JP2002327814A - ベルト式無段変速機 - Google Patents

ベルト式無段変速機

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JP2002327814A JP2001133658A JP2001133658A JP2002327814A JP 2002327814 A JP2002327814 A JP 2002327814A JP 2001133658 A JP2001133658 A JP 2001133658A JP 2001133658 A JP2001133658 A JP 2001133658A JP 2002327814 A JP2002327814 A JP 2002327814A
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variable transmission
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動プーリと被動プーリが二重ピストン構造
を有するベルト式無段変速機において、軸方向寸法が増
大すること無く、かつ、ポンプ効率の良いベルト式無段
変速機を提供すること。 【解決手段】 ベルト式無段変速機において、駆動側プ
ーリ及び被動側プーリのピストン室を、変速ピストン室
とクランプピストン室の二重ピストン構造に形成し、少
なくともクランプピストン室の有効断面積を、駆動側と
被動側とで同一面積に形成し、油圧回路上に、前記駆動
側及び被動側クランプピストン室間を連通する共通油路
を設け、該共通油路に対し、入力トルクの変化状態に基
づく電気信号により制御される減圧弁を介して一つの油
圧源から油圧を供給するクランプ圧供給油路を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルト式無段変速
機であって、特に、駆動プーリと被動プーリが二重ピス
トン構造を有するベルト式無段変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベルト式無段変速機の駆動プーリ
と被動プーリが二重ピストン構造に形成されているもの
として、USPatent5295915号公報に記載の技術
が知られている。この公報には、図4に示すように、入
力軸Iのエンジン側端部にトルクカム機構124が設け
られ、トルクカム機構ピストン室124aと駆動側クラ
ンプピストン室109aと被動側クランプピストン室1
06aが連通されている。そして、エンジン側からの入
力トルクが大きくなると、ボール124bがカム面13
5を転動し、ピストン124cを変速機側に押圧する。
これにより、トルクカム機構ピストン室124a,駆動
側クランプピストン室109a及び被動側クランプピス
トン室106aの油圧が上昇し、ベルト103を押圧す
るクランプ力が大きくなり、トルク増大によりベルト1
03の滑りを防止する。また、入力トルクが小さいとき
には、トルクカム機構ピストン室124aに設けられた
ドレン124dから油がドレンされ、ベルト摺動部等に
潤滑油として供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術にあっては、以下のような問題があった。すな
わち、入力軸I端部にカム機構124を構成しなければ
ならず、軸方向寸法が増大してしまうという問題があっ
た。
【0004】また、トルクカム推力と等価な油圧を設定
するようにポンプ120により発生した油圧をドレン1
24dからリリーフするため、ポンプロスが大きいとい
う問題があった。
【0005】本発明は、上述のような従来技術の問題点
に着目してなされたもので、駆動プーリと被動プーリが
二重ピストン構造を有するベルト式無段変速機におい
て、軸方向寸法が増大すること無く、かつ、ポンプ効率
の良いベルト式無段変速機を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、ピストン室を有する駆動側プーリと、ピストン室を
有する被動側プーリと、これら2つのプーリに掛け渡さ
れ、駆動力を伝達するベルトと、車速及びスロットル開
度等に基づいて前記駆動側プーリと被動側プーリのプー
リ径を油圧により変更することで変速比を無段階に制御
可能な油圧回路と、を備えたベルト式無段変速機におい
て、前記駆動側プーリ及び被動側プーリのピストン室
を、変速ピストン室とクランプピストン室の二重ピスト
ン構造に形成し、少なくとも一方のピストン室の有効断
面積を、駆動側と被動側とで同一面積に形成し、前記油
圧回路上に、変速用またはクランプ用のどちらか一方の
駆動側及び被動側ピストン室間を連通する共通油路を設
けたことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のベルト式無段変速機において、前記共通油路に、入
力トルクの変化状態に基づく電気信号により制御される
減圧弁を介して一つの油圧源から油圧を供給するクラン
プ圧供給油路を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載のベルト式無段変速機において、前記減圧弁は、入力
トルクの変化に基づいて電気的に制御されることを特徴
とする。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し3に記載のベルト式無段変速機において、前記共通油
路に油圧を供給するクランプ圧供給油路上であって、前
記油圧源用のポンプと前記減圧弁の間にアキュムレータ
を設けたことを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載のベルト式無段変速機において、前記油圧源用ポンプ
と前記アキュムレータの間に逆止弁を設けたことを特徴
とする。
【0011】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載のベルト式無段変速機において、前記逆止弁と前記ア
キュムレータの間であって、予め設定された所定圧に達
したときに信号を出力する圧力スイッチまたは圧力セン
サを設けたことを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明では、請求項6に記
載のベルト式無段変速機において、前記圧力スイッチま
たは圧力センサは、アキュムレータ圧が所定圧以下であ
ると検出した場合、前記油圧源ポンプに対し作動信号を
出力することを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の発明では、請求項1に記
載のベルト式無段変速機において、前記共通油路に油圧
を供給するクランプ圧供給油路上であって、前記油圧源
用のポンプと前記減圧弁の間にアキュムレータを設け、
前記油圧源用ポンプと前記アキュムレータの間に逆止弁
を設け、前記クランプ圧供給油路上に、前記アキュムレ
ータ圧が所定圧以上であると検出した場合、前記油圧源
ポンプをアンロードするアンロード弁を設けたことを特
徴とする。
【0014】請求項9に記載の発明では、請求項1に記
載のベルト式無段変速機において、前記油圧源ポンプと
前記逆止弁の間に、任意に設定油圧を変更可能なリリー
フ弁、または調圧弁を介して前記変速ピストン室に油圧
を供給可能な変速圧供給油路を設けたことを特徴とす
る。
【0015】請求項10に記載の発明では、請求項9に
記載のベルト式無段変速機において、前記圧力スイッチ
または圧力センサは、アキュムレータ圧が所定圧以上で
あると検出した場合、前記リリーフ弁または調圧弁の設
定圧をアキュムレータ設定圧以下に設定し、アキュムレ
ータ圧が所定圧以下であると検出した場合、前記リリー
フ弁または調圧弁の設定圧をアキュムレータ設定圧以上
に設定する信号を出力することを特徴とする。
【0016】請求項11に記載の発明では、請求項1な
いし10に記載のベルト式無段変速機において、前記油
圧回路上に、前記駆動側変速ピストン室へ油圧を供給可
能な駆動側変速圧供給油路、もしくは、前記被動側変速
ピストン室へ油圧を供給可能な被動側変速圧供給油路の
少なくとも一方を設け、前記少なくとも一方の被・駆動
側変速圧供給油路上に、任意に油圧を設定可能な変速比
制御弁を介して油圧源から油圧を供給する変速圧供給油
路を設けたことを特徴とする。
【0017】請求項12に記載の発明では、請求項1な
いし10に記載のベルト式無段変速機において、前記変
速ピストン室の有効断面積を、駆動側と被動側とで同一
面積に形成し、前記油圧回路上に、前記駆動側変速ピス
トン室へ油圧を供給可能な駆動側変速圧供給油路と、前
記被動側変速ピストン室へ油圧を供給可能な被動側変速
圧供給油路を設け、更に、前記駆動側変速圧供給油路に
油圧を供給するときは前記被動側変速圧供給油路から油
圧をドレンし、前記被動側変速圧供給油路に油圧を供給
するときは前記駆動側変速圧供給油路から油圧をドレン
し、油圧供給を遮断するときは駆動側及び被動側変速圧
供給油路の両油路を遮断する3位置切換弁を介して油圧
源から油圧を供給する変速圧供給油路を設けたことを特
徴とする。
【0018】
【発明の作用及び効果】請求項1記載のベルト式無段変
速機にあっては、駆動側及び被動側プーリのピストン室
が、変速ピストン室とクランプピストン室の二重ピスト
ン構造に形成され、変速用またはクランプ用の少なくと
も一方の有効断面積が同一のピストン室間を共通油路で
連通することで、駆動側及び被動側ピストン室に働く軸
方向推力を同一にすることができる。
【0019】請求項2記載のベルト式無段変速機にあっ
ては、クランプ圧供給油路が設けられ、共通油路に減圧
弁を介して一つの油圧源から油圧が供給される。このと
きの圧力は減圧弁によって調節される。この減圧弁は入
力トルクの変化に基づいて制御されているため、例えば
入力トルクが大きいときはクランプ力を大きくし、入力
トルクが低いときは減圧することで、入力トルクに応じ
た油圧制御をすることができる。
【0020】請求項3記載のベルト式無段変速機にあっ
ては、クランプ圧の調節を行う減圧弁が入力トルクの変
化に基づいて電気的に制御される。すなわち、従来技術
では、入力軸のエンジン側端部にトルクカム構造を設
け、入力トルクに応じてクランプ力を設定しているた
め、複雑な構成を入力軸に設けなければならず、更に、
軸方向に長くなってしまっていた。しかしながら、本願
発明においては、共通油路を設け、共通油路への油圧供
給を減圧弁により入力トルクに基づいて電気的に油圧制
御を行うため、入力軸上に複雑な構成を設ける必要が無
く、また、軸方向に長くなるという問題を解決すること
ができる。
【0021】請求項4記載のベルト式無段変速機にあっ
ては、クランプ圧供給油路上であって、油圧源用のポン
プと減圧弁の間にアキュムレータが設けられている。す
なわち、減圧弁でクランプピストン室への油圧供給は調
整されるが、そのときの油圧源をアキュムレータとする
ことが可能となり、ポンプを駆動する必要がなく、ポン
プ仕事を低減することができる。
【0022】請求項5に記載のベルト式無段変速機で
は、油圧源用のポンプとアキュムレータの間に逆止弁が
設けられている。これにより、油圧源からクランプ圧供
給油路に油圧が供給されると、アキュムレータに油圧が
蓄圧され、所定圧以上蓄圧されると、逆止弁により油圧
供給が遮断することが可能となり、ポンプ仕事を低減す
ることができる。
【0023】請求項6に記載のベルト式無段変速機で
は、アキュムレータの圧力を検出し信号を出力する圧力
スイッチまたは圧力センサが設けられたことで、アキュ
ムレータ圧を検出することができ、常時所定圧を管理、
確保することができる。
【0024】請求項7に記載のベルト式無段変速機で
は、アキュムレータ圧が所定圧以下であると検出した場
合、油圧源ポンプに対し作動信号が出力される。すなわ
ち、アキュムレータに蓄圧された油圧によりクランプピ
ストン室の油圧を設定圧に保持しようとするが、クラン
プピストン室のシール部からのリークにより、アキュム
レータの油圧は徐々に低下する。このとき、圧力スイッ
チまたは圧力センサから油圧源ポンプに作動信号が出力
され、ポンプは、リーク量のみを補償するだけの吐出量
を出す間欠的な仕事だけ行えばよい。よって、ポンプ仕
事を大幅に低減することができる。
【0025】請求項8に記載のベルト式無段変速機にあ
っては、クランプ圧供給油路上であって、油圧源用のポ
ンプと減圧弁の間にアキュムレータが設けられ、更に、
油圧源用のポンプとアキュムレータの間に逆止弁が設け
られている。これにより、油圧源からクランプ圧供給油
路に油圧が供給されると、アキュムレータに油圧が蓄圧
され、所定圧以上蓄圧されると、逆止弁により油圧供給
が遮断される。このとき、減圧弁でクランプピストン室
への油圧供給は調整されるが、そのときの油圧源をアキ
ュムレータとすることで、ポンプを駆動する必要がな
い。
【0026】更に、クランプ圧供給油路上に設けられた
アンロード弁により、アキュムレータ圧が所定圧以上で
あると検出した場合、油圧源ポンプがアンロードされ
る。このとき、例えば油圧源ポンプがエンジンにより駆
動していると、エンジンが駆動しているときは常に油圧
源ポンプも駆動するためエンジン負荷となってしまう。
しかしながら、アンロード弁により油圧源ポンプがアン
ロードされているため、油圧源ポンプが駆動しても何ら
負荷を発生しない。従って、エンジンに無駄な駆動力を
消費させることがなく、燃費の向上を図ることができ
る。
【0027】請求項9に記載のベルト式無段変速機にあ
っては、油圧源ポンプと逆止弁の間に、任意に設定油圧
を変更可能なリリーフ弁、または調圧弁を介して変速ピ
ストン室に油圧を供給可能な変速圧供給油路が設けられ
ている。よって、油圧源ポンプから供給される油圧は、
低圧の方に供給されるため、変速圧供給油路側に供給す
ることができる。これは、ベルトをクランプするための
クランプ力は、アキュムレータ圧により確保されている
ため、変速には大きな油圧を必要としないからである。
【0028】請求項10に記載のベルト式無段変速機で
は、圧力スイッチまたは圧力センサが、アキュムレータ
圧が所定圧以上であると検出した場合、リリーフ弁また
は調圧弁の設定圧がアキュムレータ設定圧以下に設定さ
れる。すなわち、圧力スイッチまたは圧力センサが、ア
キュムレータ圧が所定圧以下であると検出した場合、リ
リーフ弁または調圧弁の設定圧がアキュムレータ設定圧
以上に設定される。よって、油圧源ポンプから供給され
る油圧は、クランプ圧供給油路に供給されると共に、変
速圧供給油路にも供給することができる。これにより、
一つの油圧源ポンプを用いて、無駄なくクランプ圧制御
及び変速圧制御を達成することができる。
【0029】請求項11に記載のベルト式無段変速機に
おいては、油圧回路上に、駆動側変速ピストン室へ油圧
を供給可能な駆動側変速圧供給油路、もしくは、被動側
変速ピストン室へ油圧を供給可能な被動側変速圧供給油
路の少なくともが設けられている。そして、少なくとも
一方の被・駆動側変速圧供給油路上に、任意に油圧を設
定可能なサーボ弁を介して一つの油圧源から油圧を供給
する変速圧供給油路が設けられている。すなわち、ベル
トをクランプするためのクランプ圧はクランプピストン
室により確保されている。よって、駆動側変速圧供給油
路と被動側変速圧供給油路が独立して変速比制御弁によ
り制御することで、例えば、被動側変速ピストン室に一
定押圧力を付与する弾性体等を構成し、駆動側変速ピス
トン室圧のみ制御することで変速制御をすることができ
る。これにより、駆動側変速圧供給油路のみ構成し、変
速比制御弁によって変速油圧を制御することが可能とな
り、構成を簡略化しつつ変速制御を行うことができる。
【0030】請求項12に記載のベルト式無段変速機に
あっては、変速ピストン室の有効断面積が、駆動側と被
動側とで同一面積に形成されている。そして、油圧回路
上に、駆動側変速ピストン室へ油圧を供給可能な駆動側
変速圧供給油路と、被動側変速ピストン室へ油圧を供給
可能な被動側変速圧供給油路が設けられている。更に、
駆動側変速圧供給油路に油圧を供給するときは、被動側
変速圧供給油路から油圧をドレンし、被動側変速圧供給
油路に油圧を供給するときは被動側変速圧供給油路から
ドレンし、油圧供給を遮断するときは駆動側及び被動側
変速圧供給油路の両油路を遮断する3位置切換弁を介し
て一つの油圧源から油圧を供給する変速圧供給油路が設
けられている。すなわち、減速側に変速する場合は、駆
動側プーリ径を小さくし、被動側プーリ径を大きくす
る。このとき、変速ピストン室の有効断面積が駆動側と
被動側で同一面積に形成されているため、油の体積を調
整すればよい。よって、3位置切換弁の位置を、駆動側
変速ピストン室の油をドレンし、被動側変速ピストン室
に油圧を供給する位置に制御する。一方、増速側に変速
する場合も同様に、駆動側プーリ径を大きくし、被動側
プーリ径を小さくするため、3位置切換弁の位置を、駆
動側変速ピストン室に油圧を供給し、被動側変速ピスト
ン室の油をドレンする位置に制御する。このように、3
位置切換弁により変速制御を行うことで、一つの油圧源
と一つの切換弁で駆動側及び被動側プーリの両方のプー
リ径を同時に制御することが可能となり、変速応答性の
高いベルト式無段変速機を提供することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明における無段変速機
を実現する実施の形態を、請求項1,2,5に対応する
第1実施例、請求項1,2,4に対応する第2実施例、
請求項1,3,6に対応する第3実施例とに基づいて説
明する。図1は第1実施例におけるベルト式無段変速機
の制御系を表す図である。10はエンジンにより駆動さ
れる入力軸1と一体に回転する駆動プーリであり、10
aは入力軸1と一体の固定プーリである。11は、軸方
向に移動可能で、入力軸1と一体に回転する可動プーリ
である。20は被動プーリであり、出力軸2と一体の固
定プーリ20aと、軸方向に移動可能な可動プーリ21
で構成されている。駆動プーリ10と被動プーリ20の
間には、無端金属ベルト3が巻き付いており、可動プー
リ11,21の軸方向移動量に応じて、それぞれのプー
リにおける金属ベルト3の巻き付け半径が変化すること
により無段変速を行う。
【0032】13は、可動プーリ11と一体となったカ
ラー部材であり、ピストン部材14は、カラー部材13
の外周面と軸方向に液密摺動可能に配置され、可動プー
リ11の円筒面11aとも軸方向に液密摺動可能に配置
され、これらにより変速ピストン室12を構成してい
る。ピストン部材14の図1に示す軸方向左方向の移動
は、隔壁15と、図示しないハウジングに固定された軸
受17により規制されている。
【0033】可動プーリ11の円筒面11aの左端部に
は、隔壁16が可動プーリ11と一体で取り付けられて
おり、隔壁15との間で、クランプピストン室9を構成
している。また、隔壁15の内周面15aと、隔壁16
の外周面は、軸方向に液密摺動可能にされている。
【0034】被動プーリ20において、可動プーリ21
の変速ピストン室22,及びクランプピストン室19を
構成するためのカラー部材23は、駆動プーリ10側の
カラー部材13と同一部材を用いており、ピストン部材
24は、駆動プーリ10側のピストン部材14と同一部
材を用いており、隔壁25,26はそれぞれ駆動プーリ
10側の隔壁15,16と同一部材を用いている。従っ
て、駆動プーリ10側のクランプピストン室9と、被動
プーリ20側のクランプピストン室19の可動プーリ推
力発生有効断面積は等しく、また、駆動プーリ10側の
ピストン室12と、被動プーリ20側のピストン室22
の可動プーリ推力発生有効断面積は等しい。変速ピスト
ン室22には、コイルスプリング70が挿入されてお
り、金属ベルト3を駆動プーリ10と被動プーリ20内
でクランプする予荷重を発生させている。
【0035】次に油圧回路の構成について説明する。4
0は電動モータ45で駆動されるポンプであり、吐出ポ
ート42には逆止弁43を介して、圧力スイッチ49、
アキュムレータ48、プーリクランプ力設定用減圧弁4
6が接続されている。このプーリクランプ力設定用減圧
弁46は入力ポート46aとドレンポート46bと出力
ポート46cから構成され、駆動・被動側クランプ圧供
給油路31,32への油圧供給、及び駆動・被動側クラ
ンプ圧供給油路31,32からのドレンを切り換える。
減圧弁46の出力ポート46cは、駆動側クランプ圧供
給油路31→入力軸1内油路30→入力軸1内油路34
を介してクランプピストン室9に導かれると共に、被動
側クランプ圧供給油路32→出力軸2内油路35→出力
軸2内油路36を介してクランプピストン室19に導か
れる。
【0036】50はエンジンにより駆動されるポンプで
あり、吐出油路52は、リリーフ弁53を介して変速比
制御弁54に接続される。この変速比制御弁54は入力
ポート54aとドレンポート54bと入出力ポート54
c,54dから構成され、駆動側変速圧供給油路55と
被動側変速圧供給油路56への油圧供給及びドレンを切
り換える。変速比制御弁54のポート54dは、駆動側
変速圧供給油路55→入力軸1内油路56→駆動側可動
プーリ11内油路57を介して変速ピストン室12に連
通している。変速比制御弁54のポート54cは、被動
側変速圧供給油路56→出力軸2内油路37→被動側可
動プーリ21内油路39を介して変速ピストン室22に
連通している。
【0037】60は、ポンプ40,50へ油を供給する
共通のストレーナであり、吸入油路41,51を介して
ポンプ40,50に接続されている。
【0038】次に作用について説明する。エンジンスロ
ットル開度などの信号に応じて、スロットル開度が高い
ほど、また、急ブレーキ信号などを検知して、急ブレー
キ時に設定圧が高くなるようにクランプ力設定用減圧弁
46の設定圧を調節する。また、トルクセンサを備えた
場合には、トルクセンサ信号に応じて設定圧を調節す
る。ここで、アキュムレータ48には、クランプ力設定
用最大圧以上で蓄圧されており、アキュムレータ油圧
が、減圧弁46の供給圧となっている。
【0039】隔壁15,25は軸受17,27により、
軸方向の移動を規制されているため、クランプピストン
室9,19に導かれる減圧弁46で調圧された油圧によ
る荷重は、金属ベルト3をクランプする推力として可動
プーリ11,21に作用する。減圧弁46は、クランプ
ピストン室9,19の油圧を設定圧に保持するように調
圧するが、減圧弁46自体ならびに、クランプピストン
室9,19のシール部からのリークにより、減圧弁46
の供給油圧源であるアキュムレータ48の油圧は徐々に
低下する。そして、アキュムレータ圧が所定値以下にな
ると、圧力スイッチ49が電動モータ45に通電する指
令を出力する。すると、電動モータ45は所定回転でポ
ンプ40を回転させ、吐出圧が逆止弁43を開いてアキ
ュムレータ48に蓄圧する。
【0040】そして、再びアキュムレータ48の油圧が
所定値を超えると、圧力スイッチ49は電動モータ45
の回転を停止する指令を出力する。このように、電動モ
ータ45で駆動されるポンプ40は、各部のリークを保
証するだけの吐出量を出す間欠的な仕事だけ行ってい
る。
【0041】しかも、変速過程においては、駆動プーリ
側の可動プーリ11と、被動プーリ側の可動プーリ21
は軸方向に移動するが、それぞれの移動量は同一で、移
動方向が逆の関係にあり、かつ、クランプピストン室9
とクランプピストン室19の有効断面積が等しくされて
いるので、変速時におけるクランプピストン室9とクラ
ンプピストン室19の容積の和は変速中も変速前と変わ
らない。従って、変速中も電動モータ45で駆動される
ポンプ40は、各部のリークを補償するだけの吐出量を
出す間欠的な仕事だけ行っている。従来のベルト式無段
変速機の油圧制御においては、変速中は、ベルトクラン
プに必要な高油圧で、変速に応じて移動する可動プーリ
のピストンストロークを補充する仕事をしていたのに比
べると大幅にポンプ仕事を低減することができる。
【0042】更に、USpatent5295915号公報に
記載のトルクカムを用いて、ベルトクランプ圧を設定す
るもののように、設定圧を調圧するために、ポンプ油圧
をリリーフする方式ではないため、吐出ロスを抑制する
ことが可能となり、ポンプ仕事の低減を図ることができ
る。また、トルクカムを駆動プーリ側の可動プーリと同
軸上に直列配置する必要もないので、軸方向寸法が長く
なることもない。更に、クランプピストン室9及びクラ
ンプピストン室19内油圧は基本的には静油圧なので、
トルクの急変時のクランプ設定圧変更指令が出た後の調
圧応答性は極めて高く、ベルト滑りの回避も容易に行う
ことができる。
【0043】次に変速制御について説明する。車速とエ
ンジン回転数の変速マップに従い、現時点の変速比が決
められると、その変速比になるように、変速比制御弁5
4に指令が出力される。
【0044】変速比制御弁54は、3ステージ4ポート
切換弁であり、変速比をハイギヤ側に設定する場合は、
ポンプ50の吐出圧ポート52と接続するポート54a
と54dを接続し、ドレンポート54bと54cを接続
する。すると、ポート54dと接続する変速ピストン室
12の油圧は高く、ドレンポート54bと接続する変速
ピストン室22の油圧は低くなる。ここで、変速ピスト
ン室12と、変速ピストン室22の有効断面積も等しい
ので、可動プーリ11,21は、図1の軸方向右側に移
動し、金属ベルト3は駆動プーリ側で巻き付き有効半径
は増大し、被動プーリ側では巻き付き有効半径が減少す
ることで、ハイギヤ状態となる。
【0045】変速比をローギヤ側に設定する場合は、制
御弁54のポート54cとポート54aを接続し、ポー
ト54dとドレンポート54bを接続すればよい。そし
て、目標変速比になったかどうかは、入出力回転数を検
出し、制御弁54のポート54cとポート54aを接続
し、ポート54dとドレンポート54bを接続すればよ
い。ところで、金属ベルト3をクランプするのに必要な
推力は、クランプ力設定用減圧弁46の調圧で行ってい
るので、変速に必要な油圧は1MPa以下の低圧で済む
ため、ポンプ50の仕事も少なくすることができる。
【0046】以上説明したように、本第1実施例の無段
変速機においては、以下の作用及び効果が得られる。す
なわち、従来技術では、入力軸のエンジン側端部にトル
クカム構造を設け、入力トルクに応じてクランプ力を設
定しているため、複雑な構成を入力軸に設けなければな
らず、更に、軸方向に長くなってしまっていた。しかし
ながら、本第1実施例においては、駆動側クランプ圧供
給油路と被動側クランプ圧供給油路を連通し、減圧弁4
6により入力トルクに応じた油圧制御を行うため、入力
軸1上に複雑な構成を設ける必要が無く、また、軸方向
に長くなるという問題を解決することができる。
【0047】また、油圧源用のポンプ40と減圧弁46
の間にアキュムレータ48が設けられ、更に、油圧源用
のポンプ40とアキュムレータ48の間に逆止弁43が
設けられている。これにより、ポンプ40からクランプ
圧供給油路31,32に油圧が供給されると、アキュム
レータ48に油圧が蓄圧され、所定圧以上蓄圧される
と、逆止弁43により油圧供給が遮断される。このと
き、減圧弁46でクランプピストン室9,19への油圧
供給は調整されるが、そのときの油圧源をアキュムレー
タ48とすることで、ポンプを駆動する必要がない。
【0048】更に、アキュムレータ48の圧力を検出し
信号を出力する圧力スイッチ49が設けられ、アキュム
レータ圧が所定圧以下であると検出した場合、油圧源ポ
ンプ40を駆動する電動モータ45に対し作動信号が出
力される。すなわち、アキュムレータ48に蓄圧された
油圧によりクランプピストン室9,19の油圧を設定圧
に保持しようとするが、クランプピストン室9,19の
シール部からのリークにより、アキュムレータの油圧は
徐々に低下する。このとき、ポンプ40は、リーク量の
みを補償するだけの吐出量を出す間欠的な仕事だけ行え
ばよい。よって、ポンプ仕事を大幅に低減することがで
きる。
【0049】また、変速ピストン室12,22の有効断
面積が、同一面積に形成され、油圧回路上に3位置切換
弁54を介して一つの油圧源から油圧を供給する。すな
わち、減速側に変速する場合は、駆動側プーリ径を小さ
くし、被動側プーリ径を大きくする。このとき、変速ピ
ストン室12,22の有効断面積が駆動側と被動側で同
一面積に形成されているため、油の体積を調整すればよ
い。このように、3位置切換弁により変速制御を行うこ
とで、一つの油圧源と一つの切換弁で駆動側及び被動側
プーリの両方のプーリ径を同時に制御することが可能と
なり、変速応答性の高いベルト式無段変速機を提供する
ことができる。
【0050】(第2実施例)図2は第2実施例における
ベルト式無段変速機の制御系を表す図である。ポンプ8
0は、エンジンで駆動されるものであり、クランプ圧供
給油路42は逆止弁43を介してアキュムレータ48側
に接続し、変速圧供給油路52は、リリーフ弁53側に
接続している。
【0051】アキュムレータ48の油圧が所定値(P
H)以上であれば、圧力スイッチ49で検知して、リリ
ーフ弁53の設定圧を変速比制御に必要な低圧に設定す
る。すると、ポンプ80のクランプ圧供給油路42は、
逆止弁43により遮断されるため、ポンプ80は変速比
制御弁54の供給油圧源のみの仕事をする。一方、アキ
ュムレータ48の油圧が所定圧(PL)以下になると、
リリーフ弁53の設定圧をクランプ力設定用減圧弁46
の設定最高圧以上にする。これにより、ポンプ80のク
ランプ圧供給油路42は逆止弁43を開いて、アキュム
レータ48にも供給され、圧力スイッチ49が再びアキ
ュムレータ48の油圧が所定値(PH)以上であると検
知すると、リリーフ弁53の設定圧を低圧にする。これ
により、第1実施例と同様の機能を一つのポンプで行う
ことができる。
【0052】以上説明したように、本第2実施例におい
ては、油圧源ポンプ80と逆止弁43の間に、任意に設
定油圧を変更可能なリリーフ弁53を介して変速ピスト
ン室12,22に油圧を供給可能な変速圧供給油路52
が設けられている。そして、圧力スイッチ49が、アキ
ュムレータ圧が所定圧以上であると検出した場合、リリ
ーフ弁53の設定圧がアキュムレータ設定圧以下に設定
される。よって、油圧源ポンプ80から供給される油圧
は、低圧の方に供給されるため、変速圧供給油路52側
に供給することができる。これは、ベルトをクランプす
るためのクランプ力は、アキュムレータ圧により確保さ
れているため、変速には大きな油圧を必要としないから
である。
【0053】更に、圧力スイッチ49が、アキュムレー
タ圧が所定圧以下であると検出した場合、リリーフ弁5
3の設定圧がアキュムレータ設定圧以上に設定される。
よって、油圧源ポンプ80から供給される油圧は、クラ
ンプ圧供給油路42に供給されると共に、変速圧供給油
路52にも供給することができる。これにより、一つの
油圧源ポンプ80を用いて、無駄なくクランプ圧制御及
び変速圧制御を達成することができる。
【0054】(第3実施例)図3は第3実施例における
ベルト式無段変速機の制御系を表す図である。第1実施
例に対しての変更点は、ポンプ40とポンプ50をエン
ジンで駆動すると共に、圧力スイッチ49の代わりにア
ンロード弁91を設けた点である。更に、変速比制御弁
は、3ポート3ステージサーボ弁90として、変速制御
用の変速ピストン室12は、駆動側可動プーリ11側だ
けにした点である。
【0055】変更部の機能について説明する。アキュム
レータ48の油圧が所定圧以上であれば、ポンプ40の
吐出圧は油路91aを介してドレンポートと接続するよ
うにアンロード弁91が作動するためポンプ40の仕事
はノーロード状態である。一方アキュムレータ48の油
圧が所定値以下になると、アンロード弁91は油路91
aとドレンポートとの連通を遮断するため、ポンプ40
の吐出圧はアキュムレータ48を蓄圧する。そして、再
びアキュムレータ48の油圧が所定値を越えると、アン
ロード弁91が開く。
【0056】次に変速比制御は、変速ピストン室12と
連通する変速比制御弁90のポート90aをポンプ50
の変速圧供給油路52と連通するポート90bに接続す
るか、ドレンポート90cに接続するかによって調節す
る。このような構成にすることにより、電動モータを使
わずに、応答よくアキュムレータ48の蓄圧ができる。
【0057】以上説明したように、本第3実施例におい
ては、駆動側変速ピストン室へ油圧を供給可能な駆動側
変速圧供給油路55のみが設けられている。そして、こ
の駆動側変速圧供給油路55上に、任意に油圧を設定可
能なサーボ弁90を介して一つの油圧源から油圧を供給
する変速圧供給油路52が設けられている。すなわち、
ベルトをクランプするためのクランプ圧はクランプピス
トン室9,19により確保されている。よって、駆動側
変速圧供給油路55のみを独立してサーボ弁により制御
することで、被動側変速ピストン室に一定押圧力を付与
する弾性体70を構成し、駆動側変速ピストン室12の
油圧のみ制御することで変速制御をすることができる。
これにより、構成を簡略化しつつ変速制御を行うことが
できる。
【0058】以上、第1実施例、第2実施例、及び第3
実施例について説明してきたが、本願発明は上述の構成
に限られるものではなく、例えば、ピストン室9及びピ
ストン室19内油圧は、基本的には静油圧なので、アキ
ュムレータ48の蓄圧を減圧弁46の供給圧とする代わ
りに、油路各部のシール性を確実にして、ブレーキシス
テムのような、液密なマスターシリンダに荷重をかけ
て、必要油圧を発生させる方式にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のベルト式無段変速機の制御系を表
す油圧回路図である。
【図2】第2実施例のベルト式無段変速機の制御系を表
す油圧回路図である。
【図3】第3実施例のベルト式無段変速機の制御系を表
す油圧回路図である。
【図4】従来技術のベルト式無段変速機の制御系を表す
油圧回路図である。
【符号の説明】
1 入力軸 2 出力軸 3 ベルト 3 金属ベルト 9 クランプピストン室 10 駆動プーリ 11 駆動側可動プーリ 11a 円筒面 12 変速ピストン室 13 カラー部材 14 ピストン部材 15a 内周面 15 隔壁 16 隔壁 17 軸受 19 クランプピストン室 20 被動プーリ 20a 固定プーリ 21 被動側可動プーリ 22 変速ピストン室 23 カラー部材 24 ピストン部材 25,26 隔壁 30 油路 31 駆動側クランプ圧供給油路 32 被動側クランプ圧供給油路 40 ポンプ 41 吸入油路 42 クランプ圧供給油路 43 逆止弁 45 電動モータ 46 クランプ力設定用減圧弁 46c 出力ポート 46 減圧弁 48 アキュムレータ 49 圧力スイッチ 50 ポンプ 52 変速圧供給油路 53 リリーフ弁 54 変速比制御弁 55 駆動側変速圧供給油路 70 コイルスプリング 100 ポンプ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストン室を有する駆動側プーリと、 ピストン室を有する被動側プーリと、 これら2つのプーリに掛け渡され、駆動力を伝達するベ
    ルトと、 車速及びスロットル開度等に基づいて前記駆動側プーリ
    と被動側プーリのプーリ径を油圧により変更することで
    変速比を無段階に制御可能な油圧回路と、 を備えたベルト式無段変速機において、 前記駆動側プーリ及び被動側プーリのピストン室を、変
    速ピストン室とクランプピストン室の二重ピストン構造
    に形成し、 少なくとも一方のピストン室の有効断面積を、駆動側と
    被動側とで同一面積に形成し、 前記油圧回路上に、変速用またはクランプ用のどちらか
    一方の駆動側及び被動側ピストン室間を連通する共通油
    路を設けたことを特徴とするベルト式無段変速機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のベルト式無段変速機に
    おいて、 前記共通油路に、入力トルクの変化に基づいて制御され
    る減圧弁を介して一つの油圧源から油圧を供給するクラ
    ンプ圧供給油路を設けたことを特徴とするベルト式無段
    変速機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のベルト式無段変速機に
    おいて、 前記減圧弁は、入力トルクの変化に基づいて電気的に制
    御されることを特徴とするベルト式無段変速機。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3に記載のベルト式無段
    変速機において、 前記共通油路に油圧を供給するクランプ圧供給油路上で
    あって、前記油圧源用のポンプと前記減圧弁の間にアキ
    ュムレータを設けたことを特徴とするベルト式無段変速
    機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のベルト式無段変速機に
    おいて、 前記油圧源用ポンプと前記アキュムレータの間に逆止弁
    を設けたことを特徴とするベルト式無段変速機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のベルト式無段変速機に
    おいて、 前記逆止弁と前記アキュムレータの間であって、予め設
    定された所定圧に達したときに信号を出力する圧力スイ
    ッチまたは圧力センサを設けたことを特徴とするベルト
    式無段変速機。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のベルト式無段変速機に
    おいて、 前記圧力スイッチまたは圧力センサは、アキュムレータ
    圧が所定圧以下であると検出した場合、前記油圧源ポン
    プに対し作動信号を出力することを特徴とするベルト式
    無段変速機。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のベルト式無段変速機に
    おいて、 前記共通油路に油圧を供給するクランプ圧供給油路上で
    あって、前記油圧源用のポンプと前記減圧弁の間にアキ
    ュムレータを設け、 前記油圧源用ポンプと前記アキュムレータの間に逆止弁
    を設け、 前記クランプ圧供給油路上に、前記アキュムレータ圧が
    所定圧以上であると検出した場合、前記油圧源ポンプを
    アンロードするアンロード弁を設けたことを特徴とする
    ベルト式無段変速機。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のベルト式無段変速機に
    おいて、 前記油圧源ポンプと前記逆止弁の間に、任意に設定油圧
    を変更可能なリリーフ弁、または調圧弁を介して前記変
    速ピストン室に油圧を供給可能な変速圧供給油路を設け
    たことを特徴とするベルト式無段変速機。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のベルト式無段変速機
    において、 前記圧力スイッチまたは圧力センサは、アキュムレータ
    圧が所定圧以上であると検出した場合、前記リリーフ弁
    または調圧弁の設定圧をアキュムレータ設定圧以下に設
    定し、アキュムレータ圧が所定圧以下であると検出した
    場合、前記リリーフ弁または調圧弁の設定圧をアキュム
    レータ設定圧以上に設定する信号を出力することを特徴
    とするベルト式無段変速機。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし9に記載のベルト式無
    段変速機において、 前記油圧回路上に、前記駆動側変速ピストン室へ油圧を
    供給可能な駆動側変速圧供給油路、もしくは、前記被動
    側変速ピストン室へ油圧を供給可能な被動側変速圧供給
    油路の少なくとも一方を設け、 前記少なくとも一方の被・駆動側変速圧供給油路上に、
    任意に油圧を設定可能な変速比制御弁を介して油圧源か
    ら油圧を供給する変速圧供給油路を設けたことを特徴と
    するベルト式無段変速機。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし10に記載のベルト式
    無段変速機において、 前記変速ピストン室の有効断面積を、駆動側と被動側と
    で同一面積に形成し、 前記油圧回路上に、前記駆動側変速ピストン室へ油圧を
    供給可能な駆動側変速圧供給油路と、前記被動側変速ピ
    ストン室へ油圧を供給可能な被動側変速圧供給油路を設
    け、 更に、前記駆動側変速圧供給油路に油圧を供給するとき
    は前記被動側変速圧供給油路から油圧をドレンし、前記
    被動側変速圧供給油路に油圧を供給するときは前記駆動
    側変速圧供給油路から油圧をドレンし、油圧供給を遮断
    するときは駆動側及び被動側変速圧供給油路の両油路を
    遮断する3位置切換弁を介して油圧源から油圧を供給す
    る変速圧供給油路を設けたことを特徴とするベルト式無
    段変速機。
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