JP2002338255A - 高均質ガラス製品の製造方法 - Google Patents

高均質ガラス製品の製造方法

Info

Publication number
JP2002338255A
JP2002338255A JP2002014620A JP2002014620A JP2002338255A JP 2002338255 A JP2002338255 A JP 2002338255A JP 2002014620 A JP2002014620 A JP 2002014620A JP 2002014620 A JP2002014620 A JP 2002014620A JP 2002338255 A JP2002338255 A JP 2002338255A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
stirring
refractive index
process step
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002014620A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Izumitani
徹郎 泉谷
Hiroji Namiki
博治 並木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2002014620A priority Critical patent/JP2002338255A/ja
Publication of JP2002338255A publication Critical patent/JP2002338255A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/18Stirring devices; Homogenisation
    • C03B5/187Stirring devices; Homogenisation with moving elements

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】比較的小型の装置で、本来連続溶融方式が有し
ている効率的な光学ガラスの生産という特徴を生かし
た、屈折率の均質度が高いガラス製品の製造方法の提供。 【解決手段】 ガラス原料を溶融する工程、溶融したガ
ラスを清澄する工程、清澄したガラスを撹拌する工程、
攪拌したガラスの粘度を調整する工程、及び粘度を調整
したガラスを成形してガラス製品を得る工程を含み、か
つ前記工程が連続的に行われるガラス製品の製造方法で
あって、前記清澄したガラスを撹拌する工程におけるガ
ラス容量Vが、前記ガラス製品の容量vとの関係におい
て下記式(3)を満たし、かつ攪拌槽における溶融ガラ
スの平均滞在時間を60分以下とする。 【式1】 (但し、n−n0は撹拌工程に流入するガラスの屈折
率n0の変動幅、n−nは撹拌工程から流出するガラ
スの屈折率nの変動幅であって±1×10-6以下の範
囲、fは攪拌効率である。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高均質ガラス製品
の製造方法に関する。特には、屈折率の均質度が±1×
10-6以下であることを要求されるレーザーガラスや光
学ガラスの製造に有用な、高均質ガラス製品の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高均質レーザーガラス等の高均質
ガラスは、大型白金坩堝を用いて間歇的に溶融され製造
されてきた。しかし、坩堝による溶融では生産性が悪
く、コストが高価につき、数千枚というレーザーディス
ク(サイズか、例えば60×35×4.5cm)の製造
には適さない方法であった。
【0003】一般に、光学ガラスの製造方法には、上記
のような坩堝を用いる間歇溶融方式と、タンク炉という
名称で代表される連続溶融方式がある。連続溶融方式は
溶融槽の一端から原料を投入し、溶融したものを清澄槽
に導き、脱ガス、脱泡の過程を経て撹拌部に送り込ま
れ、ここで脈理の消失がはかられ、最終端より連続的に
ガラスを取り出すものである。従って、連続溶融方式
は、ガラスを効率よく、低いコストで製造するという点
で間歇溶融方式より優れている。
【0004】しかし、このような光学ガラスの連続溶融
方式において、清澄過程を終えて均質化撹拌部に入って
くる溶融状ガラスの屈折率の変動は、±10×10-5
ら±100×10-5の範囲にある。そこで10-6オーダ
ーの屈折率の均一性を有するガラスを得るには撹拌から
流出に至る間に、このような大きな変動値を消去するこ
とが必要である。しかるに、従来の連続溶融装置では撹
拌部の平均滞在時間が20分から長くとも60分程度
で、溶融ガラスの脈理の消失に重点がおかれ、撹拌部に
入ってくる屈折率の時系列的変動を大きく緩和すること
はできず、このような連続溶融装置によって大型高精度
ガラスを得ることは困難であった。即ち、このような連
続溶融方式では、10-5の均質度は到達されるが、10
-6という高い均質度は得られなかった。
【0005】それに対して、本発明者等は、先に、本来
連続溶融方式が有している効率的な光学ガラスの生産が
できるという特徴を保持しながら大型高精度光学ガラス
を生産する装置を発明した(特開昭60−81030号
公報)。
【0006】通常の連続溶融装置では、前記のように均
質化撹拌部の平均滞在時間を20分〜60分程度にして
いる。一方、この装置では撹拌部の平均滞在時間を長時
間に設定することで均質度の高い光学ガラスを得てい
る。すなわち、均質化撹拌部に流入してくる溶融ガラス
の屈折率の変動値が±10×10-5以内の場合は100
分以上、±100×10-5の場合は1000分の平均滞
在時間を確保することによってその目的を達成した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、確かに、こ
の装置では、屈折率の均質度が10-6の光学ガラスが得
られるのであるが、均質化撹拌部での平均滞在時間を長
くすることにより、装置が大型化し、かつ生産性が低下
するという問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、比較的小型の装
置で、本来連続溶融方式が有している効率的な光学ガラ
スの生産という特徴を生かした、屈折率の均質度が高い
ガラス製品の製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス原料を
溶融する工程、溶融したガラスを清澄する工程、清澄し
たガラスを撹拌する工程、攪拌したガラスの粘度を調整
する工程、及び粘度を調整したガラスを成形してガラス
製品を得る工程を含み、かつ前記工程が連続的に行われ
るガラス製品の製造方法であって、前記清澄したガラス
を撹拌する工程におけるガラス容量Vが、前記ガラス製
品の容量vとの関係において下記式(3)を満たし、か
つ攪拌槽における溶融ガラスの平均滞在時間を60分以
下とすることを特徴とする高均質ガラス製品の製造方法
に関する。
【式2】 但し、式(3)中、n−n0は前記清澄したガラスを
撹拌する工程に流入するガラスの屈折率n0の変動幅で
あり、n−nは前記清澄したガラスを撹拌する工程か
ら流出するガラスの屈折率nの変動幅であって±1×
10-6以下の範囲であり、fは攪拌効率である。
【0010】また、本発明の好ましい態様は、以下のと
おりである。 (a)前記fが1である前記の製造方法。 (b)前記n−nが1×10-5以上である前記の製造
方法。 (c)前記ガラス製品の残留歪が4.25以下である前
記の製造方法。
【0011】本発明は、ガラス製品となるべき流出ガラ
ス量が、清澄したガラスを攪拌する工程(以下、「攪拌
工程」ともいう)におけるガラス容量と所定の関係を満
たし、かつ攪拌槽における溶融ガラスの平均多罪時間を
60分以下とすることにより、装置を大型化することな
く高均質ガラスを得ようとするものであり、本発明では
連続溶融によって10-6という高均質度を達成すること
ができる。以下本発明について説明する。
【0012】本発明の方法は、ガラス原料を溶融する工
程、溶融したガラスを清澄する工程、清澄したガラスを
撹拌する工程、攪拌したガラスの粘度を調整する工程、
及び粘度を調整したガラスを成形してガラス製品を得る
工程を含み、かつ上記工程が連続的に行われるガラス製
品の製造方法である。
【0013】ガラス原料を溶融する工程は、ガラス原料
を加熱して溶融する工程である。ガラス原料は、ガラス
製品の種類により適宜選択する。また、加熱条件は、ガ
ラス原料組成により適宜決定できる。溶融したガラスを
清澄する工程は、主に溶融したガラスから脱泡すること
を目的とする工程である。さらに、脱泡に加えて熱対流
によりガラス中の脈理の溶融も一部行われる。
【0014】清澄したガラスを撹拌する工程では、主
に、ガラス中の脈理の溶融が行われて、ガラスの均質化
が図られる。攪拌したガラスの粘度を調整する工程で
は、ガラス製品の成形が容易になるように、溶融ガラス
の温度を調整して粘度を調整する。粘度は、ガラスの種
類やガラス製品の形状等により適宜決定される。粘度を
調整したガラスは、成形型に鋳込み,成形後徐冷するこ
とによりガラス製品が得られる。徐冷条件は、ガラスの
種類により適宜選択される。本発明のガラス製品の製造
方法は、前記の工程が連続的に行われ、各工程には、溶
融ガラスが連続的に流入し、かつ流出する。本発明にお
いてガラス製品には特に制限はなく、高均質度が要求さ
れるガラス製品であれば良い。
【0015】本発明の製造方法の第一の特徴は、上記撹
拌工程におけるガラス容量Vを、最終的に得られる1つ
のガラス製品の容量vとの関係において、下記式(3)
を満たすことである。
【式3】 但し、式(3)中、n−n0は前記清澄したガラスを
撹拌する工程に流入するガラスの屈折率n0の変動幅で
あり、n−nは前記清澄したガラスを撹拌する工程か
ら流出するガラスの屈折率nの変動幅であって±1×
10-6以下の範囲であり、fは攪拌効率である。
【0016】攪拌工程におけるガラス容量Vが1つのガ
ラス製品の容量vとの間に式(3)の関係を満たせば、
屈折率の均質度が±1×10-6以下であるガラス製品が
得られる。このことは、後の実施例において、各種のガ
ラスについて実験的に得られた結果である。従って、効
率良くガラス製品を製造するという観点からは、式
(3)におけるn−n0(清澄したガラスを撹拌する
工程に流入するガラスの屈折率n0の変動幅)は、1×
10-5以上であることが好ましい(なお、前記容量の比
(V/v)であれば、2.3倍に近いことが好ましく、
例えば100倍以下が好ましい)。尚、式(3)のn
−n0を1×10-5以上とすることにより屈折率の均質
度が±1×10-6以下であるガラス製品が得られること
は、理論的にも裏付けられることである。この点につい
て以下に説明する。
【0017】クーパー〔Alped R.Coopar : J.am. Cer S
oc, 42 (1959)93 〕によれば、完全混合槽を無数に並べ
ると、流出液はピストン流になり、槽の数が1個の時に
完全混合は得られる。そこで撹拌槽は1個とし、槽の容
積(槽内のガラス容量)と製品の容積の均質度に及ぼす
影響を考察した。流入するガラスの屈折率をn0 、流出
するガラスの屈折率をn、槽の容積をV、製品の容積
をv、撹拌効率をfとすれば屈折率の時間変化は完全混
合の場合、以下の式(1)で与えられる。
【0018】
【式4】
【0019】ここでτは製品の平均滞在時間で、流出速
度をRとすれば、τ=v/Rで与えられる。容量vのガ
ラス製品の均質度を10-6にするために、槽中に滞在す
るべき時間をtとすれば、t/τ=V/vとなり、式
(1)から以下の式(2)が導かれる。
【0020】
【式5】
【0021】さらに撹拌効率fを考慮すると以下の式
(3)が得られる。
【0022】
【式6】
【0023】n−n=10-6、n−n0 =10-5
f=1とすれば、V/v=2.30となる。n−n0
=100×10-5であれば、V/v=6.9となる。例
えば、流入ガラスの屈折率変動が10-5のとき、流動ガ
ラスの屈折率変動を10-6にするには、槽と製品容積の
比を2.30倍にすればよいことを示す。また、100
×10-5の屈折率変動があれば、槽と製品容量の比を
6.9倍にすればよいことを示す。
【0024】本発明の製造方法の第二の特徴は、攪拌槽
における溶融ガラスの平均滞在時間を60分以下とする
ことである。上述のとおり、特開昭60−81030号
公報に記載の大型高精度光学ガラスの製造装置では、均
質化攪拌部に流入してくる溶融ガラスの屈折率の変動値
が±10×10-5以内の場合は100分以上、±100
×10-5の場合は1000分の平均滞在時間を確保する
ことによって初めてその目的を達成することができる。
これに対し、本発明の製造方法では、従来の連続溶融装
置の攪拌部で採用されている平均滞在時間(20分〜6
0分程度)と同程度の時間で、高均質ガラス製品を製造
する。本発明の製造方法は、小型の製造装置を使用して
実施することができるという利点がある。
【0025】次に本発明で使用される装置を図1に示す
概略説明図に基づいて説明する。本発明で使用される装
置は、ガラス原料10を溶融する溶融槽1、溶融槽1か
らの溶融したガラス11を清澄する清澄槽2、清澄槽2
からのガラス12を攪拌する撹拌槽3及び攪拌槽3から
のガラス13の粘度を調整する作業槽4、及び作業槽4
からのガラスを成形する成形型5を含む。前記溶融ガラ
スは、清澄槽2、撹拌槽3及び作業槽4を連続的に移動
するようにパイプ20〜21で連絡されている。本発明
で使用される装置は、成形型5の容量と撹拌槽3内にお
けるガラス容量とが上式(3)の関係を満たす。それに
より、屈折率の均質度が±1×10-6以下である高均質
ガラス製品が得られる。尚、成形型5の容量とは成形さ
れるガラス製品14の容量に相当する。
【0026】尚、図1は概略説明図であって、装置の各
部分は、各部分の機能を考慮して適宜変更することが可
能である。ガラス原料10は溶融槽1において加熱溶融
され、次いでスロート6を通って清澄槽2に移動する。
清澄槽2では、熱対流によってガラス11は弱く攪拌さ
れ、それにより脱泡され、かつガラス中の脈理の溶融も
一部行われる。清澄槽2からは、パイプ20を通して攪
拌機7を備えた攪拌槽3に移動する。攪拌槽3ではガラ
ス12を攪拌してガラス中の脈理の溶融が行われて、ガ
ラスの均質化が図られる。次いで、ガラスはパイプ21
を通して作業槽4に移動する。作業槽4では、成形が容
易になるようにガラス13の粘度を調整する。粘度を調
整したガラスは、成形型5に鋳込み,次いで徐冷するこ
とによりガラス製品14が得られる。なお、溶融ガラス
の流出及び停止は、ヒーター8によって流出パイプ22
を加熱又は冷却することによって操作することができ
る。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。
【0028】実施例1(光学ガラスLaC10の場合) ガラスとしては、光学ガラスLaC10(La2 3
2 3 、RO(RO=CaO、MgO等の2価金属の
酸化物)系ガラス)を用いた。溶融槽、清澄槽、撹拌槽
及び作業槽を有する連続溶融炉において、撹拌槽の容量
5.3リットル、引上げ速度278ml/min、撹拌
時の粘性3.5poise、撹拌回転数100rpmの
条件でガラス製品を得た。尚、キャストされたガラスは
残留歪を除き、ガラス構造温度を一定にするために精密
徐冷がなされた。転移温度Tgで約60時間保持し、
0.25℃/hrの冷却速度でTg−100℃まで冷却
し、その後割れないように冷却された。実験結果を表1
に示す。V/v=10.4において均質度1.25×1
-6が得られた。
【0029】
【表1】
【0030】実施例2(光学ガラスF2の場合) ガラスとしては、光学ガラスF2(PbO、SiO2
アルカリ系ガラス)を用いた。溶融槽、清澄槽、撹拌槽
及び作業槽を有する連続溶融炉において、撹拌槽の大き
さ14.2リットル、引上げ速度386ml/min、
撹拌回転数40rpm、撹拌時の粘性220poise
の条件でガラス製品を得た。なお、これらのガラスは均
質度測定のために実施例1と同様に精密徐冷がなされ
た。実験結果を表2に示す。V/v=2.35において
均質度1.75×10-6が得られた。
【0031】
【表2】
【0032】実施例3(BK7の場合) ガラスとしてはBK7(SiO2 、B2 3 、アルカリ
系ガラス)を用いた。溶融槽、清澄槽、撹拌槽及び作業
槽を有するに連続溶融炉において、撹拌槽の容量18.
2リットル、引上げ速度364ml/min、撹拌回転
数50rpm、撹拌時の粘性280poiseの条件で
ガラス製品を得た。なお、これらのガラスは均質度測定
のために実施例1と同様に精密徐冷がなされた。実験結
果を表3に示す。V/v=3.71において1.38×
10-6の均質度のガラスが得られた。
【0033】
【表3】
【0034】
【発明の効果】本発明によって10-6という高均質ガラ
スが連続溶融方式により、効率的に製造することが可能
となった。その結果、高均質ガラスのコストの低下と、
納期の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の概略説明図である。
【符号の説明】
1 溶融槽 2 清澄槽 3 撹拌槽 4 作業槽 5 成形型 6 スロート 7 攪拌機 8 ヒーター 10 ガラス原料 11〜13 溶融ガラス 14 ガラス製品 20〜21 連絡パイプ 22 流出パイプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月25日(2002.7.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 高均質ガラス製品の製造方法

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス原料を溶融する工程、溶融したガ
    ラスを清澄する工程、清澄したガラスを撹拌する工程、
    攪拌したガラスの粘度を調整する工程、及び粘度を調整
    したガラスを成形してガラス製品を得る工程を含み、か
    つ前記工程が連続的に行われるガラス製品の製造方法で
    あって、 前記清澄したガラスを撹拌する工程におけるガラス容量
    Vが、前記ガラス製品の容量vとの関係において下記式
    (3)を満たし、かつ攪拌槽における溶融ガラスの平均
    滞在時間を60分以下とすることを特徴とする高均質ガ
    ラス製品の製造方法。 【式1】 (式(3)中、n−n0は前記清澄したガラスを撹拌
    する工程に流入するガラスの屈折率n0の変動幅であ
    り、n−nは前記清澄したガラスを撹拌する工程から
    流出するガラスの屈折率nの変動幅であって±1×1
    -6以下の範囲であり、fは攪拌効率である。)
  2. 【請求項2】 前記fが1である請求項1に記載の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記n−nが1×10-5以上である請
    求項1又は2に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記ガラス製品の残留歪が4.25以下
    である請求項1〜3のいずれか一項に記載の製造方法。
JP2002014620A 2002-01-23 2002-01-23 高均質ガラス製品の製造方法 Pending JP2002338255A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002014620A JP2002338255A (ja) 2002-01-23 2002-01-23 高均質ガラス製品の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002014620A JP2002338255A (ja) 2002-01-23 2002-01-23 高均質ガラス製品の製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16027593A Division JPH06345442A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 高均質ガラスの製造方法及び装置並びに高均質ガラス製品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002338255A true JP2002338255A (ja) 2002-11-27

Family

ID=19191887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002014620A Pending JP2002338255A (ja) 2002-01-23 2002-01-23 高均質ガラス製品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002338255A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005037721A1 (ja) 2003-10-20 2005-04-28 Nippon Electric Glass Co., Ltd. ガラス組成物及びガラス物品の製造方法
JP2006193349A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Hoya Corp ガラスの製造方法及びガラス製造装置、並びにこれらに用いる保護部材
CN103145317A (zh) * 2013-03-28 2013-06-12 湖北新华光信息材料有限公司 一种光学玻璃备料用铂金装置
CN115403246A (zh) * 2022-09-30 2022-11-29 成都光明光电股份有限公司 一种光学玻璃的制造装置及制造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005037721A1 (ja) 2003-10-20 2005-04-28 Nippon Electric Glass Co., Ltd. ガラス組成物及びガラス物品の製造方法
US7823416B2 (en) 2003-10-20 2010-11-02 Nippon Electric Gas Co., Ltd. Glass composition and method for producing glass article
JP2006193349A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Hoya Corp ガラスの製造方法及びガラス製造装置、並びにこれらに用いる保護部材
JP4504823B2 (ja) * 2005-01-11 2010-07-14 Hoya株式会社 ガラスの製造方法及びガラス製造装置、並びにこれらに用いる保護部材
CN103145317A (zh) * 2013-03-28 2013-06-12 湖北新华光信息材料有限公司 一种光学玻璃备料用铂金装置
CN103145317B (zh) * 2013-03-28 2015-01-14 湖北新华光信息材料有限公司 一种光学玻璃备料用铂金装置
CN115403246A (zh) * 2022-09-30 2022-11-29 成都光明光电股份有限公司 一种光学玻璃的制造装置及制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI401225B (zh) 光學玻璃,精密加壓成形用預成型坯和其製造方法,及光學元件和其製造方法
JP4361004B2 (ja) 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームおよびその製造方法ならびに光学素子およびその製造方法
CN106045304B (zh) 光学玻璃、玻璃成型体、光学元件及其制造方法
CN101932532B (zh) 光学玻璃
JP4466955B2 (ja) 光学ガラス、プレス成形用ガラスゴブおよび光学素子
CN1854100B (zh) 光学玻璃、模压预制体、其制造方法、光学元件及其制造方法
CN101063719B (zh) 光学玻璃、精密模压成形用预成形件及其制造方法、光学元件及其制造方法
JP2002249337A (ja) 光学ガラス、プレス成形予備体および光学部品
JP4350016B2 (ja) 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームとその製造方法、ならびに光学素子とその製造方法
JP4988253B2 (ja) 光学ガラスの製造方法
JP4437807B2 (ja) 光学ガラスの製造方法、精密プレス成形用プリフォームの製造方法および光学素子の製造方法
JP3907099B2 (ja) 光学ガラス
JP2011046591A (ja) 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォーム、光学素子とそれら製造方法、ならびに撮像装置
JP2003201143A (ja) 光学ガラス、プレス成形用プリフォームおよび光学部品
JP2017014067A (ja) ガラス物品の製造方法
JP2002338255A (ja) 高均質ガラス製品の製造方法
JP2005330154A (ja) 光学ガラス、精密プレス成形用プリフォームのガラス母材とその製造方法、精密プレス成形用プリフォーム、光学素子ならびにそれぞれの製造方法
JPH06345442A (ja) 高均質ガラスの製造方法及び装置並びに高均質ガラス製品
JP4743681B2 (ja) 光学ガラス、プレス成形用ガラス素材およびその製造方法ならびに光学部品およびその製造方法
JP2694860B2 (ja) フッ化物ガラスプリフォームの製造方法
JP3332493B2 (ja) 硝子溶融炉
JPWO2008069150A1 (ja) ガラス溶融装置
JP5438084B2 (ja) ガラス成形体の製造方法、及び、そのガラス成形体を用いる光学素子の製造方法
JP4871236B2 (ja) ガラス流出パイプ、ガラス製造装置、ガラス成形体の製造方法、及び光学素子の製造方法
JP2006315954A (ja) 光学ガラス、プレス成形予備体および光学部品

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051005

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060412

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02