
    縮機を駆動すると共に前記切替弁を制御して凝縮器から
    の冷媒を所定時間だけ第2の蒸発器に流し、その後前記
    切替弁を切り替えて凝縮器からの冷媒を第1の蒸発器に
    流す請求項1に記載の自動製氷機。
  3. 【請求項3】 カップ式自動販売機に使用され、第2の
    蒸発器は飲料水等を冷却するために用いられる請求項1
    または2に記載の自動製氷機。
  4. 【請求項4】 オーガ式製氷機である請求項1〜3のい
    ずれか一項に記載の自動製氷機。
JP11037015A 1999-02-16 1999-02-16 自動製氷機 Pending JP2000234828A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127893A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 冷媒回路
JP2010169304A (ja) * 2009-01-22 2010-08-05 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 製氷機の制御装置
JP2011141048A (ja) * 2010-01-05 2011-07-21 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd オーガ式製氷機

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