JP4316472B2 - 移動体通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、通信ネットワークを介して通信可能な携帯電話機等の移動体通信端末に関するものである。
従来、この種の移動体通信端末として、他の利用者と音声による会話ができる通話機能や、通信ネットワークを介して他の利用者とメールのやり取りができるメール送受信機能を有する携帯電話機が知られている。このような携帯電話機等の移動体通信端末は携帯性に優れているため、その利用者は、外出先など様々な場所で、電話を受けたりメールを受信したりすることができる。利用者は、受信したメールに対してすぐにその内容を確認することができるため、緊急を要する内容や、早急に回答の欲しい内容のメールを移動体通信端末に送信することが多い。しかしながら、携帯性に優れる結果、移動体通信端末を無くしてしまったり、どこかに忘れてしまったりする場合がある。このように、移動体通信端末をなくしたり忘れたりすると、移動体通信端末が利用者の手元に戻るまで移動体通信端末で受信したメールの内容を確認することができないという問題があった。
そこで、特許文献1には、リモート操作で移動体通信端末が受信した未読メールを任意のアドレスに転送することができるものが記載されている。具体的には、外出先の通信端末から自分の移動体通信端末宛にキーワードと転送先のアドレスとを含むメールを送信する。移動体通信端末は、受信メール中に、予め登録されたキーワードとアドレスとが含まれる場合に、その移動体通信端末内に記憶している受信メールのうち未読メールを読み出して上記転送先のアドレスに送信する。これにより、移動体通信端末から、転送先の通信先宛のメールを管理するメールサーバに未読メールが転送される。その結果、移動体通信端末が利用者の手元になくても、通信端末から上記メールサーバにアクセスすることで移動体通信端末が受信した未読メールを読むことができる。
特開2002−232557号公報
しかしながら、特許文献1の場合は、移動体通信端末が受信したメールを任意の通信端末から読むためには、移動体通信端末宛にキーワードと転送先のアドレスとを含むメールを送信する必要がある。このため、移動体通信端末が受信した未読メールを任意の通信端末で読むのに手間を要するという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、移動体通信端末を無くしたりして、利用者の手元に移動体通信端末が無くても、移動体通信端末が受信したメールの内容を手間を要さずに容易に確認することができる移動体通信端末を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、通信ネットワークを介して通信を行う通信手段を備えた移動体通信端末であって、受信したメールを転送する転送先のメールアドレスの情報を記憶する転送先情報記憶手段と、該通信手段でメールを受信したとき、該受信したメールを該転送先のメールアドレスに自動転送するように該通信手段を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、上記転送先のメールアドレスに転送するメールに、該メールが当該移動体通信端末から転送されたメールであることを示す転送情報を付加し、上記受信したメールが移動体通信ネットワークのSMS(Short Message Service)で送受信されるSMSメールである場合、該受信したSMSメールに該転送情報を付加した結果、該転送するメールのデータサイズがSMSメールの仕様のデータサイズを越えたときは、インターネットを介して送受信される電子メールに切り換えて自動転送するように制御することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の移動体通信端末において、上記受信したメールを自動転送する自動転送動作モードと、上記受信したメールを自動転送しない通常動作モードとを選択的に実行可能に構成し、該自動転送動作モード及び該通常動作モードのいずれかを利用者が選択するためのメール動作モード選択手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項2の移動体通信端末において、外部の通信端末から通信ネットワークを介してモード切り換え指令を受信したときに、該モード切り換え指令に基づいて、上記自動転送動作モードと上記通常動作モードとの間で動作モードを切り換えるモード切り換え手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの移動体通信端末において、上記制御手段は、上記受信したメールがインターネットを介して送受信される電子メールである場合は、その電子メールの形式で上記転送先のメールアドレスに自動転送するように制御することを特徴とするものである
また、請求項の発明は、請求項2または3の移動体通信端末において、上記自動転送動作モードに対応付けて、上記転送メールを送信する転送時間情報を記憶する転送時間情報記憶手段と、該転送時間情報を利用者が入力するための転送時間情報入力手段と、計時手段とを備え、上記制御手段は、該計時手段の出力に基づいて、該転送時間情報で規定される時間帯だけ上記受信したメールを上記転送先のメールアドレスに自動転送するように制御することを特徴とするものである
なお、上記「移動体通信端末」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、自動車電話機、固定電話機等の通話機能を有する電話機が挙げられる。また、この「移動体通信端末」としては、上記電話機のほか、通話機能を有するPDA(Personal Digital Assistance)等の通信端末も挙げられる。
また、上記移動体通信端末における制御は、その移動体通信端末に設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行なってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行なってもよい。
本発明によれば、通信手段で受信したメールを、転送先情報記憶手段に記憶されている転送先のメールアドレスに受信したメールを自動転送する。これにより、移動体通信端末をなくしたりして、移動体通信端末が手元になくても、上記転送先のメールアドレスに対応する任意の通信端末において、移動体通信端末が受信したメールの内容を確認することができる。特に、本発明によれば、移動体通信端末に対してキーワードと所望のアドレスとを含むメールを送信する必要がないので、移動体通信端末が受信したメールの内容を任意の通信端末から手間を要さずに容易に確認することができる。
以下、本発明を移動体通信端末としての携帯電話機に適用した実施形態について説明する。
〔実施形態1〕
図1は本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機10を用いて通話及びメール送受信を行うための通信システムの概略構成図である。この通信システムは、複数の携帯電話機10と、通信ネットワークとしての携帯電話通信網20とを備えている。
携帯電話通信網20は、基地局201、交換機(回線交換機、パケット交換機)202、ショートメッセージサービスセンター(SMSC)203、大容量データ転送システム(DAS)204、メールゲートウェイシステム205、ウェブゲートウェイシステム206、情報配信装置207等を備えている。また、携帯電話機10によるパケット通信を可能にするために、データ通信用接続制御手段としてのアクセス制御システム210、及びIPネットワーク(パケット通信網)211も備えている。IPネットワーク(パケット通信網)211には、パケット通信による各種サービスを提供するために、メールサーバ212、ウェブサーバ213及びゲートウェイサーバ214等が接続されている。これらの携帯電話通信網20を構成する構成要素の間や、携帯電話通信網20と他の通信ネットワーク(公衆回線網30、インターネット40)との間は、有線又は無線の伝送媒体で結ばれている。
上記交換機202は、図示しない位置登録データベース(HLR,VLR)、加入者データベース、課金システム等が接続され、各携帯電話機間における通信を中継するように通信制御を行う。更に、交換機202は、各携帯電話機と、携帯電話通信網20内の構成要素(ショートメッセージサービスセンター203、大容量データ転送システム204、情報配信装置207、アクセス制御システム210等)との間における通信を中継するように通信制御を行う。また、交換機202は、各携帯電話機と、他の公衆回線網30との間における通信を中継するように通信制御を行う。
例えば、図1において、交換機202は、図中の利用者Aの携帯電話機10から利用者B宛の電話の発呼(呼び出し)があった場合に、携帯電話機10からの発呼信号を中継し利用者Bの携帯電話機10’に転送するように通信制御を行う。利用者Aからの発呼に利用者Bが応答して着呼した後、交換機202は、携帯電話機10,10’間で通話用の通信回線を確立し両者間の通話用の通信を中継するように通信制御を行う。また、図中の利用者Aの携帯電話機10から利用者B宛のメール送信があった場合に、携帯電話機10からのメールデータを中継し、ショートメッセージサービスセンター203や大容量データ転送システム204を介して、メールゲートウェイシステム205に接続されている図示しないメールサーバ(ポストオフィス)に転送するように通信制御を行う。更に、利用者Aからのメールのすべてのデータを受信できていない場合に残りのメールデータを受信するときは、利用者Bの携帯電話機10’とメールサーバ(ポストオフィス)との間のメールデータ送受信のための通信を中継するように通信制御する。
上記ショートメッセージサービスセンター203及び大容量データ転送システム204は、上記交換機202と、メールゲートウェイシステム205及びウェブゲートウェイシステム206との間に接続され、携帯電話機10と両ゲートウェイシステム205、206との間のデータ送受信のための処理や、携帯電話機10とのセッション制御を行う。特に、ショートメッセージサービスセンター203を配信ベアラとして使用した場合は、文字数制限付きのテキストからなるSMSメール等の小容量のデータ通信を効率的に行うことができる。また、上記大容量データ転送システム204を配信ベアラとして使用した場合は、ショートメッセージサービス(SMS)では困難であった長文のメール、画像データあるいは音楽データ等の大容量データを携帯電話機10に転送することが容易になる。
上記メールゲートウェイシステム205は、インターネット40及びメール蓄積のための図示しないメールサーバ(ポストオフィス)に接続され、メールデータ等の転送制御を行なう。また、ウェブゲートウェイシステム206は、携帯電話機10からインターネット40上のウェブサイトなどのアクセスするときのデータ転送制御を行う。
上記情報配信装置207は、情報サービス提供元(IP/SP)から取得したテキスト、音楽、画像、アプリケーションプログラム等の情報(コンテンツ)が蓄積されている。そして、情報配信装置207は、所定のタイミングで携帯電話機10に対して上記各種情報を配信したり、携帯電話機10の利用者からの要求に応じて上記各種情報を配信したりする。
上記アクセス制御システム210は、携帯電話機10から交換機(パケット交換機)202を介して所定のURLのデータ通信先へ接続するときに、論理回線を確立してパケットをルーティングするようにデータ通信を制御する。例えば、携帯電話機10からの要求に応じて、IPネットワーク211に接続されたメールサーバ212やウェブサーバ213と携帯電話機10との間で論理回線を確立し、両者の間でパケットメールやウェブページのデータをルーティングするようにデータ通信を制御する。また、携帯電話機10からインターネット40上のWWWサーバへアクセスするときは、IPネットワーク211内でルーティングされたパケットが、ファイヤーウォールを構成するプロキシサーバなどからなるゲートウェイサーバ214を介してインターネット40側とやり取りされる。
図2は本発明の実施形態に係る携帯電話機の概略構成を示すブロック図である。図3は同携帯電話機の外観構成の一例を示す正面図である。本実施形態の携帯電話機10は、制御手段としての主制御部120と、記憶手段としての内部メモリ121と、携帯電話通信網20を介して通信を行う通信手段としての無線通信部122及びアンテナ112と、表示手段としての表示部125と、操作手段としてのキー操作部126、計時手段としての時計部127とを備えている。
上記主制御部120は、例えばCPU、キャッシュメモリ、ROM、システムバス等で構成され、所定の制御プログラムを実行することにより、内部メモリ121や無線通信部122、時計部127等の各部との間でデータの送受信を行ったり、各部を制御したりする。この主制御部120には、音信号処理部123を介して音入力手段としてのマイク108及び音出力手段としてのスピーカ109が接続されている。また、主制御部120には、表示制御手段としての表示制御部124を介して表示部125が接続されている。更に、主制御部120には、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)21、通話開始キー22、終話キー23、スクロールキー24、多機能キー25等で構成されたキー操作部126も接続されている。
また、上記主制御部120は、メールを受信したときの自動転送処理を行う制御手段として機能する。すなわち、主制御部120は、無線通信部122でメールを受信したときに、内部メモリ121から転送先メールアドレスを読み出し、上記受信したメールを転送先に送信するように無線通信部122を制御する。更に、この主制御部120は、上記受信メールを転送する自動転送動作モードと、上記受信メールを転送しない通常動作モードとを選択的に実行可能に構成されている。
また、上記制御部120は、外部の通信端末から通信ネットワークを介して、切り換え信号を受信したときに、通常動作モードから自動転送動作モードに切り換えるモード切り換え手段として用いられる。
また、主制御部120は、メールや電話を受信したときに音出力処理を行う制御手段として機能する。すなわち、主制御部120は、無線通信部122でメール・電話を受信したときに、内部メモリ121からアドレス帳(メモリダイヤル)を読み出す。そして、上記受信したメール・電話の宛先情報としての電話番号やメールアドレスが内部メモリ121のアドレス帳(メモリダイヤル)に登録されているか否かを判断し、その発信元の宛先情報(電話番号、メールアドレス)が保存されていない場合は、音、バイブレータを鳴らさないように音信号処理部123を制御する。この主制御部120は、上記メモリダイヤルに登録した人以外の電話・メールに対して音やバイブレータを鳴らさないサイレント着信動作モード(以下「サイレントモード」という)と、すべて電話・メールに対して音やバイブレータを鳴らす通常着信動作モードとを選択的に実行可能に構成されている。
上記内部メモリ121は、例えばRAMやROMなどの半導体メモリで構成され、主制御部120で実行する制御プログラムや各種データを記憶するものである。また、この内部メモリ121は、情報提供サイトなどからダウンロードした画像、音楽、プログラム等のコンテンツデータを記憶するコンテンツデータ記憶手段としても用いられる。更に、この内部メモリ121は、スピーカ109から出力する音のデータを記憶する音データ記憶手段としても用いられる。
更に、上記内部メモリ121は、表示部125に表示する表示対象の画像を記憶するための画像記憶手段や、表示部125を構成する液晶ディスプレイ110の画面の全画素に対応する描画データを記憶するための描画データ記憶手段としても用いられる。
また、上記内部メモリ121は、複数の宛先情報である電話番号(端末識別情報)やメールアドレスを記憶するアドレス記憶手段(宛先情報記憶手段)としても用いられる。更に、内部メモリ121は、自動転送動作モードそれぞれに対応付けて、上記受信メールを転送先に転送する転送時間情報を記憶する転送時間情報記憶手段としても用いられる。
なお、これらの記憶手段としては、上記内部メモリ121ではなく、携帯電話機本体に着脱可能なメモリーカード、ICカード等の記憶媒体を用いてもよい。
上記表示制御部124は、主制御部120から送られてきた描画データに基づいて表示部125に画像を表示するように制御する。表示部125は、液晶パネル等からなるディスプレイ110を用いて構成され、内部メモリ121に保存している画像等が表示される。
上記スピーカ109は、音信号処理部123でデジタル信号から変換されたアナログ信号が入力され、通話中の音声を出力したり、メールの着信音、電話の呼び出し音、音楽などを出力したりする。なお、上記スピーカ109は、図4に示すように通話中の音声を聞くための受話器用スピーカ(レシーバ)109aと、着信音や音楽などを出力する外部出力用スピーカ109bとを別々に設けて構成してもいいし、これらの受話器用スピーカ及び外部出力用スピーカを兼用するように一つのスピーカで構成してもよい。
上記表示部125は、自動転送動作モードやサイレントモードが選択されている旨を利用者に報知する報知手段としても用いられる。例えば、表示部125のディプレイ画面のピクト領域に、自動転送動作モードやサイレントモードが選択されている旨を利用者に知らせるための所定のピクト画像を表示する。
上記キー操作部126は、利用者が通話開始、終話、メニュー選択、画面切り換え等を指示したり情報を入力したりするときに用いられるほか、メール自動転送に関連した各種選択手段や各種情報入力手段としても用いられる。すなわち、キー操作部126は、動作モード選択手段、転送モード実行時間情報入力手段としても用いられる。
例えば、動作モード選択手段としてのキー操作部126は、受信メールを転送する自動転送動作モード及び受信メールを転送しない通常動作モードのいずれかを利用者が選択するときに操作される。また、上記サイレントモードや通常着信動作モードを利用者が選択するときにも操作される。
また、転送時間情報入力手段としてのキー操作部126は、上記自動転送動作モードに対応付けて、受信メールを転送する転送モード実行時間情報を利用者が入力するときに操作される。
上記時計部127は、正確な日時を計数し、更新処理等のための時刻情報を生成する。この時計部127の出力は、上記キー操作部126を利用者が操作して入力した転送時間情報で規定される特定の時間帯だけ上記受信メールの転送動作を実行する制御にも用いられる。
上記マイク108は、利用者の音声を電気信号(アナログ信号)に変換する。マイク108から出力される音声の電気信号(アナログ信号)は、音信号処理部123に入力され、デジタル信号に変換される。
なお、マイク108は、上記動作モード選択手段、自動転送モード選択手段、メッセージ情報入力手段、転送時間情報入力手段、及び識別情報入力手段として用いることもできる。この場合、利用者が自動転送モードを選択したり上記各種情報を入力したりするときに発した音声が、マイク108によって入力される。主制御部120は、このマイクで入力された利用者の音声信号について音声認識処理を実行することにより利用者が発した音声を認識し、利用者がどのような動作モードを選択したか又はどのような情報を入力されたかを判断することができる。
また、本実施形態の携帯電話機10は、上記サイレントモードや通常着信動作モードの機能とは別にマナーモード機能を備えており、利用者がキー操作部126に対し所定の操作を行うことで、その機能を発揮させることができる。このマナーモード機能が有効であるとき(マナーモード設定時)、上記無線通信部122で情報を着信した旨を利用者に通知するための着信音は、スピーカ109から出力されない。よって、その着信通知は、ディスプレイ110に表示される着信通知画像と、バイブレータによる振動によって行われる。
図4は、上記構成の携帯電話機における自動転送動作モードの設定処理のフローチャートである。
まず、利用者は、携帯電話機10のキー操作部126を操作し、ディスプレイ110に図5(a)のメール設定画面を表示させる(ステップ1)。そして、この図5(a)のメール設定画面上で利用者が「自動転送メール」をポイントして「選択」ボタンをクリックすると、図5(b)の自動転送メール設定画面がディスプレイ110に表示される(ステップ2)。利用者は、この自動転送メール設定画面上で自動転送動作モードのON/OFFを選択することができる。
図5(b)の自動転送設定画面上で利用者が「OFF」をポイントして「選択」ボタンをクリックすると、受信メールを転送しない通常動作モードに設定される(ステップ3のNO)。一方、図5(b)の自動転送設定画面上で利用者が「ON」をポイントして「選択」をクリックすると、受信メールを転送する自動転送動作モードに設定され、図5(c)の設定画面がディスプレイ110に表示される(ステップ3のYES、4)。まず、設定画面の転送先アドレス入力欄にキーを操作して転送先アドレスを入力する。なお、以前に転送先アドレスを入力している場合は、転送先アドレス入力欄に以前入力した転送先アドレスを表示する。次に、転送時間を指定する。自動転送時間指定を「OFF」に設定した場合は、利用者が自動転送動作モードの設定を解除しない限り、自動転送動作モードが有効となる。自動転送時間指定を「ON」に設定した場合は、自動転送動作モードの有効時間を設定する。なお、図5(c)においては、自動転送動作モードの有効時間は、開始時刻と終了時刻とを入力することで有効時間を規定しているが、図5(e)に示すように、有効時間を直接入力して規定するようにしても良い。このように、転送先アドレスおよび自動転送時間を設定して、「OK」ボタンをクリックすると、その設定した転送先アドレス及び自動転送時間の入力データが内部メモリ121の所定領域に保存される(ステップ5)。その後、図5(d)に示す設定完了画面がディスプレイ110に表示される(ステップ6)。
また、上記自動転送動作モードは、外部の通信端末から携帯電話機10をリモート操作して設定することができる。この場合、利用者がパーソナルコンピュータ等の外部の通信端末から通信ネットワークを介して携帯電話機10にアクセスする。例えば、外部の通信端末から携帯電話機10にメールでパスワードデータを携帯電話機10に送信する。主制御部120は、外部の通信端末から送信されたパスワードデータと、予め携帯電話機10内のRAM等に記憶しているパスワードデータと比較する。比較の結果、RAM等の記憶装置に記憶しているパスワードデータと外部の通信端末から送信されたパスワードデータとが一致している場合は、外部の通信端末から携帯電話機10のリモート操作が可能となる。そして、外部の通信端末からモード切り換え指令を送信して上記受信メールを転送する自動転送動作モードに切り換える。
図6は、上記構成の携帯電話機10におけるメール受信に対する自動転送処理のフローチャートである。
まず、携帯電話機10の主制御部120は、他の利用者の携帯電話機等からメールを受信すると、自動転送モードが設定されているか否かを確認する(ステップ1,2)。ここで、自動転送モードが設定されていないことを確認した場合は、そのまま自動転送処理を終了する(ステップ2のNO)。一方、自動転送モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、自動転送時間が有効であるかどうかを確認する。(ステップ3)自動転送時間が有効である場合は、更にその設定されている自動転送時間内かどうかを確認する(ステップ4)。ここで、転送時間内ではない場合は、そのまま自動転送処理を終了する。一方、応答時間内である場合または、自動転送モード実行時間が有効でない場合、主制御部120は、受信したメールがSMSメールかどうか確認する(ステップ5)。受信したメールがSMSメールの場合、転送先アドレスを読み出すとともに、受信したメール本文の始めに「転送メール」という文言を入れ、さらに、転送元の情報(例えば、メールアドレス)を入れる(ステップ6、7)。受信したメール本文に「転送メール」や転送元の情報を入れたら、このメールが128バイト以上か否かを確認する(ステップ8)。128バイト以上の場合は、転送するメールをSMSメールから電子メールに切り換えて送信する(ステップ9、10)。一方、128バイト以下の場合は、SMSメールで送信する(ステップ10)。
また、受信したメールが電子メールの場合は、転送先アドレスを読み出して、電子メールのタイトル欄に「転送メール」の文言を入れる(ステップ11、12)。このとき、もとのタイトル文はクリアせずに、もとのタイトル文の前に「転送メール」の文言を挿入する。このタイトル欄に字数(バイト数)制限がある場合は、「転送メール」の文言を挿入した残りの字数(バイト数)の範囲内で、もとのタイトル文を残すようにする。また、電子メール本文に転送元情報(例えば、メールアドレス)を入れる(ステップ13)。受信したメールに「転送メール」や転送元の情報を入れたら、主制御部120は、受信したメールを転送先に送信する(ステップ10)。
また、上記「転送メール」の文言をメール本文やタイトルの欄に入れる代わりに、上記転送メールであることを示す識別子等のメール識別情報をメールヘッダ内に挿入してもよい。そして、転送メールを受信した携帯電話機は、メールヘッダ内のメール識別情報に基づいて、転送メールであることを利用者に知らせるメール種別報知処理を実行するようにしてもよい。このメール種別報知処理としては、転送メールであることを示すアイコンをディスプレイ上の所定の領域(例えばピクト領域)に表示する処理や、転送メールに対応付けて予め設定した特定の音を出力する処理等がある。また、転送メールに対応付けて予め設定した特定の振動パターンで振動させる処理であってもよい。
携帯電話機10から自動転送されたメールは、パーソナルコンピュータなどの任意の通信端末から読むことができる。具体的には、転送されたメールは、転送先アドレス宛のメールを管理するメールサーバに保存されている。利用者は、パーソナルコンピュータなどの任意の通信端末からこのメールサーバにアクセスすることで、携帯電話機10から転送されたメールを受信することができる。これにより、家などに携帯電話機10を忘れて、手元に携帯電話機10が無くても、任意の通信端末から、転送先のメールサーバにアクセスすることで、自動転送動作モード中に携帯電話機10が受信したメールを読むことができる。
また、自動転送動作モードが選択されているときに、自動転送動作モードが選択されている旨を示す画像をディスプレイ110の画面の一部に表示するのが好ましい。更に、利用者が携帯電話機10の使用を開始したときに、上記自動転送動作モードが選択されているか否かを判断し、自動転送動作モードが選択されていると判断したときには、自動転送動作モードが選択されている旨をディスプレイ110に表示することにより、その旨を利用者に知らせるのが好ましい。
図7は、利用者が携帯電話機10の使用を開始したときの処理の一例を示すフローチャートである。携帯電話機10は、利用者による使用が開始されたときに、その使用開始を検知する(ステップ1)。この利用者による使用開始は、例えば、利用者が折り畳み式の携帯電話機10を開くときの携帯電話機10の筐体の変化を検知したり、利用者が使用開始時のボタン操作を検知したりすることによって検知することができる。
次に、携帯電話機10は、上記使用開始と検知した後、自動転送動作モードが設定されているか否かを判断する(ステップ2)。ここで、自動転送動作モードが設定されていない場合は、そのまま処理を終了する(ステップ2のNO)。一方、自動転送動作モードが設定されている場合は、図8に示すように「自動転送メール設定中」というメッセージをディスプレイ110に表示する(ステップ3)。更に、図9に示すようにディスプレイ110の上部にあるピクト領域に、自動転送動作モードが設定されている旨を示すピクト情報(図中の例では星形マーク)を表示する。このような表示を行うことにより、自動転送動作モードが選択されている携帯電話機10の使用を利用者が開始するときに、利用者に対して、自動転送動作モードが実行中である旨の注意を促すことができる。更に、その後の使用中においては、自動転送動作モードが設定中である旨を利用者が知ることができる。
〔実施形態2〕
次に、電話の発呼(呼び出し)やメール受信したときに、その発信元の宛先情報としての電話番号やメールアドレスが内部メモリ121のアドレス帳(メモリダイヤル)に登録されているか否かを判断し、その発信元の宛先情報(電話番号、メールアドレス)が保存されていない場合は、音、バイブレータを鳴らさないように制御する携帯電話機について説明する。
本実施形態の携帯電話機を用いた通信システム並びに同携帯電話機のハードウェア構成及び機能ブロック図は、上記第1の実施形態と同様であるので、それらの説明は省略する。
図10は、本実施形態の携帯電話機10におけるサイレントモードの設定処理のフローチャートである。
まず、利用者は、携帯電話機10のキー操作部126を操作し、ディスプレイ110に図11(a)の各種設定画面を表示させる(ステップ1)。そして、この図11(a)の設定メニュー画面上で利用者が「サイレントモード」をポイントして「選択」ボタンをクリックすると、図11(b)のサイレントモード設定画面がディスプレイ110に表示される(ステップ2)。利用者は、このサイレントモード設定画面上でサイレントモードのON/OFFを選択することができる。
図11(b)のサイレントモード設定画面上で利用者が「OFF」をポイントして「選択」ボタンをクリックすると、すべての電話・メールの受信に際に音やバイブレーションを鳴らす通常動作モードに設定される(ステップ3のNO)。一方、図11(b)のサイレントモード設定画面上で利用者が「ON」をポイントして「選択」をクリックすると、メモリダイヤルに登録されている人の電話・メールの受信のみに音やバイブレーションを鳴らすサイレントモードに設定され、図11(c)に示す設定完了画面がディスプレイ110に表示される(ステップ3、4)。
図12は、上記サイレントモードを備えた携帯電話機10における着信音処理のフローチャートである。
まず、携帯電話機10の主制御部120は、他の利用者の携帯電話機等からメールや電話を受信すると、サイレントモードが設定されているか否かを確認する(ステップ1,2)。ここで、サイレントモードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、内部メモリ121のアドレス帳(メモリダイヤル)を読み出し、発信元がアドレス帳に登録されているか否か確認する(ステップ3、4)。発信元がアドレス帳に登録されていない場合は、主制御部120は、音やバイブレータを鳴らさないで着信音処理を終了する。一方、発信元がアドレス帳に記載されている場合、または、サイレントモードが設定されていない場合は、マナーモードが設定されているか否かを確認する。マナーモードが設定されている場合、主制御部120は、バイブレータを起動するように音信号処理部123を制御する。一方、マナーモードが設定されていない場合、主制御部120は、着信音を鳴らすように音信号処理部123を制御する。
なお、本実施形態においては、電話とメールの受信に対してサイレントモードを設定しているが、メールのみ、または電話のみにサイレントモードを設定してするようにしてもよい。また、サイレントモードは、上記メール・電話を受信したときアドレス帳に保存されている人のうち、メールの送受信や通話が比較的多い友人等の発信元からのメール・電話に対してのみ、音やバイブを鳴らよう設定するようにしてもよい。
また、上記サイレントモードにおいても、上記実施形態1と同様に、サイレントモードが選択されている旨を示す画像をディスプレイ110の画面の一部に表示するのが好ましい。更に、利用者が携帯電話機10の使用を開始したときに、サイレントモードが選択されているか否かを判断し、サイレントモードが選択されていると判断したときには、サイレントモードが選択されている旨をディスプレイ110に表示することにより、その旨を利用者に知らせるのが好ましい。このときの処理については、実施形態1と同様であるのでそれらの説明は省略する。
以上、本実施形態の携帯電話機によれば、通信手段で受信したメールを、転送先情報記憶手段に記憶されている転送先のメールアドレスに自動的に転送する。この自動転送により、メールアドレスやキーワードを携帯電話機10に送信しなくても、携帯電話機10が受信したメールの内容を転送先の任意の通信端末から確認することができる。
また、本実施形態の携帯電話機によれば、自動転送動作モード及び通常動作モードのいずれかを利用者が選択できるようにしている。これにより、利用者の希望に応じて自動転送動作モード及び通常動作モードを選択することができる。
また、本実施形態の携帯電話機によれば、外部から通信ネットワークを介して当該携帯電話機にアクセスし、外部から通信ネットワークを介して上記自動転送動作モードを選択可能にしている。これにより、家などに携帯電話を忘れて、直接携帯電話機を操作できない場合でも、自動転送動作モードを実行可能にすることができる。例えば、転送先をウェッブメールなど、外部の通信端末から容易にアクセスできるところに設定しておけば、外部の通信端末から携帯電話機が受信したメールを容易に確認することができる。
また、本実施形態の携帯電話機によれば、受信したメールがSMSメールである場合は、SMSメールで転送し、受信したメールが電子メールである場合は、電子メールで転送する。このように、受信したメールがSMSメールである場合は、SMSメールで転送することで、通信ネットワークの通信負荷の増加及び利用者の通信料金の負担の増加を抑制することができる。
また、本実施形態の携帯電話機によれば、転送先に転送するメールに、携帯電話機から転送されたメールであることを転送先に知らせるための転送情報(転送元、転送メールというタイトル)を付加して転送する。これにより、携帯電話機から自動転送されて転送先で受信したメールが、上記携帯電話機から転送されたメールであることを容易に把握することができる。
また、本実施形態の携帯電話機によれば、受信したSMSメールに転送情報を付加した結果、転送するメールのデータサイズがSMSメールの仕様を越えた場合は、電子メールに切り換えて転送する。これにより、受信したSMSメールに転送情報を付加した結果、転送するメールのデータサイズがSMSメールの仕様を越えた場合でも、転送先に受信したメールを転送することができる。
また、本実施形態の携帯電話機によれば、計時手段の出力に基づいて、転送時間情報で規定される時間帯だけ受信したメールを転送する。これにより、自動転送動作モードを実行しているときに、利用者が希望する時間帯にメールを受信した場合にだけ受信したメールを自動転送できる。また、時間帯を規定することでこの時間帯が過ぎたら自動転送動作モードが自動的に解除される。これにより、会議などが終わった後、自動転送動作モードの解除を忘れて、利用者が気付くまでずっと自動転送動作モードが実行され続けることがない。
また、本実施形態の携帯電話機によれば、自動転送動作モードが選択されているときに、自動転送動作モードが選択されている旨を示す画像を表示手段の画面の一部に表示する。これにより、自動転送動作モードが実行中である旨を利用者が知ることができる。
また、本実施形態の携帯電話機によれば、自動転送動作モードが選択されているときは、利用者が携帯電話機の使用を開始したときに自動転送動作モードが選択されている旨を報知する。自動転送動作モードが選択されている携帯電話機の使用を利用者が開始するときに、利用者に対して、自動転送動作モードが実行中である旨の注意を促すことができる。
また、本実施形態の携帯電話機によれば、電話又はメールが着信したときに、その発信元の電話番号またはメールアドレス情報が宛先情報記憶手段に保存されている場合のみ、電話又はメールが着信した旨を利用者に音または振動で報知する。よって、宛先情報記憶手段に保存されていない電話やメールについては、音または振動で利用者に通知されない。その結果、宛先情報記憶手段に保存されていない、例えば、間違いや悪戯、勧誘等の電話やメールなどに対して、電話を取ったり、メールの内容を確認したりするなどの応答動作をその場で取る必要がなくなる。
また、本実施形態の携帯電話機によれば、サイレントモード及び通常着信動作モードを利用者が選択できるようにしている。これにより、利用者の希望に応じてサイレントモード及び通常動作モードを選択することできる。
また、本実施形態の携帯電話機によれば、サイレントモードが選択されているときに、サイレントモードが選択されている旨を示す画像を画面の一部に表示する。これにより、サイレントモードが実行中である旨を利用者が知ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機を用いて通話及びメール送受信を行うための通信システムの概略構成図。 同携帯電話機の概略構成を示すブロック図。 同携帯電話機の外観構成の一例を示す正面図。 同携帯電話機における自動転送動作モードの設定処理のフローチャート。 (a)〜(e)は同自動転送動作モードの設定処理を行っているときのディスプレイの画面遷移の説明図。 第1の実施形態の携帯電話機におけるメール受信に対する自動転送処理のフローチャート。 利用者が携帯電話機の使用を開始したときの処理を示すフローチャート。 自動転送動作モード設定を報知するメッセージ画像の一例を示す説明図。 自動転送動作モード設定を報知するピクト画像の一例を示す説明図。 本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機におけるサイレントモードの設定処理のフローチャート。 (a)〜(c)は同サイレントモードの設定処理を行っているときのディスプレイの画面遷移の説明図。 第2の実施形態の携帯電話機における電話及びメールの着信に対する着信音処理のフローチャート。
符号の説明
10 携帯電話機
10’ 携帯電話機
20 携帯電話通信網
30 公衆回線網
40 インターネット
120 主制御部
121 内部メモリ
122 無線通信部
125 表示部
126 キー操作部
127 時計部
201 基地局
202 交換機
203 ショートメッセージサービスセンター
204 大容量データ転送システム
205 メールゲートウェイシステム
206 ウェブゲートウェイシステム
207 情報配信装置
210 アクセス制御システム
211 IPネットワーク(パケット通信網)
212 メールサーバ
213 ウェブサーバ
214 ゲートウェイサーバ

Claims (5)

  1. 通信ネットワークを介して通信を行う通信手段を備えた移動体通信端末であって、
    受信したメールを転送する転送先のメールアドレスの情報を記憶する転送先情報記憶手段と、
    該通信手段でメールを受信したとき、該受信したメールを該転送先のメールアドレスに自動転送するように該通信手段を制御する制御手段とを備え
    上記制御手段は、
    上記転送先のメールアドレスに転送するメールに、該メールが当該移動体通信端末から転送されたメールであることを示す転送情報を付加し、
    上記受信したメールが移動体通信ネットワークのSMS(Short Message Service)で送受信されるSMSメールである場合、該受信したSMSメールに該転送情報を付加した結果、該転送するメールのデータサイズがSMSメールの仕様のデータサイズを越えたときは、インターネットを介して送受信される電子メールに切り換えて自動転送するように制御することを特徴とする移動体通信端末。
  2. 請求項1の移動体通信端末において、
    上記受信したメールを自動転送する自動転送動作モードと、上記受信したメールを自動転送しない通常動作モードとを選択的に実行可能に構成し、
    該自動転送動作モード及び該通常動作モードのいずれかを利用者が選択するためのメール動作モード選択手段を備えたことを特徴とする移動体通信端末。
  3. 請求項2の移動体通信端末において、
    外部の通信端末から通信ネットワークを介してモード切り換え指令を受信したときに、該モード切り換え指令に基づいて、上記自動転送動作モードと上記通常動作モードとの間で動作モードを切り換えるモード切り換え手段を備えたことを特徴とする移動体通信端末。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの移動体通信端末において、
    上記制御手段は、上記受信したメールがインターネットを介して送受信される電子メールである場合は、その電子メールの形式で上記転送先のメールアドレスに自動転送するように制御することを特徴とする移動体通信端末
  5. 求項2または3の移動体通信端末において、
    上記自動転送動作モードに対応付けて、上記転送メールを送信する転送時間情報を記憶する転送時間情報記憶手段と、該転送時間情報を利用者が入力するための転送時間情報入力手段と、計時手段とを備え、
    上記制御手段は、該計時手段の出力に基づいて、該転送時間情報で規定される時間帯だけ上記受信したメールを上記転送先のメールアドレスに自動転送するように制御することを特徴とする移動体通信端末
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