JP3031567U - ポケットベル受信装置 - Google Patents

ポケットベル受信装置

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JP3031567U
JP3031567U JP1996005389U JP538996U JP3031567U JP 3031567 U JP3031567 U JP 3031567U JP 1996005389 U JP1996005389 U JP 1996005389U JP 538996 U JP538996 U JP 538996U JP 3031567 U JP3031567 U JP 3031567U
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JP1996005389U
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育造 野沢
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日海エヌエス株式会社
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(57)【要約】 【課題】 メッセージを音声出力することで、例えば視
力障害者に対しても発信者側からのメッセージを伝達で
きるようにする。 【解決手段】 呼出し時に、デコード手段13で得られ
たメッセージデータに応じた音声信号を発生させ、その
音声信号を音声出力手段(20,21)に供給してメッ
セージ音声として出力させることのできるメッセージ音
声発生手段(14,18)を設けるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はポケットベル受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電話通信サービスの1つとしてポケットベルサービスが知られており、広く普 及している。 このポケットベルサービスにおける使用形態としては、まず発信者が一般のプ ッシュボタン電話機から、受信者が携帯しているポケットベル受信装置の番号( ポケットベル番号)をダイヤルする。すると公衆回線経由で基地局に接続される 。ここで発信者はさらに特定のコード番号(メッセージコード)をダイヤルする ことで、各種のメッセージを送信できる。
【0003】 このような発信者側の動作に応じて、基地局はポケットベル番号とメッセージ コードを送信し、そのポケットベル番号が与えられているポケットベル受信装置 を呼び出すとともにメッセージを送信する。 ポケットベル受信装置では呼出しに応じて呼出し音を発生させるとともに、メ ッセージをデコードし、そのメッセージに応じた文字等を表示画面に表示する。
【0004】 このような動作により、発信者側の意志をポケットベル受信装置を所持してい る受信者に伝えることができる。特にメッセージ送信により、細かい意志伝達が 可能となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで従来のポケットベル受信装置では、呼出し音以外、つまりメッセージ 等に関しては、あくまで液晶画面等の表示部で表示出力を行なうものであった。 このため、例えば視覚障害者はメッセージを見ることができず、発信者側の意 志を確認できないという問題があった。
【0006】 また、ポケットベル受信装置は携帯に便利なように小型の機器とされるもので あり、これにより表示画面としても小さなものとしかできないため、表示される メッセージ文字も小さな文字となり、全盲の人でなくとも、例えば老人その他で 視力が弱い人には、メッセージ確認に不便であった。 さらに、場合によっては呼出し音が聞こえたにも関わらず、使用者がメッセー ジ確認を怠って(もしくは何らかの事情で表示部を見ることができない/表示部 を見ることを忘れたなどで)、メッセージが伝わらないといったこともある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような問題に鑑みて、メッセージを音声出力することで、例えば 視力障害者に対しても発信者側からのメッセージを伝達できるようにしたり、受 信者側でメッセージ確認を忘れたりすることを防止し、確実に発信者側からの意 志伝達ができるようにすることを目的とする。
【0008】 このため、ポケットベル受信装置において呼出し時に、デコード手段で得られ たメッセージデータに応じた音声信号を発生させ、その音声信号を音声出力手段 に供給してメッセージ音声として出力させることのできるメッセージ音声発生手 段を設けるようにする。 これにより、ポケットベルに対して呼出しがあった場合に、メッセージ音声が 出力されるため、視覚障害者等でもメッセージ確認ができる。また、呼出しに応 じて自動的にメッセージ音声が出力される場合は、ポケットベル所持者がメッセ ージ確認を忘れるということもなくなる。
【0009】 また本考案ではさらに、デコード手段でデコードされたメッセージデータを記 憶する記憶手段と、メッセージ音声出力を指示する操作手段とを備え、メッセー ジ音声発生手段は、操作手段の操作が行なわれた時点で、記憶手段に記憶されて いるメッセージデータを読み出し、そのメッセージデータに応じた音声信号を発 生させて音声出力手段からメッセージ音声として出力させることができるように する。 このようにすれば、ポケットベル所持者は呼出しがあった後、任意の時点で操 作手段を操作してメッセージ音声を聞くことができる。 また記憶手段にメッセージデータを蓄積しておくことで、メッセージ音声を何 回でも聞き直すことができる。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、図1、図2により本考案のポケットベル受信装置の実施の形態を説明す る。図1はポケットベルサービスを実施する通信システムのブロック図、図2は 本例のポケットベル受信装置のブロック図である。
【0011】 図1において、電話器1は一般のプッシュボタン電話機であり、公衆回線2と 接続されている。発信者は電話機1を用いて或るポケットベル受信装置に与えら れているポケットベル番号をダイヤルすると、公衆回線2を経由して中継局3内 の無線呼出し装置4に接続される。 無線呼出し装置4は発信者(電話器1)に対して音声応答を行なうとともに、 発信者がさらにメッセージを指定するコード番号をダイヤルすることに応じて、 そのメッセージコードを受け取る。
【0012】 無線呼出し装置4は、発信者側から受け取ったポケットベル番号とメッセージ コードを符号化装置5に送る。符号化装置5は、これらのデータをポケットベル システムの無線信号フォーマット形態に変換するエンコード処理や誤り訂正符号 化処理を行なう。
【0013】 符号化装置5で所定のエンコード処理されたデータは、送信装置6で変調され て無線信号に変換され、アンテナ7から送信される。 そしてその送信された無線信号はポケットベル受信装置10に受信されること になる。なお、ポケットベル受信装置10には、その装置表面に操作部22やス ピーカ21が設けられている。
【0014】 中継局3から発信された無線信号は図2に示すポケットベル受信装置10内の アンテナ11によって受信される。 そして受信電波信号は受信/復調部12に供給されて復調され、デコーダ13 に供給される。デコーダ13では誤り訂正処理やメッセージデータ、ポケットベ ル番号のデコードを実行し、そのデコードされたデータを制御部14に供給する 。
【0015】 制御部14は、例えばCPU15、メモリ16を備えたマイクロコンピュータ で形成される。 制御部14では、当該ポケットベル受信装置10に与えられているポケットベ ル番号の受信を確認したら、呼出し音発生部17に対して呼出し音としての音声 信号出力を指示する。またこのときスイッチ19をT1端子に接続制御する。 これによって呼出し音発生部17から出力された呼出し音としての音声信号は スイッチ19を介してアンプ20で増幅され、スピーカ21から出力されること になる。 これによってポケットベル受信装置10の所持者は着信があったことを認識で きる。
【0016】 さらにつづいて制御部14(CPU15)は、デコーダ13から取り込んだメ ッセージデータに応じて、メッセージ音声発生部18における音声信号出力動作 を指示する。メッセージ音声発生部18は受信したメッセージを音声信号として 出力する動作を行なう。 ポケットベルシステムにおけるメッセージデータとしては、そのサービスネッ トワークで予め決められた定型文をコードナンバで指定する定型文コードと、発 信者側が自由に文章等をメッセージとして作成できる自由文コードなどがある。
【0017】 例えば定型文としてのメッセージを送るか、自由文としてのメッセージを送る かは発信者側が任意に選択でき、つまりメッセージコードのダイヤル操作方法で 選択できる。 定型文コードとしては、例えば『キンキュウ』『TELセヨ』などの多数の文 章が設定されており、その中で或る文章がメッセージコードで指定されることに なる。このような定型文によるメッセージに対応してメッセージ音声発生部18 が音声信号を出力するためには、例えば数10種類の定型文を読み上げた音声信 号のサンプリングデータを内部ROMなどに記憶しておき、制御部14はデコー ドされた定型文メッセージコードに応じて、そのROMの読出アドレスを指定す ればよい。
【0018】 メッセージ音声発生部18では指定されたアドレスから音声データを読み出し 、それをD/A変換して音声信号として出力する。 このとき制御部14はスイッチ19をT2端子に接続させており、従ってメッ セージ音声発生部18から出力された音声信号はアンプ20を介してスピーカ2 1から音声として出力されることになる。例えば『キンキュウ』などの音声が出 力される。
【0019】 また自由文としてのメッセージの場合は、各文字に対応するコードが設定され ている。例えば『ア』は『11』、『イ』は『12』などのコード番号が設定さ れており、発信者は順次コード番号をダイヤルすることで任意の文字列をメッセ ージとして送信できる。
【0020】 この場合、デコーダ13でデコードされるメッセージコードは各文字に対応し たコードとなるため、制御部は各文字毎にそのコードをメッセージ音声発生部1 8に伝える。メッセージ音声発生部18としては、各文字に対応して発音された 音声データを上述の内部ROMに記憶するようにしてもよいし、いわゆる音声合 成回路を備えるようにしてもよい。 これにより、制御部14から伝えられる各文字毎に音声信号を発生させること ができ、即ち自由文としてのメッセージであった場合でも、スピーカ21から音 声として出力できることになる。
【0021】 以上のような動作により、ポケットベル受信装置10に対して着信があった場 合に、呼出し音とともにメッセージ音声も出力されることになり、これによって ポケットベル所持者が視覚障害者であってもメッセージを伝えることができる。 またこの場合は着信に応じて自動的にメッセージ音声が出力されるようにして いるため、所持者がメッセージ確認を忘れるといったこともない。
【0022】 次に、図2に示したメモリ16及び操作部22を利用した動作を説明する。 この例では、上述のようにポケットベル受信装置10に対して着信があり、制 御部14がデコーダ13からメッセージコードを受け取ったら、そのメッセージ コードをメモリ16に記憶するようにしておく。 制御部14の着信時の処理としては、呼出し音発生部17から呼出し音となる 音声信号を出力させ、スピーカ21から呼出し音出力を実行させるが、続いて自 動的にメッセージ音声をスピーカ21から出力させることは行なわないようにす る。
【0023】 この場合、ポケットベル受信装置10の所持者は呼出し音があったら、都合の よい任意の時点で操作部23を操作する。 これに応じて制御部14はメモリ16に記憶してあるメッセージコードを読み 出し、そのメッセージに応じてメッセージ音声発生部18から、メッセージ音声 信号を出力させるとともに、スイッチ19を端子T2に切り換える。 従って、所持者が操作した時点で、着信していたメッセージが音声として出力 されることになり、このような動作例の場合は、所持者が自分に都合のよい任意 の時点でメッセージを聞くことができる。例えば着信時に周囲の人にメッセージ を聞かれたくないような場合でも都合がよい。 また、メッセージコードをメモリ16に記憶するため、1回だけでなく操作部 23を操作するたびに、メッセージが音声出力されるようにすることもでき、こ の場合何回でもメッセージを確認できるという利点が得られる。
【0024】 ところで本考案としては、上述したように、着信時に自動的にメッセージを音 声出力する動作と、操作部23の操作に応じてメッセージを音声出力する動作の 両方が実行されるようにすることもできる。
【0025】 なお、図2には[ ]内に表示ドライバ23及び表示部24を示している。こ れは従来のポケットベル受信装置と同様にメッセージ等を表示出力するための部 位である。メッセージを音声出力する本考案におけるポケットベル受信装置10 としては、このような表示出力部位を設けなくてもよいが、表示出力部位を設け て、メッセージ出力を音声出力と表示出力の両方で行なったり、もしくは使用者 が音声出力と表示出力の一方を選択できるようにすることも考えられる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のポケットベル受信装置は、着信したメッセージデ ータに応じた音声信号を発生させ、その音声信号を音声出力手段に供給してメッ セージ音声として出力させることのできるメッセージ音声発生手段を設けたため 、視覚障害者等でもメッセージ確認が可能となるという大きな効果がある。 また、呼出しに応じて自動的にメッセージ音声が出力されるようにした場合は 、ポケットベル所持者がメッセージ確認を忘れるということもなくなる。
【0027】 また本考案ではさらに、デコード手段でデコードされたメッセージデータを記 憶する記憶手段と、メッセージ音声出力を指示する操作手段とを備え、メッセー ジ音声発生手段は、操作手段の操作が行なわれた時点で、記憶手段に記憶されて いるメッセージデータを読み出し、そのメッセージデータに応じた音声信号を発 生させて音声出力手段からメッセージ音声として出力させることができるように しているため、上述のように視覚障害者等でもメッセージ確認ができるとともに 、ポケットベル所持者は呼出しがあった後、任意の時点で操作手段を操作してメ ッセージ音声を聞くことができたり、また記憶手段にメッセージデータを蓄積し ておくことで、メッセージ音声を何回でも聞き直すことができるという効果が得 られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態におけるポケットベルシス
テムの説明図である。
【図2】実施の形態のポケットベル受信装置のブロック
図である。
【符号の説明】
1 電話器 3 中継局 10 ポケットベル受信装置 13 デコーダ 14 制御部 15 CPU 16 メモリ 17 呼出し音発生部 18 メッセージ音声発生部 19 スイッチ 21 スピーカ 22 操作部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信されてきたポケットベル信号を受信
    し復調する受信/復調手段と、 前記受信/復調手段で受信されたポケットベル信号をデ
    コードし、メッセージデータを得るデコード手段と、 音声出力手段と、 前記デコード手段で得られたメッセージデータに応じた
    音声信号を発生させ、前記音声出力手段に供給してメッ
    セージ音声として出力させるメッセージ音声発生手段
    と、 を備えて構成されることを特徴とするポケットベル受信
    装置。
  2. 【請求項2】 前記デコード手段でデコードされたメッ
    セージデータを記憶する記憶手段と、 メッセージ音声出力を指示する操作手段とを備え、 前記メッセージ音声発生手段は、前記操作手段の操作が
    行なわれた時点で、前記記憶手段に記憶されているメッ
    セージデータを読み出し、そのメッセージデータに応じ
    た音声信号を発生させ、前記音声出力手段に供給してメ
    ッセージ音声として出力させることを特徴とする請求項
    1に記載のポケットベル受信装置。
JP1996005389U 1996-05-22 1996-05-22 ポケットベル受信装置 Expired - Lifetime JP3031567U (ja)

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