JP2000185600A - カーゴネット - Google Patents
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Abstract
を施すことなく、大きな衝撃荷重の作用時にも係止具や
ステイの破損等に起因してステイが係止具から外れるこ
とを防ぎ、荷物の乗員席への飛び込みを有効に阻止する
ことのできるカーゴネットを提供する。 【解決手段】 車室内天井部側の係止具に両端が装着さ
れる第1ステイ11を、ステイ本体11aとその両端で
軸方向に摺動可能なシャフト11bによって構成し、ス
テイ本体11aとシャフト11bとの間には、シャフト
11bのステイ本体11aからの抜け出し時に機能する
衝撃吸収手段を介在させることで、急減速時等において
ネット10または第1ステイ11に荷室内の荷物が衝突
したとき、シャフト11bがステイ本体11aから抜け
出して係止具からの脱落を防止し、かつ、荷物の衝突に
よる衝撃荷重を吸収して、第1ステイ11およびそれが
装着されている係止具の変形や破損を防止する。
Description
員席と荷室との間を仕切るカーゴネットに関し、更に詳
しくは、ネットの両端縁にそれぞれステイを結合して、
その一方のステイ を車室内天井部に、他方のステイ
をシート背面または荷室に取り付けて使用され るカ
ーゴネットに関する。
動車において、荷室に乗員席のリアシートよりも高く荷
物を積載したとき、例えば急激な減速時等に荷物がシー
トバッ クを越えて乗員席側に飛び込んだり落下する
恐れがある。このような問題を解決 するため、従
来、乗員席と荷室との間にネットを展張してこれらの間
を仕切るた めの、いわゆるカーゴネットが実用化さ
れている。
席と荷室との間を仕切る大きさを有するネットの上下両
端縁にそれぞれステイを結合した構造を有し、ネット上
端縁 側のステイを、車室内の天井部の車幅方向両端
部近傍に設けられた一対の係止具 に着脱自在に装着
するとともに、下端縁側のステイをシート背面もしくは
荷室に 設けられた複数の係止具に装着することによ
って、ネットを乗員席と荷室との間 に展張して使用
される。
ットにおいては、車両の急激な減速等により荷室内から
乗員席に飛び込もうとする荷物はネットに掛かり、ネッ
トは伸張した状態でその 荷物の移動を防止するので
あるが、荷物による衝撃荷重がある限度を越えて大き
くなった場合には、ステイ、特に車室内天井部側の係
止具に装着されるネット上 端縁側のステイが衝撃方
向に湾曲ないしは屈曲する変形を生じたり、あるいは係
止具に対する係合部が破損してステイが係止具から
外れてしまい、乗員席への荷 物の飛び込みを有効に
阻止できないことがあるという問題があった。
強度を十分に高くすると、ステイが変形したり破損する
前に係止具が破損して、上記と同様にステイが外れて荷
物が 乗員席に飛び込むことを防止することができな
い。そこで、係止具の強度をも高 くすることが考え
られるが、この場合、車体自体の強度も増大させなけれ
ばなら ず、コストの上昇を余儀なくされるという問
題がある。
もので、既に実用化されている現行の係止具をそのまま
用いて、大きな衝撃荷重の作用時にも係止具やステイの
破損 等に起因してステイが係止具から外れることが
なく、荷物の乗員席への飛び込み を有効に阻止する
ことのできるカーゴネットの提供を目的としている。
め、本発明のカーゴネットは、車室内天井部とシート背
面もしくは荷室床面との間に展張可能な大きさを有する
ネットと、そのネット の一端縁に結合され、車室内
天井部の車幅方向両端近傍に対向配置された一対の
係止具に対して両端が装着される第1ステイと、ネット
の他端に結合され、シー ト背面もしくは荷室に配置
された係止具に対して両端が装着される第2ステイを
備えるとともに、第1ステイは、ステイ本体と、その
両端に軸方向に摺動可能に 設けられて各係止具に対
して着脱自在に係合する装着部材を備えるとともに、こ
の装着部材とステイ本体との間には、ネットもしく
は第1ステイに衝撃荷重が作 用したとき、装着部材
がステイ本体から抜け出しつつ、その衝撃荷重を吸収す
る 衝撃吸収手段が介在していることによって特徴づ
けられる(請求項1)。なお、上記の構成において、第
2ステイを係止するための係止具を荷室に配置する場
合、荷室の床面および荷室の左右両側の内側壁のいずれ
であってもよい。
の好適な構成として、装着部材に固着されたワイヤと、
ステイ本体側に配置されてそのワイヤに当接し、かつ、
装着 部材が当該ステイ本体から抜け出す際に出すそ
のワイヤに摺動接触して摩擦抵抗 を生じさせる摩擦
抵抗付与部材を設けてなる構成を採用することができる
(請求 項2)。
なる衝撃吸収手段を採用する場合の具体的な構成とし
て、装着部材を、その一端側が中空のステイ本体に対し
て摺動 自在に挿入され、他端側に車室側の係止具に
対して係合可能な係合部を有してな るシャフトによ
って構成するとともに、衝撃吸収手段を、第1ステイに
対して直 交するように当該第1ステイを貫通して固
定されたピンと、両端が上記シャフト の一端に固着
されて第1ステイ内でループを形成し、かつ、そのルー
プ内に上記 ピンが挿入されるワイヤと、そのワイヤ
のピン挿入位置よりもループの先端側で 当該ワイヤ
のループを挟み込むかしめリングによって構成すること
ができる(請 求項3)。
好適な構成として、装着部材に係合して当該装着部材と
ともに中空の第1ステイ内で移動する移動部材と、第1
ステ イ内部でその移動部材の移動時にその移動を阻
止するように配された移動阻止部 材を設け、その移
動阻止部材および/または移動部材の変形抵抗によって
衝撃荷 重を吸収する構成を採用することができる
(請求項4)。
1ステイの端部から突出する向きに付勢する付勢手段を
備えた構成を採用すること(請求項5)が好ましい。
装着されて、車両の急減速時等において荷室内の荷物の
移動によって衝撃荷重が作用する側のステイ、つまり第
1ス テイに、衝撃吸収機能を付与することによっ
て、衝撃荷重をこの第1ステイで吸 収して、大きな
衝撃荷重の作用時にも第1ステイの係止具からの脱落を
防止しよ うとするものである。
車室内天井部側の一対の係止具に装着してネットを展張
した状態で、車両の急減速等によって荷室内の荷物が前
方に 移動してネットないしは第1ステイに衝突する
と、第1ステイにはその両端の係 止具から抜け出そ
うとする力が作用する。このような力が作用すると、第
1ステ イのステイ本体両端部に摺動可能に設けられ
て係止具に対して装着されている装 着部材がステイ
本体から抜け出し、これにより、衝撃荷重によるステイ
本体の状 態に係わらず、装着部材が係止具から外れ
ることを防止することができる。また 、その装着部
材とステイ本体との間に介在する衝撃吸収手段は、装着
部材が抜け 出す際にその衝撃荷重を吸収し、これに
より、第1ステイは、そのステイ本体お よび装着部
材の双方とも、その変形量が小さく抑制され、かつ、破
損が生じるこ とがなく、更に係止具の損傷も防止す
ることができる。
着部材のステイ本体からの抜け出し時に有効に衝撃荷重
を吸収することのできる衝撃吸収手段の構成を特定する
もの であって、請求項2に係る発明は、装着部材の
ステイ本体からの抜け出し時に、 装着部材に取り付
けられたワイヤに対してステイ本体側の摩擦抵抗付与部
材が摺 動接触することにより生じる摩擦抵抗を利用
するものであり、また、請求項4に 係る発明は、装
着部材のステイ本体からの抜け出し時に、装着部材に取
り付けら れた移動部材と、その移動部材の移動を阻
止するようにステイ本体側に設けられ た移動阻止部
材の、いずれか一方または双方の変形抵抗を利用するも
のであって 、このような各衝撃吸収手段は、細い第
1ステイ内に組み込むことが容易である と同時に、
高い衝撃吸収能力を有している。
明における衝撃吸収手段を採用する場合のより具体的な
構成を示すものであって、衝撃荷重によりステイ本体の
両端 部に摺動可能に設けられたシャフトがステイ本
体から抜け出す向きに移動を開始 すると同時に、両
端が装着部材に固着されて中空のステイ本体内でループ
を形成 するワイヤが移動を開始する。このとき、ワ
イヤのループはその内側にステイ本 体側に固定され
たピンが挿入され、かつ、その挿入位置よりも先端側に
かしめリ ングが装着されているため、ループはその
移動によりピンで押し広げられ、これ により、先端
側のかしめリングはワイヤで押し広げられつつワイヤと
相対的に摺 動変位し、大きな摩擦抵抗を生じる。こ
の摩擦抵抗の大きさは、かしめリングの かしめの程
度やワイヤの剛性等により適宜に設定することができ、
細いステイ本 体内への組み込み可能な構造で、しか
も吸収可能な衝撃荷重の大きさを適宜に調 整するこ
とができる。
明による作用効果を安定させるためのものであり、上記
各請求項に係る発明による衝撃吸収機能は、第1ステイ
の両 端の装着部材が確実に各係止具に装着されるこ
とによって発揮されるのであるが 、装着部材をステ
イ本体の両端から突出させる向きに付勢することによ
り、各装 着部材の係止具に対する係合関係が安定し
て確実なものとなり、ひいては衝撃吸 収手段による
衝撃吸収機能を確実なものとすることができる。
実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形
態の全体構成を示す正面図(A)およびその右側面図
(B)である。
端縁と他端縁にそれぞれ互いに平行に取り付けられた第
1ステイ11と第2ステイ12によって構成されてい
る。こ れらの第1ステイ11および第2ステイ12
は、ネット10の両端縁部に縫製さ れて一体化され
た袋部10a,10b内に収容されることによって、ネ
ット10 に対して結合されている。
はバー材等によって構成され、その全体が袋部10b内
に収容されているが、第1ステイ11は、その詳細構造
は後 述するが、パイプ材からなるステイ本体11a
と、その両端部に摺動可能に設け られて後述する係
止具31に対する装着部材を構成するシャフト11bを
備え、 両側のシャフト11bは袋部10aから外側
に突出し、その先端にフランジ部F が形成されてい
る。そして、このカーゴネット1は、図2に示すような
状態で車 室内に展張される。
リアシート2を臨む模式図であり、車室内には、リアシ
ート2のシートバック21の背面に複数の係止具22が
水平 の一直線上にほぼ沿うように設けられるととも
に、その直上の天井部3の車幅方 向両端部近傍に一
対の係止具31が設けられる。第1ステイ11は天井部
3の係 止具31にその両端が装着され、また、第2
ステイ12はリアシート2のシート バック背面の各
係止具22に装着され、これにより、ネット10は乗員
席と荷室 との間をほぼ隙間なく仕切った状態で展張
される。
に例示するように、シートバック21にボルトBによっ
て固着されるベースプレート22aにステイ嵌め込み部
22 bを形成した構造を有し、第2ステイ12はこ
のステイ嵌め込み部22bに対し て着脱自在に嵌め
込れる。なお、図3においてUは第2ステイ12をステ
イ嵌め 込み部22bに嵌め込む際にネット10の線
材を通すための切り欠き部である。
図4(A)に正面図を、同図(B)にそのB−B断面図
を例示するように、上下方向に延びて上面が開口する横
断面 T形のスロット31aが形成され、かつ、スロ
ット31aの上下方向中間部に抜 け止め用の迫り出
し部31bが形成された構造を持ち、ねじbによって車
体に対 して固着される。第1ステイ11は、その両
端のシャフト11bの先端のフラン ジ部Fが、スロ
ット31a内にその上面開口部から迫り出し部31bよ
りも下方 にまで挿入されることにより、係止具31
に対して着脱自在に装着される。なお 、この例で
は、係止具31は天井部3に直接固着されず、その近傍
の側壁部に固 着される。
イ11の両端部分の構造にあり、以下、その構造につい
て詳述する。図5は第1ステイ11の一端部近傍の断面
図で あり、図6はその第1ステイ11の一端部近傍
の一部分解斜視図である。
イ本体11aとその両端に設けられたシャフト11bを
備えていること、および、シャフト11bの先端には、
係止 具31に対する係合部であるフランジ部Fが形
成されていることは既述したが、 各シャフト11b
は、基端側にカラー11cが固着され、このカラー11
cを介 して中空のステイ本体11a内に摺動可能に
挿入される。シャフト11bの基端 側端面には、ワ
イヤ41の両端が固着されており、このワイヤ41はス
テイ本体 11a内でループを形成している。そし
て、このワイヤ41が作るループ内にピ ン42が挿
入されている。このピン42は、ステイ本体11aに直
交するように 当該ステイ本体11aを貫通した状態
で、ステイ本体11aに対して固定されて いる。ま
た、ワイヤ41には、ピン42の挿入位置よりもループ
の先端側に、こ のループを挟み込んだ状態でかしめ
られたかしめリング43が装着されている。 このか
しめリング43によるかしめ位置においては、ワイヤ4
1のループは潰さ れて対向するワイヤどうしが密着
した状態となっている。これらのワイヤ41, ピン
42およびかしめリング43が、後述する動作によって
衝撃荷重を吸収する 衝撃吸収手段を構成している。
との間には、ワイヤ42のループを内側に貫通させるよ
うに圧縮コイルバネ5が挿入されており、従ってシャフ
ト1 1bは、常にステイ本体11aから突出する向
きに付勢されることになる。この 付勢によるシャフ
ト11bのステイ本体11aからの抜け落ちは、ワイヤ
41の ループ内に挿入されているピン42の存在に
よって阻止される。すなわち、シャ フト11bに対
して何ら外力を掛けない状態では、かしめリング43に
よるワイ ヤ41のかしめ位置が、ピン42から所定
寸法だけステイ本体11aの奥側に位 置した状態
で、シャフト11bの位置が安定する。なお、51は圧
縮コイルバネ 5のバネ座を兼ねるスペーサであり、
また、この構造は第1ステイ11の他端側 も全く同
じである。
は、図6に示すように、シャフト11bにワイヤ41の
両端を固着してループを形成し、そのワイヤ41のルー
プに かしめリング43をかしめるとともに、シャフ
ト11bの外周にカラー11cを 装着し、更に圧縮
コイルバネ5,スペーサ51を挿入した後、その全体を
ステイ 本体11a内に挿入し、ステイ本体11aに
形成されたピン42貫挿用の孔42 aの位置をかし
めリング43が通過した時点で停止させ、孔42aから
ピン42 を挿入してワイヤ41のループの内側を通
過させ、ピン41をステイ本体11a に対してかし
める等によって固定すればよい。
シャフト11bがステイ本体11aに対して摺動可能
で、かつ、圧縮コイルバネ5によってステイ本体11a
から突 出する向きに付勢されているため、第1ステ
イ11の両端を係止具31に対して 装着する際、シ
ャフト11bが適宜に出入りしてその装着作業が容易と
なる。ま た、第1ステイ11の両端を係止具31に
装着した状態では、左右の各シャフト 11bがそれ
ぞれ圧縮コイルバネ5によって同じ力で反対の向きに付
勢されてい るため、ステイ本体11aは常に左右の
係止具31の中央部に位置した状態で安 定し、第1
ステイ11の係止具に対する装着が確実かつ安定したも
のとなる。
テイ12を該当の係止具31および21に装着した状態
において、車体の急減速等によって荷室の荷物が乗員席
側に 移動してネット10または第1ステイ11に衝
突したとき、第1ステイ11の両 端のシャフト11
bが以下に示すように抜け出すことによって第1ステイ
11が 係止具31から外れることを防止すると同時
に、第1ステイ11のステイ本体1 1aとシャフト
11bの間に介在するワイヤ41,ピン42およびかし
めリング 43からなる衝撃吸収手段が、以下のよう
に動作して、荷物の衝突による衝撃荷 重を吸収す
る。
が乗員席に飛び込む向きにネット10または第1ステイ
11に衝突すると、両端が左右の係止具31に装着され
た第 1ステイ11には、衝突方向に湾曲または屈曲
して各係止具31から抜け出そう とする衝撃力が作
用する。このような衝撃力が作用すると、図7(A)に
示すよ うに、第1ステイ11のステイ本体11aの
両端に摺動可能に設けられ、かつ、 係止具31に係
合しているシャフト11bがステイ本体11aから抜け
出し始め る。従って、ステイ本体11が例え湾曲な
いしは屈曲しても、両端のシャフト1 1bが係止具
31から外れることを防止することができる。
から抜け出すことにより、ワイヤ41のループもステイ
本体11a内で同方向に移動を開始する。ワイヤ41の
ルー プ内には、かしめリング43によるかしめ位置
よりもステイ本体11aの先端側 に固定されたピン
42が挿入されているため、かしめリング43の移動は
阻止さ れるとともに、ワイヤ41はそのループがピ
ン42により押し広げられつつステ イ本体11a内
を移動し、従って、ワイヤ41はかしめリング43との
間で大き な摩擦抵抗を発生しつつかしめリング43
に対して摺動し、この摩擦抵抗の発生 によって第1
ステイ11に作用する衝撃荷重が吸収され、やがて図7
(B)に示 すように、衝撃荷重の大きさに応じた位
置でシャフト11bのステイ本体11a に対する移
動が止まる。また、シャフト11bは、ワイヤ41のル
ープの先端が ピン42に当接することによって、ス
テイ本体11aからの抜け落ちが防止され る。
しは第1ステイ11に対する衝突により発生する衝撃荷
重が吸収される結果、荷物の衝突によるステイ本体11
aの 変形量が抑制されるととももに、シャフト11
bのフランジ部F並びに係止具3 1に作用する衝撃
力が軽減される結果、これらの破損も防止することがで
きる。 また、ワイヤ41の剛性と、かしめリング
43によるかしめ力の組み合わせに より、吸収でき
る衝撃荷重の大きさ、衝撃荷重の作用時におけるシャフ
ト11b の移動速度を自由に設定することができ
る。
1のループを挟み込むようにかしめるためにかしめリン
グ43を用いたが、これに代えて、図8(A)に示すよ
うな 2つ孔のアルミ異形パイプ431や、図8
(B)に示すような異形孔が形成され たアルミ異形
パイプ432を用いて、図8(C)に示すように、ワイ
ヤ41のル ープを潰すのではなく、ループを形成す
るワイヤ41そのものを圧縮するように かしめても
よく、この場合においても、ワイヤ41の移動時にアル
ミ異形パイプ 431または432の移動がピン42
によって阻止され、ワイヤ41がアルミ異 形パイプ
431または432に対して摺動接触することによって
大きな摩擦抵抗 を発生して、先の例と同等の効果を
奏することができる。
ことなく、中空パイプとして、その中空パイプの一端に
フランジ部Fとして別部材を固着するとともに、他端に
ワイ ヤ41の両端を挿入してかしめる等によって当
該ワイヤ41を固着してもよい。
aとシャフト11bとの間に介在する衝撃吸収手段につ
いては、上記の実施の形態の構成に限られることなく、
以下 に列挙するような構成を採用することができ
る。
擦抵抗を利用するものとしては、図9に示すように、シ
ャフト11b(図示せず)のステイ本体11a側への挿
入端 にワイヤ411の一端を固着するとともに、そ
のワイヤ411には3箇所にかし めリング433a
〜433cを装着する。また、かしめリング433aと
433 bとの間には、これらの挿入後にステイ本体
11aに外側から4〜6箇所程度の 切り込みを入れ
てストッパ421を形成する。この構成において、上記
と同様に シャフトがステイ本体11aから抜け出す
向きに移動してワイヤ412が同方向 に移動する
と、カシメリング433bがストッパ421に当接し、
このかしめリ ング433bとワイヤ412との間の
摺動接触によって上記と同様に大きな摩擦 抵抗が発
生して衝撃荷重を吸収することができる。
手段の例を図10〜図12に示す。図10の例は、図1
0(A)に要部断面図を示すように、シャフト11bの
一端 に略U字形に屈曲させた鉄板等の板状金属材料
からなる変形用移動部材6の基端 を固着するととも
に、その変形用移動部材6の先端はステイ本体11aに
固定さ れたピン61に係合させ、このピン61を移
動阻止部材として、シャフト11b のステイ本体1
1aからの抜け出し時における変形用移動部材6の変形
抵抗を利 用するものである。この変形用移動部材6
には、図10(B)に示すように、シ ャフト11b
に対してピン等で固定するための孔6aと、ピン61に
係合するた めの孔6bを形成するとともに、その中
間部にはピン61を貫通させる長孔6c を形成す
る。
形抵抗を利用したものであり、中間部分に小径部sが形
成された段付きのシャフト11b′をパイプ状のステイ
本体 11a内に挿入し、そのステイ本体11aをシ
ャフト11b′の小径部sに合わ せて全しぼり加工
を施すことによって小内径部Sを形成することにより、
シャフ ト11b′のステイ本体11aに対する長手
方向への移動を抑制するように構成 するとともに、
そのシャフト11b′に長孔71を設けて、そこにステ
イ本体1 1a固定したピン72を貫通させた構造を
有している。シャフト11b′の小径 部sのステイ
本体11aの奥側の段部はテーパ面tとし、それに対応
するステイ 本体11aの小内径部Sの段部にもテー
パ面Tとしておく。そして、シャフト1 1b′は軟
らかい金属とするとともに、ステイ本体11aは相対的
に硬い金属と とする。このような構造において、荷
室からの荷物の衝突によってシャフト11 b′がス
テイ本体11aから抜け出そうとすると、シャフト11
b′の小径部s の奥側のテーパ面tがステイ本体1
1aの小内径部Sのテーパ面Tに当接してし ごかれ
るように変形し、その変形抵抗によって荷物の衝突によ
る衝撃荷重を吸収 することができる。ここで、シャ
フト11b′のステイ本体11aからの最終的 な抜
け落ちはピン72によって阻止される。なお、ステイ本
体11aを硬い金属 とする代わりに、小内径部Sの
外周に補強用のリブを設けて変形しにくいように 構
成することもできる。また、シャフト11b′をステイ
本体11aよりも硬い材質として、シャフト11b′の
移動時にステイ本体11a側が押し広げられるように変
形させてもよい。
(B)にその平面断面図を示すように、シャフト11b
のステイ本体11aの奥側の端部に、幅の一様な長孔8
1の一端 にその長孔81の幅よりも大きな直径の孔
82が連通して形成されたアルミ等の 軟らかい金属
製の変形用移動部材83を固着し、あるいはシャフト1
1bに一体 形成するとともに、ステイ本体11aに
は、長孔81の幅よりも直径が大きいピ ン84を固
着して孔82内に挿入した構造とする。このような構成
において、荷 室からの荷物の衝突によりシャフト1
1bがステイ本体11aから抜け出す際、 ピン84
が移動阻止部材として機能し、長孔81の幅よりも大き
な直径のピン8 4により、長孔81が広がるように
変形用移動部材83が変形し、その変形抵抗 によっ
て荷物の衝突による衝撃荷重を吸収することができる。
なお、この場合、 図12(C)に示すように、ピン
84の断面形状を楔状として、長孔81の変形 を安
定化したり、あるいは同図(D)に示すように、長孔8
1の幅が先端側(ス テイ本体11aの奥側)ほど狭
くして、シャフト11bのステイ本体11aから の
抜け出し量が多くなるほど衝撃荷重の吸収能力を高くす
るといった変形が可能 である。
しては、シャフト11bのステイ本体11aの奥側の端
部に針金を固着し、ステイ本体11a内には、その長手
方向 に伸びる波形のガイド溝を有する固定部材を設
け、そのガイド溝内に沿うように 針金を波形に賦形
して挿入した構成を採用することができる。この構成に
おいて は、シャフト11bがステイ本体11aから
抜け出す際、針金がその軸方向に波 形のガイド溝内
を移動することになり、従って針金はその波形の位相を
変えなが らガイド溝内を通過して、その変形抵抗に
よって衝撃荷重を吸収することができ る。
材を、ステイ本体11a内に固定されたピンの回りに渦
巻き状に巻回してその内側の基端部をピンに固着し、そ
の帯 状部材の先端をシャフト11bに固着した構造
を採用することができる。この場 合、シャフト11
bがステイ本体11aから抜け出す際に、帯状部材がピ
ンの回 りを巻き戻されるように変形することにな
り、その変形抵抗によって荷物の衝突 による衝撃荷
重を吸収することができる。
れる第2ステイを装着するための係止具の配設位置につ
いては、先の実施の形態に示したようにシート2のシー
トバ ック21に設けるほか、荷室の床面、あるいは
荷室の左右の内側壁等に設けても よいことは勿論で
あり、この場合、ネット10の大きさはそれに応じた大
きさと される。また、第2ステイについては、前記
した実施の形態のように単純なパイ プ材やバー材と
するほか、ネットの巻取機能を内蔵した巻取式のものと
すること も可能であることは勿論である。
室内の天井部の一対の係止具にその両端が装着される第
1ステイを、ステイ本体と、その両端に摺動可能に設け
られて 係止具に着脱自在に装着される装着部材によ
って構成するとともに、その装着部 材とステイ本体
との間には、装着部材がステイ本体から抜け出す際に機
能する衝 撃吸収手段を介在させているので、車両の
急減速等によってネットまたは第1ス テイに荷室か
らの荷物が衝突したとき、ステイ本体が湾曲や屈曲して
も、その両 端の装着部材がステイ本体から抜け出す
ためにこれらが係止具から外れることを 防止するこ
とができると同時に、衝撃吸収手段が機能して荷物の衝
突に伴う衝撃 荷重を吸収するため、ステイ本体の変
形量が抑制されるとともに、その両端の装 着部材並
びに係止具が破損することを防止することができる。
着されてその装着部材とともにステイ本体内で移動する
ワイヤと、そのワイヤに対して摺動接触して摩擦抵抗を
付与 する摩擦抵抗付与手段を備えた構成、あるい
は、装着部材に係合してその装着部 材とともにステ
イ本体内で移動する移動部材と、その移動部材の移動を
阻止する 移動阻止部材を設けて、移動部材の移動に
より当該移動部材および/または移動 阻止部材が変
形するときの変形抵抗を利用した構成を採用すると、細
いステイ本 体内への組み込みが容易で、しかも大き
な衝撃吸収能力を備えたカーゴネットが 得られる。
(A)およびその右側面図(B)である。
式図で示す本発明の実施の形態の装着状態の説明図であ
る。
るためのリアシート2のシートバック21に固着される
係止具22の構成例を示す斜視図である。
るための天井部3側の係止具31の構成例の説明図で、
(A)は正面図であり、(B)はそのB−B断面図であ
る。
近傍の断面図である。
視図である。
1ステイ11の衝撃吸収動作の説明図である。
を付与するための部材の変形例の説明図で、図8(A)
は2つ孔のアルミ異形パイプ431、図8(B)は異形
孔が形成されアルミ異形パイプ432の斜視図であ
り、図8(C)はこれらを用 いてワイヤループをか
しめた状態の説明図である。
る摺動接触による摩擦抵抗を利用する場合の、本発明の
他の実施の形態の要部断面図である。
る場合の、本発明の他の実施の形態の説明図で、図10
(A)は要部断面図、図10(B)はその変形用移動部
材 6の斜視図である。
利用した本発明の更に他の実施の形態の要部断面図であ
る。
た本発明の更にまた他の実施の形態の説明図で、図12
(A)はその要部断面図で、図12(B)はその平面断
面 図であり、また、図12(C)は更にその変形例
の説明図であって、図12(D )は更にまたその変
形例の説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 車室内天井部とシート背面もしくは荷室
床面との間に展張可能な大きさを有するネットと、その
ネットの一端縁に結合され、車室内天井部の 車幅方
向両端近傍に対向配置された一対の係止具に対して両端
が装着される第1 ステイと、上記ネットの他端縁に
結合され、シート背面もしくは荷室に配置され た係
止具に対して装着される第2ステイを備えるとともに、
上記第1ステイは、 ステイ本体と、その両端に軸方
向に摺動可能に設けられて各係止具に対して着脱 自
在に係合する装着部材を備えるとともに、この装着部材
とステイ本体との間に は、上記ネットもしくは第1
ステイに衝撃荷重が作用したとき、装着部材がステ
イ本体から抜け出しつつ、その衝撃荷重を吸収する衝撃
吸収手段が介在している ことを特徴とするカーゴネ
ット。 - 【請求項2】 上記衝撃吸収手段が、装着部材に固着さ
れたワイヤと、ステイ本体側に配置され、装着部材が当
該ステイ本体から抜け出す際に上記ワイヤに 摺動接
触して摩擦抵抗を生じさせる摩擦抵抗付与部材からなる
ことを特徴とする 請求項1に記載のカーゴネット。 - 【請求項3】 上記装着部材は、その一端側が中空のス
テイ本体に対して摺動自在に挿入され、他端側に上記係
止具に対して係合可能な係合部を有してなる シャフ
トによって構成されているとともに、上記衝撃吸収手段
は、上記第1ステ イに対して直交するように当該第
1ステイを貫通して固定されたピンと、両端が 上記
シャフトの一端に固着されて第1ステイ内でループを形
成し、かつ、そのル ープ内に上記ピンが挿入される
ワイヤと、そのワイヤのピン挿入位置よりもルー プ
の先端側で当該ワイヤのループを挟み込むようにかしめ
られたかしめリングに よって構成されていることを
特徴とする請求項2に記載のカーゴネット。 - 【請求項4】 上記衝撃吸収手段が、装着部材に係合し
て当該装着部材とともに中空の第1ステイ内で移動する
移動部材と、第1ステイ内部でその移動部材 の移動
時にその移動を阻止するように配置された移動阻止部材
を備えるとともに 、その移動阻止部材および/また
は移動部材の変形抵抗によって衝撃荷重を吸収 する
よう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
カーゴネット。 - 【請求項5】 上記装着部材を、第1ステイの端部から
突出する向きに付勢する付勢手段を備えていることを特
徴とする請求項1,2,3または4に記載の カーゴ
ネット。
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Family Applications (1)
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JP36492698A Expired - Fee Related JP3948586B2 (ja) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | カーゴネット |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-12-22 JP JP36492698A patent/JP3948586B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3948586B2 (ja) | 2007-07-25 |
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