JP2002330470A - 携帯端末およびこれを用いた動作モード切替システム - Google Patents

携帯端末およびこれを用いた動作モード切替システム

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JP2002330470A
JP2002330470A JP2001135714A JP2001135714A JP2002330470A JP 2002330470 A JP2002330470 A JP 2002330470A JP 2001135714 A JP2001135714 A JP 2001135714A JP 2001135714 A JP2001135714 A JP 2001135714A JP 2002330470 A JP2002330470 A JP 2002330470A
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Koji Suzuki
幸治 鈴木
Michi Yo
▲路▼ 姚
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線制御装置の有無にかかわらず、ユーザの
希望に従って、自動的にモードを切り替えることが可能
な携帯端末およびこれを用いた動作モード切替システム
を提供する。 【解決手段】 所定の場所を示すエリア情報と情報受信
通知機能を含む機能を対応させて記憶する記憶手段と、
現在の位置を検出する検出手段と、前記検出手段により
検出された位置と前記エリア情報とを比較し、前記記憶
手段から前記エリア情報に対応した機能を抽出する抽出
手段と、前記抽出された機能を設定する設定手段と、を
備える構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置情報を取得す
る機能を備えた携帯端末に係り、特に位置情報に基づ
き、端末が保持する制御パラメータを自動的に切り替え
る機能を備えた携帯端末およびこれを用いた動作モード
切替システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PHSや携帯電話、携帯情報端末な
どの携帯機器には、多くの制御パラメータをユーザの嗜
好や生活習慣に合わせて設定可能なパーソナライズ機能
が盛り込まれている。例えば携帯電話において、電話や
電子メールの着信、ユーザが指定したスケジュール時刻
などを通知する方法として、アラームやメロディの鳴音
バイブレータの振動、LEDの点灯、LCD画面への文字・画
像表示など、多様な通知手段がある。また、電話やメー
ルをユーザが事前に設定した電話番号やアドレスへ自動
転送する機能や、複数の応答メッセージの中からユーザ
が設定することができる機能を備えた携帯電話も発明さ
れている。
【0003】このように、ユーザのさまざまな嗜好に対
応するために多機能化が進んだ結果、様々な場合に応じ
て端末の設定を変更することが可能になった一方、その
設定切り替え操作が煩雑になるという問題が生じてきて
いる。この問題を解決するために、モード切替機能を設
け、マナーモードやドライブモード等のモード毎に、各
種制御パラメータを設定保持可能な携帯端末も発明され
ている。
【0004】しかし、携帯端末にマナーモード等のモー
ドが設けられている場合であっても、ユーザの設定忘れ
などにより、周囲の状況に不適切なモードに設定されて
いる場合がある。この問題を解決するために、電車内、
会議室、コンサートホール等、着信音が周囲に不快感を
与える場所に無線制御装置を設置し、この無線制御装置
から携帯通信端末に端末設定信号および環境情報信号を
送るシステムが特開2000−253456号公報に開
示されている。このシステムは、無線制御装置から送信
される信号により、携帯通信端末の着信手段や自動応答
機能を自動で設定するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記システム
では、モードの自動切り替えは無線制御装置が設置され
た場所に限定され、前記装置が設定されていない場所に
おいては、依然としてユーザが周囲の状況に応じてモー
ドを切り替えることを要する。従って、ユーザがモード
切り替えを忘れた場合には、コンサートホールや映画館
において大音量で着信音を鳴り響かせてしまうことにな
る。
【0006】そこで、本発明では、無線制御装置の有無
にかかわらず、ユーザの希望に従って、自動的にモード
を切り替えることが可能な携帯端末およびこれを用いた
動作モード切替システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にかかる情報受信通知機能を含む複数の機能
を設定可能な携帯端末は、所定の場所を示すエリア情報
と前記機能の設定を示す機能設定情報を対応させて記憶
する記憶手段と、現在の位置を検出する検出手段と、前
記検出手段により検出された位置と前記エリア情報とを
比較して、前記記憶手段から前記エリア情報に対応した
機能設定情報を抽出する抽出手段と、前記抽出された機
能設定情報に応じて前記携帯端末の機能を設定する設定
手段と、を備えている構成とする。
【0008】また、本発明にかかる動作モード切替シス
テムは、所定の位置を示す位置情報と前記所定の位置に
おける動作モードを対応させて記憶する記憶手段を有す
る携帯端末と、前記携帯端末との間で情報の送受信を行
う複数の基地局と、を備え、前記携帯端末は更に、前記
複数の基地局から送信された情報に応じて現在地の位置
情報を検出する検出手段と、前記検出手段により検出さ
れた位置情報に対応する動作モードを前記記憶手段から
抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された動
作モードに切り替える切替手段と、を備えてなる構成と
する。
【0009】また、本発明にかかる動作モード切替シス
テムは、所定の場所を示す場所情報と前記場所情報に対
応して動作モード情報を記憶するモード記憶手段と、動
作モードを切り替える切替手段と、現在の位置を示す位
置情報を検出する検出手段と、を有する携帯端末と、位
置情報と場所情報を対応させて記憶する情報記憶手段
と、前記情報記憶手段から所定の情報を検索する検索手
段と、を有する情報検索装置と、を備え、前記携帯端末
は前記検出手段により検出された位置情報を前記情報検
索装置に送信し、前記検索手段は送信された位置情報に
対応する場所情報を前記情報記憶手段から検索し、前記
検索された場所情報を前記携帯端末に送信し、前記切替
手段は前記モード記憶手段から前記場所情報に対応した
動作モードを抽出し、抽出した動作モードに切り替える
ことを特徴とする。
【0010】また、本発明にかかる動作モード切替シス
テムは、所定の位置を示す位置情報と前記位置情報に対
応して動作モード情報を記憶するモード記憶手段と、動
作モードを切り替える切替手段と、現在の位置を示す位
置情報を検出する検出手段と、を有してなる携帯端末
と、高度を含む位置データを生成可能な位置データ生成
装置と、を備え、前記位置データ生成装置から送信され
た位置データをもとに、前記検出手段により位置情報を
検出し、前記切替手段は前記モード記憶手段から前記位
置情報に対応する動作モードを抽出し、前記動作モード
に切り替えることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を携帯電話機に適用した実
施形態を以下図面を用いて詳細に説明する。図1は、本
発明の実施形態に係る携帯電話機の回路構成を示すブロ
ック図である。100は携帯電話機であり、101は復調器、
102は受信信号処理回路、103は音声復号器、104はレシ
ーバ、105はアンテナ、106は無線部、107は制御回路、1
08は表示装置である。また、109はキー入力装置、110は
サラウンダ、111はバイブレータ、112はマイク、113は
メモリ、114は変調器、115は送信信号処理回路、116は
音声符号器、117は位置情報検出回路である。携帯電話
機100において、送話音声はマイク112で電気信号に変換
され、音声符号器116で音声符号化される。次に、送信
信号処理回路115に送られ、誤り訂正符号などを付加さ
れた後にディジタル信号の送信フォーマットに変換され
て、変調器114に送られる。変調器114では、例えばGMSK
方式や、PSK方式による変調が行われ、無線部106で周波
数変換され、アンテナ105から送出される。
【0012】一方、受信波は、アンテナ105から受信さ
れて、無線部106にてIF信号に変換され、復調器101へ入
力される。復調器101において、IF信号は検波され、そ
の後にディジタル信号に復調される。受信信号処理回路
102では、受信データフォーマットからデータを抽出
し、誤り訂正処理を行う。その後、音声復号器103で音
声信号を復号し、レシーバ104で音声信号に再生され
る。制御回路7は携帯電話機100全体を制御するものであ
り、メモリ113に記憶さえている制御プログラムに従っ
た制御を行う。メモリ113には、ユーザによって設定さ
れた制御パラメータも保持されている。表示装置108
は、LCDを用いテキストおよびグラフィック表示により
ユーザへの情報表示をおこなったり、ユーザ操作に対応
したメニュー表示を行う装置である。キー入力装置109
は、電話番号の入力や電話帳の名前記入、メール文章の
入力や機能設定操作などに使用される。サラウンダ11
0は、着信アラームやメロディの鳴音を行う装置であ
る。
【0013】ここで、本実施形態における位置情報検出
方法について、図2を用いて簡単に説明する。図2は、
本発明の位置情報検出方法を示す概念図である。携帯電
話機100は、周囲の基地局から送信される各基地局の位
置情報を受信する。受信された位置情報は位置情報検出
回路117に入力され、基地局A201、基地局B202、基地
局C203の緯度・経度情報を認識する。さらに、各基地局
が送信する基準信号の信号強度を比べることにより、各
基地局からの距離を求める。そして、求めた距離および
基地局の緯度・経度情報から現在位置を算出する。
【0014】本実施形態では、携帯電話機内で位置情報
を算出する方法について説明したが、これ限定するもの
ではない。例えば、携帯電話機から送信された信号の電
界強度等に基づいて基地局側で算出した位置情報データ
を携帯電話機が受信することにより現在位置検出を行う
方法や、携帯電話機に接続または内蔵されているGPS受
信機にて検出された位置情報を携帯電話機が受け取るこ
とにより位置情報を検出する方法であっても良い。
【0015】図3は、エリアに関連づけて着信通知方法
を設定した制御パラメータテーブルの一例を示してい
る。図3の例では、着信音の鳴音あるいはバイブレータ
振動による着信通知を選択するとともに、着信音の場合
は鳴音するアラームのパターンとレベルを、バイブレー
タの場合にはバイブレータの振動パターンを選択可能と
なっている。また、所定位置の緯度・経度および、その
所定位置を中心とした範囲を設定することにより、エリ
アを設定する。前記所定位置の緯度・経度はそれぞれユ
ーザにより直接入力する他に、ユーザから現在地の入力
の要求があった場合に、前記位置情報検出回路117によ
り現在地の緯度・経度を検出し、検出した緯度・経度を
自動的に設定する方法がある。また、本実施形態では、
所定位置を中心とした円領域の指定することによりエリ
アを設定する方法を採用しているが、円形領域に限定す
るものではなく、任意の形状のエリアを指定するように
しても良い。
【0016】図3に示した制御パラメータテーブルにお
いて、エリアナンバー1は、ユーザの会社事務所内での
机の位置(緯度X1、経度Y1)を中心とする半径50mのエ
リアを会社というエリア名で登録し、そのエリア内にで
あると検出された場合の着信通知方法としてバイブレー
タ(振動パターン3)による着信通知方法を設定したも
のである。また、エリアナンバー2は、自宅の居間の位
置(緯度X2、経度Y2)を中心として半径25m以内にいる
と検出された場合には、着信通知はアラーム鳴音(鳴音
パターン2)の音量大にて行うように設定したものであ
る。さらに、本実施形態では、指定エリア外における着
信通知方法についても設定することができる。エリア
1、エリア2両方の領域外であると判定された場合は、
エリアナンバー0に登録されているように、中程度の音
量でアラームが1回鳴動するように切り替えられる。
【0017】このように複数のエリアに対して制御パラ
メータの設定を行う場合、重複設定による設定矛盾を回
避することが必要である。本実施形態では、既設定のエ
リアとの重複がないかどうか判定を行い、重複する場合
にはエリア登録の設定を認めないように制御する。例え
ば、ユーザにより重複したエリアが設定された場合、画
面表示等によりユーザにその旨を通知し、エリアの再設
定を促すようにする。
【0018】尚、前記設定矛盾を回避する方法は、重複
登録を認めない方法に限定するものではない。重複する
エリアが設定された場合に、エリアナンバの小さい方の
設定パラメータを優先するように予め設定しても良い。
また、図4に示すように、重複するエリアを設定する場
合に、制御パラメータの選択優先順位を別途設定するよ
うにしても良い。
【0019】図5は、制御パラメータを設定する際の携
帯端末画面への表示例である。本実施形態では、プログ
ラムの遷移状況によって機能の変わるソフトウェアキー
を採用してあり、図示していないが、そのキーの機能説
明をディスプレイの最下行に表示するものとする。
【0020】図5(a)は、前記ソフトウェアキーから位
置情報設定機能を選択した場合に表示される携帯端末画
面の一例を示したものである。本実施形態では、位置情
報設定は機能10番であり、この機能番号(F10)が
画面左上に表示されている。図5(a)のエリア名、緯
度、経度、エリア半径は、それぞれユーザが直接設定す
ることができる。緯度、経度の指定方法としては、ユー
ザによる直接入力の他に、図5(b)に示すように地図情
報をディスプレイに表示させ、ポインタにより希望ポイ
ントを中心座標として指示することにより緯度、経度を
指定する方法や、住所入力により入力された住所を住所
データベースから検索することで緯度、経度情報を検
出、指定する方法を採用しても良い。また、電話番号に
よる住所検索を組み合わせた方法を採用することも可能
である。
【0021】図5(c)は、機能番号11(F11)を選
択し、位置情報による着信通知方法自動切り替え機能の
ON/OFF設定を行う際の画面表示の一例を示している。ソ
フトキーにおいてOKを押下することにより、着信通知方
法自動切り替え機能をONに設定すると、図5(d)の画面
が表示され、設定状況を確認することができる。なお、
設定状況の確認画面は、機能番号12を選択することに
よっても、表示することができる。
【0022】図6に示すフローチャートを用いて、位置
情報検出による着信通知方法の切替方法について説明す
る。図6に示す定期的モード確認ルーチンは、携帯電話
が基地局の圏内で待ちうけ動作中の状態において、一定
時間隔で呼び出される。このルーチンが呼び出される
と、まず、位置情報に対応して携帯電話機の制御パラメ
ータを自動的に切り替える「自動モード切替機能」が設
定されているかどうかの判定が行われる。自動モード切
替設定がされていない場合には、制御パラメータはその
ままでこのルーチンを終了する。自動モード切替設定が
ON(オン)となっている場合には、位置情報検出回路11
7において、現在の位置情報を算出する。さらに、この
算出結果の位置情報が、設定されている指定エリアの範
囲内であるかどうかの判定を行う。
【0023】本実施形態においては、設定されているエ
リア領域が基準位置からの一定半径内と設定されている
ため、算出方法は単純に、緯度・経度の差をそれぞれ二
乗した結果を加算し、平行根をとればよい。すなわち、
現在の位置情報検出結果が緯度Xp、経度Ypであるとすれ
ば、指定領域の範囲内であるかどうかの判定を、エリア
1の中心位置情報(緯度X1、経度Y1)について行う場
合、エリア1中心位置からの距離dp1は、
【0024】
【数1】dp1=sqrt[(X1-Xp)2 + (Y1-Yp)2] となる。また、エリア2の中心位置情報(緯度X2、経度
Y2)からの距離計算を行う場合には、エリア2中心位置
からの距離dp2 は、
【0025】
【数2】dp2=sqrt[(X2-Xp)2 + (Y2-Yp)2](算出結果は
mに換算) となるので、この結果をそれぞれの指定半径と比較する
ことにより、エリア内/外の判定が可能である。この判
定結果から、エリア1範囲内と判定された場合にはエリ
ア1に対応したパラメータ設定が、エリア2範囲内と判
定された場合にはエリア2に対応したパラメータ設定
が、またエリア1、2両方の範囲外と判定された場合に
はエリア0のデフォルトパラメータ設定が着信通知パラ
メータとして設定される。
【0026】今度は、着信時に携帯電話が着信方法を選
択し着信通知を行う様子について説明する。図7に着信
時の通知制御のフローチャートを示す。着信通知制御ル
ーチンは、着信通知開始および着信通知停止の機能を提
供するルーチンであるため、本ルーチンがコールされた
場合、まずは制御コマンドを確認し、通知開始を行うべ
きか通知終了を行うべきかの判定を行う。判定結果によ
り、通知開始を指示された場合には通知開始制御へ、通
知終了を指示された場合には通知終了制御へ分岐して処
理を進行する。
【0027】判定結果が通知開始の場合、図6に示す方
法により切り替えられた着信通知方法を確認し、着信音
鳴音かバイブレータ振動かの着信通知方法の選択を行
う。着信音鳴音の場合には、設定されている着信音のパ
ターン、音量により着信通知を行い、バイブレータ振動
通知の場合は設定されているバイブレータ振動パターン
によりバイブレータ通知を行う。
【0028】このようにして、現在位置の情報を定期的
に検出し、その結果携帯電話の現在位置が指定エリア範
囲内かどうかの判定を行い、制御パラメータの設定を行
うことで、ユーザがモード切替をすることなく、現在位
置に適したモード設定がされ、適切な方法で着信通知等
を行うことができる。
【0029】以上、本発明の実施形態にかかる携帯電話
機において、位置情報に対応して着信通知方法を変更す
る方法について説明したが、着信通知方法以外の制御パ
ラメータを変更する場合においても同様の制御が可能で
ある。例えば、設定パラメータの設定項目が、最終キー
操作後の一定時間経過によりバックライト点灯を停止す
るバックライト自動停止機能における点灯時間の設定で
ある場合や、留守番電話のON/OFF設定である場合や、指
定時刻にアラーム鳴動、端末振動、LED点滅、ディスプ
レイ画面へのテキスト表示などの通知方法によりスケジ
ュール通知を行うプログラムアラーム/スケジュール通
知のON./OFF設定である場合、セキュリティ機能を備え
た端末のキーロック遷移画面へ切り替わる遷移時間の設
定などについても同様である。
【0030】さらに、特定電話番号への発呼ならびに特
定トーンによる着信通話転送ON/OFF設定や転送先設定の
切替を行う場合や、メール転送先の設定変更を行う場合
についても、図6の設定エリア内かどうかの判定後でパ
ラメータ設定処理を行っている部分に、通話転送先設定
通知処理や、特定サーバへの転送先設定変更通知の定型
メッセージ送信処理を盛り込むことで対応可能である。
【0031】以上に説明したような制御パラメータの各
々を指定エリアと対応させて設定することにより、ユー
ザが場所に応じて、いちいち着信通知方法等の設定の切
り替えを行わなくとも、使用環境に適した設定に自動的
に切り替えることができ、使い勝手を向上することがで
きる。
【0032】次に、図8および図9に、モード設定を位
置情報に対応させて保持する制御パラメータテーブルを
示す。図8に示すように、3通りのモードについて、そ
れぞれ、モード名、着信通知方法(着信音鳴音、バイブ
レータ振動)、着信通知パターン(鳴音/振動)、留守
番設定ON/OFF、キータッチトーンの設定が可能である。
各モードはモードNo.で管理されるが、携帯電話機に表
示されるモード名にはユーザが判断しやすいような名称
を設定することが出来るようになっている。これらモー
ドは、図9に示すように、位置情報に対応したエリア毎
にユーザに選択され、登録される。図における、エリア
名No.、エリア名、位置情報、エリア半径の設定は、図
3の場合と同様である。モード指定の項は、位置情報に
対応したモード切替を行うか否かオンオフ設定を行う箇
所で、エリア1、エリア2それぞれに設定可能であり、
このどちらか片方でもオンの場合は自動モード切替設定
はオンとなる。
【0033】このように、制御パラメータをモードごと
設定しておくことにより、ユーザによる機能設定操作が
簡便になり、携帯電話機の使い勝手が向上する。なお、
図8には、3通りのモードが示されているが、ユーザの
好みに応じて、この他のモードを設定することができ
る。また、各モードにおける着信通知方法等の制御パラ
メータは、ユーザがそれぞれ設定する他に、制御パラメ
ータを所定の組合せに設定したモードを予め携帯電話機
に保持しておき、ユーザが所定のモードを選択しさえす
れば良いように、設定することも可能である。
【0034】位置情報に基づいてモード切替をする方法
を図10に示すフローチャートを用いて説明する。図6
に示した切替方法と同様、定期的に位置情報に対応した
自動モード切替機能が設定されているかどうかの判定を
行い、自動モード切替が設定されていない場合には、そ
のまま何の制御も行わずに処理終了となる。一方、自動
モード切替設定がONの場合には、位置情報取得処理へと
進み、携帯電話100の制御回路107において位置情報の算
出が行われる。この算出結果から得られた現在位置の位
置情報と、事前に設定されているエリア情報とを比較す
ることにより、エリア内か否かの判定を行う。エリア判
定方法は図6における方法と同じである。エリア内であ
る場合には、当該エリアのモード指定の項目がオンであ
るか否かの判定を行う。判定の結果、オンである場合に
は、そのエリアに対応するモードが選択される。
【0035】以上説明した実施形態では、ユーザが入力
したエリアと制御パラメータまたはモード設定に応じ
て、着信通知方法等の機能設定を切り替える方法につい
て説明した。しかし、コンサートホールや映画館等は多
数あり、ユーザが異なるコンサートホールに行くたびに
エリア及びモード設定を行うことは煩わしいものであ
る。また、これらの特定の場所では、ユーザは同じ機能
設定を望む場合が多いものである。そこで、次に説明す
る実施形態は、特定の場所についてはユーザがいちいち
エリアやモードを指定することなく、動作モードを切り
替えるようにするものである。
【0036】本実施形態では、例えば図11に示すよう
な制御パラメータテーブルを携帯電話機に記憶させる。
図11の例では、コンサートホールや映画館ではマナー
モードにするように設定している。そして、図1に示す
メモリ113に保持された地図データベースから、現在の
場所がコンサートホールであることを認識した場合に
は、自動的にマナーモードに切り替えを行う。
【0037】ここで、地図データベースとは、位置情報
と地形データや道路、橋、建造物などの特定の地図情報
との対応を保持するデータベースである。この地図デー
タベースを参照して現在位置の地図情報を検索する技術
としては、カーナビゲーションが良く知られており、ま
た地図情報から指定モードの制御パラメータを選択設定
する処理についても前述の実施携帯と同様であるため、
詳細な説明は省略する。
【0038】本実施形態によれば、コンサートホールな
どの特定の場所について、それぞれの場所ごとにモード
設定しなければならないという煩わしさからユーザを開
放することができる。また、本実施形態にかかるモード
設定を行う場合と、ユーザが設定した制御パラメータテ
ーブルにもとづくモード設定を行う場合とを切り替える
切替ボタンを設けることや、どちらのモード設定を優先
するかを示す優先情報を入力することにより、両方のモ
ード設定を併存して1つの携帯電話機に設けることがで
きる。
【0039】地図データベースは携帯電話機内蔵のメモ
リ内に格納されている場合について説明したが、これに
限定するものではない。例えば図12に示すように、地
図情報検索装置400内の記録媒体404に地図データベース
が保持されていて、携帯電話機100と情報の送受信可能
な地図情報検索装置400から、携帯電話機100で検出した
位置情報に対応した地図情報を検索してもよいし、図1
3に示すように携帯電話からインターネット接続可能な
ネットワーク上の記憶装置501に地図データベースが保
持されていて、地図情報検出装置を介して地図情報を取
得してもよい。
【0040】なお、以上の実施形態では、位置情報は緯
度、経度のみの平面情報として説明していたが、これに
限定するものではなく、高低さのある各基地局の標高情
報および各基地局からの距離を正確に算出することによ
り、3次元の位置情報を活用できることはいうまでもな
い。例えば、3次元の地図情報データベースから3次元
の位置情報により現在位置に対応した地図情報を検索す
る場合には、高層ビル内のレストランにいるのか、また
はゲームセンターにいるのかといった、より明確な地図
情報を検索することが可能となる。これにより利便性の
高いシステムを提供することができる。さらに、図14
のように建物の各階に位置情報通知装置を備え付け、携
帯端末でこの情報を受信することにより、さらに細かな
モード切替をすることができる。
【0041】また、以上説明した実施形態では、本発明
を携帯電話機に適用した場合を例にとって説明したが、
本発明の適用を携帯電話機に限定するものではなく、通
話機能を有しない携帯端末に適用しても良い。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、無線制御装置の有無に
かかわらず、ユーザの希望に従って、自動的にモードを
切り替えることが可能な携帯端末および動作モード切替
システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる携帯電話機のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の実施形態に係る位置情報検出方法を説
明する図である。
【図3】本発明の実施形態にかかる制御パラメータテー
ブルの一例である。
【図4】パラメータ選択優先順位が設定された制御パラ
メータテーブルを示す図である。
【図5】本発明の実施形態にかかる携帯電話機における
画面表示例である。
【図6】本発明の実施形態にかかる携帯電話機における
着信通知方法の切替処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態にかかる携帯電話機における
着信時の通知制御を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態にかかる動作モードの設定内
容を示す図である。
【図9】本発明の実施形態におけるエリア指定及びモー
ド指定により構成された制御パラメータテーブルの一例
である。
【図10】本発明の実施形態にかかる携帯電話機におい
て、位置情報からモード指定を行う処理を示すフローチ
ャートである。
【図11】本発明の実施形態における地図情報に基づく
制御パラメータテーブルを示した図である。
【図12】本発明の実施形態にかかる携帯電話機と地図
情報検索装置間の情報送受信の様子を示す説明図であ
る。
【図13】本発明の実施形態において携帯電話機がネッ
トワーク上の地図情報検索装置から地図情報検索を行う
状態を示した説明図である。
【図14】本発明の実施形態にかかる位置情報通知装置
による3次元位置情報取得システムの構成例を示す説明
図である。
【符号の説明】
100 携帯電話 107 制御回路 113 メモリ 117 位置情報検索回路 201、202、203 基地局 303、304、305 位置情報通知装置 400 地図情報検索装置 403 情報検索部 404 記録媒体 500 地図情報検索装置 501 記憶装置 502 ゲートウェイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/34 H04B 7/26 106A Fターム(参考) 5K024 AA71 CC11 FF00 GG10 5K027 AA11 BB01 EE11 FF03 FF21 5K067 AA34 BB04 EE02 FF03 FF13 FF23 FF27 FF28 FF32 GG11 JJ51

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報受信通知機能を含む複数の機能を設定
    可能な携帯端末であって、 所定の場所を示すエリア情報と前記機能の設定を示す機
    能設定情報を対応させて記憶する記憶手段と、 現在の位置を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された位置と前記エリア情報と
    を比較して、前記記憶手段から前記エリア情報に対応し
    た機能設定情報を抽出する抽出手段と、 前記抽出された機能設定情報に応じて前記携帯端末の機
    能を設定する設定手段と、 を備えてなることを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】情報を受信する受信手段と、 所定の位置を示す位置情報と、前記所定の位置において
    情報を受信した場合の通知方法が入力される入力手段
    と、 前記位置情報および通知方法を対応させて記憶する記憶
    手段と、 現在の位置を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された位置と前記位置情報を比
    較し、前記記憶手段から前記位置情報に対応した通知方
    法を抽出する抽出手段と、 前記抽出された通知方法を設定する設定手段と、 を備えていることを特徴とする携帯端末。
  3. 【請求項3】所定の位置を示す位置情報と前記所定の位
    置における動作モードを対応させて記憶する記憶手段を
    有する携帯端末と、 前記携帯端末との間で情報の送受信を行う複数の基地局
    と、 を有する動作モード切替システムであって、 前記携帯端末は更に、前記複数の基地局から送信された
    情報に応じて現在地の位置情報を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された位置情報に対応する動作
    モードを前記記憶手段から抽出する抽出手段と、前記抽
    出手段により抽出された動作モードに切り替える切替手
    段と、 を備えてなることを特徴とする動作モード切替システ
    ム。
  4. 【請求項4】所定の場所を示す場所情報と前記場所情報
    に対応して動作モード情報を記憶するモード記憶手段
    と、動作モードを切り替える切替手段と、現在の位置を
    示す位置情報を検出する検出手段と、を有する携帯端末
    と、 位置情報と場所情報を対応させて記憶する情報記憶手段
    と、前記情報記憶手段から所定の情報を検索する検索手
    段と、を有する情報検索装置と、 を備えてなる動作モード切替システムであって、 前記携帯端末は前記検出手段により検出された位置情報
    を前記情報検索装置に送信し、前記検索手段は送信され
    た位置情報に対応する場所情報を前記情報記憶手段から
    検索し、前記検索された場所情報を前記携帯端末に送信
    し、前記切替手段は前記モード記憶手段から前記場所情
    報に対応した動作モードを抽出し、抽出した動作モード
    に切り替えることを特徴とする動作モード切替システ
    ム。
  5. 【請求項5】所定の位置を示す位置情報と前記位置情報
    に対応して動作モード情報を記憶するモード記憶手段
    と、動作モードを切り替える切替手段と、現在の位置を
    示す位置情報を検出する検出手段と、を有してなる携帯
    端末と、 高度を含む位置データを生成可能な位置データ生成装置
    と、を備えている動作モード切替システムであって、 前記位置データ生成装置から送信された位置データをも
    とに、前記検出手段により位置情報を検出し、 前記切替手段は、前記モード記憶手段から前記位置情報
    に対応する動作モードを抽出し、前記動作モードに切り
    替えることを特徴とする動作モード切替システム。
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