JPH08228368A - 選択的データ受信方法及びデータ受信端末 - Google Patents

選択的データ受信方法及びデータ受信端末

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JPH08228368A
JPH08228368A JP7056491A JP5649195A JPH08228368A JP H08228368 A JPH08228368 A JP H08228368A JP 7056491 A JP7056491 A JP 7056491A JP 5649195 A JP5649195 A JP 5649195A JP H08228368 A JPH08228368 A JP H08228368A
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JP
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data
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management center
receiving terminal
database
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Application number
JP7056491A
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English (en)
Inventor
Teruo Sano
輝雄 佐野
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ページャー等のデータ受信端末が
通信サービスエリアから離れていて受信できなかった情
報や情報サービスで提供される情報を、受信者の希望に
基づいて選択的に受信できるようにする選択的データ受
信方法及びデータ受信端末を提供することである。 【構成】 通信サービスエリアから外れていた時間帯を
キー入力部44における手動操作により入力し、センタ
ーコールキー26を操作すると、CPU45は、その時
間帯に受信できなかった情報の送信要求をページングサ
ービスセンター1に送信する送信要求出力処理を実行
し、セットされた送信要求情報(受信できなかった時間
帯、カテゴリ情報等)を確認し、予め記憶されたページ
ングサービスセンター1の電話番号をDTMF信号発生
部50によりDTMF信号に変換してスピーカ51から
ダイヤルトーン出力させることにより発呼し、同様にセ
ットされた送信要求情報及び自己の呼出番号を出力させ
る制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ページングシステムに
おいて、情報サービス会社からページングセンターのデ
ータベースを介して提供される各種サービス情報から所
望のサービス情報を選択的に受信可能とする選択的デー
タ受信方法及びデータ受信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、無線通信システムとして知られて
いる無線ページングシステムは、各端末宛の情報を無線
で送信するだけの所謂ワンウエイ(one way)の
通信システムであるが、1つの無線基地局で広い通信範
囲をカバーでき、かつ受信端末であるページャーを小型
軽量化でき、自動車電話や携帯電話に比べて使用料金が
安いため、企業が営業マンの外出先からの電話連絡用と
して持たせるだけでなく、個人が外出中の友人との手軽
なコミュニケーションツールとして利用するケースが急
増している。
【0003】従来のページャーへのアクセス手段として
は、個人の場合には電話があり、企業、サービス情報提
供者の場合にはオペレーションサービス会社、パソコ
ン、サービス情報加工会社等がある。
【0004】これらのアクセス手段で作成された情報
は、公衆回線網を介してページャーサービス会社に送信
され、ページャーサービス会社から個人所有あるいは企
業所有のページャーの呼出番号別に送信情報が作成され
て送信される。ページャーとしては数字情報の受信が可
能なNP(ニューメリック・ページャー)型、文字情報
の受信が可能なIP(インフォメーション・ページャ
ー)型等がある。
【0005】また、ページャーには、情報サービス会社
から提供される株価情報等の各種サービス情報(メッセ
ージデータ)を受信して表示する機能があるが、この場
合、受信者側が送信者となる各情報サービス会社と受信
契約を行うことにより、所望のサービス情報を受信でき
るようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の無線ページングシステムにあっては、情報を
送信する側の発呼者では、送った情報が宛先のページャ
ーで受信されたか否かを確認する手段がなかったため、
例えば、宛先のページャーが通信サービスエリアから離
れている時には、発呼者が送った情報は、全く伝達され
ないにも関わらず、そのことを発呼者が知ることができ
ないという問題点があった。
【0007】また、無線ページングシステムを利用した
情報サービスでは、契約した情報サービス会社から提供
される情報サービスの種類が増えた場合、その総ての情
報の詳細を送信するようにすると、受信者が希望しない
情報もあるため、通信トラフィックが不必要に増加して
しまうという問題もあった。
【0008】本発明の課題は、ページャー等のデータ受
信端末が通信サービスエリアから離れていて受信できな
かった情報や情報サービスで提供される情報を、受信者
の希望に基づいて選択的に受信できるようにする選択的
データ受信方法及びデータ受信端末を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
随時更新されるデータベースを管理するデータ管理セン
ターから通信システムを介して送信される更新データの
中から所望のデータをデータ受信端末で選択的に受信さ
せる選択的データ受信方法であって、前記データ受信端
末が、前記通信システムによりカバーされる通信サービ
スエリアから離れていた時間帯情報を前記データ管理セ
ンターに送信すると、該データ管理センターから、当該
時間帯に前記データベースで更新されたデータが該デー
タ受信端末に送信されて受信されることを特徴としてい
る。
【0010】また、この場合、請求項2に記載する選択
的データ受信方法のように、前記データ受信端末は、前
記通信システムによりカバーされる通信サービスエリア
から離れていた時間帯を管理して記憶し、この記憶した
時間帯情報を前記データ管理センターに送信することが
有効である。
【0011】請求項3記載の発明は、随時更新されるデ
ータベースを管理するデータ管理センターから通信シス
テムを介して送信される更新データの中から所望のデー
タをデータ受信端末で選択的に受信させる選択的データ
受信方法であって、前記データ受信端末が、再送を要求
するデータ種等の識別情報を前記データ管理センターに
送信すると、該データ管理センターにより、その識別情
報に該当するデータが前記データベースから当該データ
受信端末に再送されることを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、随時更新されるデ
ータベースを管理するデータ管理センターから通信シス
テムを介して送信される更新データの中から所望のデー
タをデータ受信端末で選択的に受信させる選択的データ
受信方法であって、前記データ管理センターは、情報メ
ニューを前記データ受信端末に送信し、該データ受信端
末が、該データ管理センターから受信して記憶した情報
メニューの中から所望の情報を選択して、当該選択した
情報の送信を要求する信号を送信すべき端末を表す情報
とともに該データ管理センターに送信すると、該データ
管理センターから送信される要求した情報を該送信すべ
き端末で受信することを特徴としている。
【0013】請求項5記載の発明は、随時更新されるデ
ータベースを管理するデータ管理センターから通信シス
テムを介して送信される更新データの中から所望のデー
タを選択的に受信するデータ受信端末において、前記通
信システムによりカバーされる通信サービスエリアから
離れていた時間帯を管理して記憶する管理手段と、この
記憶された時間帯情報を前記データ管理センターに送信
する送信手段と、を具備したことを特徴としている。
【0014】請求項6記載の発明は、随時更新されるデ
ータベースを管理するデータ管理センターから通信シス
テムを介して送信される更新データの中から所望のデー
タを選択的に受信するデータ受信端末において、前記デ
ータベースで管理される情報メニューを記憶する記憶手
段と、この記憶された情報メニューの中から所望の情報
が選択されると、当該選択情報の送信を要求する信号を
前記データ管理センターに送信する送信手段と、を具備
したことを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明によれば、随時更新される
データベースを管理するデータ管理センターから通信シ
ステムを介して送信される更新データの中から所望のデ
ータをデータ受信端末で選択的に受信させる選択的デー
タ受信方法であって、前記データ受信端末が、前記通信
システムによりカバーされる通信サービスエリアから離
れていた時間帯情報を前記データ管理センターに送信す
ると、該データ管理センターから、当該時間帯に前記デ
ータベースで更新されたデータが該データ受信端末に送
信されて、受信される。
【0016】したがって、通信システムによりカバーさ
れる通信サービスエリアから離れていた時間帯にデータ
ベースで更新されたデータをデータ受信端末で確実に受
信することができる。
【0017】請求項2記載の発明によれば、前記データ
受信端末は、前記通信システムによりカバーされる通信
サービスエリアから離れていた時間帯を管理して記憶
し、この記憶した時間帯情報を前記データ管理センター
に送信することにより、データ受信端末で時間帯情報を
入力する手間を省略することができる。
【0018】請求項3記載の発明によれば、随時更新さ
れるデータベースを管理するデータ管理センターから通
信システムを介して送信される更新データの中から所望
のデータをデータ受信端末で選択的に受信させる選択的
データ受信方法であって、前記データ受信端末が、再送
を要求するデータ種等の識別情報を前記データ管理セン
ターに送信すると、該データ管理センターにより、その
識別情報に該当するデータが前記データベースから当該
データ受信端末に再送される。
【0019】したがって、例えば、正しく受信できなか
ったデータを再送要求し、データベースから再送させて
データ受信端末で確実に受信することができる。
【0020】請求項4記載の発明によれば、随時更新さ
れるデータベースを管理するデータ管理センターから通
信システムを介して送信される更新データの中から所望
のデータをデータ受信端末で選択的に受信させる選択的
データ受信方法であって、前記データ管理センターは、
情報メニューを前記データ受信端末に送信し、該データ
受信端末が、該データ管理センターから受信して記憶し
た情報メニューの中から所望の情報を選択して、当該選
択した情報の送信を要求する信号を送信すべき端末を表
す情報とともに該データ管理センターに送信すると、該
データ管理センターから送信される要求した情報を該送
信すべき端末で受信する。
【0021】したがって、データベースで管理される情
報メニューの中から所望の情報を要求してデータ受信端
末で確実に受信することができ、データの通信効率を向
上することができる。
【0022】請求項5記載の発明によれば、随時更新さ
れるデータベースを管理するデータ管理センターから通
信システムを介して送信される更新データの中から所望
のデータを選択的に受信するデータ受信端末において、
管理手段により、前記通信システムによりカバーされる
通信サービスエリアから離れていた時間帯が管理されて
記憶され、この記憶された時間帯情報が送信手段により
前記データ管理センターに送信される。
【0023】したがって、通信サービスエリアから離れ
ていた時間帯にデータベースで更新されたデータの送信
要求を簡便に行うことができ、データ受信端末の機能及
び利用性を向上させることができる。
【0024】請求項6記載の発明によれば、随時更新さ
れるデータベースを管理するデータ管理センターから通
信システムを介して送信される更新データの中から所望
のデータを選択的に受信するデータ受信端末において、
前記データベースで管理される情報メニューが記憶手段
に記憶され、この記憶された情報メニューの中から所望
の情報が選択されると、送信手段により当該選択情報の
送信を要求する信号が前記データ管理センターに送信さ
れる。
【0025】したがって、情報サービスから送信される
データの中かから所望のデータだけを送信させる要求を
簡便にすることができ、データ受信端末の機能及び利用
性を向上させることができるとともに、データベースか
らデータを受信する際のデータ通信効率を向上させるこ
とができる。
【0026】
【実施例】以下、図1〜図20を参照して本発明の実施
例を詳細に説明する。図1〜図20は、本発明を適用し
た無線ページングシステムの一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。図1は、本実施例の無線ページ
ングシステムの全体の概略構成を示す図である。同図に
おいて、1はページングサービスセンターである。ペー
ジングサービスセンター1は、公衆通信回線網2を介し
て、情報サービス会社3、プッシュホン4、5、オフィ
ス6等と接続されている。また、ページングセンター1
は、複数の送信用無線基地局7〜9に接続されている。
図中、10、11はページング受信機である。
【0027】ページングサービスセンター1は、プッシ
ュホン4、5から入力されたページング受信機の呼出番
号及びメッセージデータを公衆通信回線網2を介して受
信し、所定の信号処理を行ったのち無線基地局7〜9に
送信する。これにより、無線基地局7〜9からページン
グ受信機10、11を個別に選択呼出するためのIDコ
ード(識別コード)及びメッセージデータが送信され、
送信されたIDコードと同一のIDコードが割当てられ
ているページング受信機10、11が送信されたメッセ
ージを受信する。
【0028】プッシュホン4、5からメッセージデータ
を入力する場合は、プッシュホン4、5のダイヤルキー
を操作してページング受信機10、11の呼出番号を入
力し、公衆通信回路網2を介してページングサービスセ
ンター1と電話回線が接続したのちに、送信すべきメッ
セージデータに応じてダイヤルキーを操作すればよい。
【0029】また、ページングサービスセンター1は、
データベース12を有し、データベース12には、送信
情報記憶部や契約情報サービス会社やページングサービ
ス会社自らが提供する情報サービスの概要を記憶する記
憶部が設けられている。
【0030】図2は、ページングサービスセンター1の
データベース12内に設けられた送信情報記憶部の内部
構成を示す図であり、加入者宛に送信した情報を、送信
した時刻(又は、送信情報を受信した時刻)とともに記
憶する。フラグエリアは、そのメモリ部が使用されてい
るか否かの識別情報を記憶するメモリエリアである。図
3は、ページングサービスセンター1のデータベース1
2内に設けられた情報サービスの概要記憶部の内部構成
を示す図であり、情報サービスの概要(提供する情報の
メニューとその詳細情報を入手するためのアクセス番
号;例えば、各情報を特定する情報番号と情報サービス
会社の電話番号)を記憶する。図示の例では、情報サー
ビス会社が提供する情報は、ニュースのみであり、他の
イベント情報、スポーツ情報は、ページングサービス会
社が提供する無料情報である。
【0031】さらに、ページングサービスセンター1
は、各端末(加入者)宛のメッセージ送信の要求がある
と、指定された端末に受信したメッセージを個別呼出番
号(個別アドレス)で送信するとともに、図2の対応す
るメモリエリアにメッセージ内容とその送信時刻(又は
受付け時刻)を記憶する。
【0032】また、ページングサービスセンター1は、
図3に記憶するニュース概要を共通呼出番号(共通アド
レス)で定期的に送信する。情報サービス会社3(新聞
社)は、新しいニュースが入ると、専用回線Lを使って
図3に記憶するニュース概要を更新(一括または、追
加)する。
【0033】また、ニュース概要を受信した端末の所有
者が詳細情報の送信を情報サービス会社3に要求したい
場合は、後述する詳細データ要求処理において、端末の
所有者がメニュー情報記憶エリアに記憶されている情報
を表示させた後、カーソルキー36a、36b等を操作
して情報種を選択した後、センターコールキー26を操
作して、送って欲しい詳細情報とその送り先情報をペー
ジングサービスセンター1に送る。ページングサービス
センター1は、受付けたこれらの情報を専用回線Lを使
用して情報サービス会社3に転送する。
【0034】情報サービス会社3は、その要求から所定
時間内に同一の詳細情報を希望する加入者がいた場合に
は、個別呼出番号で、要求のあった詳細情報をページン
グサービスセンター1に送り、送信する。
【0035】また、ページングサービスセンター1は、
加入者(端末所有者)からメッセージの再送要求やペー
ジングサービス会社が提供している情報サービス(イベ
ント情報や送信サービス)があると、要求された情報に
対応した情報を検索し、その情報を個別呼出番号で送信
する。例えば、新宿区でのイベント情報が要求された場
合は、個別呼出でイベント概要及び連絡先情報(連絡先
名及び電話番号)を送信する。
【0036】図4は、ページング受信機10、11の外
観を示したもので、同図において、22は機器の本体
部、23は蓋体部、24はこの蓋体部23を本体22に
回動自在に保持するヒンジ部である。
【0037】図4において、本体22の上面には、セン
ターコールキー26、フリー伝言キー27、定型伝言キ
ー28、TELバンクキー29、機能キー30、数字キ
ー群31a〜31j、消去キー32、復帰キー33、入
力キー34、実行キー35、カーソルキー群36a〜3
6d及び終了キー37が設けられ、蓋体部23の内面に
は、液晶表示部38とダイヤルキー39が設けられてい
る。 なお、図示していないが、本体部22の左側面に
は、DTMFトーン発生用スピーカの放音孔が設けられ
ており、また右側面には電源のオン/オフ及び着信時の
鳴動音のオン/オフを切り換えるためのスイッチと着信
報知音発生用スピーカの放音孔が設けられている。
【0038】センターコールキー26は、ニュース概要
を受信した端末の所有者が詳細情報の送信を情報サービ
ス会社3に要求したい場合に使用されるキー、フリー伝
言キー27は、“伝言作成モード”を設定するために使
用されるキー、定型伝言キー28は、後述する伝言メモ
リ43に記憶の定型伝言を表示するモードを設定するた
めに使用されるキー、TELバンクキー29は、“TE
Lバンクモード”を設定するために使用されるキー、機
能キー30は、後述する“定型伝言モード”、“伝言登
録送信モード”、“時刻修正モード”等の他のモードを
設定するために使用されるキーである。
【0039】数字キー群31a〜31jは、数字の入力
を指示するとともに、後述する方法によりカナ文字、英
字等の入力も指示するキーである。消去キー32は、入
力中の文字データの消去を指示するキー、復帰キー33
は、各モード処理の終了を指示するキー、入力キー34
は、キー入力されたデータのメモリへの登録を指示する
キー、実行キー35は、各モードにおける各種処理の実
行を指示するキーである。
【0040】なお、実行キー35は、本実施例において
は、送信用のメッセージデータをプッシュホンのキー操
作データに変換する指示も行う。カーソルキー群36a
〜36dは、後述する各メモリに記憶の情報を順次読み
出す際等に使用されるキーである。終了キー37は、メ
ッセージの入力操作の終了を指令するキーであり、ダイ
ヤルキー39は、ダイヤルトーンの出力を指令するキー
である。
【0041】液晶表示部38は、各モードにおいて各種
情報を表示するためのもので、受信したメッセージ情
報、キー入力された情報、各メモリから読み出された情
報等を表示する主表示部38a、読み出し表示されてい
る情報が記憶されているメモリのバンク番号を表示する
表示部38b、現在時刻や受信時刻等を表示する表示部
38c、文字入力用のガイダンス番号を表示する表示部
38d等を備えている。図5は、図4に示したページン
グ受信機10、11のブロック構成図であり、ページン
グ受信機10、11は、アンテナ41、受信部42、I
D−ROM43、キー力部44、CPU45、ROM4
6、RAM47、表示部48、警報部49、DTMF信
号発生部50及びスピーカ51から構成される。
【0042】アンテナ41は、図1に示した無線基地局
7〜9から無線で送信される呼出信号を受信して受信部
42に出力する。受信部42は、内蔵するデコーダから
入力される間欠信号により制御され、アンテナ41から
入力される呼出信号を間欠受信し、受信信号を増幅、復
調してデコーダに出力する。
【0043】図示しないデコーダは、受信部42に入力
される呼出信号のIDコードが自己の認識コードと一致
するか否かを、予め認識コード(個別呼出番号、共通呼
出番号)を登録してあるID−ROM43を参照して判
断し、一致していればCPU45に呼出検出信号を出力
するとともに、受信部42に信号受信を継続させ、続い
て受信されるメッセージ情報もCPU45に出力する。
キー入力部44は、上記図4に示した各種キーから構成
され、各キーからの指示をCPU45に出力する。CP
U(Central Processing Unit )45は、タイマ、キー
入力部44におけるキー入力操作を保持する入力レジス
タ等から構成されている。
【0044】CPU45は、ROM46に記憶された各
種制御プログラムに基づいて各種処理を実行する。すな
わち、受信部42から呼出検出信号を受けた時、警報部
49に報音信号を出力して呼出しがあったことを報知さ
せ、受信部42から続いて入力される受信メッセージ情
報をRAM47内のメッセージ記憶エリアに記憶させ
る。また、CPU45は、キー入力部44から入力され
る送信用メッセージ情報等をRAM47内のメッセージ
記憶エリアに記憶させる一方、キー入力部44から入力
される電話番号情報をRAM47内のTELバンクメモ
リに記憶させる。また、CPU45は、キー入力部44
からカナ英数字等の文字データが指示された時、その入
力指示に対応したキャラクタパターンを表示部48に表
示させる。また、CPU45は、ダイヤルキー39の操
作によりキー入力部44からダイヤルトーンの出力指令
を受けた時は、電話番号や送信用メッセージ情報に対応
する数字データをDTMF信号発生部50によりDTM
F信号に変換させてスピーカ51から出力させる。
【0045】さらに、CPU45は、後述する着信処理
において、受信データの取り込みに際して、受信データ
に設定されているアドレスをID−ROM43に記憶さ
れている個別呼出番号と共通呼出番号のアドレスと判別
することにより、個別呼出か共通呼出かを判別し、個別
呼出の場合は、受信したメッセージ情報をRAM47内
のメッセージ記憶エリアに記憶させるとともに、受信し
た詳細情報をRAM47内の詳細情報記憶エリアに記憶
させる。また、共通呼出の場合は、受信したメニュー情
報をRAM47内のメニュー情報記憶エリアに記憶させ
るとともに、受信した希望の詳細情報をRAM47内の
詳細情報記憶エリアに記憶させる。
【0046】また、端末所有者は、自己のページング受
信機10、11がページングサービスセンター1に接続
される無線基地局7〜9の通信可能範囲外、すなわち、
通信サービスエリアから外れていた時間帯をキー入力部
44における手動操作により入力し、センターコールキ
ー26を操作すると、CPU45は、その時間帯に受信
できなかった情報の送信要求をページングサービスセン
ター1に送信する後述する送信要求出力処理を実行す
る。この送信要求出力処理において、CPU45は、セ
ットされた送信要求情報(受信できなかった時間帯、カ
テゴリ情報等)を確認し、予めTELバンクメモリに記
憶されたページングサービスセンター1の電話番号をD
TMF信号発生部50によりDTMF信号に変換してス
ピーカ51からダイヤルトーン出力させることにより発
呼し、セットされた送信要求情報及び自己の呼出番号を
DTMF信号発生部50によりDTMF信号に変換して
スピーカ51からダイヤルトーン出力させる制御を行
う。
【0047】さらに、CPU45は、ニュース概要を受
信した端末の所有者が詳細情報の送信を情報サービス会
社3に要求する場合に後述する詳細情報要求処理を実行
する。この詳細情報要求処理において、CPU45は、
RAM47内のメニュー情報記憶エリアに記憶されてい
るメニュー情報を表示させたて選択された情報種を、セ
ンターコールキー26の操作により、送って欲しい詳細
情報とその送り先情報をページングサービスセンター1
に送る処理を制御する。
【0048】ROM(Read Only Memory)46は、CP
U45により実行される詳細データ要求処理プログラム
や各種制御プログラムを格納するとともに、図6に示文
字数字変換マトリックス表を格納し、文字データを数字
データに変換する際、又は、数字データを文字データに
逆変換する際に利用される。
【0049】RAM(Random Accesss Memory )47
は、CPU45により処理中のデータを一時的に格納す
るメモリエリアを形成するとともに、バンクコード、電
話番号及び名前等を格納する図示しないTELバンクメ
モリを格納し、また、図7に示すメッセージ記憶エリ
ア、メニュー情報記憶エリア及び詳細情報記憶エリアを
形成する。このメッセージ記憶エリアには、受信したメ
ッセージ情報及びイベント情報を記憶し、メニュー情報
記憶エリアには、受信したニュース概要情報を記憶し、
詳細情報記憶エリアには、受信した詳細情報を記憶す
る。
【0050】表示部48は、上記図4に示した液晶表示
部38により構成され、各モードにおいて各種情報を表
示する。警報部49は、着信時の鳴動音を出力する。D
TMF信号発生部50は、CPU45から入力される電
話番号や送信用メッセージ情報に対応する数字データを
DTMF信号に変換してスピーカ51から出力させる。
また、図中の52は、電話機と接続する接続端子であ
り、DTMF信号を電話機に出力する。
【0051】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
本実施例のページング受信機10、11により実行され
る着信処理について図8に示すフローチャートに基づい
て説明する。アンテナ41及び受信部42を通して受信
した呼出信号のIDコードが自己のIDコードであるこ
とがデコーダで検出され、その検出結果がCPU45に
通知されると、CPU45は、着信処理を開始し、デコ
ーダでデコードされて入力される受信データ(着信メッ
セージデータ)を取込み(ステップS1)、その受信デ
ータの先頭にセットされているアドレスをID−ROM
43に記憶されている個別呼出番号と共通呼出番号のア
ドレスと判別することにより、個別呼出か共通呼出かを
判別する(ステップS2)。
【0052】個別呼出であると判別した場合は、そのア
ドレスに続く情報種が詳細情報か否かを判別する(ステ
ップS3)。詳細情報でない、すなわち、例えば、図1
0に示すデータ構成で、メッセージ情報がセットされて
いる場合は、そのメッセージ情報をRAM47内の図7
に示したメッセージ記憶エリアに記憶し(ステップS
4)、警報部49の鳴音出力により着信を報知し(ステ
ップS5)、その記憶したメッセージ情報を表示部48
に表示して(ステップS6)、本処理を終了する。
【0053】また、ステップS3において、詳細情報
を、例えば、図10に示すデータ構成で受信した場合
は、RAM47内の詳細情報記憶エリアに記憶し(ステ
ップS7)、警報部49の鳴音出力により着信を報知し
(ステップS5)、その記憶した詳細情報を表示部48
に表示して(ステップS6)、本処理を終了する。
【0054】また、ステップS2において、受信データ
の先頭にセットされているアドレスにより共通呼出であ
ると判別した場合は、そのアドレスに続く情報種がメニ
ュー情報か否かを判別する(ステップS8)。メニュー
情報でない場合は、希望した詳細情報であるか否かを、
情報種コードにより判別する(ステップS9)。希望し
た詳細情報でない場合は、その受信データを消去して
(ステップS10)、本処理を終了する。希望した詳細
情報であった場合は、その詳細情報を、例えば、図11
に示すデータ構成で受信した場合は、RAM47内の詳
細情報記憶エリアに記憶し(ステップS7)、警報部4
9の鳴音出力により着信を報知し(ステップS5)、そ
の記憶した詳細情報を表示部48に表示して(ステップ
S6)、本処理を終了する。
【0055】また、ステップS8において、例えば、図
12に示すデータ構成でメニュー情報を受信した場合
は、その受信したメニュー情報をRAM47内のメニュ
ー情報記憶エリアに記憶し(ステップS11)、警報部
49の鳴音出力により着信を報知し(ステップS5)、
その記憶したメニュー情報を表示部48に表示して(ス
テップS6)、本処理を終了する。
【0056】また、個別呼出による受信データが、図1
3に示すデータ構成であった場合は、すなわち、情報概
要と連絡先情報を含む場合は、RAM47内のメッセー
ジ記憶エリアに記憶させる。
【0057】次に、端末所有者が、自己のページング受
信機10、11がページングサービスセンター1に接続
される無線基地局7〜9の通信可能範囲外、すなわち、
通信サービスエリアから外れていた時間帯をキー入力部
44における手動操作により入力し、センターコールキ
ー26を操作すると、CPU45は、その時間帯に受信
できなかった情報の送信要求をページングサービスセン
ター1に送信する送信要求出力処理を実行する。この送
信要求出力処理について、図14に示すフローチャート
に基づいて説明する。
【0058】端末所有者は、自己のページング受信機1
0、11が通信サービスエリアから外れていた時間帯を
キー入力部44における手動操作により入力し、すなわ
ち、その受信できなかった時間帯情報や受信する情報種
のカテゴリ情報等がセットされると(ステップS2
1)、送信要求スイッチ操作が行われたか否かを判別
し、すなわち、センターコールキー26の操作を判別
し、センターコールキー26の操作が行われると(ステ
ップS22)、セット情報により送信する要求情報がセ
ット済か否かを確認する(ステップS23)。
【0059】送信要求情報のセットが済んでいると判別
した場合は、RAM47内のTELバンクにセットされ
ているページングサービスセンター1の電話番号を読み
出し、DTMF信号発生部50によりDTMF信号に変
換させてダイヤルトーンによりスピーカ51から出力さ
せることにより、例えば、図1のプッシュホン5から公
衆回線網2を介してページングサービスセンター1に発
呼する(ステップS24)。
【0060】次いで、送信要求スイッチ操作が行われた
か否かを判別し、すなわち、センターコールキー26の
操作を判別し、センターコールキー26の操作が行われ
ると(ステップS25)、先にセットされた送信要求情
報及び自己の呼出番号を、DTMF信号発生部50によ
りDTMF信号に変換させてダイヤルトーンによりスピ
ーカ51から出力させて(ステップS26)、本処理を
終了する。
【0061】また、ステップS23において、送信要求
情報のセットが済んでいないと判別した場合は、警報部
49からのアラーム報知により送信要求情報のセットを
促し(ステップS27)、ステップS21に戻る。
【0062】この時、ページングサービスセンター1が
管理するデータベース12内の送信情報記憶部が、上記
図2に示した構成ではなく、図15に示す構成で、ペー
ジングサービスセンター1が、メッセージ情報とメッセ
ージ番号をページング受信機10、11に送信する構成
である場合には、上記のように時間帯情報を手動入力す
るのではなく、受信できなかったメッセージ番号あるい
はこれらの番号と現在受信記憶している最新のメッセー
ジ番号の次の番号を手動入力した後、センターコールス
イッチ26を操作する。
【0063】また、イベント情報等を要求する場合も同
様であり、すなわち、手動セットする内容が異なるだけ
であり、要求内容は、キー入力部44のフリーキーを操
作して文字でセットすることが可能である。
【0064】したがって、ページング受信機10、11
の所有者が、送信用無線基地局7〜9によりカバーされ
る通信サービスエリアから外れていた時間帯にデータベ
ース12で更新されたデータの送信要求をページングサ
ービスセンター1に送信して、ページングサービスセン
ター1から送信されるその時間帯のデータをページング
受信端末10、11で確実に受信することができる。
【0065】なお、ページング受信機10、11が受信
部42での同期外れの時間をCPU45が自動記録する
構成であれば、上記のように手動による時間帯のセット
を行わなくても、図16に示すステップS201〜S2
04のフローチャートのように、センターコールスイッ
チ26を操作するだけで、それ以降の送信要求出力処理
が行われる。この場合、ページング受信機10、11に
おいて時間帯情報を入力する手間を省略することができ
る。
【0066】また、ページングサービスセンター1のデ
ータベース12内の送信情報記憶部が、上記図2に示し
た構成ではなく、図15に示す構成で、ページングサー
ビスセンター1が、メッセージ情報とメッセージ番号を
ページング受信機10、11に送信する構成である場合
には、ページング受信機10、11側で、受信できなか
ったメッセージ番号を自動記憶する構成にし、センター
コールキー26を操作したとき、そのメッセージ番号あ
るいはこりらの番号と現在受信している最新メッセージ
番号の次の番号が自動的にページングサービスセンター
1に送信されるようにすることも可能である。
【0067】次に、ニュース概要を受信したページング
受信機10、11の所有者が詳細情報の送信を情報サー
ビス会社3に要求する場合は、RAM47内のメニュー
情報記憶エリアに記憶されているメニュー情報を表示部
48に表示させて、詳細情報要求処理を開始する。
【0068】この詳細情報要求処理について図17に示
すフローチャートに基づいて説明する。まず、所有者
は、キー入力部44における所定のキー操作によりメニ
ュー表示モードが選択されると、RAM47内のメニュ
ー情報記憶エリアに記憶されているメニュー情報を表示
部48に表示させて(ステップS31)、カーソルキー
38a、38b等を操作して表示したメニューから情報
種が選択させた後(ステップS2)、送信先端末番号が
入力されたか否かを確認する(ステップS33)。送信
先端末番号が入力された場合は、その送信先端末番号を
記憶して(ステップS34)、ステップS35に移行
し、また、送信先端末番号が入力されなかった場合は、
ステップS35に移行する。
【0069】ステップS35ではセンターコールキー2
6が操作されたか否かを確認し、センターコールキー2
6が操作されなかった場合は、ステップS33に戻り、
センターコールキー26が操作された場合は、RAM4
7内のTELバンクにセットされているページングサー
ビスセンター1の電話番号を読み出し、DTMF信号発
生部50によりDTMF信号に変換させてダイヤルトー
ンによりスピーカ51から出力させることにより、例え
ば、図1のプッシュホン5から公衆回線網2を介してペ
ージングサービスセンター1に発呼する(ステップS3
6)。
【0070】次いで、センターコールキー26の操作を
確認し(ステップS37)、センターコールキー26の
操作が行われると、先に選択された情報種番号がRAM
47に記憶されているか否かを確認する(ステップS3
8)。情報種番号が記憶されている場合は、選択された
情報種コード及び記憶した送信先端末番号を読み出し、
DTMF信号発生部50によりDTMF信号に変換させ
てダイヤルトーンによりスピーカ51から出力させるこ
とにより、例えば、図1のプッシュホン5から公衆回線
網2を介してページングサービスセンター1に送信して
(ステップS39)、本処理を終了する。
【0071】また、情報種番号が記憶されていない場合
は、選択された情報種コード及び自己の呼出番号を読み
出し、DTMF信号発生部50によりDTMF信号に変
換させてダイヤルトーンによりスピーカ51から出力さ
せることにより、例えば、図1のプッシュホン5から公
衆回線網2を介してページングサービスセンター1に送
信して(ステップS39)、本処理を終了する。
【0072】以上の処理により、ページング受信機1
0、11からページングサービスセンター1に対する詳
細情報の送信を要求する情報の送信処理を終了する。
【0073】なお、この場合、選択した情報を他のペー
ジング受信機に送信したい場合は、センターコールキー
26を操作する前に、上記ステップS33において送信
先端末番号(呼出番号)を入力するようにしている。
【0074】なお、センターコールキー26の操作にか
えて、図4のダイヤルキー39を操作すれば、情報概要
とともに記憶されている情報サービス会社3の電話番号
がオートダイヤルされ、詳細情報の送信を情報サービス
会社3に直接要求することができる。
【0075】したがって、ページング受信機10、11
の所有者は、例えば、正しく受信できなかったデータの
詳細情報の再送をページングサービスセンター1に要求
することができ、ページングサービスセンター1からそ
の詳細情報を再送させて、確実に受信することができ
る。
【0076】また、ページング受信機10、11の所有
者は、データベース12で管理される情報メニューの中
から所望の情報をページングサービスセンター1に送信
要求することができ、ページングサービスセンター1か
ら所望の情報だけを送信させることができる。その結
果、ページング受信端末においてサービス情報を受信す
る際のデータ通信効率を向上することができる。
【0077】また、図18に示すように、ページングサ
ービスセンター1のデータベース12に、加入者の個人
情報(例えば、スケジュール情報;内容と時刻)を記憶
する構成にすれば、知人のスケジュール等を知りたい場
合に、相手に電話を掛けなくても、ページングサービス
センター1のデータベース12にアクセスることによ
り、その人のスケジュール等を確認することができる。
この場合のアクセス方法は、図17に示した処理と同様
である。
【0078】さらに、最近では、公衆電話機に光通信イ
ンターフェースを設けることが検討されているため、ペ
ージング受信機に、図19に示すように、発光部61と
受光部62により構成される光通信インターフェース6
3を設け、公衆電話機を使用してのページングサービス
センター1や情報サービス会社3へのアクセスを、光通
信で行うようにしても良い。
【0079】また、上記実施例では、ページング受信機
10、11にサービス情報種を選択的に受信する機能を
備えた場合を説明したが、ページャーに限ることなく、
今後普及が期待されているデータ受信機能付デジタル携
帯電話やPHS(パーソナルハンディホンシステム)端
末等に、本発明のサービス情報種の選択受信機能を持た
せることも可能である。この携帯電話機に適用した場合
の内部ブロック構成の一例を図20に示す。
【0080】この図20において、携帯電話機70は、
アンテナ71、送受信部72、送受信信号処理部73、
音声処理部74、受話用スピーカ75、送話用マイク7
6、キー入力部77、CPU78、ROM79、RAM
80、警報部81及び表示部81により構成されてい
る。
【0081】この携帯電話機70に、上記実施例におい
て説明した各種サービス情報の着信機能、上記ページン
グサービスセンター1あるいは情報サービス会社3に対
する詳細情報の送信要求、メニュー情報の送信要求をす
るための送信機能を持たせて、上記と同様の着信処理あ
るいは送信処理の制御をCPU78に実行させることに
より、携帯電話機70においても情報サービスから提供
されるデータの中から所望のデータを選択的に受信する
ことができ、また、通信サービスエリアから離れていた
時間帯のデータを送信要求してデータを受信することが
できる。
【0082】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、通信シス
テムによりカバーされる通信サービスエリアから離れて
いた時間帯にデータベースで更新されたデータをデータ
受信端末で確実に受信することができる。
【0083】請求項2記載の発明によれば、データ受信
端末で時間帯情報を入力する手間を省略することができ
る。
【0084】請求項3記載の発明によれば、例えば、正
しく受信できなかったデータを再送要求し、データベー
スから再送させてデータ受信端末で確実に受信すること
ができる。
【0085】請求項4記載の発明によれば、データベー
スで管理される情報メニューの中から所望の情報を要求
してデータ受信端末で確実に受信することができ、デー
タの通信効率を向上することができる。
【0086】請求項5記載の発明によれば、通信サービ
スエリアから離れていた時間帯にデータベースで更新さ
れたデータの送信要求を簡便に行うことができ、データ
受信端末の機能及び利用性を向上させることができる。
【0087】請求項6記載の発明によれば、情報サービ
スから送信されるデータの中かから所望のデータだけを
送信させる要求を簡便にすることができ、データ受信端
末の機能及び利用性を向上させることができるととも
に、データベースからデータを受信する際のデータ通信
効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したページングシステムの全体の
概略構成を示す図。
【図2】図1のデータベースに格納された送信情報記憶
部の内部構成を示す図。
【図3】図1のデータベースに格納されたサービス情報
記憶部の内部構成を示す図。
【図4】図1のページング受信機の外観図。
【図5】図4のページング受信機の内部ブロック構成
図。
【図6】図5のROMに格納された文字数字変換マトリ
ックス表を示す図。
【図7】図5のRAM内のメモリ構成を示す図。
【図8】本実施例のページャー受信機により実行される
着信処理のフローチャート。
【図9】図8の着信処理に際して図5のRAM内のメッ
セージ記憶エリアに格納される個別呼出メッセージ情報
のデータ構成を示す図。
【図10】図8の着信処理に際して図5のRAM内の詳
細情報記憶エリアに格納される個別呼出詳細情報のデー
タ構成を示す図。
【図11】図8の着信処理に際して図5のRAM内の詳
細情報記憶エリアに格納される共通呼出詳細情報のデー
タ構成を示す図。
【図12】図8の着信処理に際して図5のRAM内のメ
ニュー記憶エリアに格納される共通呼出メニュー情報の
データ構成を示す図。
【図13】図8の着信処理に際して図5のRAM内のメ
ッセージ記憶エリアに格納される個別呼出の情報概要と
連絡先情報を含む情報のデータ構成を示す図。
【図14】本実施例のページャー受信機により実行され
る送信要求出力処理のフローチャート。
【図15】図1のデータベース12内の送信情報記憶部
の他の構成例を示す図。
【図16】図14の送信要求出力処理において時間帯の
セット処理を省略した場合のフローチャート。
【図17】本実施例のページャー受信機により実行され
る詳細情報要求出力処理のフローチャート。
【図18】図1のデータベースに格納された送信情報記
憶部に個人情報記憶エリアを設定した例を示す図。
【図19】図5のページング受信機に光通信インターフ
ェースを設けた場合のブロック構成図。
【図20】本発明を携帯電話機に適用した場合の内部ブ
ロック構成図。
【符号の説明】
1 ページングサービスセンター 2 公衆通信回線網 3 情報サービス会社 4、5 プッシュホン 6 オフィス 7〜9 送信用無線基地局 10、11 ページング受信機 26 センターコールキー 27 フリー伝言キー 28 定型伝言キー 29 TELバンクキー 30 機能キー 31a〜31j 数字キー群 33 復帰キー 34 入力キー 35 実行キー 36a〜36d カーソルキー群 37 終了キー 38 液晶表示部 39 ダイヤルキー 41 アンテナ 42 受信部 43 ID−ROM 44 キー入力部 45 CPU 46 ROM 47 RAM 48 表示部 49 警報部 50 DTMF信号発生部 51 スピーカ 52 接続端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】随時更新されるデータベースを管理するデ
    ータ管理センターから通信システムを介して送信される
    更新データの中から所望のデータをデータ受信端末で選
    択的に受信させる選択的データ受信方法であって、 前記データ受信端末が、前記通信システムによりカバー
    される通信サービスエリアから離れていた時間帯情報を
    前記データ管理センターに送信すると、 該データ管理センターから、当該時間帯に前記データベ
    ースで更新されたデータが該データ受信端末に送信され
    て、受信されることを特徴とする選択的データ受信方
    法。
  2. 【請求項2】前記データ受信端末は、前記通信システム
    によりカバーされる通信サービスエリアから離れていた
    時間帯を管理して記憶し、この記憶した時間帯情報を前
    記データ管理センターに送信することを特徴とする請求
    項1記載の選択的データ受信方法。
  3. 【請求項3】随時更新されるデータベースを管理するデ
    ータ管理センターから通信システムを介して送信される
    更新データの中から所望のデータをデータ受信端末で選
    択的に受信させる選択的データ受信方法であって、 前記データ受信端末が、再送を要求するデータ種等の識
    別情報を前記データ管理センターに送信すると、 該データ管理センターにより、その識別情報に該当する
    データが前記データベースから当該データ受信端末に再
    送されることを特徴とする選択的データ受信方法。
  4. 【請求項4】随時更新されるデータベースを管理するデ
    ータ管理センターから通信システムを介して送信される
    更新データの中から所望のデータをデータ受信端末で選
    択的に受信させる選択的データ受信方法であって、 前記データ管理センターは、情報メニューを前記データ
    受信端末に送信し、 該データ受信端末が、該データ管理センターから受信し
    て記憶した情報メニューの中から所望の情報を選択し
    て、当該選択した情報の送信を要求する信号を送信すべ
    き端末を表す情報とともに該データ管理センターに送信
    すると、 該データ管理センターから送信される要求した情報を該
    送信すべき端末で受信することを特徴とする選択的デー
    タ受信方法。
  5. 【請求項5】随時更新されるデータベースを管理するデ
    ータ管理センターから通信システムを介して送信される
    更新データの中から所望のデータを選択的に受信するデ
    ータ受信端末において、 前記通信システムによりカバーされる通信サービスエリ
    アから離れていた時間帯を管理して記憶する管理手段
    と、 この記憶された時間帯情報を前記データ管理センターに
    送信する送信手段と、 を具備したことを特徴とするデータ受信端末。
  6. 【請求項6】随時更新されるデータベースを管理するデ
    ータ管理センターから通信システムを介して送信される
    更新データの中から所望のデータを選択的に受信するデ
    ータ受信端末において、 前記データベースで管理される情報メニューを記憶する
    記憶手段と、 この記憶された情報メニューの中から所望の情報が選択
    されると、当該選択情報の送信を要求する信号を前記デ
    ータ管理センターに送信する送信手段と、 を具備したことを特徴とするデータ受信端末。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100511835B1 (ko) * 1997-09-19 2005-11-28 헬퍼리취, 리차드 제이. 무선호출송수신기및선택적정보삭제방법
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JP2008210392A (ja) * 2008-03-07 2008-09-11 Nec Corp 電子掲示板システムおよび電子掲示板システムを構築するプログラムを記録した記録媒体
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