JP2003204384A - 携帯通信端末 - Google Patents
携帯通信端末Info
- Publication number
- JP2003204384A JP2003204384A JP2002000619A JP2002000619A JP2003204384A JP 2003204384 A JP2003204384 A JP 2003204384A JP 2002000619 A JP2002000619 A JP 2002000619A JP 2002000619 A JP2002000619 A JP 2002000619A JP 2003204384 A JP2003204384 A JP 2003204384A
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- Japan
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- communication terminal
- operation mode
- display
- mobile communication
- mobile terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯通信端末において、位置情報と連動して
着信通知や表示の設定を自動的に変更できるようにす
る。 【解決手段】 携帯通信端末にGPSなどの現在位置取
得手段を設け、所望の位置に行きその位置を登録すると
共に、その位置での着信音、表示画面などの動作モード
を設定し登録する。携帯通信端末の使用時には、位置情
報が受信されて現在位置が常に取得される(S30)。
登録された位置へ移動したとされると(S32)、端末
の動作モードがその位置に対して登録された動作モード
に自動的に変更される(S34)。登録された位置から
他へ移動した場合、登録された位置に移動したときに変
更された動作モードが自動的に解除される(S37)。
動作モードが位置に応じて自動的に変更されるので、携
帯通信端末を持って移動した際に、TPOに応じてユー
ザが動作モードの設定を一々変更する必要が無い。
着信通知や表示の設定を自動的に変更できるようにす
る。 【解決手段】 携帯通信端末にGPSなどの現在位置取
得手段を設け、所望の位置に行きその位置を登録すると
共に、その位置での着信音、表示画面などの動作モード
を設定し登録する。携帯通信端末の使用時には、位置情
報が受信されて現在位置が常に取得される(S30)。
登録された位置へ移動したとされると(S32)、端末
の動作モードがその位置に対して登録された動作モード
に自動的に変更される(S34)。登録された位置から
他へ移動した場合、登録された位置に移動したときに変
更された動作モードが自動的に解除される(S37)。
動作モードが位置に応じて自動的に変更されるので、携
帯通信端末を持って移動した際に、TPOに応じてユー
ザが動作モードの設定を一々変更する必要が無い。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、場所に応じて表
示や呼び出し音が変化するようにされた携帯通信端末に
関する。
示や呼び出し音が変化するようにされた携帯通信端末に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、極めて小型軽量に構成され、
無線通信によって電話通信を行うようにされた携帯用の
電話装置が急激な普及を遂げている。このような携帯用
の電話装置には、現状では、周波数帯が800MHz
帯、1.5GHz帯の電波を用い、出力が500mW程
度と比較的大きな出力を有する携帯電話と、周波数帯が
1.9GHz帯の電波を用い、出力が10mW程度の小
出力とされたPHS(Personal Handy-phone System)と
がある。以下では、これらに用いられる電話装置をまと
めて携帯端末と称する。
無線通信によって電話通信を行うようにされた携帯用の
電話装置が急激な普及を遂げている。このような携帯用
の電話装置には、現状では、周波数帯が800MHz
帯、1.5GHz帯の電波を用い、出力が500mW程
度と比較的大きな出力を有する携帯電話と、周波数帯が
1.9GHz帯の電波を用い、出力が10mW程度の小
出力とされたPHS(Personal Handy-phone System)と
がある。以下では、これらに用いられる電話装置をまと
めて携帯端末と称する。
【0003】携帯通信端末は、所定に設けられた基地局
を介して他の電話装置などとの通信を行う。例えば、基
地局は、携帯通信端末との通信可能範囲が途切れないよ
うに、所定の間隔で以て配置される。携帯通信端末は、
例えば、電界強度が最大の基地局と通信を行えるよう
に、着信が無い場合でも定期的に基地局と通信が行われ
る。そのため、基地局側からは、携帯通信端末の位置を
所定の範囲において知ることができる。
を介して他の電話装置などとの通信を行う。例えば、基
地局は、携帯通信端末との通信可能範囲が途切れないよ
うに、所定の間隔で以て配置される。携帯通信端末は、
例えば、電界強度が最大の基地局と通信を行えるよう
に、着信が無い場合でも定期的に基地局と通信が行われ
る。そのため、基地局側からは、携帯通信端末の位置を
所定の範囲において知ることができる。
【0004】近年では、携帯通信端末において、従来か
らの通話による通信だけでなく、文章データなどのディ
ジタルデータによるデータ通信を行えるようにされたも
のも多い。このデータ通信の代表的なものとして、電子
メールがある。筐体に設けられた数字キーなどの各種キ
ーに文字などが所定に割り振られ、これら各種キーを用
いてキャラクタデータが入力され、文章データが作成さ
れる。作成された文章データは、筐体に設けられた表示
部に表示される。所定の操作で、作成された文章データ
を電子メールとして相手先に送信することができる。
らの通話による通信だけでなく、文章データなどのディ
ジタルデータによるデータ通信を行えるようにされたも
のも多い。このデータ通信の代表的なものとして、電子
メールがある。筐体に設けられた数字キーなどの各種キ
ーに文字などが所定に割り振られ、これら各種キーを用
いてキャラクタデータが入力され、文章データが作成さ
れる。作成された文章データは、筐体に設けられた表示
部に表示される。所定の操作で、作成された文章データ
を電子メールとして相手先に送信することができる。
【0005】携帯通信端末は、持ち運びが容易で、広範
囲で着信および送信が可能であるため、ときには着信を
通知する着信音などが迷惑になる場合もある。そこで、
例えば携帯通信端末に振動手段(バイブレータ)を設
け、呼び出し音が迷惑になるような場所に移動した場合
には、着信の通知を着信音からバイブレータの振動によ
る着信通知(マナーモードと称される)に切り替えるよ
うにすることが一般的になっている。
囲で着信および送信が可能であるため、ときには着信を
通知する着信音などが迷惑になる場合もある。そこで、
例えば携帯通信端末に振動手段(バイブレータ)を設
け、呼び出し音が迷惑になるような場所に移動した場合
には、着信の通知を着信音からバイブレータの振動によ
る着信通知(マナーモードと称される)に切り替えるよ
うにすることが一般的になっている。
【0006】また、携帯通信端末は、画像表示が可能な
表示手段と、複数種類の呼び出し音が出力可能な呼び出
し音発生手段とを備えるものが主流になっている。ユー
ザは、携帯通信端末のメモリに複数の画像データを格納
し、携帯通信端末の起動時、着信待ち受け時、着信時、
メール着信時など場面に応じて表示手段に表示させる画
像データを選択し設定することができる。同様に、着信
音を着信相手、電話の着信か、メールの着信かなどに応
じて選択し、設定することも可能である。
表示手段と、複数種類の呼び出し音が出力可能な呼び出
し音発生手段とを備えるものが主流になっている。ユー
ザは、携帯通信端末のメモリに複数の画像データを格納
し、携帯通信端末の起動時、着信待ち受け時、着信時、
メール着信時など場面に応じて表示手段に表示させる画
像データを選択し設定することができる。同様に、着信
音を着信相手、電話の着信か、メールの着信かなどに応
じて選択し、設定することも可能である。
【0007】さらに、設定された時刻にアラーム音を鳴
らすことができる携帯通信端末も存在する。また、上述
したデータ通信機能を利用して、通信を介してプログラ
ムデータをダウンロードし、メモリに格納することがで
きるものもある。このようなプログラムデータの中に
は、設定された時刻になると自動的に起動するようなも
のもある。
らすことができる携帯通信端末も存在する。また、上述
したデータ通信機能を利用して、通信を介してプログラ
ムデータをダウンロードし、メモリに格納することがで
きるものもある。このようなプログラムデータの中に
は、設定された時刻になると自動的に起動するようなも
のもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯通信端末で
は、上述したような表示手段に表示される画像データや
場面に応じた着信音などの設定は、自動的に変更される
ようにはなっておらず、ユーザが一々自分で設定を変更
するしかなかったという問題点があった。
は、上述したような表示手段に表示される画像データや
場面に応じた着信音などの設定は、自動的に変更される
ようにはなっておらず、ユーザが一々自分で設定を変更
するしかなかったという問題点があった。
【0009】また、携帯通信端末は、上述したように、
基地局側から位置を把握されている。これを利用するこ
とで、携帯通信端末側からも、自分の位置を取得するこ
とが可能である。例えば、接続方式としてCDMA(Cod
e Division Multiple Access)を用いたシステムでは、
GPS(Global Positioning System)を利用してより高
精度の位置情報を取得できる技術が提案されている。し
かしながら、従来では、位置情報と連動させた携帯通信
端末の機能は、存在しなかったという問題点があった。
基地局側から位置を把握されている。これを利用するこ
とで、携帯通信端末側からも、自分の位置を取得するこ
とが可能である。例えば、接続方式としてCDMA(Cod
e Division Multiple Access)を用いたシステムでは、
GPS(Global Positioning System)を利用してより高
精度の位置情報を取得できる技術が提案されている。し
かしながら、従来では、位置情報と連動させた携帯通信
端末の機能は、存在しなかったという問題点があった。
【0010】例えば、出勤時には着信通知を呼び出し音
からマナーモードへ切り替えようと思っても、従来の携
帯通信端末では、これを手動で設定しなければならな
い。そのため、設定を忘れてしまうと、例えば職場など
で着信音が鳴ってしまい、迷惑になるという問題点があ
った。また、従来では、上述のように位置情報と連動さ
れた携帯通信端末の機能が存在しなかったため、位置情
報に基づき現在居る場所が職場であるか否かを判断し、
その判断に基づき着信通知の設定を自動的に変更するこ
とができなかったという問題点があった。
からマナーモードへ切り替えようと思っても、従来の携
帯通信端末では、これを手動で設定しなければならな
い。そのため、設定を忘れてしまうと、例えば職場など
で着信音が鳴ってしまい、迷惑になるという問題点があ
った。また、従来では、上述のように位置情報と連動さ
れた携帯通信端末の機能が存在しなかったため、位置情
報に基づき現在居る場所が職場であるか否かを判断し、
その判断に基づき着信通知の設定を自動的に変更するこ
とができなかったという問題点があった。
【0011】したがって、この発明の目的は、位置情報
と連動して着信通知や表示の設定を自動的に変更できる
ような携帯通信端末を提供することにある。
と連動して着信通知や表示の設定を自動的に変更できる
ような携帯通信端末を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、携帯が可能で無線による通信を行
うようにされた携帯通信端末において、現在の位置を示
す位置情報を取得する位置情報取得手段と、位置情報取
得手段で取得された位置情報に基づき、現在の位置が予
め設定された範囲内であるかどうかを判断する位置判断
手段と、位置判断手段による判断の結果に基づき現在の
位置が予め設定された範囲内であるとされれば動作モー
ドを変更する動作モード変更手段とを有することを特徴
とする携帯通信端末である。
題を解決するために、携帯が可能で無線による通信を行
うようにされた携帯通信端末において、現在の位置を示
す位置情報を取得する位置情報取得手段と、位置情報取
得手段で取得された位置情報に基づき、現在の位置が予
め設定された範囲内であるかどうかを判断する位置判断
手段と、位置判断手段による判断の結果に基づき現在の
位置が予め設定された範囲内であるとされれば動作モー
ドを変更する動作モード変更手段とを有することを特徴
とする携帯通信端末である。
【0013】上述したように、この発明による携帯通信
端末は、現在の位置を示す位置情報を取得して、取得さ
れた位置情報に基づき現在の位置が予め設定された範囲
内であるかどうかを判断し、その判断結果に基づき現在
の位置が予め設定された範囲内であるとされれば動作モ
ードを変更するようにしているため、ユーザがこの携帯
通信端末を持って移動するだけで、動作モードが自動的
に変更される。
端末は、現在の位置を示す位置情報を取得して、取得さ
れた位置情報に基づき現在の位置が予め設定された範囲
内であるかどうかを判断し、その判断結果に基づき現在
の位置が予め設定された範囲内であるとされれば動作モ
ードを変更するようにしているため、ユーザがこの携帯
通信端末を持って移動するだけで、動作モードが自動的
に変更される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態
を、図面を参照しながら説明する。この発明では、携帯
端末により現在位置を示す位置情報を取得し、取得され
た現在位置情報で示される位置における携帯端末の機能
を設定し、位置情報と共に登録する。そして、携帯端末
が登録された位置に来たときに、携帯端末における各機
能を位置に対応して登録された設定内容に基づき自動的
に切り替えるようにしたものである。
を、図面を参照しながら説明する。この発明では、携帯
端末により現在位置を示す位置情報を取得し、取得され
た現在位置情報で示される位置における携帯端末の機能
を設定し、位置情報と共に登録する。そして、携帯端末
が登録された位置に来たときに、携帯端末における各機
能を位置に対応して登録された設定内容に基づき自動的
に切り替えるようにしたものである。
【0015】図1は、この発明に適用できる携帯端末の
一例の外観を概略的に示す。この携帯端末10は、例え
ば携帯電話やPHSといった通信の携帯端末として用い
ることが可能なものである。以下では、この携帯端末1
0が通信システムとしてPDC(Personal Digital Cell
ular)方式を用い、TDMA(Time Division MultipleAc
cess)方式で接続する携帯電話の通信端末であるとして
説明する。
一例の外観を概略的に示す。この携帯端末10は、例え
ば携帯電話やPHSといった通信の携帯端末として用い
ることが可能なものである。以下では、この携帯端末1
0が通信システムとしてPDC(Personal Digital Cell
ular)方式を用い、TDMA(Time Division MultipleAc
cess)方式で接続する携帯電話の通信端末であるとして
説明する。
【0016】携帯端末10に対して、表側面に、上部か
ら受話部24、LED(Light Emitting Diode)表示部3
1、表示部25、操作部21、22および23、テンキ
ー部27、送話部28が設けられる。また、筐体の上部
にアンテナ26が設けられる。受話部24および送話部
28は、それぞれ小型のスピーカおよびマイクロフォン
からなり、携帯端末10の電話通話の際の音声出力やユ
ーザ音声の収音を行う。また、図示しないが、携帯端末
10の例えば裏面側に、着信音などを出力するスピーカ
が設けられる。
ら受話部24、LED(Light Emitting Diode)表示部3
1、表示部25、操作部21、22および23、テンキ
ー部27、送話部28が設けられる。また、筐体の上部
にアンテナ26が設けられる。受話部24および送話部
28は、それぞれ小型のスピーカおよびマイクロフォン
からなり、携帯端末10の電話通話の際の音声出力やユ
ーザ音声の収音を行う。また、図示しないが、携帯端末
10の例えば裏面側に、着信音などを出力するスピーカ
が設けられる。
【0017】表示部25は、例えばLCD(Liquid Crys
tal Display)といった表示素子からなる。テンキー部2
7の各キーには、「#」、「*」および数字以外にアル
ファベットや記号が所定に割り当てられており、これら
を組み合わせて用いることで、テキストデータを入力す
ることができる。
tal Display)といった表示素子からなる。テンキー部2
7の各キーには、「#」、「*」および数字以外にアル
ファベットや記号が所定に割り当てられており、これら
を組み合わせて用いることで、テキストデータを入力す
ることができる。
【0018】操作部21、22および23は、この例で
は、それぞれ十字キー21、決定キー22およびキャン
セルキー23である。決定キー22およびキャンセルキ
ー23は、それぞれ携帯端末10上で動作する所定のソ
フトウェアに対して、例えば決定またはキャンセルの指
示を与えるキーである。十字キー21は、押された部位
に対応して上下左右を示す制御信号を出力する。また、
十字キー21は、例えば中央部を押下することで所定の
機能を呼び出すようにされている。
は、それぞれ十字キー21、決定キー22およびキャン
セルキー23である。決定キー22およびキャンセルキ
ー23は、それぞれ携帯端末10上で動作する所定のソ
フトウェアに対して、例えば決定またはキャンセルの指
示を与えるキーである。十字キー21は、押された部位
に対応して上下左右を示す制御信号を出力する。また、
十字キー21は、例えば中央部を押下することで所定の
機能を呼び出すようにされている。
【0019】これら十字キー21、決定キー22および
キャンセルキー23を押下したときの指示は、そのとき
に携帯端末10上で動作しているソフトウェアの機能に
よって異ならせることができる。その場合、例えばキー
21、22および23の位置にそれぞれ対応して、各々
のキーに割り当てられた機能を示す表示が表示部25の
下部に表示される。
キャンセルキー23を押下したときの指示は、そのとき
に携帯端末10上で動作しているソフトウェアの機能に
よって異ならせることができる。その場合、例えばキー
21、22および23の位置にそれぞれ対応して、各々
のキーに割り当てられた機能を示す表示が表示部25の
下部に表示される。
【0020】なお、十字キー21は、この形態に限られ
ない。例えば、縦方向には回転可能とされ、左右および
中央を押下可能とされた、所謂ジョグダイアルを用いて
もよい。ジョグダイアルの縦方向の回転が十字キー21
の上下の押下に対応し、ジョグダイアルの左右の押下が
十字キー21の左右の押下に対応する。同様に、十字キ
ー21の中央部の押下がジョグダイアルの中央部の押下
に対応する。
ない。例えば、縦方向には回転可能とされ、左右および
中央を押下可能とされた、所謂ジョグダイアルを用いて
もよい。ジョグダイアルの縦方向の回転が十字キー21
の上下の押下に対応し、ジョグダイアルの左右の押下が
十字キー21の左右の押下に対応する。同様に、十字キ
ー21の中央部の押下がジョグダイアルの中央部の押下
に対応する。
【0021】携帯端末10の下部には、コネクタ29が
設けられており、対応するプラグ30をこのコネクタ2
9に接続することによって、パーソナルコンピュータな
どの外部の機器とこの携帯端末10との有線でのデータ
通信が可能となる。
設けられており、対応するプラグ30をこのコネクタ2
9に接続することによって、パーソナルコンピュータな
どの外部の機器とこの携帯端末10との有線でのデータ
通信が可能となる。
【0022】図2は、この実施の一形態による携帯端末
10の一例の構成を示す。制御ライン100に対して、
CPU(Central Processing Unit)101、通信回路1
02、表示制御部104、操作部106、ROM(Read
Only Memory)107、RAM(Random Access Memory)1
08、音声処理部111およびメモリ110が接続され
る。また、データライン120に対して、通信回路10
2、表示制御部104、ROM107、RAM108お
よび音声処理部111が接続される。制御ライン100
によって、接続された各部間での制御コマンドおよびデ
ータなどがやりとりされる。同様に、データライン12
0によって、接続された各部間でのデータのやりとりが
行われる。
10の一例の構成を示す。制御ライン100に対して、
CPU(Central Processing Unit)101、通信回路1
02、表示制御部104、操作部106、ROM(Read
Only Memory)107、RAM(Random Access Memory)1
08、音声処理部111およびメモリ110が接続され
る。また、データライン120に対して、通信回路10
2、表示制御部104、ROM107、RAM108お
よび音声処理部111が接続される。制御ライン100
によって、接続された各部間での制御コマンドおよびデ
ータなどがやりとりされる。同様に、データライン12
0によって、接続された各部間でのデータのやりとりが
行われる。
【0023】なお、図2では、上述した、外部と通信を
行うためのコネクタ部およびコネクタ部を介した外部と
の通信を制御するための通信部が省略されている。
行うためのコネクタ部およびコネクタ部を介した外部と
の通信を制御するための通信部が省略されている。
【0024】通信回路102は、アンテナ103が接続
され、例えばPDC(Personal Digital Cellular)方式
を用い、TDMA(Time Division Multiple Access)方
式で接続する電話通信の制御を行う。アンテナ103
は、上述したアンテナ部30に対応するものである。ア
ンテナ103で受信された電波が通信回路102に供給
され、所定に復調、復号処理などがなされ、ディジタル
データとされてデータライン120や制御ライン100
に供給される。また、送信データがデータライン120
や制御ライン100を介して通信回路102に供給さ
れ、所定に符号化、変調処理がなされてアンテナ103
から送信される。
され、例えばPDC(Personal Digital Cellular)方式
を用い、TDMA(Time Division Multiple Access)方
式で接続する電話通信の制御を行う。アンテナ103
は、上述したアンテナ部30に対応するものである。ア
ンテナ103で受信された電波が通信回路102に供給
され、所定に復調、復号処理などがなされ、ディジタル
データとされてデータライン120や制御ライン100
に供給される。また、送信データがデータライン120
や制御ライン100を介して通信回路102に供給さ
れ、所定に符号化、変調処理がなされてアンテナ103
から送信される。
【0025】なお、例えばDSP(Digital Signal Proc
essor)からなる音声処理部111により、データライン
120から供給された音声に基づくディジタルデータが
アナログ音声信号に変換され、スピーカ113に出力さ
れる。また、マイク112で収音されたアナログ音声信
号が音声処理部111でディジタルデータに変換され、
データライン120に供給され、例えば上述のようにし
て送信される。音声処理部111の動作は、後述するC
PU101から供給された制御信号に基づき制御され
る。
essor)からなる音声処理部111により、データライン
120から供給された音声に基づくディジタルデータが
アナログ音声信号に変換され、スピーカ113に出力さ
れる。また、マイク112で収音されたアナログ音声信
号が音声処理部111でディジタルデータに変換され、
データライン120に供給され、例えば上述のようにし
て送信される。音声処理部111の動作は、後述するC
PU101から供給された制御信号に基づき制御され
る。
【0026】また、音声処理部111では、例えばMI
DI(Musical Instrument DigitalInterface)データの
ような、音色情報および演奏情報などからなる演奏デー
タに対して、データに含まれる音色情報および演奏情報
に基づき音声データを生成し出力することができる。さ
らに、音声処理部111では、キー操作に伴うキー操作
音や、着信などを通知する所定の電子音を発生する。こ
れらの音声は、例えば、上述した携帯端末10の裏面側
に設けられる図示されないスピーカに出力される。
DI(Musical Instrument DigitalInterface)データの
ような、音色情報および演奏情報などからなる演奏デー
タに対して、データに含まれる音色情報および演奏情報
に基づき音声データを生成し出力することができる。さ
らに、音声処理部111では、キー操作に伴うキー操作
音や、着信などを通知する所定の電子音を発生する。こ
れらの音声は、例えば、上述した携帯端末10の裏面側
に設けられる図示されないスピーカに出力される。
【0027】CPU101は、所定のプログラムやデー
タに基づき、制御ライン100を介して制御ライン10
0に接続された各部と制御コマンドやデータのやりとり
を行い、この携帯端末10の全体の制御を行う。CPU
101で実行される基本プログラムや各種のアプリケー
ションプログラムは、ROM107に予め記憶される。
必要に応じてROM107からプログラムやデータが読
み出され、CPU101に実行される。RAM108
は、CPU101のワークメモリとして用いられる。
タに基づき、制御ライン100を介して制御ライン10
0に接続された各部と制御コマンドやデータのやりとり
を行い、この携帯端末10の全体の制御を行う。CPU
101で実行される基本プログラムや各種のアプリケー
ションプログラムは、ROM107に予め記憶される。
必要に応じてROM107からプログラムやデータが読
み出され、CPU101に実行される。RAM108
は、CPU101のワークメモリとして用いられる。
【0028】なお、図示されていないが、制御ライン1
00に対してタイマが接続される。CPU101は、こ
のタイマから出力された時間情報に基づき、現在の日付
情報や時刻情報を知ることができる。
00に対してタイマが接続される。CPU101は、こ
のタイマから出力された時間情報に基づき、現在の日付
情報や時刻情報を知ることができる。
【0029】操作部106は、上述したテンキー部27
に配置された各キー、十字キー21、決定キー22およ
びキャンセルキー23からなり、押下されたキーに対応
したキー情報が出力される。キー情報は、制御ライン1
00を介してCPU101に供給される。また、操作部
106の操作子として、十字キー21の代わりに上述し
たジョグダイアルを設けても良い。
に配置された各キー、十字キー21、決定キー22およ
びキャンセルキー23からなり、押下されたキーに対応
したキー情報が出力される。キー情報は、制御ライン1
00を介してCPU101に供給される。また、操作部
106の操作子として、十字キー21の代わりに上述し
たジョグダイアルを設けても良い。
【0030】表示制御信号がCPU101で所定に生成
され、制御ライン100を介して表示制御部104に供
給される。表示制御部104には、例えばLCDである
表示部105が接続される。表示部105は、上述した
表示部25に対応するものである。表示制御部104で
は、供給された表示制御信号に基づき、表示部105を
駆動するための表示駆動信号が生成される。この表示駆
動信号が表示部105に供給され、表示部105が駆動
されて表示部25に所定の表示がなされる。図示は省略
するが、表示部105の裏面側にバックライトを設け、
表示の際にバックライトを点灯させることで、より明瞭
に表示内容を認識させることができる。
され、制御ライン100を介して表示制御部104に供
給される。表示制御部104には、例えばLCDである
表示部105が接続される。表示部105は、上述した
表示部25に対応するものである。表示制御部104で
は、供給された表示制御信号に基づき、表示部105を
駆動するための表示駆動信号が生成される。この表示駆
動信号が表示部105に供給され、表示部105が駆動
されて表示部25に所定の表示がなされる。図示は省略
するが、表示部105の裏面側にバックライトを設け、
表示の際にバックライトを点灯させることで、より明瞭
に表示内容を認識させることができる。
【0031】操作部106のテンキー部27に配置され
た各キーや、十字キー21、決定キー22およびキャン
セルキー23を所定に操作することで、キャラクタデー
タを入力することができ、それにより文章データの作成
および編集を行うことができる。例えば、操作されたキ
ーのキー情報が制御ライン100を介してCPU101
に供給され、キャラクタデータが生成される。複数のキ
ャラクタデータにより文章データが作成される。また、
操作部106に対する所定のキー操作により、文章デー
タを編集することができる。このとき、RAM108が
ワークメモリとして用いられ、編集中の文章データがR
AM108に一時的に記憶される。
た各キーや、十字キー21、決定キー22およびキャン
セルキー23を所定に操作することで、キャラクタデー
タを入力することができ、それにより文章データの作成
および編集を行うことができる。例えば、操作されたキ
ーのキー情報が制御ライン100を介してCPU101
に供給され、キャラクタデータが生成される。複数のキ
ャラクタデータにより文章データが作成される。また、
操作部106に対する所定のキー操作により、文章デー
タを編集することができる。このとき、RAM108が
ワークメモリとして用いられ、編集中の文章データがR
AM108に一時的に記憶される。
【0032】CPU101により、キャラクタデータに
基づく表示制御信号が生成される。この表示制御信号
は、制御ライン100を介して表示制御部104に供給
される。表示制御部104では、表示制御信号に基づき
表示制御部104により表示部105を表示駆動させる
駆動信号が生成される。この駆動信号により、表示部1
05が所定に駆動され、キャラクタデータが表示部25
に表示される。
基づく表示制御信号が生成される。この表示制御信号
は、制御ライン100を介して表示制御部104に供給
される。表示制御部104では、表示制御信号に基づき
表示制御部104により表示部105を表示駆動させる
駆動信号が生成される。この駆動信号により、表示部1
05が所定に駆動され、キャラクタデータが表示部25
に表示される。
【0033】作成された文章データは、所定の操作によ
りRAM108から読み出され、メモリ110に記憶さ
れる。メモリ110は、例えばフラッシュメモリといっ
た不揮発性のメモリからなり、上述のようにして作成、
編集された文章データや、電話番号および電話番号に対
応した名前などが一覧された電話帳データ、電子メール
機能を用いる際に参照されるアドレス帳データなどが記
憶される。また、メモリ110には、着信待ちの際に表
示部105に表示される待ち受け画面などの画像データ
や、着信音などの演奏情報データ、音声データも記憶さ
れる。
りRAM108から読み出され、メモリ110に記憶さ
れる。メモリ110は、例えばフラッシュメモリといっ
た不揮発性のメモリからなり、上述のようにして作成、
編集された文章データや、電話番号および電話番号に対
応した名前などが一覧された電話帳データ、電子メール
機能を用いる際に参照されるアドレス帳データなどが記
憶される。また、メモリ110には、着信待ちの際に表
示部105に表示される待ち受け画面などの画像データ
や、着信音などの演奏情報データ、音声データも記憶さ
れる。
【0034】これら、文書データの作成および編集や、
電話帳データ、アドレス帳データの登録、表示および編
集、画像データの表示、演奏情報データや音声データに
よる着信音の発音を行うためのプログラムは、例えばR
OM107に予め記憶される。CPU101により、R
OM107から操作部106の操作に応じたプログラム
が読み出され、実行される。
電話帳データ、アドレス帳データの登録、表示および編
集、画像データの表示、演奏情報データや音声データに
よる着信音の発音を行うためのプログラムは、例えばR
OM107に予め記憶される。CPU101により、R
OM107から操作部106の操作に応じたプログラム
が読み出され、実行される。
【0035】また、携帯端末10には、スケジューラや
時計表示などのアプリケーションを実行させるプログラ
ムを組み込むこともできる。プログラムは、上述と同
様、ROM107に予め記憶される。スケジューラは、
上述したタイマから出力された日付情報および時刻情報
に基づき、予定などを書き込むことができるようにされ
ている。書き込まれたデータは、例えばメモリ110に
記憶される。時計表示は、タイマから出力された時刻情
報に基づき、現在時刻を表示する。
時計表示などのアプリケーションを実行させるプログラ
ムを組み込むこともできる。プログラムは、上述と同
様、ROM107に予め記憶される。スケジューラは、
上述したタイマから出力された日付情報および時刻情報
に基づき、予定などを書き込むことができるようにされ
ている。書き込まれたデータは、例えばメモリ110に
記憶される。時計表示は、タイマから出力された時刻情
報に基づき、現在時刻を表示する。
【0036】なお、この携帯端末10では、ユーザによ
りアンテナ103および通信回路102を介して、画像
データ、着信音データなど各種のデータをダウンロード
することができる。ダウンロードされたこれらのデータ
は、メモリ110に記憶され保存される。ユーザにより
ダウンロードされたデータが保存されるメモリ110の
範囲を、データフォルダと称する。データフォルダに予
め幾つかのデータを保存しておいてもよい。
りアンテナ103および通信回路102を介して、画像
データ、着信音データなど各種のデータをダウンロード
することができる。ダウンロードされたこれらのデータ
は、メモリ110に記憶され保存される。ユーザにより
ダウンロードされたデータが保存されるメモリ110の
範囲を、データフォルダと称する。データフォルダに予
め幾つかのデータを保存しておいてもよい。
【0037】さらに、この携帯端末10では、メモリ1
10に所定のアプリケーションソフトウェアを実行させ
るプログラムを記憶させることができる。メモリ110
に記憶されたプログラムは、CPU101により読み出
して実行することができる。プログラムは、例えばユー
ザにより、アンテナ103および通信回路102を介し
てダウンロードされる。これに限らず、メモリ110を
脱着可能とし、予め所定のプログラムが記憶されたメモ
リ110を携帯端末10に装着するようにしてもよい。
上述したROM107に予め記憶されるプログラムを、
メモリ110により提供することもできる。
10に所定のアプリケーションソフトウェアを実行させ
るプログラムを記憶させることができる。メモリ110
に記憶されたプログラムは、CPU101により読み出
して実行することができる。プログラムは、例えばユー
ザにより、アンテナ103および通信回路102を介し
てダウンロードされる。これに限らず、メモリ110を
脱着可能とし、予め所定のプログラムが記憶されたメモ
リ110を携帯端末10に装着するようにしてもよい。
上述したROM107に予め記憶されるプログラムを、
メモリ110により提供することもできる。
【0038】バイブレータ部121およびLED表示制
御部122が制御ライン100に接続される。バイブレ
ータ部121は、CPU101から制御ライン100を
介して供給された制御信号に基づき、所定に振動する。
この振動は、携帯端末10の筐体に伝わり、使用者に対
して振動で通知が行われる。LED表示制御部122に
は、上述した携帯端末10の筐体に設けられるLED表
示部31に対応するLED123が接続される。LED
表示制御部122により、CPU101から制御ライン
100を介して供給される制御信号に基づき所定にLE
D123が駆動され、例えばLED123が点灯させら
れる。
御部122が制御ライン100に接続される。バイブレ
ータ部121は、CPU101から制御ライン100を
介して供給された制御信号に基づき、所定に振動する。
この振動は、携帯端末10の筐体に伝わり、使用者に対
して振動で通知が行われる。LED表示制御部122に
は、上述した携帯端末10の筐体に設けられるLED表
示部31に対応するLED123が接続される。LED
表示制御部122により、CPU101から制御ライン
100を介して供給される制御信号に基づき所定にLE
D123が駆動され、例えばLED123が点灯させら
れる。
【0039】さらに、この実施の一形態では、制御ライ
ン100に対してGPS(Global Positioning System)
部124が接続される。GPSは、測位衛星からの電波
を利用して自分の現在位置を測定できるようにしたシス
テムであって、GPS部124は、この測位衛星からの
電波の受信と受信された電波に基づく測位計算とを行う
ようにされている。測位結果は、例えば緯度および経度
で出力される。GPS部124では、CPU101から
制御ライン100介して供給された制御信号に基づき測
位を行うと共に、測位結果を制御ライン100を介して
CPU101に供給する。
ン100に対してGPS(Global Positioning System)
部124が接続される。GPSは、測位衛星からの電波
を利用して自分の現在位置を測定できるようにしたシス
テムであって、GPS部124は、この測位衛星からの
電波の受信と受信された電波に基づく測位計算とを行う
ようにされている。測位結果は、例えば緯度および経度
で出力される。GPS部124では、CPU101から
制御ライン100介して供給された制御信号に基づき測
位を行うと共に、測位結果を制御ライン100を介して
CPU101に供給する。
【0040】この発明では、上述のGPS部124で取
得された携帯端末10の現在位置情報に基づき、ユーザ
に対する着信の通知方法(着信音やバイブレータ通知設
定など)や表示部25の画面表示を自動的に切り替える
ようにしている。
得された携帯端末10の現在位置情報に基づき、ユーザ
に対する着信の通知方法(着信音やバイブレータ通知設
定など)や表示部25の画面表示を自動的に切り替える
ようにしている。
【0041】図3は、着信通知方法や画面表示の、携帯
端末10の位置に基づく動作モードの自動切り替えを設
定する位置設定モードの処理を概略的に示すフローチャ
ートである。先ず、最初のステップS10において、G
PS部124により取得された携帯端末10の現在位置
情報に基づき携帯端末10の位置設定および登録が行わ
れる。そして、登録された位置に対して、次のステップ
S11でタイトルが設定および登録される。
端末10の位置に基づく動作モードの自動切り替えを設
定する位置設定モードの処理を概略的に示すフローチャ
ートである。先ず、最初のステップS10において、G
PS部124により取得された携帯端末10の現在位置
情報に基づき携帯端末10の位置設定および登録が行わ
れる。そして、登録された位置に対して、次のステップ
S11でタイトルが設定および登録される。
【0042】ステップS12では、ステップS10で設
定された位置に対して範囲が設定および登録される。こ
こで登録された範囲に基づき、着信通知方法や画面表示
が切り替えられる。すなわち、携帯端末10がユーザに
より移動され、携帯端末10の現在位置がこの範囲内に
入ったと判断されたら、着信通知方法や画面表示が以降
の処理で設定されるものに切り替えられる。
定された位置に対して範囲が設定および登録される。こ
こで登録された範囲に基づき、着信通知方法や画面表示
が切り替えられる。すなわち、携帯端末10がユーザに
より移動され、携帯端末10の現在位置がこの範囲内に
入ったと判断されたら、着信通知方法や画面表示が以降
の処理で設定されるものに切り替えられる。
【0043】ステップS13では、携帯端末10が上述
のステップS10およびS12で設定された範囲に入っ
たときに移行される動作モードを、自動マナーモードと
するか否かが設定される。マナーモードは、例えば映画
館や電車の車中、職場など大きな着信音が迷惑になると
考えられる場所での携帯端末10の動作を、着信音を小
さくする、着信通知を着信音ではなくバイブレータで行
う、また、LED表示部31の表示のみで着信通知を行
うなどとするモードである。自動マナーモードは、この
マナーモードでの着信通知の設定を、例えばROM10
7に記憶され予め用意された設定を用いて簡易に行うも
のである。自動マナーモードを用いる場合には、処理は
ステップS14に移行される。
のステップS10およびS12で設定された範囲に入っ
たときに移行される動作モードを、自動マナーモードと
するか否かが設定される。マナーモードは、例えば映画
館や電車の車中、職場など大きな着信音が迷惑になると
考えられる場所での携帯端末10の動作を、着信音を小
さくする、着信通知を着信音ではなくバイブレータで行
う、また、LED表示部31の表示のみで着信通知を行
うなどとするモードである。自動マナーモードは、この
マナーモードでの着信通知の設定を、例えばROM10
7に記憶され予め用意された設定を用いて簡易に行うも
のである。自動マナーモードを用いる場合には、処理は
ステップS14に移行される。
【0044】ステップS14では、自動マナーモードの
内容が設定される。例えば、予め複数が用意されたマナ
ーモードの設定から、ユーザにより好みのものが選択さ
れる。後述するステップS15およびS16によりユー
ザに登録された着信通知方法や表示画面をマナーモード
として選択することも可能である。また、マナーモード
に対するタイマ設定を行うこともできる。
内容が設定される。例えば、予め複数が用意されたマナ
ーモードの設定から、ユーザにより好みのものが選択さ
れる。後述するステップS15およびS16によりユー
ザに登録された着信通知方法や表示画面をマナーモード
として選択することも可能である。また、マナーモード
に対するタイマ設定を行うこともできる。
【0045】ステップS13で当該範囲での通知方法や
画面表示の設定を自動マナーモードで行わないとされた
場合には、処理はステップS15および/またはステッ
プS16に移行する。ステップS15およびS16は、
それぞれ、当該範囲での表示および音の設定を行う。上
述したように、ステップS15およびS16で設定され
た表示および音の設定は、ステップS14での自動マナ
ーモードで用いることができる。
画面表示の設定を自動マナーモードで行わないとされた
場合には、処理はステップS15および/またはステッ
プS16に移行する。ステップS15およびS16は、
それぞれ、当該範囲での表示および音の設定を行う。上
述したように、ステップS15およびS16で設定され
た表示および音の設定は、ステップS14での自動マナ
ーモードで用いることができる。
【0046】なお、携帯端末10の位置に基づく動作モ
ードの自動切り替え設定は、複数の異なる位置に対して
それぞれ設定および登録することができる。複数登録さ
れた設定は、例えば上述のステップS11で設定された
タイトルにより識別することができる。
ードの自動切り替え設定は、複数の異なる位置に対して
それぞれ設定および登録することができる。複数登録さ
れた設定は、例えば上述のステップS11で設定された
タイトルにより識別することができる。
【0047】次に、上述の図3のフローチャートによる
処理を、図4乃至図14に示される携帯端末10の表示
部25に対する表示画面の例を用いて、より具体的に説
明する。先ず、ユーザは、携帯端末10に所定の着信通
知や表示を行わせたい場所に、この携帯端末10を持っ
て移動する。そして、移動した場所において、携帯端末
10に対して所定の操作を行うことにより携帯端末10
が位置設定モードとされ、上述した図3のステップS1
0による現在位置の設定が行われる。
処理を、図4乃至図14に示される携帯端末10の表示
部25に対する表示画面の例を用いて、より具体的に説
明する。先ず、ユーザは、携帯端末10に所定の着信通
知や表示を行わせたい場所に、この携帯端末10を持っ
て移動する。そして、移動した場所において、携帯端末
10に対して所定の操作を行うことにより携帯端末10
が位置設定モードとされ、上述した図3のステップS1
0による現在位置の設定が行われる。
【0048】図4は、現在位置の設定を行う位置設定画
面200の一例を示す。操作部106に対する所定の操
作により、携帯端末10の動作モードが位置設定モード
に移行され、位置設定画面200が表示部25に表示さ
れる。
面200の一例を示す。操作部106に対する所定の操
作により、携帯端末10の動作モードが位置設定モード
に移行され、位置設定画面200が表示部25に表示さ
れる。
【0049】図4の例では、位置設定画面200に対し
て、表示部201に携帯端末10の現在の動作モードが
位置設定モードであることが示され、ユーザに対して現
在の位置に対して設定を行うか否かの決定を促すメッセ
ージ202が表示される。位置設定画面200の下部に
表示された「Yes」表示203および「No」表示2
04表示は、例えば操作部23および22にそれぞれ対
応する。「Yes」表示203に対応する操作部23が
押下されることで、現在位置に対して各種設定を行うモ
ードに移行される。「No」表示204に対応する操作
部22が押下されると、携帯端末10の動作モードが位
置設定モードから抜けられる。
て、表示部201に携帯端末10の現在の動作モードが
位置設定モードであることが示され、ユーザに対して現
在の位置に対して設定を行うか否かの決定を促すメッセ
ージ202が表示される。位置設定画面200の下部に
表示された「Yes」表示203および「No」表示2
04表示は、例えば操作部23および22にそれぞれ対
応する。「Yes」表示203に対応する操作部23が
押下されることで、現在位置に対して各種設定を行うモ
ードに移行される。「No」表示204に対応する操作
部22が押下されると、携帯端末10の動作モードが位
置設定モードから抜けられる。
【0050】操作部23が押下されると、対応する制御
信号が図2における操作部106からCPU101に供
給される。CPU101では、この制御信号に基づき、
GPS部124に対して現在位置を取得するように指示
が出される。GPS部124では、測位衛星から送信さ
れる測位を行うための電波が受信されており、この指示
に基づき、受信された電波に基づき測位計算が行われ
る。測位計算により求められた、現在位置の緯度および
経度をそれぞれ示す緯度情報および経度情報は、CPU
101に通知され、例えばRAM108に一時的に記憶
される。
信号が図2における操作部106からCPU101に供
給される。CPU101では、この制御信号に基づき、
GPS部124に対して現在位置を取得するように指示
が出される。GPS部124では、測位衛星から送信さ
れる測位を行うための電波が受信されており、この指示
に基づき、受信された電波に基づき測位計算が行われ
る。測位計算により求められた、現在位置の緯度および
経度をそれぞれ示す緯度情報および経度情報は、CPU
101に通知され、例えばRAM108に一時的に記憶
される。
【0051】現在の位置情報が求められると、処理は上
述した図3のステップS11に移行し、ステップS10
で取得された現在位置に対応したタイトルが設定され
る。図5は、タイトルを設定するタイトル設定画面21
0の一例の表示を示す。タイトル設定画面210におい
て、表示部211に、この表示がタイトル設定を行うた
めのものであることが表示される。タイトルは、テンキ
ー部27、操作部21、22および23を所定に操作す
ることにより、テキストデータとして入力される。入力
されたタイトルは、例えばRAM108に一時的に記憶
されると共に、表示部212に表示される。
述した図3のステップS11に移行し、ステップS10
で取得された現在位置に対応したタイトルが設定され
る。図5は、タイトルを設定するタイトル設定画面21
0の一例の表示を示す。タイトル設定画面210におい
て、表示部211に、この表示がタイトル設定を行うた
めのものであることが表示される。タイトルは、テンキ
ー部27、操作部21、22および23を所定に操作す
ることにより、テキストデータとして入力される。入力
されたタイトルは、例えばRAM108に一時的に記憶
されると共に、表示部212に表示される。
【0052】なお、ここでは、タイトルをマニュアルで
入力するように説明しているが、これはこの例に限ら
ず、例えば予め用意されROM107などに記憶されて
いるタイトルの中から選択するようにもできる。また、
ユーザが前もって入力しメモリ110などに記憶させる
ことで用意されたタイトルを用いることも可能である。
例えば、操作部21を上下に操作することで、予め用意
されたタイトルが順次、表示部211に表示される。所
望のタイトルが表示部211に表示されたら、決定を指
示するキー、例えば操作部22を操作することで、表示
部211に表示されたタイトルに設定される。
入力するように説明しているが、これはこの例に限ら
ず、例えば予め用意されROM107などに記憶されて
いるタイトルの中から選択するようにもできる。また、
ユーザが前もって入力しメモリ110などに記憶させる
ことで用意されたタイトルを用いることも可能である。
例えば、操作部21を上下に操作することで、予め用意
されたタイトルが順次、表示部211に表示される。所
望のタイトルが表示部211に表示されたら、決定を指
示するキー、例えば操作部22を操作することで、表示
部211に表示されたタイトルに設定される。
【0053】タイトルが入力されると、処理は上述した
図3のステップS12に移行し、上述のステップS10
で設定された位置に対して範囲が設定される。図6は、
範囲を設定する範囲設定画面220の一例の表示を示
す。範囲設定画面220において、表示部221に、こ
の表示が範囲設定を行うためのものであることが表示さ
れる。
図3のステップS12に移行し、上述のステップS10
で設定された位置に対して範囲が設定される。図6は、
範囲を設定する範囲設定画面220の一例の表示を示
す。範囲設定画面220において、表示部221に、こ
の表示が範囲設定を行うためのものであることが表示さ
れる。
【0054】図6の例では、ステップS10で取得され
設定された位置に対して、その位置を中心とした円また
は方形を範囲として設定することができる。表示部22
3に値が表示されているとき、表示された値を半径とし
た円で範囲が設定される。表示部222には、表示部2
23に表示される値の単位が入力される。単位は、予め
用意されROM107などに記憶されている中から選択
される。一方、表示部224および225にそれぞれ値
が表示されているとき、表示された値を緯度および経度
とした方形で、範囲が設定される。表示部224および
225に入力される値の単位は、角度としてもよいし、
表示部222に表示された単位で入力してもよい。
設定された位置に対して、その位置を中心とした円また
は方形を範囲として設定することができる。表示部22
3に値が表示されているとき、表示された値を半径とし
た円で範囲が設定される。表示部222には、表示部2
23に表示される値の単位が入力される。単位は、予め
用意されROM107などに記憶されている中から選択
される。一方、表示部224および225にそれぞれ値
が表示されているとき、表示された値を緯度および経度
とした方形で、範囲が設定される。表示部224および
225に入力される値の単位は、角度としてもよいし、
表示部222に表示された単位で入力してもよい。
【0055】なお、以下の説明において、各表示部に対
するデータの入力や選択は、操作部21、22、23お
よび27に対する所定の操作により行われる。例えば、
操作部21を上下方向に操作することで図示されないカ
ーソル表示を移動させ、入力を行いたい項目でカーソル
を停止させ、ここで所定のキー操作を行うことによりデ
ータが入力される。入力されたデータは、例えばRAM
108に一時的に記憶されると共に、対応する表示部に
表示される。
するデータの入力や選択は、操作部21、22、23お
よび27に対する所定の操作により行われる。例えば、
操作部21を上下方向に操作することで図示されないカ
ーソル表示を移動させ、入力を行いたい項目でカーソル
を停止させ、ここで所定のキー操作を行うことによりデ
ータが入力される。入力されたデータは、例えばRAM
108に一時的に記憶されると共に、対応する表示部に
表示される。
【0056】表示部223や、表示部224および22
5に入力されて設定された範囲は、CPU101に供給
され、緯度および経度情報に換算されて、メモリ110
に記憶される。これに限らず、設定された値そのものを
メモリ110に保存し、GPS部124により位置情報
を照合する毎にメモリに保存された範囲情報を緯度およ
び経度情報に変換してもよい。
5に入力されて設定された範囲は、CPU101に供給
され、緯度および経度情報に換算されて、メモリ110
に記憶される。これに限らず、設定された値そのものを
メモリ110に保存し、GPS部124により位置情報
を照合する毎にメモリに保存された範囲情報を緯度およ
び経度情報に変換してもよい。
【0057】次に、処理は上述した図3のステップS1
3に移行される。ステップS13では、範囲設定された
当該範囲に携帯端末10が入ったときに移行される動作
モードの設定を自動マナーモードで行うか否かが選択さ
れる。図7は、自動マナーモード設定画面230の一例
を示す。表示部231において、動作モードの設定を自
動マナーモードで行う(ON)か否(OFF)かが選択
され入力される。
3に移行される。ステップS13では、範囲設定された
当該範囲に携帯端末10が入ったときに移行される動作
モードの設定を自動マナーモードで行うか否かが選択さ
れる。図7は、自動マナーモード設定画面230の一例
を示す。表示部231において、動作モードの設定を自
動マナーモードで行う(ON)か否(OFF)かが選択
され入力される。
【0058】自動マナーモード設定画面230におい
て、表示部231で「OFF」が選択されている場合に
は、当該範囲に携帯端末10が入ったときに自動的に切
り替わる動作モードの内容を、マニュアルで設定でき
る。図8は、この自動設定を行う自動設定メニュー画面
240の一例を示す。この図8の例では、この自動設定
メニュー画面240から、マナーモード設定、表示設定
および音設定をそれぞれ個別に行うことができる。
て、表示部231で「OFF」が選択されている場合に
は、当該範囲に携帯端末10が入ったときに自動的に切
り替わる動作モードの内容を、マニュアルで設定でき
る。図8は、この自動設定を行う自動設定メニュー画面
240の一例を示す。この図8の例では、この自動設定
メニュー画面240から、マナーモード設定、表示設定
および音設定をそれぞれ個別に行うことができる。
【0059】自動設定メニュー画面240の表示部24
1は、範囲設定された当該範囲に携帯端末10が入った
ときに、ユーザが設定した表示を表示部25に表示させ
るか否かが選択される。同様に、表示部242は、範囲
設定された当該範囲に携帯端末10が入ったときに、着
信音やキー操作音としてユーザが設定した音を用いるか
否かが選択される。表示部243は、範囲設定された当
該範囲に携帯端末10が入ったときに、マナーモードの
動作を行うか否かが選択される。表示部241、242
およびで「OFF」が選択されている項目では、デフォ
ルトの設定が用いられる。
1は、範囲設定された当該範囲に携帯端末10が入った
ときに、ユーザが設定した表示を表示部25に表示させ
るか否かが選択される。同様に、表示部242は、範囲
設定された当該範囲に携帯端末10が入ったときに、着
信音やキー操作音としてユーザが設定した音を用いるか
否かが選択される。表示部243は、範囲設定された当
該範囲に携帯端末10が入ったときに、マナーモードの
動作を行うか否かが選択される。表示部241、242
およびで「OFF」が選択されている項目では、デフォ
ルトの設定が用いられる。
【0060】なお、表示部241および242による設
定と、表示部243による設定とは、範囲設定された1
の範囲に対して設定される内容としては相反するもので
ある。そのため、表示部243において「ON」が選択
されている場合には、表示部241および242の選択
内容が自動的に「OFF」とされ、表示部241または
242において「ON」が選択されている場合には、表
示部243の選択内容が自動的に「OFF」とされる。
定と、表示部243による設定とは、範囲設定された1
の範囲に対して設定される内容としては相反するもので
ある。そのため、表示部243において「ON」が選択
されている場合には、表示部241および242の選択
内容が自動的に「OFF」とされ、表示部241または
242において「ON」が選択されている場合には、表
示部243の選択内容が自動的に「OFF」とされる。
【0061】図9および図10は、それぞれ表示設定お
よび音設定を行う画面の例を示す。図9は、表示設定を
行う表示設定画面250の一例を示す。表示部251、
252、253、254および255は、それぞれ待受
画面、スクリーンセーバ、キャラクタ表示、発信アニメ
ーションおよびディスプレイ表示の設定が選択される。
よび音設定を行う画面の例を示す。図9は、表示設定を
行う表示設定画面250の一例を示す。表示部251、
252、253、254および255は、それぞれ待受
画面、スクリーンセーバ、キャラクタ表示、発信アニメ
ーションおよびディスプレイ表示の設定が選択される。
【0062】待受表示は、携帯端末10が着信待ちのと
きに表示される画面である。スクリーンセーバは、待受
表示が一定時間以上表示された後に表示される画面であ
る。キャラクタ表示は、所定のキャラクタが表示され
る。発信アニメーションは、例えば携帯端末10から電
子メールを発信する際に表示されるアニメーション画面
である。また、ディスプレイ表示は、画面の明るさ、カ
ラー/モノクロの設定など、画面表示の一般的な設定で
ある。表示部251、252、253、254および2
55の各項目において、「OFF」が選択されている項
目では、デフォルトの設定が用いられる。
きに表示される画面である。スクリーンセーバは、待受
表示が一定時間以上表示された後に表示される画面であ
る。キャラクタ表示は、所定のキャラクタが表示され
る。発信アニメーションは、例えば携帯端末10から電
子メールを発信する際に表示されるアニメーション画面
である。また、ディスプレイ表示は、画面の明るさ、カ
ラー/モノクロの設定など、画面表示の一般的な設定で
ある。表示部251、252、253、254および2
55の各項目において、「OFF」が選択されている項
目では、デフォルトの設定が用いられる。
【0063】一方、表示部251、252、253およ
び254において、「ON」が選択された場合、その項
目は、メモリ110内の保存領域であるデータフォルダ
に保存された画像データから、表示させたい画像データ
を選択することができる。
び254において、「ON」が選択された場合、その項
目は、メモリ110内の保存領域であるデータフォルダ
に保存された画像データから、表示させたい画像データ
を選択することができる。
【0064】例えば、表示部251において「ON」が
選択されると、データフォルダに保存されているデータ
を一覧または順次表示するような画面が表示部25に対
して表示される。この表示に基づき、範囲設定された当
該範囲において表示させたい画像データを選択する。画
像データが選択されると、表示部25の表示は、表示設
定画面250に戻される。
選択されると、データフォルダに保存されているデータ
を一覧または順次表示するような画面が表示部25に対
して表示される。この表示に基づき、範囲設定された当
該範囲において表示させたい画像データを選択する。画
像データが選択されると、表示部25の表示は、表示設
定画面250に戻される。
【0065】図10は、音設定を行う音設定画面260
の一例を示す。表示部261、262、263、264
および265は、それぞれ着信音量調節、着信音選択、
バイブレータ設定、キー操作音設定およびメール着信音
設定が選択される。着信音量調節およびキー操作音設定
は、着信を通知する着信音およびキー操作応じて発せら
れるキー操作音の音量設定が、例えば「大、中、小」や
1乃至5の数値で選択される。着信音選択は、着信を通
知する際に用いる音声データまたは演奏データが選択さ
れているか否かが選択される。バイブレータ設定は、バ
イブレータによる着信通知を行うか否かが選択される。
メール着信音設定は、携帯端末10に電子メールが着信
したことを、着信音を発して通知するか否かが選択され
る。
の一例を示す。表示部261、262、263、264
および265は、それぞれ着信音量調節、着信音選択、
バイブレータ設定、キー操作音設定およびメール着信音
設定が選択される。着信音量調節およびキー操作音設定
は、着信を通知する着信音およびキー操作応じて発せら
れるキー操作音の音量設定が、例えば「大、中、小」や
1乃至5の数値で選択される。着信音選択は、着信を通
知する際に用いる音声データまたは演奏データが選択さ
れているか否かが選択される。バイブレータ設定は、バ
イブレータによる着信通知を行うか否かが選択される。
メール着信音設定は、携帯端末10に電子メールが着信
したことを、着信音を発して通知するか否かが選択され
る。
【0066】表示部261および264については、
「OFF」の状態で、それぞれ着信音およびキー操作音
が鳴らないように設定される。このとき、表示部261
の表示に基づきメール着信音についても通常の着信音と
同時に設定できるようにしてもよい。
「OFF」の状態で、それぞれ着信音およびキー操作音
が鳴らないように設定される。このとき、表示部261
の表示に基づきメール着信音についても通常の着信音と
同時に設定できるようにしてもよい。
【0067】表示部262および265については、
「ON」が選択されている場合、その項目について、メ
モリ110内の保存領域であるデータフォルダに保存さ
れた音声データや演奏データから、着信音として用いた
いデータを選択することができる。なお、表示部263
によるバイブレータ設定は、「ON」/「OFF」の
み、すなわち、バイブレータを用いるか否かのみを設定
することができる。
「ON」が選択されている場合、その項目について、メ
モリ110内の保存領域であるデータフォルダに保存さ
れた音声データや演奏データから、着信音として用いた
いデータを選択することができる。なお、表示部263
によるバイブレータ設定は、「ON」/「OFF」の
み、すなわち、バイブレータを用いるか否かのみを設定
することができる。
【0068】一方、上述の自動マナーモード設定画面2
30において「ON」が選択された場合には、マナーモ
ードの内容が設定される。図11は、マナーモードの設
定を行うマナー設定画面270の一例を示す。表示部2
71は、予め用意された動作モードから選択されたマナ
ーモードにおける動作モードが選択される。マナーモー
ドにおける動作モードとしては、例えば、マナー、サイ
レントおよびバイブレータの3モードが予め用意されて
いる。さらに、ユーザ独自の設定によるオリジナル設定
をマナーモードにおける動作モードとして用いることが
できる。
30において「ON」が選択された場合には、マナーモ
ードの内容が設定される。図11は、マナーモードの設
定を行うマナー設定画面270の一例を示す。表示部2
71は、予め用意された動作モードから選択されたマナ
ーモードにおける動作モードが選択される。マナーモー
ドにおける動作モードとしては、例えば、マナー、サイ
レントおよびバイブレータの3モードが予め用意されて
いる。さらに、ユーザ独自の設定によるオリジナル設定
をマナーモードにおける動作モードとして用いることが
できる。
【0069】なお、サイレントは、例えば着信通知を音
で行わずに、表示部25による表示やLED表示部31
の点灯により行う。同様に、バイブレータは、着信通知
を音で行わずに、バイブレータ部121を振動させるこ
とで行う。マナーは、例えば、着信音の音量を極めて小
さくした状態で着信通知を行ったり、バイブレータ部1
21の振動と音量を極めて小さくされた着信音とで着信
通知を行う。
で行わずに、表示部25による表示やLED表示部31
の点灯により行う。同様に、バイブレータは、着信通知
を音で行わずに、バイブレータ部121を振動させるこ
とで行う。マナーは、例えば、着信音の音量を極めて小
さくした状態で着信通知を行ったり、バイブレータ部1
21の振動と音量を極めて小さくされた着信音とで着信
通知を行う。
【0070】図11のマナー設定画面270において、
表示部272および273は、タイマによりマナーモー
ドを自動的にON/OFFするか否かがそれぞれ選択さ
れる。また、表示部274は、マナーモードの動作とし
て、ユーザのオリジナルの設定を用いるか否かが選択さ
れる。表示部274で「ON」を選択すると、上述した
図9および図10で設定した内容がマナーモードの動作
として設定される。
表示部272および273は、タイマによりマナーモー
ドを自動的にON/OFFするか否かがそれぞれ選択さ
れる。また、表示部274は、マナーモードの動作とし
て、ユーザのオリジナルの設定を用いるか否かが選択さ
れる。表示部274で「ON」を選択すると、上述した
図9および図10で設定した内容がマナーモードの動作
として設定される。
【0071】上述のようにして、ある位置に対して設定
された範囲に携帯端末10が入ったときに自動的に変更
される、着信通知方法および表示部25の表示画面によ
る携帯端末10における動作モードが設定される。設定
された動作モードは、ユーザの所定の操作により、解除
および変更することができる。
された範囲に携帯端末10が入ったときに自動的に変更
される、着信通知方法および表示部25の表示画面によ
る携帯端末10における動作モードが設定される。設定
された動作モードは、ユーザの所定の操作により、解除
および変更することができる。
【0072】図12は、この位置に対する設定の解除お
よび変更を行う位置自動変更解除画面280の一例を示
す。表示部281は、位置設定モードが有効にされてい
るか否かが選択される。表示部281で「OFF」を選
択することで、位置設定モードの設定内容を解除するこ
とができる。表示部282A、282B、・・・は、位
置設定モードによりなされた設定がタイトル名により一
覧表示され、その設定を有効とするか否かがそれぞれ選
択される。
よび変更を行う位置自動変更解除画面280の一例を示
す。表示部281は、位置設定モードが有効にされてい
るか否かが選択される。表示部281で「OFF」を選
択することで、位置設定モードの設定内容を解除するこ
とができる。表示部282A、282B、・・・は、位
置設定モードによりなされた設定がタイトル名により一
覧表示され、その設定を有効とするか否かがそれぞれ選
択される。
【0073】表示部283、284および285は、そ
れぞれ操作部23、21および22に対応する。操作部
23を操作することで、対応する表示部283に表示さ
れるように、新規に位置登録および動作モードの設定な
どを行うことができる。すなわち、操作部23を操作す
ることで、上述した図3のステップS10からの動作が
携帯端末10において実行される。
れぞれ操作部23、21および22に対応する。操作部
23を操作することで、対応する表示部283に表示さ
れるように、新規に位置登録および動作モードの設定な
どを行うことができる。すなわち、操作部23を操作す
ることで、上述した図3のステップS10からの動作が
携帯端末10において実行される。
【0074】操作部21を上下方向に操作することで、
画面280に表示されている各設定を選択することがで
きる。なお、操作部21をさらに上下方向に操作するこ
とで、表示部25に表示しきれない設定を順次、表示す
ることができる。所望の設定が選択されたら、操作部2
1を例えば押下することで、表示部284の表示に対応
して、選択された設定が解除されると共に、表示が変更
される。
画面280に表示されている各設定を選択することがで
きる。なお、操作部21をさらに上下方向に操作するこ
とで、表示部25に表示しきれない設定を順次、表示す
ることができる。所望の設定が選択されたら、操作部2
1を例えば押下することで、表示部284の表示に対応
して、選択された設定が解除されると共に、表示が変更
される。
【0075】例えば、現在「ON」に設定されている表
示部282Aに対応する設定が選択され、操作部21が
押下されると、表示部282Aの表示が「OFF」とさ
れ、当該設定が解除される。同様に、若し表示部282
Aの表示が「OFF」であれば、操作部21を押下する
ことで、表示部282Aの表示が「ON」とされ、解除
中の当該設定が再び有効とされる。
示部282Aに対応する設定が選択され、操作部21が
押下されると、表示部282Aの表示が「OFF」とさ
れ、当該設定が解除される。同様に、若し表示部282
Aの表示が「OFF」であれば、操作部21を押下する
ことで、表示部282Aの表示が「ON」とされ、解除
中の当該設定が再び有効とされる。
【0076】また、操作部21を上下に操作し、所望の
設定が選択されたら、操作部22を操作することで、表
示部285の表示に対応して、選択された設定の設定内
容を変更することができる。この場合、例えば上述した
図3のステップS11からの動作が携帯端末10におい
て実行される。
設定が選択されたら、操作部22を操作することで、表
示部285の表示に対応して、選択された設定の設定内
容を変更することができる。この場合、例えば上述した
図3のステップS11からの動作が携帯端末10におい
て実行される。
【0077】なお、この位置自動変更解除画面280
は、上述した図4乃至図11に示される一連の画面の先
頭に表示することができる画面である。
は、上述した図4乃至図11に示される一連の画面の先
頭に表示することができる画面である。
【0078】なお、上述では、図3のフローチャートで
ステップS13で自動マナーモードを選択しない場合、
表示設定、音設定およびマナー設定をそれぞれ行うこと
ができると説明したが、これはこの例に限定されない。
ステップS13で自動マナーモードを選択しない場合
に、さらに、アプリケーションの起動設定や電子メール
の発信設定を行うようにできる。
ステップS13で自動マナーモードを選択しない場合、
表示設定、音設定およびマナー設定をそれぞれ行うこと
ができると説明したが、これはこの例に限定されない。
ステップS13で自動マナーモードを選択しない場合
に、さらに、アプリケーションの起動設定や電子メール
の発信設定を行うようにできる。
【0079】図13は、アプリケーションソフトウェア
(以下、アプリケーションと略称する)の起動設定を行
うアプリケーション設定画面290の一例を示す。表示
部291および292は、設定された範囲に入ったとき
に動作中のアプリケーションを停止するか否か、ならび
に、動作中のアプリケーションを継続するか否かがそれ
ぞれ選択される。
(以下、アプリケーションと略称する)の起動設定を行
うアプリケーション設定画面290の一例を示す。表示
部291および292は、設定された範囲に入ったとき
に動作中のアプリケーションを停止するか否か、ならび
に、動作中のアプリケーションを継続するか否かがそれ
ぞれ選択される。
【0080】表示部291で「ON」が選択された場
合、携帯端末10が設定された範囲に入っても動作中の
アプリケーションは停止されない。表示部291で「O
FF」が選択されていると、設定された範囲に入ると、
動作中のアプリケーションが自動的に停止される。この
とき、表示部292の表示が「ON」になっていると、
動作中のアプリケーションにおける所定の処理が完了す
るまでそのアプリケーションの動作が継続される。
合、携帯端末10が設定された範囲に入っても動作中の
アプリケーションは停止されない。表示部291で「O
FF」が選択されていると、設定された範囲に入ると、
動作中のアプリケーションが自動的に停止される。この
とき、表示部292の表示が「ON」になっていると、
動作中のアプリケーションにおける所定の処理が完了す
るまでそのアプリケーションの動作が継続される。
【0081】一例として、表示部291で「OFF」、
表示部292で「ON」をそれぞれ選択しておくと、例
えば携帯端末10においてプログラムやデータをダウン
ロードするアプリケーションが動作中に、携帯端末10
が設定された範囲に入ると、ダウンロード処理が完了し
てから当該アプリケーションが自動的に停止される。
表示部292で「ON」をそれぞれ選択しておくと、例
えば携帯端末10においてプログラムやデータをダウン
ロードするアプリケーションが動作中に、携帯端末10
が設定された範囲に入ると、ダウンロード処理が完了し
てから当該アプリケーションが自動的に停止される。
【0082】図14は、電子メールの発信設定を行う発
信設定画面300の一例を示す。表示部301および3
02は、それぞれ、設定された範囲内での電子メールの
発信を行うか否か、ならびに、当該範囲から出たときに
電子メールの自動発信を行うか否かが選択される。
信設定画面300の一例を示す。表示部301および3
02は、それぞれ、設定された範囲内での電子メールの
発信を行うか否か、ならびに、当該範囲から出たときに
電子メールの自動発信を行うか否かが選択される。
【0083】表示部301で「ON」が選択されていれ
ば、当該範囲内での電子メールの発信を行うことができ
る。一方、表示部301で「OFF」が選択されていれ
ば、当該範囲内での電子メールの発信が禁止される。な
お、表示部301で「OFF」が選択されていても、携
帯端末10による電子メールの作成および保存を行うこ
とは可能である。
ば、当該範囲内での電子メールの発信を行うことができ
る。一方、表示部301で「OFF」が選択されていれ
ば、当該範囲内での電子メールの発信が禁止される。な
お、表示部301で「OFF」が選択されていても、携
帯端末10による電子メールの作成および保存を行うこ
とは可能である。
【0084】ここで、表示部301で「OFF」が選択
され、且つ、表示部302で「ON」が選択されていれ
ば、携帯端末10が当該範囲内に入っているときに作成
された電子メールは、発信保留状態とされ、携帯端末1
0が当該範囲から出たときに、自動的に発信される。
され、且つ、表示部302で「ON」が選択されていれ
ば、携帯端末10が当該範囲内に入っているときに作成
された電子メールは、発信保留状態とされ、携帯端末1
0が当該範囲から出たときに、自動的に発信される。
【0085】図14において、表示部303は、設定さ
れた範囲内でユーザからの発呼を行うか否かが選択され
る。表示部303で「OFF」が選択されていれば、当
該範囲内からの発呼がなされず、当該範囲内で送話がで
きない。表示部303で「ON」が選択されていれば、
当該範囲内から発呼され、送話が可能である。
れた範囲内でユーザからの発呼を行うか否かが選択され
る。表示部303で「OFF」が選択されていれば、当
該範囲内からの発呼がなされず、当該範囲内で送話がで
きない。表示部303で「ON」が選択されていれば、
当該範囲内から発呼され、送話が可能である。
【0086】図15は、この実施の一形態による携帯端
末10において、位置情報に基づき自動的に変更可能な
項目の例を一覧表示して示す。時計表示に関しては、上
述では説明されていないが、所定の時刻で鳴るように設
定されたアラーム音を、携帯端末10が設定された範囲
内に入ったときに鳴らさないようにするか否かを設定す
ることができる。設定された範囲内に携帯端末10が入
ったら、携帯端末10の電源をオフにし、当該範囲から
出たら、電源をオンにするオートパワーオン/オフを設
定できる。
末10において、位置情報に基づき自動的に変更可能な
項目の例を一覧表示して示す。時計表示に関しては、上
述では説明されていないが、所定の時刻で鳴るように設
定されたアラーム音を、携帯端末10が設定された範囲
内に入ったときに鳴らさないようにするか否かを設定す
ることができる。設定された範囲内に携帯端末10が入
ったら、携帯端末10の電源をオフにし、当該範囲から
出たら、電源をオンにするオートパワーオン/オフを設
定できる。
【0087】スケジューラに関しては、上述では説明さ
れていないが、スケジューラに登録されたスケジュール
に基づきアラームが鳴るようにでき、設定された範囲内
に入ったときにこのアラームを鳴らさないようにするか
否かを設定することができる。
れていないが、スケジューラに登録されたスケジュール
に基づきアラームが鳴るようにでき、設定された範囲内
に入ったときにこのアラームを鳴らさないようにするか
否かを設定することができる。
【0088】マナーモードに関しては、上述したよう
に、携帯端末10が設定された範囲内に入ったときに、
携帯端末10のマナーモードの動作を、マナー、サイレ
ント、バイブレータおよびオリジナル設定のうちの、設
定されたモードに変更するか否かを設定することができ
る。また、上述では説明されていないが、設定された範
囲内に携帯端末10が入ったら、携帯端末10の電源を
オフにし、当該範囲から出たら、電源をオンにするオー
トパワーオン/オフをマナーモードとして設定できる。
に、携帯端末10が設定された範囲内に入ったときに、
携帯端末10のマナーモードの動作を、マナー、サイレ
ント、バイブレータおよびオリジナル設定のうちの、設
定されたモードに変更するか否かを設定することができ
る。また、上述では説明されていないが、設定された範
囲内に携帯端末10が入ったら、携帯端末10の電源を
オフにし、当該範囲から出たら、電源をオンにするオー
トパワーオン/オフをマナーモードとして設定できる。
【0089】音設定に関しては、上述したように、携帯
端末10が設定された範囲内に入ったときの、着信音量
の設定、ならびに、着信音、キー操作音およびメール着
信音をそれぞれ選択することができる。また、携帯端末
10が設定された範囲内に入ったときに、着信通知をバ
イブレータ部121を振動させることにより行うか否か
を設定することができる。バイブレータ部121を用い
て着信通知を行う場合は、例えば上述の着信音、キー操
作音およびメール着信音がオフに設定される。
端末10が設定された範囲内に入ったときの、着信音量
の設定、ならびに、着信音、キー操作音およびメール着
信音をそれぞれ選択することができる。また、携帯端末
10が設定された範囲内に入ったときに、着信通知をバ
イブレータ部121を振動させることにより行うか否か
を設定することができる。バイブレータ部121を用い
て着信通知を行う場合は、例えば上述の着信音、キー操
作音およびメール着信音がオフに設定される。
【0090】表示設定に関しては、上述したように、携
帯端末10が設定された範囲内に入ったときの、待受画
面、スクリーンセーバおよび発信アニメーションーショ
ンをそれぞれ選択することができる。また、これらを表
示しない選択も可能である。さらに、上述では説明され
ていないが、携帯端末10が設定された範囲内に入った
ときの、待受画面に表示される時計表示を選択すること
ができる。スクリーンセーバについても、表示される時
計表示を選択することができる。
帯端末10が設定された範囲内に入ったときの、待受画
面、スクリーンセーバおよび発信アニメーションーショ
ンをそれぞれ選択することができる。また、これらを表
示しない選択も可能である。さらに、上述では説明され
ていないが、携帯端末10が設定された範囲内に入った
ときの、待受画面に表示される時計表示を選択すること
ができる。スクリーンセーバについても、表示される時
計表示を選択することができる。
【0091】さらにまた、上述では説明されていない
が、携帯端末10が設定された範囲内に入ったときに、
表示部25に対する照明、例えば表示部105の裏面側
に設けられたバックライトを点灯させるか否かを設定す
ることができる。また、携帯端末10が設定された範囲
内に入ったときの、表示部25の表示のコントラストや
テキスト色を設定することができる。
が、携帯端末10が設定された範囲内に入ったときに、
表示部25に対する照明、例えば表示部105の裏面側
に設けられたバックライトを点灯させるか否かを設定す
ることができる。また、携帯端末10が設定された範囲
内に入ったときの、表示部25の表示のコントラストや
テキスト色を設定することができる。
【0092】さらに、携帯端末10が設定された範囲内
に入ったときに表示部25に表示される言語を選択する
ことができる。例えば、デフォルト設定が日本語表示の
場合、ある範囲内で英語表示に変更されるように設定で
きる。
に入ったときに表示部25に表示される言語を選択する
ことができる。例えば、デフォルト設定が日本語表示の
場合、ある範囲内で英語表示に変更されるように設定で
きる。
【0093】なお、この携帯端末10において、電子メ
ールの発信の際に音声で以て発信を通知する音声発信を
行うようにできる。携帯端末10が設定された範囲内に
入ったときに、音声発信を行うか否かを設定することが
できる。
ールの発信の際に音声で以て発信を通知する音声発信を
行うようにできる。携帯端末10が設定された範囲内に
入ったときに、音声発信を行うか否かを設定することが
できる。
【0094】この発明では、このような様々な設定を所
望に組み合わせて動作モードを設定し、登録することが
できる。位置に応じて異なる動作モードを設定すること
で、この携帯端末10を所持したユーザが移動した場合
のTPOに応じて動作モードが自動的に切り替わる。そ
のため、ユーザは、移動するたびに一々動作モードを設
定する必要が無い。
望に組み合わせて動作モードを設定し、登録することが
できる。位置に応じて異なる動作モードを設定すること
で、この携帯端末10を所持したユーザが移動した場合
のTPOに応じて動作モードが自動的に切り替わる。そ
のため、ユーザは、移動するたびに一々動作モードを設
定する必要が無い。
【0095】次に、この実施の一形態による携帯端末1
0の、位置による機能設定切り替えについて説明する。
図16は、位置情報に対応する携帯端末10の設定を登
録する処理を概略的に示すフローチャートである。ま
ず、ステップS20で、携帯端末10により、GPS部
124で測位衛星からの電波が受信され、現在位置の位
置情報の受信が開始される。次のステップS21で、例
えばユーザにより、携帯端末10の動作モードを自動的
に切り替えたい位置に携帯端末10が移動され、移動さ
れた位置が登録される。登録された位置情報は、例えば
RAM108に一時的に記憶される。上述したように、
このときに位置に対して所定の範囲が設定され、設定さ
れた範囲情報が記憶される。
0の、位置による機能設定切り替えについて説明する。
図16は、位置情報に対応する携帯端末10の設定を登
録する処理を概略的に示すフローチャートである。ま
ず、ステップS20で、携帯端末10により、GPS部
124で測位衛星からの電波が受信され、現在位置の位
置情報の受信が開始される。次のステップS21で、例
えばユーザにより、携帯端末10の動作モードを自動的
に切り替えたい位置に携帯端末10が移動され、移動さ
れた位置が登録される。登録された位置情報は、例えば
RAM108に一時的に記憶される。上述したように、
このときに位置に対して所定の範囲が設定され、設定さ
れた範囲情報が記憶される。
【0096】ステップS22では、携帯端末10がステ
ップS21で登録された位置に来たときに自動的に切り
替わる動作モードの内容が設定された切り替え設定が登
録される。登録された設定は、例えばRAM108に一
時的に記憶される。そして、ステップS23で、登録位
置および登録位置での切り替え設定が携帯端末10に保
存される。登録位置および登録位置での切り替え設定
は、例えばメモリ110に記憶されて保存される。
ップS21で登録された位置に来たときに自動的に切り
替わる動作モードの内容が設定された切り替え設定が登
録される。登録された設定は、例えばRAM108に一
時的に記憶される。そして、ステップS23で、登録位
置および登録位置での切り替え設定が携帯端末10に保
存される。登録位置および登録位置での切り替え設定
は、例えばメモリ110に記憶されて保存される。
【0097】図17は、携帯端末10の、位置情報に基
づく機能切り替え処理を概略的に示すフローチャートで
ある。まず、ステップS30で、携帯端末10により、
GPS部124で測位衛星からの電波が受信され、現在
位置の位置情報の受信が開始される。次のステップS3
1で、例えばユーザにより、携帯端末10の動作モード
を自動的に切り替えたい位置に向けて携帯端末10が移
動される。
づく機能切り替え処理を概略的に示すフローチャートで
ある。まず、ステップS30で、携帯端末10により、
GPS部124で測位衛星からの電波が受信され、現在
位置の位置情報の受信が開始される。次のステップS3
1で、例えばユーザにより、携帯端末10の動作モード
を自動的に切り替えたい位置に向けて携帯端末10が移
動される。
【0098】携帯端末10が移動されると、ステップS
32で、移動された位置が携帯端末10に登録されてい
る位置であるかどうかが判断される。ここでは、上述し
たように、動作モードの自動切り替えを行う位置情報が
範囲で設定されているので、移動された位置が登録され
た範囲内にあるかどうかが判断される。若し、現在の位
置が登録された範囲内にあると判断されれば、処理はス
テップS33に移行される。
32で、移動された位置が携帯端末10に登録されてい
る位置であるかどうかが判断される。ここでは、上述し
たように、動作モードの自動切り替えを行う位置情報が
範囲で設定されているので、移動された位置が登録され
た範囲内にあるかどうかが判断される。若し、現在の位
置が登録された範囲内にあると判断されれば、処理はス
テップS33に移行される。
【0099】ステップS33では、現在、携帯端末10
の動作モードが当該範囲に対して設定された動作モード
になっているかどうかが判断される。このステップS3
3での判断は、すなわち、携帯端末10が登録された範
囲の外から入ってきたか、以前からその範囲内にいたか
が判断されることになる。ステップS33において、携
帯端末10が当該範囲に対して設定された動作モードに
なっていない場合は、この携帯端末10が当該範囲の外
から入ってきたと判断される。そして、処理はステップ
S34に移行し、携帯端末10の動作モードが当該範囲
に対して設定された動作モードに変更され、次のステッ
プS35で、変更された動作モードを示す情報が例えば
RAM108に記憶される。
の動作モードが当該範囲に対して設定された動作モード
になっているかどうかが判断される。このステップS3
3での判断は、すなわち、携帯端末10が登録された範
囲の外から入ってきたか、以前からその範囲内にいたか
が判断されることになる。ステップS33において、携
帯端末10が当該範囲に対して設定された動作モードに
なっていない場合は、この携帯端末10が当該範囲の外
から入ってきたと判断される。そして、処理はステップ
S34に移行し、携帯端末10の動作モードが当該範囲
に対して設定された動作モードに変更され、次のステッ
プS35で、変更された動作モードを示す情報が例えば
RAM108に記憶される。
【0100】ステップS33で、携帯端末10が当該範
囲に対して設定された動作モードになっていると判断さ
れれば、携帯端末10の動作モードを変更する必要が無
いため、処理はステップS30に戻される。
囲に対して設定された動作モードになっていると判断さ
れれば、携帯端末10の動作モードを変更する必要が無
いため、処理はステップS30に戻される。
【0101】一方、上述のステップS32で、現在の携
帯端末10の位置が登録された範囲内にないと判断され
れば、処理はステップS36に移行される。ステップS
36では、現在、携帯端末10の動作モードが直前の範
囲に対して設定された動作モードになっているかどうか
が判断される。このステップS36での判断は、すなわ
ち、携帯端末10が登録された範囲の外に出たか、未だ
に範囲内にいるかが判断されることになる。ステップS
36において、携帯端末10が当該直前の範囲に対して
設定された動作モードになっている場合には、この携帯
端末10が当該直前の範囲から出たと判断される。そし
て、処理はステップS37に移行され、携帯端末10の
動作モードが当該直前の範囲に対して設定されていた動
作モードから解除される。
帯端末10の位置が登録された範囲内にないと判断され
れば、処理はステップS36に移行される。ステップS
36では、現在、携帯端末10の動作モードが直前の範
囲に対して設定された動作モードになっているかどうか
が判断される。このステップS36での判断は、すなわ
ち、携帯端末10が登録された範囲の外に出たか、未だ
に範囲内にいるかが判断されることになる。ステップS
36において、携帯端末10が当該直前の範囲に対して
設定された動作モードになっている場合には、この携帯
端末10が当該直前の範囲から出たと判断される。そし
て、処理はステップS37に移行され、携帯端末10の
動作モードが当該直前の範囲に対して設定されていた動
作モードから解除される。
【0102】ステップS36で、携帯端末10が当該直
前の範囲対して設定された動作モードになっていないと
判断されれば、携帯端末10の動作モードを変更する必
要が無いため、処理はステップS30に戻される。
前の範囲対して設定された動作モードになっていないと
判断されれば、携帯端末10の動作モードを変更する必
要が無いため、処理はステップS30に戻される。
【0103】図18は、この実施の一形態による携帯端
末10の移動に伴い上述した図17のフローチャートに
従ってなされる、携帯端末10の機能変更のより具体的
な例を示す。
末10の移動に伴い上述した図17のフローチャートに
従ってなされる、携帯端末10の機能変更のより具体的
な例を示す。
【0104】ここで、携帯端末10は、動作モードとし
て、登録された位置(位置に対する範囲設定を含む範囲
Rとする)に対応する動作モードBと、それ以外の位置
に対応する動作モードAとがそれぞれ設定および登録さ
れているものとする。動作モードAは、図18Aに一例
が示されるように、待受画面310が表示部25に表示
され、着信通知が所定に選択された着信音によって行わ
れ、表示部25の下部に24時間表記の時計312が表
示されるように設定されている。動作モードBは、図1
8Bに一例が示されるように、表示部25に待受画面3
11が表示され、着信通知がバイブレータ部121の振
動により行われ、表示部25の下部に12時間表記の時
計313が表示されるように設定されている。
て、登録された位置(位置に対する範囲設定を含む範囲
Rとする)に対応する動作モードBと、それ以外の位置
に対応する動作モードAとがそれぞれ設定および登録さ
れているものとする。動作モードAは、図18Aに一例
が示されるように、待受画面310が表示部25に表示
され、着信通知が所定に選択された着信音によって行わ
れ、表示部25の下部に24時間表記の時計312が表
示されるように設定されている。動作モードBは、図1
8Bに一例が示されるように、表示部25に待受画面3
11が表示され、着信通知がバイブレータ部121の振
動により行われ、表示部25の下部に12時間表記の時
計313が表示されるように設定されている。
【0105】なお、GPS部124による測位衛星から
の電波の受信および受信された電波に基づく測位計算
は、携帯端末10が起動されている間、常時行われてい
るものとする。
の電波の受信および受信された電波に基づく測位計算
は、携帯端末10が起動されている間、常時行われてい
るものとする。
【0106】当初、携帯端末10が範囲R外にいるもの
として、携帯端末10の動作モードが動作モードAとさ
れ、携帯端末10の表示部25に、図18Aに示される
ような画面が表示される。このとき、携帯端末10に着
信があると、動作モードAに設定された着信音で着信が
通知される。
として、携帯端末10の動作モードが動作モードAとさ
れ、携帯端末10の表示部25に、図18Aに示される
ような画面が表示される。このとき、携帯端末10に着
信があると、動作モードAに設定された着信音で着信が
通知される。
【0107】ユーザがこの携帯端末10を持って移動
し、その間、常にGPS部124により現在位置の位置
情報が取得される。取得された位置情報と、設定および
登録されメモリ110に記憶された登録位置情報とが比
較される。この現在位置を示す位置情報と登録位置情報
との比較は、定期的に行われる。
し、その間、常にGPS部124により現在位置の位置
情報が取得される。取得された位置情報と、設定および
登録されメモリ110に記憶された登録位置情報とが比
較される。この現在位置を示す位置情報と登録位置情報
との比較は、定期的に行われる。
【0108】比較の結果、現在位置が登録された位置で
ある、すなわち、上述の範囲R内に携帯端末10が入っ
たと判断されたら、携帯端末10の動作モードが動作モ
ードAから当該登録位置に対して設定された動作モード
Bに変更される。そして、当動作モードBの設定内容に
従い、表示部25への表示設定や着信通知方法の設定が
変更され、携帯端末10の表示部25の表示が図18A
の表示から図18Bに示される表示に変更される。この
とき、携帯端末10に着信があると、動作モードBの設
定に従い、バイブレータ部121の振動によって着信が
通知される。
ある、すなわち、上述の範囲R内に携帯端末10が入っ
たと判断されたら、携帯端末10の動作モードが動作モ
ードAから当該登録位置に対して設定された動作モード
Bに変更される。そして、当動作モードBの設定内容に
従い、表示部25への表示設定や着信通知方法の設定が
変更され、携帯端末10の表示部25の表示が図18A
の表示から図18Bに示される表示に変更される。この
とき、携帯端末10に着信があると、動作モードBの設
定に従い、バイブレータ部121の振動によって着信が
通知される。
【0109】さらにユーザがこの携帯端末10を持って
移動し、GPS部124により取得された現在位置情報
と登録位置情報とに基づき、この携帯端末10の現在位
置が登録された位置ではない、すなわち、上述の範囲R
外に携帯端末10が出たと判断されたら、携帯端末10
の動作モードが動作モードBから動作モードAに変更さ
れる。すなわち、表示部25の表示が図18Bに示され
る表示から図18Cに示される、上述の図18Aと同一
の表示に変更される。また、このとき携帯端末10に着
信があれば、動作モードAに設定された着信音により着
信が通知される。
移動し、GPS部124により取得された現在位置情報
と登録位置情報とに基づき、この携帯端末10の現在位
置が登録された位置ではない、すなわち、上述の範囲R
外に携帯端末10が出たと判断されたら、携帯端末10
の動作モードが動作モードBから動作モードAに変更さ
れる。すなわち、表示部25の表示が図18Bに示され
る表示から図18Cに示される、上述の図18Aと同一
の表示に変更される。また、このとき携帯端末10に着
信があれば、動作モードAに設定された着信音により着
信が通知される。
【0110】なお、上述では、携帯端末10がGPSを
利用し、GPS部124で現在の位置情報を取得するよ
うに説明したが、これはこの例に限定されない。例え
ば、現在、CDMA方式による携帯電話システムにおい
て、GPSを用いた位置情報提供サービスが提案されて
いる。携帯端末10の接続方式にCDMA(Code Divisi
on Multiple Access)を採用することで、GPS部12
4を持たなくても、この位置情報提供サービスを利用し
て現在位置を示す位置情報を取得することができる。
利用し、GPS部124で現在の位置情報を取得するよ
うに説明したが、これはこの例に限定されない。例え
ば、現在、CDMA方式による携帯電話システムにおい
て、GPSを用いた位置情報提供サービスが提案されて
いる。携帯端末10の接続方式にCDMA(Code Divisi
on Multiple Access)を採用することで、GPS部12
4を持たなくても、この位置情報提供サービスを利用し
て現在位置を示す位置情報を取得することができる。
【0111】また、上述では、位置情報および位置情報
に対して設定され登録された動作モードがメモリ110
に記憶されるように説明したが、これはこの例に限定さ
れない。例えば、コネクタ29およびプラグ30によ
り、携帯端末10をパーソナルコンピュータなどの外部
の情報機器に接続し、メモリ110に記憶された位置情
報およびその位置情報に対応する動作モードを、この外
部の情報機器に保存するようにできる。外部の情報機器
に保存された位置情報およびその位置情報に対応する動
作モードは、コネクタ29およびプラグ30を介して携
帯端末10に読み込ませメモリ110に記憶させるよう
にできる。
に対して設定され登録された動作モードがメモリ110
に記憶されるように説明したが、これはこの例に限定さ
れない。例えば、コネクタ29およびプラグ30によ
り、携帯端末10をパーソナルコンピュータなどの外部
の情報機器に接続し、メモリ110に記憶された位置情
報およびその位置情報に対応する動作モードを、この外
部の情報機器に保存するようにできる。外部の情報機器
に保存された位置情報およびその位置情報に対応する動
作モードは、コネクタ29およびプラグ30を介して携
帯端末10に読み込ませメモリ110に記憶させるよう
にできる。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、携帯端末の現在位置を取得することができると共
に、携帯端末の位置に応じた携帯端末の表示や着信通知
方法を携帯端末の位置情報と共に設定および登録でき
る。そのため、携帯端末が位置情報を登録された位置に
移動した際に、携帯端末の表示や着信通知方法を、その
位置に対応して登録されたものに自動的に変更できると
いう効果がある。
ば、携帯端末の現在位置を取得することができると共
に、携帯端末の位置に応じた携帯端末の表示や着信通知
方法を携帯端末の位置情報と共に設定および登録でき
る。そのため、携帯端末が位置情報を登録された位置に
移動した際に、携帯端末の表示や着信通知方法を、その
位置に対応して登録されたものに自動的に変更できると
いう効果がある。
【0113】またそのため、着信通知を着信音で行って
も問題が無い、例えば往来のような場所から、着信音が
鳴ってしまっては周囲に迷惑がかかる、例えば映画館の
ような場所に移動するような場合などに、着信音の設定
を変更し忘れるという事態が生じるのが防がれるという
効果がある。
も問題が無い、例えば往来のような場所から、着信音が
鳴ってしまっては周囲に迷惑がかかる、例えば映画館の
ような場所に移動するような場合などに、着信音の設定
を変更し忘れるという事態が生じるのが防がれるという
効果がある。
【0114】さらに、場所によって表示画面の表示や着
信音などを変更することができるため、携帯端末の状態
に変化を付けることでき、ユーザが携帯端末を楽しんで
使えるという効果がある。
信音などを変更することができるため、携帯端末の状態
に変化を付けることでき、ユーザが携帯端末を楽しんで
使えるという効果がある。
【図1】この発明に適用できる携帯端末の一例の外観を
概略的に示す略線図である。
概略的に示す略線図である。
【図2】この実施の一形態による携帯端末の一例の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】位置設定モードの処理を概略的に示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】携帯端末の表示部に対する表示画面の例を示す
略線図である。
略線図である。
【図5】携帯端末の表示部に対する表示画面の例を示す
略線図である。
略線図である。
【図6】携帯端末の表示部に対する表示画面の例を示す
略線図である。
略線図である。
【図7】携帯端末の表示部に対する表示画面の例を示す
略線図である。
略線図である。
【図8】携帯端末の表示部に対する表示画面の例を示す
略線図である。
略線図である。
【図9】携帯端末の表示部に対する表示画面の例を示す
略線図である。
略線図である。
【図10】携帯端末の表示部に対する表示画面の例を示
す略線図である。
す略線図である。
【図11】携帯端末の表示部に対する表示画面の例を示
す略線図である。
す略線図である。
【図12】携帯端末の表示部に対する表示画面の例を示
す略線図である。
す略線図である。
【図13】携帯端末の表示部に対する表示画面の例を示
す略線図である。
す略線図である。
【図14】携帯端末の表示部に対する表示画面の例を示
す略線図である。
す略線図である。
【図15】この実施の一形態による携帯端末において位
置情報に基づき自動的に変更可能な項目の例を一覧表示
して示す略線図である。
置情報に基づき自動的に変更可能な項目の例を一覧表示
して示す略線図である。
【図16】位置情報に対応する携帯端末の設定を登録す
る処理を概略的に示すフローチャートである。
る処理を概略的に示すフローチャートである。
【図17】携帯端末の位置情報に基づく機能切り替え処
理を概略的に示すフローチャートである。
理を概略的に示すフローチャートである。
【図18】携帯端末の移動に伴いなされる携帯端末の機
能変更のより具体的な例を示す略線図である。
能変更のより具体的な例を示す略線図である。
10・・・携帯端末、21・・・十字キー、22・・・
決定キー、23・・・キャンセルキー、25・・・表示
部、101・・・CPU、105・・・表示部、106
・・・操作部、107・・・ROM、110・・・メモ
リ、121・・・バイブレータ部、124・・・GPS
部
決定キー、23・・・キャンセルキー、25・・・表示
部、101・・・CPU、105・・・表示部、106
・・・操作部、107・・・ROM、110・・・メモ
リ、121・・・バイブレータ部、124・・・GPS
部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 5K027 AA11 BB02 CC08 FF22 GG02
5K036 AA07 BB01 DD25 DD32 JJ01
JJ12 KK07
5K067 AA34 BB04 BB21 BB36 DD11
DD51 EE02 FF02 FF03 FF23
GG01 GG11 JJ52 JJ56
Claims (12)
- 【請求項1】 携帯が可能で無線による通信を行うよう
にされた携帯通信端末において、 現在の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段
と、 上記位置情報取得手段で取得された上記位置情報に基づ
き、現在の位置が予め設定された範囲内であるかどうか
を判断する位置判断手段と、 上記位置判断手段による上記判断の結果に基づき上記現
在の位置が上記予め設定された範囲内であるとされれば
動作モードを変更する動作モード変更手段とを有するこ
とを特徴とする携帯通信端末。 - 【請求項2】 請求項1に記載の携帯通信端末におい
て、 着信を通知する着信通知手段をさらに有し、 上記動作モード変更手段は、上記着信通知手段による上
記着信通知の動作モードを変更することを特徴とする携
帯通信端末。 - 【請求項3】 請求項1に記載の携帯通信端末におい
て、 所定の情報を表示する表示手段をさらに有し、 上記動作モード変更手段は、上記表示手段による上記表
示の動作モードを変更することを特徴とする携帯通信端
末。 - 【請求項4】 請求項1に記載の携帯通信端末におい
て、 上記動作モード変更手段は、上記位置判断手段による上
記判断の結果に基づき上記現在の位置が上記予め設定さ
れた範囲内であるとされて上記変更された上記動作モー
ドを、上記位置判断手段による上記判断の結果に基づき
上記現在の位置が上記予め設定された範囲外になったと
されたときに、上記動作モードの上記変更を解除するよ
うにしたことを特徴とする携帯通信端末。 - 【請求項5】 請求項1に記載の携帯通信端末におい
て、 上記位置情報および該位置情報に対応する上記範囲を登
録する位置登録手段をさらに有することを特徴とする携
帯通信端末。 - 【請求項6】 請求項1に記載の携帯通信端末におい
て、 上記動作モードを登録する動作モード登録手段をさらに
有することを特徴とする携帯通信端末。 - 【請求項7】 請求項6に記載の携帯通信端末におい
て、 上記動作モード登録手段は、複数の位置に対してそれぞ
れ異なる上記動作モードを登録できるようにしたことを
特徴とする携帯通信端末。 - 【請求項8】 請求項6に記載の携帯通信端末におい
て、 上記動作モード登録手段は、電話による着信と電子メー
ルによる着信とを区別して上記動作モードを登録できる
ようにしたことを特徴とする携帯通信端末。 - 【請求項9】 請求項1に記載の携帯通信端末におい
て、 電子メールを発信する電子メール発信手段をさらに有
し、 上記動作モード変更手段は、上記電子メール発信手段に
よる上記電子メールの発信の動作モードを変更すること
を特徴とする携帯通信端末。 - 【請求項10】 請求項9に記載の携帯通信端末におい
て、 上記動作モード変更手段は、上記位置判断手段により上
記現在の位置が上記電子メール発信手段による上記電子
メールの発信を禁止する範囲から出たと判断されたら、
該電子メールの発信を禁止する範囲内で発信が禁止され
た上記電子メールを上記電子メール発信手段により自動
的に発信するようにしたことを特徴とする携帯通信端
末。 - 【請求項11】 請求項1に記載の携帯通信端末におい
て、 所定のアプリケーションを実行するアプリケーション実
行手段をさらに有し、 上記動作モード変更手段は、上記アプリケーション実行
手段による上記所定のアプリケーションの実行の動作モ
ードを変更することを特徴とする携帯通信端末。 - 【請求項12】 請求項11に記載の携帯通信端末にお
いて、 上記動作モード変更手段は、上記位置判断手段により上
記現在の位置が上記アプリケーション実行手段による上
記アプリケーションの実行を停止する範囲外から該範囲
内に入ったと判断された場合に、上記アプリケーション
の実行を停止する範囲外で実行されたアプリケーション
による一連の処理が完了されるまで該アプリケーション
の実行を継続するようにしたことを特徴とする携帯通信
端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000619A JP2003204384A (ja) | 2002-01-07 | 2002-01-07 | 携帯通信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002000619A JP2003204384A (ja) | 2002-01-07 | 2002-01-07 | 携帯通信端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003204384A true JP2003204384A (ja) | 2003-07-18 |
Family
ID=27640951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002000619A Pending JP2003204384A (ja) | 2002-01-07 | 2002-01-07 | 携帯通信端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003204384A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10089485B2 (en) | 2013-03-22 | 2018-10-02 | I3 Systems, Inc. | Mobile device, information management system and storage medium |
-
2002
- 2002-01-07 JP JP2002000619A patent/JP2003204384A/ja active Pending
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US9203634B2 (en) | 2003-09-30 | 2015-12-01 | Kyocera Corporation | Mobile communication terminal, information providing system, program, and computer readable recording medium |
US9008627B2 (en) | 2003-09-30 | 2015-04-14 | Kyocera Corporation | Mobile communication terminal and information providing system |
US8995953B2 (en) | 2003-09-30 | 2015-03-31 | Kyocera Corporation | Mobile communication terminal that stores accumulated communication charge for an application |
US8798612B2 (en) | 2003-09-30 | 2014-08-05 | Kyocera Corporation | Mobile communication terminal for controlling startup of application based on received message and information providing system |
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