JPH06508970A

JPH06508970A - 補助情報モードを提供するパーソナル通信システム

Info

Publication number: JPH06508970A
Application number: JP5502208A
Authority: JP
Inventors: ブリーデン，ロバート・エル; ベッソム，リチャード・イー
Original assignee: モトローラ・インコーポレイテッド
Priority date: 1991-07-01
Filing date: 1992-06-05
Publication date: 1994-10-06
Also published as: EP0592493A1; WO1993001665A1; EP0592493A4; CA2112594A1; KR940701610A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】補助情報モードを提供するバーンナル通信システム発明の背景発明の分野本発明は、一般にパーソナル通信システムの分野に関し、さらに詳しくは、パーソナル無線電話通信システムに関する。

従来技術の説明パーソナル通信システムは、米国および世界中で電気通信を大幅に向上拡大している。このようなパーソナル通信システムの例には、セルラ通信システムや、ＣＴ−２（第２す化コードレス電話）やＤ　Ｅ　ＣＴ（ｄｉｇｉｔａｌ　Ｅｕｒｏｐｅａｎｃｏｒｄｌｅｓｓ　ｔｅｌｅｐｈｏｎｅ）などのコードレス無線電話システムなどがある。特にコードレス電話システムは、複数の固定位置テレポイント基地局（ｔｅｌｅｐｏｉｎＬ　ｂａｓｅ　５ｔａｔｉｏｎ）により、一般電話交換網（ＰＳＴＮ）に対するワイヤレス通信接続を提供し、これら複数の固定基地局は複数の携帯無線電話ハンドセクトと従来の電話受話器との間で音声通信機能を提供している。携帯無線電話ハンドセントでは、セルラ携帯トランシーバに比べて、極めて低い電力出力しか出ていないので、複数のテレポイント基地局をショッピング・センタ、商店街のショッピング・エリア、空港および他の場所などのさまざまな地理的サービス・エリアに分散して、システム内で所望される必要なサービス範囲を提供しなければならない。これらのサービス・エリアは孤立したサービス圏（ｉｓｌａｎｄｓ　ｏｆ　ｃｏｖｅｒａｇｅ）を提供しており、これらのサービス圏は無線電話ハンドセット加入者に提供される通信機能を直接向上していた。しかし、高度な音声通信機能を提供するほかに、データ通信機能も提供できる必要があり、これによりこのようなパーソナル通信システムにおいてハンドセント加入者に提供される総合通信機能がさらに向上される。

発明の概要パーソナル通信システムは、一つまたはそれ以上の携帯無線電話ハンドセントと電話回線網との間で音声通信機能を提供する複数のトランシーバ局によって構成される。システム内の一つまたはそれ以上のトランシーバ局は、局所情報データベース（ｌｏｃａｌｉｚｅｄ　ｉｎｆｏｒｍａｌｉｏｎ　ｄａｚａ　ｂａｓｅ）を保存でき、かつこのトランシーバ局と通信する携帯無線電話ハンドセットから受信される通信要求に応答してデータベースを送信できる。携帯無線電話ハンドセットは、送信された局所情報データベースの少なくとも第１部分を受信でき、かつこの部分をハンドセント加入者に提示できる。

局所情報データベースは、トランシーバ局の圏内に位置する施設（ｅｓｔａｂｌｉｓｈｍｅｎｔ）の業務（ｃｏｎｄｕｃｔ　ｏｆ　ｂｕｓｉｎｅｓｓ）に関する情報を含む。

携帯無線電話と電話回線網との間で音声通信を行うことができ、かつ局所情報データベースを保存／送信できる複数のトランシーバ局を含むパーソナル通信システムにおいて用いられる携帯無線電話ハンドセットは、通信を確立するトランシーバ局内に保存される局所情報データベースの少なくとも第１部分を受信するための少なくとも第１要求を生成し、送信する手段からなる。受信手段は、トランシーバ局によって送信される局所情報データベースの一部を受信し、受信された局所情報データベースのこの一部をハンドセット加入者に提示する。

一つまたはそれ以上の携帯無線電話と電話回線網との間で音声通信機能を提供するパーソナル通信システムにおけるトランシーバ局は、局所情報データベースを保存するメモリ手段と、局所情報データベースの少なくとも一部を送信するための要求を携帯無線電話の一つから受信する受信手段と、局所情報データベースの要求された部分をハンドセット加入者に送信する送信手段とによって構成される。

図面の簡単な説明第１図は、本発明の好適な実施例によるパーソナル通信システムの電気ブロック図である。

第２図は、本発明の好適な実施例による局所情報データベースの用途を説明する図である。

第３図は、本発明の好適な実施例によるネットワーク制御センタの電気ブロック図である。

第４図は、本発明の好適な実施例による局所情報データベースのフォーマット化を示すフローチャートである。

第５図は、本発明の好適な実施例によるトランシーバ局の電気ブロック図である。

第６図は、本発明の好適な実施例による携帯無線電話を示す図である。

第７図は、本発明の好適な実施例による携帯無線電話の電気ブロック図である。

第８八図ないし第８Ｃ図は、本発明の好適な実施例による携帯無線電話およびトランシーバ局の動作を示すフローチャートである。

好適な実施例の説明第１図は、本発明の好適な実施例によるパーソナル通信システムの電気ブロック図である。第１図に示すように、パーソナル通信システム１０は複数のトランシーバ局１２゜１４，１６．１８を含み（そのうち４つの局を示す）を含み、これらのトランシーバ局は一つまたはそれ以上の携帯無線電話２０，２２．２４　（そのうち３つを示す）と従来の電話ハンドセット２６．２８との間で一般電話交換網（ＰＳＴＮ）３０を介して音声通信を提供するために用いられる。音声通信機能を提供するこのようなパーソナル通信システム１０の例は当技術分野で周知であり、ＣＴ−２（第２＃：化コードレス電話）やＤ　Ｅ　ＣＴ（ｄｉｇｉｔａｌＥｕｒｏｐｅａｎ　ｃｏｒｄｌｅｓｓ　ｔｅｌｅｐｏｎｅ）システムなどの新しいコードレス無線電話システムなどのパーソナル通信システムが含まれる。このようなコードレス無線電話システムでは、ＣＴ−２テレポイント基地局１２などのトランシーバ局の範囲内にあるハンドセント２０などの携帯無線電話ハンドセットに一つによって、音声通信が起こされる。本説明に限り、以下の説明ではＣＴ−２コ一ドレス無線電話システムなどのパーソナル通信システムに関するが、他のコードレス電話やセルラ通信システムなどの他の形式のパーソナル通信システムも、ハンドセント２０などの携帯無線電話ハンドセットと、セルラまたはテレポイント基地局１２などのトランシーバ局との間で音声通信機能を提供できる。

ＣＴ−２システムで用いるのに適した携帯無線電話ハンドセットは、Ｍ　ｏ　ｔ　ｏ　ｒ　ｏ　ｌ　ａ　Ｉ　ｎ　ｃ　、製５ＩＬＶＥＲＬＩＮＫ　（商標）２０００　Ｐｅｒｓｏｎａｌ　Ｔｅ１ｅｐｈｏｎｅなど、当技術分野で周知である。

ＣＴ−２システムで用いるのに適したテレポイント基地局も、Ｍｏｔｏｒｏｌａ　Ｉｎｃ、製５ＩＬＶＥＲＬＩＮＫ　（商標）Ｔｅｌｅｐｏｉｎｔ　Ｂａ５ｅ　５Ｌａｔｉｏｎなど、当技術分野で周知である。

このような携帯無線電話ハンドセットやテレポイント基地局は、周知のＣＴ２／ＣＡＩ通信プロトコルを利用して音声通信を提供する。

無線電話ハンドセットまたは携帯無線電話によって呼が起こされる場合、呼は、とりわけ、課金目的のために、テレポイント基地局またはトランシーバ局によって記録（ｌｏｇ）され、これらの局を介して呼が起こされる。周期的、例えば、１日１回、各テレポイント基地局１２，１４，１６゜１８で収集される呼情報は、ネットワーク制御センタ３２などの中央制御局に転送される。このような一つのネ・ノドワーク制御センタとして、Ｍｏｔｏｒｏｌａ　Ｎｅｔｗｏｒｋ　ＣｏｎｔｒｏｌＣｅｎｔｅｒ　（Ｍ　Ｎ　ＣＣ）や公衆テレポイント・システム（Ｐｕｂｌｉｃ　Ｔｅ１ｅｐｏｉｎｌ　Ｓｙｓｔｅｍ）用ＢｕｓｉｎｅｓｓＭａｎａｇｅｍｅｎｔ　ａｎｄ　ＢＢｌｌｌｉｎ　Ｓｙｓｔｅｍ　（ＢＭＢ　Ｓ）があり、これらは、−切のシステム基地局およびフレキシブル課金サイクル（ｆｌｅｘｉｂｌｅ　ｂｉｌｌｉｎｇ　ｃｙｃｌｅｓ）の自動監視を行い、また反復料金（ｒｅｃｕｒｒｔｎｇ　ｃｈａｒｇｅｓ）の自動入力を行うＯ従来のパーソナル通信システムとは異なり、本発明の好適な実施例によるパーソナル通信システムは、一つまたはそれ以上のテレポイント基地局の圏内に位置する施設の業務に関する情報を収集する手段を提供し、各テレポイント基地局内に保存される局所情報データベースを生成し、これらのテレポイント基地局は、以下で説明するように、要求側の無線電話ハンドセットに局所情報データベース情報を与えることができる。このような局所情報データベース情報をネットワーク制御センタ３２に入力することは、多くの方法で行うことができ、例えば、従来の電話ハンドセット３８を利用したり、モデム４２を用いてＰＳＴＮを介して、またはＩ　Ｓ　Ｄ　Ｎ（ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ　５ｅｒｖｉｃｅｓ　ｄａｔａｎｅｔｗｏｒｋ）網４４を介して１．ネットワーク制御センタ３２に結合されるコンピュータまたはビデオ・ディスプレイ端末４０を利用して行うことができる。局所情報データベースに与えられる情報の性質および種類については、以下の説明からさらに明らかになろう。

局所情報データベース情報がネットワーク制御センタ３２内で収集されると、ベージング送信機４６によって提供されるような好ましくはＲＦ伝送システムと、適切なテレポイント基地局に配置される受信機とを利用して、この情報は適切なテレポイント基地局１２，１４，１６．１８に分配される。ＰＳＴＮ３０による方法など、他の分配方法も利用できる。局所情報データベース情報の分配については、以下で詳細に説明する。

第２図は、本発明の好適な実施例による局所情報データベースの用途を説明する図である。前述のように、ＣＴ−２コ一ドレス電話システムのようなパーソナル通信システムは、インタステート・ハイウェイ・インタチェンジ（Ｉｎｔｅｒｓｔａｔｅ　Ｈｉｇｈｗａｙ　ｉｎｔｅｒｃｈａｎｇｅ）２２など、地理的な区域や都市に分散されるレストランを含むショッピング・エリアやショッピング・センタや他の業務場所など、これらに限定されないが、孤立したサービス・エリアにおいて、およびバス停留所、鉄道駅、空港などの公衆輸送手段を提供する場所において、ＰＳＴＮにワイヤレス通信接続を行う。場所に応じて、公衆電話交換網に対する接続は、ハイウェイ・インタチェンジや他の交通量の少ない区域など一つの通信チャンネルしかない一つのテレポイント基地局を介して、テレポイント基地局がターミナルや駐車場に分散される空港など複数の通信チャンネルを利用する複数のテレポイント基地局に対して行われることがある。図２に示すように、局所情報データベース情報または項目は、あるテレポイント基地局の圏内に位置する施設の業務に関する情報を含む。このような局所情報データベース情報の例には、ガス料金や、インタステート・ハイウェイ・インタチェンジ２０２などの一般的なハイウェイ・インタチェンジにおける駅の位置、レストランの位置、およびモーチル情報などのサービス局関連情報が含まれる。このような局所情報データベースの例にはさらに、ショッピング・センタ２００、または他のショッピング街や娯楽術などにおける販売価格（ｒｅｔａｉｌ　５ｔｏｒｅ　５ａｌｅｓ）情報、映画ガイドやレストラン情報なども含まれる。さらにこのような局所情報データベース情報には、空港２０４における発着情報も含まれる。

以上の情報の種類は特定のテレポイント基地局の近傍に一般に関するが、教会、警察消防、病院などに関する情報など、業務に関する他の情報形式は、あるテレポイント基地局の近傍以外の大きな地理的区域を含んでもよい。

第３図は、本発明の好適な実施例によるネットワーク制御センタ３００の電気ブロック図を示す。ネットワーク制御センタ３００はリモート・データ入力ボート３０２を含み、このボートは電話ハンドセット３８またはコンピュータまたはビデオ・ディスプレイ端末４０などのデータ入力装置を利用して、パーソナル通信ネットワークにおけるさまざまな局所情報データベース向けの情報の入力に用いられる。リモート入力データ・ボート３０２は、さまざまなリモート人力装置とネットワーク制御センタ３００との間で必要なインタフェースを提供する。リモート入力データ・ボー）３０２の出力は中央コントローラ３０４に結合され、この中央コントローラは多くの周知のマイクロコンピュータ装置のいずれかを利用してマイコン制御されることが好ましい。中央コントローラ３０４にはデータ入力装置が結合され、ビデオ・ディスプレイ端末３０６などの一つが図示されている。データ入力装置３０６は、ネットワーク制御センタ３００からパーソナル通信システムを制御することができ、新規加入者番号を入力することができ、パーソナル通信システムから古い加入者番号を解除できる。ランダム・アクセス・メモリ　（ＲＡＭ）、フロッピまたはハード・ディスク・メモリまたは磁気テープあるいはそれらの組み合わせでもよいメモリ３０８は、すべてのアクティブおよび非アクテイブ携帯無線電話をリストする加入者データベース、テレポイント基地局がら定期的に収集される通話課金情報、および本発明の好適な実施例では、パーソナル通信システム全体における各テレポイント基地局に関する局所情報データベース情報を含む汎用データベース、ならびにそこから得られる関連課金情報を提供する。図示のように、局所情報データベースは、テレポイント基地局！号、固有位置情報、または特定のテレポイント基地局に関する局所情報データベース情報、および必要に応じて、情報がシステムに入力（ｐｏｓｔ）された日付や、時間の長さや、情報をシステムから消去するまでの終了日付などの情報を示す時間または日付情報などのデータ項目を含むが、それらに限定されない。局所情報データベース情報の入力は、以下で説明するように、自動的でも手作業でも行うことができることが理解される。局所情報データベース情報にタイム・スタンプが付けられたり、日付が付けられる場合には、中央コントローラ３０４と共にリアルタイム・クロック３１０が用いられ、局所情報データベース情報の自動消去を制御し、かつ呼出課金情報などの他のシステム動作を制御する。中央コントローラ３０４は電話インタフェース３１２に結合し、電話インタフェース３１２は一般電話交換網３０を介してネットワーク制御センタを、パーソナル通信システムに配置される基地局１８などの個々のテレポイント基地局に結合する。また制御コントローラ３０４はベージング・ボート３１４の入力にも結合する。ページング・ボート３１４の出力はベージング送信機４６に結合され、このベージング送信機４６は以下で説明するように局所情報データベースを分配するために用いられる。

第４図は、本発明の好適な実施例による局所情報データベースの入力とフォーマント化を示すフローチャートである。局所情報データベースに情報を入力することを希望する施設は、ブロック４０２においてネットワーク通信センタ（ＮＣＣ：　ｎｅｔｗｏｒｋ　ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ　ｃｅｎ＋ｅｒ）に呼を起こし、このＮＣＣは業務に関する情報を収集する手段として機能する。呼は一般電話交換網すたはｌ５ＤＮを介して電話ハンドセットまたはコンピュータまたはビデオ・ディスプレイ端末を利用して前述のように起こすことができる。

ブロック４０４において、施設は提示すべき情報を与え、この情報には施設の名称および位置、宣伝情報、販売エリアまたはデータ配布を行うエリア、および情報利用時間の長さなど時間に関する情報が含まれる。情報は中央コントローラによってフォーマット化され、この中央コントローラはブロック４０６において、指定されたテレポイント基地局情報と共に局所情報データベースをネットワーク制御センタのメモリに保存するためにフォーマット化する手段として機能し、ブロック４０８においてメモリに保存する。

次にブロック４１０において、局所情報データベース情報は、ベージング送信機や一般電話交換網を利用して、毎日など所定の時間間隔で、指定された基地局に送信される。

ブロック４１２において、指定された基地局は、ＲＦベージング送信の場合にはＰＯＣＳＡＧまたはＧｏｌａｙＳｅｑｕｅｒＮｉａｌ　Ｃｏｄｅ信号プロトコル、または一般電話交換網を介する通信の場合にはＸ、２５通信プロトコルなどの任意の周知のデータ送信および受信装置選択プロトコルを利用して、この局に当てられた局所情報データベース情報を受信する。局所情報データベース情報を受信した後、ブロック４１４において、以下で説明するようにテレポイント基地局は基地局メモリに情報を保存し、またブロック４１６において、以下で説明するように要求された局所情報データベース情報をこの局と通信する携帯無線電話に送信する。

第５図は、本発明の好適な実施例によるテレポイント基地局またはトランシーバ局５００の電気ブロック図である。

テレポイント基地局５００は、当技術分野で周知なようにテレポイント基地局と携帯無線電話との間の音声通信についてテレポイント基地局５００の動作全体を制御するマイクロプロセッサ・コントローラ５０２を含む。ハンドセット２０などの携帯無線電話ハンドセットによって起こされる呼は、ＲＦ）ランシーバ５０４の一つ、または単体トランシーバ・テレポイント基地局におけるＲＦ）ランシーバによって受信される。呼はコーデック（ｃｏｄｅｃ）　５０６を介して結合され、コーデック５０６は当技術分野で周知なように情報を処理して、アナログ音声出力を与え、この出力はマイクロプロセッサ・コントローラ５０２の制御に基づいて電話インタフェース５０８に結合される。発呼（ｏｕｔｂｏｕｎｄ　ｃａｌｌ）は電話インタフェース５０８から一般電話交換網を介して、呼が宛てられている電話ハンドセット２６．２８に結合される。着呼応答（ｉｎｂｏｕｎｄ　ｃａｌｌｒｅｓｐｏｎｓｅ）は、電話ハンドセット２６．２８から一般電話交換網を介して電話インタフェース５０８に宛てられ、この電話インタフェース５０８は着呼応答をコーデック５０６に結合し、コーデック５０６はマイクロプロセッサ・コントローラ５０２の制御に基づいてアナログ音声情報を送信のためにデジタル情報に変換する。デジタル化された呼応答はＲＦトランシーバ５０４に結合され、発呼側の携帯無線電話ハンドセットに送信される。マイクロプロセツサ・コントローラに結合されるデータベース・メモリ５１０は、アクティブ／非アクテイブ加入者データベースなどの情報や、テレポイント基地局５００で行った通話の課金に関する情報を保存する。

従来のテレポイント基地局とは異なり、本発明の好適な実施例によるテレポイント基地局は、マイクロプロセツサ・コントローラ５０２に結合されるリモート・データ入カポ−）５１２を含む。ネットワーク制御センタから送信される局所情報データベース情報は、受信機５１６７に結合されるアンテナ５１４を介してテレポイント基地局５００において受信される。受信機５１６は受信情報を当技術分野で周知なように処理して、受信された局所情報データベース情報に相当するデジタル情報列を出力において与え、これには局所情報データベース情報が宛てられたテレポイント基地局を指定するアドレス情報も含まれる。受信されたアドレス情報は、アドレス復号手段として機能するマイクロプロセッサ・コントローラ５０２によって、当技術分野において周知なように処理される。受信されたアドレスがテレポイント基地局に割り当てられたアドレスと一致する場合、対応する局所情報データベース情報がマイクロプロセッサ・コントローラ５０２の制御に基づいてデータベース・メモリ５１０に保存される。

ネットワーク制御センタからの情報の送信の他に、局所情報データベース情報はリモート入力データ・ボート５１２から直接テレポイント基地局５００に入力できる。局所情報データベース情報がＴＯＵＣＨ−ＴＯＮＢ　（商標）電話ハンドセット５１８またはコンピュータまたはビデオ・ディスプレイ端末５２０などにより直接入力されると、マイクロプロセッサ・コントローラ５０２は情報の受信およびデータベース・メモリ５１０への情報の保存を制御する。この場合、マイクロプロセッサ・コントローラ５０２は、テレポイント基地局の圏内に位置する施設の業務に関する情報を直接収集し、テレポイント基地局５００において局所情報データベースの生成を可能にする手段を提供する。このように局所情報データベース情報を直接入力することは、航空会社が絶えず変化する発着情報を直接制御している空港などのエリアにおいて特に有用である。ショッピング・センタなどの他のエリアも、管理者オフィスなどの中央収集ポイントを介して局所情報データベース情報を中継でき、この場合、管理者オフィスがショッピング・センタに配置されるテレポイント基地局に局所情報データベースを入力（ｐｏｓｔ）する責任を有する。

第６図は、本発明の好適な実施例による携帯無線電話６００の好適な実施例を示す図である。携帯無線電話６００は１８キーのキーボード６０２を含み、このキーボードは１０個の数字キーと、８個のファンクション・キーを含む。

ファンクション・キーには、従来のアステリスク（＊）およびボンド（＃）キー、ユニット電源オン（Ｕ旧【ρｏｗｅｒｓｅｌｅｃｔｉｏｎ）キー６０４．シフト・キー６０６．メモリ呼出／保存（ｍｅｍｏｒｙ　ｒｅｃａｌｌ／５ｔｏｒｅ）キー６０８．インタカム／ベージ（ｉｎｔｅｒｃｏｍ／ｐａｇｅ）キー６１０．リダイヤル／パブリック゛プライベート選択（ｒｅｄｉａｌ／ｐｕｂｌｉｃ− ｐｒｉｖａｔｅ）キー６１２、およびコール起動（ｃａｌｌ　ａｃｔｉｖａｔｉｏｎ）　（ＩＥ話（ｐｈｏｎｅ））キー６１４が含まれる。２次的なキー機能は、シフト・キー６０６を用いて選択できる。好ましくは１２桁の液晶（ＬＣＤ）ディスプレイ６１６は、選択された電話番号を表示する。ディスプレイ・インジケータ６１８の列も設けられ、ビジー（ＢＵＳＹ）、パブリック（ＰＵＢ）、プライベート（ＰＲＩＶ）、データ（ＤＡＴＡ）、音声（ＶＯＩＣＥ）、ユニット電源オン（ＰＷＲ）など、あらかじめ選択された機能のうちどの機能がアクティブかを示す。いくつかの機能報知器（ｆｕｎｃｔｉｏｎ　ａｎｎｕｎｃｉａｔｏｒ）　（図示せず）も設けられる。特に、ＶＯＩＣＥインジケータは、携帯無線電話が従来の通話用の音声モードになっていること示し、ＤＡＴＡインジケータは、携帯無線電話が選択された局所情報データベース情報を受信するためのデータ・モードになっていることを示す。

音声モードおよびデータ・モードの選択は、シフト・キー６０６とＤＡＴＡ／ＶＯＩＣＥモード選択スイッチ６２０によって制御される。二重鍵杆選択（ｄｕａｌ　ｋｅｙｓｒｒｏｋｅｓｅｌｅｃｔｉｏｎ）は、誤ってモードを変更することを防ぎ、音声またはデータ・モードが誤って中断されることがないようにする。

携帯無線電話６００は、キーバッド部６２６にあるイヤピース６２２と、ヒンジ付きキーボード・カバ一部６２８にあるマウスピース６２４を含む。またヒンジ付きキーボード・カバ一部６２８内には、第２液晶（ＬＣＤ）ディスプレイ６３０があり、これは局所情報データベース情報または項目を表示するための好ましくは８行×３２英数字を表示する。任意の時間に表示する情報量に応じて、他のディスプレイ・フォーマットや文字サイズも利用できることが理解される。一般的な「ディレクトリ（ｄｉｒｅｃｔｏｒｙ）Ｊ　レベルの表示はＬＣＤディスプレイ６３０に表示され、これには［エリア・ショッピング・ガイド（ａｒｅａ　ｓｈｏｐｐｉｎｇｇｕｉｄｅ）Ｊ　、ｒ映画ガイド（ｍｏｖｉｅ　ｇｕｉｄｅ）Ｊ　、［地方催しく１ｏｃａｌ　ａｔｔｒａｃｔｉｏｎｓ）Ｊガイド、「レストラン・ガイド（ｒｅｓｔａｕｒａｎｉ　ｇｕｉｄｅ）Ｊ　＋　ｒ医療サービス（ｍＣｄｉｃａｌｓｅｒｖｉｃｅｓ）Ｊディレクトリ、［サービス局（ｓｅｒｖｉｃｅｓｔａｓｉｏｎｓ）Ｊディレクトリ、「教会（ｃｈｕｒｃｈｅｓ）Ｊディレクトリ、［演芸娯楽（ａｒｔｓ　ａｎｄ　ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ）Ｊガイドなどのディレクトリ項目が含まれる。この「ディレクトリ」レベルの表示は局所情報データベースの第１部分を表し、これは要求に応じて携帯無線電話に送信される。カーソル・キー６３２，６３４，６３６，６３８により、テレポイント基地局の位置を表す特定のカテゴリであって、異なる区域においてテレポイント基地局ごとに異なる特定のカテゴリから、携帯無線電話加入者は選択することができる。特に、カーソル・キー６３２，６３４はディレクトリまたはメニュー内を上下に移動することができる。カーソル・キー６３６，６３８は、長いメソセージを読むときに必要なように、特定のメニュー項目内で移動することができる。

情報ノ各メニューまたはレベルはテレポイント基地局から受信されるので、ｒｓＡｖＥ（保存）」キー６４０を用いて特定の情報を携帯無線電話に保存できる。

ｒＳＥＬＥＣＴ　（選択）」キーは、ＤＡＴＡモードが選択されている場合に、テレポイント基地局との各データ通信セツションを開始し、また携帯無線電話が音声モードの場合に、選択された局所情報データベースを取り出すことができ、それにより以下で説明するように、携帯無線電話がテレポイント基地局の範囲内にあるときに、受信保存された情報を検索し閲覧できる。

要するに、携帯無線電話は、通信が確立されたテレポイント基地局から、加入者が局所情報データベース情報を要求することを可能にする。受信された情報は表示され、後で取り出すために保存することができ、そのため携帯無線電話加入者はテレポイント基地局の範囲内にいる場合に情報を得て、その後加入者が受信情報によって網羅される区域に入ると、必要に応じて情報を閲覧できる。

第７図は、本発明の好適な実施例による携帯無線電話６００の電気ブロック図である。携帯無線電話６００はＲＦトランシーバ６５０を含み、このトランシーバ６５０はアンテナ６５２に結合され、音声およびデータ情報の送受信を行う。ＲＦトランシーバは合成（ｓｙｎｔｈｅｓｉｚｅ）され、ＣＴ−２システムに割り当てられている４０本の通信チャンネルの一つを選択できる。動作チャンネルの選択はマイクロプロセッサ・コントローラ６５４によって制御され、これはモトローラ社製ＭＣ６８ＨＣＯ５マイクロコンピユータなどを用いて構成され、これによりコーデック６５６は音声マウスピース・トランスデユーサ６５８から得られるアナログ音声情報をデジタル・フォーマットに符号化し、デジタル符号化音声情報をアナログ・フォーマ・ノドに復号して、きる。ＲＡＭ（ｒａｎｄｏｍ　ａｃｃｅｓｓ　ｍｅｍｏｒｙ）また（よＥＥＰＲＯＭ（ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙ　ｅｒａｓａｂｌｅ　ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ　ｒｅａｄｏｎｌｙ　ｍｅｍｏｒｙ）などのメモリ６６０（よ、電話番号ディレクトリ・ファイルにおける頻繁に利用する電話番号や、先に説明したように受信保存された局所情報データベース情報などの情報を保存する。リアルタイム・クロ・ツク６６２（よマイクロプロセッサ・コントローラ６５４に結合され、先に説明したように、局所情報データベースの自動前１ｊ除などの機能を可能にする。前述のように、数字ディスプレイ６６４はマイクロプロセッサ・コントローラ６５４１こ結合され、電話番号や携帯無線電話の動作に関する他の情報を表示する。前述のように、数字／ファンクション・キーノく・ノド６６６はマイクロプロセッサ・コントローラ６５４に結合され、電話番号の入力を行ったり、音声モードまた番まデータ・モードの選択などの機能を含む携帯無線電話の動イ乍の制御を行う。前述のように、英数字ディスプレイもマイクロプロセッサ・コントローラ６５４に結合され、選択された局所情報データベース項目を表示する。英数字キーボード６８０も設けられ、これはマイクロプロセッサ・コントローラに結合され、携帯無線電話加入者力τ特定の英数字情報を人力することを可能にし、このキーボードを用１．）てテレポイント基地局から送信される情報を選択でき、また装置メモリ６６０に保存された情報を取り出す際に用いることができる。

第８八図ないし第８Ｃ図は、本発明の好適な実施例による携帯無線電話およびトランシーバ局の動作を示すフローチャートである。特に、第８Ａ図を参照して、ステップ８００において携帯無線電話加入者がユニット電源をオンにすると、ステップ８０２においてマイクロプロセッサ・コントローラが初期化される。初期化には、音声送信モードの選択が含まれ、この場合、ステップ８０４において数字ディスプレイ・インジケータは音声モードが選択されたことを示す。ステップ８０６においてデータ・モードが選択されず、ステップ８０８において［電話（ｐｈｏｎｅ）Ｊキーが押された場合、ステップ８１０においてハンドセットは周知のＣＴ２　ＭＵＸＩ信号プロトコルを利用してテレポイント基地局とリンクを確立する。次にハンドセットはステップ８１２において周知のＭＵＸ２信号プロトコルを送信して、音声モード要求が行われることを示し、これはステップ８１４においてテレポイント基地局によって受信され、処理される。音声モードログオン手順が完了すると、ステップ８１６において携帯無線電話およびテレポイント基地局は周知のＭＵＸ３信号プロトコルに切り換え、当技術分野で周知の方法で音声通信を可能にする。

しかし、ステップ８０６において「シフト」キーを押して、次に「データ／音声」キーを押すことによりデータ・モードを選択すると、ステップ８１８において数字ディスプレイ・インジケータはデータ・モードが選択されたことを示す。データ・モードが選択され、ステップ８２０において「電話」キーが押されると、ステップ８２２においてハンドセットは前述のようにＭＵＸ１信号プロトコルを用いてテレポイント基地局とリンクを確立する。次にステップ８２４において、ハンドセントは修正されたＭＵＸ２信号プロトコルを送信して、データ・モード要求が行われていることを示し、これはステップ８２６においてテレポイント基地局によって受信され、処理される。データ・モード・ログオン手順が完了すると、ステップ８２８において携帯無線電話およびテレポイント基地局はさらに修正されたＭＵＸ２信号プロトコルに切り換え、前述のようにデータ通信を可能にし、これについて以下でさらに説明する。

第８Ｂ図において、データ・モードが選択され、携帯無線電話がテレポイント基地局と通信を確立すると、ステップ８３０においてテレポイント基地局は前述のように「ディレクトリ」または「メニュー」情報を送信する。限られた情報量のみを送信する必要がある場合、第１デイスプレイ・スクリーンまたは「メニュー」スクリーンは、特定のテレポイント基地局に関するすべての情報を含むことが理解される。ステップ８３２においてハンドセントは「メニュー」情報を受信保存し、ステップ８３４において携帯無線電話加入者に「メニュー」情報を表示する。代表的な［メニュー」情報スクリーンの例を以下の表Ｉに示す。

表１１　エリア・ショッピング・ガイド（ＡＲＥＡ　５ＨＯＰＰＩＮＧＧＵＩＤＥ）２　映画ガイド（ＭＯＶＩＥ　ＧＵＩＤＥ）３　地方催しくＬＯＣＡＬ　ＡＴＴＲＡＣＴＴＯＮＳ）４　レストラン・ガイド（ＲＥＳＴＡＵＲＡＮＴ　ＧＵＩＤＥ）５　医療サービ７．（ＭＥＤＩＣＡＬ　５ＥＲＶＩＣＥＳ）６　サービス局（ＳＥＲＶＩＣＥ　５ＴＡＴＩＯＮＳ）７　教会（ＣＨＵＲＣＨＥＳ）８　演芸娯楽（ＡＲＴＳ　ＡＮＤ　ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴ）ステップ８３６において「電話」キーが押されず、ステップ８３８において加入者がカーソル・キーを用いて「メニュー」項目の一つを選択すると、ステップ８４０においてハンドセットは選択された「メニュー」項目の表示を送信する。ステ７プ８４２においてテレポイント基地局は選択された「メニュー」項目を受信処理し、ステップ８４４において、選択された「メニュー」項目を携帯無線を話に送信する。

次にステップ８４６において、ハンドセットは選択された「メニュー」項目を受信表示する。

表ｌｌ０ＲＡＮＧＥ　ＢＬＯ５ＳＯＭ　ＭＡＬＬ　ＨＩＧＨＬＩＧＨＴＳＳＨＥＡＲ５＆　５ＡＷＢ［ＪＣＫ　＞ＬＯＡＤ　ＴＡＹＬＯＲ’Ｓ　＞Ｍ　ＡＺＺＩ　ＥＳ　＞ＰＥＮＮＴＥＳ　＞ＣＡＲＯＬ’　Ｓ　ＢＯＵＴＩＱＵＥ　＞ＪＥＡＮＳ　Ｎ’　ＴＨＩＮＯ５＞ＮＥＸＴ　５ＣＲＥＥＮステップ８４８において、加入者は選択された「メニュー」項目を閲覧できる。

表ＩＩに示すように、追加情報が受信されていることを示す続き（ｃｏｎｔｉｎｕａｔｉｏｎ）文字（〉）を付けることができ、追加情報は前述のように別のカーソル・キーを用いて閲覧できる。ステップ８５０において加入者は保存（ＳＡＶＥ）キーを押すことにより、受信した「メニュー」項目を保存することができる。保存キーが押されると、ステップ８５２において、現在表示されている選択されたメニュー項目がメモリに保存される。

ステップ８５０において加入者が選択された［メニューＪ項目を保存することを選択した場合、あるいは所定のタイムアウト（ｔｉｍｅ−ｏｕｔ）の後、ステップ８５４におり）てノ１ンドセノトは「メニュー」情報表示に戻る。次に、ステップ８３６において加入者は「電話」ボタンを押して、ステップ８５６においてテレポイント基地局との通信を終了するか、あるいはステップ８３８において別の「メニュー」項目を選択できる。ステップ８３８において別の「メニュー」項目が選択されると、ステップ８４０〜８５４が繰り返され、次の選択された「メニュー」項目を受信する。このように、加入者が受信することを希望する場合に、多くの「メニュー」項目が加入者によって選択保存できる。ステップ８５６においてデータ呼が終了されると、第８Ａ図に示すようにマイクロプロセッサ・コントローラは音声動作モードに戻り、ステップ８０４において数字ディスプレイ・インジケータは音声モードが選択されていることを示す。選択される動作モードに関係なく、ステップ８０８または８２０における「電話」キーではなく、ステップ８３０において任意のキーが押されると、動作は第８Ｃ図に示すように継続する。ステップ８５６において押されたキーが選択（ＳＥＬＥＣＴ）キーの場合、ステップ８５８において「メニュー」情報が取り出され、表示される。次にステップ８６０において、加入者は前述のようにカーソル・キーを用いて「メニュー１項目を選択できる。ステップ８６２において選択キーが押されると、ステップ８６４において日付フィールド（ｄａｔｅ　ｆｉｅｌｄ）が、もしあれば、調べられる。ステップ８６４において、「メニュー」項目情報が古い（ｏｕｔ− ｏｆ−ｄａｔｅ）、すなわち、現在のリアルタイム・クロツりの日付がデータ・フィールドに保存されている日付よりも新しいことを日付フィールドが示している場合、ステップ８６６においてこの「メニュー」項目情報が古いことを加入者に報知し、ステップ８６８においてこの古い「メニュー」項目がメモリから削除され、その後ステップ８５８において「メニュー」項目が再び取り出され、表示される。

別の例では、加入者が古い「メニュー」項目情報を削除する前に閲覧できるように、「メニュー」項目情報を表示できることが理解される。

ステップ８６４において日イ寸フィールドがあり、かつ日付情報が最新の場合、あるいは日付フィールドがない場合、ステップ８７０において、選択された「メニュー」項目を保存するかどうかコントローラは判断する。ステップ８７０において「メニュー」項目を保存する場合、ステップ８７４において［メニューＪ項目がメモリから呼び出され、表示される。ステップ８７０において「メニュー」項目を選択した後、ディスプレイ・タイマが設定される。ステップ８７０において選択された後に「メニュー」項目がメモリに保存されない場合、［メニュー項目はありません（ｍｅｎｕ　ｉｔｅｍ　ｎｏｔ　ａｖａｉｌａｂｌｅ）Ｊなどのメツセージが表示される。ステップ８７６においてディスプレイ・タイマがタイムアウトした後、プログラム制御はステップ８５６または８７８に戻る。ステップ８５６において選択キーが再び押された場合、ステップ８５８〜８７６が前述のように再び繰り返される。ステップ８７８において選択キー以外のファンクション・キーが押されると、選択されたファンクション・キーに関連するファンクションがステップ８８０において実行される。次にプログラム制御はステップ８０４に戻り、前述のように継続する。

以上、トランシーバ局の圏内に位置する施設の業務に関する情報を収集し分配するパーソナル通信システムについて説明してきた。携帯通信システムは、選択可能なとデータ動作モードを有する携帯無線電話を利用する。データ動作モードが選択されると、携帯無線電話が通信を確立したテレポイント基地局から、局所情報データベース情報が選択的に送信される。受信された情報は携帯無線電話に保存して、後で呼び出すことができる。また情報に日付、すなわち「タイム・スタンプ」を付けることができ、それにより呼び出した情報が古いまたは［陳腐（ｓｔａｌｅ）Ｊであることを加入者に報知できる。特定のテレポイント基地局に保存される局所情報データベース情報の特定の種類をカスタマイズでき、サービス局、レストラン、モーチルなどのテレポイント基地局の近傍内にある施設のみを含めたり、あるいはテレポイント基地局の近傍に施設がない場合には、医者、教会、　ｐｕｂｌｉｃ　５ａｆｅｔｙ　ｇｒｏｕｐなどの名簿など、近傍でないまたは地域色の強い情報も提供できる。局所情報データベース情報は、施設の位置などの情報や、営業時間、セールス情報、または携帯無線電話加入者に関心のある他の情報など施設に関する他の情報も含めることができる。

ＡＩＲＰＯＲＴ第４図第８Ａ図第８Ｃ図

Claims

【特許請求の範囲】

１．一つまたはそれ以上の携帯無線電話と電話回線網との間で音声通信機能を提供する複数のトランシーバ局；局所情報データベースを保存でき、かつ前記トランシーバ局と通信する前記携帯無線電話の一つから受信される送信要求に応答して該局所情報データベースを送信できる一つまたはそれ以上の前記トランシーバ局；送信された局所情報データベースの少なくとも第１部分を受信でき、かつこれを提示できる前記携帯無線電話；によって構成されることを特徴とするパーソナル通信システム。
２．前記トランシーバ局は地理的に配置され、前記局所情報データベースは、局所情報データベースを保存できる前記一つまたはそれ以上のトランシーバ局の圏内に位置する施設の業務に関する情報を含むことを特徴とする請求項１記載のパーソナル通信システム。
３．中央制御局をさらに含んで構成される請求項２記載のパーソナル通信システムであって、該中央制御局は；前記一つまたはそれ以上のトランシーバ局の圏内に位置する施設の業務に関する情報を収集して、局所情報データベースを生成する手段；前記複数のトランシーバ局のうち選択されたトランシーバ局を識別するアドレス情報で、前記局所情報データベースをフォーマット化する手段；および前記フォーマット化された局所情報データベースを前記選択されたトランシーバ局に送信する手段；によって構成されることを特徴とする請求項２記載のパーソナル通信システム。
４．前記複数のトランシーバ局は前記フォーマット化された局所情報データベースを受信でき、前記トランシーバ局は；送信されたフォーマット化局所情報データベースを受信する手段；前記受信されたアドレス情報に応答して、前記局所情報データベースを選択的に受信するアドレス復号手段；および前記アドレス復号手段に応答して、受信された前記局所情報データベースを保存するメモリ手段；によって構成されることを特徴とする請求項３記載のパーソナル通信システム。
５．前記トランシーバ局は；前記トランシーバ局の圏内に位置する施設の業務に関する情報を収集して、局所情報データベースを生成する収集手段；および前記収集手段に応答して、生成された局所情報データベースを保存するメモリ手段；をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項２記載のパーソナル通信システム。
６．携帯無線電話と電話回線網との間で通信を行う複数のトランシーバ局であって、局所情報データベースを保存し送信できる複数のトランシーバ局を含むパーソナル通信システムで用いられる携帯無線電話であって；通信が確立されるトランシーバ局内に保存される前記局所情報データベースの少なくとも第１部分を受信するための少なくとも第１要求を生成し送信する手段；前記トランシーバ局によって送信される局所情報データベースの前記部分を受信する受信手段；前記受信された局所情報データベースを保存する手段；および受信された前記局所情報データベースの前記部分を提示する提示手段；によって構成されることを特徴とする携帯無線電話。
７．前記提示手段は、受信された前記局所情報データベースの前記部分を視覚表示することを特徴とする請求項６記載の携帯無線電話。
８．保存された前記局所情報データベースを呼び出す手段をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項７記載の携帯無線電話。
９．保存された前記局所情報データベースは複数の局所情報データベース項目からなり、かつ選択された局所情報データベース項目に関連する日付情報項目をさらに含んで構成され、かつ前記携帯無線電話は；時間信号を生成するタイミング手段；保存された日付情報と時間信号とを比較する比較手段；および前記比較手段に応答して、前記日付情報に相当する局所情報データベース項目を削除する手段；をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項７記載の携帯無線電話。
１０．一つまたはそれ以上の携帯無線電話と電話回線網との間で音声通信機能を提供する、パーソナル通信システムにおけるトランシーバ局であって；局所情報データベースを保存するメモリ手段；前記局所情報データベースの少なくとも一部を送信するための要求を前記携帯無線電話の一つから受信する受信手段；および局所情報データベースの前記要求された部分を送信する送信手段；をさらに含んで構成されることを特徴とするトランシーバ局。