JP3596346B2 - ボタン電話システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外線及び複数のボタン電話機を収容するボタン電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のボタン電話システムは、ボタン電話機側の操作により外線を介して外部のPHS電話機や携帯電話機等の携帯端末宛に発信してその携帯端末と通話を行うことが可能である。
また、近年は携帯端末に発信してその携帯端末にメッセージを送出し携帯端末の表示器に表示させるようなサービスも行われている。
【0003】
こうしたメッセージの伝達を行う場合、通常、ボタン電話システムの主装置のメモリに、予め伝達すべきメッセージと相手携帯端末の電話番号とを登録し、メッセージを送信する場合は、まず外線を選択したのち、前記メッセージを相手携帯端末側に配信するセンタの番号を発信し、続いてメモリに登録した相手携帯端末の電話番号,メッセージの順に発信するようにしている。
【0004】
また、近年は、ボタン電話システムの主装置にPHS電話機や携帯電話機等の携帯端末を収容すると共に、収容した携帯端末を介してセンタの番号,相手携帯端末の電話番号,メッセージの順に発信し、相手携帯端末にメッセージを送信するようなことも行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、相手携帯端末にメッセージを送信するときに、外線(有線回線)を介して発信する場合と、主装置内の携帯端末(無線回線)を介して発信する場合とで発信側のキャリア(接続業者)と受信側(即ち、相手携帯端末側)のキャリアとが同一か否かで発信操作が異なり、したがってメッセージを送信するときには発信回線に応じて操作を変えなければならず、操作が面倒であるとともに誤操作を招くという問題があった。
【0006】
また、相手携帯端末にメッセージを送信するときに、主装置内の携帯端末を介して発信する場合も同様に、メッセージを送信する主装置側の携帯端末のキャリアと相手携帯端末側のキャリアとが同一か否かで発信操作が異なり、したがってこの場合も主装置側携帯端末のキャリアと相手携帯端末のキャリアとが同一か否かに応じて発信操作を変える必要があり、同様に誤操作を招くという問題があった。
したがって本発明は、異なるキャリアの各携帯端末に発信してメッセージを送信する場合、発信時の誤操作を防止しメッセージを的確に相手携帯端末へ伝達することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本発明のボタン電話システムは、第2の携帯端末にメッセージを送信する場合、主装置に接続される第1の携帯端末を、メッセージを受信する第2の携帯端末のキャリアに応じて複数設け、主装置は、第2の携帯端末のキャリアと同一のキャリアの第1の携帯端末を選択して発信する。
この場合、メッセージが登録される第1のエリア及び第2の携帯端末の電話番号と第2の携帯端末のキャリアとが関連づけて登録される第2のエリアを有するメモリを主装置に備え、ボタン電話機がメモリに登録された第2の携帯端末の番号の発信操作を行うと、検出手段は複数の第1の携帯端末のうち第2の携帯端末のキャリアと同一キャリアの端末の空きを検出し、検出手段の空き検出の有無に応じた経路を介し第2の携帯端末へ発信するとともにメモリのメッセージを送信する。
ここで、検出手段により第1の携帯端末の空きが検出されると、この第1の携帯端末のキャリアが第1のキャリアの場合は空きが検出された第1の携帯端末を介し第1のキャリアの第1のアクセス番号を発信した後第2の携帯端末の電話番号を発信する。
【0008】
また、第2の携帯端末に発信しメッセージを送信したときに発信操作に基づく第2の携帯端末の電話番号と発信操作を行ったボタン電話機の識別番号とを関連づけて発信履歴情報として登録すると共に、第2の携帯端末からのメッセージ受信時に第2の携帯端末の電話番号を示す発信者番号を検出するとこの発信者番号が発信履歴情報に含まれている場合は対応の電話機に前記受信メッセージを送信する。
また、第2の携帯端末の送信メッセージを受信するとこの送信メッセージを蓄積してメッセージ受信通知を行うメッセージセンタを備え、メッセージ受信通知の受信時に発信者番号が発信履歴情報に含まれている場合はこの発信履歴情報に対応するボタン電話機に送信メッセージの受信を通知すると共に、メッセージセンタに発信してメッセージセンタの蓄積メッセージをボタン電話機に送信する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2は本発明に係るボタン電話システムの概略の構成を示す図であり、このボタン電話システムは、ボタン電話装置1と、ボタン電話装置1と複数の有線電話回線(以下、外線)Lmを介して接続される交換機50と、ボタン電話装置1と無線回線を介して接続される基地局61と、ボタン電話装置1側から送信されるメッセージを受信する外部携帯端末70(第2の携帯端末)と、外部携帯端末70と無線接続される基地局62と、各基地局61及び62を収容するとともにメッセージセンタ63を備えた交換機60とから構成される。
【0010】
ボタン電話装置1には、音声及びデータのデジタル通信が可能なデジタル内線インタフェース(以下、内線インタフェース)2Aを有する主装置2が設けられ、主装置2には内線インタフェース2Aを介して各ボタン電話機3A,3B,3C,・・・及びインタフェースボックス4が接続される。
また、インタフェースボックス4には複数の内部携帯端末5A,5B,5C,5D,・・・(第1の携帯端末)が接続され、各内部携帯端末は交換機60に接続された基地局61と無線接続が可能になっている。
【0011】
図1はボタン電話装置1の要部構成を示すブロック図である。
図1において、ボタン電話装置1の主装置2には、上述した内線インタフェース2Aの他に、ISDN回線である外線Lmを介し交換機50との間で音声及びデータのデジタル通信を行うデジタル外線インタフェース(以下、外線インタフェース)2B、及び通話路スイッチであるスイッチ2Cが設けられていると共に、主装置2の全制御を行う制御部2D、相手電話番号やメッセージなどが登録されるメモリ2Eが設けられている。
【0012】
また、主装置2に接続されるインタフェースボックス4には、伝送回路41と、内部携帯端末5A,5B,・・・,5Nにそれぞれ接続され音声及びデータの通信が可能な携帯端末インタフェース42A,42B,・・・,42Nと、制御部44と、メモリ45と、以上の各部に電源を供給する電源部46とが設けられている。
ここで、前記伝送回路41は、音声及びデータのデジタル通信が可能な主装置1の内線インタフェース2Aと接続され音声及びデータをデジタル伝送するものである。
【0013】
また、制御部44は、伝送回路41を介し主装置1側からの制御データを受信すると、この制御データを携帯端末インタフェース42A,42B,・・・,42Nを介し内部携帯端末5A,5B,・・・,5N側へ送信するとともに、携帯端末インタフェース42A,42B,・・・,42Nを介して内部携帯端末5A,5B,・・・,5Nからの制御データを入力するとこの制御データを伝送回路41を介し主装置2へ送信する。
【0014】
さて以上のように構成されたボタン電話装置1では、外線Lmを介し外部携帯端末70に発呼することにより外部携帯端末70と通話が可能である。また、外部携帯端末70に対しメッセージを送信して外部携帯端末70の表示器に表示させることもできる。この場合、ボタン電話装置1のボタン電話機3と外部携帯端末70との間は、図2に示すように、主装置2,外線Lm,交換機50,交換機60,基地局62の経路で接続される。
【0015】
また、ボタン電話装置1はインタフェースボックス4内の何れかの内部携帯端末5を介して外部携帯端末70に発呼することにより外部携帯端末70にメッセージを送信してその表示器上に表示させることができる。この場合、ボタン電話装置1のボタン電話機3と外部携帯端末70との間は、図2に示すように、主装置2,インタフェースボックス4,内部携帯端末5,基地局61,交換機60,基地局62の経路で接続される。
【0016】
ところで、ボタン電話機3から外部携帯端末70に発信しメッセージを送信する場合、その発信方法は外部携帯端末70のキャリア(接続業者)に応じてそれぞれ異なっている。
ここで、外部携帯端末70のキャリアがキャリアA(第1のキャリア)の場合、その外部携帯端末70に対し同一キャリアの内部携帯端末5から発信するときには、4桁のダイヤル「aaaa」をアクセス番号(第1のアクセス番号)として発信した後、外部携帯端末70の電話番号を発信し、続いてメッセージを入力して送信し、最後に2桁のダイヤル「XX」を発信する。また、外部携帯端末70に対し異なるキャリアの内部携帯端末5または外線から発信するときには、まず3桁のダイヤル「090」を発信し、続いて3桁のダイヤル「bbb」を発信した後、上述の4桁のダイヤル「aaaa」を発信する。こうしたキャリアAのアクセス番号の発信後、外部携帯端末70の電話番号を発信し、続いてメッセージを入力して送信し、最後に2桁のダイヤル「XX」を発信する。
【0017】
次に、外部携帯端末70のキャリアがキャリアB(第4のキャリア)の場合、その外部携帯端末70に対し同一キャリアの内部携帯端末5から発信するときには、まずメッセージを入力し、その後、その携帯端末70の電話番号を発信し、続いて入力したメッセージを送信する。なお、外部携帯端末70に対し異なるキャリアの内部携帯端末5または外線からはメッセージを送信することができない。
【0018】
次に、外部携帯端末70のキャリアがキャリアC(第2のキャリア)の場合、その外部携帯端末70に対し同一キャリアの内部携帯端末5から発信するときには、まずメッセージを入力し、その後、外部携帯端末70の電話番号を発信し、続いて入力したメッセージを送信する。また、外部携帯端末70に対し異なるキャリアの内部携帯端末5または外線から発信するときには、まず3桁のダイヤル「090」を発信し、続いて4桁のダイヤル「cccc」を発信した後、さらに4桁のダイヤル「dddd」を発信する。こうしたキャリアCのアクセス番号の発信後、その外部携帯端末70の電話番号を発信し、続いてメッセージを入力して送信する。
【0019】
次に、外部携帯端末70のキャリアがキャリアD(第3のキャリア)の場合、その外部携帯端末70に対し同一キャリアの内部携帯端末5から発信するときには、まずメッセージを入力し、その後、外部携帯端末70の電話番号を発信し、続いて入力したメッセージを送信する。また、外部携帯端末70に対し異なるキャリアの内部携帯端末5または外線から発信するときには、まず3桁のダイヤル「090」を発信し、続いて4桁のダイヤル「eeee」を発信した後、さらに4桁のダイヤル「ffff」を発信する。こうしたキャリアDのアクセス番号の発信後、外部携帯端末70の電話番号を発信し、続いてメッセージを入力して送信する。
【0020】
このように外部携帯端末70のキャリアに応じて発信方法が異なるため、図2のインタフェースボックス4内の各内部携帯端末5A,5B,5C,5Dをそれぞれ発信対象の外部携帯端末70の各キャリアA,B,C,Dに応じた携帯端末として設け、かつ各内部携帯端末5A,5B,5C,5Dに対応してそれぞれのキャリアの番号をボタン電話装置1のメモリ2Eに登録する。また、ボタン電話装置1のメモリ2Eの第1のエリアに外部携帯端末70宛に送信するメッセージを登録すると共に、メモリ2Eの第2のエリアに、相手携帯端末(即ち、外部携帯端末70)の電話番号とその電話番号と対に対応のキャリアの番号を登録する。そして、ボタン電話機3の相手携帯端末の発信時にはメモリ2Eにその相手携帯端末の電話番号に対応して登録されたその相手携帯端末のキャリアと同一のキャリアの内部携帯端末5から発信させるようにする。これにより、外部携帯端末70への発信操作が大幅に簡略化され操作性が向上する。
【0021】
なお、外部携帯端末70のキャリアと同一キャリアの内部携帯端末5が具備されていない場合、或いは前記内部携帯端末5が使用中の場合は、他の内部携帯端末5または外線を介して外部携帯端末70宛に発信する。そしてこの発信の際にはその外部携帯端末の番号と対に登録されているキャリア番号のキャリアに応じたダイヤル番号(アクセス番号)を、外部携帯端末の電話番号に自動的に付加して発信する。これにより、外部携帯端末70への発信時の操作性がさらに向上する。
【0022】
図3及び図4は、ボタン電話装置1内のボタン電話機3から外部携帯端末70にメッセージを送信する際の主装置2の制御部2Dの動作を示すフローチャートである。このフローチャートにしたがって本発明の要部動作を説明する。
主装置2のメモリ2Eの第1のエリアには上述したように、外部携帯端末70宛に送信するメッセージが登録されている。また、メモリ2Eの第2のエリアには、各外部携帯端末の電話番号とその外部携帯端末に対応するキャリア番号とが対に登録されている。
【0023】
外部携帯端末70にメッセージを送信する場合は、まずボタン電話機3によりメモリ2Eの第1のエリア内のメッセージの選択操作が行われる。すると、制御部2DはステップS1でその選択操作に対応するメッセージを第1のエリアから読み出してメモリ2Eの別途エリアに記憶する。続いて、ボタン電話機3においてメモリ2Eの第2のエリア内の相手携帯端末(外部携帯端末70)の電話番号を選択する短縮ダイヤル操作が行われると、制御部2DはステップS2でその短縮操作に応じた相手携帯端末の電話番号とその携帯端末のキャリア番号とをメモリ2Eの第2のエリアから読み出す。
【0024】
そしてステップS3でボタン電話機3の発信操作が行われると、制御部2Dは、インタフェースボックス4内の各内部携帯端末5A〜5Nのうちメモリ2Eから読み出したキャリア番号に相当するキャリアと同一キャリアの内部携帯端末5が存在するか否かをステップS4で判断する。ここで、同一キャリアの内部携帯端末5が存在する場合は、次にステップS5でその内部携帯端末5は空き状態か否かを判断する。
【0025】
この場合、メモリ2Eのキャリアと同一のキャリアの内部携帯端末5が空き状態にあれば、次にその内部携帯端末5のキャリアはキャリアA(第1のキャリア)か否かをステップS6で判断し、キャリアAの場合はキャリアAに相当するダイヤル番号「aaaa」、メモリ2Eから読み出した「相手携帯端末の電話番号」、メモリ2Eから読み出した「メッセージ」、及びキャリアAに相当するダイヤル番号「XX」とをステップS7で該当内部携帯端末5にセットする。続いて、ステップS8でキャリアAの内部携帯端末5から無線信号としてセット順に発信させる。その後、制御部2DはステップS9でメモリ2Eに、メッセージを送信指示したボタン電話機3の識別番号、メッセージを送信した内部携帯端末5の識別番号、相手携帯端末の電話番号などを発信履歴情報としてセットし処理を終了する。
【0026】
また、メモリ2Eのキャリアと同一のキャリアの内部携帯端末が空き状態にあったときに、その内部携帯端末のキャリアがキャリアAでは無く、キャリアB〜Dの何れかのキャリアの場合にはステップS6の判定は「N」となる。この場合は、メモリ2Eから読み出した「メッセージ」と「相手携帯端末の電話番号」とをステップS10で該当内部携帯端末5にセットする。続いて、ステップS8でその内部携帯端末5から相手携帯端末の電話番号を発信させると共に、メッセージを送信させる。その後、制御部2DはステップS9でメモリ2Eの第3のエリアに、メッセージ送信を指示したボタン電話機3の識別番号、メッセージを送信した内部携帯端末5の識別番号、相手携帯端末の電話番号などを同様に発信履歴情報としてセットし処理を終了する。
【0027】
なお、メモリ2Eから相手携帯端末の電話番号とともに読み出したキャリア番号と同一のキャリアの内部携帯端末5が空き状態になければステップS5の判定は「N」となる。この場合、制御部2Dは内蔵の図示しないタイマ(空き待ちタイマ)が動作中か否かをステップS11で判断し、動作中でなければそのタイマをステップS12でスタートさせる。そして、そのタイマがタイムアップする前に該当の内部携帯端末5が空き状態になりステップS5の判定が「Y」となると、制御部2DはステップS6以降の処理を同様に実行する。また、前記内部携帯端末5が使用中のまま前記タイマがタイムアップしステップS13の判定が「Y」となると、図4のステップS21以降の処理に移行する。また、メモリ2Eから相手携帯端末の電話番号とともに読み出したキャリア番号と同一キャリアの内部携帯端末5がインタフェースボックス4に存在しない場合はステップS4の判定は「N」となる。この場合も、図4のステップS21以降の処理に移行する。
【0028】
図4の処理では、相手携帯端末のキャリアと異なるキャリアの内部携帯端末5または外線から相手携帯端末宛に発信し、メッセージを送信する処理を示すものである。
即ち、図4のステップS21,ステップS26及びステップS28では、それぞれメモリ2Eから相手携帯端末の電話番号とともに読み出したキャリア番号に相当するキャリアがキャリアA、キャリアB、キャリアCの何れかに該当するか否かを判断する。
ここで、相手携帯端末のキャリアがキャリアAの場合はステップS21の判定が「Y」となり、この場合はステップS22で、ダイヤル「090」、ダイヤル「bbb」、ダイヤル「aaaa」を順にセットする。続いて、ステップS23では、ステップS22でセットされたダイヤル(即ち、キャリアAのアクセス番号)と、相手携帯端末の電話番号と、メモリ2Eから読み出した対応のメッセージと、ダイヤル「XX」とをセットする。
【0029】
そして、ステップS24でキャリアAと異なるキャリアの空き内部携帯端末5または外線からセット順に発信する。その後、ステップS25でメモリ2Eの第3のエリアに、メッセージ送信を指示したボタン電話機3の識別番号、メッセージを送信した内部携帯端末5または外線の識別番号、相手携帯端末の電話番号などを発信履歴情報としてセットし処理を終了する。
【0030】
また、相手携帯端末のキャリアがキャリアBの場合はステップS26の判定が「Y」となる。この場合、同一キャリアBの内部携帯端末5からしかメッセージは送信できず、したがって異なるキャリアの内部携帯端末または外線からはメッセージ送信が不可となるため、制御部2DはステップS27でメッセージ送信のエラー処理を行ってボタン電話機3にエラー表示やエラートーンの送出などを行い、処理を終了する。
【0031】
また、相手携帯端末のキャリアがキャリアCの場合はステップS28の判定が「Y」となる。この場合はステップS29で、ダイヤル「090」、ダイヤル「cccc」、ダイヤル「dddd」を順にセットする。続いて、ステップS30では、ステップS29でセットされたダイヤル(即ち、キャリアCのアクセス番号)と、相手携帯端末の電話番号と、メモリ2Eから読み出した対応のメッセージとをセットする。
【0032】
そしてステップS24でキャリアCと異なるキャリアの空き内部携帯端末5または外線からセット順に発信する。その後、ステップS25でメモリ2Eの第3のエリアに、メッセージ送信を指示したボタン電話機3の識別番号、メッセージを送信した内部携帯端末5または外線の識別番号、相手携帯端末の電話番号などを発信履歴情報としてセットし処理を終了する。
【0033】
また、相手携帯端末のキャリアがキャリアDの場合はステップS28の判定が「N」となる。この場合、制御部2DはステップS31で相手携帯端末のキャリアはキャリアDであると認識し、次いでステップS32で、ダイヤル「090」、ダイヤル「eeee」、ダイヤル「ffff」を順にセットする。続いて、ステップS30に移行し、ステップS32でセットされたダイヤル(即ち、キャリアDのアクセス番号)と、相手携帯端末の電話番号と、メモリ2Eから読み出した対応のメッセージとをセットする。
【0034】
そしてステップS24でキャリアDとは異なるキャリアの空き内部携帯端末5または外線からセット順に発信する。その後、ステップS25でメモリ2Eの第3のエリアに、メッセージ送信を指示したボタン電話機3の識別番号、メッセージを送信した内部携帯端末5または外線の識別番号、相手携帯端末の電話番号などを発信履歴情報としてセットし処理を終了する。
【0035】
図5は、外部携帯端末70から送信されるメッセージを受信するボタン電話装置1の動作を示すフローチャートである。
外部携帯端末70はボタン電話装置1に発信してメッセージを送信することができる。即ち、外部携帯端末70の利用者がボタン電話装置1宛に発信すると、その発信に基づく着信は、図2の基地局62,交換機60,基地局61を経由してインタフェースボックス4内の何れかの内部携帯端末5において受信され、主装置2に報知される。また、外部携帯端末70がインタフェースボックス4の電波圏内にあればその発信に基づく着信は同様にインタフェースボックス4内の何れかの内部携帯端末5において直接受信され主装置2に報知される。
なお、外部携帯端末70の発信に基づく着信は、図2の基地局62,交換機60,交換機50,外線Lmを介してボタン電話装置1の主装置に到来し、主装置2で受信することもできる。
【0036】
この場合、主装置2の制御部2Dは、その外部携帯端末70からの着信に応答し、続いて外部携帯端末70から送信されるメッセージの受信処理をステップS41で実行する。ここで、外部携帯端末70からの送信メッセージを受信すると、ステップS42の「メッセージ受信通知?」の「N」に応じてステップS45以降の処理に移行する。
ところで、外部携帯端末70のキャリアには、その外部携帯端末70の送信メッセージを直接相手端末宛に送信するキャリアと、その送信メッセージを図2に示す交換機60内のメッセージセンタ63に蓄積しメッセージ受信通知情報のみを相手端末宛に送信するようなキャリアとがある。
【0037】
この場合、制御部2DはステップS42でそのメッセージ受信通知情報の有無を判断し、メッセージ受信通知情報のみを受信しステップS42の判定が「Y」となるときには、ステップS43で受信キャリア(即ち、外部携帯端末70のキャリア)のメッセージセンタ63に対し、そのメッセージ受信通知を受信した内部携帯端末5または外線を介して発信する。
そして内部携帯端末5または外線からの発信に基づく着信にメッセージセンタ63が応答すると、制御部2DはステップS44で、メッセージセンタ63に蓄積されている外部携帯端末70のメッセージを内部携帯端末5または外線を介して受信するメッセージ受信処理を行う。
【0038】
こうして外部携帯端末70からの送信メッセージを受信すると、ステップS45以降の処理ではその送信メッセージをどのボタン電話機3に配信するかの判定処理を行う。
ここで、メッセージの受信時にそのメッセージを送信した外部携帯端末70の電話番号(即ち、発信者番号)が通知されステップS45の判定が「Y」となれば、メモリ2Eの第3のエリア中の、送信メッセージを受信した内部携帯端末5または外線に関する発信履歴情報の中から前記発信者番号を検索する処理をステップS46で行う。
【0039】
ここで、前記発信履歴情報の中から発信者番号が検索されステップS47の判定が「Y」となると、制御部2DはステップS48でその発信履歴を有するボタン電話機3に外部携帯端末70の送信メッセージを送信し表示部に表示させる。また、そのメッセージが音声メッセージの場合はボタン電話機3のスピーカから音声信号として送出させる。
このように、メッセージを受信した場合、その通知相手を発信履歴から判断するようにしたので、メッセージを所望の相手に的確に通知できる。
【0040】
なお、メッセージ受信時に発信者番号が通知されずにステップS45の判定が「N」となる場合、或いは発信者番号が通知されてもその発信者番号が発信履歴の中に存在せずステップS47の判定が「N」となる場合は、制御部2Dはステップ49で、そのメッセージを受信した内部携帯端末5または外線に対応して予め設定されているボタン電話機3に対し、外部携帯端末70からの送信メッセージを送信し表示部等に表示させる。
【0041】
ところで、メッセージをメッセージセンタ63に蓄積しメッセージ受信通知情報のみがボタン電話装置1側に送信されるような場合に、発信者番号が通知されると、制御部2DはステップS46の処理と同様に発信履歴の中から発信者番号を検索し、発信者番号が検索されるとその発信履歴を有するボタン電話機3にメッセージ受信通知情報を送信して表示させる。その後、メッセージセンタ63に自動発信してメッセージセンタ63の蓄積メッセージを受信し該当ボタン電話機3に送信する。
また、メッセージ受信時に発信者番号が通知されない場合は、ステップS49の処理と同様に、そのメッセージを受信した内部携帯端末5または外線に対応して予め設定されているボタン電話機3に対し、メッセージ受信通知情報を送信して表示させる。そして、その後メッセージセンタ63に自動発信してメッセージセンタ63の蓄積メッセージを受信し該当ボタン電話機3に送信する。
なお、前記メッセージが音声の場合は内部携帯端末5に録音してからボタン電話機3側に通知することも可能である。
【0042】
また、メッセージをメッセージセンタ63に蓄積しメッセージ受信通知情報のみが送信されるような場合、制御部2Dはメッセージセンタ63へ自動発信せずにボタン電話機3側で所定操作が行われたときにメッセージセンタに発信することもできる。この場合、該当ボタン電話機3には、メッセージが受信されていることを可聴(音声)または可視によりアナウンス表示し、メッセージセンタ63に発信できるボタン電話機3はメッセージ受信がアナウンスされているボタン電話機のみで他のボタン電話機は発信不可となる。これにより、メッセージが第三者により不用意に受信されることを防止できる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第2の携帯端末にメッセージを送信する場合、主装置に接続される第1の携帯端末を介する経路及び主装置に接続される外線を介する経路のうち利用可能な経路を選択して発信するようにしたので、キャリアが異なる各携帯端末へ発信してメッセージを送信する場合に誤操作が防止され、メッセージを的確に第2の携帯端末へ伝達できる。
この場合、第1の携帯端末を、メッセージを受信する第2の携帯端末のキャリアに応じて複数設けるとともに、主装置は第2の携帯端末にメッセージを送信する場合はこの第2の携帯端末のキャリアと同一のキャリアの第1の携帯端末を選択して発信するようにしたので、第2の携帯端末へメッセージを送信する場合に発信時の誤操作が同様に防止され、メッセージを的確に第2の携帯端末へ伝達できる。
ここで、主装置はメッセージが登録される第1のエリア及び第2の携帯端末の電話番号と第2の携帯端末のキャリアとが関連づけて登録される第2のエリアを有するメモリを備え、収容したボタン電話機がメモリに登録された第2の携帯端末の番号の発信操作を行うと、検出手段は複数の第1の携帯端末のうち第2の携帯端末のキャリアと同一キャリアの端末の空きを検出し、検出手段の空き検出の有無に応じた経路を介して自動的に第2の携帯端末へ発信しメモリのメッセージを送信するようにしたので、第2の携帯端末に対する発信操作が簡略化され、したがって第2の携帯端末への発信時の誤操作を防止できる。
また、第1の携帯端末の空きが検出されない場合は、第2の携帯端末のキャリアが第1ないし第3のキャリアのうちの何れかのキャリアのときにはそれぞれ固有のアクセス番号を発信してから第2の携帯端末の電話番号を発信し、第2の携帯端末のキャリアが第4のキャリアのときには発信を停止するようにしたので、第2の携帯端末とキャリアが異なる第1の携帯端末または外線を経由して発信する場合でも自動的にアクセス番号が付加されて発信されるため、第2の携帯端末に対する発信操作が簡単になると共に、確実な発信が可能になる。
また、第2の携帯端末に発信しメッセージを送信したときに発信操作に基づく第2の携帯端末の電話番号と発信操作を行ったボタン電話機の識別番号とを関連づけて発信履歴情報として登録すると共に、第2の携帯端末からのメッセージ受信時に第2の携帯端末の電話番号を示す発信者番号を検出するとこの発信者番号が発信履歴情報に含まれている場合は対応のボタン電話機に受信メッセージを伝達するようにしたので、第2の携帯端末の送信メッセージを該当ボタン電話機に的確に伝達できる。
また、第2の携帯端末の送信メッセージを受信するとこの送信メッセージを蓄積してメッセージ受信通知を行うメッセージセンタを備え、メッセージ受信通知の受信時に受信した発信者番号が発信履歴情報に含まれている場合はこの発信履歴情報に対応するボタン電話機に送信メッセージの受信を通知すると共に、メッセージセンタに発信してメッセージセンタの蓄積メッセージをボタン電話機に送信するようにしたので、同様に第2の携帯端末の送信メッセージを該当ボタン電話機に的確に伝達できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るボタン電話システムの要部構成を示すブロック図である。
【図2】上記ボタン電話システムの概略構成を示すブロック図である。
【図3】ボタン電話システム内の主装置のメッセージ送信動作を示すフローチャートである。
【図4】主装置のメッセージ送信動作を示すフローチャートである。
【図5】主装置のメッセージ受信動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ボタン電話装置、2…主装置、2A…内線インタフェース、2B…外線インタフェース、2C…スイッチ、2D,44…制御部、2E…メモリ、3A〜3C…ボタン電話機、4…インタフェースボックス、5A〜5N…内部携帯端末(第1の携帯端末)、41…伝送回路、42A〜42N…携帯端末インタフェース、70…外部携帯端末(第2の携帯端末)、50,60…交換機、61,62…基地局、63…メッセージセンタ、Lm…外線。
Claims (5)
- 外線及びボタン電話機を収容する主装置と、前記主装置に接続される第1の携帯端末とからなるボタン電話装置と、前記外線及び第1の携帯端末の少なくとも一方を介して前記ボタン電話装置と接続される第2の携帯端末とからなり、前記主装置はボタン電話機の発信操作に基づき前記第1の携帯端末及び外線の何れか一方の経路を介して第2の携帯端末に発信しメッセージを送信するボタン電話システムにおいて、
前記第1の携帯端末は、前記第2の携帯端末の接続業者を示すキャリアに応じて複数設けられ、
前記主装置は、前記第2の携帯端末にメッセージを送信する場合はこの第2の携帯端末のキャリアと同一キャリアの第1の携帯端末を選択して発信することを特徴とするボタン電話システム。 - 請求項1において、
前記主装置は、
前記メッセージが登録される第1のエリア及び前記第2の携帯端末の電話番号と第2の携帯端末のキャリアとが関連づけて登録される第2のエリアを有するとともに、複数の第1の携帯端末に対応する各キャリアが登録されるメモリと、
前記ボタン電話機が第2のエリアに登録された第2の携帯端末の電話番号の発信操作を行うと、複数の第1の携帯端末のうち前記第2の携帯端末の電話番号に対応して登録されているキャリアと接続が可能なキャリアの端末の空きを検出する検出手段と、
前記検出手段の空き検出の有無に応じた経路を介し前記第2の携帯端末に発信するとともに前記メモリの第1のエリアのメッセージを送信する発信手段と
を備えたことを特徴とするボタン電話システム。 - 請求項2において、
前記検出手段が第1の携帯端末の空きを検出すると、前記キャリアが第1のキャリアの場合は前記発信手段は空きが検出された第1の携帯端末を介し第1のキャリアの第1のアクセス番号を発信した後前記第2の携帯端末の電話番号を発信することを特徴とするボタン電話システム。 - 請求項1において、
前記主装置は、第2の携帯端末に発信しメッセージを送信したときに前記経路と前記発信操作に基づく第2の携帯端末の電話番号と前記発信操作を行ったボタン電話機の識別番号とを関連づけて発信履歴情報として登録すると共に、第2の携帯端末からのメッセージを受信したときには前記発信履歴情報に基づき該当のボタン電話機に受信メッセージを送信することを特徴とするボタン電話システム。 - 請求項4において、
前記主装置は、
第2の携帯端末に発信しメッセージを送信したときには、前記発信履歴情報の前記経路として前記メッセージを送信した第1の携帯端末または外線の番号を登録し、
前記第2の携帯端末から送信されるメッセージを受信するメッセージ受信手段と、
メッセージ受信手段が第2の携帯端末の送信メッセージを受信するとこのメッセージの受信経路に対応する前記経路の発信履歴情報に基づき該当のボタン電話機にメッセージを送信するメッセージ送信手段と
を備えたことを特徴とするボタン電話システム。
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