JP4588484B2 - 移動体通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、通信ネットワークを介してメールの送受信が可能な携帯電話機等の移動体通信端末に関するものである。
従来、この種の移動体通信端末として、他の利用者と音声による会話ができる通話機能や、通信ネットワークを介して他の利用者とメールのやり取りができるメール送受信機能を有する携帯電話機が知られている。最近、パソコンなどの通信端末から不特定多数の携帯電話機に対してメールを一方的に送りつけるいわゆる迷惑メールの問題が急増している。このような迷惑メールは、短い本文中にメールアドレスやURLへのリンクなどリンク先の情報が記載されており、利用者がこのようなリンク先にアクセスして、利用してもらうことを目的としたものがほとんどである。
従来の携帯電話機においては、受信したメールをディスプレイに表示して内容を確認し、利用者が迷惑メールであるかどうかを判断して処理する作業を行っていた。かかる作業は煩雑なため、上記迷惑メールであるか否かの判断及び処理を自動で行うことができる携帯電話機が知られている。例えば、特許文献1には、メール(メッセージ)の情報の中に特定の文字列が含まれているいるときに、当該メールが迷惑メール(不要メール)であると判断して削除する携帯電話機(端末装置)が開示されている。
特開2003−167830号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の携帯電話機では、受信したメールの本文中にリンク先情報が含まれていたり本文や件名に特定の文字列が含まれていたりするもの全てを迷惑メールと判断し、不要なメールとして処理する。このため、メールのやり取りを頻繁に行う友人や知人からのメールであっても、そのメール中にリンク先情報や特定のキーワードが含まれている場合は、迷惑メールと判断されてしまう。その結果、友人や知人からの大事な連絡等のメールが不要なメールとして処理されてしまうおそれがあった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、友人や知人からの大事な連絡等を含むメールが迷惑メールと判断され誤って削除されるのを回避しつつ、迷惑メールの処理を容易に行うことが可能になる移動通信端末を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、通信ネットワークを介してメールの送受信が可能な移動体通信端末であって、通信ネットワークを介して、当該移動体通信端末の利用者宛のメールの本文全体の受信に先立って、該メールの発信元のメール宛先情報と該メールの本文の少なくとも一部と件名とを含むメール着信通知を受信する通信手段と、通信相手先のメール宛先情報が保存されるメール宛先情報記憶手段と、上記通信手段で受信したメール着信通知のデータが保存されるデータ記憶手段と、上記通信手段で受信したメール着信通知の発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されているか否かを判断し、該発信元のメール宛先情報が該メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールについて、他の通常メールと識別可能な迷惑メールとして受信メールリスト上に表示する表示手段と、上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないと判断されたメールについて、上記メール着信通知に含まれるメール本文の一部及び件名の中に、予め設定したキーワード又はリンク先情報が含まれている否かを判断し、該キーワード又は該リンク先情報が含まれていると判断したメールについて、上記表示手段による上記迷惑メールとしての表示は行わずに、上記通信手段で受信され上記データ記憶手段に保存されている上記メール着信通知のデータを削除するメール削除手段とを備えた特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の移動体通信端末において、上記迷惑メールとしての表示から上記通常メールとしての表示へ切り換えるメールを指定するためのメール指定手段を備え、上記表示手段は、上記メール指定手段で指定されたメールについて、上記迷惑メールとしての表示から上記通常メールとしての表示へ切り換えることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の移動体通信端末において、上記迷惑メールとして表示しているメールの一括削除を指示するための一括削除指示手段と、上記一括削除指示手段による指示に基づいて、上記迷惑メールとして表示しているメールを一括削除するメール一括削除手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの移動体通信端末において、上記メールの全体のデータ容量が所定容量以下になるようにメールのデータを削除する自動削除する処理が実行可能であり、その自動削除の処理の際に、上記迷惑メールとして表示しているメールを優先的に削除する手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの移動体通信端末において、上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールを迷惑メールとして表示する迷惑メール処理モードと、該メールを他のメールと同様に通常メールとして表示する通常メール処理モードとを利用者が選択するためのモード選択手段と、上記モード選択手段で選択された上記迷惑メール処理モード及び上記通常メール処理モードのいずれかを実行するメール処理モード実行手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1乃至5のいずれかの移動体通信端末において、上記判断の対象になる上記リンク先情報の種類又は上記キーワードを利用者が指定するための指定手段を備えたことを特徴とするものである
た、請求項の発明は、請求項1乃至のいずれかの移動体通信端末において、上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールの着信報知情報を、他の通常のメールの着信報知情報と異ならせて出力する着信報知情報出力手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1乃至のいずれかの移動体通信端末において、上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールの着信報知情報は出力せず、他の通常のメールの着信報知情報は出力するように、着信報知情報を選択的に出力する着信報知情報出力手段を備えたことを特徴とするものである。
なお、上記迷惑メール用フォルダや通常の受信フォルダに保存されるメールのデータは、移動体通信端末の利用者宛に送られてきたメールの本文全体のデータであってもいいし、メール着信通知のようにメールの本文の一部のデータであってもよい。また、メールの本文を含まないメールの送信者アドレス等の書誌的事項のみを含むようなメールのデータであってもよい。
また、上記迷惑メールの判断に用いる「キーワード」には、文字列のほか、メールで用いられる絵文字も含まれる。
また、上記「移動体通信端末」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、自動車電話機、固定電話機等の通話機能を有する電話機が挙げられる。また、この「移動体通信端末」としては、上記電話機のほか、通話機能を有するPDA(Personal Digital Assistance)等の通信端末も挙げられる。
また、上記移動体通信端末における処理及び制御は、その移動通信端末に設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行なってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行なってもよい。
発明に係る移動体通信端末では、上記メール着信通知の発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールについて、他の通常メールと識別可能な迷惑メールとして受信メールリスト上に表示することにより、利用者にとって不要と思われる迷惑メールが必ず受信メールリスト上で他の通常メールと識別可能に表示されるようにしている。従って、利用者は、上記受信メールリスト上における迷惑メールの表示を参照して迷惑メールを処理することができるため、迷惑メールの処理を容易に行うことが可能になる。
しかも、上記メールの発信元のメール宛先情報がメール宛先情報記憶手段に保存されていない場合に、そのメール着信通知のデータを一律に削除するのではなく、上記受信メールリスト上で他の通常メールと識別可能に表示しているため、上記メール宛先情報記憶手段にメール宛先情報が保存されていない友人や知人からの大事な連絡等を含むメールが迷惑メールと判断され誤って削除されるのを回避することができるという効果がある。
以下、本発明を移動体通信端末としての携帯電話機に適用した実施形態について説明する
図1は本発明の実施形態に係る携帯電話機10を用いて通話及びメール送受信を行うための通信システムの概略構成図である。この通信システムは、複数の携帯電話機10と、通信ネットワークとしての携帯電話通信網20とを備えている。
携帯電話通信網20は、基地局201、交換機(回線交換機、パケット交換機)202、ショートメッセージサービスセンター(SMSC)203、大容量データ転送システム(DAS)204、メールゲートウェイシステム205、ウェブゲートウェイシステム206、情報配信装置207等を備えている。また、携帯電話機10によるパケット通信を可能にするために、データ通信用接続制御手段としてのアクセス制御システム210、及びIPネットワーク(パケット通信網)211も備えている。IPネットワーク(パケット通信網)211には、パケット通信による各種サービスを提供するために、メールサーバ212、ウェブサーバ213及びゲートウェイサーバ214等が接続されている。これらの携帯電話通信網20を構成する構成要素の間や、携帯電話通信網20と他の通信ネットワーク(公衆回線網30、インターネット40)との間は、有線又は無線の伝送媒体で結ばれている。
上記交換機202は、図示しない位置登録データベース(HLR,VLR)、加入者データベース、課金システム等が接続され、各携帯電話機間における通信を中継するように通信制御を行う。更に、交換機202は、各携帯電話機と、携帯電話通信網20内の構成要素(ショートメッセージサービスセンター203、大容量データ転送システム204、情報配信装置207、アクセス制御システム210等)との間における通信を中継するように通信制御を行う。また、交換機202は、各携帯電話機と、他の公衆回線網30との間における通信を中継するように通信制御を行う。
例えば、図1において、交換機202は、図中の利用者Aの携帯電話機10から利用者B宛の電話の発呼(呼び出し)があった場合に、携帯電話機10からの発呼信号を中継し利用者Bの携帯電話機10’に転送するように通信制御を行う。利用者Aからの発呼に利用者Bが応答して着呼した後、交換機202は、携帯電話機10,10’間で通話用の通信回線を確立し両者間の通話用の通信を中継するように通信制御を行う。また、図中の利用者Aの携帯電話機10から利用者B宛のメール送信があった場合に、携帯電話機10からのメールデータを中継し、ショートメッセージサービスセンター203や大容量データ転送システム204を介して、メールゲートウェイシステム205に接続されている図示しないメールサーバ(ポストオフィス)に転送するように通信制御を行う。更に、利用者Aからのメールのすべてのデータを受信できていない場合に残りのメールデータを受信するときは、利用者Bの携帯電話機10’とメールサーバ(ポストオフィス)との間のメールデータ送受信のための通信を中継するように通信制御する。
上記ショートメッセージサービスセンター203及び大容量データ転送システム204は、上記交換機202と、メールゲートウェイシステム205及びウェブゲートウェイシステム206との間に接続され、携帯電話機10と両ゲートウェイシステム205、206との間のデータ送受信のための処理や、携帯電話機10とのセッション制御を行う。特に、ショートメッセージサービスセンター203を配信ベアラとして使用した場合は、文字数制限付きのテキストからなるSMSメール等の小容量のデータ通信を効率的に行うことができる。また、上記大容量データ転送システム204を配信ベアラとして使用した場合は、ショートメッセージサービス(SMS)では困難であった長文のメール、画像データあるいは音楽データ等の大容量データを携帯電話機10に転送することが容易になる。
上記メールゲートウェイシステム205は、インターネット40及びメール蓄積のための図示しないメールサーバ(ポストオフィス)に接続され、メールデータ等の転送制御を行なう。また、ウェブゲートウェイシステム206は、携帯電話機10からインターネット40上のウェブサイトなどのアクセスするときのデータ転送制御を行う。
上記情報配信装置207は、情報サービス提供元(IP/SP)から取得したテキスト、音楽、画像、アプリケーションプログラム等の情報(コンテンツ)が蓄積されている。そして、情報配信装置207は、所定のタイミングで携帯電話機10に対して上記各種情報を配信したり、携帯電話機10の利用者からの要求に応じて上記各種情報を配信したりする。
上記アクセス制御システム210は、携帯電話機10から交換機(パケット交換機)202を介して所定のURLのデータ通信先へ接続するときに、論理回線を確立してパケットをルーティングするようにデータ通信を制御する。例えば、携帯電話機10からの要求に応じて、IPネットワーク211に接続されたメールサーバ212やウェブサーバ213と携帯電話機10との間で論理回線を確立し、両者の間でパケットメールやウェブページのデータをルーティングするようにデータ通信を制御する。また、携帯電話機10からインターネット40上のWWWサーバへアクセスするときは、IPネットワーク211内でルーティングされたパケットが、ファイヤーウォールを構成するプロキシサーバなどからなるゲートウェイサーバ214を介してインターネット40側とやり取りされる。
また、上記メールサーバ212は、ショートメッセージサービスセンター203に接続されており、利用者宛のメールを受信すると、そのメールの本文の少なくとも一部を含むメール着信通知(Notification)を、ショートメッセージサービスセンター203を介して当該利用者の携帯電話機10宛に送信する。ここで、上記メール着信通知(Notification)は所定個数のパケット(例えば3個のパケット)に分割して携帯電話機10に送信するようにしてもよい。
図2は本実施形態に係る携帯電話機の概略構成を示すブロック図である。図3は同携帯電話機の外観構成の一例を示す正面図である。本実施形態1の携帯電話機10は、制御手段としての主制御部120と、記憶手段としての内部メモリ121と、携帯電話通信網20を介して通信を行う通信手段としての無線通信部122及びアンテナ112と、表示手段としての表示部125と、操作手段としてのキー操作部126、計時手段としての時計部127とを備えている。
上記主制御部120は、例えばCPU、キャッシュメモリ、ROM、システムバス等で構成され、所定の制御プログラムを実行することにより、内部メモリ121や無線通信部122、時計部127等の各部との間でデータの送受信を行ったり、各部を制御したりする。この主制御部120には、音信号処理部123を介して音入力手段としてのマイク108及び音出力手段としてのスピーカ109が接続されている。また、主制御部120には、表示制御手段としての表示制御部124を介して表示部125が接続されている。更に、主制御部120には、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)103、通話開始キー104、終話キー105、スクロールキー106、多機能キー107a〜107c等で構成されたキー操作部126も接続されている。
また、上記主制御部120は、迷惑メールであるか否かの判断や迷惑メールの処理を行う制御手段として機能する。すなわち、主制御部120は、無線通信部122でメールを受信したときに、そのメールの発信元のメール宛先情報(アドレス情報)がメール宛先情報記憶手段としての内部メモリ121に保存されているか否かを判断する。そして、発信元のメール宛先情報が内部メモリ121に保存されていないメールを、通常の受信フォルダとは異なる迷惑メール用フォルダに保存する制御を行う。
また、主制御部120は、次のような迷惑メールを拒否する処理を実行可能に構成されている。この場合、主制御部120は、無線通信部122でメールを受信したときに、メール内容をスキャンして、内部メモリ121に予め記憶されている拒否対象のキーワードやリンク先情報がメール本文に書き込まれているかどうかチェックする。拒否対象のキーワードやリンク先情報が書き込まれているメールを迷惑メールと判断して拒否する制御を行う。
更に、主制御部120は、上記迷惑メールを拒否する迷惑メール処理モードと、上記迷惑メールを拒否しない通常動作モードとを選択的に実行可能に構成されている。
上記内部メモリ121は、例えばRAMやROMなどの半導体メモリで構成され、主制御部120で実行する制御プログラムや各種データを記憶するものである。また、この内部メモリ121は、情報提供サイトなどからダウンロードした画像、音楽、プログラム等のコンテンツデータを記憶するコンテンツデータ記憶手段としても用いられる。更に、この内部メモリ121は、スピーカ109から出力する音のデータを記憶する音データ記憶手段としても用いられる。
更に、上記内部メモリ121は、表示部125に表示する表示対象の画像を記憶するための画像記憶手段や、表示部125を構成するディスプレイ110の画面の全画素に対応する描画データを記憶するための描画データ記憶手段としても用いられる。
また、上記内部メモリ121は、受信したメールを保存するメール保存手段としても用いられる。また、上記内部メモリ121は、複数のメール宛先情報である電話番号(端末識別情報)やメールアドレスを記憶するアドレス記憶手段(メール宛先情報記憶手段)としても用いられる。また、上記内部メモリ121は、受信したメールが迷惑メールであるか否かをより確実に判断するための拒否対象のキーワードやリンク先情報を記憶する手段としても用いられる。
なお、これらの記憶手段のすべて又は一部としては、上記内部メモリ121ではなく、携帯電話機本体に着脱可能なメモリーカード、ICカード等の記憶媒体を用いてもよい。
上記表示制御部124は、主制御部120から送られてきた描画データに基づいて表示部125に画像を表示するように制御する。
表示部125は、液晶パネル等からなるディスプレイ110を用いて構成され、内部メモリ121に保存している画像等が表示される。更に、表示部125として、複数色の光を選択的に発することができるランプを設けてもよい。そして、このランプの点灯や色は、電話やメールの着信に応じて制御するようにしてもよい。この場合は、着信ランプとして機能する。
上記スピーカ109は、音信号処理部123でデジタル信号から変換されたアナログ信号が入力され、通話中の音声を出力したり、メールの着信音、電話の呼び出し音、音楽などを出力したりする。なお、上記スピーカ109は、図4に示すように通話中の音声を聞くための受話器用スピーカ(レシーバ)109aと、着信音や音楽などを出力する外部出力用スピーカ109bとを別々に設けて構成してもいいし、これらの受話器用スピーカ及び外部出力用スピーカを兼用するように一つのスピーカで構成してもよい。
上記表示部125は、メールを受信した旨を利用者に通知する通知手段としても用いられる。例えば、表示部125のディプレイ画面のピクト領域に、メールを受信した旨を利用者に知らせるための所定のピクト画像を表示する。
上記キー操作部126は、利用者が通話開始、終話、メニュー選択、画面切り換え等を指示したり情報を入力したりするときに用いられるほか、迷惑メールの判断や拒否に関連した各種選択手段や各種情報入力手段としても用いられる。また、キー操作部126は、動作モード選択手段としても用いられ、迷惑メールを受信したときに迷惑メールの削除等の所定の処理を実行する迷惑メール動作モード及び通常動作モードのいずれかを利用者が選択するときに操作される。
上記時計部127は、正確な日時を計数し、各種処理のための時刻情報を生成する。この時計部127の出力は、上記キー操作部126を利用者が操作して入力した迷惑メール用の処理時間情報で規定される特定の時間帯だけ迷惑メールを受信したときの特定の処理を実行する制御にも用いられる。
上記マイク108は、利用者の音声を電気信号(アナログ信号)に変換する。マイク108から出力される音声の電気信号(アナログ信号)は、音信号処理部123に入力され、デジタル信号に変換される。
なお、マイク108は、上記動作モード選択手段やメッセージ情報入力手段として用いることもできる。この場合、利用者が迷惑メール動作モードを選択したり上記各種情報を入力したりするときに発した音声が、マイク108によって入力される。主制御部120は、このマイクで入力された利用者の音声信号について音声認識処理を実行することにより利用者が発した音声を認識し、利用者がどのような動作モードを選択したか又はどのような情報を入力されたかを判断することができる。
また、本実施形態の携帯電話機10はマナーモード機能を備えており、利用者がキー操作部126に対し所定の操作を行うことで、その機能を発揮させることができる。このマナーモード機能が有効であるとき(マナーモード設定時)、上記無線通信部122で情報を着信した旨を利用者に報知するための着信音は、スピーカ109から出力されない。よって、その着信報知は、ディスプレイ110に表示される着信報知画像と、バイブレータによる振動によって行われる。
[参考例]
図4は、参考例として、上記構成の携帯電話機において迷惑メールを通常の受信フォルダとは異なる迷惑メール用フォルダに自動保存する迷惑メール処理を実行する動作モード(以下「迷惑メール処理モード」という。)の設定処理の一例を示すフローチャートである。
まず、利用者は、携帯電話機10のキー操作部126を操作し、ディスプレイ110に図5(a)のメール設定画面を表示させる(ステップ1)。そして、この図5(a)のメール設定画面上で利用者が「迷惑メール処理設定」を選択して選択キー(図3の多機能キー107a)を押下すると、図5(b)の迷惑メール処理の設定画面が説明文とともにディスプレイ110に表示される(ステップ2)。利用者は、この迷惑メール処理の設定画面上で迷惑メール処理モードのON/OFFを選択することができる。
図5(b)の迷惑メール処理の設定画面上で利用者が「OFF」を選択して選択キー107aを押下すると、すべてのメールを通常どおり受信して通常の受信フォルダに保存する通常動作モードに設定される(ステップ3のNO)。一方、図5(b)の迷惑メール処理の設定画面上で利用者が「ON」を選択して選択キー107aを押下すると迷惑メール処理モードに設定され、図5(c)に示す設定完了画面がディスプレイ110に表示される(ステップ4)。
図6は、上記構成の携帯電話機10においてメールを受信したときの処理の一例を示すフローチャートである。
まず、携帯電話機10の主制御部120は、メールサーバ212からショートメッセージサービスセンター203を介してメール本文の少なくとも一部を含むメール着信通知を受信する(ステップ1)。具体的には、メール差出人のアドレス等の書誌的事項のデータやメール本文の最初の3パケット分のデータを含むメール着信通知を受信する。このメール着信通知を受信したら、主制御部120は、迷惑メール処理モードが設定されているか否かを確認する(ステップ2)。
ここで、迷惑メール処理モードが設定されていないこと、即ち、迷惑メール処理モードではなく通常動作モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、受信したメールのすべてについて、迷惑メールであるか否かにかかわらず、メール着信通知に含まれる受信メールのデータを通常の受信フォルダに保存する(ステップ2のNO、ステップ3)。
一方、迷惑メール処理モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、受信したメールの発信元であるメール差出人のメールアドレスがアドレス帳内に存在しているか否かを確認する(ステップ4)。ここで、メール送信者のメールアドレスがアドレス帳内に存在している場合、主制御部120は、上記受信メールのデータを通常の受信フォルダに保存する(ステップ4のYES、ステップ3)。一方、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在していない場合、主制御部120は、上記受信メールのデータを迷惑メール用フォルダに保存する(ステップ4のNO、ステップ5)。
以上、参考例よれば、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に保存されていないメールを、通常の受信フォルダとは異なる迷惑メール用フォルダに保存することにより、利用者にとって不要と思われる迷惑メールが必ず迷惑メール用フォルダに保存されるようになる。従って、利用者は、上記迷惑メールが必ず保存される迷惑メール用フォルダ内を参照して迷惑メールを処理することができるため、迷惑メールの処理を容易に行うことが可能になる。
しかも、上記メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に保存されていない場合に、そのメールを削除するのではなく、上記迷惑メール用フォルダに一旦保存しているため、上記アドレス帳が保存されていない友人や知人からの大事な連絡等を含むメールが迷惑メールと判断され誤って削除されるのを回避することができる。
また、参考例よれば、上記迷惑メール処理モードと通常動作モードとを利用者が選択して実行することができるため、利用者の希望する場合にのみ上記迷惑メール処理モードを選択して迷惑メールの処理を実行することができる。
なお、参考例において、上記迷惑メール用フォルダ内の任意のメールを上記通常の受信フォルダに移動するようにメール処理を行ってもよい。この場合、利用者は、迷惑メール用フォルダ内のメールリストを画面上で確認し、メール指定手段としてのキー操作部126を操作し、上記迷惑メール用フォルダから上記通常の受信フォルダに移動するメールを指定する。主制御部120は、上記キー操作部126で指定されたメールのデータを通常の受信フォルダに移動するように処理する。より具体的には、上記迷惑メール用フォルダ内の指定されたメールのデータをコピーして通常の受信フォルダに保存するとともに、当該メールのデータを迷惑メール用フォルダから削除する。このようなメール移動を可能にすることにより、友人や知人からの大事な連絡等を含むメールであるにもかかわらずアドレス帳にメールアドレスが登録されていないことによって迷惑メール用フォルダに保存されてしまったメールを、そのメールにとって適切な受信フォルダに移動することができる。従って、上記アドレス帳が保存されていない友人や知人からの大事な連絡等を含むメールを、上記迷惑メール用フォルダ内のメールを一括して削除する等の迷惑メールの一括処理の対象からはずすことができ、かかるメールの誤削除をより確実に回避することができる。
また、参考例において、上記迷惑メール用フォルダ内の複数のメールを一括削除できるようにメール処理を行ってもよい。この場合、利用者は、迷惑メール用フォルダ内のメールを処理するメニューを画面上に表示し、一括削除指示手段としてのキー操作部126を操作し、上記迷惑メール用フォルダ内のメールの一括削除を指示する。主制御部120は、上記キー操作部126による指示に基づいて、迷惑メール用フォルダ内に保存されているメールのデータを一括削除するように処理する。この処理により、迷惑メール用フォルダ内に保存された複数の迷惑メールを一件ずつ削除する場合に比して、迷惑メールの削除処理が簡易になる。
また、参考例において、受信メールの件名又は本文の中にリンク先情報や所定のキーワードが含まれているか否かを判断し、リンク先情報等が含まれている場合に上記迷惑メール用フォルダへの保存を行わずに当該受信メールのデータを自動削除するようにメール処理を行ってもよい。
図7は、上記リンク先情報等が含まれているか否かの判断を伴う迷惑メール処理モードの設定処理の一例を示すフローチャートである。
ある。
まず、利用者は、携帯電話機10のキー操作部126を操作し、ディスプレイ110に図8(a)のメール設定画面を表示させる(ステップ1)。そして、この図8(a)のメール設定画面上で利用者が「迷惑メール処理設定」を選択して選択キー(図3の多機能キー107a)を押下すると、図8(b)の迷惑メール処理の設定画面が説明文とともにディスプレイ110に表示される(ステップ2)。利用者は、この迷惑メール処理の設定画面上で迷惑メール処理モードのON/OFFを選択することができる。
図8(b)の迷惑メール処理の設定画面上で利用者が「OFF」を選択して選択キー107aを押下すると、すべてのメールを通常どおり受信する通常動作モードに設定される(ステップ3のNO)。一方、図8(b)の迷惑メール処理の設定画面上で利用者が「ON」を選択して選択キー107aを押下すると迷惑メール処理モードに設定され、図8(c)の拒否リンク選択画面がディスプレイ110に表示される(ステップ3のYES、ステップ4)。この拒否リンク選択画面で迷惑メールとして拒否するメール本文中に含まれるリンク先情報の種類を選択する。この例では、インターネットリンク、テレフォンリンク及びメールアドレスリンクの3種類から選択できる。この拒否対象のリンク先情報は複数設定できるようにしてもよい。上記拒否リンク選択画面上で拒否対象のリンク先情報の種類にチェックを入力して選択し、選択キー107aを押下すると、その設定したリンク先情報の入力データが内部メモリ121の所定領域に保存される(ステップ5)。その後、図8(d)に示す設定完了画面がディスプレイ110に表示される(ステップ6)。
以上のように上記迷惑メールの判断に用いるリンク先情報の種類を利用者が指定できるので、利用者が指定した種類のリンク先情報を本文に含むメールのみを、迷惑メールとして処理することができる。
図9は、受信メールの本文の中に上記設定したリンク先情報が含まれている場合に、上記迷惑メール用フォルダへの保存を行わずに当該受信メールのデータを自動削除するメール処理の一例を示すフローチャートである。
まず、携帯電話機10の主制御部120は、メールサーバ212からショートメッセージサービスセンター203を介してメール本文の少なくとも一部を含むメール着信通知を受信する(ステップ1)。具体的には、メール差出人のアドレス等の書誌的事項のデータやメール本文の最初の3パケット分のデータを含むメール着信通知を受信する。このメール着信通知を受信したら、主制御部120は、迷惑メール処理モードが設定されているか否かを確認する(ステップ2)。
ここで、迷惑メール処理モードが設定されていないこと、即ち、迷惑メール処理モードではなく通常動作モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、受信したメールのすべてについて、迷惑メールであるか否かにかかわらず、メール着信通知に含まれる受信メールのデータを通常の受信フォルダに保存する(ステップ2のNO、ステップ3)。
一方、迷惑メール処理モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、更に、自動続き受信(Redirect)が設定されているか否か確認する(ステップ4)。自動続き受信が設定されている場合は、メールの残りの部分のデータを受信し、全データを受信したメールに対して設定されたリンク先情報を含んでいるか否かを確認する(ステップ4のYES、ステップ5、6)。一方、自動続き受信が設定されていない場合は、メール着信通知に含まれるメール本文中に上記拒否対象のリンク先情報を含んでいるか否かを確認する(ステップ4のNO、ステップ6)。一般的に、勧誘などの迷惑メールは短いものが多いため、上記着信通知に含まれるメール本文(最初の3パケット分)のデータに関して拒否対象のリンク先情報の有無を判断するだけで、当該メールが迷惑メールか否かを確認することができる。
ここで、上記拒否対象のリンク先情報としてインターネットリンクが選択されている場合は、メール本文中に「http:」の文字があるか否か調べる。この「http:」の文字がある場合は、インターネットリンクを含んでいると判定する。また、拒否対象のリンク先情報としてメールアドレスリンクが選択されている場合は、メール本文中に「mailto:」や「@」の文字があるか否かを調べる。このような「mailto:」や「@」の文字がある場合は、メール本文中にメールアドレスのリンクを含んでいると判定する。また、拒否対象のリンク先情報としてテレフォンリンクが選択されている場合は、メール本文中に例えば連続する11桁の数字や「TEL」の文字を含んでいるか否かを調べる。このような連続する11桁の数字や「TEL」の文字を含んでいる場合は、メール本文中にテレフォンリンクを含んでいると判定する。
次に、携帯電話機10の主制御部120は、メール本文に上記拒否対象のリンク先情報が含まれていると判断した場合、受信したメールを削除する(ステップ7)。この削除処理により、次のステップ8、9の処理を実行することなく、迷惑メールである可能性が高い上記拒否対象のリンク先情報を含むメールを自動削除することができ、メール処理の効率化を図ることができる。
一方、メール本文中に上記拒否対象のリンク先情報が含まれていないと判断した場合、主制御部120は、内部メモリ121のアドレス帳(メモリダイヤル)を読み出し、当該メールの発信元であるメール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在しているか否か確認する(ステップ8)。メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在している場合、主制御部120は、受信メールのデータを通常の受信フォルダに保存する(ステップ8のYES、ステップ3)。一方、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在していない場合、主制御部120は、上記受信メールのデータを迷惑メール用フォルダに保存する(ステップ8のNO、ステップ9)。
なお、図9の例では、メール本文に上記拒否対象のリンク先情報が含まれているか否かの判断を、メール差出人がアドレス帳内に登録済みか否かの判断の前に行っているが、図10に示すようにメール差出人がアドレス帳内に登録済みか否かの判断の後に行ってもよい。即ち、この図10のメール処理では、受信メールのメール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在しているか否かを判断し、アドレス帳に存在している場合は、その受信メールのデータを通常の受信フォルダに保存する(ステップ6、3)。一方、受信メールのメール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在していない場合は、そのメール本文に上記拒否対象のリンク先情報が含まれているか否かを判断する。そして、リンク先情報が含まれている場合は、迷惑メールである可能性が非常に高いので、その受信したメールを削除する(ステップ7、8)。メール本文に上記拒否対象のリンク先情報が含まれていない場合は、アドレス帳にメールアドレスがないものの迷惑メールではない可能性があるので、そのメールのデータを上記迷惑メールフォルダに一旦保存している(ステップ9)。
このようにメール差出人のメールアドレスがアドレス帳にないメールのうち、メール本文にリンク先情報を含むような迷惑メールである可能性が非常に高いメールについては、自動削除するようにしているので、後で利用者が迷惑メールを個別に削除する操作が不要となる。また、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳にないメールのうち、メール本文にリンク先情報を含まないメールについては、迷惑メールではない可能性があるので、上記迷惑メールフォルダに一旦保存することにより、利用者が後で判断して必要に応じて処理できる。
また、参考例において、メールの全体のデータ容量が所定容量以下になるようにメールのデータを削除する自動削除する処理を実行可能に構成してもよい。そして、この自動削除の処理の際に、上記迷惑メール用フォルダにメールがあるときはそのメールを優先的に自動削除するのが好ましい。この場合は、利用者が迷惑メールを削除したりメールの全体のデータ容量を減らしたりするという煩雑な操作が不要になり、メール処理の操作性が向上する。
また、参考例において、上記迷惑メール用フォルダ内にある任意のメールを利用者が指定し、その指定されたメールの差出人から送られてくるメールの受信を拒否するようにメール処理を行ってもよい。この場合、利用者は、拒否メール指定手段としてのキー操作部126を操作し、上記迷惑メール用フォルダ内のメールのうち受信を拒否するメールを指定する。この指定されたメールの発信元のメール宛先情報であるメール差出人のメールアドレスは、拒否メール宛先情報保存手段としての主制御部120により、拒否メール宛先情報記憶手段としての内部メモリ121に保存される。そして、主制御部120は、内部メモリ120に上記拒否対象のメールアドレスが記憶されている差出人からメールを受信したとき、上記迷惑メール用フォルダへの保存を行わずに、そのメールのデータを削除する。このようなメール処理を行う場合は、前述のアドレス帳内にメールアドレスが存在するか否かの判断を伴う処理を実行ことなく、特定のメールアドレスの差出人からのメールを自動削除することができ、メール処理の効率化を図ることができる。
[実施形態
次に、本発明の実施形態について説明する。以下、本実施形態における特徴的なメール処理について説明する。
図11は、本実施形態の携帯電話機10において迷惑メールを受信したときの処理の一例を示すフローチャートである。
まず、携帯電話機10の主制御部120は、メールサーバ212からショートメッセージサービスセンター203を介してメール本文の少なくとも一部を含むメール着信通知を受信する(ステップ1)。このメール着信通知を受信したら、主制御部120は、迷惑メール処理モードが設定されているか否かを確認する(ステップ2)。
ここで、迷惑メール処理モードが設定されていないこと、即ち、迷惑メール処理モードではなく通常動作モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、受信したメールのすべてについて、迷惑メールであるか否かにかかわらず、例えば図12(a)に示すように通常の受信メールアイコンや差出人及び件名等の表示形態(以下「通常の表示形態」という)で受信メールリスト上に表示する(ステップ2のNO、ステップ3)。なお、図12(a)の表示例において、7件の受信メールのうち上側の2件の受信メールは未読のメールであり、下側の5件の受信メールは既読メールである。また、各アイコンの右側には、AAA、XXXなどの差出人の情報が表示されている。
一方、迷惑メール処理モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、受信したメールの発信元であるメール差出人のメールアドレスがアドレス帳内に存在しているか否かを確認する(ステップ4)。ここで、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳内に存在している場合、主制御部120は、上記受信したメールについて、例えば前述の図12(a)に示すように通常の表示形態で受信メールリスト上に表示する(ステップ4のYES、ステップ3)。一方、メール送信者のメールアドレスがアドレス帳内に存在していない場合、主制御部120は、上記受信したメールについて、例えば図12(b)に示すように通常の受信メールと異なる受信メールアイコンや送信者情報及び件名等の表示形態(以下「迷惑メール用の表示形態」という)で受信メールリスト上に表示する(ステップ4のNO、ステップ5)。この図12(b)の表示例では、メール送信者のメールアドレスがアドレス帳内に存在していないメールについては、通常のメールと識別できるように、アイコンに「×」印を付するとともに、アイコンの右側に表示する差出人の情報の冒頭に「MEIWAKU」という文言を付加している。なお、通常のメールと識別できるようにする迷惑メール用の表示形態は、図12(b)の例に示す表示形態に限定されるものではなく、文字の色を変えたり、アイコンや文字を点滅させたりするなどの表示形態を採用してもよい。
以上、本実施形態によれば、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に保存されていないメールについて、他の通常メールと識別可能な迷惑メールとして受信メールリスト上に表示することにより、利用者にとって不要と思われる迷惑メールが必ず受信メールリスト上で他の通常メールと識別可能に表示されるようにしている。従って、利用者は、上記受信メールリスト上における迷惑メールの表示を参照して迷惑メールを処理することができるため、迷惑メールの処理を容易に行うことが可能になる。
しかも、上記メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に保存されていない場合に、そのメールを削除するのではなく、上記受信メールリスト上で他の通常メールと識別可能に表示しているため、上記アドレス帳にメールアドレスが保存されていない友人や知人からの大事な連絡等を含むメールが迷惑メールと判断され誤って削除されるのを回避することができる。
なお、上記実施形態の携帯電話機において、上記受信メールリスト上に表示している迷惑メール用の表示形態を通常の表示形態に戻すように表示切り換え処理を行ってもよい。この場合、利用者は、受信メールリストを画面上で確認し、メール指定手段としてのキー操作部126を操作し、迷惑メールとしての表示(迷惑メール用の表示形態)から通常メールとしての表示(通常の表示形態)へ切り換えるメールを指定する。主制御部120、表示制御部124及び表示部125は、上記キー操作部126で指定されたメールについて、迷惑メール用の表示形態から通常の表示形態へ切り換えるように動作する。このような受信メールリスト上のメール表示形態の切り換えを可能にすることにより、友人や知人からの大事な連絡等を含むメールであるにもかかわらずアドレス帳にメールアドレスが登録されていないことによって迷惑メールとしての表示がなされているメールを、そのメールにとって適切な通常メールとして表示することができる。従って、上記アドレス帳が保存されていない友人や知人からの大事な連絡等を含むメールを、上記受信メールリスト上の迷惑メールを一括して削除する等の迷惑メールの一括処理の対象からはずすことができ、かかるメールの誤削除をより確実に回避することができる。
また、上記実施形態の携帯電話機において、上記受信メールリスト上で迷惑メールとして表示されている複数のメールを一括削除できるようにメール処理を行ってもよい。この場合、利用者は、受信メールリスト上で迷惑メールとして表示されているメールを処理するメニューを画面上に表示し、一括削除指示手段としてのキー操作部126を操作し、上記迷惑メールとして表示されているメールの一括削除を指示する。主制御部120は、上記キー操作部126による指示に基づいて、受信メールリスト上で迷惑メールとして表示されているメールのデータを一括削除するように処理する。この処理により、迷惑メールとして表示されている複数のメールを一件ずつ削除する場合に比して、迷惑メールの削除処理が簡易になる。
また、上記実施形態の携帯電話機において、受信メールの件名又は本文の中にリンク先情報や所定のキーワードが含まれているか否かを判断し、リンク先情報等が含まれている場合に上記迷惑メールとしての表示を行わずに当該受信メールのデータを自動削除するようにメール処理を行ってもよい。
図13は、受信メールの本文の中に上記設定したリンク先情報が含まれている場合に、上記迷惑メールとしての表示を行わずに当該受信メールのデータを自動削除するメール処理の一例を示すフローチャートである。
まず、携帯電話機10の主制御部120は、メールサーバ212からショートメッセージサービスセンター203を介してメール本文の少なくとも一部を含むメール着信通知を受信する(ステップ1)。このメール着信通知を受信したら、主制御部120は、迷惑メール処理モードが設定されているか否かを確認する(ステップ2)。
ここで、迷惑メール処理モードが設定されていないこと、即ち、迷惑メール処理モードではなく通常動作モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、受信したメールのすべてについて、迷惑メールであるか否かにかかわらず、通常の表示形態で受信メールリスト上に表示する(ステップ2のNO、ステップ3)。
一方、迷惑メール処理モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、更に、自動続き受信(Redirect)が設定されているか否か確認する(ステップ4)。自動続き受信が設定されている場合は、メールの残りの部分のデータを受信し、全データを受信したメールに対して設定されたリンク先情報を含んでいるか否かを確認する(ステップ4のYES、ステップ5、6)。一方、自動続き受信が設定されていない場合は、メール着信通知に含まれるメール本文中に上記拒否対象のリンク先情報を含んでいるか否かを確認する(ステップ4のNO、ステップ6)。
次に、携帯電話機10の主制御部120は、メール本文に上記拒否対象のリンク先情報が含まれていると判断した場合、受信したメールを削除する(ステップ7)。この削除処理により、次のステップ8、9の処理を実行することなく、迷惑メールである可能性が高い上記拒否対象のリンク先情報を含むメールを自動削除することができ、メール処理の効率化を図ることができる。
一方、メール本文中に上記拒否対象のリンク先情報が含まれていないと判断した場合、主制御部120は、内部メモリ121のアドレス帳(メモリダイヤル)を読み出し、当該メールの発信元であるメール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在しているか否か確認する(ステップ8)。メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在している場合、主制御部120は、その受信メールについて、通常の受信メールアイコンや差出人及び件名等の表示形態で受信メールリスト上に表示する(ステップ8のYES、ステップ3)。一方、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在していない場合、主制御部120は、その受信メールについて、通常の受信メールと異なる受信メールアイコンや送信者情報及び件名等の表示形態で受信メールリスト上に表示する(ステップ8のNO、ステップ9)。
なお、図13の例では、メール本文に上記拒否対象のリンク先情報が含まれているか否かの判断を、メール差出人がアドレス帳内に登録済みか否かの判断の前に行っているが、図14に示すようにメール差出人がアドレス帳内に登録済みか否かの判断の後に行ってもよい。即ち、この図14のメール処理では、受信メールのメール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在しているか否かを判断し、アドレス帳に存在している場合は、通常の受信メールアイコンや差出人及び件名等の表示形態で受信メールリスト上に表示する(ステップ6、3)。一方、受信メールのメール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在していない場合は、そのメール本文に上記拒否対象のリンク先情報が含まれているか否かを判断する。そして、リンク先情報が含まれている場合は、迷惑メールである可能性が非常に高いので、その受信したメールを削除する(ステップ7、8)。メール本文に上記拒否対象のリンク先情報が含まれていない場合は、アドレス帳にメールアドレスがないものの迷惑メールではない可能性があるので、そのメールについて、通常の受信メールと異なる受信メールアイコンや送信者情報及び件名等の表示形態で受信メールリスト上に表示する(ステップ9)。
このようにメール差出人のメールアドレスがアドレス帳にないメールのうち、メール本文にリンク先情報を含むような迷惑メールである可能性が非常に高いメールについては、自動削除するようにしているので、後で利用者が迷惑メールを個別に削除する操作が不要となる。また、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳にないメールのうち、メール本文にリンク先情報を含まないメールについては、迷惑メールではない可能性があるので、その受信メールについて、通常の受信メールと異なる受信メールアイコンや送信者情報及び件名等の表示形態で受信メールリスト上に一旦表示することにより、利用者が後で判断して必要に応じて処理できる。
また、上記実施形態の携帯電話機において、メールの全体のデータ容量が所定容量以下になるようにメールのデータを削除する自動削除する処理を実行可能に構成してもよい。そして、この自動削除の処理の際に、上記通常の受信メールと異なる受信メールアイコンや送信者情報及び件名等の表示形態で受信メールリスト上に表示しているメールがあるときはそのメールを優先的に自動削除するのが好ましい。この場合は、利用者が迷惑メールを削除したりメールの全体のデータ容量を減らしたりするという煩雑な操作が不要になり、メール処理の操作性が向上する。
また、上記実施形態の携帯電話機において、上記通常の受信メールと異なる受信メールアイコンや送信者情報及び件名等の表示形態で受信メールリスト上に表示している任意のメールを利用者が指定し、その指定されたメールの差出人から送られてくるメールの受信を拒否するようにメール処理を行ってもよい。この場合、利用者は、拒否メール指定手段としてのキー操作部126を操作し、上記迷惑メールの表示形態で表示しているメールのうち受信を拒否するメールを指定する。この指定されたメールの発信元のメール宛先情報であるメール差出人のメールアドレスは、拒否メール宛先情報保存手段としての主制御部120により、拒否メール宛先情報記憶手段としての内部メモリ121に保存される。そして、主制御部120は、内部メモリ120に上記拒否対象のメールアドレスが記憶されている差出人からメールを受信したとき、上記迷惑メールの表示形態で表示することなく、そのメールのデータを削除する。このようなメール処理を行う場合は、前述のアドレス帳内にメールアドレスが存在するか否かの判断を伴う処理を実行ことなく、特定のメールアドレスの差出人からのメールを自動削除することができ、メール処理の効率化を図ることができる。
また、上記実施形態では、迷惑メールであるか否かの判断を、メールの本文中にリンク先情報が含まれているか否かの判断に基づいて行っているが、メールの本文や件名の中に特定のキーワードが含まれているか否かに行うようにしてもよい。
例えば、携帯電話機10がメール(メール着信通知の場合を含む)を受信したとき、メール本文や件名に特定のキーワードが含まれているか否かを判断する。そして、メール本文や件名に特定のキーワードが含まれている場合は、そのメールの発信元のメール宛先情報がメール宛先情報記憶手段(内部メモリ内のアドレス帳)に保存されているか否かを更に判断する。ここで、発信元のメール宛先情報が保存されていないとき、メールが迷惑メールであると判断して前述のように迷惑メール用に予め設定した所定の処理を実行する。
上記キーワードは、利用者が携帯電話機10のキー操作部126を操作して入力し内部メモリ121に記憶させることにより予め設定しておく。例えば、「今日の占い」、「芸能News」、「天気」等の迷惑メールに含まれると予想される複数のキーワードを設定しておく。このキーワードは、文字列のほか、絵文字であってもよい。
なお、上記実施形態において、携帯電話通信網側から受信したメール着信通知に基づいて迷惑メールであると判断したときに、当該メールを受信したことを携帯電話機10上で利用者に知らせる着信報知情報を、その他の通常の着信報知情報と異ならせて出力するように制御してもよい。このような制御を行う場合は、メール着信通知に基づいて出力された着信報知情報を利用者が確認したときに、当該メールが迷惑メールであるか否かがわかるため、迷惑メールの場合におけるメールリスト表示、メール内容確認、メール続き受信等の不要な操作をしなくて済むようになる。
上記着信報知情報は、着信の有無のみを知らせるものであってもいいし、メールの内容を一部含むものであってもよい。
例えば、携帯電話機10が迷惑メールのメール着信通知を携帯電話通信網側から受信したとき、その着信報知情報として、迷惑メール専用の着信メッセージをディスプレイ110の画面に表示したり、迷惑メール専用の着信アイコン(ピクトグラム)をディスプレイ110の画面の一部に設定されたピクト領域に表示したりするように制御してもよい。
また、迷惑メールのメール着信通知を携帯電話通信網側から受信したとき、その着信報知情報として、表示部125を構成するランプを迷惑メール専用の色で点灯させるように制御してもよい。
また、迷惑メールのメール着信通知を携帯電話通信網側から受信したとき、着信報知情報として、迷惑メール専用の着信音をスピーカ109から出力したり、迷惑メール専用の振動パターンで振動させたりするように制御してもよい。
また、上記実施形態において、迷惑メールのメール着信通知を受信したとき、上記各種の着信報知情報を出力しないように制御してもよい。例えば、迷惑メールのメール着信通知を受信したとき、上記着信メッセージや着信アイコンを表示部125のディスプレイ110に出力しないように制御したり、上記着信ランプを点灯しないように制御したり、上記着信音や着信振動を出力しないように制御したりしてもよい。
このような制御を行う場合は、迷惑メールの着信通知によって利用者が作業が中断されたり利用者の無駄な操作を促したりするのを回避することができる。
本発明の実施形態に係る携帯電話機を用いて通話及びメール送受信を行うための通信システムの概略構成図。 同携帯電話機の概略構成を示すブロック図。 同携帯電話機の外観構成の一例を示す正面図。 参考例に係る携帯電話機における迷惑メール処理モードの設定処理の一例を示すフローチャート。 (a)〜(c)は同迷惑メール処理モードの設定処理を行っているときのディスプレイの画面遷移の説明図。 同携帯電話機におけるメール受信時の処理の一例を示すフローチャート。 同携帯電話機におけるリンク先情報等が含まれているか否かの判断を伴う迷惑メール処理モードの設定処理の一例を示すフローチャート。 (a)〜(d)は同迷惑メール処理モードの設定処理を行っているときのディスプレイの画面遷移の説明図。 同携帯電話機の迷惑メール処理モード実行中におけるメール処理の一例を示すフローチャート。 同携帯電話機の迷惑メール処理モード実行中における他のメール処理を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る携帯電話機におけるメール受信時の処理の一例を示すフローチャート。 (a)は同携帯電話機の通常動作モード実行中における受信メールリストの表示例を示す説明図。(b)は同携帯電話機の迷惑メール処理モード実行中における受信メールリストの表示例を示す説明図。 は同携帯電話機においてリンク先情報等が含まれているか否かの判断を伴う迷惑メール処理モードを実行しているときのメール処理の一例を示すフローチャート。 同迷惑メール処理モード実行中における他のメール処理を示すフローチャート。
符号の説明
10 携帯電話機
10’ 携帯電話機
20 携帯電話通信網
30 公衆回線網
40 インターネット
120 主制御部
121 内部メモリ
122 無線通信部
125 表示部
126 キー操作部
201 基地局
202 交換機
203 ショートメッセージサービスセンター
204 大容量データ転送システム
205 メールゲートウェイシステム
206 ウェブゲートウェイシステム
207 情報配信装置
210 アクセス制御システム
211 IPネットワーク(パケット通信網)
212 メールサーバ
213 ウェブサーバ
214 ゲートウェイサーバ

Claims (8)

  1. 通信ネットワークを介してメールの送受信が可能な移動体通信端末であって、
    通信ネットワークを介して、当該移動体通信端末の利用者宛のメールの本文全体の受信に先立って、該メールの発信元のメール宛先情報と該メールの本文の少なくとも一部と件名とを含むメール着信通知を受信する通信手段と、
    通信相手先のメール宛先情報が保存されるメール宛先情報記憶手段と、
    上記通信手段で受信したメール着信通知のデータが保存されるデータ記憶手段と、
    上記通信手段で受信したメール着信通知の発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されているか否かを判断し、該発信元のメール宛先情報が該メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールについて、他の通常メールと識別可能な迷惑メールとして受信メールリスト上に表示する表示手段と、
    上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないと判断されたメールについて、上記メール着信通知に含まれるメール本文の一部及び件名の中に、予め設定したキーワード又はリンク先情報が含まれている否かを判断し、該キーワード又は該リンク先情報が含まれていると判断したメールについて、上記表示手段による上記迷惑メールとしての表示は行わずに、上記通信手段で受信され上記データ記憶手段に保存されている上記メール着信通知のデータを削除するメール削除手段とを備えたことを特徴とする移動通信端末。
  2. 請求項1の移動体通信端末において、
    上記迷惑メールとしての表示から上記通常メールとしての表示へ切り換えるメールを指定するためのメール指定手段を備え、
    上記表示手段は、上記メール指定手段で指定されたメールについて、上記迷惑メールとしての表示から上記通常メールとしての表示へ切り換えることを特徴とする移動体通信端末。
  3. 請求項1または2の移動体通信端末において、
    上記迷惑メールとして表示しているメールの一括削除を指示するための一括削除指示手段と、
    上記一括削除指示手段による指示に基づいて、上記迷惑メールとして表示しているメールを一括削除するメール一括削除手段とを備えたことを特徴とする移動体通信端末。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの移動体通信端末において、
    上記メールの全体のデータ容量が所定容量以下になるようにメールのデータを削除する自動削除する処理が実行可能であり、その自動削除の処理の際に、上記迷惑メールとして表示しているメールを優先的に削除する手段を備えたことを特徴とする移動体通信端末。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの移動体通信端末において、
    上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールを迷惑メールとして表示する迷惑メール処理モードと、該メールを他のメールと同様に通常メールとして表示する通常メール処理モードとを利用者が選択するためのモード選択手段と、
    上記モード選択手段で選択された上記迷惑メール処理モード及び上記通常メール処理モードのいずれかを実行するメール処理モード実行手段とを備えたことを特徴とする移動体通信端末。
  6. 請求項1乃至5のいずれかの移動体通信端末において、
    上記判断の対象になる上記リンク先情報の種類又は上記キーワードを利用者が指定するための指定手段を備えたことを特徴とする移動体通信端末。
  7. 請求項1乃至6のいずれかの移動体通信端末において、
    上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールの着信報知情報を、他の通常のメールの着信報知情報と異ならせて出力する着信報知情報出力手段を備えたことを特徴とする移動通信端末。
  8. 請求項1乃至6いずれかの移動体通信端末において、
    上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールの着信報知情報は出力せず、他の通常のメールの着信報知情報は出力するように、着信報知情報を選択的に出力する着信報知情報出力手段を備えたことを特徴とする移動通信端末。
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