JP2002335357A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2002335357A
JP2002335357A JP2001140108A JP2001140108A JP2002335357A JP 2002335357 A JP2002335357 A JP 2002335357A JP 2001140108 A JP2001140108 A JP 2001140108A JP 2001140108 A JP2001140108 A JP 2001140108A JP 2002335357 A JP2002335357 A JP 2002335357A
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Yoshifumi Sakakura
好文 坂倉
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常動作時のシステムパフォーマンスを低下
させることなく、省エネ状態時の電力消費の低減を図る
ことができる通信端末装置を提供すること。 【解決手段】 省エネ状態時に電力供給が停止されても
その記憶内容を保持する不揮発性メモリと、通常動作状
態から省エネ状態への移行前に揮発性メモリに記憶され
たデータを前記不揮発性メモリに転送する一方、前記省
エネ状態から前記通常動作状態への復帰時に前記不揮発
性メモリに記憶されたデータを前記揮発性メモリに転送
することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置に関
し、特に、通常動作状態においては、相手先装置との間
でデータの送受信を行い、処理未完のデータを処理が完
了するまで揮発性メモリに記憶する一方、通常動作状態
において所定の省エネ状態移行要因が発生すると、少な
くとも前記揮発性メモリへの電力供給を停止して省エネ
状態に移行し、当該省エネ状態において所定の復帰要因
が発生すると前記揮発性メモリ等への電力供給を再開し
て前記通常動作状態に復帰する省エネ機能を備えた通信
端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置等の通信端末装
置における省エネ方式については、システム全体を制御
するメインのCPUの電力をオフするために別回路また
はサブCPUなるものを設けて省エネの移行及び復帰を
管理する制御を行っている。
【0003】その省エネ方式ではメインCPUのみの消
費電力は削減できるが、送信文書や受信文書等の未処理
データを蓄積するメモリの消費電力の削減は図られてい
ない。
【0004】一方、未処理データ蓄積のためのメモリと
しては、フラッシュメモリ等の書換え可能な不揮発性メ
モリと、DRAM等の揮発性メモリとがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】不揮発性メモリは、電
力供給を停止してもその記憶内容を保持できるが、DR
AM等の高速アクセス可能な揮発性メモリと比較して、
メモリアクセス時間が長く、システムのパフォーマンス
が低下する問題がある。
【0006】揮発性メモリは、DRAM等の高速アクセ
ス可能なものであるため、システムのパフォーマンスの
低下はない反面、省エネ中にも電力供給が必要不可欠と
なる問題がある。
【0007】未処理データ記憶用のメモリの使用有無を
検出して使用されていなければ省エネ中にはそのメモリ
への電子供給を停止してしまう省エネ方式もあるが、メ
モリが使用されている場合は省エネ状態に移行しないと
いう問題が残る。仮に省エネ状態に移行したとしても、
そのメモリへの電力供給は継続しなければならず、その
分の消費電力は変わらないという問題が残る。
【0008】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、通常動作時のシステムパフォーマンスを低下させ
ることなく、省エネ状態時の電力消費の低減を図ること
ができる通信端末装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の通信端
末装置は、通常動作状態においては、相手先装置との間
でデータの送受信を行い、処理未完のデータを処理が完
了するまで揮発性メモリに記憶する一方、通常動作状態
において所定の省エネ状態移行要因が発生すると、少な
くとも前記揮発性メモリへの電力供給を停止して省エネ
状態に移行し、当該省エネ状態において所定の復帰要因
が発生すると前記揮発性メモリ等への電力供給を再開し
て前記通常動作状態に復帰する省エネ機能を備えた通信
端末装置であって、前記省エネ状態時に電力供給が停止
されてもその記憶内容を保持する不揮発性メモリと、前
記通常動作状態から前記省エネ状態への移行前に前記揮
発性メモリに記憶されたデータを前記不揮発性メモリに
転送する一方、前記省エネ状態から前記通常動作状態へ
の復帰時に前記不揮発性メモリに記憶されたデータを前
記揮発性メモリに転送するデータ転送制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の通信端末装置は、請求項
1に記載の通信端末装置であって、前記データ転送制御
手段は、前記揮発性メモリ及び前記不揮発性メモリの記
憶内容を比較し、前記揮発性メモリに前記不揮発性メモ
リに記憶されていない新規のデータが蓄積された場合の
み、前記通常動作状態から前記省エネ状態への移行前に
おける前記揮発性メモリから前記不揮発性メモリへのデ
ータ転送を行うものであることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の通信端末装置は、請求項
1に記載の通信端末装置であって、前記データ転送制御
手段は、前記揮発性メモリ及び前記不揮発性メモリの記
憶内容を比較し、前記揮発性メモリに記憶されたデータ
のうちの未転送の新規蓄積データのみを、前記通常動作
状態から前記省エネ状態への移行前に前記不揮発性メモ
リに転送するものであることを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の通信端末装置は、請求項
3に記載の通信端末装置であって、前記データ転送制御
手段は、前記通常動作状態から前記省エネ状態への移行
前に前記不揮発性メモリにおける単位記憶容量に満たな
い削除データが前記揮発性メモリにある場合には、前記
不揮発性メモリにおいて対応する単位記憶容量を消去し
た上で、当該単位記憶容量に対応する前記揮発性メモリ
の記憶内容を前記不揮発性メモリの当該単位記憶容量に
転送するものであることを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の通信端末装置は、請求項
1、2、3または4のいずれかに記載の通信端末装置で
あって、前記データ転送制御手段による、前記通常動作
状態から前記省エネ状態への移行前における前記揮発性
メモリに記憶されたデータの前記不揮発性メモリへの転
送は、DMAコントローラを介したDMA転送により行
われることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】先ず、図1に本発明の実施の形態に係る通
信端末装置としてのファクシミリ装置20のブロック構
成について示す。
【0016】同図において、メインCPU1は、ファク
シミリ送受信等を行う通常動作状態時のシステム全体を
監視、制御するためのものである。サブCPU2は、省
エネ状態時に、省エネ状態から通常動作状態への復帰要
因、具体的には、例えば、着信や操作入力の監視をおこ
ない、復帰要因を検出すると必要な復帰処理を行い、ま
た、通常動作状態から省エネ状態への移行時の必要な処
理を行うためのものである。
【0017】DMAコントローラ3は、不揮発性メモリ
4と揮発性メモリ5との間のDMAデータ転送を行うた
めのものである。不発性メモリ4は、本実施の形態で
は、セクタ単位で書き込み・消去されるフラッシュメモ
リにより構成され、省エネ状態時に送信文書や受信文書
の未処理データを記憶するためのものである。
【0018】揮発性メモリ5は、通常動作状態時に、送
信文書や受信文書の未処理データを記憶するためのもの
である。通信制御部6は、NCU(網制御部)7を介し
たPSTN回線経由でやりとりされるG3伝送時の変復
調や各種トーン制御をおこなうためのものである。NC
U7は、PSTN回線との間の網制御を行うためのもの
である。
【0019】読取部8は、送信原稿読み取り2値化され
た画情報を得るためのものである。記録部9は、受信画
情報を記録紙に記録出力するためのものである。ユーザ
RAM10は、ユーザの個人情報等を蓄積するためのメ
モリである。システムROM11は、制御プログラムが
格納されるものである。
【0020】ECMメモリ12は、ECM(Error Corr
ecting Mode)送受信を行う時に各フレームを蓄積する
ためのものである。画像処理部13は、画像の各種加工
を行うためのものである。操作部14は、各種の操作入
力や装置の動作状態の表示をおこなうためのものであ
る。
【0021】揮発性メモリ5に蓄積されるデータは、図
6に示すように、「ファイル」と称する単位で蓄積され
る。また、「ファイル1」と「ファイル2」とを合わせ
た単位がセクタ1となるように、奇数番目と偶数番目の
連続するファイルで1つのセクタが構成される。
【0022】セクタは、揮発性メモリ5における記憶単
位ではなく、不揮発性メモリ4における記憶・削除の単
位であり、揮発性メモリ5のセクタ1に相当する記憶領
域に記憶された「ファイル1」と「ファイル2」とが不
揮発性メモリ4において対応するセクタ1に転送・コピ
ーされることになる。
【0023】以上の構成のファクシミリ装置20におい
ては、通常動作状態において、読取部8により読み取っ
た文書画情報のデータを、送信等の必要な処理が完了す
るまで、揮発性メモリ5に記憶し、送信等の必要な処理
が完了したデータについては、揮発性メモリ5から削除
する。
【0024】そのような、通常動作状態における揮発性
メモリ5へのデータの記憶・削除処理に並行して、ファ
クシミリ装置20においては、図2及び図3に示す処理
手順を行う。
【0025】先ず、図2において、省エネ移行要因が発
生するか、ファイルの揮発性メモリ5への蓄積がある
か、または、ファイルの揮発性メモリ5からの削除があ
るかを監視する(判断101のNo、判断102のN
o、判断105のNoのループ)。
【0026】判断102において、ファイルの蓄積があ
った場合は(判断102のYes)、セクタフルか、す
なわち、1セクタ分のデータである2ファイルの蓄積が
あったかを判断し(判断103)、セクタフルの場合に
は(判断103のYes)、図7に示すように、揮発性
メモリ5に新規に蓄積された1セクタ分の2ファイルを
不揮発性メモリ4の対応するセクタにコピーして(処理
104)、判断101に戻る。
【0027】判断105において、ファイルの削除があ
った場合は(判断105のYes)、セクタエンプティ
か、すなわち、1セクタ分のデータである2ファイルの
削除があったかを判断し(判断106)、セクタエンプ
ティの場合には(判断106のYes)、図8に示すよ
うに、揮発性メモリ5で削除された1セクタ分の2ファ
イルに、不揮発性メモリ4において対応するセクタをク
リアして(処理107)、判断101に戻る。
【0028】これにより、揮発性メモリ5において、1
セクタ単位のデータの新規蓄積があるごとに、その新規
蓄積されたデータが不揮発性メモリ4の対応するセクタ
に転送・コピーされる一方、揮発性メモリ5において、
1セクタ単位のデータの削除があるごとに、その削除ら
されたデータに対応する不揮発性メモリ4のセクタがク
リアされるため、1セクタ単位に満たない新規蓄積デー
タや、1セクタ単位に満たない削除データを除いては、
揮発性メモリ5に記憶されたデータの内容と、不揮発性
メモリ4に記憶されたデータの内容とが同一化されるこ
とになる。
【0029】そのため、通常動作状態から省エネ状態に
移行する際の転送データ両を最小限にでき、省エネ状態
への高速な移行が可能となる。
【0030】そして、判断101において、省エネ移行
要因が発生した場合、具体的には、例えば、一定時間操
作入力がない状態で一定時間が経過した場合や、強制的
に省エネ状態に移行させるためのキーの押下があった場
合には(判断101のYes)、図3の処理201に移
行する。
【0031】図3の処理201においては、揮発性メモ
リ5及び不揮発性メモリ4にそれぞれ蓄積されたファイ
ルを比較し(処理201)、その結果、更新セクタ、す
なわち、処理104や処理107によりコピーまたはク
リア処理されていないセクタが、揮発性メモリ5にある
かを判断し(判断202)、更新セクタがない場合には
(判断202のNo)、処理207に移行する。
【0032】判断202で、更新セクタがある場合には
(処理203)、その更新セクタが、図9に示すよう
に、新規に蓄積されたファイルと空のファイルとにより
構成される、ファイル未コピーのセクタであるか、また
は、図10に示すように、新規に削除されたファイルと
既存のファイルとにより構成される、ファイル未クリア
のセクタであるか、を判断し(判断203)、ファイル
未コピーのセクタである場合には(判断203のYe
s)、そのセクタを不揮発性メモリ4の対応するセクタ
に転送・コピーして(処理204)、処理207に移行
する。
【0033】ファイル未クリアのセクタである場合には
(判断203のNo)、そのセクタに対応する不揮発性
メモリ4の対応するセクタをクリアし(処理205)、
そのクリアしたセクタに、転送・コピーして(処理20
4)、処理207に移行する。
【0034】処理207では、通常動作状態から省エネ
状態に移行するために必要な処理、具体的には、メイン
CPU1がサブCPU2に省エネ状態への移行を指示
し、その指示を受けたサブCPUが、少なくとも揮発性
メモリ5及び不揮発性メモリ4への電力供給を停止し、
その他、メインCPU等の電力消費の大きい装置構成要
素への電力供給を停止する処理を行う。
【0035】処理207により省エネ状態に移行したフ
ァクシミリ装置20においては、図4に示す処理手順が
行われる。
【0036】図4において、サブCPU2は、通常動作
状態へ復帰する要因の発生を監視している(判断301
のNoループ)。
【0037】そして、通常動作状態への復帰要因の発
生、具体的には、通信制御部6によるパソコンを介した
着信の検出や、操作表示部14を介した操作入力がある
と、電力供給を停止していた揮発性メモリ5及び不揮発
性メモリ4や他の装置構成に対する電力供給を再開する
と共にメインCPU1に制御権限を渡す、復帰処理を行
う(処理302)。そして、メインCPU1は、省電力
状態時の電力供給停止により記憶内容がクリアされてし
まっている揮発性メモリ5に対して、通常動作状態時に
不揮発性メモリ4に転送・コピーしてバックアップして
おいたファイルを記憶内容とするセクタを転送・コピー
する(処理303)。
【0038】それにより、省エネ状態から通常動作状態
に復帰した時点で、揮発性メモリ5には、通常動作状態
から省エネ状態への移行前の記憶内容が復元されるた
め、支障なく以後の動作を行うことができる。
【0039】また、通常動作状態時には高速アクセス可
能な揮発性メモリ5を使用し、省エネ状態時には、記憶
内容保持のための電力が不要な不揮発性メモリ4にデー
タをバックアップするため、通常動作状態時の高速なメ
モリアクセスと、省エネ状態での電力消費の低減を両立
することができる。
【0040】また、図3の処理204や処理206のセ
クタコピー処理としては、メインCPU1による揮発性
メモリ5からのデータの読み出しと不揮発性メモリ4へ
の書き込みの繰り返しによる方法ではなく、図5に示
す、DMAコントローラ3を介した処理を適用すること
もできる。
【0041】図5において、メインCPU1は、DMA
コントローラ3に対して各種情報、具体的には、データ
量、スタートアドレス、及び、ストップアドレスをセッ
トする(処理401)。
【0042】その後、メインCPU1は、システムの制
御権をサブCPU2に受け渡して、不揮発性メモリ4、
揮発性メモリ5、DMAコントローラ3、サブCPU
2、省エネ復帰要因検出のための各種センサ等以外の、
メインCPU1等のデバイスの電源をオフする(処理4
02)。
【0043】DMAコントローラ3はメインCPU1か
ら設定された情報に基づいて、揮発性メモリ5から不揮
発性メモリ4へDMA転送を行う(処理403)。
【0044】このデータコピーが完了すると、DMAコ
ントローラ3は、サブCPU2に対してDMA終了通知
を行う(処理404)。
【0045】それら応答して、サブCPU2は、DMA
コントローラ3,揮発性メモリ4、不揮発性メモリ4の
電源をオフして(処理406)、省エネ状態に移行す
る。
【0046】このように、省エネ状態への移行前の揮発
性メモリ5から不揮発性メモリ4へのデータ伝送をDM
A転送により行うことで、メインCPUの電力をオフす
ることができ、その分電力消費を低減することができ
る。
【0047】なお、以上説明した実施の形態において
は、本発明を通信端末装置の1つであるファクシミリ装
置に適用したが、本発明はその他の通信端末装置に対し
ても同様に適用できることはいうまでもない。
【0048】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記通常
動作状態から前記省エネ状態に移行する前に前記揮発性
メモリに記憶されたデータを前記不揮発性メモリに転送
して待避させて前記揮発性メモリへの電力供給停止を可
能とし、前記省エネ状態から前記通常動作状態に復帰す
る際には前記不揮発性メモリに待避されていたデータを
前記揮発性メモリに転送して戻すようにしたため、前記
通常動作状態時には、未処理データの記憶のためにダイ
ナミックRAM等のアクセススピードの速いメモリによ
り構成される前記揮発性メモリを使用し、前記省エネ状
態時には、前記未処理データの記憶のためにフラッシュ
メモリ等の記憶内容保持に電力が不要なメモリにより構
成される前記不発性メモリを使用でき、通常動作時のシ
ステムパフォーマンスを低下させることなく、省エネ状
態時の電力消費の低減を図ることが可能となる効果が得
られる。
【0049】請求項2に係る発明によれば、前記揮発性
メモリに記憶されたデータの内容と、前記不揮発性メモ
リに記憶されたデータの内容とが同一である場合には前
記省エネ状態への移行時におけるデータ転送を省略する
ようにしたため、無駄な転送動作なしに速やかに前記省
エネ状態に移行することが可能となる効果が得られる。
【0050】請求項3に係る発明によれば、前記揮発性
メモリに記憶されているデータのうち、前記不揮発性メ
モリに転送済みのデータの転送は省略されるため、前記
省エネ状態への移行前のデータ転送に要する時間を短縮
することが可能となる効果が得られる。
【0051】請求項4に係る発明によれば、前記不揮発
性メモリがフラッシュメモリにより構成される場合に記
憶・消去の単位となる単位記憶容量(いわゆるセクタ)
に満たない範囲でのデータ削除が前記揮発性メモリにお
いてあった場合には、対応するセクタのクリア及びデー
タ転送により対応するようにしたため、全データについ
て前記不揮発性メモリの消去及び転送を行う必要がな
く、前記不揮発性メモリの消去時間及び転送時間を最小
限にすることが可能となる効果が得られる。
【0052】請求項5に係る発明によれば、前記DMA
コントローラに転送指示をすれば、メインCPUの電力
をオフすることができ、その分電力消費を低減すること
が可能となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信端末装置とのし
てのファクシミリ装置のブロック構成について示す図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おいて通常動作状態時に行われる処理手順について示す
フローチャートである。
【図3】図2と共に、本発明の実施の形態に係るファク
シミリ装置において通常動作状態時に行われる処理手順
について示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おいて省エネ状態時に行われる、処理手順について示す
フローチャートである。
【図5】DMA転送によるセクタコピー処理手順につい
て示すフローチャートである。
【図6】揮発性メモリに記憶されるファイルと、不揮発
性メモリの記憶単位であるセクタとの関係について模式
的に示す図である。
【図7】揮発性メモリに新規に記憶された1セクタを構
成する2ファイルの不揮発性メモリへのコピーについて
模式的に示す図である。
【図8】揮発性メモリから削除された1セクタを構成す
る2ファイルに対応してクリアされる不揮発性メモリの
セクタについて模式的に示す図である。
【図9】揮発性メモリのあるセクタに1ファイルのみが
新規に記憶された場合の不揮発性メモリへのコピーにつ
いて模式的に示す図である。
【図10】揮発性メモリのあるセクタの1ファイルのみ
が削除された場合の不揮発性メモリのセクタのクリアに
ついて模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 メインCPU 2 サブCPU 3 DMAコントローラ 4 不揮発性メモリ 5 揮発性メモリ 6 通信制御部 7 NCU 8 読取部 9 記録部 10 ユーザRAM 11 システムROM 12 ECMメモリ 13 画像処理部 14 操作部 15 システムバス 20 ファクシミリ装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常動作状態においては、相手先装置と
    の間でデータの送受信を行い、処理未完のデータを処理
    が完了するまで揮発性メモリに記憶する一方、通常動作
    状態において所定の省エネ状態移行要因が発生すると、
    少なくとも前記揮発性メモリへの電力供給を停止して省
    エネ状態に移行し、当該省エネ状態において所定の復帰
    要因が発生すると前記揮発性メモリ等への電力供給を再
    開して前記通常動作状態に復帰する省エネ機能を備えた
    通信端末装置であって、 前記省エネ状態時に電力供給が停止されてもその記憶内
    容を保持する不揮発性メモリと、前記通常動作状態から
    前記省エネ状態への移行前に前記揮発性メモリに記憶さ
    れたデータを前記不揮発性メモリに転送する一方、前記
    省エネ状態から前記通常動作状態への復帰時に前記不揮
    発性メモリに記憶されたデータを前記揮発性メモリに転
    送するデータ転送制御手段とを備えたことを特徴とする
    通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記データ転送制御手段は、前記揮発性
    メモリ及び前記不揮発性メモリの記憶内容を比較し、前
    記揮発性メモリに前記不揮発性メモリに記憶されていな
    い新規のデータが蓄積された場合のみ、前記通常動作状
    態から前記省エネ状態への移行前における前記揮発性メ
    モリから前記不揮発性メモリへのデータ転送を行うもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の通信端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記データ転送制御手段は、前記揮発性
    メモリ及び前記不揮発性メモリの記憶内容を比較し、前
    記揮発性メモリに記憶されたデータのうちの未転送の新
    規蓄積データのみを、前記通常動作状態から前記省エネ
    状態への移行前に前記不揮発性メモリに転送するもので
    あることを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記データ転送制御手段は、前記通常動
    作状態から前記省エネ状態への移行前に前記不揮発性メ
    モリにおける単位記憶容量に満たない削除データが前記
    揮発性メモリにある場合には、前記不揮発性メモリにお
    いて対応する単位記憶容量を消去した上で、当該単位記
    憶容量に対応する前記揮発性メモリの記憶内容を前記不
    揮発性メモリの当該単位記憶容量に転送するものである
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記データ転送制御手段による、前記通
    常動作状態から前記省エネ状態への移行前における前記
    揮発性メモリに記憶されたデータの前記不揮発性メモリ
    への転送は、DMAコントローラを介したDMA転送に
    より行われることを特徴とする請求項1、2、3または
    4のいずれかに記載の通信端末装置。
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