JP2002329774A - ウエハ支持部材 - Google Patents

ウエハ支持部材

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JP2002329774A
JP2002329774A JP2001133236A JP2001133236A JP2002329774A JP 2002329774 A JP2002329774 A JP 2002329774A JP 2001133236 A JP2001133236 A JP 2001133236A JP 2001133236 A JP2001133236 A JP 2001133236A JP 2002329774 A JP2002329774 A JP 2002329774A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高温下でハロゲン系腐食性ガスやそのプラズマ
に曝されても腐食や摩耗が少なく、かつパーティクルの
発生が極めて少ないウエハ支持部材を提供する。 【解決手段】ウエハ支持部材の板状体を、Al、N、O
を合計で99.5重量%以上含み、AlNを主結晶相と
するとともに、他の結晶相として上記Al、N、Oの3
成分を含む化合物を含有してなり、上記焼結体をX線回
折(X線の発生源:銅)にて測定した時、上記AlNの
回折ピーク強度I1(面間隔:2.68乃至2.71)
に対する上記化合物の回折ピーク強度I2(面間隔:
2.56乃至2.62)の強度比(I2/I1)が1〜
8%で、かつ上記AlNの回折ピーク強度I1(面間
隔:2.68乃至2.71)に対する上記化合物の回折
ピーク強度I3(面間隔:1.52乃至1.537)の
強度比(I3/I1)が0.5%以下である窒化アルミ
ニウム質焼結体により形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン系腐食性
ガスやそのプラズマに対する耐食性及び耐プラズマ性に
優れ、パーティクルの発生が極めて少ない窒化アルミニ
ウム質焼結体からなる、静電チャック、セラミックヒー
ター、プラズマ発生用電極を内蔵したサセプタの如きウ
エハ支持部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
半導体装置の製造工程における成膜装置やエッチング装
置等の半導体製造装置では、シリコンウエハ等の半導体
ウエハを保持するため、静電チャック、セラミックヒー
ター、プラズマ発生用電極を内蔵したサセプタの如きウ
エハ支持部材が用いられている。
【0003】ここで、静電チャックとは、セラミック焼
結体からなる板状体の一方の主面(最も広い面)をウエ
ハを載せる設置面とするとともに、上記板状体中に静電
吸着用電極としての内部電極を具備したもので、設置面
にウエハを載せ、ウエハと内部電極との間に電圧を印加
し、ウエハと内部電極との間に静電吸着力を発現させる
ことにより、ウエハを設置面に強制的に吸着固定するも
のであり、また、半導体製造装置に用いられるセミック
ヒーターとは、セラミック焼結体からなる板状体の一方
の主面(最も広い面)をウエハを載せる設置面とすると
ともに、上記板状体中にヒータ電極としての内部電極を
具備したもので、設置面にウエハを載せ、内部電極に通
電して発熱させることにより、設置面に載せたウエハを
加熱するものであり、さらに、サセプタとは、セラミッ
ク焼結体からなる板状体の一方の主面(最も広い面)を
ウエハを載せる設置面とするとともに、上記板状体中に
プラズマ発生用としての内部電極を具備したもので、設
置面にウエハを載せ、内部電極と設置面の上方に設置さ
れたもう一方のプラズマ発生用電極との間に高周波電力
を印加し、プラズマを発生させることにより、成膜やエ
ッチング等の各種処理を促進させるものである。
【0004】また、これら静電吸着機能、加熱機能、プ
ラズマ発生機構を内蔵したオール・イン・ワンタイプの
ウエハ支持部材も提案されている。
【0005】一方、成膜工程やエッチング工程では、成
膜用ガスやエッチング用ガスあるいはクリーニグ用ガス
として塩素系やフッ素系のハロゲン系腐食性ガスが用い
られており、近年では高密度のプラズマを発生させるこ
とも行われている。
【0006】その為、上述した静電チャック、セラミッ
クヒーター、プラズマ発生用電極を内蔵したサセプタの
如きウエハ支持部材を形成する板状体を、アルミナ質焼
結体や窒化珪素質焼結体あるいはイットリア等の安定化
剤を含有した窒化アルミニウム質焼結体等のセラミック
焼結体により形成したものでは、高温下でハロゲン系腐
食性ガスやそのプラズマに曝されると激しく摩耗した
り、腐食してパーティクルを発生させるため、半導体装
置の品質に悪影響を与え、歩留まりを低下させるととも
に、ウエハ支持部材を短いサイクルでクリーニングしな
ければならないことから稼働効率が悪いといった課題が
あった。
【0007】そこで、本件出願人は、ウエハ支持部材を
形成する材質として、AlN純度の高い窒化アルミニウ
ム質焼結体が高温下におけるハロゲン系腐食性ガスに対
する耐食性や耐プラズマ性に優れることを見出し、特開
平8−208338号公報には、AlN含有量が99重
量%以上で、Siを1500重量ppm以下の範囲で含
有する高純度窒化アルミニウム質焼結体からなる静電チ
ャックを、特開平12−143348号公報には、Al
Nを主結晶相とし、副成分としてAl973及び/又
はAl1033からなる結晶相を含有した窒化アルミニ
ウム質焼結体からなるウエハ支持部材をそれぞれ提案し
ている。
【0008】しかしながら、近年、さらに超スーパーク
リーン状態が要求される半導体製造装置では、特開平8
−208338号公報や特開平12−143348号公
報に開示した窒化アルミニウム質焼結体からなるウエハ
支持部材でもパーティクルの問題が未だ指摘されてお
り、さらにパーティクルの発生が少ないものが要求され
ていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記課
題に鑑み、静電チャック、セラミックヒーター、プラズ
マ発生用電極を内蔵したサセプタの如きウエハ支持部材
の板状体を、Al、N、Oを合計で99.5重量%以上
含み、AlNを主結晶相とするとともに、他の結晶相と
して上記Al、N、Oの3成分を含む化合物を含有して
なり、上記焼結体をX線回折(X線の発生源:銅)にて
測定した時、上記AlNの回折ピーク強度I1(面間
隔:2.68乃至2.71)に対する上記化合物の回折
ピーク強度I2(面間隔:2.56乃至2.62)の強
度比(I2/I1)が1〜8%で、かつ上記AlNの回
折ピーク強度I1(面間隔:2.68乃至2.71)に
対する上記化合物の回折ピーク強度I3(面間隔:1.
52乃至1.537)の強度比(I3/I1)が0.5
%以下である窒化アルミニウム質焼結体により形成した
ことを特徴とする。
【0010】特に、上記化合物のアスペクト比は4以上
であるものが好ましく、また、上記窒化アルミニウム質
焼結体中に含有する炭素含有量を0.001〜0.1重
量%とすることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0012】図1(a)は本発明のウエハ支持部材の一
例である静電チャックを示す斜視図、図1(b)は同図
(a)のX−X線断面図で、この静電チャック1は、絶
縁材料からなる板状体2中に、静電吸着用電極として、
例えば平面形状が半円状をした2枚の内部電極3を円を
構成するように埋設するとともに、上記板状体2の一方
の主面(最も広い面)をウエハWを載せる設置面4とし
たもので、上記板状体2の他方の主面には上記2枚の内
部電極3に通電するための給電端子5を接合してある。
【0013】そして、この静電チャック1を用いてウエ
ハWを吸着固定するには、設置面4にウエハWを載せ、
2枚の内部電極3間に電圧を印加してウエハWと内部電
極3との間に静電吸着力を発現させることにより、ウエ
ハWを設置面4の面精度に倣って強制的に吸着固定する
ことができるようになっている。
【0014】図2(a)は本発明のウエハ支持部材の他
の例であるセラミックヒーターを示す斜視図、図2
(b)は同図(a)のY−Y線断面図で、このセラミッ
クヒーター11は、絶縁材料からなる板状体12中に、
ヒータ電極として、例えば平面形状が渦巻き状をした内
部電極13を埋設するとともに、上記板状体12の一方
の主面(最も広い面)をウエハWを載せる設置面14と
したもので、上記板状体12の他方の主面には上記内部
電極13間に通電するための給電端子15を接合してあ
る。
【0015】そして、このセラミックヒーター1を用い
てウエハWを加熱するには、設置面14にウエハWを載
せ、給電端子15間に通電して内部電極13を発熱させ
ることにより、設置面14上に載せたウエハWを直接加
熱することができるようになっている。
【0016】図3(a)は本発明のウエハ支持部材のさ
らに他の例であるプラズマ発生用電極を内蔵したサセプ
タを示す斜視図、図3(b)は同図(a)のZ−Z線断
面図で、このサセプタ21は、絶縁材料からなる板状体
22中に、プラズマ発生用電極として、例えば平面形状
が円である内部電極23を埋設するとともに、上記板状
体22の一方の主面(最も広い面)をウエハWを載せる
設置面24としたもので、上記板状体22の他方の主面
には上記内部電極23に通電するための給電端子25を
接合してある。
【0017】そして、このサセプタ21を用いてウエハ
Wにプラズマを発生させるには、設置面24にウエハW
を載せ、内部電極23と設置面24の上方に設けられた
別のプラズマ発生用電極(不図示)との間に高周波電力
をを印加してプラズマを発生させることにより、設置面
24上に載せたウエハWにプラズマを発生させることが
できるようになっている。
【0018】そして、図1〜図3に示す本発明のウエハ
支持部材は、いずれも板状体2,12,22を形成する
絶縁材料として、焼結体中に含有するAl、O、Nの合
計が99.5重量%以上であるとともに、主結晶相がA
lNからなり、他の結晶相として、Al、N、Oの3成
分を含む特定の化合物を含む窒化アルミニウム質焼結体
を用いたことを特徴とする。
【0019】この窒化アルミニウム質焼結体は、焼結体
の殆どがAl、O、Nの元素からなり、アルカリ金属、
重金属、希土類金属等の如き不純物金属が殆ど含まれて
いないため、板状体2,12,22として用いたとして
も半導体ウエハWを汚染することがなく、また、主結晶
相がハロゲン系腐食性ガスに対する耐食性やそのプラズ
マに対する耐プラズマ性に優れたAlNからなり、ハロ
ゲン系腐食性ガスによる腐食やプラズマによる腐食摩耗
を促進させる不純物金属が殆ど含まれていないため、窒
化アルミニウム質焼結体の耐食性や耐プラズマ性を向上
させることができる。
【0020】また、上記窒化アルミニウム質焼結体は、
主結晶相をなすAlN以外に、他の結晶相として、A
l、N、Oの3成分を含む特定の化合物を含有すること
を特徴とする。
【0021】この特定の化合物は、図4に本発明に係る
窒化アルミニウム質焼結体のX線回折(X線の発生源:
銅)におけるチャート図を示すように、2θが34.2
〜35.0度(面間隔:2.56〜2.62)の位置に
回折ピーク強度を有し、2θが60.1〜60.9度
(面間隔:1.52〜1.537)の位置には回折ピー
ク強度を実質的に持たないものであり、2θが34.2
〜35.0度(面間隔2.56〜2.62)の範囲に大
きな回折ピーク強度がなく、2θが60.1〜60.9
度(面間隔1.52〜1.537)の範囲に比較的大き
な回折ピーク強度を有するAl973やAl1033
とは明らかに異なるもので、また、この化合物はJCP
DSカードにより同定できなかった。
【0022】そして、本件発明者は種々研究を重ねたと
ころ、AlNの回折ピーク強度I1(面間隔:2.68
乃至2.71)に対する上記特定の化合物の回折ピーク
強度I2(面間隔:2.56乃至2.62)の強度比
(I2/I1)を0.01〜0.08とするとともに、
AlNの回折ピーク強度I1(面間隔:2.68乃至
2.71)に対する上記特定の化合物の回折ピーク強度
I3(面間隔:1.52乃至1.537)の強度比(I
3/I1)を0.005以下とすることにより、窒化ア
ルミニウム質焼結体のハロゲン系腐食性ガスに対する耐
食性やそのプラズマに対する耐プラズマ性を向上させる
ことができ、パーティクルの発生を大幅に低減できるこ
とを見出し、本発明に至った。
【0023】ここで、AlNの回折ピーク強度I1(面
間隔:2.68乃至2.71)に対する上記特定の化合
物の回折ピーク強度I2(面間隔:2.56乃至2.6
2)の強度比(I2/I1)を0.01〜0.08とす
るのは、強度比(I2/I1)が0.01未満となる
と、焼結体中における特定の化合物の含有量が少ないた
めに窒化アルミニウム質焼結体の耐食性や耐プラズマ性
を向上させる効果が小さいからであり、逆に、強度比
(I2/I1)が0.08を超えると、焼結体中におけ
る特定の化合物の含有量が多くなりすぎることから、熱
伝達特性等の窒化アルミニウム質焼結体が持つ優れた特
性が劣化するからである。
【0024】なお、好ましくはAlNの回折ピーク強度
I1(面間隔:2.68乃至2.71)に対する上記特
定の化合物の回折ピーク強度I2(面間隔:2.56乃
至2.62)の強度比(I2/I1)が0.01〜0.
08の範囲にあり、かつAlNの回折ピーク強度I1
(面間隔:2.68乃至2.71)に対する上記特定の
化合物の回折ピーク強度I3(面間隔:1.52乃至
1.537)の強度比(I3/I1)が0.005以下
であるものが良い。
【0025】なお、この特定の化合物がAl、N、Oの
3成分を含むものであることは、X線マイクロアナリシ
ス(EPMA)によって定性分析することにより判断す
ることができる。
【0026】また、この特定の化合物は、その結晶構造
が柱状をしたものであるが、窒化アルミニウム質焼結体
の耐食性や耐プラズマ性を向上させ、パーティクルの発
生を抑えるためには、その理由は不明であるが、特定の
化合物のアスペクト比が大きいものほど良く、アスペク
ト比が4以上であるものを用いることが良い。
【0027】なお、本発明で言うアスペクト比とは、窒
化アルミニウム質焼結体の断面の結晶写真からAl、
N、Oの3成分からなる化合物の結晶内に引くことので
きる最長の線分を長軸線分Lとするとともに、この長軸
線分に直交する方向の線分でこの結晶内の最大長さを短
軸長mとした時、L/mで表される値のことである。
【0028】さらに、耐プラズマ性を高めるためにはで
きるだけ緻密であることが必要であり、窒化アルミニウ
ム質焼結体の理論密度に対する相対密度は97%以上で
あることが望ましい。窒化アルミニウム焼結体の相対密
度は次式により算出することができ、嵩密度はアルキメ
デス法にて測定する。 (式) 相対密度=(窒化アルミニウム質焼結体の密度/3.26)×100 ただし、本発明のウエハ支持部材を形成する窒化アルミ
ニウム質焼結体は、密度の大きな焼結助剤を含まないこ
とから、理論密度については3.26g/cm 3とす
る。
【0029】また、本発明のウエハ支持部材に用いる窒
化アルミニウム質焼結体中には、酸素を0.3〜5重量
%含有するとともに、炭素を0.001〜0.1重量%
の範囲で含有することが好ましい。なぜなら、酸素は特
定の化合物量に影響を与えるものであり、また、炭素は
酸素量を調整するのに必要なものであるからで、酸素含
有量が0.3重量%未満となると、特性の化合物の生成
量が少なく、AlNの回折ピーク強度I1(面間隔:
2.68乃至2.71)に対する特定の化合物の回折ピ
ーク強度I2(面間隔:2.56乃至2.62)の強度
比(I2/I1)が0.01未満となり、また、酸素含
有量が5重量%を超えると、特性の化合物の生成量が多
くなりすぎ、AlNの回折ピーク強度I1(面間隔:
2.68乃至2.71)に対する特定の化合物の回折ピ
ーク強度I2(面間隔:2.56乃至2.62)の強度
比(I2/I1)が0.08を超えてしまうからであ
る。
【0030】また、炭素含有量が0.001重量%未満
となると、窒化アルミニウム質焼結体の相対密度が低下
し、炭素含有量が1重量%を超えると、特定の化合物が
生成されなくなるからである。
【0031】なお、本発明において、窒化アルミニウム
質焼結体中におけるAlNの含有量は97重量%以上、
好ましくは98重量%以上であることが良く、このよう
な窒化アルミニウム質焼結体はその熱伝導率を50W/
mK以上とすることができる。
【0032】その為、本発明のウエハ支持部材を構成す
る板状体2,12,22は、いずれもハロゲン系腐食性
ガスやそのプラズマに曝されたとしても腐食摩耗し難い
ため、ウエハ支持部材の寿命を向上させることができる
とともに、長期間にわたりクリーニング作業の必要性が
ないため、半導体製造装置の歩留りを向上させることが
できる。
【0033】また、本発明のウエハ支持部材は、板状体
2,12,22が優れた熱伝達特性を有する窒化アルミ
ニウム質焼結体からなるため、ウエハWに溜まった熱を
直ちに逃がすことができるとともに、加熱の際にはウエ
ハWを短時間で所定の温度に加熱することもできる。
【0034】さらに、本発明のウエハ支持部材を形成す
る窒化アルミニウム質焼結体は、Al,N、Oの3成分
を含む化合物を含まない高純度の窒化アルミニウム質焼
結体と異なり、その組成から平均結晶粒径を5μm以上
と大きくすることで緻密化することができ、例えば、窒
化アルミニウムの平均結晶粒径が7μmの焼結体では、
平均曲げ強度を250MPa以上と大きくすることがで
きるとともに、熱応力により生じるクラック伸展を、A
l,N、Oの3成分を含む化合物により効果的に防止す
ることができるため、熱サイクルよる熱応力に対する耐
久性に優れたウエハ支持部材を提供でき、特に温度サイ
クルの激しいヒータ電極やプラズマ電極を備えたウエハ
支持部材に有効である。
【0035】ところで、本発明に係るウエハ支持部材を
製造するには、まず、アルカリ金属、重金属、希土類金
属等の如き不純物金属が1000重量ppm以下である
高純度AlN粉末を用意する。そして、焼成後における
窒化アルミニウム質焼結体中に、Al、N、Oの3成分
を含む特定の化合物を生成させるとともに、後述する脱
バインダー処理後の成形体強度を高め、かつ焼結体中の
酸素量を調節するために平均粒径1μm以下のAl23
粉末を少量添加し、さらに焼結体中の酸素量を調節する
とともに、焼結体の緻密化を促進させるために焼成時に
炭素を生成する物質として有機系バインダーを添加す
る。なお、調合にあたっては、窒化アルミニウム質焼結
体中における酸素量が0.8〜4重量%となるようにA
23の添加量と炭素の添加量を調整する。
【0036】そして、この混合原料に対してバインダー
を添加し、溶剤を用いて均一に混合してスラリーを製作
し、ドクターブレード法等のテープ成形法や鋳込成形法
にてグリーンシートを製作するか、あるいは上記スラリ
ーを乾燥させて造粒粉を製作し、この造粒粉を型内に充
填して一軸加圧成形法や等加圧成形法にて成形体を製作
する。
【0037】次に、上記グリーンシートや成形体上に、
WやMo等の金属又はこの炭化物等を印刷にて所定のパ
ターン形状に敷設して内部電極3,13,23を形成す
るか、あるいは上記グリーンシートや成形体上に、所定
のパターン形状を有するWやMo等の金属からなる線
材、金属箔、金属板等を載せて内部電極3,13,23
を形成した後、これら内部電極3,13,23を覆うよ
うに、別のグリーンシートや成形体を載せて積層一体化
する。この時、必要に応じて切削加工を施しても良い。
【0038】次いで、得られた積層体を窒素気流中、5
0℃/時間の速度で300〜400℃に加熱して脱脂
し、次いで酸素雰囲気中、200〜500℃の温度に加
熱し、成形体中の炭素量が0.3〜1重量%となるよう
に調整する。しかる後、窒素ガス雰囲気中1900℃以
上の温度にてカーボン発熱体とカーボン断熱材からなる
雰囲気焼成炉を用いて焼結する。この時、ガス圧は0.
5MPa以上とする。ここで、焼成温度を1900℃以
上とするのは、1900℃未満であると緻密化が充分に
促進させず、相対密度が97%より低くなって焼結体中
に気孔が多数存在することになるため、耐食性や耐プラ
ズマ性が低下してパーティクルの発生を十分に抑えるこ
とができないからである。また、ガス圧を0.5MPa
以上とするのは、0.5MPaより低くなると、焼結体
中に、Al、N、Oの3成分からなる特定の化合物が十
分生成せず、生成されたとしてもアスペクト比が小さい
ために耐食性や耐プラズマ性を十分に高める効果が得ら
れないからである。
【0039】そして、得られた板状体の一方の主面に研
磨加工を施してウエハWを載せる設置面4,14,24
を形成した後、板状体の他方の主面に穴を穿孔し、この
穴に給電端子5,15,25を挿入し、内部電極3,1
3,23と電気的に接続した後、ロウ付け、ガラス接
着、導電性接着、溶着等の手段によって接合することに
より本発明のウエハ支持部材を得ることができる。
【0040】以上、本発明の実施形態について示した
が、本発明はこれらの実施形態だけに限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば改良や
変更したものでも良いことは言うまでもない。
【0041】
【実施例】(実施例1)ここで、X線回折における2θ
が34.2〜35.0度(面間隔:2.56〜2.6
2)の位置に回折ピーク強度I2を有するとともに、2
θが60.1〜60.9度(面間隔:1.52乃至1.
537)の位置に回折ピーク強度I3を持たない化合物
を含む窒化アルミニウム質焼結体と、上記化合物を含ま
ない窒化アルミニウム質焼結体とを用意し、塩素ガスに
曝した時の耐食/耐プラズマ性について調べる実験を行
った。
【0042】実験にあたり、試料となる窒化アルミニウ
ム質焼結体は、出発原料として、アルミナ還元窒化法に
より製造した、平均粒径1.3μm、酸素含有量0.8
重量%、炭素含有量300重量ppmのAlN粉末を用
いた。なお、不純物金属量について調べたところ、Ca
が300重量ppm以下、その他にSi,Fe,Na,
Ti等の各金属含有量がそれぞれ100重量ppm以下
であった。
【0043】そして、このAlN粉末に対し、焼結助剤
は加えず、平均粒径が0.8μmであるアルミナ純度9
9.9%のAl23粉末と、アクリル系バインダー及び
溶剤とを混ぜて混練することによりスラリーを製作し、
ドクターブレード法を用いて0.3mm厚のAlNグリ
ーンシートを成形した。
【0044】次に、このAlNグリーンシートを300
℃の窒素気流中で加熱処理し、さらに酸化雰囲気中で熱
処理してバインダーを除去した後、カーボン発熱体とカ
ーボン断熱材からなる雰囲気焼成炉にAlNグリーンシ
ートをセットし、窒素ガス雰囲気中、1900℃以上の
温度で加圧しながら焼成することにより窒化アルミニウ
ム質焼結体を製作した。なお、Al23粉末の添加量を
調整することにより、化合物を含有するものと、化合物
を含まないものを製作した。
【0045】そして、得られた窒化アルミニウム質焼結
体の構造を調べるため、相対密度と、2θが34.2〜
35.0度(面間隔:2.56〜2.62)の位置に回
折ピーク強度I2を有し、かつ2θが60.1〜60.
9度(面間隔:1.52乃至1.537)の位置に回折
ピーク強度I3を持たない化合物の有無、及び化合物を
有するものは、2θが33.0〜33.4度(面間隔:
2.68乃至2.71)の位置にあるAlNの回折ピー
ク強度I1との強度比と、化合物のアスペクト比につい
て調べた。
【0046】なお、相対密度の算出は、窒化アルミニウ
ム質焼結体の密度をアルキメデス法により測定するとと
もに、理論密度を3.26g/cm3とし、次式により
算出した。 (式) 相対密度=(窒化アルミニウム質焼結体の密度/3.26)×100 また、化合物の有無については、X線回折(X線の発生
源:銅)における面間隔:2.56乃至2.62の位置
に回折ピーク強度I2と、面間隔:1.52乃至1.5
37の位置に回折ピーク強度I3を持たないものを化合
物ありとし、いずれに面間隔にもピークがないものを化
合物なしとした。
【0047】さらに、化合物のアスペクト比は、窒化ア
ルミニウム質焼結体を研磨し、研磨面をエッチング処理
した後、走査型電子顕微鏡で結晶形状を観察し、任意の
10個の化合物についてそのアスペクト比をそれぞれ求
め、その平均値をアスペクト比とした。
【0048】また、合わせて窒化アルミニウム焼結体中
の炭素量を堀場製作所製のEMIA―511型を使い定
量分析し、また、酸素量を堀場製作所製のEMGA−6
50FA酸素分析装置を用いて定量分析した。
【0049】そして、得られた窒化アルミニウム質焼結
体から1cm角の試料を切り出し、その重量を測定し、
次に、試料を700℃に加熱するとともに、プラズマ下
で100%の塩素ガス(Cl2ガス)に96時間曝した
後、再度重量を測定し、その重量減少量から耐食/耐プ
ラズマ性を評価した。
【0050】また、パーティクルの発生状況を調べるた
め、得られた窒化アルミニウム質焼結体から別にそれぞ
れ切り出した1cm角の試料を直径150mmのシリコ
ンウエハの中央に置き、プラズマ下で100%の塩素ガ
ス(Cl2ガス)に5分間曝した後、試料を取り除き、
シリコンウエハに付着する0.2μm以上のパーティク
ル数をパーティクルカウンターにて測定した。
【0051】それぞれの結果は表1に示す通りである。
【0052】
【表1】
【0053】この結果、試料No.2〜4及び6,7、
9、10のように、窒化アルミニウム質焼結体中におけ
るAl、N、Oの合計含有量を99.5重量%以上とす
るとともに、AlNを主結晶相とし、かつ他の結晶相と
してAl、N、Oの3成分を含む化合物を有し、X線回
折(X線の発生源:銅)における結果が、AlNの回折
ピーク強度I1(面間隔:2.68乃至2.71)に対
する化合物の回折ピーク強度I2(面間隔:2.56乃
至2.62)の強度比(I2/I1)が1〜8%で、か
つAlNの回折ピーク強度I1(面間隔:2.68乃至
2.71)に対する化合物の回折ピーク強度I3(面間
隔:1.52乃至1.537)の強度比(I3/I1)
が0.5%以下であるものは、相対密度97%以上を有
し、耐食/耐プラズマ性の試験における重量減小量が1
0重量%未満と少なく、耐食/耐プラズマ性に優れ、そ
の結果、パーティクルの発生量も10個以下と少なく、
優れたものであった。
【0054】また、これらの窒化アルミニウム質焼結体
中における化合物のアスペクト比は4以上を有し、ま
た、焼結体中の酸素含有量は0.3〜5重量%、炭素含
有量は0.001〜0.1重量%の範囲にあるものであ
った。 (実施例2)次に、表1の試料No.10のように、A
lN粉末を98.5重量%に対してAl23粉末を1.
5重量%添加し、さらにカーボンブラックを添加する以
外は実施例1と同様の条件にて成形、焼成することによ
り、炭素含有量を異ならせた窒化アルミニウム質焼結体
を製作し、耐食/耐プラズマ性の試験とパーティクル数
について調べる実験を行った。
【0055】結果は表2に示す通りである。
【0056】
【表2】
【0057】この結果、試料No22〜26のように、
炭素を0.001〜0.1重量%の範囲で含有すること
により、窒化アルミニウム質焼結体の相対密度を97%
以上とすることができるため、耐食/耐プラズマ性の試
験における重量減小量が10重量%未満と少なく、その
結果、パーティクルの発生量を10個以下とすることが
できた。この結果より、炭素は0.001〜0.1重量
%の範囲で含有することが良いことが判る。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、静電チ
ャック、セラミックヒーター、プラズマ発生用電極を内
蔵したサセプタの如きウエハ支持部材の板状体を、A
l、N、Oを合計で99.5重量%以上含み、AlNを
主結晶相とするとともに、他の結晶相として上記Al、
N、Oの3成分を含む化合物を含有してなり、上記焼結
体をX線回折(X線の発生源:銅)にて測定した時、上
記AlNの回折ピーク強度I1(面間隔:2.68乃至
2.71)に対する上記化合物の回折ピーク強度I2
(面間隔:2.56乃至2.62)の強度比(I2/I
1)が1〜8%で、かつ上記AlNの回折ピーク強度I
1(面間隔:2.68乃至2.71)に対する上記化合
物の回折ピーク強度I3(面間隔:1.52乃至1.5
37)の強度比(I3/I1)が0.5%以下である窒
化アルミニウム質焼結体により形成したことから、ハロ
ゲン系腐食性ガスに対する耐食性やそのプラズマに対す
る耐プラズマ性に優れ、パーティクルの発生量を大幅に
低減することができる。
【0059】その為、本発明のウエハ支持部材を用いれ
ば、半導体ウエハを汚染したり、欠損等を生じさせるこ
とがなく、品質の良い半導体装置を歩留り良く製作でき
るとともに、成膜装置やエッチング装置等の半導体製造
装置のメンテナンス回数を減らすことができるため、半
導体製造装置の稼働効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のウエハ支持部材の一例である
静電チャックを示す斜視図、(b)は(a)のX−X線
断面図である。
【図2】(a)は本発明のウエハ支持部材の他の例であ
るセラミックヒーターを示す斜視図、(b)は(a)の
Y−Y線断面図である。
【図3】(a)は本発明のウエハ支持部材のさらに他の
例であるプラズマ発生用電極を内蔵したサセプタを示す
斜視図、(b)は(a)のZ−Z線断面図である。
【図4】本発明のウエハ支持部材を形成する窒化アルミ
ニウム質焼結体のX線回折におけるチャート図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窒化アルミニウム質焼結体からなる板状体
    中に内部電極を備えるとともに、上記板状体の一方の主
    面をウエハを載せる設置面としたウエハ支持部材におい
    て、上記窒化アルミニウム質焼結体は、Al、N、Oを
    合計で99.5重量%以上含み、AlNを主結晶相とす
    るとともに、他の結晶相として上記Al、N、Oの3成
    分を含む化合物を含有してなり、上記窒化アルミニウム
    質焼結体をX線回折(X線の発生源:銅)にて測定した
    時、上記AlNの回折ピーク強度I1(面間隔:2.6
    8乃至2.71)に対する上記化合物の回折ピーク強度
    I2(面間隔:2.56乃至2.62)の強度比(I2
    /I1)が0.01〜0.08で、かつ上記AlNの回
    折ピーク強度I1(面間隔:2.68乃至2.71)に
    対する上記化合物の回折ピーク強度I3(面間隔:1.
    52乃至1.537)の強度比(I3/I1)が0.0
    05以下であることを特徴とするウエハ支持部材。
  2. 【請求項2】上記化合物のアスペクト比が4以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載のウエハ支持部材。
  3. 【請求項3】上記窒化アルミニウム質焼結体中の炭素含
    有量が0.001〜0.1重量%の範囲にあることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載のウエハ支持部
    材。
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