JPH06119541A - 自動販売機の冷凍装置 - Google Patents

自動販売機の冷凍装置

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Publication number
JPH06119541A
JPH06119541A JP27122892A JP27122892A JPH06119541A JP H06119541 A JPH06119541 A JP H06119541A JP 27122892 A JP27122892 A JP 27122892A JP 27122892 A JP27122892 A JP 27122892A JP H06119541 A JPH06119541 A JP H06119541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaporator
ice making
ice
compressor
refrigerant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27122892A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Inoue
井上  敏
Yuzuru Nakamura
譲 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP27122892A priority Critical patent/JPH06119541A/ja
Publication of JPH06119541A publication Critical patent/JPH06119541A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンプレッサとしてロータリコンプレッサを
採用した場合であっても“くず氷”の発生を防止でき、
販売動作時に払い出される氷量を一定にできる冷凍装置
を提供することを目的とする。 【構成】 時刻T1の製氷指示を検出した制御部は、コ
ンプレッサを運転するとともに規定時間tだけ(または
コンプレッサケース温度が規定温度になるまで)原料冷
却用の蒸発器を運転してから冷媒回路を製氷機の蒸発器
に切り換えて製氷運転する。したがって、循環する冷媒
量が充分な量に増加してから製氷運転を実施するため、
製氷運転の開始時点から充分な冷却能力を得ることがで
き、“くず氷”の発生なしに正常な氷片を作ることがで
き、販売動作時に払い出される氷量が一定になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飲料などの自動販売機の
中でも、製氷機を内蔵した自動販売機の冷凍装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】氷と原料とを調理する飲料の自動販売
機、ならびにオーガー式製氷機の構造は、実開昭63-351
79号公報に開示されている。オーガー式製氷機は氷を貯
蔵しておき、払い出し指示で貯蔵中の氷を払い出すよう
構成されている。
【0003】従来の自動販売機の冷凍装置は図2に示す
ように構成されている。ウォータバス1では冷水作成
用,シロップ原料の保存用ならびに炭酸水作成用に冷水
が溜められている。このウォータバス1の冷水には原料
冷却用の蒸発器2が浸けられている。第1の電磁弁3と
原料冷却用の蒸発器2の直列回路は、コンプレッサ4,
凝縮器5,気液分離器6,逆止弁7の冷媒圧縮回路に介
装されている。第1の電磁弁3と原料冷却用の蒸発器2
の直列回路には、第2の電磁弁8と前記製氷機の蒸発器
9の直列回路が並列接続されている。10,11は膨張機構
である。
【0004】コンプレッサ4と製氷機〔図示せず〕,第
1,第2の電磁弁3,8は、制御部12によって次のよう
に運転されている。ウォータバス1の冷水が充分に冷却
されており、しかも製氷機で作られた氷の貯氷量が充分
にある状態では、コンプレッサ4は停止している。ウォ
ータバス1の冷水の温度が規定温度よりも高くなってウ
ォータバス冷却指示を検出すると、制御部12は第1の電
磁弁3を開状態,第2の電磁弁8を閉状態にしてコンプ
レッサ4をウォータバス1の冷水の温度が規定温度にな
るまで運転する。貯氷量が規定値以下になって図3の
(a)に示すように製氷指示を検出した場合には、制御
部12は図3の(b),(c)に示すように第1の電磁弁
3を閉状態,第2の電磁弁8を開状態にしてコンプレッ
サ4と製氷機のオーガースクリューをモータで回転させ
て貯氷量が満杯になるまで運転する。なお、ウォータバ
ス冷却指示と製氷指示が同時に検出した場合には、制御
部12は製氷動作を優先させて実施するように構成されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の冷凍
装置では、コンプレッサ4としてロータリコンプレッサ
を採用した場合に不良な性状の氷片が製氷されて、販売
動作時に払い出される氷量のばらつきが発生するのが現
状である。
【0006】具体的には、コンプレッサ4が停止中から
運転状態に切り替わった直後の状態では、コンプレッサ
ケースの高圧側シェルの容積が大きく、低圧側シェルの
容積が小さいため、コンプレッサ油中の冷媒が出てこな
い。そのため運転開始の直後でコンプレッサケース温度
が低い状態では、循環する冷媒量が少なくて、蒸発器9
での充分な冷却能力を得ることができず、作られる氷片
が小さくて水っぽい“くず氷”になる。
【0007】本発明は、コンプレッサとしてロータリコ
ンプレッサを採用した場合であっても“くず氷”の発生
を防止でき、販売動作時に払い出される氷量を一定にで
きる冷凍装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の冷凍装置
は、コンプレッサで圧縮された冷媒の循環経路に、原料
保存用に使用される原料冷却用の蒸発器と製氷機の蒸発
器を選択的に介装するとともに、製氷指示を検出して冷
媒の前記循環経路に製氷機の蒸発器を介装するに先立っ
て、原料冷却用の蒸発器を規定時間にわたって冷媒の前
記循環経路に介装し、前記規定時間の経過後に製氷機の
蒸発器を冷媒の前記循環経路に介装する制御部を設けた
ことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の冷凍装置は、コンプレッサ
で圧縮された冷媒の循環経路に、原料保存用に使用され
る原料冷却用の蒸発器と製氷機の蒸発器を選択的に介装
するとともに、製氷指示を検出して冷媒の前記循環経路
に製氷機の蒸発器を介装するに先立って、前記コンプレ
ッサのケース温度が規定温度よりも高くなるまで原料冷
却用の蒸発器を冷媒の前記循環経路に介装し、前記コン
プレッサのケース温度が規定温度よりも高くなってから
製氷機の蒸発器を冷媒の前記循環経路に介装する制御部
を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の構成によると、製氷運転に際しては
コンプレッサを運転するとともに、制御部が原料冷却用
の蒸発器を規定時間だけ運転してから冷媒回路を製氷機
の蒸発器に切り換えて製氷運転する。
【0011】請求項2の構成によると、製氷運転に際し
てはコンプレッサを運転するとともに、制御部が原料冷
却用の蒸発器をコンプレッサケース温度が規定温度にな
るまで運転してから冷媒回路を製氷機の蒸発器に切り換
えて製氷運転する。したがって、コンプレッサケース温
度が規定温度以上にある状態で製氷運転を開始した場合
には、原料冷却用の蒸発器へ冷媒を送らずに直ちに製氷
機の蒸発器に送って製氷運転する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1に基づいて説明
する。なお、図2,図3と同様の作用をなすものには、
同一の符号を付けて説明する。
【0013】本発明の冷凍装置の冷媒の配管経路は図3
に示した従来例と同様であるが、制御部12の製氷指示を
検出した場合の構成だけが図1の(a)〜(c)に示す
ように変更されている。
【0014】具体的には、貯氷量が規定値以下になって
図1の(a)に示すように時刻T1に製氷指示を検出し
た場合には、制御部12は図3の(b),(c)に示すよ
うに第1の電磁弁3を開状態,第2の電磁弁8を閉状態
にしてコンプレッサ4を規定時間tにわたって運転し
て、蒸発器2に冷媒を流してウォータバス1の冷水を冷
却する。コンプレッサ4を規定時間tにわたって運転し
終える頃には、コンプレッサケース温度が上昇している
ため、循環する冷媒量も充分な量に増加しているため、
制御部12は第1の電磁弁3を閉状態,第2の電磁弁8を
開状態に切り換えてコンプレッサ4と製氷機のオーガー
スクリューをモータで回転させて貯氷量が満杯になる時
刻T2まで運転する。
【0015】このように、循環する冷媒量が充分な量に
増加してから製氷運転を実施するため、製氷運転の開始
時点から蒸発器9において充分な冷却能力を得ることが
でき、“くず氷”の発生なしに正常な氷片を作ることが
できる。したがって、販売動作時に払い出される氷量が
一定になる。
【0016】なお、ウォータバス冷却指示が発生してい
ないにもかかわらず、製氷指示を検出した場合にウォー
タバス1を冷却することになるが、ウォータバス1を充
分に冷却しておくことによって、その後にウォータバス
冷却指示が発生する時期を遅らせることができる。
【0017】上記の実施例では、製氷指示を検出した制
御部12が製氷機の運転よりも先行して規定時間tだけウ
ォータバス1を冷却するように構成したが、コンプレッ
サ4のケース温度を検出する温度センサを設け、製氷指
示を検出して冷媒の前記循環経路に製氷機の蒸発器を介
装するに先立って、前記コンプレッサのケース温度が規
定温度よりも高くなるまで蒸発器2を冷媒の循環経路に
介装し、コンプレッサのケース温度が規定温度よりも高
くなってから製氷機の蒸発器を冷媒の循環経路に介装す
るように構成した場合には、コンプレッサケース温度が
規定温度以上にある状態で製氷運転を開始した場合に
は、原料冷却用の蒸発器へ冷媒を送らずに直ちに製氷機
の蒸発器に送って製氷運転することができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によると、製氷指示
を検出して冷媒の前記循環経路に製氷機の蒸発器を介装
するに先立って、原料冷却用の蒸発器を、規定時間にわ
たってまたはコンプレッサのケース温度が規定温度より
も高くなるまで冷媒の前記循環経路に介装する制御部を
設けたため、コンプレッサとしてロータリコンプレッサ
を採用した場合であっても“くず氷”の発生を防止で
き、販売動作時に払い出される氷量を一定にできるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍装置の制御部の構成を説明するフ
ローチャート図である。
【図2】従来の冷凍装置の構成図である。
【図3】同装置の制御部の構成を説明するフローチャー
ト図である。
【符号の説明】
2 ウォータバスの蒸発器 3 第1の電磁弁 4 コンプレッサ 8 第2の電磁弁 9 製氷機の蒸発器 12 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサで圧縮された冷媒の循環経
    路に、原料保存用に使用される原料冷却用の蒸発器と製
    氷機の蒸発器を選択的に介装するとともに、製氷指示を
    検出して冷媒の前記循環経路に製氷機の蒸発器を介装す
    るに先立って、原料冷却用の蒸発器を規定時間にわたっ
    て冷媒の前記循環経路に介装し、前記規定時間の経過後
    に製氷機の蒸発器を冷媒の前記循環経路に介装する制御
    部を設けた自動販売機の冷凍装置。
  2. 【請求項2】 コンプレッサで圧縮された冷媒の循環経
    路に、原料保存用に使用される原料冷却用の蒸発器と製
    氷機の蒸発器を選択的に介装するとともに、製氷指示を
    検出して冷媒の前記循環経路に製氷機の蒸発器を介装す
    るに先立って、前記コンプレッサのケース温度が規定温
    度よりも高くなるまで原料冷却用の蒸発器を冷媒の前記
    循環経路に介装し、前記コンプレッサのケース温度が規
    定温度よりも高くなってから製氷機の蒸発器を冷媒の前
    記循環経路に介装する制御部を設けた自動販売機の冷凍
    装置。
JP27122892A 1992-10-09 1992-10-09 自動販売機の冷凍装置 Pending JPH06119541A (ja)

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JP27122892A JPH06119541A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 自動販売機の冷凍装置

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JPH06119541A true JPH06119541A (ja) 1994-04-28

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ID=17497140

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JP27122892A Pending JPH06119541A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 自動販売機の冷凍装置

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JP (1) JPH06119541A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006023068A (ja) * 2004-06-08 2006-01-26 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機
JP2010244171A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006023068A (ja) * 2004-06-08 2006-01-26 Hoshizaki Electric Co Ltd 製氷機
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