JP2002331747A - インクジェット記録体 - Google Patents

インクジェット記録体

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JP2002331747A JP2002075466A JP2002075466A JP2002331747A JP 2002331747 A JP2002331747 A JP 2002331747A JP 2002075466 A JP2002075466 A JP 2002075466A JP 2002075466 A JP2002075466 A JP 2002075466A JP 2002331747 A JP2002331747 A JP 2002331747A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はインクジェット記録体に関し、特に、
高光沢性、インク吸収性、耐水性、耐候性、高印字濃
度、発色性に優れるインクジェット記録体に関する。 【解決手段】不透明支持体にインク受容層を設けたイン
クジェット記録体において、支持体がポリエチレンをラ
ミネートした紙であり、該インク受容層は1層以上の層
構成を有し、少なくともその1層はコロイド粒子と水溶
性樹脂を主成分として含有する層であり、前記コロイド
粒子は、湿式法により製造されたシリカであり、該シリ
カの一次粒子が粒径3nm〜40nmであり、この1次
粒子が凝集した凝集体を機械的手段(但し、乾式粉砕を
除く)により平均粒子直径10nm〜300nmの2次
粒子となるように細分化したコロイド粒子であることを
特徴とするインクジェット記録体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
用シートに関し、特に、高光沢性、インク吸収性、耐水
性、耐候性、高印字濃度、発色性に優れるインクジェッ
ト記録用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、ノズルから
高速で射出したインク液滴を、被記録材に付着させて記
録する方式であり、フルカラー化が容易なことや印字騒
音が低い等の特徴を有する。この方式では、使用される
インクは多量の溶媒を含んでいるので、高い記録濃度を
得るためには、大量のインクを用いる必要がある。ま
た、インク液滴は連続的に射出されるので、最初の液滴
が吸収されないうちに次の液滴が射出され、インク液滴
が融合してインクのドットが接合するという不都合が生
じやすい。従って、このインクジェット記録方式で使用
される記録シートとしては、印字ドットの濃度が高く、
色調が明るく鮮やかであること、インクの吸収が速くて
印字ドットが重なった場合においてもインクの滲みがな
いこと等が要求される。
【0003】一般塗工紙については、塗被層として多孔
性顔料をインク受容層(1層あるいは多層)として設
け、画質を決定する色彩性や鮮鋭性のコントロールを行
い、色再現性や画像再現性の向上を図ってきた。たとえ
ば、特開昭62−111782号公報、特開昭63−1
3776号公報、特開昭63−104878号公報に開
示されたように、細孔を有する一次粒子あるいは二次粒
子を顔料(一般にシリカ、アルミナなどが用いられる)
として用い、バインダーを添加してインク受容層を設け
たインクジェット記録用シートが挙げられる。さらに、
印字品質を高める目的で、特公昭63−22977号公
報に開示されたように、インク吸収速度を上げるため
に、インク受容層の最上層に0.2〜10μにピークが
ある細孔を設け、また、吸収されたインクを孔径0.0
5μ以下からなる空隙に取り込み、より高画質のインク
ジェット記録用シートを提供するものが挙げられる。
【0004】しかし、インクジェットプリンターの急速
な普及に対応して、印刷分野では、各種出版物や包装等
の用途で、高光沢のある写真並の印刷物が求められてい
る。特に、カラー記録の場合は、ドットの形状(真円
状)、ドットのシャープさ、インクの吸収、定着速度、
インク吸収容量等のインク受理性の点からフィルムや塗
工紙タイプのニーズが高い。上記に示されたインク受容
層は多孔性を持たす為に、顔料自身を大きくするか、あ
るいは2次粒子を大きく(ミクロンオーダー)する必要
がある。顔料が大きくなるとインク受容層の表面の平滑
性が得られないだけでなく、光の透過が防げられ、イン
ク受容層が不透明になり、光沢を望むことが難しい。
【0005】光沢を付与する目的で、溶解・膨潤により
インクを吸収する樹脂を塗被したインクジェット用記録
シートが多く市販されているが、このような樹脂の溶解
・膨潤によりインクを吸収させようとするものは、ある
程度の光沢は得られるが、インクの乾燥速度が遅く、耐
湿・耐水性も良くないのが現状である。
【0006】平滑性、光沢性を得るため、最近、インク
受容層を2層以上にし、上層を光沢発現層にすることが
提案されている(たとえば:特開平3−215080号
公報、特開平3−256785号公報、特開平7−89
220号公報、特開平7−101142号公報、特開平
7−117335号公報等)。これらの光沢発現層の主
成分としてコロイド粒子あるいはコロイド粒子の複合体
がよく利用される。光沢発現層は透明性とインク吸収性
を保つために、コロイド粒子に接着剤として高分子ラテ
ックスを添加して成膜させている。高分子ラテックスを
接着剤として利用すると塗膜に小さいひび割れが生じや
すく、その小さいひび割れによってインク吸収速度は保
たれるが、得られたインクのドットの周辺はギザギザで
あり、真円状からほど遠いものになり、画像の鮮明さや
繊細さがかなり欠けることになる。その上、インクが広
がりやすく、ドットが大きくなる特徴がある。360d
pi×360dpiの印字レベルでは特に問題にならな
いが、720dpi×720dpi以上の高密度記録に
なるとドットが広がりやすいため、ドットとドットが接
合し、繊細な画像が得られないのが実状である。また、
光沢発現層の下に光沢発現層の塗布量よりも多いインク
定着層が設けられており、インク定着層はミクロンオー
ダーの2次粒子を使用するため、インク受容層全体の透
明性が無く、印字濃度が不十分であり、照り感のある高
光沢を得ることは不可能である。
【0007】インク受容層のひび割れを改良する目的
で、特開平7−117334号公報に開示されたように
0.1μ以下の微粒子と重合度4000以上のポリビニ
ルアルコールにより構成されるインク受容層も開示され
たが、微粒子が1次粒子の分散体(コロイダルシリカ、
アルミナゾルなど)を使用したため、インク吸収性と受
容層の透明性のバランスがとれない。1次粒子自身がイ
ンク吸収性を有しないため、インクは1次粒子の隙間に
吸収される。1次粒子の分散体を使用したため、成膜さ
せるためには1次粒子間に接着剤(バインダー)を介在
させなければならない。粒子間に接着剤が存在すると、
インク吸収容量が小さくなり、インク量の多い部分を完
全吸収させるには、高塗布量が不可欠である。高塗布量
になると塗膜にひび割れが生じやすい。また、塗膜透明
性を得るためには、1次粒子の粒径の小さいものを選ば
なければならなく、粒径が小さいとインク吸収速度が著
しく低下し、一方、粒径が大きいと塗膜の透明性が悪く
なり、印字濃度の低下が心配される。
【0008】そこで、特開平5−32413号公報に開
示されたように結晶厚さが60Å以上のベーマイト1次
粒子が凝集してなる2次粒子を含むコロイド粒子を用い
たインク受容層が開示された。小さい1次粒子間にイン
ク中の比較的分子量の小さい水や溶剤(インク成分中の
約90%以上を占める)を吸収させ、大きな2次粒子間
にインク中の染料を吸収させて定着する構成である。し
かし、ベーマイトはアルミナの結晶体の一種類であり、
粒子は柱状か針状の形を呈する。針状や柱状から凝集さ
れた2次粒子は成膜性が悪く、ひび割れが比較的生じや
すい。また、アルミナとの発色性の悪いインク(例え
ば:アシットレッド52(食用赤色106号)等の赤
色)には向かなく、ベーマイト層自身も経時的に黄変し
やすい問題がある。ベーマイトはコストも高いため、一
般用途には向かない欠点がある。インク吸収速度が速
く、インクとの発色性が良く、耐水性、経時安定性など
も良好で且つ透明性のあるインク受容層の設計が大きな
課題となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解決し、よりインクとの発色性がよく、耐候性、耐水
性、高光沢、高印字濃度のインクジェット記録用シート
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】一般市販のシリカは直径
数ミクロンの粉体であり、インク吸収性は高いが、透明
性が全くなく、一般塗工紙としては使用可能だが、高印
字濃度と印字光沢を出すことが不可能である。また、粒
径が大きいため、表面がかなりザラツキ、平滑化するこ
とも困難である。本発明は鋭意検討を重ねた結果、湿式
法で得られた特定の1次粒子径を有するシリカのシリカ
凝集体を平均粒径300nm以下の2次粒子となるよう
に機械的手段(但し、乾式粉砕を除く)により細分化し
てなるシリカコロイド粒子にし、接着剤として水溶性樹
脂を選択することによって、インク吸収層の透明性とイ
ンク吸収性のいずれも良好な多孔質層を設計することに
成功した。
【0011】特に、本発明はシリカコロイド粒子を用い
たため、アルミナ(ベーマイト)が有しない発色性、耐
候性も良好な高光沢インクジェット記録用シートが得ら
れる。本発明のシリカコロイド粒子は、実質的に1次粒
子が凝集してできた2次粒子からなるシリカコロイド粒
子溶液である必要がある。1次粒子が単分散したような
シリカゾル(例えば:一般市販のコロイダルシリカ)の
場合、基材に塗布して得られる多孔質層が比較的緻密な
ものになり、透明性を失いやすく、十分なインク吸収性
をもたすためには高塗布量が避けられない。高塗布量に
なると、塗膜にひび割れが入りやすく、また塗布工程も
煩雑になりやすい。勿論、本発明のシリカコロイド粒子
溶液中に部分的に1次粒子が含まれても構わない。
【0012】本発明のシリカコロイド粒子は自己接着性
があまり無いため、インク受容層を得るためにはバイン
ダーの添加が不可欠である。本発明のインクジェット記
録用シートのインク受容層全体がシリカコロイド粒子と
水溶性樹脂(特にポリビニルアルコールが好ましい)を
主成分により構成されると、印字部の透明感が得られ、
写真並の光沢を得ることが可能である。また、インク受
容層全体が透明であるため、OHP用シート等としても
使用が可能である。さらに、本発明のインク受容層を成
型面に塗被成膜した後、中間層を介して支持体上に転写
すると、光沢が著しく向上し、より高平滑、高光沢のイ
ンクジェット記録用シートが得られる。
【0013】本発明は以下の実施様態を含むがこれらに
限るものではない。 [1]不透明支持体にインク受容層を設けたインクジェ
ット記録体において、支持体がポリエチレンをラミネー
トした紙であり、該インク受容層は1層以上の層構成を
有し、少なくともその1層はコロイド粒子と水溶性樹脂
を主成分として含有する層であり、前記コロイド粒子
は、湿式法により製造されたシリカであり、該シリカの
一次粒子が粒径3nm〜40nmであり、この1次粒子
が凝集した凝集体を機械的手段(但し、乾式粉砕を除
く)により平均粒子直径10nm〜300nmの2次粒
子となるように細分化したコロイド粒子であることを特
徴とするインクジェット記録体。 [2]コロイド粒子と水溶性樹脂の固形分比が10/1
〜10/10である[1]記載のインクジェット記録
体。
【0014】[3]水溶性樹脂が重合度2000以上の
ポリビニルアルコールを含有する[1]又は[2]記載
のインクジェット記録体。 [4]水溶性樹脂がケン化度95%以上のポリビニール
アルコールを含有する[1]、[2]または[3]記載
のインクジェット記録体。 [5]インク受容層中にカチオン性樹脂を含有する
[1]、[2][3]または[4]記載のインクジェッ
ト記録体。
【0015】[6]シート状支持体にインク受容層を設
けたインクジェット記録用シートにおいて、シート状支
持体がポリエチレンをラミネートした紙であり、該イン
ク受容層は1層以上の層構成を有し、少なくとも1層が
粒径3nm〜40nmのシリカ1次粒子(湿式法により
得られる)が凝集した凝集体を機械的手段(但し、乾式
粉砕を除く)により細分化して得られたシリカのコロイ
ド粒子と水溶性樹脂を含有する塗液を塗被して得られ、
且つ該シリカのコロイド粒子の平均粒子直径が300n
m以下であることを特徴とするインクジェット記録用シ
ート。
【0016】[7]シート状支持体にインク受容層を設
けたインクジェット記録用シートにおいて、シート状支
持体がポリエチレンをラミネートした紙であり、該イン
ク受容層は1層以上の層構成を有し、少なくとも1層が
粒径3nm〜40nmのシリカ1次粒子(湿式法により
得られる)が凝集した凝集体を機械的手段(但し、乾式
粉砕を除く)により細分化して得られた2次粒子を含む
シリカゾルと水溶性樹脂を含有する塗液を塗被して得ら
れ、且つ該シリカゾルの平均粒子直径が300nm以下
であることを特徴とするインクジェット記録用シート。
尚、ゾルは、液体を分散媒とするコロイドをいう。
【0017】一般市販のコロイダルシリカは一次粒子の
分散体であり、本発明のシリカコロイド粒子とは異な
る。コロイダルシリカを含有するインクジェット記録体
は記録濃度、インク吸収容量の点で本特許品より劣る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明において、不透明支持体と
して、ポリエチレンラミネート紙を使用する。
【0019】次に、本発明のインク受容層について詳細
説明する。まず、本発明のインク受容層を構成する粒径
3nm〜40nmのシリカ1次粒子が凝集した凝集体を
機械的手段により細分化して得られた2次粒子を含む前
記シリカコロイド粒子を主成分として構成される層につ
いて説明する。
【0020】シリカのコロイド粒子は粒径が1000n
m程度以下の微粒子が均一に分散した状態をいう。本発
明に用いるシリカコロイド粒子の調整方法は、湿式法に
より製造された、粒径3nm〜40nmのシリカ1次粒
子が凝集した凝集体を機械的手段により細分化して得ら
れた平均粒子直径10nm〜300nmの2次粒子のシ
リカである。例えば一般市販の合成無定型シリカ(数ミ
クロン)を機械的手段で強い力を与えることにより得ら
れる。つまり、breaking down法(塊状原
料を細分化する方法)によって得られる。本発明のシリ
カコロイド粒子はスラリーである。機械的手段として
は、超音波、高速回転ミル、ローラミル、容器駆動媒体
ミル、媒体撹拌ミル、ジェットミル、擂解機、サンドグ
ラインダー等の機械的手法が挙げられる。
【0021】本発明でいう平均粒径はすべて電子顕微鏡
(SEMとTEM)で観察した粒径である(1万〜40
万倍の電子顕微鏡写真を撮り、5cm四方中の粒子のマ
ーチン径を測定し平均したもの。「微粒子ハンドブッ
ク」、朝倉書店、p52、1991年等に記載されてい
る)。本発明で用いるシリカコロイド粒子(実質的に2
次粒子)の平均粒径は10〜300nmであり、好まし
くは20〜200nmに調整される。平均粒径が300
nmを越えるシリカコロイド粒子を使用すると、透明感
が著しく失われ、印字濃度が著しく低下し、所望の印字
後の高光沢を有するインクジェット記録用シートが得ら
れない。一方、平均粒径が極めて小さいシリカコロイド
粒子を使用すると、インク吸収速度が得られない。
【0022】インク受容層に使用するシリカコロイド粒
子を構成する1次粒子は3nm〜40nmに調整する必
要がある。3nm未満になると1次粒子間の空隙が極端
に小さくなり、インク中の溶剤やインクを吸収する能力
が著しく低下する。一方、1次粒子が40nmを越える
と、凝集した2次粒子が大きくなり、インク受容層の透
明性が低下する恐れがある。
【0023】本発明で製造したシリカコロイド粒子自身
は成膜性があまりないため、インク受容層として設ける
場合は接着剤の添加が不可欠である。接着剤(バインダ
ー)としては、水溶性樹脂が適宜添加して使用される。
水溶性樹脂としては、たとえばポリビニルアルコール
(以下PVAと称す)、カゼイン、大豆蛋白、合成タン
パク質類、でんぷん、カルボキシメチルセルロースやメ
チルセルロース等のセルロース誘導体等が例示できる。
分散適性、塗料安定性からPVAが最も有効である。特
に分散性、インク吸収性を得るためには水溶性樹脂とし
て重合度2000以上のPVAが好ましく使用される。
PVAの重合度は、より好ましくは2000〜5000
である。また、耐水性を得るためには、ケン化度95%
以上のPVAが有効である。
【0024】本発明で製造したシリカコロイド粒子と水
溶性樹脂の固形分重量比は10/1〜10/10であ
り、好ましくは10/2〜10/6の範囲に調節され
る。水溶性樹脂の添加量が多いと、粒子間の細孔が小さ
くなり、インク吸収速度が得られない場合があり、一
方、接着剤が少ないと塗被層にひび割れが入り、使用し
得ない状態になる場合もある。
【0025】勿論、必要に応じて本発明で製造したシリ
カコロイド粒子/接着剤(バインダー)以外に適宜他の
顔料を配合してもよい。たとえば、コロイダルシリカ
(1次粒子の分散体)、カオリン、クレー、焼成クレ
ー、酸化亜鉛、酸化錫、硫酸マグネシウム、酸化アルミ
ニウム、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、サチン
ホワイト、珪酸アルミニウム、スメクタイト、ゼオライ
ト、珪酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネ
シウム、珪藻土、スチレン系プラスチックピグメント、
尿素樹脂系プラスチックピグメント、ベンゾグアナミン
系プラスチックピグメント等、一般塗被紙分野で公知公
用の各種顔料を適宜使用される。ただし、塗工層の平滑
性と透明性を保つために、他の顔料の使用量は本発明で
製造したシリカコロイド粒子に対して20%以下に調節
するのが好ましい。また、インク受容層の透明性を保つ
ためにシリカコロイド粒子中に添加される顔料の平均粒
径は2μ以下であることが望ましい。
【0026】本発明のインク受容層中にカチオン性樹脂
を添加して使用してもよい。これにより、インク定着性
を向上させることができる。添加されるカチオン樹脂と
しては、例えばポリエチレンアミンやポリプロピレンポ
リアミンなどのポリアルキレンポリアミン類、またはそ
の誘導体、第3級アミノ基や第4級アンモニウム基を有
するアクリル樹脂、ジアクリルアミン等が挙げられる。
なお、カチオン樹脂の添加量としては顔料100重量部
に対し、1〜30重量部、より好ましくは5〜20重量
部の範囲で調節される。その他、一般塗被紙製造におい
て使用される分散剤、増粘剤、消泡剤、着色剤、帯電防
止剤、防腐剤等の各種助剤が適宜添加される。
【0027】塗被量は特に限定するものではないが、1
〜100g/m 、より好ましくは5〜60g/m
に調節する。塗工量が少ないと均一塗膜が得られにく
く、多いと効果が飽和し、また、塗膜にひび割れが生じ
やすなる。例えば15g/m 以上の高塗被量を得る
ためには、塗被液の増粘、高濃度化による方法が利用で
き、また2回以上の塗被により実現する。
【0028】本発明で製造したシリカコロイド粒子を含
有する層について説明したが、この層は1層であっても
多層であってもよい。インク受容層がシリカコロイド粒
子層のみにより構成されると、発色性、印字濃度、光沢
感、透明性とも最も良好である。勿論、シリカコロイド
粒子塗被層を上層に設け、下層に他のインク受容層を設
けても本発明の目的とする高インク吸収速度、発色性、
高印字濃度、高光沢、耐候性、耐水性とも良好なインク
ジェット記録用シートが得られる。印字後の光沢、照り
感を保つためには、インク受容層全体に対して、シリカ
コロイド粒子を主成分とする層の塗被量が50〜100
%の範囲に調節されるのが好ましい。50%未満でも一
定の光沢は得られるが、シリカコロイド粒子含有層を5
0〜100%とする態様では、特に、写真並の光沢、照
り感が得られる。
【0029】次に、下層(支持体に近い層)とする前記
他のインク受容層について具体的に説明する。他のイン
ク受容層に使用される顔料(平均粒径:0.5μ以上)
としては合成無定型シリカ、クレー、アルミナ、スメク
タイトなど、また一般塗被紙分野で公知公用の各種顔料
が適宜使用される。発色性、印字濃度などの観点から、
合成無定型シリカが好ましく使用される。
【0030】接着剤(バインダー)としては、前記に示
したPVA、カゼイン、でんぷん等の水溶性樹脂、或い
はラテックス、合成樹脂エマルションなどの従来公知の
ものがあげられる。接着剤の添加量は顔料100重量部
に対し、5〜150重量部、好ましくは10〜50重量
部の範囲で調節される。また、インク定着性を向上する
目的で使用されるカチオン樹脂も添加でき、前記したア
ミン系などが挙げられる。なお、カチオン樹脂の添加量
は顔料100重量部に対し、1〜30重量部、より好ま
しくは5〜20重量部の範囲で調節される。その他、一
般塗被紙製造において使用される分散剤、増粘剤、消泡
剤、着色剤、帯電防止剤、防腐剤等の各種助剤も適宜添
加される。
【0031】他のインク受容層の塗被量は特に限定する
ものではないが、3〜30g/mに調整されるのが望
ましい。少ないとインク受容層を設けた意味が無く、一
方、多すぎると効果が飽和し、無意味である。
【0032】何れのインク受容層を得るための塗被コー
ターとしてもブレードコーター、エアーナイフコータ
ー、ロールコーター、バーコーター、グラビアコータ
ー、ロッドブレードコーター、リップコーター、カーテ
ンコーター等の各種公知の塗被装置が例示できる。
【0033】インク受容層(上層,下層を含む)は支持
体上に塗被装置により形成することが出来る。
【0034】本発明のインクジェット記録方法で使用さ
れるインクとしては、像を形成するための色素と該色素
を溶解または分散するための液媒体を必須成分とし、必
要に応じて各種分散剤、界面活性剤、粘度調整剤、比抵
抗調整剤、pH調整剤、防かび剤、記録剤の溶解または
分散安定化剤等を添加して調整される。
【0035】インクに使用される記録剤としては直接染
料、酸性染料、塩基性染料、反応性染料、食用色素、分
散染料、油性染料及び各種顔料等があげられるが、従来
公知のものは特に制限なく使用することができる。この
ような色素の含有量は、液媒体成分の種類、インクに要
求される特性などに依存して決定されるが、本発明にお
けるインクの場合も、従来のインク中におけるような配
合、即ち、0.1〜20重量%程度の割合になるような
使用で特に問題はない。
【0036】本発明で用いられるインクの溶媒として
は、水及び水溶性の各種有機溶剤、例えば、メチルアル
コール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、
イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソ
ブチルアルコール等の炭素数1〜4のアルキルアルコー
ル類、アセトン、ジアセトンアルコール等のケトンまた
はケトンアルコール類、ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール等のポリアルキレングリコール
類、エチレングリコール、ポロピレングリコール、ブチ
レングリコール、トリエチレングリコール、チオジグリ
コール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール
等のアルキレン基が2〜6個のアルキレングリコール
類、ジメチルホルムアミド等のアミド類、テトラヒドロ
フラン等のエーテル類、グリセリン、エチレングリコー
ルメチルエーテル、ジエチレングリコールメチル(エチ
ル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチルエー
テル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類など
が挙げられる。
【0037】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をより具体的
に説明するが、勿論これらに限定されるものではない。
また、例中の部及び%は特に断らない限り、水を除いた
固形分の部及び%であり、それぞれ重量部及び重量%を
示す。本発明で得られたインクジェット記録用シートは
すべてスーパーカレンダー(線圧:20Kg/cm)に
よって処理した後、評価に用いた。
【0038】[シリカコロイド粒子A]平均粒径9μの
合成無定型シリカ(日本シリカ工業社製、商品名:Ni
psil LP、1次粒子径:16nm、湿式法)を用
い、サンドグラインダーにより分散した後、超音波をか
け、平均粒子径が50nmになるまでサンドグラインダ
ーと超音波の分散操作を繰り返し、8%の水溶液を調製
した。 [シリカコロイド粒子B]平均粒径9μの合成無定型シ
リカ(日本シリカ工業社製、商品名:Nipsil N
S、1次粒子径:21nm、湿式法)を用い、サンドグ
ラインダーにより分散した後、超音波をかけ、平均粒子
径が100nmになるまでサンドグラインダーと超音波
の分散操作を繰り返し、12%の水溶液を調製した。 [シリカコロイド粒子C]平均粒径3μの合成無定型シ
リカ(日本シリカ工業社製、商品名:Nipsil H
D−2、1次粒子径:11nm、湿式法)を用い、サン
ドグラインダーにより分散した後、超音波をかけ、平均
粒子径が200nmになるまでサンドグラインダーと超
音波の分散操作を繰り返し、15%の水溶液を調製し
た。 [シリカコロイド粒子D]平均粒径9μの合成無定型シ
リカ(日本シリカ工業社製、商品名:Nipsil L
P、1次粒子径:16nm、湿式法)を用い、サンドグ
ラインダーにより分散した後、超音波をかけ、平均粒子
径が500nmになるまでサンドグラインダーと超音波
の分散操作を繰り返し、15%の水溶液を調製した。
【0039】実施例1 シリカコロイド粒子A100部に、PVA(クラレ社
製、商品名:PVA−124、重合度:2400、ケン
化度:98.5%)40部を混合した8%水溶液をメイ
ヤーバーで塗被量が20g/m となるように支持体
の表面に塗被乾燥し、本発明のインクジェット記録用シ
ートを製造した。ただし前記支持体は市販塗工紙(新王
子株式会社製、商品名:OKコート、127.9g/m
)にラミネート加工(エクストルージュンラミネー
ト法により塗工紙表面にポリエチレンを15μラミネー
トしたもの、以下ラミネート塗工紙と称す)したもので
ある。
【0040】実施例2 シリカコロイド粒子A100部に、PVA(クラレ社
製、商品名:PVA−117、重合度:1800、ケン
化度:98.5%)40部を混合した8%水溶液をメイ
ヤーバーで塗被量が20g/m となるようにラミネ
ート塗工紙の表面に塗被乾燥し、本発明のインクジェッ
ト記録用シートを製造した。
【0041】実施例3 シリカコロイド粒子A100部に、PVA(クラレ社
製、商品名:PVA−224、重合度:2400、ケン
化度:88.5%)40部を混合した8%水溶液をメイ
ヤーバーで塗被量が20g/m となるようにラミネ
ート塗工紙の表面に塗被乾燥し、本発明のインクジェッ
ト記録用シートを製造した。
【0042】実施例4 シリカコロイド粒子A100部に、PVA(クラレ社
製、商品名:PVA−135H、重合度:3500、ケ
ン化度:99%以上)40部を混合した8%水溶液をメ
イヤーバーで塗被量が20g/m となるようにラミ
ネート塗工紙の表面に塗被乾燥し、本発明のインクジェ
ット記録用シートを製造した。
【0043】実施例5 シリカコロイド粒子A100部に、PVA(クラレ社
製、商品名:PVA−140H、重合度:4000、ケ
ン化度:99%以上)40部を混合した8%水溶液をメ
イヤーバーで塗被量が20g/m となるようにラミ
ネート塗工紙の表面に塗被乾燥し、本発明のインクジェ
ット記録用シートを製造した。
【0044】実施例6 シリカコロイド粒子B100部に、PVA(クラレ社
製、商品名:PVA−124、重合度:2400、ケン
化度:98.5%)40部を混合した12%水溶液をメ
イヤーバーで塗被量が20g/m となるようにラミ
ネート塗工紙の表面に塗被乾燥し、本発明のインクジェ
ット記録用シートを製造した。
【0045】実施例7 シリカコロイド粒子C100部に、PVA(クラレ社
製、商品名:PVA−124、重合度:2400、ケン
化度:98.5%)40部を混合した15%水溶液をメ
イヤーバーで塗被量が20g/m となるようにラミ
ネート塗工紙の表面に塗被乾燥し、本発明のインクジェ
ット記録用シートを製造した。
【0046】
【0047】比較例1 シリカコロイド粒子D100部に、PVA(クラレ社
製、商品名:PVA−124、重合度:2400、ケン
化度:98.5%)40部を混合した15%水溶液をメ
イヤーバーで塗被量が20g/m となるようにラミ
ネート塗工紙の表面に塗被乾燥し、インクジェット記録
用シートを製造した。
【0048】比較例2 平均粒径3μの合成無定型シリカ(日本シリカ工業社
製、商品名:Nipsil HD−2、1次粒子径:1
1nm)100部に、PVA(クラレ社製、商品名:P
VA−124、重合度:2400、ケン化度:98.5
%)40部を混合した15%水溶液を用い、メイヤーバ
ーで塗被量が20g/m となるようにラミネート塗
工紙上に塗被乾燥し、インクジェット記録用シートを製
造した。
【0049】比較例3 平均粒径9μの合成無定型シリカ(日本シリカ工業社
製、商品名:Nipsil LP、1次粒子径:16n
m)100部に、PVA(クラレ社製、商品名:PVA
−124、重合度:2400、ケン化度:98.5%)
40部を混合した15%水溶液を用い、メイヤーバーで
塗被量が20g/m となるようにラミネート塗工紙
上に塗被乾燥し、インクジェット記録用シートを製造し
た。
【0050】比較例4 1次粒子分散体である平均粒径10×100nmのアル
ミナゾル(日産化学社製社製、商品名:アルミナゾル−
100)100部に、PVA(クラレ社製、商品名:P
VA−124、重合度:2400、ケン化度:98.5
%)40部を混合した8%水溶液を用い、メイヤーバー
で塗被量が20g/m となるようにラミネート塗工
紙上に塗被乾燥し、インクジェット記録用シートを製造
した。
【0051】比較例5 1次粒子の分散体である平均粒子径65nmのアニオン
性コロイダルシリカ(日産化学社製、商品名:スノーテ
ックス YL)100部に、PVA(クラレ社製、商品
名:PVA−124、重合度:2400、ケン化度:9
8.5%)10部を混合した15%水溶液をメイヤーバ
ーで塗被量が20g/m となるようにラミネート塗
工紙の表面に塗被乾燥し、インクジェット記録用シート
を製造した。
【0052】比較例6 シリカコロイド粒子A100部に、スチレン・ブタジエ
ン系ラテックス(日本ゼオン社製、商品名:Nipol
LX415A、平均粒径:110nm、Tg=27
℃)100部を混合した15%水溶液をメイヤーバーで
塗被量が20g/m となるようにラミネート塗工紙
の表面に塗被乾燥し、インクジェット記録用シートを製
造した。
【0053】比較例7 PVA(クラレ社製、商品名:PVA−117、重合
度:1800、ケン化度:98.5%)の10%水溶液
を用い、メイヤーバーで塗被量が20g/mとなるよ
うにラミネート塗工紙上に塗被乾燥し、インクジェット
記録用シートを製造した。
【0054】比較例8 インク定着層と光沢発現層を有する市販インクジェット
光沢紙GPー101(販売元:キヤノン社製)を用い
た。
【0055】[評価方法]実施例1〜7、比較例1〜8
で得られたインクジェット記録用シートの塗膜耐水性、
インク吸収性、インク吸収容量等は以下に示す方法で評
価した。光沢感とインク吸収性等については市販のイン
クジェットプリンター(キヤノン社製、商標:BJC−
600J)で記録を行った場合のベタ部分の光沢度、イ
ンク吸収性、印字濃度を示す。 [耐水性]インクジェット用記録シート上に水滴を落と
し、30分後に水滴を拭き取り、水滴に浸漬された部分
を手でこすり、耐水性を4段評価した。(◎:インク受
理層に全く変化がみられなかった。○:インク受理層が
わずかにとれた。△:インク受理層が部分的にとれた。
×:インク受理層が完全にとれた。)
【0056】[インク吸収性] a.(インク吸収速度) イエロー、マゼンタ、シアンの各単色を印字し、印字直
後から5秒毎にプリントした印字面に上質紙を貼合せ、
インクが上質紙に転写するかどうかを観察する。全く転
写しなくなるまでの時間を測定する。測定された秒数を
4段評価した(◎:5秒以下、○:5〜10秒、△:1
0〜30秒、×:30秒以上)。インクが乾燥するまで
の時間が10秒以下のものはインク吸収性に優れる。 b.(インク吸収容量) A4サイズのインクジェット記録用シートを用い、イエ
ロー、マゼンタ、シアンの3色を10cm×10cm四
方の1ケ所に連続ベタ印字し、インクが塗被層から溢れ
ているかどうかを観察するために、印字直後から1分、
2分、5分後にプリントした印字面に上質紙を貼合せ、
インクが上質紙に転写するかどうかを観察する。全く転
写しなくなるまでの時間を測定し、下記のように4段評
価をした。 ◎:1分以内。 ○:1分以上、2分以内。 △:2分以上、5分以内。 ×:5分以上。 [印字濃度]黒ベタ部の印字濃度をマクベス反射濃度計
(Macbeth、RD−920)を用いて測定した。
表中に示した数字は5回測定の平均値である。
【0057】[印字部の光沢感(照り感)]印字部の光
沢感は印字部に対して20°の横角度から目視し、以下
のように4段評価した。 ◎:銀塩方式のカラー写真と同レベルの照り感がある。 ○:カラー写真よりは劣るが、高い照り感がある。 △:塗工紙の印刷品並。 ×:一般PPC紙並。 [ドットの形状]光学顕微鏡によりドットを100〜2
00倍拡大し、目でドットの形状を観察する。
【0058】
【表1】
【0059】表1から明らかなように、本発明の構成に
より得られたインクジェット記録用シートはインク吸収
性、インク吸収容量が良好で、かつインク受理後、ドッ
トが真円状であり、高光沢性、高印字濃度、高繊細を有
するインクジェット記録用シートである。
【0060】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録用シートは
高光沢を有し、且つ優れたインク発色性、インクジェッ
ト記録(印字)適性、高印字濃度、耐候性を兼ね備えた
ものである。
【0061】本発明ではインクの発色性が良く、インク
吸収速度が速く、印字濃度が高く、耐候性、インク定着
性、印字適性とも良好な高光沢インクジェット記録用シ
ートが得られる。シリカの1次粒子は球状に形成されや
すく、得られた2次粒子が成膜しやすく、塗膜もひび割
れが生じにくい。また、シリカはインクの発色性が良好
で、価格も低いため、一般用途にも広がる可能性があ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不透明支持体にインク受容層を設けたイン
    クジェット記録体において、支持体がポリエチレンをラ
    ミネートした紙であり、該インク受容層は1層以上の層
    構成を有し、少なくともその1層はコロイド粒子と水溶
    性樹脂を主成分として含有する層であり、前記コロイド
    粒子は、湿式法により製造されたシリカであり、該シリ
    カの一次粒子が粒径3nm〜40nmであり、この1次
    粒子が凝集した凝集体を機械的手段(但し、乾式粉砕を
    除く)により平均粒子直径10nm〜300nmの2次
    粒子となるように細分化したコロイド粒子であることを
    特徴とするインクジェット記録体。
  2. 【請求項2】水溶性樹脂が重合度2000以上、且つケ
    ン化度95%以上のポリビニルアルコールを含有する請
    求項1記載のインクジェット記録体。
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