JP2773676B2 - 携帯電話機 - Google Patents
携帯電話機Info
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- JP2773676B2 JP2773676B2 JP7079243A JP7924395A JP2773676B2 JP 2773676 B2 JP2773676 B2 JP 2773676B2 JP 7079243 A JP7079243 A JP 7079243A JP 7924395 A JP7924395 A JP 7924395A JP 2773676 B2 JP2773676 B2 JP 2773676B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/02—Terminal devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯電話機に関し、特に
基地局がエリア識別番号を送出する自動車電話システム
で稼働する携帯電話機に関する。
基地局がエリア識別番号を送出する自動車電話システム
で稼働する携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】EIA/TIA規格のセルラー電話方式
に準拠する基地局では、EIA/TIA規格[EIA/
TIA 553(Electronic Indust
ries Association発行)]で規程され
るフォーマットにて各基地局が存在するエリアに固有の
エリア識別番号を2進数データとして下り専用制御チャ
ネル上に一定間隔で送出している。
に準拠する基地局では、EIA/TIA規格[EIA/
TIA 553(Electronic Indust
ries Association発行)]で規程され
るフォーマットにて各基地局が存在するエリアに固有の
エリア識別番号を2進数データとして下り専用制御チャ
ネル上に一定間隔で送出している。
【0003】ここで、EIA/TIA規格で規程される
フォーマットは、図5に示すように、System P
arameter Overhead Message
(2Word)フォーマットであり、以下に示すような
構成となっている。
フォーマットは、図5に示すように、System P
arameter Overhead Message
(2Word)フォーマットであり、以下に示すような
構成となっている。
【0004】Word1は2ビットのT1T2(=1
1)(Wordの種類を示す)と、2ビットのDCC
(基地局に特有なデータ)と、14ビットのSID1
(各エリアに固有の識別番号)と、3ビットのRSVD
(=000)(Reserved)と、4ビットのNA
WC(添付Wordの数)と、3ビットのOHD(=1
10)(メッセージのタイプを表す)と、12ビットの
P(Parity field)とから構成されている
[図5(a)参照]。
1)(Wordの種類を示す)と、2ビットのDCC
(基地局に特有なデータ)と、14ビットのSID1
(各エリアに固有の識別番号)と、3ビットのRSVD
(=000)(Reserved)と、4ビットのNA
WC(添付Wordの数)と、3ビットのOHD(=1
10)(メッセージのタイプを表す)と、12ビットの
P(Parity field)とから構成されている
[図5(a)参照]。
【0005】Word2は2ビットのT1T2(=1
1)(Wordの種類を示す)と、2ビットのDCC
(基地局に特有なデータ)と、1ビットのS(基地局に
アクセスする際のシリアル番号の送出の有無の指定)
と、1ビットのE(基地局にアクセスする際の自局N
o.の上位部分の送出の有無の指定)と、1ビットのR
EGH(圏内の移動局の位置登録許可/禁止の指定)
と、1ビットのREGR(圏外の移動局の位置登録許可
/禁止の指定)と、2ビットのDTX(通話時に音声を
発声している間のみ送信することの許可/禁止の指定)
と、5ビットのN−1(呼出チャネルの選択数)と、1
ビットのRCF(基地局にデータ送出する前の基地局か
らの情報取込みの有無)と、1ビットのCPA(呼出チ
ャネルとアクセスチャネル範囲の同一/分離の指定)
と、7ビットのCMAX−1(アクセスチャネル数の選
択数)と、1ビットのENDと、3ビットのOHD(=
111)(メッセージのタイプを表す)と、12ビット
のP(Parity field)とから構成されてい
る[図5(b)参照]。
1)(Wordの種類を示す)と、2ビットのDCC
(基地局に特有なデータ)と、1ビットのS(基地局に
アクセスする際のシリアル番号の送出の有無の指定)
と、1ビットのE(基地局にアクセスする際の自局N
o.の上位部分の送出の有無の指定)と、1ビットのR
EGH(圏内の移動局の位置登録許可/禁止の指定)
と、1ビットのREGR(圏外の移動局の位置登録許可
/禁止の指定)と、2ビットのDTX(通話時に音声を
発声している間のみ送信することの許可/禁止の指定)
と、5ビットのN−1(呼出チャネルの選択数)と、1
ビットのRCF(基地局にデータ送出する前の基地局か
らの情報取込みの有無)と、1ビットのCPA(呼出チ
ャネルとアクセスチャネル範囲の同一/分離の指定)
と、7ビットのCMAX−1(アクセスチャネル数の選
択数)と、1ビットのENDと、3ビットのOHD(=
111)(メッセージのタイプを表す)と、12ビット
のP(Parity field)とから構成されてい
る[図5(b)参照]。
【0006】セルラー方式自動車電話システムで稼働す
る携帯電話機は、最も強電界である制御チャネル上で送
られてくるエリア識別番号を現在のエリア番号とみな
し、そのエリア識別番号を基にホームシステムの圏内あ
るいは圏外にいるのかを判断するとともに、そのエリア
識別番号を基に位置登録動作の制御を行っている。
る携帯電話機は、最も強電界である制御チャネル上で送
られてくるエリア識別番号を現在のエリア番号とみな
し、そのエリア識別番号を基にホームシステムの圏内あ
るいは圏外にいるのかを判断するとともに、そのエリア
識別番号を基に位置登録動作の制御を行っている。
【0007】エリア識別番号の割付けに関しては世界各
国で異なっている。例えば、米国では各都市毎及びオペ
レータ会社毎に異なるエリア識別番号が割付けられてお
り、英国では各オペレータ会社に複数のエリア識別番号
が割付けられている。また、その割付け方法についても
各オペレータに委ねられているので、世界各国で異なる
方法がとられている。
国で異なっている。例えば、米国では各都市毎及びオペ
レータ会社毎に異なるエリア識別番号が割付けられてお
り、英国では各オペレータ会社に複数のエリア識別番号
が割付けられている。また、その割付け方法についても
各オペレータに委ねられているので、世界各国で異なる
方法がとられている。
【0008】上記の携帯電話機においては着信信号に対
して移動機自体の応答信号が返送されるが、ユーザによ
る応答操作が行われないために基地局にユーザ応答信号
が送出されない場合、基地局に接続される交換システム
が呼出者に対して着信呼出中であることを示すリングバ
ックトーンを回線上に送出するだけで終わるか、あるい
は一定時間内に移動機から応答信号が送られてこない時
に交換システムが有する着信転送機能によって予め登録
されている他の電話番号の端末を呼び出している。
して移動機自体の応答信号が返送されるが、ユーザによ
る応答操作が行われないために基地局にユーザ応答信号
が送出されない場合、基地局に接続される交換システム
が呼出者に対して着信呼出中であることを示すリングバ
ックトーンを回線上に送出するだけで終わるか、あるい
は一定時間内に移動機から応答信号が送られてこない時
に交換システムが有する着信転送機能によって予め登録
されている他の電話番号の端末を呼び出している。
【0009】また、上記の携帯電話機に留守録自動応答
機能が搭載されている場合には、図4に示すように、携
帯電話機が着信信号を受信すると、携帯電話機から着信
応答信号が返送される(図4ステップS31)。このと
き、携帯電話機はユーザの応答操作があるか否かを判断
し(図4ステップS32)、ユーザの応答操作があれば
ユーザ着信応答信号を送出してから通話タスクに移行す
る(図4ステップS33,S34)。
機能が搭載されている場合には、図4に示すように、携
帯電話機が着信信号を受信すると、携帯電話機から着信
応答信号が返送される(図4ステップS31)。このと
き、携帯電話機はユーザの応答操作があるか否かを判断
し(図4ステップS32)、ユーザの応答操作があれば
ユーザ着信応答信号を送出してから通話タスクに移行す
る(図4ステップS33,S34)。
【0010】また、携帯電話機は終話信号を受信したか
否かを判断し(図4ステップS35)、終話信号を受信
していれば終話処理に移行する(図4ステップS3
6)。終話信号を受信していなければ、携帯電話機は着
信信号を受信してから一定時間が経過したか否かを判断
し(図4ステップS37)、一定時間が経過していなけ
ればステップS32に戻る。
否かを判断し(図4ステップS35)、終話信号を受信
していれば終話処理に移行する(図4ステップS3
6)。終話信号を受信していなければ、携帯電話機は着
信信号を受信してから一定時間が経過したか否かを判断
し(図4ステップS37)、一定時間が経過していなけ
ればステップS32に戻る。
【0011】携帯電話機は着信信号を受信してから一定
時間が経過すると、自動応答を行い(図4ステップS3
8)、留守録機能がオンになっていれば(図4ステップ
S39)、相手メッセージを録音する(図4ステップS
40)。留守録機能がオンになっていなければ(図4ス
テップS39)、あるいは相手メッセージの録音が終わ
ると、自動終話を行って処理を終了する(図4ステップ
S41)。
時間が経過すると、自動応答を行い(図4ステップS3
8)、留守録機能がオンになっていれば(図4ステップ
S39)、相手メッセージを録音する(図4ステップS
40)。留守録機能がオンになっていなければ(図4ス
テップS39)、あるいは相手メッセージの録音が終わ
ると、自動終話を行って処理を終了する(図4ステップ
S41)。
【0012】この場合、録音した相手メッセージが発呼
を促すものであれば、この相手メッセージを聞いたユー
ザから呼出者に対して連絡をとることとなる。尚、交換
システム内に留守録機能を有するシステムもある。
を促すものであれば、この相手メッセージを聞いたユー
ザから呼出者に対して連絡をとることとなる。尚、交換
システム内に留守録機能を有するシステムもある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の携帯電
話機では、着信を受けた移動機の持ち主が通話可能な地
域にいるにもかかわらず、会議や仕事によって移動機を
置いたまま他の場所にいる等の理由で応答操作できない
場合、呼出者に対して交換システムからリングバックト
ーンを送出するか、あるいは交換システムの着信転送機
能で他の電話番号の端末を呼出すかしているので、呼出
者が着信信号受信者の所在を確認することができない。
話機では、着信を受けた移動機の持ち主が通話可能な地
域にいるにもかかわらず、会議や仕事によって移動機を
置いたまま他の場所にいる等の理由で応答操作できない
場合、呼出者に対して交換システムからリングバックト
ーンを送出するか、あるいは交換システムの着信転送機
能で他の電話番号の端末を呼出すかしているので、呼出
者が着信信号受信者の所在を確認することができない。
【0014】また、留守録機能を利用して呼出者のメッ
セージを録音する方法の場合にも、着信信号受信者が呼
出者に連絡を取るまで、呼出者が着信信号受信者の所在
を確認することができない。
セージを録音する方法の場合にも、着信信号受信者が呼
出者に連絡を取るまで、呼出者が着信信号受信者の所在
を確認することができない。
【0015】この問題を解決するために、特開平4−2
94644号公報に開示された技術では、現在地である
加入電話機(固定)の位置情報をページング受信機に送
るよう基地局に要求し、基地局から受けた位置情報をペ
ージング受信機に表示している。
94644号公報に開示された技術では、現在地である
加入電話機(固定)の位置情報をページング受信機に送
るよう基地局に要求し、基地局から受けた位置情報をペ
ージング受信機に表示している。
【0016】しかしながら、このシステムは主に固定位
置の各加入電話機と、各加入電話機の位置情報を保持す
る基地局と、地図情報を表示するページング受信機とか
ら構成されるため、基地局に各加入電話機の位置情報を
記憶しておくための装置が必要となり、システムそのも
ののハードウェア量やソフトウェア量が大きくなってし
まう。
置の各加入電話機と、各加入電話機の位置情報を保持す
る基地局と、地図情報を表示するページング受信機とか
ら構成されるため、基地局に各加入電話機の位置情報を
記憶しておくための装置が必要となり、システムそのも
ののハードウェア量やソフトウェア量が大きくなってし
まう。
【0017】また、特開平5−276067号公報に開
示された技術では、無線通信機が自己の位置を確認する
ためにGPS(Global Positioning
System)衛星からの信号を受信に使用する専用
の受信機を用いている。そのため、GPS衛星信号受信
専用の受信機を相互通信のための送受信機とは別に備え
なければならないので、高コストとなってしまう。
示された技術では、無線通信機が自己の位置を確認する
ためにGPS(Global Positioning
System)衛星からの信号を受信に使用する専用
の受信機を用いている。そのため、GPS衛星信号受信
専用の受信機を相互通信のための送受信機とは別に備え
なければならないので、高コストとなってしまう。
【0018】さらに、特開平5−328432号公報に
開示された技術では、コードレス電話システムの主装置
に接続されるコードレス電話機の位置登録したゾーンを
主装置に記憶しておくことで、各コードレス電話機に通
信相手の位置情報を表示している。このため、主装置に
コードレス電話機の位置登録したゾーンを記憶する装置
が必要となり、主装置そのもののハードウェア量やソフ
トウェア量が大きくなってしまう。
開示された技術では、コードレス電話システムの主装置
に接続されるコードレス電話機の位置登録したゾーンを
主装置に記憶しておくことで、各コードレス電話機に通
信相手の位置情報を表示している。このため、主装置に
コードレス電話機の位置登録したゾーンを記憶する装置
が必要となり、主装置そのもののハードウェア量やソフ
トウェア量が大きくなってしまう。
【0019】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、持ち主が応答操作できない場合でも持ち主の所在
の確認を簡便な構成でかつ安価に行うことができる携帯
電話機を提供することにある。
消し、持ち主が応答操作できない場合でも持ち主の所在
の確認を簡便な構成でかつ安価に行うことができる携帯
電話機を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の携帯
電話機は、基地局から制御チャネルを介して送出されか
つ前記基地局のあるエリア固有のエリア識別情報を受信
する携帯電話機であって、前記基地局からの着信信号に
対して予め設定された所定時間無応答か否かを判定する
判定手段と、前記判定手段が前記着信信号に対して無応
答と判定した時に前記着信信号に対する応答を行って通
話チャネルを確保する確保手段と、前記確保手段が確保
した前記通話チャネルに自装置の属するエリア固有のエ
リア識別情報を送出する送出手段とを備えている。
電話機は、基地局から制御チャネルを介して送出されか
つ前記基地局のあるエリア固有のエリア識別情報を受信
する携帯電話機であって、前記基地局からの着信信号に
対して予め設定された所定時間無応答か否かを判定する
判定手段と、前記判定手段が前記着信信号に対して無応
答と判定した時に前記着信信号に対する応答を行って通
話チャネルを確保する確保手段と、前記確保手段が確保
した前記通話チャネルに自装置の属するエリア固有のエ
リア識別情報を送出する送出手段とを備えている。
【0021】本発明による第2の携帯電話機は、上記の
構成のほかに、発呼先から前記通話チャネルを介して受
信した前記エリア識別情報を表示する表示手段を具備し
ている。
構成のほかに、発呼先から前記通話チャネルを介して受
信した前記エリア識別情報を表示する表示手段を具備し
ている。
【0022】本発明による第3の携帯電話機は、上記の
構成のほかに、前記エリア識別情報を保持する保持手段
と、前記エリアを移動した時に移動先のエリアの基地局
から前記制御チャネルを介して受信したエリア識別情報
で前記保持手段の内容を更新する手段とを具備してい
る。
構成のほかに、前記エリア識別情報を保持する保持手段
と、前記エリアを移動した時に移動先のエリアの基地局
から前記制御チャネルを介して受信したエリア識別情報
で前記保持手段の内容を更新する手段とを具備してい
る。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【作用】セル基地局から制御チャネルを介して送出され
かつセル基地局のあるエリア固有のエリア識別番号を受
信する携帯電話機において、セル基地局からの着信信号
に対して予め設定された所定時間無応答と判定した時あ
るいは通話開始時に着信信号に対する応答を行って通話
チャネルを確保する。
かつセル基地局のあるエリア固有のエリア識別番号を受
信する携帯電話機において、セル基地局からの着信信号
に対して予め設定された所定時間無応答と判定した時あ
るいは通話開始時に着信信号に対する応答を行って通話
チャネルを確保する。
【0027】この確保した通話チャネル上に自機の属す
るエリア固有のエリア識別番号をDTMF信号で送出す
る。これによって、着信信号を受けた携帯電話機の持ち
主が会議や仕事等で携帯電話機から離れている等の理由
で応答操作ができない場合でも、この持ち主の所在を確
認させることが可能となる。
るエリア固有のエリア識別番号をDTMF信号で送出す
る。これによって、着信信号を受けた携帯電話機の持ち
主が会議や仕事等で携帯電話機から離れている等の理由
で応答操作ができない場合でも、この持ち主の所在を確
認させることが可能となる。
【0028】よって、発呼者側で即座に通信相手の居所
を確認することができ、発呼者が通信相手の居所が分か
らないために不安に陥るということを防ぐことが可能と
なる。また、携帯電話機に留守録機能を有している時で
も、一方的にメッセージを入力するだけでなく、即座に
通信相手の居所を確認することができるので、発呼者が
通信相手の居所が分からないために不安に陥るというこ
とを防ぐことが可能となる。例えば、部下に携帯電話機
を持たせて外勤をさせている管理者において、部下の居
所を随時確認することができるという利点がある。
を確認することができ、発呼者が通信相手の居所が分か
らないために不安に陥るということを防ぐことが可能と
なる。また、携帯電話機に留守録機能を有している時で
も、一方的にメッセージを入力するだけでなく、即座に
通信相手の居所を確認することができるので、発呼者が
通信相手の居所が分からないために不安に陥るというこ
とを防ぐことが可能となる。例えば、部下に携帯電話機
を持たせて外勤をさせている管理者において、部下の居
所を随時確認することができるという利点がある。
【0029】さらに、通話開始毎にエリア識別信号に相
当するDTMF信号を送出する手段を有する場合につい
ても、上記と同様の利点を有する。これらの場合、位置
情報(エリア識別番号)の送出についてはセル基地局の
制御を必要としないので、簡便な構成でかつ安価に位置
情報通知機能を実現することが可能となる。したがっ
て、携帯電話機の持ち主が応答操作できない場合でも、
携帯電話機の持ち主の所在の確認を簡便な構成でかつ安
価に行うことができる。
当するDTMF信号を送出する手段を有する場合につい
ても、上記と同様の利点を有する。これらの場合、位置
情報(エリア識別番号)の送出についてはセル基地局の
制御を必要としないので、簡便な構成でかつ安価に位置
情報通知機能を実現することが可能となる。したがっ
て、携帯電話機の持ち主が応答操作できない場合でも、
携帯電話機の持ち主の所在の確認を簡便な構成でかつ安
価に行うことができる。
【0030】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0031】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、携帯電話機1はアンテナ1
a及びセル基地局2のアンテナ2aを介してセル基地局
2との間と無線通信する。
ック図である。図において、携帯電話機1はアンテナ1
a及びセル基地局2のアンテナ2aを介してセル基地局
2との間と無線通信する。
【0032】また、携帯電話機1はメインCPU11
と、RAM12,16と、EPROM13,17と、無
線送受信部14と、スレーブCPU15と、I/O回路
18と、キーボード19と、タイマ装置20と、着信音
発生器21と、表示部22とから構成されている。
と、RAM12,16と、EPROM13,17と、無
線送受信部14と、スレーブCPU15と、I/O回路
18と、キーボード19と、タイマ装置20と、着信音
発生器21と、表示部22とから構成されている。
【0033】メインCPU11はEPROM13に格納
されているプログラムによって動作し、動作上必要とす
る変数の格納場所としてRAM12を随時使用する。ス
レーブCPU15はEPROM17に格納されているプ
ログラムによって動作し、動作上必要とする変数の格納
場所としてRAM16を随時使用するとともに、キーボ
ード19の押下によってI/O回路18を通してコード
変換されたキーデータの受付処理やメインCPU11へ
の通知処理、及びI/O回路18を通して表示部22へ
の出力処理を行う。
されているプログラムによって動作し、動作上必要とす
る変数の格納場所としてRAM12を随時使用する。ス
レーブCPU15はEPROM17に格納されているプ
ログラムによって動作し、動作上必要とする変数の格納
場所としてRAM16を随時使用するとともに、キーボ
ード19の押下によってI/O回路18を通してコード
変換されたキーデータの受付処理やメインCPU11へ
の通知処理、及びI/O回路18を通して表示部22へ
の出力処理を行う。
【0034】図2は本発明の一実施例による着信信号受
信時の動作を示すフローチャートであり、図3は本発明
の一実施例による発呼者側の動作を示すフローチャート
である。これら図1〜図3を用いて本発明の一実施例の
動作について説明する。
信時の動作を示すフローチャートであり、図3は本発明
の一実施例による発呼者側の動作を示すフローチャート
である。これら図1〜図3を用いて本発明の一実施例の
動作について説明する。
【0035】メインCPU11は無線送受信部14を通
して制御チャネル上の受信データを監視し、図5に示す
フォーマットのデータを受信すると、その受信データか
らエリア番号の2進数信号であるSID1を抽出し、抽
出した値をエリア識別番号として保持する。ここで、メ
インCPU11は携帯電話機1が他のエリアに移動する
と、移動先のエリアのセル基地局2に位置登録を行う時
に、保持しているエリア識別番号をそのエリア固有のエ
リア識別番号で更新する。
して制御チャネル上の受信データを監視し、図5に示す
フォーマットのデータを受信すると、その受信データか
らエリア番号の2進数信号であるSID1を抽出し、抽
出した値をエリア識別番号として保持する。ここで、メ
インCPU11は携帯電話機1が他のエリアに移動する
と、移動先のエリアのセル基地局2に位置登録を行う時
に、保持しているエリア識別番号をそのエリア固有のエ
リア識別番号で更新する。
【0036】また、メインCPU11は携帯電話機1に
割当てられた電話番号に相当する着信信号の受信を監視
する。メインCPU11は制御チャネル上で自機宛ての
着信信号を検出すると、無線送受信部14を通して上り
専用の制御チャネル上に着信応答信号を送出する(図2
ステップS1)。このとき、メインCPU11はタイマ
装置20及び着信音発生器21を起動する。
割当てられた電話番号に相当する着信信号の受信を監視
する。メインCPU11は制御チャネル上で自機宛ての
着信信号を検出すると、無線送受信部14を通して上り
専用の制御チャネル上に着信応答信号を送出する(図2
ステップS1)。このとき、メインCPU11はタイマ
装置20及び着信音発生器21を起動する。
【0037】これ以降、メインCPU11はスレーブC
PU15からのキーデータを監視し、着信音発生器21
から発生する着信音に対するユーザからの応答操作があ
ったかどうかを判断する(図2ステップS2)。スレー
ブCPU15は着信音発生器21から着信音が発生して
いる際にキーボード19の応答キーが押下されると、そ
の応答キーに対応するキーデータをメインCPU11に
送出する。
PU15からのキーデータを監視し、着信音発生器21
から発生する着信音に対するユーザからの応答操作があ
ったかどうかを判断する(図2ステップS2)。スレー
ブCPU15は着信音発生器21から着信音が発生して
いる際にキーボード19の応答キーが押下されると、そ
の応答キーに対応するキーデータをメインCPU11に
送出する。
【0038】メインCPU11はスレーブCPU15か
ら応答キーに対応するキーデータが送られてくると、無
線送受信部14を通してセル基地局2にユーザ応答信号
を送出し(図2ステップS3)、通話タスクを実行して
通話状態に入る(図2ステップS4)。
ら応答キーに対応するキーデータが送られてくると、無
線送受信部14を通してセル基地局2にユーザ応答信号
を送出し(図2ステップS3)、通話タスクを実行して
通話状態に入る(図2ステップS4)。
【0039】また、メインCPU11は終話信号を受信
したか否かを判断し(図2ステップS5)、終話信号を
受信していれば終話処理に移行する(図2ステップS
6)。終話信号を受信していなければ、携帯電話機はタ
イマ装置20のタイマ値を基に着信信号を受信してから
一定時間が経過したか否かを判断し(図2ステップS
7)、一定時間が経過していなければステップS2に戻
る。
したか否かを判断し(図2ステップS5)、終話信号を
受信していれば終話処理に移行する(図2ステップS
6)。終話信号を受信していなければ、携帯電話機はタ
イマ装置20のタイマ値を基に着信信号を受信してから
一定時間が経過したか否かを判断し(図2ステップS
7)、一定時間が経過していなければステップS2に戻
る。
【0040】ここで、交換システム(図示せず)との間
で予め不在時の転送契約が成されていれば、例えば着信
音5周期以内に無応答であれば、交換システムは現着信
モードを取り止める指示を携帯電話機1に送出し、予め
登録されている別の電話番号の電話端末(図示せず)に
対して呼出しを行う。
で予め不在時の転送契約が成されていれば、例えば着信
音5周期以内に無応答であれば、交換システムは現着信
モードを取り止める指示を携帯電話機1に送出し、予め
登録されている別の電話番号の電話端末(図示せず)に
対して呼出しを行う。
【0041】一方、メインCPU11はタイマ装置20
でカウントされる一定時間内にスレーブCPU15から
応答キーに相当するキーデータコードを受信できない場
合、無線送受信部14を通して着信応答信号をセル基地
局2へ送出して通話状態とし(図2ステップS8)、最
も新しく受信したエリア番号を10進数5桁で表し、各
桁に相当するDTMF(Dual−Tone Mult
ifrequency)信号を通話チャネル(CH)上
に送出する(図2ステップS9)。
でカウントされる一定時間内にスレーブCPU15から
応答キーに相当するキーデータコードを受信できない場
合、無線送受信部14を通して着信応答信号をセル基地
局2へ送出して通話状態とし(図2ステップS8)、最
も新しく受信したエリア番号を10進数5桁で表し、各
桁に相当するDTMF(Dual−Tone Mult
ifrequency)信号を通話チャネル(CH)上
に送出する(図2ステップS9)。
【0042】この後に、メインCPU11は携帯電話機
1の留守録機能がオンとなっているかどうかを判断し
(図2ステップS10)、留守録機能がオンになってい
れば相手メッセージを録音する(図2ステップS1
1)。また、メインCPU11は留守録機能がオンにな
っていなければ、あるいは相手メッセージの録音が終わ
ると、自動終話を行って、つまり無線送受信部14を通
してセル基地局2に終話信号を送出して処理を終了し
(図2ステップS12)、制御チャネル上の受信データ
の監視に戻る。
1の留守録機能がオンとなっているかどうかを判断し
(図2ステップS10)、留守録機能がオンになってい
れば相手メッセージを録音する(図2ステップS1
1)。また、メインCPU11は留守録機能がオンにな
っていなければ、あるいは相手メッセージの録音が終わ
ると、自動終話を行って、つまり無線送受信部14を通
してセル基地局2に終話信号を送出して処理を終了し
(図2ステップS12)、制御チャネル上の受信データ
の監視に戻る。
【0043】これに対し、発呼者側では通話時にDTM
F信号を受信すると(図3ステップS21,S22)、
DTMF信号5個によって10進数5桁のエリア識別番
号を算出する(図3ステップS23)。
F信号を受信すると(図3ステップS21,S22)、
DTMF信号5個によって10進数5桁のエリア識別番
号を算出する(図3ステップS23)。
【0044】このとき、発呼者側ではエリア識別番号に
対応した地名情報を保持していれば(図3ステップS2
4)、表示部に地名情報を含む内容、例えば“Answ
ering unable from Dallas”
を出力して表示する(図3ステップS25)。尚、表示
部に表示される内容のうち下線部分にはエリア識別番号
に対応した地名情報が表示される。また、表示部に表示
される内容を音声で発呼者に通知することも可能であ
る。
対応した地名情報を保持していれば(図3ステップS2
4)、表示部に地名情報を含む内容、例えば“Answ
ering unable from Dallas”
を出力して表示する(図3ステップS25)。尚、表示
部に表示される内容のうち下線部分にはエリア識別番号
に対応した地名情報が表示される。また、表示部に表示
される内容を音声で発呼者に通知することも可能であ
る。
【0045】発呼者側ではエリア識別番号に対応した地
名情報を保持していなければ(図3ステップS24)、
表示部にエリア識別番号をそのまま表示する(図3ステ
ップS26)。
名情報を保持していなければ(図3ステップS24)、
表示部にエリア識別番号をそのまま表示する(図3ステ
ップS26)。
【0046】上述したように、発呼者側からの着信信号
を受信した時に一定時間ユーザからの応答操作がなけ
ば、ユーザが何らかの原因で応答操作できないものとし
て、メインCPU11により自動応答して通話チャネル
を獲得し、この通話チャネル上に最も新しく受信したエ
リア識別番号に相当するDTMF信号を送出する。
を受信した時に一定時間ユーザからの応答操作がなけ
ば、ユーザが何らかの原因で応答操作できないものとし
て、メインCPU11により自動応答して通話チャネル
を獲得し、この通話チャネル上に最も新しく受信したエ
リア識別番号に相当するDTMF信号を送出する。
【0047】これによって、通信相手(発呼者)側が普
及著しいDTMF音受信機能付き電話端末であれば、通
信相手は着信受信者側の居所に相当するエリア識別番号
を認識することができる。電話端末が表示部を具備して
いれば、電話端末は表示部にエリア識別番号を表示する
ことができる。電話端末がエリア識別番号に対応する地
域名等の地名情報を有していれば、電話端末はエリア識
別番号表示の代わりに地域名等を表示することができ
る。電話端末が音声を記憶するメモリを具備していれ
ば、電話端末は音声によって地名情報を通知することも
可能となる。
及著しいDTMF音受信機能付き電話端末であれば、通
信相手は着信受信者側の居所に相当するエリア識別番号
を認識することができる。電話端末が表示部を具備して
いれば、電話端末は表示部にエリア識別番号を表示する
ことができる。電話端末がエリア識別番号に対応する地
域名等の地名情報を有していれば、電話端末はエリア識
別番号表示の代わりに地域名等を表示することができ
る。電話端末が音声を記憶するメモリを具備していれ
ば、電話端末は音声によって地名情報を通知することも
可能となる。
【0048】また、着信に限らず、通話に入る毎にエリ
ア識別番号を通話チャネル上に送出する手段の選択が可
能であれば、それを利用して通話相手側も即座に居所を
確認することができる。
ア識別番号を通話チャネル上に送出する手段の選択が可
能であれば、それを利用して通話相手側も即座に居所を
確認することができる。
【0049】一方、互いに通話を行う電話端末各々がD
TMF音受信機能を持ち、表示部及び音声記憶メモリの
うち少なくとも一つを具備していれば、互いに通話を行
う電話端末各々では相互の位置確認を容易に行うことが
できる。ここで、発呼もしくは着呼が行われた場所を示
すエリア識別番号を保持するRAM12の内容は消えな
いようにバックアップ電池でバックアップすることも可
能である。
TMF音受信機能を持ち、表示部及び音声記憶メモリの
うち少なくとも一つを具備していれば、互いに通話を行
う電話端末各々では相互の位置確認を容易に行うことが
できる。ここで、発呼もしくは着呼が行われた場所を示
すエリア識別番号を保持するRAM12の内容は消えな
いようにバックアップ電池でバックアップすることも可
能である。
【0050】このように、セル基地局2から制御チャネ
ルを介して送出されかつセル基地局2のあるエリア固有
のエリア識別番号を受信する携帯電話機1において、セ
ル基地局2からの着信信号に対して予め設定された所定
時間無応答と判定した時あるいは通話開始時に着信信号
に対する応答を行って通話チャネルを確保し、確保した
通話チャネル上に自機の属するエリア固有のエリア識別
番号をDTMF信号で送出することによって、着信信号
を受けた携帯電話機1の持ち主が会議や仕事等で携帯電
話機1から離れている等の理由で応答操作ができない場
合でも、この持ち主の所在を確認させることが可能とな
る。よって、発呼者側では即座に通信相手の居所を確認
することができ、発呼者が通信相手の居所が分からない
ために不安に陥るということを防ぐことができる。
ルを介して送出されかつセル基地局2のあるエリア固有
のエリア識別番号を受信する携帯電話機1において、セ
ル基地局2からの着信信号に対して予め設定された所定
時間無応答と判定した時あるいは通話開始時に着信信号
に対する応答を行って通話チャネルを確保し、確保した
通話チャネル上に自機の属するエリア固有のエリア識別
番号をDTMF信号で送出することによって、着信信号
を受けた携帯電話機1の持ち主が会議や仕事等で携帯電
話機1から離れている等の理由で応答操作ができない場
合でも、この持ち主の所在を確認させることが可能とな
る。よって、発呼者側では即座に通信相手の居所を確認
することができ、発呼者が通信相手の居所が分からない
ために不安に陥るということを防ぐことができる。
【0051】また、携帯電話機1に留守録機能を有して
いる時でも、発呼者は一方的にメッセージを入力するだ
けでなく、即座に通信相手の居所を確認することができ
るので、発呼者が通信相手の居所が分からないために不
安に陥るということを防ぐことができる。これは部下に
携帯電話機を持たせて外勤をさせている管理者にとって
も、部下の居所を随時確認することができるという利点
がある。
いる時でも、発呼者は一方的にメッセージを入力するだ
けでなく、即座に通信相手の居所を確認することができ
るので、発呼者が通信相手の居所が分からないために不
安に陥るということを防ぐことができる。これは部下に
携帯電話機を持たせて外勤をさせている管理者にとって
も、部下の居所を随時確認することができるという利点
がある。
【0052】さらに、通話開始毎にエリア識別番号に相
当するDTMF信号を送出する手段を有する場合につい
ても、上記と同様の利点を有する。これらの場合、位置
情報(エリア識別番号)の送出についてはセル基地局2
の制御を必要としないので、簡便な構成でかつ安価に位
置情報通知機能を実現することができる。
当するDTMF信号を送出する手段を有する場合につい
ても、上記と同様の利点を有する。これらの場合、位置
情報(エリア識別番号)の送出についてはセル基地局2
の制御を必要としないので、簡便な構成でかつ安価に位
置情報通知機能を実現することができる。
【0053】したがって、携帯電話機1の持ち主が応答
操作できない場合でも、携帯電話機1の持ち主の所在の
確認を簡便な構成でかつ安価に行うことができる。
操作できない場合でも、携帯電話機1の持ち主の所在の
確認を簡便な構成でかつ安価に行うことができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
地局から制御チャネルを介して送出されかつ基地局のあ
るエリア固有のエリア識別情報を受信する携帯電話機に
おいて、基地局からの着信信号に対して予め設定された
所定時間無応答と判定した時もしくは通話開始時に着信
信号に対する応答を行って通話チャネルを確保し、確保
した通話チャネルに自装置の属するエリア固有のエリア
識別情報を送出することによって、携帯電話機の持ち主
が応答操作できない場合でも、携帯電話機の持ち主の所
在の確認を簡便な構成でかつ安価に行うことができると
いう効果がある。
地局から制御チャネルを介して送出されかつ基地局のあ
るエリア固有のエリア識別情報を受信する携帯電話機に
おいて、基地局からの着信信号に対して予め設定された
所定時間無応答と判定した時もしくは通話開始時に着信
信号に対する応答を行って通話チャネルを確保し、確保
した通話チャネルに自装置の属するエリア固有のエリア
識別情報を送出することによって、携帯電話機の持ち主
が応答操作できない場合でも、携帯電話機の持ち主の所
在の確認を簡便な構成でかつ安価に行うことができると
いう効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の一実施例による着信信号受信時の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例による発呼者側の動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】従来例による着信信号受信時の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図5】(a)はEIA/TIA規格で規程されるフォ
ーマットのWord1を示す図、(b)はEIA/TI
A規格で規程されるフォーマットのWord2を示す図
である。
ーマットのWord1を示す図、(b)はEIA/TI
A規格で規程されるフォーマットのWord2を示す図
である。
1 携帯電話機 2 セル基地局 11 メインCPU 12,16 RAM 13,17 EPROM 14 無線送受信部 15 スレーブCPU 18 I/O回路 19 キーボード 20 タイマ装置 21 着信音発生器 22 表示部
Claims (3)
- 【請求項1】 基地局から制御チャネルを介して送出さ
れかつ前記基地局のあるエリア固有のエリア識別情報を
受信する携帯電話機であって、前記基地局からの着信信
号に対して予め設定された所定時間無応答か否かを判定
する判定手段と、前記判定手段が前記着信信号に対して
無応答と判定した時に前記着信信号に対する応答を行っ
て通話チャネルを確保する確保手段と、前記確保手段が
確保した前記通話チャネルに自装置の属するエリア固有
のエリア識別情報を送出する送出手段とを有することを
特徴とする携帯電話機。 - 【請求項2】 発呼先から前記通話チャネルを介して受
信した前記エリア識別情報を表示する表示手段を含むこ
とを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。 - 【請求項3】 前記エリア識別情報を保持する保持手段
と、前記エリアを移動した時に移動先のエリアの基地局
から前記制御チャネルを介して受信したエリア識別情報
で前記保持手段の内容を更新する手段とを含むことを特
徴とする請求項1または請求項2記載の携帯電話機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7079243A JP2773676B2 (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 携帯電話機 |
DE69626557T DE69626557T2 (de) | 1995-04-05 | 1996-04-04 | Tragbares Funktelefongerät |
EP96302433A EP0737020B1 (en) | 1995-04-05 | 1996-04-04 | Portable radio telephone apparatus |
US08/628,293 US5621785A (en) | 1995-04-05 | 1996-04-05 | Portable telephone set transmitting area identification signal indicative of a radio zone occupied thereby |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7079243A JP2773676B2 (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 携帯電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08280055A JPH08280055A (ja) | 1996-10-22 |
JP2773676B2 true JP2773676B2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=13684425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7079243A Expired - Fee Related JP2773676B2 (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 携帯電話機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5621785A (ja) |
EP (1) | EP0737020B1 (ja) |
JP (1) | JP2773676B2 (ja) |
DE (1) | DE69626557T2 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09163441A (ja) * | 1995-12-06 | 1997-06-20 | Sony Corp | 携帯電話機およびそのネットワーク |
US5905958A (en) * | 1996-03-18 | 1999-05-18 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson | Intelligent mobile station for a cellular telecommunications network |
JPH1023509A (ja) * | 1996-07-03 | 1998-01-23 | Toshiba Corp | 移動通信システムとその無線制御装置および端末装置 |
CA2251996A1 (en) * | 1997-12-18 | 1999-06-18 | Lucent Technologies Inc. | Automatically locating individuals utilizing a combination of wireless media |
US6236858B1 (en) | 1998-06-30 | 2001-05-22 | Avaya Technology Corp. | Wireless terminal automatically alerting user upon wireless terminal entering a specified physical location |
US6456835B1 (en) * | 1999-01-19 | 2002-09-24 | Tantivy Communications, Inc. | Arbitration method for high power transmissions in a code division multiple access system |
US7323982B2 (en) * | 2004-11-05 | 2008-01-29 | Wirelesswerx International, Inc. | Method and system to control movable entities |
US7881733B2 (en) | 2004-11-05 | 2011-02-01 | Wirelesswerx International, Inc. | Method and system to monitor and control devices utilizing wireless media |
US7489939B2 (en) * | 2005-04-13 | 2009-02-10 | Wirelesswerx International, Inc. | Method and system for providing location updates |
US20060234727A1 (en) * | 2005-04-13 | 2006-10-19 | Wirelesswerx International, Inc. | Method and System for Initiating and Handling an Emergency Call |
US7684782B2 (en) * | 2005-04-13 | 2010-03-23 | Wirelesswerx International, Inc. | Method and system for initiating and handling an emergency call utilizing geographical zones |
KR100778248B1 (ko) * | 2006-07-31 | 2007-11-22 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 단말기에서 음성 통화 채널을 통해 위치 정보를송수신하기 위한 장치 및 방법 |
WO2008069221A1 (en) * | 2006-12-05 | 2008-06-12 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Plasma display panel and field emission display |
CA2679969C (en) * | 2007-03-07 | 2016-05-03 | Wirelesswerx International, Inc. | Method and system for providing area specific messaging |
US8200186B2 (en) | 2007-08-30 | 2012-06-12 | Wirelesswerx International, Inc. | Emergency control in a multi-dimensional space |
US8315203B2 (en) * | 2007-08-30 | 2012-11-20 | Wirelesswerx International, Inc. | Mapping in a multi-dimensional space |
US8428867B2 (en) * | 2007-08-30 | 2013-04-23 | Wirelesswerx International, Inc. | Configuring and using multi-dimensional zones |
US8285245B2 (en) * | 2007-08-30 | 2012-10-09 | Wirelesswerx International, Inc. | Messaging in a multi-dimensional space |
US8612278B1 (en) | 2013-03-06 | 2013-12-17 | Wirelesswerx International, Inc. | Controlling queuing in a defined location |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3729595A (en) * | 1970-02-04 | 1973-04-24 | Sits Soc It Telecom Siemens | Radiotelephone system with central office having individual processors assignable to respective mobile units aboard communicating vehicles |
DE3716320A1 (de) * | 1987-05-15 | 1988-11-24 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zum bestimmen des ungefaehren aufenthaltsortes einer mobilen funkstation |
JP2765161B2 (ja) * | 1990-02-23 | 1998-06-11 | ソニー株式会社 | コードレス電話 |
JP2868577B2 (ja) * | 1990-04-04 | 1999-03-10 | 株式会社東芝 | 無線通信装置 |
US5257399A (en) * | 1990-11-28 | 1993-10-26 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson | Multiple access handling in a cellular communications system |
JPH06120875A (ja) * | 1992-10-02 | 1994-04-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 携帯端末装置 |
JPH06165249A (ja) * | 1992-11-25 | 1994-06-10 | Tokyo Cosmos Electric Co Ltd | 位置探索システムとその機器 |
JPH06261150A (ja) * | 1993-03-02 | 1994-09-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電話装置 |
-
1995
- 1995-04-05 JP JP7079243A patent/JP2773676B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-04-04 EP EP96302433A patent/EP0737020B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-04-04 DE DE69626557T patent/DE69626557T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-04-05 US US08/628,293 patent/US5621785A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69626557T2 (de) | 2003-11-20 |
EP0737020B1 (en) | 2003-03-12 |
EP0737020A3 (en) | 1997-11-05 |
JPH08280055A (ja) | 1996-10-22 |
DE69626557D1 (de) | 2003-04-17 |
EP0737020A2 (en) | 1996-10-09 |
US5621785A (en) | 1997-04-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970902 |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980324 |
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