JP3391355B2 - ポンプ吐出圧の制御装置 - Google Patents

ポンプ吐出圧の制御装置

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JP3391355B2
JP3391355B2 JP20243891A JP20243891A JP3391355B2 JP 3391355 B2 JP3391355 B2 JP 3391355B2 JP 20243891 A JP20243891 A JP 20243891A JP 20243891 A JP20243891 A JP 20243891A JP 3391355 B2 JP3391355 B2 JP 3391355B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の吐出口を有す
るオイルポンプ手段を有してそのオイルポンプ手段を選
択的に運転するように制御する油圧源装置において、選
択切換時のポンプ吐出圧を滑らかに制御するポンプ吐出
圧の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両用のベルト式無段変速機で
は、エンジン動力により常に駆動して油圧を発生するオ
イルポンプを有しており、このポンプ吐出圧を調圧して
所定のセカンダリ圧を発生し、セカンダリ圧を元圧とし
てプライマリ圧,潤滑圧等を生じるように構成されてい
る。セカンダリ圧は、伝達トルク等に応じて広範囲に制
御されるものであり、このため特に高出力エンジンの車
両に搭載される場合は、オイルポンプ手段を複数個設け
てポンプ吐出容量を増大することが必要になる。一方、
オイルポンプ手段を複数化すると、必然的にセカンダリ
圧が低い場合のポンプ損失の増大が問題になるため、こ
の点を考慮して制御することが必要になる。
【0003】そこで従来、上記複数個のオイルポンプ手
段を有する油圧源装置の制御に関しては、例えば特開昭
61−215853号公報の先行技術がある。ここで、
1つの駆動源で駆動される2つの油ポンプを有し、両油
ポンプの吐出側をチェック弁で連通する。また1つの油
ポンプに対してはリリーフ弁をバイパスして連通し、こ
のリリーフ弁を電気的に切換えてオイル不足の場合にの
み油ポンプを負荷運転してポンプ容量を増大し、動力消
費量を低減させることが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先行技
術のものにあっては、オイル消費の状態に応じてリリー
フ弁により単に切換制御されるだけであるから、この切
換時に制御側の流量が大きく変化する。従って、流量制
御弁の流量応答が悪い場合は、制御側に油撃を生じた
り、圧力の落ち込みを招き、過負荷、耐久劣化、振動、
ショック、ベルト式無段変速機の場合はベルトスリップ
等の不具合を生じる。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、複数個の吐出口を有する
オイルポンプ手段を選択的に運転するように切換える場
合の、油撃,圧力の落ち込みを低減することが可能なポ
ンプ吐出圧の制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のポンプ吐出圧の制御装置は、少なくとも2
組の吐出口を有するオイルポンプの一方の吐出口に連通
された圧力制御弁の流量制御を行うとともに、他方の吐
出口に連通された切換弁の切換制御を行って、前記他方
の吐出口を前記オイルポンプの吸入側、または前記圧力
制御弁に連通させる制御ユニットを備えたポンプ吐出圧
の制御装置において、前記制御ユニットは、走行状態に
応じた前記一方の吐出口からの吐出流量と全体使用流量
とを算出し、両流量の比較に基づき前記切換弁の切換動
作のうち1つを判断する切換判定手段と、前記切換判定
手段による前記切換弁の切換動作時に前記圧力制御弁の
制御油圧に生じる油圧変動に対し緩和すべき所定の増減
圧を設定する加減圧設定手段と、前記切換判定手段によ
る前記切換弁の切換動作時に先だった前記圧力制御弁の
増減圧開始時点および切換動作後の増減圧終了時点とを
設定し、その設定タイミングにしたがって前記圧力制御
弁を所定の増減圧分だけ事前に流量制御することによっ
て、前記他方の吐出口の切換動作時における前記圧力制
御弁の油圧変動を緩和するタイミング設定手段と、を備
えることを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成に基づき、制御ユニットは、走行状態
に応じた一方の吐出口からの吐出流量と全体使用流量と
を算出し、両流量の比較に基づき切換弁の切換動作のう
ち1つを判断して、オイルポンプの他方の吐出口が圧力
制御弁に連通するように切換弁を切換動作させると、そ
の他方の吐出口からの吐出流量が一方の吐出口からの吐
出流量に加算されてポンプ容量を倍増する負荷運転状態
となり、また、これとは異なる別の切換動作を判断する
と、オイルポンプの他方の吐出口をオイルポンプの吸入
側に連通させて無負荷運転状態とする。そして、制御ユ
ニットは、このような負荷運転状態から無負荷運転状態
への切換時、或いは無負荷運転状態から負荷運転状態へ
の切換時には、圧力制御弁の制御油圧に生じる油圧変動
に対し緩和すべき所定の増減圧が設定されるとともに、
切換弁の切換動作に先だった圧力制御弁の増減圧開始時
点および切換動作後の増減圧終了時点とが設定される。
そして、オイルポンプの他方の吐出口の切換動作時、す
なわち、切換弁の切換動作時には、設定された設定タイ
ミングにしたがって圧力制御弁が所定の増減圧分だけ事
前に流量制御されることによって、切換弁の切換動作時
に発生する圧力制御弁の油撃や圧力の落ち込みによる油
圧変動が補正緩和される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、本発明の第1の実施例としてポン
プ吐出圧を電子制御する場合について説明する。
【0009】例えば、ベルト式無段変速機の油圧制御系
について説明すると、符号1は油圧源装置であり、ロー
ラベーン式で吸入,吐出口を複数組有する可変容量型の
オイルポンプ2が、エンジン動力により常に駆動するよ
うに設けられる。オイルポンプ2は、ベーンを備えたロ
ータの回転方向に、1組の吸入口3aと吐出口3b
有するメインポート3が、同様の吸入口4aと吐出口4
を有するサブポート4が形成されており、両吸入口
3a,4aが油路5によりオイルパン6に連通する。メ
インポート3の吐出口3bは、油路7を介しセカンダリ
制御弁20に連通して常にオイル供給しており、サブポ
ート4の吐出口4bの油路8は、切換弁10を介して吸
入側に連通すると共に、チェック弁9を介して上記油路
7に連通している。
【0010】切換弁10は、ON・OFFしてサブポー
ト4からの多量のオイルを還流して無負荷運転し、また
は遮断して負荷運転することでチェック弁9を介しセカ
ンダリ制御弁20にオイル供給するものであり、この切
換弁10の制御側に、油路11を介して切換制御弁12
が連通する。また、セカンダリ制御弁20のドレン側
は、油路21を介して潤滑制御弁22に連通し、潤滑及
びその他に使用する一定の潤滑圧Poを発生しており、
この潤滑圧Poが油路13により切換制御弁12に導か
れる。切換制御弁12は3方弁であり、制御ユニット4
0からの電気信号により潤滑圧Poを切換弁10に作用
させると、切換弁10のスプール10aは図中左側方向
に移動させられる。すると、切換弁10のドレンポート
10bを開くランド10cが図中左側方向に移動するの
で、油路8からのオイルが油路5側にドレンされる。
【0011】なお、セカンダリ制御弁20は、電気信号
により調圧してセカンダリ圧Psを広範囲に制御する。
このセカンダリ圧Psは、油路23によりプライマリ制
御弁24に導かれて流量制御されることで、プライマリ
圧Ppを生じるように構成される。
【0012】次に電子制御系について説明すると、エン
ジン回転数Ne,アクセル開度θ,油温To等を検出す
るエンジン回転数センサ30,アクセル開度センサ32,
油温センサ33及び変速比iの算定部31を有して、こ
れらのセンサ及び変速比算定部31の信号が制御ユニッ
ト40に入力する。
【0013】制御ユニット40は、エンジン回転数N
e,油温Toが入力するメインポート流量算出部41を
有し、これらの要素によりメインポート3で各運転状態
に応じて発生するポート流量Qpを算出する。またエン
ジン回転数Ne,変速比i,アクセル開度θ等が入力す
る使用流量算出部42を有し、伝達トルクに応じたセカ
ンダリ圧Ps,変速比iに応じたプライマリ圧Pp,潤
滑流量等から無段変速機油圧制御系の全体で使用する使
用流量Qsを算出する。これらの両流量Qp,Qsの信
号は切換判定部43に入力し、両者を比較してQp<Q
s+Qmの場合に切換OFF可能を判断し、Qp≧Qs
の場合に切換ON可能を判断する。ここで、使用流量Q
sが減少して切換ON判断されメインポート3のみの運
転に切換わる場合は、流量が半減することで圧力の落ち
込みを生じ易く、これを防止するには予めセカンダリ圧
Psを上昇すれば良い。
【0014】そこで上記制御原理に基づいて、切換ON
信号はセカンダリ加圧設定部44に入力して、流量Q
p,Qs,セカンダリ圧Ps,油温To等の要素によ
り、所定の増圧量+ΔPsを算出する。上記切換ON,
増圧量+ΔPsの信号はタイミング設定部45に入力
し、切換時点toに先立つ増圧開始時点t1,切換時点
後の増圧終了時点t2を、上述の要素,増圧量+ΔPs
から設定する。そしてこの増圧時点t1,t2で増圧信
号をセカンダリ制御部46に出力し、切換時点toで切
換信号を駆動部47を介して切換制御弁12に出力す
る。一方、切換OFF信号に対しては、セカンダリ減圧
設定部48とタイミング設定部49を有し、同様にし
て所定の減圧量−ΔPs,切換時点toに対する減圧開
始,終了の時点t1,t2を設定する。そして所定のタ
イミングでこの減圧信号をセカンダリ制御部46に、切
換信号を駆動部47を介して切換制御弁12に出力する
ように構成される。
【0015】次いで、この実施例の作用を、図2のフロ
ーチャート,図3のタイムチャートを用いて説明する。
【0016】先ず、エンジン運転時にその動力により油
圧源装置1のオイルポンプ2が回転駆動し、メインポー
ト3により常にセカンダリ制御弁20にオイル供給され
て所定のセカンダリ圧Psを生じる。また、このセカン
ダリ圧Psを元圧として潤滑制御弁22で一定の潤滑圧
Poと、プライマリ制御弁24で変速比iに応じたプラ
イマリ圧Ppとを生じている。このとき、制御ユニット
40ではメインポート3のポート流量Qpと全体の使用
流量Qsとが算出され、且つ両者が比較判断されてい
る。
【0017】そこで、低速走行での加速時のようにポー
ト流量Qpに比べて使用流量Qsのほうが多くなると、
メインポート3のみの負荷運転からメインポート3およ
びサブポート4の両ポート負荷運転となるように切換判
定部43によって切換OFF判断されて、所定の切換時
点toで切換信号が切換制御弁12に出力する。このた
め、切換制御弁12は潤滑圧Poを遮断して、切換弁1
0を遮断位置に動作させて、サブポート4からのオイル
が切換弁10に流入しないようにする。そのため、サブ
ポート4からのオイルはチェック弁9を介しセカンダリ
制御弁20等に加算して供給されるようにサブポート4
負荷運転を開始する。こうして、ポート流量Qpは倍
増して、各部に不足無く供給される。
【0018】一方、このとき、図2のフローチャートの
ステップS1からステップS2,ステップS3に進んで
実行され、セカンダリ圧Psの減圧量−ΔPsと減圧開
始,終了の時点t1,t2が設定される。そして図3
(a)のように、上記切換時点to前の減圧開始時点t
1で減圧信号がセカンダリ制御部46に出力し、セカン
ダリ制御弁20を上記減圧量−ΔPsだけ予め減圧制御
する。そこで、この減圧状態で上述のサブポート流量の
増量が行われて、増量時の一点鎖線のような油撃が吸収
緩和され、セカンダリ圧Psは実線のように滑らかに変
化する。
【0019】また高速での定常走行時にポート流量Qp
の方が多くなると、メインポート3およびサブポート4
の両ポート負荷運転からメインポート3のみの負荷運転
となるように切換判定部43によって切換ON判断され
る。この場合は、切換制御弁12潤滑圧Poを導入し
て、切換弁10連通位置に動作させて、サブポート4
の吐出流量を吸入側に戻して無負荷運転する。このた
め、ポート流量Qpは半減して、ポート負荷が低減され
る。
【0020】一方、このとき、図2のフローチャートの
ステップS1からステップS4,ステップS5に進んで
実行され、セカンダリ圧Psの増圧量+ΔPsと増圧開
始,終了の時点t1,t2が設定される。
【0021】そして図3(b)のように、上記切換時点
to前の増圧開始時点t1に増圧信号がセカンダリ制御
部46に出力し、セカンダリ制御弁20を上記増圧量+
ΔPsだけ予め増圧制御する。そこで、この増圧状態で
上述のサブポート流量の減量が行われて、減量時の一点
鎖線のような圧力の落ち込みが吸収緩和され、同様にセ
カンダリ圧Psは実線のように滑らかに変化する。
【0022】図4の本発明の第2の実施例について説明
すると、この場合は、チェック弁9がスプリング9aの
チェックボール9bと反対側に圧力室9cを有し、セッ
ト荷重可変式に構成される。そしてこのチェック弁9の
圧力室9cが、絞り14を有する油路15により切換制
御弁12と切換弁10の油路11に連通して構成され
る。
【0023】そこでこの実施例では、切換ON時に切換
制御弁12により潤滑圧Poが切換弁10に導入する場
合に、その潤滑圧Poがチェック弁9の圧力室9cにも
導入して、その閉方向のセット荷重を増大する。そこで
チェック弁9を先に閉じて、油路7のセカンダリ圧Ps
を確保した後に、サブポート4の吐出流量が抜けて無負
荷運転状態になるのであり、これによりセカンダリ圧P
sの落ち込みが低減される。
【0024】図5の本発明の第3の実施例について説明
すると、この場合は、切換弁10において例えばスプー
ル10aのドレンポート10bを開くランド10cに切
欠き10dが形成され、図6のように切換弁10の開き
始めの開口面積が小さく設定される。
【0025】そこでこの実施例では、切換ON時に切換
弁10によりサブポート4の吐出流量を抜く際に、オイ
ルが切欠き10dにより徐々に抜かれて同様にセカンダ
リ圧Psの落ち込みを低減するようになる。
【0026】以上、本発明の実施例について説明した
が、これのみに限定されない。例えば切換制御弁12に
与えられる切換信号自体を、圧力変動を低減するように
変化しても良い。また、油圧源装置として独立したオイ
ルポンプを複数個有する場合にも、同様に適応できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数個の吐出口を有するオイルポンプ手段の少なくとも
1つを吸入側に連通または遮断するように切換えて、ポ
ンプ容量を可変制御するポンプ吐出圧の制御において、
ポンプ容量切換え時に油撃や圧力の落ち込みを低減する
ように制御されるので、過負荷、耐久劣化、騒音、ショ
ックの発生が防止され、無段変速機の場合のベルトやク
ラッチのスリップ等も防止することができる。
【0028】第1の実施例では、切換弁の切換時を電気
的に判断し、且つ圧力制御弁を所定のタイミングで増圧
または減圧して、圧力の落ち込みまたは油撃を吸収緩和
するように制御するので、圧力変動を適確に緩和するこ
とができる。また第2,第3の実施例では、機械的な簡
単な構成で、圧力の落ち込みを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポンプ吐出圧の制御装置の第1の実施
例の構成図
【図2】ポンプ容量切換時の作用のフローチャート
【図3】(a),(b)はポンプ容量切換時のタイムチ
ャート
【図4】本発明の第2の実施例の構成図
【図5】本発明の第3の実施例を示す図
【図6】切換弁の特性を示す図
【符号の説明】
1 油圧源装置 2 オイルポンプ 3 メインポート 4 サブポート 9 チェック弁 10 切換弁 12 切換制御弁 20 セカンダリ制御弁 40 制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 佳司 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号 富 士重工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−215853(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 63/48 F16H 9/00 F04B 49

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2組の吐出口を有するオイル
    ポンプの一方の吐出口に連通された圧力制御弁の流量制
    御を行うとともに、他方の吐出口に連通された切換弁の
    切換制御を行って、前記他方の吐出口を前記オイルポン
    プの吸入側、または前記圧力制御弁に連通させる制御ユ
    ニットを備えたポンプ吐出圧の制御装置において、 前記制御ユニットは、走行状態に応じた前記一方の吐出
    口からの吐出流量と全体使用流量とを算出し、両流量の
    比較に基づき前記切換弁の切換動作のうち1つを判断す
    切換判定手段と、 前記切換判定手段による前記切換弁の切換動作時に前記
    圧力制御弁の制御油圧に生じる油圧変動に対し緩和すべ
    き所定の増減圧を設定する加減圧設定手段と、 前記切換判定手段による前記切換弁の切換動作時に先だ
    った前記圧力制御弁の増減圧開始時点および切換動作後
    の増減圧終了時点とを設定し、その設定タイミングにし
    たがって前記圧力制御弁を所定の増減圧分だけ事前に流
    量制御することによって、前記他方の吐出口の切換動作
    時における前記圧力制御弁の油圧変動を緩和するタイミ
    ング設定手段と、 を備える ことを特徴とするポンプ吐出圧の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御ユニットは、前記切換判定手段
    での判定結果に基づき前記圧力制御弁の吐出油圧を予め
    増圧または減圧制御することを特徴とする請求項1
    載のポンプ吐出圧の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御ユニットは、増圧量または減圧
    量,切換時点の前後の増圧等の開始と終了の時点を種々
    の要素により電気的に設定することを特徴とする請求項
    記載のポンプ吐出圧の制御装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも2組の吐出口を有するオイル
    ポンプの一方の吐出口に連通された圧力制御弁の流量制
    御を行うとともに、他方の吐出口に連通された切換弁の
    切換制御を行って、前記他方の吐出口を前記オイルポン
    プの吸入側、または前記圧力制御弁に連通させる制御ユ
    ニットと、前記他方の吐出口と前記圧力制御弁との間に
    介設されたチェック弁と、を備えたポンプ吐出圧の制御
    装置において、 前記チェック弁は、前記制御ユニットが前記他方の吐出
    口を前記オイルポンプの吸入側に連通させるように前記
    切換弁を切換制御を行う際に、前記圧力制御弁からの潤
    滑圧が導入し閉方向のセット荷重が増大されて、前記他
    方の吐出口と前記圧力制御弁との連通を事前に遮断する
    油圧室を備えることを特徴とするポンプ吐出圧の制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記切換弁は、前記切換弁のスプールま
    たはポートの一方に、切換初期の流量を小さく設定する
    切欠き部を設けることを特徴とする請求項1または4
    記載のポンプ吐出圧の制御装置。
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JP2014185751A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Jatco Ltd 無段変速機の制御装置及び制御方法
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