JPH11122668A - 着信自己規制方法及び該方法に使用する移動端末装置 - Google Patents

着信自己規制方法及び該方法に使用する移動端末装置

Info

Publication number
JPH11122668A
JPH11122668A JP9280176A JP28017697A JPH11122668A JP H11122668 A JPH11122668 A JP H11122668A JP 9280176 A JP9280176 A JP 9280176A JP 28017697 A JP28017697 A JP 28017697A JP H11122668 A JPH11122668 A JP H11122668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
incoming call
mode
mobile terminal
registration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9280176A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshikazu Norimura
俊和 法邑
Hirokatsu Nara
弘勝 奈良
Hiroyuki Yamashita
博幸 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9280176A priority Critical patent/JPH11122668A/ja
Publication of JPH11122668A publication Critical patent/JPH11122668A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機等に対する着信自己規制方法及び
該方法に使用する移動端末装置に関し、登録,削除,変
更等を操作を簡単化する。 【解決手段】 移動端末装置1は、制御部3と設定部4
と基地局データベース5と表示部6とを有し、モード設
定部4aによる登録モード設定により、基地局11の基
地局IDを検出して基地局データベース5に登録し、且
つ着信方法設定部4bによる着信規制やバイブレータの
振動による着信表示等の設定、又時間帯設定部4cによ
る時間帯を設定し、モード設定部4aによる規制モード
設定により、着信時の基地局IDが、基地局データベー
ス5に登録されている時は、設定着信方法に従って着信
規制或いはバイブレータ駆動による着信処理を行い、基
地局データベース5に登録されていない時は、通常の着
信処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の着信
自己規制方法及び該方法に使用する移動端末装置に関す
る。各種の方式の携帯電話が普及しており、基地局を介
して一般固定電話機或いは他の携帯電話機と通話或いは
データ通信を可能としている。その場合、任意の位置に
於いて発信できると共に、着信可能となる。しかし、着
信音が鳴動すると、周囲に迷惑をかける場合もある。そ
の為に、着信音とバイブレータによる振動との着信の方
法を切替える携帯電話機も知られている。このような着
信の方法の切替えの操作を簡単化することが要望されて
いる。
【0002】
【従来の技術】移動無線通信システムに於ける携帯電話
機等の移動端末装置は、各種の補助的な機能を備えた構
成が知られており、前述のように、着信音とバイブレー
タによる振動との着信表示の方法を切替える手段を適用
した構成も知られている。又着信音もブザーや電子音の
選択及びその音量調整の手段を適用した構成も知られて
おり、騒音の大きな場所では、着信音の音量が大きくな
るように設定し、静粛な場所では音量を小さくするよう
に設定するか又はバイブレータによる振動に切替えるこ
とになる。
【0003】又着信規制の為の特定の相手電話番号を交
換局に登録し、この特定の相手電話番号からの着信を交
換局に於いて識別すると、この着信を交換局に於いて規
制する手段も知られている。この場合の着信規制は、携
帯電話機のみでなく、一般の固定電話機に対しても適用
されることになる。又着信規制の代わりに交換局等に於
いて代理応答を行うサービスも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】携帯電話機の利用者が
電車内等の公共の場所又は静粛が要求される場所にいる
場合、着信時のブザー鳴動や電子音等による着信音によ
って周囲に迷惑をかけることになる。そこで、前述のよ
うに、着信の方法として、着信音からバイブレータによ
る振動に切替える手段が適用されることになる。しか
し、着信の方法として振動を用いるように切替えた後、
そのまま身体から離して携帯すると、着信があっても認
識できない問題がある。
【0005】又前述と同様に、着信時の着信音による迷
惑を防止する為に、電源をオフとして着信規制の状態と
することがある。その場合も、他の場所に移動した時
に、電源をオンとすることを忘れると、着信規制の状態
が継続して必要な着信を表示できない問題がある。又交
換局に着信規制を行う特定の相手電話番号を登録する手
段は、携帯電話機の利用者の場所と関係がなく着信規制
されると共に、登録した相手電話番号以外の加入者から
の着信に対しては着信規制することができない問題があ
る。本発明は、着信規制等の着信の方法の登録,削除等
の操作を簡単化し、着信規制等の着信の方法の切替えを
自動化可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の着信自己規制方
法は、(1)基地局11を介して通信を行う携帯電話機
等の移動端末装置1に、基地局識別番号を登録し、且つ
着信の方法を設定し、待ち受け時の着信に対して、この
待ち受け時の基地局識別番号と、登録された基地局識別
番号とを照合し、照合一致により、設定された着信の方
法に従った着信処理を行う過程を含むものである。着信
等を規制する必要のある場所について、その場所を含む
サービスエリアの基地局を、基地局識別番号として登録
しておくことにより、その基地局識別番号を受信識別し
て、移動端末装置1自身で着信の規制等を行うことがで
きる。又他のサービスエリアに移動すれば、通常の着信
が可能となる。
【0007】又(2)移動端末装置1を設定部4のモー
ド設定部4a等により登録モード又は削除モードに設定
し、待ち受け基地局探索によって得られた総ての基地局
識別番号を、設定されたモードに従って登録又は削除す
る過程を含むものであり、基地局識別番号として登録す
る時に、携帯電話機等の移動端末装置1が存在するサー
ビスエリアの基地局の識別番号を受信識別して登録又は
削除するものであるから、登録,削除は非常に簡単であ
り、又待ち受け基地局探索に於ける受信可能の基地局の
総てについて登録することにより、比較的広範囲にわた
って登録することができる。又所望の移動経路に沿って
自動的に登録,削除することが可能となる。
【0008】又(3)移動端末装置1を登録モード又は
削除モードに設定し、待ち受け状態となった基地局識別
番号のみを、設定されたモードに従って登録又は削除す
る過程を含むものであり、この場合は、待ち受け状態と
なった基地局のみを登録することになり、前述の待ち受
け基地局探索時に得られた基地局識別番号を総て登録す
る場合に比較して狭い範囲の登録となる。この場合も、
所望の移動経路に沿って自動的に登録,削除することが
可能となる。
【0009】又(4)移動端末装置1を変更モードと
し、且つ着信の方法の設定内容を変更し、待ち受け基地
局探索によって得られた総ての基地局識別番号と一致す
る登録基地局識別番号対応の着信の方法の設定変更を行
う過程を含むものであり、着信規制等の着信の方法を設
定して登録した状態の着信の方法を例えば着信時にバイ
ブレータによる振動に設定するような変更を行うことが
可能となり、待ち受け基地局探索時の受信可能の基地局
に対する比較的広範囲に於ける着信の方法の変更を行う
ことができる。
【0010】又(5)移動端末装置1を変更モードと
し、且つ着信の方法の設定内容を変更し、受け状態とな
った基地局識別番号のみに対応する着信の方法の設定変
更を行う過程を含むものである。この場合は、前述の場
合よりも狭い範囲についての着信の方法の変更を行うこ
とができる。
【0011】又(6)移動端末装置1に設定部4の時間
帯設定部4c等により時間帯を設定し、この設定された
時間帯に於いて待ち受け時の基地局識別番号と登録基地
局識別番号とが一致した時に、設定された着信の方法に
従った着信処理を行う過程を含むものである。移動端末
装置1は時計機能を備えているから、設定された時間帯
を識別して着信規制等の着信の方法に従った着信処理を
行うことができる。
【0012】又(7)基地局データベース5等に、複数
の基地局識別番号をエリア名称を付加して登録し、この
エリア名称を基に基地局識別番号の削除,着信の方法の
変更を行う過程を含むものである。一旦エリア名称を付
加して登録したエリア対応の基地局識別番号をまとめて
削除,再登録等を行うことができる。
【0013】又(8)本発明の移動端末装置は、基地局
識別番号を登録し、且つ着信の方法を設定し、待ち受け
時の着信に対して、この待ち受け時の基地局識別番号と
前記登録された基地局識別番号とを照合し、照合一致に
より前記設定された着信の方法に従った着信処理を行う
移動端末装置1であって、基地局識別番号を登録する基
地局データベース5と、着信の方法及び登録,削除,変
更のモードを設定する設定部4と、この設定部4に設定
された登録,削除のモードに従って基地局データベース
5の登録,削除を制御し、且つ設定部4に設定された着
信の方法に従った着信処理を制御する制御部3とを備え
ている。
【0014】又(9)基地局データベース5は、エリア
番号と、このエリア番号に対応するエリア名称と、この
エリア名称に対応する複数の基地局識別番号を登録する
領域を有するものである。
【0015】又(10)設定部4は、待ち受け基地局範
囲又は待ち受け基地局探索範囲を指定した登録又は削除
のモード設定を行う構成を備えることができる。待ち受
け基地局範囲を指定した場合は、待ち受け基地局探索に
よって待ち受け基地局が決定された時の待ち受け基地局
の範囲を示し、待ち受け基地局探索範囲を指定した場合
は、待ち受け基地局探索時に受信可能となった基地局を
含む範囲を示し、この場合は比較的広範囲を指定するこ
とになる。
【0016】又(11)設定部4は、着信の方法を設定
する着信方法設定部4bと、登録,削除,変更のモード
を設定するモード設定部4aと、着信の方法を実施する
時間帯を設定する時間帯設定部4cとを有するものであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の要部
説明図であり、1は携帯電話機等の移動端末装置、2は
無線送受信部、3は制御部、4は設定部、5は基地局デ
ータベース、6は液晶表示パネル等による表示部、4a
はモード設定部、4bは着信方法設定部、4cは時間帯
設定部、11は基地局、12は無線送受信部を示す。
【0018】移動端末装置1としては、アナログ方式や
ディジタル方式、又各種の多元接続方式並びに周波数分
割や時分割等の各種の送受信方式を適用した携帯電話機
とすることができるが、以下基地局11のサービスエリ
アが半径数100mのサービスエリアが比較的狭いPH
S(Personal Handy Phone)を基に説明する。この
PHSは、1.9GHz帯の周波数を用い、4チャネル
TDMA−TDD(Time Division Multiple Acces
s ─Time Division Duplex )方式を適用している。
【0019】又図1に示す移動端末装置1は、通話機能
等の図示を省略している。又無線送受信部2は、例え
ば、π/4シフトQPSK変調部や復調部等を含むもの
で、基地局11との間の無線送受信処理を行う構成であ
り、既に知られている各種の構成を適用することができ
る。又制御部3は、各部を制御すると共に、制御情報等
の送受信制御を行う構成を有するもので、マイクロプロ
セッサ等によって構成することができる。
【0020】又設定部4は、登録,削除,変更等のモー
ドを設定するモード設定部4aと、着信規制や着信音と
振動との切替え等の着信の方法を設定する着信方法設定
部4bと、着信規制等の設定した着信の方法を実行する
時間帯を設定する時間帯設定部4cとを含む場合を示
し、又モード設定部4aは、待ち受け基地局範囲と待ち
受け基地局探索範囲との指定を行う機能を有するもので
ある。なお、設定部4としては更に他の設定機能を付加
することも可能である。又基地局データベース5は、基
地局識別番号によって着信規制等を行う基地局を登録す
るものであり、基地局を一意に識別できる基地局識別番
号(基地局ID)を登録することになる。又表示部6
は、液晶表示パネルや発光ダイオード等を含む構成で、
制御部3によって表示内容が制御される。
【0021】又基地局11は、無線送受信部12を介し
て移動端末装置1との間の通話信号やデータの送受信を
行い、上位の移動交換局等を含む交換網を介して一般固
定電話機や移動端末装置との間を接続する構成を備え、
又基地局識別番号を無線送受信部12から報知用チャネ
ルによって移動端末装置1に報知する。
【0022】例えば、図2に示す基地局1〜基地局4の
サービスエリア内を鎖線の経路で移動する時に、着信規
制を行うように登録する場合、設定部4のモード設定部
4aを登録モードに設定し、着信方法設定部4bを例え
ば着信規制に設定する。そして、鎖線の経路で移動する
と、基地局1のサービスエリア内では基地局1を待ち受
け基地局とすることにより、基地局データベース5に
は、基地局1が登録される。又基地局2のサービスエリ
アに移動すると、基地局2を待ち受け基地局とすること
により、基地局2が登録され、基地局4のサービスエリ
アに移動すると、基地局4を待ち受け基地局とすること
により、基地局4が登録され、基地局データベース5
に、基地局1,基地局2,基地局4が図示のように登録
される。
【0023】登録処理後に、モード設定部4aに規制モ
ードを設定すると、基地局データベース5に登録された
基地局を例えば待ち受け基地局とした時に、着信がある
と、着信方法設定部4bに設定された例えば前述の着信
規制に従って着信規制が行われ、基地局が登録されてい
ない位置に移動した時の着信は通常の着信となる。又設
定部4は、テンキー等を使用することも可能であるが、
設定内容を表示部6に表示させて選択入力する手段を適
用することも可能である。このような選択入力手段は、
電話番号登録や着信音選択入力等に於ける表示内容の選
択手段を適用することができる。
【0024】図3はTDMA−TDD方式の基地局の送
信フォーマットの説明図であり、前述のPHSの基地局
の場合を示す。同図の(a)のT1〜T4は基地局から
の送信スロット、R1〜R4は基地局の受信スロットを
示す。又(b)は基地局から報知用チャネル(BCC
H)を示し、Rは4ビットの過渡応答ランプタイム、S
Sは2ビットのスタートシンボル、PRは62ビットの
プリアンブル、UWは32ビットの同期用ユニークワー
ド、CIは報知チャネル,制御チャネル,通話チャネル
等を識別する4ビット構成のチャネル識別部を示す。
【0025】又CSは42ビットの発識別符号、即ち、
基地局識別番号であり、自家用の移動無線システムに於
いては、(c)に示すように、29ビットのシステム識
別符号と、13ビットの付加IDとから構成され、又公
衆用としては、(d)に示すように、9ビットの事業者
識別符号と、33ビットの屋外公衆用付加IDとから構
成されている。又Iは62ビットの報知情報や制御情
報、CRCは16ビットの誤り検査ビットを示す。
【0026】従って、移動端末装置1は、待ち受け基地
局探索時は、複数の基地局からの受信レベルを比較し、
受信レベルの最も高い基地局を待ち受け基地局として決
定するものである。そして、待ち受け基地局探索時又は
待ち受け基地局決定時に報知用チャネルによる発識別符
号CSによる基地局識別番号(基地局ID)を受信識別
することができる。この基地局IDを用いて前述の着信
の方法の設定に従った基地局の登録,削除,着信規制等
の処理を行うことになる。
【0027】図4は本発明の第1の実施の形態の登録時
のフローチャートであり、移動端末装置1が無線ゾーン
移動(サービスエリア間移動)を契機に起動されて、待
ち受け基地局探索時に検出された基地局を総て登録する
場合を示し、制御部3は、制御チャネル検索動作(A
1)により新規基地局検出か否かを判定し(A2)、新
規基地局が検出されない場合は一定時間新規基地局検出
か否かの判定処理を繰り返す。
【0028】新規基地局が検出された場合は、モードは
登録か否かを判定し(A3)、設定部4のモード設定部
4aに登録モードが設定されていない場合は待ち受け動
作に移行し、登録モードに設定されている場合は、検出
された基地局を基地局データベース5に登録する(A
4)。従って、設定部4のモード設定部4aに登録モー
ドを設定して移動すると、待ち受け基地局探索時に、新
規基地局が検出される毎に、図3に示す報知用チャネル
の発識別符号CS(基地局ID)を識別して、基地局デ
ータベース5にその基地局IDを登録する。
【0029】図5は本発明の第2の実施の形態の登録時
のフローチャートであり、移動端末装置1がサービスエ
リア間を移動して、待ち受け基地局を決定した時に登録
する場合を示し、制御部3は、待ち受け基地局探索を行
い、受信レベルの最も大きい基地局を待ち受け基地局と
して決定する処理を行い(B1)、待ち受け基地局が決
定されたか否かを判定し(B2)、決定された場合は、
モードが登録か否かを判定し(B3)、登録モードでな
い場合は、待ち受け動作に移行する。又登録モードの場
合は、基地局データベース5の更新処理を行う(B
4)。即ち、図4の場合の登録処理と同様に、待ち受け
基地局の基地局IDを基地局データベース5に登録す
る。
【0030】図6は本発明の第3の実施の形態の登録の
フローチャートであり、周期的に登録動作を行う場合を
示し、制御部3のタイマ(図示を省略)をT1タイマと
し、このタイマT1のタイムアウトにより、制御チャネ
ル検索動作を行い(C1)、新規基地局検出か否かを判
定し(C2)、新規基地局を検出すると、モードが登録
か否かを判定し(C3)、登録モードでない場合は、タ
イマT1を起動し(C5)、又登録モードの場合は、新
規基地局を、基地局データベース5に登録する(C
4)。そして、タイマT1を起動する(C5)。即ち、
図4に示す登録動作を一定時間間隔毎に行う場合を示
す。
【0031】図7は本発明の第4の実施の形態の着信時
のフローチャートであり、制御部3は、着信時に、設定
部4の着信方法設定部4b又は時間帯設定部4cに、通
常の着信処理と異なる処理を設定した規制モードか否か
を判定し(D1)、規制モードでなければ、通常の着信
処理を行い(D5)、規制モードの場合は、待ち受け基
地局が登録されているか否か基地局データベース5を検
索する(D2)。
【0032】待ち受け基地局の基地局IDが基地局デー
タベース5に登録されていない場合は、通常の着信処理
を行い(D5)、又登録されている場合は、設定に従っ
た着信の方法による処理を行う(D4)。即ち、通常の
着信処理と異なる着信規制や着信時に着信音とするか振
動とするか等の着信の方法が設定されている規制モード
の場合、待ち受け基地局が決定された時の基地局IDを
基に基地局データベース5を検索し、その基地局IDが
登録されていると、設定された着信方法が着信規制であ
れば着信表示を行わず、又着信表示を振動とした場合
は、バイブレータ(図示せず)を駆動する。又時間帯を
設定した場合、着信時刻が設定時間帯内であるか否かを
判定し、設定時間帯内の場合は、設定着信方法に従った
着信処理を行うことになる。
【0033】図8は本発明の第5の実施の形態の着信時
のフローチャートであり、制御部3は、着信時に、設定
部4の着信方法設定部4b又は時間帯設定部4cに、通
常の着信処理と異なる処理を設定した規制モードか否か
を判定し(E1)、規制モードでなければ、通常の着信
処理を行い(E5)、又規制モードの場合は、前回の検
出基地局を基地局データベース5を検索し(E2)、基
地局データベース5に前回検出の基地局が登録されてい
ない場合は、通常の着信処理を行い(E5)、登録され
ている場合は、着信方法設定部4bに設定された着信の
方法に従った着信処理を行う(E4)。例えば、サービ
スエリア間を移動中に着信があった場合に於いて、前回
の待ち受け基地局が規制モードの基地局として登録され
ていた場合、着信方法設定部4bに設定された着信規
制,バイブレータによる振動等による着信処理を行うこ
とになる。又前述の場合と同様に設定時間帯についての
処理を付加することもできる。
【0034】図9は本発明の第6の実施の形態の削除時
のフローチャートであり、制御部3は、待ち受け基地局
決定処理を行い(F1)、設定部4のモード設定部4a
に削除モードが設定されているか否かを判定し(F
2)、設定されている場合は、ステップ(F1)に於い
て決定された待ち受け基地局の基地局IDを基地局デー
タベース5から削除する(F3)。即ち、削除モードに
設定するだけで、移動端末装置1の待ち受け基地局を決
定すると、その基地局が基地局データベース5に登録さ
れている場合は、自動的に削除される。
【0035】図10は本発明の第7の実施の形態の削除
時のフローチャートであり、制御部3は、制御チャネル
検索動作を行い(G1)、新規基地局が検出されたか否
かを判定し(G2)、検出された場合は、削除モードか
否かを判定し(G3)、削除モードに設定されている場
合は、検出した基地局IDを基地局データベース5から
削除する(G4)。即ち、図4に示す登録時のモード設
定を削除モードとした場合に相当し、待ち受け基地局探
索時の受信検出できた基地局を総て削除することにな
る。
【0036】図11は本発明の実施の形態の移動端末装
置のブロック図であり、21はPHS等の移動端末装
置、22はアンテナ、23は図1の制御部3に相当する
制御部、24はヒューマン・インタフェース部、25は
図1の基地局データベース5を構成するランダムアクセ
スメモリ(RAM)、26はプログラム等を格納したリ
ードオンリメモリ(ROM)、27はID等を格納した
不揮発メモリ、28はテンキー等のキー、29は表示用
の発光ダイオード(LED)、30は図1の表示部6に
相当する液晶表示部(LCD)、31はマイク、32は
スピーカ、33はAD変換器(A/D)、34はDA変
換器(D/A)、35はPCM→ADPCM変換器、3
6はADPCM→PCM変換器、37はTDMA制御
部、38は変調部、39は復調部、40は送信部、41
は受信部、42は送受共用器(SW)、43は外部端子
インタフェース部である。
【0037】テンキー等のキー28と液晶表示部30と
リードオンリメモリ26と制御部23との機能によって
図1の設定部4が構成されることになり、例えば、キー
28の操作により液晶表示部30にモード設定画面が表
示され、登録,削除,変更,規制等のモードの選択をキ
ー操作によって行うことにより、図1のモード設定部4
aの機能を実現することができる。同様に、キー28の
操作により液晶表示部30に、着信規制、着信音とバイ
ブレータとの切替え、着信音の音量調節、着信音のメロ
ディ選択等が表示され、キー操作によって選択すること
ができる。即ち、図1の着信方法設定部4bの機能を実
現することができる。
【0038】又制御部23には時計機能を備えており、
現在時刻を液晶表示部30に表示することができるもの
である。このような機能は通常の携帯電話機の殆どの機
種に備えられている。そして、前述の着信方法の設定を
行った後、キー28の操作により液晶表示部30に、設
定する時間帯を表示させ、キー操作により選択するか、
或いは設定する時間帯をキー操作によって入力して設定
する。即ち、図1の時間帯設定部4cの機能を実現する
ことができる。
【0039】又アンテナ22により受信し、受信部41
に於いて高周波増幅,周波数変換等を行い、復調部39
により復調してTDMA制御部37に転送し、基地局か
らの報知用チャネルや制御チャネルについては制御部2
3に転送し、通話チャネルについてはADPCM→PC
M変換部36からDA変換器34に転送し、アナログ音
声信号に変換してスピーカ32から再生する。
【0040】又マイク31からのアナログ音声信号はA
D変換器33によりディジタル信号(PCM信号)に変
換され、PCM→ADPCM変換部35によりADPC
M信号に変換され、TDMA制御部37から変調部38
に転送されて変調され、送信部40に於いて送信周波数
に変換され、アンテナ22から送信される。
【0041】図12は移動経路の説明図であり、基地局
1〜基地局12が配置され、それぞれのサービスエリア
を円で示し、太線経路で移動機(移動端末装置1,2
1)が移動する場合、待ち受け基地局範囲を指定して登
録モードに設定すると、図5に示すフローチャートに従
って基地局登録が行われ、図13に示す基地局1,基地
局5,基地局8,基地局12が登録される。
【0042】即ち、出発点を基地局1を待ち受け基地局
とした場合、この基地局1の基地局IDを基地局データ
ベースに登録し、次に基地局1のサービスエリアと重な
った基地局4のサービスエリアを通過するが、この時の
待ち受け基地局は基地局1のままであり、従って、この
基地局4は登録されない。そして、基地局5のサービス
エリア内に移動し、基地局1のサービスエリアから離れ
る状態となると、待ち受け基地局として基地局5が決定
されるので、この基地局5を登録する。
【0043】更に移動して、基地局5のサービスエリア
と重なる基地局8,9のサービスエリアに移動し、基地
局8からの電波の受信レベルが高くなり、待ち受け基地
局として基地局8が決定されると、この基地局8を登録
する。更に、基地局8のサービスエリアと重なる基地局
9,11,12のサービスエリア内を移動した時、基地
局12からの電波の受信レベルが高くなり、待ち受け基
地局として基地局12が決定されると、この基地局12
を登録する。
【0044】図14は基地局データベースの説明図であ
り、基地局データベースは、(A),(B)に示すよう
に、エリア番号と名称アドレスと基地局管理情報との領
域があり、名称アドレスの領域に、複数の基地局を一つ
のエリアとして名称を与えるエリア名称を登録すること
ができる。又基地局管理情報の領域に基地局IDを登録
する。即ち、図13に示す登録範囲の場合、エリア番号
1の基地局管理情報は、基地局IDとして示す基地局
1,基地局5,基地局8,基地局12となる。又他のエ
リアに於いても同様に登録処理を行うことにより、エリ
ア番号2,3,・・・・にそれぞれ基地局IDが登録さ
れる。
【0045】又このエリア番号1について、このエリア
が駅周辺の場合、これを、図14の(B)に示すよう
に、エリア名称として、名称アドレスの領域に、「エキ
シュウヘン」を登録することができる。このエリア名称
は、キー操作や液晶表示部30(図11参照)の表示内
容の選択等によって入力することができる。
【0046】又エリア番号対応或いは基地局ID対応
に、着信規制やバイブレータ駆動による着信表示等の着
信方法を設定する領域を設けることもできる。又通常の
着信処理と異なる規制モードを適用する時間帯を設定す
る領域を設けることもできる。時間帯が設定された場合
は、制御部3は、時計機能による時刻を基に、設定時間
帯か否かを判定し、設定時間帯になった時の着信時に
は、着信規制やバイブレータ駆動等の設定された着信の
方法に従った着信処理を行うことになる。
【0047】図15は表示内容の説明図であり、前述の
ように、登録モードに設定し、着信方法としてバイブレ
ータの振動を設定すると、(A)に示すように、「トウ
ロクチュウ」と「バイブレータ」とが表示され、図12
及び図13に示す太線に沿った移動経路を通過すること
により、規制モードとして、着信時にバイブレータによ
る振動で着信表示を行う着信方法を実施する基地局が、
図14に示すように基地局データベースに基地局1,基
地局5,基地局8,基地局12として登録される。
【0048】又図15の(B)は、エリア名称の入力の
場合の表示内容の一例を示し、前述のように、「エキシ
ュウヘン」を選択或いは入力した場合である。又(C)
は前述の登録処理が終了し、規制モードに於ける着信時
の表示内容を示し、規制中と発信者電話番号とが表示さ
れる。
【0049】図16は登録範囲の説明図であり、図4に
示すフローチャートに従って登録した場合を示す。即
ち、待ち受け基地局探索時に受信できた基地局について
総て登録するものであり、図13に示す登録範囲の場合
は、待ち受け基地局が決定された時の基地局のみを登録
するから、移動経路の周辺の基地局のみが登録される
が、この図16に於いては、広範囲にわたる基地局が登
録される。
【0050】例えば、出発点から基地局1,2,4,
5,8,9,11,12のサービスエリアを通過するこ
とにより、待ち受け基地局探索による新規基地局を検出
して、基地局データベースの更新処理を行うから、図1
7に示すように、基地局データベースの例えばエリア番
号1の基地局管理情報の領域には、基地局IDとして、
基地局1,2,4,5,8,9,11,12が登録され
る。又このエリア番号1のエリア名称を、図14の
(B)に示す場合と同様に、「エキシュウヘン」とし
て、名称アドレスの領域に登録することができる。この
場合、図18に示す基地局データベースの内容となる。
【0051】図19は削除範囲の説明図であり、図13
に示す登録範囲に於いて、移動機(移動端末装置)が基
地局1,2,4,5のサービスエリアの重なる位置に存
在し、待ち受け基地局を基地局1としている場合、削除
モードに設定すると、図9又は図10に示すフローチャ
ートに従って基地局データベースの削除が行われる。即
ち、削除モードに於いても、登録モードの場合と同様
に、待ち受け基地局探索範囲と、待ち受け基地局範囲と
の何れかを指定するものである。
【0052】図20は削除モード設定時の表示説明図で
あり、(A)は削除モード設定により、削除開始か否か
を選択入力する表示内容の一例を示し、削除開始は
「1」、中止は「0」を入力して選択する場合を示す。
又(B)は削除中の表示内容を示す。又(C)は削除処
理の完了時の表示内容を示す。
【0053】又前述の待ち受け基地局範囲を指定して削
除モードを設定した場合、図9のフローチャートに従っ
た削除処理を行うことになり、図19に於ける移動機
(移動端末装置)の位置に於いては、前述のように、基
地局1を待ち受け基地局に決定した場合であり、従っ
て、この基地局1の削除が行われ、図19に示す登録範
囲は、図21に示すように、基地局1のみが削除された
ものとなる。
【0054】又待ち受け基地局探索範囲を指定して削除
モードを設定した場合、図10のフローチャートに従っ
た削除処理を行うことになり、図19に於ける移動機
(移動端末装置)の位置に於いては、基地局1,2,
4,5のサービスエリアが重なっているから、待ち受け
基地局探索時に検出できる基地局1,2,4,5の中の
登録された基地局1,基地局5が削除される。従って、
登録範囲は図22に示すものとなる。
【0055】又待ち受け基地局探索範囲を指定して登録
モードを設定し、広範囲の基地局を登録した後、待ち受
け基地局範囲を指定して削除モードを設定し、待ち受け
基地局が決定された時に、その基地局のみを削除するこ
とも可能である。又登録された基地局を前述の削除処理
によって順次削除し、エリア単位内の登録基地局がなく
なると、例えば、図23の(A)に示すように、「エリ
ア1トウロクナシ」,「サクジョシマス」が表示され
る。又エリア番号等のエリア対応に削除することができ
る。例えば、エリア番号1を指定或いはエリア名称を指
定して削除することができるもので、その場合は、図2
3の(B)に示すような表示内容となり、「1」を選択
すると「エリア1」の削除が行われ、「0」を選択する
と中止となる。
【0056】図24は基地局データベースのエリア単位
削除の説明図であり、(A)は、基地局データベースの
エリア番号1対応の名称アドレスの領域にエリア名称と
して、「トウキョウエキ」、エリア番号2対応の名称ア
ドレスの領域にエリア名称として、「カワサキエキ」が
登録され、エリア番号1の基地局管理情報の領域に、基
地局IDとして基地局1〜8、エリア番号2の基地局管
理情報の領域に、基地局IDとして基地局9〜13、エ
リア番号3の基地局管理情報の領域に、基地局IDとし
て基地局14,15がそれぞれ登録されている場合を示
す。
【0057】そして、例えば、エリア名称の「トウキョ
ウエキ」を選択して削除モードを設定することにより、
(B)に示すように、基地局IDとしての基地局1〜8
を一括して削除することができる。この場合、図23の
(B)の表示内容により、エリア指定による削除の可否
の選択を行うことができる。
【0058】又基地局データベースに、登録中か否かの
フラグを設け、例えば、登録中のエリア対応或いは基地
局対応にフラグを“1”とし、削除した場合は“0”と
することができる。それにより、一旦削除した後に、例
えば、前述のエリア名称を用いて再登録することができ
る。又この場合に、フラグを用いると共に、完全に必要
でなくなった基地局を基地局データベースから消去する
ように制御することも可能である。又削除モードに於い
て、設定時間帯の削除のみを指定することも可能であ
る。即ち、規制モードを時間に関係なく実施することが
可能となるように、設定時間帯のみを削除することも可
能である。
【0059】又着信方法設定部による着信規制,着信音
や振動等による着信表示,音量調節等の規制内容につい
て、或いは設定時間帯について変更する場合、モード設
定部に変更モードを設定し、着信方法設定部に変更後の
着信の方法を設定し、前述の登録モード或いは削除モー
ドと同様に、待ち受け基地局範囲の指定或いは待ち受け
基地局探索範囲の指定によって、既に登録された着信方
法を変更することができる。例えば、着信規制から振動
による着信表示に変更することができる。或いは、設定
時間帯を例えば9時〜10時から、19時〜23時に変
更することができる。又エリア名称等を用いてエリア単
位で着信方法や時間帯を変更することができる。この場
合は、現在位置に関係なく設定内容の変更が可能とな
る。
【0060】図25は規制モード設定時の移動経路の説
明図であり、図13に示す基地局1,5,8,12が基
地局データベースに図14に示すように登録されている
場合に、登録時の経路と異なる経路で規制モードを設定
して移動した場合、図8のフローチャートに従って処理
を行うことになる。
【0061】その場合、移動機(移動端末装置)の移動
経路に沿って待ち受け基地局が、基地局1,2,6,
9,12に決定される場合、その移動経路に従って、基
地局1→基地局2及び基地局2→基地局6に待ち受け基
地局が切替えられることになるが、基地局2,基地局6
は登録されていない。しかし、基地局5を検出すること
ができると共に、基地局データベースに登録されている
から、その移動経路に沿った移動中の着信に対しては規
制区域内と判定して、設定された着信方法に従った着信
処理、例えば、バイブレータ駆動を行うことになる。
【0062】又待ち受け基地局が基地局6から基地局9
に切替えられた時に、基地局6,9は登録されていない
が、登録されている基地局12を検出できるから、着信
があった場合は、規制区域内と判定して設定された着信
方法に従った着信処理を行うことになる。従って、待ち
受け基地局範囲で登録した場合に、その登録移動経路と
異なる近接した経路を移動する場合も、規制モードに従
った着信処理を行うことができる。
【0063】本発明は、前述の実施の形態のみに限定さ
れるものではなく、種々付加変更することができるもの
であり、例えば、登録時に、移動機(移動端末装置)の
移動経路に沿った待ち受け基地局範囲又は待ち受け基地
局探索範囲を指定する以外に、基地局IDを基地局デー
タベースに登録することも可能である。なお、一般には
基地局とその基地局IDとの関係を明らかにしていな
い。又着信方法として着信規制を設定した場合の着信に
対して、現在着信規制中であるメッセージを送出するよ
うに設定することも可能である。この場合、図11に示
す移動端末装置に於いては、リードオンリメモリに音声
情報として格納することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、移動端
末装置1に、基地局11の基地局IDを基地局データベ
ース5に登録すると共に、着信規制や着信音オフ等の着
信の方法を設定部4によって設定することにより、待ち
受け時の着信に対して、その時の待ち受け基地局の基地
局IDが基地局データベース5に登録されている場合
に、設定された着信の方法に従った着信処理を行うもの
であり、登録された基地局以外の基地局による着信時は
通常の着信処理となる。従って、規制モードのままで移
動しても、設定変更等を必要とすることなく、登録され
た基地局以外の基地局による着信を通常の着信処理とす
ることができる利点がある。
【0065】又着信方法を設定する基地局の登録,削
除,変更については、設定部4に於いて登録モード,削
除モード或いは変更モードに設定し、又待ち受け基地局
探索範囲指定と待ち受け基地局範囲指定との何れかを指
定することにより、基地局からの報知用チャネルによる
基地局IDを基に、登録処理,削除処理,変更処理を自
動的に行うことがてきるものであるから、簡単に登録,
削除,変更を行うことができる利点がある。
【0066】又会議等の所定の時間帯に於いて着信を規
制した場合等に於いては、時間帯を含めて設定すること
ができるから、その時間帯が過ぎた時に、設定変更等を
行うことなく、通常の着信処理となる利点がある。
【0067】又PHS等の移動端末装置1として、メモ
リを利用した基地局データベースを構築し、テンキー等
のキーや時刻,電話番号等を表示する表示部6の機能等
を利用して、着信規制等を行う基地局IDを登録するこ
とができるから、特に回路規模が大きくなることはな
く、小型軽量を維持することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部説明図である。
【図2】移動経路の説明図である。
【図3】TDMA−TDD方式の基地局の送信フォーマ
ットの説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の登録時のフローチ
ャートである。
【図5】本発明の第2の実施の形態の登録時のフローチ
ャートである。
【図6】本発明の第3の実施の形態の登録時のフローチ
ャートである。
【図7】本発明の第4の実施の形態の着信時のフローチ
ャートである。
【図8】本発明の第5の実施の形態の着信時のフローチ
ャートである。
【図9】本発明の第6の実施の形態の削除時のフローチ
ャートである。
【図10】本発明の第7の実施の形態の削除時のフロー
チャートである。
【図11】本発明の実施の形態の移動端末装置のブロッ
ク図である。
【図12】移動経路の説明図である。
【図13】登録範囲の説明図である。
【図14】基地局データベースの説明図である。
【図15】表示内容の説明図である。
【図16】登録範囲の説明図である。
【図17】基地局データベースの説明図である。
【図18】基地局データベースの説明図である。
【図19】削除範囲の説明図である。
【図20】削除モード設定時の表示説明図である。
【図21】削除後の登録範囲の説明図である。
【図22】削除後の登録範囲の説明図である。
【図23】削除時の表示説明図である。
【図24】基地局データベースのエリア単位削除の説明
図である。
【図25】規制モード設定時の移動経路の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 移動端末装置 2 無線送受信部 3 制御部 4 設定部 4a モード設定部 4b 着信方法設定部 4c 時間帯設定部 5 基地局データベース 6 表示部 11 基地局 12 無線送受信部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局を介して通信を行う移動端末装置
    に、基地局識別番号を登録し、且つ着信の方法を設定
    し、待ち受け時の着信に対して、該待ち受け時の基地局
    識別番号と前記登録された基地局識別番号とを照合し、
    照合一致により前記設定された着信の方法に従った着信
    処理を行う過程を含むことを特徴とする着信自己規制方
    法。
  2. 【請求項2】 前記移動端末装置を登録モード又は削除
    モードに設定し、待ち受け基地局探索によって得られた
    総ての基地局識別番号を、設定されたモードに従って登
    録又は削除する過程を含むことを特徴とする請求項1記
    載の着信自己規制方法。
  3. 【請求項3】 前記移動端末装置を登録モード又は削除
    モードに設定し、待ち受け状態となった基地局識別番号
    のみを、設定されたモードに従って登録又は削除する過
    程を含むことを特徴とする請求項1記載の着信自己規制
    方法。
  4. 【請求項4】 前記移動端末装置を変更モードとし、且
    つ前記着信の方法の設定内容を変更し、待ち受け基地局
    探索によって得られた総ての基地局識別番号と一致する
    登録基地局識別番号対応の着信の方法の設定変更を行う
    過程を含むことを特徴とする請求項1又は2又は3記載
    の着信自己規制方法。
  5. 【請求項5】 前記移動端末装置を変更モードとし、且
    つ前記着信の方法の設定内容を変更し、受け状態となっ
    た基地局識別番号のみに対応する着信の方法の設定変更
    を行う過程を含むことを特徴とする請求項1又は2又は
    3記載の着信自己規制方法。
  6. 【請求項6】 前記移動端末装置に時間帯を設定し、該
    設定された時間帯に於いて待ち受け時の基地局識別番号
    と登録基地局識別番号とが一致した時に、前記設定され
    た着信の方法に従った着信処理を行う過程を含むことを
    特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の着信自己
    規制方法。
  7. 【請求項7】 前記登録された複数の基地局識別番号を
    エリア名称を付加して登録し、該エリア名称を基に基地
    局識別番号の削除,着信の方法の変更を行う過程を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の着
    信自己規制方法。
  8. 【請求項8】 基地局識別番号を登録し、且つ着信の方
    法を設定し、待ち受け時の着信に対して、該待ち受け時
    の基地局識別番号と前記登録された基地局識別番号とを
    照合し、照合一致により前記設定された着信の方法に従
    った着信処理を行う移動端末装置であって、 前記基地局識別番号を登録する基地局データベースと、 前記着信の方法及び登録,削除,変更のモードを設定す
    る設定部と、 該設定部に設定された登録,削除のモードに従って前記
    基地局データベースの登録,削除を制御し、且つ前記設
    定部に設定された着信の方法に従った着信処理を制御す
    る制御部とを備えたことを特徴とする移動端末装置。
  9. 【請求項9】 前記基地局データベースは、エリア番号
    と、該エリア番号に対応するエリア名称と、該エリア名
    称に対応する複数の基地局識別番号を登録する領域を有
    することを特徴とする請求項8記載の移動端末装置。
  10. 【請求項10】 前記設定部は、待ち受け基地局範囲又
    は待ち受け基地局探索範囲を指定した登録又は削除のモ
    ード設定を行う構成を備えたことを特徴とする請求項8
    又は9記載の移動端末装置。
  11. 【請求項11】 前記設定部は、前記着信の方法を設定
    する着信方法設定部と、前記登録,削除,変更のモード
    を設定するモード設定部と、前記着信の方法を実施する
    時間帯を設定する時間帯設定部とを有することを特徴と
    する請求項8乃至10の何れか1項記載の移動端末装
    置。
JP9280176A 1997-10-14 1997-10-14 着信自己規制方法及び該方法に使用する移動端末装置 Withdrawn JPH11122668A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9280176A JPH11122668A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 着信自己規制方法及び該方法に使用する移動端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9280176A JPH11122668A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 着信自己規制方法及び該方法に使用する移動端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11122668A true JPH11122668A (ja) 1999-04-30

Family

ID=17621364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9280176A Withdrawn JPH11122668A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 着信自己規制方法及び該方法に使用する移動端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11122668A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007142593A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Nec Corp 移動通信端末のマナーモードまたはセルフモード設定方式
JP2007221502A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Nec Corp 携帯移動端末及びその制御方法
US7310532B2 (en) 2001-12-05 2007-12-18 Intel Corporation Method of automatically updating presence information
JP2008219729A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Nec Corp 情報処理端末、情報処理端末の制御方法、およびプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7310532B2 (en) 2001-12-05 2007-12-18 Intel Corporation Method of automatically updating presence information
JP2007142593A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Nec Corp 移動通信端末のマナーモードまたはセルフモード設定方式
JP4720453B2 (ja) * 2005-11-15 2011-07-13 日本電気株式会社 移動通信端末のマナーモードまたはセルフモード設定方式
JP2007221502A (ja) * 2006-02-17 2007-08-30 Nec Corp 携帯移動端末及びその制御方法
JP2008219729A (ja) * 2007-03-07 2008-09-18 Nec Corp 情報処理端末、情報処理端末の制御方法、およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6192251B1 (en) Communication system having a notification function with respect to a predetermined state of each communication terminal thereof
EP1416707B1 (en) Method for storage and reproducing ring tone melodies
JP4019563B2 (ja) 移動体通信装置及び移動体通信方法
US6198942B1 (en) Telephone apparatus adaptable to different communication systems
US20020004384A1 (en) Mobile communications terminal device and method for identifying incoming call for use with the same
KR20010112074A (ko) 자기 검출된 지리적 위치에 따라 기능을 변화하는 이동전화, 전화 시스템, 이동 전화 동작 제어 방법 및 이동전화에 전화를 거는 방법
US20020052224A1 (en) Method for editing terminating ring tone in a mobile wireless terminal
JPH06508970A (ja) 補助情報モードを提供するパーソナル通信システム
JPH08125720A (ja) 受信機
JPH07274255A (ja) 複数電話番号移動電話機
JP2001218269A (ja) 携帯型無線通信装置
US20020111155A1 (en) Language selecting method and mobile communication system
JPH11122668A (ja) 着信自己規制方法及び該方法に使用する移動端末装置
JP2003204384A (ja) 携帯通信端末
JPH11215569A (ja) 情報送信装置、及び情報送信装置の情報送信方法
US6477383B1 (en) Communication system having a notification function with respect to a predetermined state of each communication terminal thereof
JP2001157264A (ja) 無線通信端末及びそれに用いる自動機能設定方法
JPH11196468A (ja) 携帯通信端末の着信形態設定方法
JP2000050353A (ja) 携帯電話機
JPH11187084A (ja) 呼出音登録方法、受信装置、及び呼出音登録装置
JPH11113068A (ja) 呼出音変更方式
JP2002009925A (ja) 移動電話装置、移動電話装置の通信方法及び記録媒体
WO2001017209A1 (en) A method and apparatus for controling functionality of a device based on time of day
JP3310602B2 (ja) 携帯電話機
KR20000039127A (ko) 단말기의 착신 벨 모드 자동변경방법

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104