JP2002338840A - 反応性染料、その製造方法及びその使用 - Google Patents

反応性染料、その製造方法及びその使用

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JP2002338840A JP2002100743A JP2002100743A JP2002338840A JP 2002338840 A JP2002338840 A JP 2002338840A JP 2002100743 A JP2002100743 A JP 2002100743A JP 2002100743 A JP2002100743 A JP 2002100743A JP 2002338840 A JP2002338840 A JP 2002338840A
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    • C09B62/4411Azo dyes
    • C09B62/4413Non-metallized monoazo dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B29/00Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling
    • C09B29/10Monoazo dyes prepared by diazotising and coupling from coupling components containing hydroxy as the only directing group
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な直接性と未定着染料の良好な洗い落ち
容易性に加えて、良好な色収率と高反応性を有する新規
な改善された反応性染料を提供することにある。 【解決手段】 式(1): 【化23】 〔式中、R1はC1−C4アルコキシ、α,β−ジハロプ
ロピオニルアミノ等;Xはハロゲン;nは0〜2;そし
てVは式(2)等で示される基(式中、Yはα,β−ジ
ハロプロピオニルアミノ等;mは0又は1である)〕で
示される反応性染料、その製造方法及びその使用であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な反応性染
料、その製造方法及び織物繊維材料の浸染又は捺染にお
けるその用途に関する。
【0002】
【従来の技術】反応性染料を用いる染色の実施によっ
て、最近、染色物の品質及び染色法の収益性に対する高
い要求が出てきている。結果として、性質、特にその適
用に関しての性質が改善された、新規な反応性染料に対
するニーズが存在し続けている。
【0003】当節の染色法は、十分な直接性と同時に未
定着染料の良好な洗い落ちの容易性を有する反応性染料
を必要とする。これらはまた、良好な色収率及び高反応
性を有するべきであり、その目的は、特に定着度の高い
染色物を提供することである。既知の染料は、全ての性
質においてこれらの要求を満足させてはいない。
【0004】
【発明の説明】よって本発明の基調をなす問題は、繊維
材料の浸染及び捺染に関して、上述の特性を高いレベル
で有する、新規な改善された反応性染料を見い出すこと
である。この新規な染料は、高い定着率及び高い繊維−
染料結合安定性で特に際立つであろう。また本染料によ
り、良好な総合的性質、例えば、耐光及び耐湿堅牢度を
有する染色物が得られるはずである。
【0005】提起された問題は、本明細書に後述の新規
な染料により、特に染料が合成ポリアミド繊維材料を染
色するために使用されるとき、十分に解決されることが
見い出された。
【0006】よって本発明は、式(1):
【0007】
【化7】
【0008】〔式中、R1は、ハロゲン、C1−C4アル
キル、C1−C4アルコキシ、C2−C4アルカノイルアミ
ノ、α,β−ジハロプロピオニルアミノ又はα−ハロア
クリロイルアミノであり、Xは、ハロゲンであり、n
は、0、1又は2の数であり、そしてVは、式(2)又
は(3):
【0009】
【化8】
【0010】(式中、(R2kは、ハロゲン、ヒドロキ
シ、ニトロ、スルホ、C1−C4アルキル及びC1−C4
ルコキシの群から選択される、k個の同一又は異なる置
換基を意味し、Yは、α,β−ジハロプロピオニルアミ
ノ、α−ハロアクリロイルアミノ又は−CONH−(C
22〜3−SO2−Z基であり、かつZは、ビニル又は
−CH 2CH2−U基であり、かつUは、アルカリ条件下
で脱離可能な基であり、mは、0又は1の数であり、そ
してkは、0、1、2又は3の数である)で示される基
である(ただし、Vが、式(2)の基であり、そしてY
が、α,β−ジハロプロピオニルアミノ又はα−ハロア
クリロイルアミノであるとき、R1は、α,β−ジハロ
プロピオニルアミノ又はα−ハロアクリロイルアミノで
はない)〕で示される反応性染料に関する。
【0011】本発明の式(1)の染料は、繊維反応性で
ある。繊維反応性化合物とは、セルロースのヒドロキシ
ル基と、ウール及び絹のアミノ、カルボキシル、ヒドロ
キシ若しくはチオール基と、又は合成ポリアミドのアミ
ノ基と、また(おそらく)カルボキシ基と反応して、共
有化学結合を形成することができる化合物として理解す
べきである。
【0012】式(1)の染料に存在するスルホ基は、そ
れぞれその遊離酸の形であるか、又は好ましくはその塩
の形のいずれかである。考慮される塩は、例えば、アル
カリ金属、アルカリ土類金属若しくはアンモニウム塩、
有機アミンの塩又はこれらの混合物を含む。言及される
例は、ナトリウム、リチウム、カリウム及びアンモニウ
ム塩、モノ−、ジ−若しくはトリ−エタノールアミンの
塩又はNa/Li若しくはNa/Li/NH4混合塩で
ある。
【0013】C1−C4アルキルとして、R1及びR2
は、相互に独立して、例えば、メチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、ter
t−ブチル及びイソブチル、好ましくはメチル又はエチ
ル、特にメチルが考慮される。
【0014】C1−C4アルコキシとして、R1及びR2
は、相互に独立して、例えば、メトキシ、エトキシ、n
−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、sec−
ブトキシ、tert−ブトキシ及びイソブトキシ、好ましく
はメトキシ又はエトキシ、特にメトキシが考慮される。
【0015】ハロゲンとして、R1及びR2では、相互に
独立して、例えば、フッ素、塩素及び臭素、好ましくは
塩素又は臭素、特に塩素が考慮される。
【0016】C2−C4アルカノイルアミノとして、R1
では、例えば、アセチルアミノ及びプロピオニルアミ
ノ、特にアセチルアミノが考慮される。
【0017】アルカリ条件下で脱離可能なU基として、
例えば、−Cl、−Br、−F、−OSO3H、−SS
3H、−OCO−CH3、−OPO32、−OCO−C
65、−OSO2−C1−C4アルキル及び−OSO2−N
(C1−C4アルキル)2が考慮される。Uは、好ましく
は式:−Cl、−OSO3H、−SSO3H、−OCO−
CH3、−OCO−C65又は−OPO32、特に−C
l又は−OSO3H、更に特定して−Clの基である。
【0018】よって適切なZ基の例は、ビニル、β−ブ
ロモ−又はβ−クロロ−エチル、β−アセトキシエチ
ル、β−ベンゾイルオキシエチル、β−ホスファトエチ
ル、β−スルファトエチル及びβ−チオスルファトエチ
ルである。Zは、好ましくはビニル、β−クロロエチル
又はβ−スルファトエチル、特にビニル又はβ−クロロ
エチルである。
【0019】式(1)の染料のナフタレン環上のスルホ
基は、3位又は4位のいずれかに、好ましくは3位にあ
る。
【0020】Xは、例えば、フッ素、塩素又は臭素、好
ましくはフッ素又は塩素、特に塩素である。
【0021】本発明の式(1)の反応性染料において、
Vが、式(3)の基であるとき、R 1は、好ましくは
α,β−ジハロプロピオニルアミノ又はα−ハロアクリ
ロイルアミノである。
【0022】nは、好ましくは0又は1の数、特に1と
いう数である。
【0023】mは、好ましくは0という数である。
【0024】式(1)の染料中の式(2)の基は、特に
式(2a):
【0025】
【化9】
【0026】で示される基である。
【0027】式(1)の染料中の式(3)の基は、好ま
しくは式(3a)又は(3b):
【0028】
【化10】
【0029】で示される基、特に式(3a)の基であ
る。
【0030】(R2kは、好ましくはハロゲン、ヒドロ
キシ、ニトロ及びスルホの群から選択される、k個の同
一又は異なる置換基を意味する。
【0031】kは、好ましくは0、1又は2の数、特に
0という数である。
【0032】α,β−ジハロプロピオニルアミノ又はα
−ハロアクリロイルアミノとしてのYは、好ましくは
α,β−ジブロモプロピオニルアミノ、α,β−ジクロ
ロプロピオニルアミノ、α−ブロモアクリロイルアミノ
又はα−クロロアクリロイルアミノ、特にα,β−ジブ
ロモプロピオニルアミノ又はα−ブロモアクリロイルア
ミノである。
【0033】式:−CONH−(CH22〜3−SO2
Zの基としてのYは、好ましくは式:−CONH−(C
22−SO2−Z(ここでZは、上述の定義及び好ま
しい意味を有する)の基、そして特に式:−CONH−
(CH22−SO2−(CH22−Cl又は式:−CO
NH−(CH22−SO2−CH=CH2の基である。
【0034】Yは、特にα,β−ジブロモプロピオニル
アミノ、α,β−ジクロロプロピオニルアミノ、α−ブ
ロモアクリロイルアミノ又はα−クロロアクリロイルア
ミノ、更に特定してα,β−ジブロモプロピオニルアミ
ノ又はα−ブロモアクリロイルアミノである。
【0035】α,β−ジハロプロピオニルアミノ又はα
−ハロアクリロイルアミノとしてのR1は、好ましくは
α,β−ジブロモプロピオニルアミノ、α,β−ジクロ
ロプロピオニルアミノ、α−ブロモアクリロイルアミノ
又はα−クロロアクリロイルアミノ、特にα,β−ジブ
ロモプロピオニルアミノ又はα−ブロモアクリロイルア
ミノである。
【0036】R1は、好ましくはメチル、エチル、メト
キシ、エトキシ、α,β−ジブロモプロピオニルアミノ
又はα−ブロモアクリロイルアミノである。
【0037】R1は、特にメトキシ、エトキシ、α,β
−ジブロモプロピオニルアミノ又はα−ブロモアクリロ
イルアミノである。
【0038】好ましいものは、式(1a):
【0039】
【化11】
【0040】で示される反応性染料、特にスルホ基が、
ナフタレン環の3位で結合している、式(1a)の反応
性染料である。
【0041】好ましいものは、式(1b):
【0042】
【化12】
【0043】で示される反応性染料、特にスルホ基が、
ナフタレン環の3位で結合している、式(1b)の反応
性染料である。
【0044】本発明はまた、式(1)の反応性染料の製
造方法に関するものであり、この方法は、式(4):
【0045】
【化13】
【0046】で示される化合物と、式(5): H2N−V (5) で示されるアミンとを、任意の所望の順序でハロゲン化
シアヌルと反応させることを特徴とする〔R1、V及び
nは、上述の定義及び好ましい意味を有する〕。
【0047】個々の工程は、所望であれば、同時を含め
て異なる順序で行うことができるため、種々の変法があ
りうる。本反応は、通常段階的に行われ、個々の反応成
分の間に単一反応が行われる順序は、有利には特定の条
件により支配される。例えば、約1モル当量の式(5)
のアミンは、約1モル当量のハロゲン化シアヌルと反応
させ、そして生じる生成物は、次に約1モル当量の式
(4)の化合物と縮合させる。別の変法では、例えば、
約1モル当量の式(4)の化合物は、約1モル当量のハ
ロゲン化シアヌルと反応させ、そして生じる混合物は、
次に約1モル当量の式(5)のアミンと縮合させる。
【0048】適切なハロゲン化シアヌルは、例えば、塩
化シアヌル及びフッ化シアヌル、特に塩化シアヌルであ
る。
【0049】個々の縮合反応は、例えば、それ自体既知
の方法により、一般には水溶液中で、例えば、0〜50
℃、特に0〜10℃の温度で、そして例えば、1〜1
0、特に1〜7のpHで行われる。
【0050】また、式(4)の化合物の代わりに、式
(4)の化合物の染料前駆体を使用し、そして生じる中
間体をジアゾ化及びカップリングにより所望の染料に変
換することも可能である。
【0051】また最終生成物は、場合により成分置換反
応に付すことができる。このような成分置換反応は、例
えば、希水酸化ナトリウム溶液での処理による、ビニル
化可能な反応性基R1又はYのそのビニル型への変換、
例えば、β−スルファトエチルスルホニル又はβ−クロ
ロエチルスルホニル基のビニルスルホニル基への変換、
あるいはα,β−ジハロプロピオニルアミノ基のα−ハ
ロアクリロイルアミノ基への変換である。このような反
応は、それ自体既知である。このような成分置換反応
は、一般には、中性〜アルカリ性媒体中で、例えば、2
0〜70℃の温度で、例えば、6〜14のpHで行われ
る。
【0052】好ましいのは、式(6):
【0053】
【化14】
【0054】〔式中、R1及びnは、上記と同義であ
る〕で示されるアミンをジアゾ化して、式(7):
【0055】
【化15】
【0056】〔式中、X及びVは、上記と同義である〕
で示される化合物にカップリングし、そして場合によ
り、生じる反応性染料に存在するα,β−ジハロプロピ
オニルアミノ基をα−ハロアクリロイルアミノ基に変換
する、製造方法である。
【0057】ジアゾ化及びカップリングは、それ自体既
知の方法で行われる。例えば、式(6)のアミンのジア
ゾ化は、一般には、鉱酸含有水溶液中の亜硝酸の作用に
より低温、例えば0〜20℃で行われ、一方、式(7)
のカップリング成分へのカップリングは、酸性〜中性の
pH値、特に2〜6のpHで行われる。
【0058】式(1)の反応性染料の製造のための本発
明の方法において、式(6)及び(7)の化合物の置換
基は、上述の定義及び好ましい意味を有する。
【0059】式(4)、(5)、(6)及び(7)の化
合物は、既知であるか、又は既知の方法と同様に調製す
ることができる。
【0060】例えば、式(7)の化合物は、式(8):
【0061】
【化16】
【0062】で示される化合物をハロゲン化シアヌルと
縮合させ、生じる縮合生成物を上述の式(5)のアミン
と縮合させることにより得られる。
【0063】縮合は、それ自体既知の方法で、例えば、
水溶液中で、例えば0〜40℃の温度及び例えば1〜6
のpHで行われる。式(8)の化合物とハロゲン化シア
ヌル、好ましくは塩化シアヌルとの縮合は、好ましくは
0〜10℃の温度及び1〜3のpHで行われる。生じる
縮合生成物と式(5)のアミンとの縮合は、好ましくは
0〜30℃の温度及び4〜6のpHで行われる。
【0064】本発明の式(1)の反応性染料は、窒素含
有又はヒドロキシル基含有繊維材料、紙又は皮革、例え
ば、セルロース、絹並びに特に羊毛及び合成ポリアミド
の織物繊維材料の浸染又は捺染に適している。
【0065】好ましいのは、天然又は合成ポリアミド繊
維材料、特に合成ポリアミド繊維材料、例えば、ポリア
ミド−6(ポリカプロラクタム、ナイロン6(登録商
標))又はポリアミド−6.6(ポリヘキサメチレンジ
ポリアミド、ナイロン6.6(登録商標))の浸染又は
捺染である。
【0066】該織物材料は、極めて広範な加工形態、例
えば、繊維、糸、織物又は編物の形態であってよい。
【0067】式(1)の反応性染料は、通常の浸染又は
捺染方法により、浸染又は捺染のために使用することが
できる。水及び染料の他に、染液又は捺染糊は、更に別
の添加剤、例えば、湿潤剤、泡止め剤、均染剤又は織物
材料の性質に影響を及ぼす剤、例えば、柔軟剤、耐炎加
工用の添加剤又は撥汚、撥水及び撥油剤、更には硬水軟
化剤及び天然又は合成増粘剤、例えば、アルギナート及
びセルロースエーテルを含んでもよい。
【0068】式(1)の反応性染料によって、良好な総
合的性質、特に良好な耐摩擦、耐湿、耐湿潤摩擦及び耐
光堅牢度を有する、むらのない染色物が得られる。これ
らはまた、均一な色のビルドアップ、良好な親和性、高
い反応性、良好な定着性及び非常に良好なビルドアップ
性を特徴とする。本発明の染料は、良好な水溶性を有し
ており、そして容易に他の染料と組合せることができ
る。
【0069】以下の実施例は、本発明を説明するための
ものである。温度は、セルシウス度で与えられる。他に
記載がなければ、部は重量部であり、そして百分率は重
量パーセントに相当する。重量部は、リットルに対する
キログラムの比の、体積あたりの部に相当する。
【0070】実施例1: a)2−(α,β−ジブロモプロピオニルアミノ)−ア
ニリン−5−スルホン酸24部を塩化ナトリウム7部を
加えた水176部中に、約20℃の温度で懸濁して、p
H4.4に調整した。こうして得られた懸濁液を、塩酸
(32%)13.5部及び4N亜硝酸ナトリウム溶液1
5部の添加によりジアゾ化した。約4時間後、スルファ
ミン酸により過剰の亜硝酸塩を分解した。
【0071】b)a)により得られたジアゾ成分懸濁液
を、約10℃の温度及びpH5に調整して、約30分の
うちに、水280部中の式(101):
【0072】
【化17】
【0073】に対応する、遊離酸の形の化合物31.2
部を含む溶液(溶液はpH5に調整しておく)に加え
た。水酸化ナトリウム水溶液の添加により、pHを5と
いう値に維持した。次にこの反応溶液を、ジアゾニウム
塩がもはや検出されなくなるまで室温で撹拌して、塩化
ナトリウムの添加により生成物を塩析した。濾過、塩化
ナトリウム水溶液での洗浄及び乾燥後、式(102):
【0074】
【化18】
【0075】で示される化合物に対応する、遊離酸の形
の染料を得た。式(102)の染料は、羊毛及び合成ポ
リアミドを赤色の色調に染色した。
【0076】実施例2:実施例1a)により得られたジ
アゾ成分懸濁液を、約10℃の温度及びpH5に調整し
て、約30分のうちに、水280部中に式(103):
【0077】
【化19】
【0078】に対応する、遊離酸の形の化合物31.2
部を含む溶液(溶液はpH5に調整しておく)に加え
た。水酸化ナトリウム水溶液の添加により、pHを5と
いう値に維持した。次にこの反応溶液を、ジアゾニウム
塩がもはや検出されなくなるまで室温で撹拌した。生じ
る生成物をアクリル化する目的で、次に反応混合物を3
0℃の温度に加熱し、水酸化ナトリウム水溶液の添加に
よりpH11に調整した。約30分後、pHを6.5と
いう値に調整して、塩化ナトリウムの添加により生成物
を塩析した。濾過、塩化ナトリウム水溶液での洗浄及び
乾燥後、式(104):
【0079】
【化20】
【0080】で示される化合物に対応する、遊離酸の形
の染料を得た。式(104)の染料は、羊毛及び合成ポ
リアミドを赤色の色調に染色した。
【0081】実施例3〜9:実施例1に記載される方法
と同様に、式(105)〜(111):
【0082】
【化21】
【0083】
【化22】
【0084】で示される染料を得ることができ、そして
これらの染料は、羊毛及び合成ポリアミドを赤色の色調
に染色した。
【0085】染色手順I:ポリアミド−6.6繊維材料
(ヘランカ(Helanca)ストレッチジャージー)10部
を、酢酸アンモニウム2g/lを含む水性液500部中で
染色して、酢酸によりpH5に調整した。実施例1の染
料の含量は、繊維の重量に基づき0.8%とした。98
℃の温度での染色の時間は、30〜90分であった。次
に染色した繊維材料を取り出して、通常通り洗浄及び乾
燥した。
【0086】染色手順II:羊毛の編糸10部を、水10
0部当たり、実施例1の染料0.8部、硫酸ナトリウム
0.5部及び酢酸ナトリウム2部を含む染浴(酢酸(8
0%)によりpH4.5に調整しておく)中で30℃で
撹拌した。母液を45分のうちに沸騰させ、沸騰温度で
更に45〜70分間維持した。次に染色した材料を取り
出し、冷水で完全に濯いで乾燥した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カルロス モヤノ スイス国 4203 グレリンゲン ヒンタラ ー シュルマットヴェーク 60 Fターム(参考) 4H056 JA02 JB02 JC05 4H057 AA02 BA07 DA01 DA20 DA22 GA04 GA07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1): 【化1】 〔式中、 R1は、ハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
    キシ、C2−C4アルカノイルアミノ、α,β−ジハロプ
    ロピオニルアミノ又はα−ハロアクリロイルアミノであ
    り、 Xは、ハロゲンであり、 nは、0、1又は2の数であり、そしてVは、式(2)
    又は(3): 【化2】 (式中、 (R2kは、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、スルホ、
    1−C4アルキル及びC1−C4アルコキシの群から選択
    される、k個の同一又は異なる置換基を意味し、 Yは、α,β−ジハロプロピオニルアミノ、α−ハロア
    クリロイルアミノ又は−CONH−(CH22〜3−S
    2−Z基であり、かつZは、ビニル又は−CH 2CH2
    −U基であり、かつUは、アルカリ条件下で脱離可能な
    基であり、 mは、0又は1の数であり、そしてkは、0、1、2又
    は3の数である)で示される基である(ただし、Vが、
    式(2)の基であり、そしてYが、α,β−ジハロプロ
    ピオニルアミノ又はα−ハロアクリロイルアミノである
    とき、R1は、α,β−ジハロプロピオニルアミノ又は
    α−ハロアクリロイルアミノではない)〕で示される反
    応性染料。
  2. 【請求項2】 Xが、フッ素又は塩素、特に塩素であ
    る、請求項1記載の反応性染料。
  3. 【請求項3】 nが、1という数である、請求項1又は
    2記載の反応性染料。
  4. 【請求項4】 mが、0という数である、請求項1〜3
    のいずれか1項記載の反応性染料。
  5. 【請求項5】 Yが、α,β−ジブロモプロピオニルア
    ミノ、α,β−ジクロロプロピオニルアミノ、α−ブロ
    モアクリロイルアミノ又はα−クロロアクリロイルアミ
    ノである、請求項1〜4のいずれか1項記載の反応性染
    料。
  6. 【請求項6】 Yが、α,β−ジブロモプロピオニルア
    ミノ又はα−ブロモアクリロイルアミノである、請求項
    1〜5のいずれか1項記載の反応性染料。
  7. 【請求項7】 α,β−ジハロプロピオニルアミノ又は
    α−ハロアクリロイルアミノとしてのR1が、α,β−
    ジブロモプロピオニルアミノ、α,β−ジクロロプロピ
    オニルアミノ、α−ブロモアクリロイルアミノ又はα−
    クロロアクリロイルアミノである、請求項1〜6のいず
    れか1項記載の反応性染料。
  8. 【請求項8】 α,β−ジハロプロピオニルアミノ又は
    α−ハロアクリロイルアミノとしてのR1が、α,β−
    ジブロモプロピオニルアミノ又はα−ブロモアクリロイ
    ルアミノである、請求項1〜7のいずれか1項記載の反
    応性染料。
  9. 【請求項9】 R1が、メトキシ、エトキシ、α,β−
    ジブロモプロピオニルアミノ又はα−ブロモアクリロイ
    ルアミノである、請求項1〜6のいずれか1項記載の反
    応性染料。
  10. 【請求項10】 式(1a): 【化3】 に対応する、請求項1記載の反応性染料。
  11. 【請求項11】 式(1b): 【化4】 に対応する、請求項1記載の反応性染料。
  12. 【請求項12】 式(1)の反応性染料の製造方法であ
    って、式(4): 【化5】 (式中、 R1は、ハロゲン、C1−C4アルキル、C1−C4アルコ
    キシ、C2−C4アルカノイルアミノ、α,β−ジハロプ
    ロピオニルアミノ又はα−ハロアクリロイルアミノであ
    り、 nは、0、1又は2の数である)で示される化合物と、
    式(5): H2N−V (5) 〔式中、 Vは、式(2)又は(3): 【化6】 (式中、 (R2kは、ハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、スルホ、
    1−C4アルキル及びC1−C4アルコキシの群から選択
    される、k個の同一又は異なる置換基を意味し、 Yは、α,β−ジハロプロピオニルアミノ、α−ハロア
    クリロイルアミノ又は−CONH−(CH22〜3−S
    2−Z基であり、かつZは、ビニル又は−CH 2CH2
    −U基であり、かつUは、アルカリ条件下で脱離可能な
    基であり、 mは、0又は1の数であり、そしてkは、0、1、2又
    は3の数である)で示される基である(ただし、Vが、
    式(2)の基であり、そしてYが、α,β−ジハロプロ
    ピオニルアミノ又はα−ハロアクリロイルアミノである
    とき、R1は、α,β−ジハロプロピオニルアミノ又は
    α−ハロアクリロイルアミノではない)〕で示されるア
    ミンとを、任意の所望の順序でハロゲン化シアヌルと反
    応させることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 ヒドロキシル基含有又は窒素含有繊維
    材料を浸染又は捺染する方法であって、前記繊維材料に
    請求項1記載の反応性染料を適用することを含む方法。
  14. 【請求項14】 前記繊維材料が、天然又は合成ポリア
    ミド繊維材料、特に合成ポリアミド繊維材料である、請
    求項13記載の方法。
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