JP2002331911A - ガスジェネレータとガス導管との固定方法及びプリテンショナ - Google Patents

ガスジェネレータとガス導管との固定方法及びプリテンショナ

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JP2002331911A JP2001143291A JP2001143291A JP2002331911A JP 2002331911 A JP2002331911 A JP 2002331911A JP 2001143291 A JP2001143291 A JP 2001143291A JP 2001143291 A JP2001143291 A JP 2001143291A JP 2002331911 A JP2002331911 A JP 2002331911A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス導管のガスジェネレータに対する実質的
なかしめ長さを大きくすることができるシートベルト装
置用のプリテンショナにおけるガスジェネレータとガス
導管との固定方法を提供する。 【解決手段】 シートベルト装置用のプリテンショナに
おいては、ガスジェネレータ2とガス導管3とがかしめ
加工により固定されている。ガスジェネレータ2とガス
導管3とを固定する際には、まずガス導管3の一端の内
径部に、バリ取り用面取りよりも面取り度合いの大きい
面取り加工が施され、この後ガス導管3の端部をガスジ
ェネレータ2のかしめ肩部2aに対してかしめることに
より、両者2、3が固定される。その際、かしめ部3e
の先端面3fがかしめ用肩部2aとほぼ垂直となり、こ
れによりガス導管3のガスジェネレータ2に対する実質
的なかしめ長さを大きくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートベルト装置
用のプリテンショナと、該プリテンショナにおけるガス
ジェネレータとガス導管との固定方法とに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車には、その衝突時等にお
いて乗員をシートベルトで拘束ないしは保護するシート
ベルト装置が設けられる。なお、シートベルトは、普
通、不使用時には巻き取り器内に収容される。そして、
かかるシートベルト装置では、通常時は乗員の動作を妨
げないように、シートベルトは巻き取り器から自由に引
き出し又は巻き取ることができるようになっている。し
たがって、巻き取り器から引き出されて乗員に接触して
いるシートベルトは、通常時は、比較的乗員に対して圧
迫感のない張った状態にセットされている。
【0003】しかしながら、自動車の衝突時等に、シー
トベルトが圧迫感のない張った状態となっていると、シ
ートベルト装置はその乗員拘束機能ないしは乗員保護機
能を十分に発揮しないおそれがある。そこで、近年、自
動車の衝突時等には、シートベルトを通常のセット状態
からほぼ一瞬のうちに巻き取り器に巻き取らせて、乗員
の拘束ないしは保護を確実化するシートベルト装置用の
プリテンショナが普及しつつある。かかるプリテンショ
ナとしては、自動車の衝突時等に高圧ガスを生成するガ
スジェネレータと、シートベルトに連結される一方上記
高圧ガスによって移動させられてシートベルトを巻き取
り器に巻き取らせる可動部材と、ガスジェネレータから
可動部材に高圧ガスを導くガス導管とを備えたもの(以
下、「ガス圧式プリテンショナ」という。)が広く用い
られている(例えば、特開2000−326824号公
報参照)。
【0004】ところで、このような従来のガス圧式プリ
テンショナでは、一般に、ガスジェネレータは金属製の
ガス導管の一端側においてガス導管内に配置され、ガス
導管の端部をガスジェネレータに対してかしめることに
より、ガスジェネレータとガス導管とが固定されてい
る。以下、従来のガス圧式プリテンショナにおける具体
的なかしめ方法ないしは固定方法を説明する。
【0005】図4(a)、(b)に示すように、まず、
ガスジェネレータ101は、金属製のガス導管102の
一端側においてガス導管102内の中空部に配置され
る。そして、図5(a)、(b)に示すように、ガス導
管102のガスジェネレータ挿入側端部の内径部に、ガ
ス導管切断時に生じたバリを除去するための面取り加工
が施される。この後、ガス導管102の端部をガスジェ
ネレータ101のかしめ用肩部101aに対してかしめ
ることにより、ガスジェネレータ101とガス導管10
2とが固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5
(b)から明らかなとおり、このような従来のかしめ手
法によりガスジェネレータ101とガス導管102とを
固定すると、ガス導管102のかしめ部の先端部の断面
は略三角形状となる。換言すれば、ガスジェネレータ1
02のかしめ部の先端面102aは、ガスジェネレータ
と当接しない側がより伸長された、ガスジェネレータ1
01のかしめ用肩部101aに対して傾斜した状態とな
る。
【0007】かくして、図6に示すように、見かけ上は
であるかしめ長さのうち、長さS分はガスジェネレ
ータ101とガス導管102との固定には何ら寄与せ
ず、したがって実質的なかしめ長さはL(すなわち、
−S)となる。このため、ガスジェネレータ101
のかしめ用肩部101aが有効に利用されないといった
問題がある。なお、普通の仕様のシートベルト装置用プ
リテンショナでは、たとえかしめ長さが長さS分だけ短
くなっても、ガスジェネレータ101とガス導管102
との固定にとくに支障は生じない。しかしながら、例え
ばかしめ用肩部101aの幅を必要最小限に抑えようと
した場合は、長さS分だけその幅を大きく設定しなけれ
ばならなくなるといった問題が生じることになる。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたものであって、ガスジェネレータのかしめ用
肩部を有効に利用して、ガス導管のガスジェネレータに
対する実質的なかしめ長さを大きくすることができ、ガ
スジェネレータとガス導管との固定強度を高めることが
できるシートベルト装置用のプリテンショナないしは該
プリテンショナにおけるガスジェネレータとガス導管と
の固定方法を提供することを解決すべき課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明にかかるシートベルト装置用のプリテ
ンショナにおけるガスジェネレータとガス導管との固定
方法は、(i)自動車に(衝突等により)衝撃が加わっ
たときにガスジェネレータによって生成されたガスを、
ガス導管を介して可動部材に導き、該可動部材を上記ガ
スの圧力により移動させ、該可動部材に連結されたシー
トベルトを巻き取るようになっているガスジェネレータ
とガス導管との固定方法であって、(ii)ガス導管の、
ガスジェネレータ挿入側端部の内径部に、バリ取り用面
取りよりも面取り度合いの大きい面取り加工を施した
後、ガスジェネレータとガス導管とをかしめ加工により
固定することを特徴とするものである。なお、かしめ加
工としては、例えばプレス加工あるいは回転加工を用い
ることができる。また、プレス加工と回転加工とを併用
してもよい。
【0010】このガスジェネレータとガス導管との固定
方法によれば、ガスジェネレータとガス導管とをかしめ
加工により固定したときには、ガスジェネレータのかし
め部の先端面(以下、「かしめ部先端面」という。)
の、ガスジェネレータのかしめ用肩部に対する傾斜度は
小さくなる。すなわち、かしめ部先端面は、かしめ用肩
部に対してより垂直状態に近い状態となる。このため、
ガスジェネレータのかしめ用肩部を有効に利用して、ガ
ス導管のガスジェネレータに対する実質的なかしめ長さ
を大きくすることができ、ガスジェネレータとガス導管
との固定強度を高めることができる。
【0011】上記ガスジェネレータとガス導管との固定
方法においては、ガス導管のかしめ部先端面が、ガスジ
ェネレータのかしめ用肩部とほぼ垂直となるように、又
はガスジェネレータと当接する側がより伸長されるよう
にかしめ加工を施すのが好ましい。このようにすれば、
ガスジェネレータのかしめ用肩部をより有効に利用し
て、ガス導管のガスジェネレータに対する実質的なかし
め長さをより大きくすることができ、ガスジェネレータ
とガス導管との固定強度をさらに高めることができる。
【0012】また、本発明にかかるシートベルト装置用
のプリテンショナは、(i)自動車に(衝突等により)
衝撃が加わったときにガスジェネレータによって生成さ
れたガスを、ガス導管を介して可動部材に導き、該可動
部材を上記ガスの圧力により移動させ、該可動部材に連
結されたシートベルトを巻き取るようになっているシー
トベルト装置用のプリテンショナであって、(ii)ガス
ジェネレータとガス導管とがかしめにより固定されてい
て、ガス導管のかしめ部先端面がガスジェネレータのか
しめ用肩部とほぼ垂直となっているか、又はガスジェネ
レータと当接する側がより伸長されていることを特徴と
するものである。
【0013】このシートベルト装置用のプリテンショナ
においては、ガス導管のかしめ部先端面が、ガスジェネ
レータのかしめ用肩部とほぼ垂直となっているか、又は
ガスジェネレータと当接する側がより伸長されているの
で、ガスジェネレータのかしめ用肩部を有効に利用し
て、ガス導管のガスジェネレータに対する実質的なかし
め長さを大きくすることができ、ガスジェネレータとガ
ス導管との固定強度を高めることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。図1(a)、(b)に示すように、本発
明にかかるシートベルト装置用のプリテンショナ1に
は、自動車(図示せず)に衝突等による強い衝撃が加わ
ったときに、大気圧よりも高圧のガスを生成するガスジ
ェネレータ2と、ガスジェネレータ2によって生成され
たガスを、可動部材(図示せず)に導く金属製のガス導
管3とが設けられている。なお、図示していないが、こ
のプリテンショナ1では、自動車に衝突等による強い衝
撃が加わったときには、ガスジェネレータ2によって生
成されたガスの圧力によって可動部材がほぼ一瞬のうち
に所定の方向に移動させられ、可動部材に連結されたシ
ートベルトのたるんでいる部分が、ほぼ一瞬のうちに巻
き取り器に巻き取られる(あるいは、縮められる)。こ
れにより、該シートベルトを装着している乗員の身体の
安全が確保される。
【0015】詳しくは図示していないが、自動車に衝突
等による強い衝撃が加わってガスジェネレータ2に点火
信号が印加されると、ガスジェネレータ内に装填された
火薬ないしは推薬等のガス発生剤が点火プラグによって
点火され、高圧のガスがほぼ一瞬のうちに生成される。
このガスがガス導管3を経由して、スライダ、ピストン
等の可動部材に導かれる。なお、点火信号は、例えば、
エアバッグシステムに付設された加速度センサ等から印
加される。
【0016】ここで、ガスジェネレータ2は、ガス導管
3の一端側においてガス導管内に配置されている。そし
て、ガス導管3の端部をガスジェネレータ2に対してか
しめる(折り曲げる)ことにより、ガスジェネレータ2
とガス導管3とが強固に固定されている。以下、このプ
リテンショナ1における、ガスジェネレータ2とガス導
管3との具体的な固定方法ないしは結合方法を説明す
る。
【0017】(1)パイプ切断加工 まず、金属製の長い直線状パイプを切断して、所定の長
さのガス導管用パイプを製作する。なお、その際、パイ
プ切断面にはバリが発生する。 (2)端部内径部の面取り加工 次に、ガス導管用パイプの一方の端部の内径部(内周
面)に面取り加工を施して、面取り部3a(図2
(a)、(b)参照)を形成する。この面取り加工は、
従来のバリ取り用面取り加工とは異なる、面取り度合い
の大きい面取り加工である。ただし、この面取り加工に
より、バリは除去される。この面取り加工は、切削加工
により行っても、また鍛造加工により行ってもよい。な
お、面取り角度(面取り面と端面とがなす角度)は一般
的には45°であることが多いが、45°でなくてもよ
いのはもちろんである。また、図7に示すように、面取
り角度を45°より大きくすることにより、かしめ部の
先端面は従来例とは逆の傾斜、即ち、ガスジェネレータ
と当接する側がより伸長された状態となる。
【0018】(3)拡管加工 ガス導管用パイプの、面取り加工が施された方の端部付
近に拡管加工を施し、拡管部3b(図2(a)参照)を
形成する。なお、拡管部3bの内径は、ガスジェネレー
タ2の大径部2bの外径とほぼ同じか、これよりわずか
に大きい値に設定される。 (4)角筒成形加工 ガス導管用パイプの、面取り加工ないしは拡管加工が施
されていない方の端部付近に角筒成形加工を施して角筒
部3cを形成する。
【0019】(5)曲げ加工 直線状のガス導管用パイプに曲げ加工を施して、該ガス
導管用パイプを所定の屈曲した形状に成形する。 (6)丸穴、長方形穴打ち抜き加工 ガス導管用パイプに打ち抜き加工を施して、丸穴、長方
形穴等の穴部を形成する。 (7)めっき ガス導管用パイプにめっきを施す。これにより、ガス導
管3が完成する。
【0020】(8)ガスジェネレータの挿入 図2(a)、(b)に示すように、拡管部側の端部か
ら、ガス導管3の中空部内にガスジェネレータ2を挿入
する。このとき、ガスジェネレータ2の大径部2bは拡
管部3b内に収容され、小径部2cはガス導管3の非拡
管部3d(拡管されていない部分)に収容される。な
お、ガスジェネレータ2の大径部2bは非拡管部3dに
入り込むことができないので、ガスジェネレータ2は、
ガス導管3内で一定の位置に保持される。
【0021】(9)ガスジェネレータのかしめ加工 図3(a)、(b)に示すように、ガス導管3(拡管部
3b)の端部をガスジェネレータ2のかしめ用肩部2a
に対してかしめる(折り曲げる)ことにより、ガスジェ
ネレータ2とガス導管3とが固定される。なお、かしめ
加工は、プレス加工で行っても、また回転加工で行って
もよく、さらには両者を併用して行ってもよい。このか
しめ加工によれば、ガス導管3(拡管部3b)の端部に
面取り部3aが形成されているので、ガス導管3のかし
め部3e(かしめられた部分)の先端面3f(かしめ部
先端面)は、ガスジェネレータ2のかしめ用肩部2aに
対してほぼ垂直となる。
【0022】したがって、かしめ部3eの実質的なかし
め長さと見かけ上のかしめ長さとがほぼ一致する。すな
わち、図6に示す例では、長さSがほぼ0となり、見か
け上のかしめ長さLと実質的なかしめ長さLとが実
質的に同一となる。このため、かしめ用肩部2aを、ほ
ぼ全面的にかしめのために有効に利用することができ
る。したがって、ガス導管3のガスジェネレータ2に対
する実質的なかしめ長さを大きくすることができ、ガス
ジェネレータ2とガス導管3との固定強度を高めること
ができる。つまり、かしめ部3eのかしめ長さがほぼす
べて有効にかしめ強度に寄与し、これによりかしめ強度
が高められ、ひいてはシートベルト装置の安全性ないし
は信頼性を向上させることができる。
【0023】
【発明の効果】以上、本発明によれば、ガスジェネレー
タのかしめ用肩部を有効に利用して、ガス導管のガスジ
ェネレータに対する実質的なかしめ長さを大きくするこ
とができ、ガスジェネレータとガス導管との固定強度を
高めることができるシートベルト用のプリテンショナな
いしは該プリテンショナにおけるガスジェネレータとガ
ス導管との固定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)はガスジェネレータとガス導管とを備
えた本発明にかかるシートベルト装置用のプリテンショ
ナのガスジェネレータ付近の平面図であり、(b)は
(a)に示すプリテンショナの一部断面立面図である。
【図2】 (a)は本発明にかかるガスジェネレータ及
びガス導管のかしめ加工前における一部断面立面図であ
り、(b)は(a)中のAで示す部分を拡大して示す
図である。
【図3】 (a)は本発明にかかるガスジェネレータ及
びガス導管のかしめ加工後における一部断面立面図であ
り、(b)は(a)中のAで示す部分を拡大して示す
図である。
【図4】 (a)は従来のガスジェネレータ及びガス導
管のかしめ加工前における一部断面立面図であり、
(b)は(a)中のRで示す部分を拡大して示す図で
ある。
【図5】 (a)は従来のガスジェネレータ及びガス導
管のかしめ加工後における一部断面立面図であり、
(b)は(a)中のRで示す部分を拡大して示す図で
ある。
【図6】 従来のガスジェネレータ及びガス導管のかし
め加工後におけるかしめ部付近の立面断面図である。
【図7】 先端面が従来例とは逆の傾斜となっている、
ガスジェネレータ及びガス導管のかしめ加工後における
かしめ部付近の立面断面図である。
【符号の説明】
1…プリテンショナ、2…ガスジェネレータ、2a…か
しめ用肩部、2b…大径部、2c…小径部、3…ガス導
管、3a…面取り部、3b…拡管部、3c…角筒部、3
d…非拡管部、3e…かしめ部、3f…かしめ部先端
面。
フロントページの続き (72)発明者 大西 新 広島県安芸郡音戸町波多見1丁目34番28号 松本重工業株式会社内 (72)発明者 山本 和夫 神奈川県藤沢市桐原町12番地 エヌエスケ ー・オートリブ株式会社内 Fターム(参考) 3D018 MA02 MA05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に衝撃が加わったときにガスジェ
    ネレータによって生成されたガスを、ガス導管を介して
    可動部材に導き、該可動部材を上記ガスの圧力により移
    動させ、該可動部材に連結されたシートベルトを巻き取
    るようになっているシートベルト装置用のプリテンショ
    ナにおけるガスジェネレータとガス導管との固定方法で
    あって、 ガス導管の、ガスジェネレータ挿入側端部の内径部に、
    バリ取り用面取りよりも面取り度合いの大きい面取り加
    工を施した後、ガスジェネレータとガス導管とをかしめ
    加工により固定することを特徴とするガスジェネレータ
    とガス導管との固定方法。
  2. 【請求項2】 ガス導管のかしめ加工が施された部分の
    先端面がガスジェネレータのかしめ用肩部とほぼ垂直と
    なるようにかしめ加工を施すことを特徴とする請求項1
    に記載のガスジェネレータとガス導管との固定方法。
  3. 【請求項3】 かしめ加工を、プレス加工及び/又は回
    転加工により施すことを特徴とする請求項1又は2に記
    載のガスジェネレータとガス導管との固定方法。
  4. 【請求項4】 自動車に衝撃が加わったときにガスジェ
    ネレータによって生成されたガスを、ガス導管を介して
    可動部材に導き、該可動部材を上記ガスの圧力により移
    動させ、該可動部材に連結されたシートベルトを巻き取
    るようになっているシートベルト装置用のプリテンショ
    ナであって、 ガスジェネレータとガス導管とがかしめにより固定され
    ていて、ガス導管のかしめられた部分の先端面が、ガス
    ジェネレータのかしめ用肩部とほぼ垂直となっている
    か、又はガスジェネレータと当接する側がより伸長され
    ていることを特徴とするプリテンショナ。
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