JP3281549B2 - 無線呼出受信装置 - Google Patents

無線呼出受信装置

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JP3281549B2
JP3281549B2 JP24319096A JP24319096A JP3281549B2 JP 3281549 B2 JP3281549 B2 JP 3281549B2 JP 24319096 A JP24319096 A JP 24319096A JP 24319096 A JP24319096 A JP 24319096A JP 3281549 B2 JP3281549 B2 JP 3281549B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯者を無線によ
り呼び出す無線呼出受信装置に係り、特に、たとえば、
呼び出しの際に文字メッセージを受信可能なページャ等
の無線呼出受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信の発達とともに、その
基地局を利用して無線呼び出しを行なう無線呼出システ
ムが各地に設けられている。たとえば、公衆電気通信網
では、いわゆるポケットベルと呼ばれるページャ方式の
無線呼出システムが知られている。このシステムでは、
電話機などの有線端末からポケットベルの加入者番号を
ダイヤルして発呼すると、公衆網を介してポケットベル
が存在する基地局を探索してその端末を呼び出し、発呼
端末の加入者番号等のデータを送信して端末に表示す
る。これにより、受信者は近辺の有線端末、たとえば公
衆電話等を利用して発呼者に応答することができる。
【0003】従来、上記のような無線呼出システムに適
用される無線呼出受信装置は、アンテナに到来する所望
の電波を受信する受信回路と、受信回路からの受信信号
を所定のデータ列に復号する復号回路と、その結果から
呼び出し音を鳴動させ、あるいは振動または発光により
携帯者に報知する報知部と、復号された呼出メッセージ
を数字および片仮名などの文字として表示する際の表示
コードに変換する変換回路と、変換された表示コードに
て表わされる呼出メッセージを表示する液晶ディスプレ
イなどの表示装置とを含む。
【0004】たとえば、公衆網の電話機から無線呼出受
信装置の加入者番号をダイヤルし、その後にメッセージ
などがあれば、プッシュボタンの所定の操作にてメッセ
ージを入力して送信する。
【0005】これにより、無線呼出受信装置では、呼出
信号を受信すると、報知部が動作してビープ音またはメ
ロディ音あるいは振動および発光にて携帯者に知らせ
る。呼出メッセージは、復号されて表示コードに変換さ
れて表示画面にそれぞれの文字として供給される。携帯
者は、報知部が動作して受信を知ると、受信装置を取り
出して、報知部の動作を解除する。次に、受信した発呼
者の加入者番号などを表示装置から読み取り、呼出メッ
セージなどがあれば、さらにその表示を進めて表示装置
から読み取る。この結果、呼出者の意図を察知して、近
辺の公衆電話などから電話したり、メッセージによる指
示に応じて、たとえば待ち合わせ場所に出向くなどの行
動をとる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、呼出メッセージを液晶ディスプレイ
などに表示するようにしているので、たとえば、液晶画
面への光りの当たり具合あるいは夜間などには表示を読
み取りにくい場合があり、また、目の不自由な人に対し
て配慮に欠けるなどの問題があった。また、受信装置を
鞄などに入れて持ち歩いているときに、メッセージの表
示を確認するために受信装置を取り出す手間が生じるな
どの問題があった。
【0007】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、呼出メッセージを表示画面を見ることなく携帯者に
伝達することができる無線呼出受信装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、固定網に接続された有線端末からの呼出
信号および呼出メッセージを無線基地局を介して受信す
る無線呼出受信装置において、基地局を介して送信され
る呼出信号および呼出メッセージをアンテナを介して受
信する受信手段と、受信手段を介して受信した受信信号
から呼出信号および呼出メッセージを復号する復号手段
と、復号手段にて復号した呼出信号に基づいて受信を報
知する報知手段と、復号手段にて復号した呼出メッセー
ジを所定の表示コードに変換する変換手段と、変換手段
にて変換された呼出メッセージの表示コードを順次記憶
するメッセージ記憶手段と、メッセージ記憶手段から読
み出された表示コードを順次対応する文字に変換して、
受信した呼出メッセージを表示する表示手段とを含み、
さらに、表示コードに対応する文字の発音を音声データ
としてあらかじめ格納した音声データ記憶手段と、メッ
セージ記憶手段から読み出された表示コードに対応する
音声データを音声データ記憶手段から読み出して、受信
した呼出メッセージを音声発生として出力する音声発生
手段とを含むことを特徴とする。
【0009】この場合、音声発生手段からの音声発生を
外部のイヤホーンに接続する出力端子を含むと有利であ
る。
【0010】また、表示コードに対応する文字は、「0」
〜「9」 の数字と50音にて表わされる仮名およびアルファ
ベットを含み、音声データ記憶手段は、それぞれの文字
に対応する音声データを記憶しているとよい。
【0011】さらに、音声発生手段は、表示コードを音
声データ記憶手段に記憶した対応する音声データのアド
レスに変換して該当の音声データを読み出す処理回路
と、読み出された音声データに対応する音声発生を合成
音声にて発声する音源回路とを含む。
【0012】また、音声発生手段は、報知手段にて受信
を報知してからその報知を解除した際にメッセージ記憶
手段からの表示コードを読み出して、受信した呼出メッ
セージを音声発生するとよい。
【0013】この場合、報知手段は、所定の呼出音を発
生して着呼を報知する呼出音発生手段と、所定の振動子
を振動させて着呼を報知する振動手段と、発光して着呼
を報知する発光手段とを含み、少なくともいずれか一つ
を選択して受信を報知するようにするとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
による無線呼出受信装置の実施例を詳細に説明する。図
1には、本発明による無線呼出受信装置の一実施例が示
されている。本実施例による無線呼出受信装置は、たと
えば、公衆網に接続された電話機からのプッシュボタン
操作にて発信された呼出信号および呼出メッセージを無
線基地局を介して受信し、これにより携帯者を呼び出し
てメッセージを伝達する無線呼出装置であって、図2お
よび図3に示すように、ポケットサイズに形成された小
型かつ薄型な受信装置である。特に、本実施例では、発
呼者からのメッセージを液晶画面に表示するとともに、
表示された内容をイヤホーンを介して音声メッセージに
変換して出力する点が主な特徴点である。
【0015】詳細には本実施例の無線呼出受信装置は、
図1に示すように、アンテナ10と、受信回路12と、デコ
ーダ14と、制御回路16と、LCD (液晶表示デバイス)表
示回路18と、キー入力部20と、メッセージ保存メモリ22
と、表示編集メモリ24と、音声データ格納メモリ26と、
音声発生回路28と、出力端子30と、スピーカ32と、発光
ダイオード(LED) 34と、バイブレータ36とを含む。アン
テナ10は、基地局からの所定の波長の電波に感応する空
中線であって、たとえば、匡体内部に設置可能なフェラ
イトバーなどが有利に適用される。
【0016】受信回路12は、アンテナ10に到来した電波
のうち自局に割り当てられた所望の周波数の信号を検出
して復調する回路であり、たとえば、同調回路と、増幅
回路と、復調回路などを含む。デコーダ14は、受信回路
12にて復調されたベースバンド信号からディジタルのデ
ータを復号する復号回路であり、有利には誤り訂正符号
化されたディジタル符号を誤り訂正して、復号した元の
ディジタル信号を制御回路16に供給する。
【0017】制御回路16は、デコーダ14からのディジタ
ル信号に基づいて呼出しを検知し、呼出しの際の報知お
よびメッセージの表示などを制御する CPU(中央処理装
置)を含む主制御部であり、特に、本実施例では呼び出
しを報知した後に、その解除がキー入力部20の操作によ
り行なわれた際に呼出メッセージの表示およびその音声
発生を開始する。
【0018】たとえば、本実施例では着信に備えてキー
入力部20から呼出音またはバイブレータのいずれかがセ
ットされ、呼出を検出すると、発光ダイオード34を点滅
させて、かつセットされた呼出音をスピーカ32から鳴動
させ、あるいはセットされたバイブレータ36を駆動す
る。これらはキー入力部20からの解除があるまで所定の
時間継続されて、解除またはメッセージの表示の操作が
あると、受信したメッセージをLCD 表示部18に表示させ
る。特に、本実施例では、受信した呼出メッセージを表
わすディジタル信号を表示編集メモリ24の対応の表示コ
ードに変換してメッセージ保存メモリ22に順次蓄積する
表示コード変換機能を有し、報知解除があると、メッセ
ージ保存メモリ22から表示コードを順次読み出してLCD
表示部20および音声発生回路28に順次供給するコード変
換回路である。
【0019】LCD 表示部18は、制御回路16からの表示コ
ードに基づいて受信メッセージを表示する表示装置であ
り、図2に示すように、本体上面に10文字程度の文字を
表示可能なLCD 表示画面182 を有する。LCD 表示画面18
2 は、メッセージ表示の他にたとえば、時間と、メッセ
ージ記憶の有無と、メッセージ数と、呼出音またはバイ
ブレータのスイッチの有無などが表示される上下2段表
示となっている。
【0020】キー入力部20は、図2および図3に示すよ
うに、本体側部に押圧可能に突出して設けられたメイン
キー200 と、本体上面における表示画面182 の下方にそ
れぞれ押圧可能に埋設された図面左からセットキー210
と、左セレクトキー220 と、右セレクトキー230 とを含
む。メインキー200 は、電源のオン/オフおよび報知解
除などのメイン操作を行なうキーである。セットキー21
0 は、報知の際の呼出音、たとえばビープ音、メロディ
音などの種別の切り替えと、呼出音のオン/オフまたは
バイブレータのオン/オフなどの切り替えと、時間設定
と、あるいはメッセージの消去と、メッセージの表示の
選択などをセットする際に有効に用いられるキーであ
る。左セレクトキー220 は、左から順次表示画面182 に
表示されたメッセージをさらに左に進めるキーであり、
上記機能をセットする際の機能選択の場合にも用いられ
るキーである。同様に、右セレクトキー230 は、表示さ
れたメッセージを右に戻すキーであり、機能選択の際に
も有効に用いられる。
【0021】メッセージ保存メモリ22は、制御回路16に
て表示コードに編集された呼出メッセージを順次蓄積す
る記憶回路であり、たとえば、本実施例ではEEPROM(電
気的に消去および再書込み可能なROM)などの半導体メモ
リが有効に適用される。本実施例の場合、この保存メモ
リ22は所定の容量を有し、複数のメッセージを蓄積可能
として、そのメッセージ数は順次表示画面182 に表示さ
れて、キー入力部20の操作により任意に蓄積したメッセ
ージを読み出し可能となっている。
【0022】表示編集メモリ24は、制御回路16にて受信
したディジタル信号を表示コードに変換する際のコード
テーブルがあらかじめ格納された記憶回路であり、ROM
(read only memory)などの半導体メモリにて形成されて
いる。コードテーブルは、たとえば、図に示すように
2桁の数字がそれぞれの文字および記号に対応して、片
仮名、アルファベット、特殊記号および数字などを含
む。
【0023】音声データ格納メモリ26は、表示コードに
対応するそれぞれの文字を発声させるための音声データ
があらかじめ格納された記憶回路であり、本実施例では
「0」〜「9」 の数字、濁音、半濁音および長音を含む50音
ならびにアルファベットの各文字の発音をPCM (pulse c
ode modulation) 波形にて表わす音声データが格納され
ている。このメモリ26は、音声発生回路28から表示コー
ドに対応したアドレスが供給されて、その音声データが
順次読み出される。
【0024】音声発生回路28は、メッセージ格納メモリ
22から制御回路16を介して読み出された表示コードにて
表わされる呼出メッセージを順次、1文字毎に対応する
音声データ格納メモリ26の音声データとして読み出し
て、その音声データにて表わされる合成音声を出力する
音声変換回路であり、たとえば、図に示すように入力
データ処理部282 と、音源部284 とを含む。
【0025】入力データ処理部282 は、制御回路16から
の表示コードを音声データ格納メモリ26のアドレスに変
換するコード変換回路であり、通常、図6に示すように
表示コードを1文字毎に処理してアドレス変換する。た
だし、50音のカ行、サ行、タ行およびハ行の場合、次の
文字に濁音「"」 、半濁音「。」があるか否かを判定し、
判定結果が有りの場合には、それぞれ図7に示すように
ガ行、ザ行、ダ行、バ行またはパ行のアドレスに変換す
る。さらに、濁音および半濁音を含む50音の後に、長音
「-」 がある場合は、直前の仮名の母音を表わす音声デー
タ、たとえば「デー」と続く場合には、「デ」のアドレ
スの後に「エ」の音声データのアドレスに変換して出力
する。音源部284 は、入力データ処理部282 からのそれ
ぞれアドレスにて示される音声データ格納メモリ26の音
声データから合成音を再生する音源である。
【0026】出力端子30は、イヤホーンが接続されて、
これに音声発生回路28からの合成音声を出力するイヤホ
ーン端子であり、望ましくは、呼出音がセットされてイ
ヤホーンを接続している場合に、スピーカ32をオフとし
て、セットされた呼出音を出力するとよい。
【0027】以上のような構成において、本実施例によ
る無線呼出受信装置の動作を説明すると、まず、プッシ
ュボタン電話機などの有線端末では、無線呼出受信装置
の加入者番号をダイヤルすると、その呼を受けた無線呼
出しセンタにて無線呼出受信装置が登録されている基地
局を探索して、その基地局から無線呼出受信装置に順次
呼出信号を送信する。
【0028】次に、プッシュボタン電話機では、呼出メ
ッセージがある場合には、図5に示す表示コードテーブ
ルに基づいて、行−列の順にそれぞれプッシュボタン2
桁にて表される文字を順次、プッシュボタンを押圧して
送信する。これにより、呼出メッセージがPB (push but
ton)信号として基地局に送信される。基地局は、呼出信
号に続いて呼出メッセージを受けると、それらを所定の
変調方式にて変調した高周波信号として無線呼出受信装
置に順次送信する。
【0029】次に、基地局から送信された高周波信号
は、無線呼出受信装置のアンテナ10を介して受信回路12
に供給され、受信回路12にて高周波信号からベースバン
ド信号に変換されて、デコーダ14に供給される。次に、
デコーダ14では、ベースバンド信号から呼出信号および
呼出メッセージを順次復号し、制御回路16に供給する。
これにより、制御回路16は、発光ダイオード34を点滅さ
せるとともに、呼出音を鳴動させ、またはバイブレータ
36を駆動して、携帯者に呼出しを報知する。
【0030】一方、呼出信号に続く呼出メッセージは、
制御回路16にて、それぞれの文字毎に表示編集メモリ24
からの表示コードに変換されて、メッセージ格納メモリ
22に展開されて順次蓄積される。呼出メッセージの蓄積
が終了すると、あるいは、携帯者がメインキー210 を押
下して、報知解除の操作を行なうと、制御回路16は発光
ダイオード34をオフとするとともに、呼出音の鳴動を停
止し、あるいはバイブレータ36の駆動を停止する。さら
に、制御回路16は、報知解除の操作が行なわれた場合、
メッセージ格納メモリ22に蓄積した表示コードにて表わ
される呼出メッセージを順次1文字毎に読み出して、LC
D 表示回路18および音声発生回路28に順次供給する。
【0031】これにより、LCD 表示回路18では、メッセ
ージ格納メモリ22からの表示コードをそれぞれのコード
にて表わされる文字に変換して、表示画面182 に順次表
示する。他方、音声発生回路28では、表示コードを受け
ると、入力データ処理部282にて表示コードを1文字毎
に音声データ格納メモリ26のアドレスに変換して音源部
284 に順次供給する。これにより、表示コードに対応す
る音声データが音声データ格納メモリ26から順次読み出
されて、それぞれの音声データにて表わされる合成音声
が音源部284 から発生されて、出力端子30を介してイヤ
ホーンから携帯者に伝達される。これにより、携帯者は
呼出メッセージを表示画面を見ることなく、音声にて知
ることができる。
【0032】この際、呼出メッセージに濁音、半濁音お
よび長音が含まれる場合の音声発生回路28の動作を図8
および図9に示すフローを参照して、さらに詳細に説明
すると、まず、ステップS10 にて呼出メッセージの1文
字分の表示コードを受けると入力データ処理部282 はス
テップS12 にて、その表示コードがカ行、サ行およびタ
行であるか、またはハ行であるか、あるいはその他の仮
名または英数字および記号であるか否かを判定する。こ
の結果、表示コードがカ行、サ行およびタ行である場合
は、ステップS20 に進み、次の表示コードを受ける。
【0033】次に、ステップS22 にてその表示コードが
濁点「"」 つまりコード「04」であるか否かを判定して、濁
点のコードでない場合は、ステップS24 に進んで、最初
のコードで音声データを読み出して、さらにステップS2
6 にて音源部284 から該当文字の音声を出力する。ステ
ップS22 にて表示コードが濁点でなかった場合には、ス
テップS28 に進み、先の文字に濁点を付したガ行、ザ行
またはダ行の音声データを読み出して、さらにステップ
S26 にて音源部284 から該当文字の音声を出力する。
【0034】また、ステップS12 にてハ行と判定した場
合には、ステップS30 に進み、次の表示コードを受け、
ステップS31 にてそのコードが上記と同様に濁点か否か
を判定する。ステップS31 にて表示コードが濁点であっ
た場合は、ステップS28 にてバ行の音声データを読み出
して、上記と同様にステップS26 にて音源部284 から該
当文字の音声を出力する。
【0035】ステップS31 にて表示コードが濁点でなか
った場合は、ステップS32 に進み、そのコードが半濁点
「。」、つまりコード「05」であるか否かを判定する。半
濁点であった場合は、ステップS34 に進み、パ行の音声
データを読み出して、ステップS26 にて音源部284 から
その合成音を出力する。さらに、半濁点でなかった場合
は、ステップS24 に移り、最初の表示コードで表わされ
る音声データを読み出して、ステップS26 にてその合成
音を出力する。
【0036】一方、ステップS12 にて表示コードが上記
以外の仮名であった場合には、ステップS24 にてその表
示コードに対応する音声データを読み出して、上記と同
様にステップS26 にて音源部284 から該当文字の合成音
を出力する。他方、ステップS12 にて表示コードが英数
字または記号であった場合は、ステップS40 にてそのコ
ードが長音"-" か否かを判定する。長音でない場合は、
ステップS42 に移り、該当の英数字の音声データを読み
出して、上記と同様にステップS26 にてその合成音声を
出力する。
【0037】ステップS40 にて表示コードが長音であっ
た場合は、図9に示すステップS50に進み、長音の前の
表示コードが濁点、半濁点を含む仮名であったか否かを
判定する。その結果が仮名であった場合は、ステップS5
2 に進み、前の仮名で表わされる文字の母音の音声デー
タを読み出して、上記と同様にその合成音声を出力す
る。ステップS50 にて仮名文字でなかった場合は、ステ
ップS54 に移り、1文字分の無音動作を行なう。
【0038】次に、上記各動作が終了すると、ステップ
S60 に進み、その表示コードが呼出メッセージの最終コ
ードであるか否かを判定する。この場合、音声発生回路
28の動作であるので、制御回路16から次の表示コードが
送られてくるか否かを判定して、最終コードでない場合
は、ステップS10 に戻り、上記動作を繰り返して呼出メ
ッセージのそれぞれの文字を順次合成音声として出力す
る。
【0039】以上のように本実施例の無線呼出受信装置
によれば、呼び出しを受けて、そのメッセージを携帯者
に伝達する場合に、表示画面182 に表示する呼出メッセ
ージをそれぞれの文字毎に合成音声として出力するの
で、表示画面182 の文字が読み取りにくい場合にもメッ
セージを携帯者に有効に伝達することができる。特に、
目の不自由な人には有効な手段となる。また、本実施例
では、音声発生を出力端子30を介してイヤホーンにて出
力するので、たとえば、電車などの公共の場所でも周囲
の人に迷惑をかけることなく、呼出メッセージを聞き取
ることができる。この場合、周囲に騒音がある場合であ
っても有効に呼出メッセージを聞き取ることができるな
どの利点がある。
【0040】なお、上記実施例では、図2および図3に
示すようにポケットベルなどの受信専用の呼出装置を例
に挙げて説明したが、本発明では、携帯電話または自動
車電話あるいはパーソナルハンディホン(PHS) などの無
線送受信装置に適用してもよい。この場合、液晶画面が
上記実施例に比べさらに限られた大きさとなるため、本
発明による音声発生はさらに有効なものとなる。
【0041】
【発明の効果】このように本発明の無線呼出受信装置に
よれば、有線端末からの呼出メッセージを表示画面に表
示し、それぞれの表示の際の表示コードにて表わされる
文字を音声発生として出力するように構成したので、表
示画面の文字が読み取りにくい場合にも呼出メッセージ
を携帯者に有効に伝達することができる。特に、目の不
自由な人に有効に呼出メッセージを伝達することがで
き、無線呼出受信装置の利用価値が拡大するなどの優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線呼出受信装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1の実施例による無線呼出受信装置の外観を
示す上面図である。
【図3】図1の実施例による無線呼出受信装置の外観を
示す側方から斜視図である。
【図4】図1の実施例に適用される音声発生回路の一例
を示すブロック図である。
【図5】図1の実施例に適用される表示コードと文字と
の関係を表わす図である。
【図6】図1の実施例に適用される表示コードから音声
データへの変換関係を表わす図である。
【図7】図1の実施例に適用される表示コードから音声
データへの変換関係を表わす図である。
【図8】図1の実施例に適用される音声発生回路の動作
を説明するためのフローチャートである。
【図9】図1の実施例に適用される音声発生回路の動作
を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 アンテナ 12 受信回路 14 デコーダ 16 制御回路 18 LCD 表示回路 20 キー入力部 22 メッセージ保存メモリ 24 表示編集メモリ 26 音声データ格納メモリ 28 音声発生回路 30 出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナを介して受信した信号を、受信
    信号として出力する受信手段と、 前記受信信号から呼出信号および呼出メッセージを復号
    する復号手段と、 前記呼出信号に基づいて受信を報知する報知手段と、 前記呼出メッセージを所定の表示コードに変換する変換
    手段と、 前記表示コードを順次記憶するメッセージ記憶手段と、 前記メッセージ記憶手段から読み出された前記表示コー
    ドを順次対応する文字に変換して、前記呼出メッセージ
    を表示する表示手段と、 前記表示コードに対応する文字の発音を音声データとし
    てあらかじめ格納した音声データ記憶手段と、 前記メッセージ記憶手段から読み出された前記表示コー
    ドに対応する前記音声データを前記音声データ記憶手段
    から読み出して、前記音声データが長音以外のときに前
    記音声データを前記呼出メッセージの音声として出力
    し、前記音声データが長音でありかつ長音の前の前記音
    声データが仮名文字であるときに長音の前の前記音声デ
    ータの母音を前記呼出メッセージの音声として出力し、
    前記音声データが長音でありかつ長音の前の前記音声デ
    ータが仮名文字以外のときに1文字分の無音出力をする
    音声発生手段とを含むことを特徴とする無線呼出受信装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、該装置
    は、前記音声発生手段からの音声発生を外部のイヤホー
    ンに接続する出力端子を含むことを特徴とする無線呼出
    受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置において、前記表
    示コードに対応する文字は、「0」 〜「9」 の数字と、濁音
    および半濁音を含む50音にて表わされる仮名と、アルフ
    ァベットとを含み、前記音声データ記憶手段は、それぞ
    れの文字に対応する音声データを記憶していることを特
    徴とする無線呼出受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置において、前記音
    声発生手段は、前記表示コードを前記音声データ記憶手
    段に記憶した対応する音声データのアドレスに変換して
    該当の音声データを読み出す処理回路と、読み出された
    音声データに対応する音声発生を合成音声にて発声する
    音源回路とを含むことを特徴とする無線呼出受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装置において、前記音
    声発生手段は、前記報知手段にて受信を報知してからそ
    の報知を解除した際に前記メッセージ記憶手段からの表
    示コードを読み出して、受信した呼出メッセージを順次
    音声発生することを特徴とする無線呼出受信装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の装置において、前記報
    知手段は、所定の呼出音を発生して着呼を報知する呼出
    音発生手段と、所定の振動子を振動させて着呼を報知す
    る振動手段と、発光して着呼を報知する発光手段とを含
    み、少なくともいずれか一つを選択して受信を報知する
    ことを特徴とする無線呼出受信装置。
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