JPH11280643A - 自動変速機用油圧ポンプ装置 - Google Patents
自動変速機用油圧ポンプ装置Info
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- JPH11280643A JPH11280643A JP10086480A JP8648098A JPH11280643A JP H11280643 A JPH11280643 A JP H11280643A JP 10086480 A JP10086480 A JP 10086480A JP 8648098 A JP8648098 A JP 8648098A JP H11280643 A JPH11280643 A JP H11280643A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動変速機等の油圧回路に油圧を供給するポ
ンプ装置として、実際に必要なポンプ吐出量に応じてポ
ンプのアンロード量を制御することにより確実にポンプ
駆動損失を軽減する。 【解決手段】 エンジン駆動される第1、第2の油圧ポ
ンプ32a、32bと、一方の油圧ポンプ32bの吐出
圧を低圧側に連通するドレン通路42と、ドレン通路4
2の途中に介装されるアンロード弁30と、油圧ポンプ
32の要求吐出量を検出する検出手段と、この検出結果
に基づいてアンロード弁30の開閉を制御する制御手段
とを設け、要求吐出量がそのときの第1の油圧ポンプ3
2aの吐出量以下であるときはアンロード弁30を介し
て第2の油圧ポンプ32bの吐出油を低圧側に開放す
る。
ンプ装置として、実際に必要なポンプ吐出量に応じてポ
ンプのアンロード量を制御することにより確実にポンプ
駆動損失を軽減する。 【解決手段】 エンジン駆動される第1、第2の油圧ポ
ンプ32a、32bと、一方の油圧ポンプ32bの吐出
圧を低圧側に連通するドレン通路42と、ドレン通路4
2の途中に介装されるアンロード弁30と、油圧ポンプ
32の要求吐出量を検出する検出手段と、この検出結果
に基づいてアンロード弁30の開閉を制御する制御手段
とを設け、要求吐出量がそのときの第1の油圧ポンプ3
2aの吐出量以下であるときはアンロード弁30を介し
て第2の油圧ポンプ32bの吐出油を低圧側に開放す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジン駆動の油圧
ポンプにおいてその駆動損失を軽減するようにした改良
技術に関する。
ポンプにおいてその駆動損失を軽減するようにした改良
技術に関する。
【0002】
【従来の技術と解決すべき課題】吐出油量を段階的に制
御することにより駆動損失の軽減を図ったポンプ装置と
して、例えばSAEペーパー第930668号に記載の
フローコントロールバルブ付デュアルステージローラー
べ一ンポンプがある。このポンプは2つの吐出ポートを
備えており、ポンプ駆動回転数(エンジン回転数)が一
定以上になると、一方の吐出ポートを吸込側にバイパス
させることによりポンプ駆動負荷を軽減できるようにな
っている。
御することにより駆動損失の軽減を図ったポンプ装置と
して、例えばSAEペーパー第930668号に記載の
フローコントロールバルブ付デュアルステージローラー
べ一ンポンプがある。このポンプは2つの吐出ポートを
備えており、ポンプ駆動回転数(エンジン回転数)が一
定以上になると、一方の吐出ポートを吸込側にバイパス
させることによりポンプ駆動負荷を軽減できるようにな
っている。
【0003】しかしながら、このポンプにおいては、2
つの吐出ボートから吐出するポンプ固有吐出量が均等で
あるため、ポンプ駆動回転数が一定以上になってもまだ
エネルギーロスが多いことと、基本的にポンプ回転数に
よりポンプ吐出量を2段階に変更するため、実際に必要
なポンプ仕事に対応してポンプ吐出量を切り換えられる
とは限らないという問題点がある。
つの吐出ボートから吐出するポンプ固有吐出量が均等で
あるため、ポンプ駆動回転数が一定以上になってもまだ
エネルギーロスが多いことと、基本的にポンプ回転数に
よりポンプ吐出量を2段階に変更するため、実際に必要
なポンプ仕事に対応してポンプ吐出量を切り換えられる
とは限らないという問題点がある。
【0004】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、実際に必要なポンプ吐出量に応じてポン
プのアンロード量を制御することにより確実にポンプ駆
動損失を軽減できるようにしたポンプ装置を提供するこ
とを目的としている。
されたもので、実際に必要なポンプ吐出量に応じてポン
プのアンロード量を制御することにより確実にポンプ駆
動損失を軽減できるようにしたポンプ装置を提供するこ
とを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記問題を解決す
るために、請求項1の発明は、エンジン駆動される2基
以上の油圧ポンプと、一部の油圧ポンプの吐出圧を低圧
側に連通するドレン通路と、ドレン通路の途中に介装さ
れるアンロード弁と、油圧ポンプの要求吐出量を検出す
る検出手段と、この検出結果に基づいてアンロード弁の
開閉を制御する制御手段とを備えた。
るために、請求項1の発明は、エンジン駆動される2基
以上の油圧ポンプと、一部の油圧ポンプの吐出圧を低圧
側に連通するドレン通路と、ドレン通路の途中に介装さ
れるアンロード弁と、油圧ポンプの要求吐出量を検出す
る検出手段と、この検出結果に基づいてアンロード弁の
開閉を制御する制御手段とを備えた。
【0006】(2)請求項2の発明は、上記請求項1の
発明の要求吐出量を検出する手段として、油圧回路に設
けられるリリーフ弁のドレーン回路上にオリフィスを介
装すると共に、制御手段を、このオリフィスの上流側圧
力に基づいてアンロード弁の開閉を制御する構成とし
た。
発明の要求吐出量を検出する手段として、油圧回路に設
けられるリリーフ弁のドレーン回路上にオリフィスを介
装すると共に、制御手段を、このオリフィスの上流側圧
力に基づいてアンロード弁の開閉を制御する構成とし
た。
【0007】(3)請求項3の発明は、上記請求項1の
発明の要求吐出量を検出する手段を、自動変速機の変速
指令信号に基づき、該変速機の油圧回路が要求する理論
吐出量を算出する構成とすると共に、制御手段を、前記
理論吐出量に基づいてアンロード弁の開閉を制御する構
成とした。
発明の要求吐出量を検出する手段を、自動変速機の変速
指令信号に基づき、該変速機の油圧回路が要求する理論
吐出量を算出する構成とすると共に、制御手段を、前記
理論吐出量に基づいてアンロード弁の開閉を制御する構
成とした。
【0008】(4)請求項4の発明は、上記請求項2の
発明のアンロード弁を、オリフィス上流の油圧力が所定
値以上となったときにポンプのドレン通路を開くように
構成されているものとした。
発明のアンロード弁を、オリフィス上流の油圧力が所定
値以上となったときにポンプのドレン通路を開くように
構成されているものとした。
【0009】(5)請求項5の発明は、上記請求項3の
発明のアンロード弁を、制御手段からの指令に基づいて
作動する電磁弁で構成されているものとした。
発明のアンロード弁を、制御手段からの指令に基づいて
作動する電磁弁で構成されているものとした。
【0010】(6)請求項6の発明は、上記請求項1の
発明において、油温を検出する手段と、アンロード弁の
開弁圧を変化させる手段とを備え、油温が上昇するほど
アンロード弁の開弁圧を高めるように制御手段が構成さ
れたものとする。
発明において、油温を検出する手段と、アンロード弁の
開弁圧を変化させる手段とを備え、油温が上昇するほど
アンロード弁の開弁圧を高めるように制御手段が構成さ
れたものとする。
【0011】
【作用・効果】(1)上記各発明において、自動変速機
など油圧ポンプの負荷に供給される全体の油量は、その
負荷が要求する油量つまり検出手段による検出結果に応
じてアンロード弁が作動することで調整される。すなわ
ち要求油量が少なければアンロード弁の開度が増し、要
求油量が多ければアンロード弁の開度が減じて、所定の
油圧ポンプからのドレン量を増減させることで必要限度
の油量が負荷に供給される。他の油圧ポンプはエンジン
回転に応じた固有の油量を常時吐出しているので、要求
油量の変動にかかわらず必要最低量は当該ポンプの作動
により応答よく供給可能である。したがって、各ポンプ
の固有吐出量を用途に応じて設定することで、油圧供給
の応答性を確保したうえで、駆動損失を要求油量に応じ
て最小限に抑えることができる。
など油圧ポンプの負荷に供給される全体の油量は、その
負荷が要求する油量つまり検出手段による検出結果に応
じてアンロード弁が作動することで調整される。すなわ
ち要求油量が少なければアンロード弁の開度が増し、要
求油量が多ければアンロード弁の開度が減じて、所定の
油圧ポンプからのドレン量を増減させることで必要限度
の油量が負荷に供給される。他の油圧ポンプはエンジン
回転に応じた固有の油量を常時吐出しているので、要求
油量の変動にかかわらず必要最低量は当該ポンプの作動
により応答よく供給可能である。したがって、各ポンプ
の固有吐出量を用途に応じて設定することで、油圧供給
の応答性を確保したうえで、駆動損失を要求油量に応じ
て最小限に抑えることができる。
【0012】(2)請求項2の発明によれば、リリーフ
弁からのドレン流量がオリフィス上流の圧力で代表され
る。このドレン流量は負荷を含めた油圧回路全体の油量
の収支を示しており、このドレン量の増大に応じてアン
ロード弁を開弁させることにより結果的にドレン量を所
定値以下に抑えて必要最小のポンプ吐出量に制御するこ
とができる。
弁からのドレン流量がオリフィス上流の圧力で代表され
る。このドレン流量は負荷を含めた油圧回路全体の油量
の収支を示しており、このドレン量の増大に応じてアン
ロード弁を開弁させることにより結果的にドレン量を所
定値以下に抑えて必要最小のポンプ吐出量に制御するこ
とができる。
【0013】(3)請求項3の発明によれば、流体式変
速機やベルト式無段変速機などの自動変速機を備えた車
両において、油圧負荷となる自動変速機の要求油量はそ
の変速状態に応じて算出される。すなわち、油圧ポンプ
が吐出すべき理論吐出量は自動変速機の変速指令信号か
ら判断して算出することが可能であり、この算出結果に
基づいてアンロード弁の開度を制御することで油圧ポン
プの駆動損失を最小限に抑えることができる。
速機やベルト式無段変速機などの自動変速機を備えた車
両において、油圧負荷となる自動変速機の要求油量はそ
の変速状態に応じて算出される。すなわち、油圧ポンプ
が吐出すべき理論吐出量は自動変速機の変速指令信号か
ら判断して算出することが可能であり、この算出結果に
基づいてアンロード弁の開度を制御することで油圧ポン
プの駆動損失を最小限に抑えることができる。
【0014】(4)請求項4の発明によれば、請求項2
の発明におけるオリフィス上流の圧力に応動してポンプ
ドレン通路を開閉するようにアンロード弁を構成したの
で、簡単な構成で油圧ポンプの吐出量を制御することが
できる。
の発明におけるオリフィス上流の圧力に応動してポンプ
ドレン通路を開閉するようにアンロード弁を構成したの
で、簡単な構成で油圧ポンプの吐出量を制御することが
できる。
【0015】(5)請求項5の発明によれば、請求項3
の発明におけるアンロード弁の開度が電磁弁により制御
されるので、負荷の要求油量に対して油圧ポンプの吐出
量をきわめて正確に制御することが可能である。
の発明におけるアンロード弁の開度が電磁弁により制御
されるので、負荷の要求油量に対して油圧ポンプの吐出
量をきわめて正確に制御することが可能である。
【0016】(6)請求項6の発明によれば、請求項1
の発明のアンロード弁の開弁圧が油温が上昇するほど高
くなるように制御されるので、油温の上昇に伴い必要潤
滑油量を確保した吐出量制御が可能となる。
の発明のアンロード弁の開弁圧が油温が上昇するほど高
くなるように制御されるので、油温の上昇に伴い必要潤
滑油量を確保した吐出量制御が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施形態を
添付図面に基づいて説明する。図1および図2は、無段
変速機用の油圧源として本発明を適用した場合の、油圧
回路構成の一例を示す。図において20はベルト式無段
変速機(CVT)であり、エンジン回転が入力する入力
プーリ21と駆動系に接続される出力プーリ22とがそ
れぞれの油室21a,22aに作用する油圧に応じて相
反的にプーリ幅を変化させることで両者に掛け回された
ベルト23の接触半径を変化させて入力プーリ21から
出力プーリ22への変速比を無段階に変化させる。
添付図面に基づいて説明する。図1および図2は、無段
変速機用の油圧源として本発明を適用した場合の、油圧
回路構成の一例を示す。図において20はベルト式無段
変速機(CVT)であり、エンジン回転が入力する入力
プーリ21と駆動系に接続される出力プーリ22とがそ
れぞれの油室21a,22aに作用する油圧に応じて相
反的にプーリ幅を変化させることで両者に掛け回された
ベルト23の接触半径を変化させて入力プーリ21から
出力プーリ22への変速比を無段階に変化させる。
【0018】この無段変速機の油圧系統は、エンジン駆
動される油圧ポンプ装置10の吐出圧を加減するリリー
フ弁として、ライン圧制御弁23,その下流に位置して
図示しない油圧クラッチ類やトルクコンバータへの制御
油圧を調整するクラッチ圧制御弁24,無段変速機20
の油室21a,22aへの油圧を調整する変速制御弁2
5などを備えている。
動される油圧ポンプ装置10の吐出圧を加減するリリー
フ弁として、ライン圧制御弁23,その下流に位置して
図示しない油圧クラッチ類やトルクコンバータへの制御
油圧を調整するクラッチ圧制御弁24,無段変速機20
の油室21a,22aへの油圧を調整する変速制御弁2
5などを備えている。
【0019】ライン圧制御弁23は運転状態に応じて無
段変速機20のベルト−プーリ間に必要な摩擦力を確保
するためのもので、後述する制御回路19からの指令に
応じてデューティソレノイド弁の開度(パルス幅)を制
御することで油圧ポンプ装置10からの吐出圧を必要な
油圧に調整する。クラッチ圧制御弁24は前記ライン圧
制御弁23の下流に位置して、同じく制御回路19から
のデューテイ制御信号に応じて後退用クラッチ等への制
御圧力を調整する。変速制御弁25は制御回路19から
の信号に応じて各プーリ21,22に配分して目標変速
比に制御するためのもので、この圧力配分は位置指令と
して制御回路19から付与される信号に応動するステッ
プモータ等によって決められる。
段変速機20のベルト−プーリ間に必要な摩擦力を確保
するためのもので、後述する制御回路19からの指令に
応じてデューティソレノイド弁の開度(パルス幅)を制
御することで油圧ポンプ装置10からの吐出圧を必要な
油圧に調整する。クラッチ圧制御弁24は前記ライン圧
制御弁23の下流に位置して、同じく制御回路19から
のデューテイ制御信号に応じて後退用クラッチ等への制
御圧力を調整する。変速制御弁25は制御回路19から
の信号に応じて各プーリ21,22に配分して目標変速
比に制御するためのもので、この圧力配分は位置指令と
して制御回路19から付与される信号に応動するステッ
プモータ等によって決められる。
【0020】制御回路19は本発明の制御手段としての
機能を有するもので、入力プーリ回転数、出力プーリ回
転数(車速)、スロットル開度、エンジン回転数、変速
機インヒビタスイッチ状態、油温、ドレン油圧などが入
力し、これらの運転状態パラメータに基づいて上記目標
変速比、目標ライン圧、クラッチ制御油圧に相当する指
令値を出力して無段変速機20を制御すると共に、必要
な油量を得るための油圧ポンプ装置10の要求吐出量を
演算して後述するアンロード弁30の開閉を制御する。
機能を有するもので、入力プーリ回転数、出力プーリ回
転数(車速)、スロットル開度、エンジン回転数、変速
機インヒビタスイッチ状態、油温、ドレン油圧などが入
力し、これらの運転状態パラメータに基づいて上記目標
変速比、目標ライン圧、クラッチ制御油圧に相当する指
令値を出力して無段変速機20を制御すると共に、必要
な油量を得るための油圧ポンプ装置10の要求吐出量を
演算して後述するアンロード弁30の開閉を制御する。
【0021】油圧ポンプ装置10は図2に示したように
構成されている。図において、エンジン31にはポンプ
32が直結されている。このポンプ32は、固有吐出量
が例えば1回転あたり6ccと比較的小容量のポンプ32
aと、同じく12ccと比較的大容量のポンプ32bとが
同時にエンジン駆動されるようにタンデム配置となって
いる。
構成されている。図において、エンジン31にはポンプ
32が直結されている。このポンプ32は、固有吐出量
が例えば1回転あたり6ccと比較的小容量のポンプ32
aと、同じく12ccと比較的大容量のポンプ32bとが
同時にエンジン駆動されるようにタンデム配置となって
いる。
【0022】各ポンプ32a,32bの吸入ボート33
は共通であり、ストレーナー34を介して、リザーバー
タンク11に溜められる油を吸入する。ポンプ32の吐
出ポート36は、上述した無段変速機のライン系油圧通
路41に直接連通しているが、ポンプ32bの吐出ポー
ト37は、チェック弁38を介してライン系油圧通路4
1に接続している。ポンプ32bの吐出ポート37はさ
らにドレン通路42を介して低圧側、例えばタンク11
に連通しており、このドレン通路42の途中にアンロー
ド弁30が介装されている。
は共通であり、ストレーナー34を介して、リザーバー
タンク11に溜められる油を吸入する。ポンプ32の吐
出ポート36は、上述した無段変速機のライン系油圧通
路41に直接連通しているが、ポンプ32bの吐出ポー
ト37は、チェック弁38を介してライン系油圧通路4
1に接続している。ポンプ32bの吐出ポート37はさ
らにドレン通路42を介して低圧側、例えばタンク11
に連通しており、このドレン通路42の途中にアンロー
ド弁30が介装されている。
【0023】アンロード弁30は、制御回路19からの
指令に応動する電磁弁で構成されており、前記指令に基
づいてドレン通路42を閉止するか開放するかの何れか
の位置に選択的に制御される。ドレン通路42が閉ざさ
れた状態では第2のポンプ32bの吐出油はチェック弁
38を開いてライン系油圧回路41に合流し、したがっ
て負荷側に供給される総油量は各ポンプ32a、32b
の吐出量の合計となる。これに対して、ドレン通路42
が開かれたアンロード状態では第2のポンプ32bの吐
出油は低圧側に開放されるので、負荷側には第1のポン
プ32aの吐出油のみが供給されることになる。
指令に応動する電磁弁で構成されており、前記指令に基
づいてドレン通路42を閉止するか開放するかの何れか
の位置に選択的に制御される。ドレン通路42が閉ざさ
れた状態では第2のポンプ32bの吐出油はチェック弁
38を開いてライン系油圧回路41に合流し、したがっ
て負荷側に供給される総油量は各ポンプ32a、32b
の吐出量の合計となる。これに対して、ドレン通路42
が開かれたアンロード状態では第2のポンプ32bの吐
出油は低圧側に開放されるので、負荷側には第1のポン
プ32aの吐出油のみが供給されることになる。
【0024】図3はこのような油圧系統を有する無段変
速機の吐出量制御の概要を示したものである。この制御
では、まず無段変速機20の現在の変速比ipと、運転
状態に応じて定めた次ステップにおける目標変速比ip
+との偏差に基づきこの偏差をゼロにするための入力プ
ーリ21と出力プーリ22のプーリストロークΔLp、
ΔLsを求め、これらのストローク量とプーリ油室21
a,22aのそれぞれの断面積Ap,Asとから単位時
間ΔTあたりに各プーリ油室に供給する油量Qp、Qs
を求め、これらの和を変速に必要な油量Qrとする。一
方、現在のライン圧PL、油温Toil、車速Vspか
ら、油圧系のリーク流量QLe、潤滑流量QLub、ベルト
潤滑油量Q2をテーブル検索または演算により求め、前
記Qrにこれらを加味したものをこの油圧系統の油圧ポ
ンプ32に対する時々刻々の要求吐出量Qtとして設定
する。次に、この演算吐出量Qtとの比較において、第
1のポンプ32aの現在の吐出流量Qを、エンジン回転
数Ne、1回転あたりの吐出量D1、容積効率ηvから
算出し、この吐出量だけでまかなえれば、つまりQ≧Q
pならばアンロード弁30をオンにして第2のポンプ3
2bの吐出圧をアンロードし、ポンプ32aだけではま
かなえないと判断される場合、つまりQ<Qpのときは
アンロード弁30をオフにして第2のポンプ32bのア
ンロードをキャンセルする。
速機の吐出量制御の概要を示したものである。この制御
では、まず無段変速機20の現在の変速比ipと、運転
状態に応じて定めた次ステップにおける目標変速比ip
+との偏差に基づきこの偏差をゼロにするための入力プ
ーリ21と出力プーリ22のプーリストロークΔLp、
ΔLsを求め、これらのストローク量とプーリ油室21
a,22aのそれぞれの断面積Ap,Asとから単位時
間ΔTあたりに各プーリ油室に供給する油量Qp、Qs
を求め、これらの和を変速に必要な油量Qrとする。一
方、現在のライン圧PL、油温Toil、車速Vspか
ら、油圧系のリーク流量QLe、潤滑流量QLub、ベルト
潤滑油量Q2をテーブル検索または演算により求め、前
記Qrにこれらを加味したものをこの油圧系統の油圧ポ
ンプ32に対する時々刻々の要求吐出量Qtとして設定
する。次に、この演算吐出量Qtとの比較において、第
1のポンプ32aの現在の吐出流量Qを、エンジン回転
数Ne、1回転あたりの吐出量D1、容積効率ηvから
算出し、この吐出量だけでまかなえれば、つまりQ≧Q
pならばアンロード弁30をオンにして第2のポンプ3
2bの吐出圧をアンロードし、ポンプ32aだけではま
かなえないと判断される場合、つまりQ<Qpのときは
アンロード弁30をオフにして第2のポンプ32bのア
ンロードをキャンセルする。
【0025】このようにして、図4に示したように、第
2のポンプ32bの吐出油圧は、運転状態に応じて無段
変速機20の要求する油量がそのときの第1のポンプ3
2aの吐出量Qtを超えるときにのみ利用され、それ以
外の運転状態ではアンロードされて固有吐出量の少ない
第1のポンプ32aのみによる運転となるため、油圧ポ
ンプ装置としての仕事量が抑制されてその駆動損失が効
果的に軽減される。また、この場合常時ポンプ仕事をす
るポンプ32aの固有吐出量は、第2のポンプ32bに
比較して小さめに設定してあるので、ポンプ32aを駆
動するエンジンが最高回転数になっても、それほど吐出
量は多くならず、したがってポンプ騒音の点でも有利で
ある。
2のポンプ32bの吐出油圧は、運転状態に応じて無段
変速機20の要求する油量がそのときの第1のポンプ3
2aの吐出量Qtを超えるときにのみ利用され、それ以
外の運転状態ではアンロードされて固有吐出量の少ない
第1のポンプ32aのみによる運転となるため、油圧ポ
ンプ装置としての仕事量が抑制されてその駆動損失が効
果的に軽減される。また、この場合常時ポンプ仕事をす
るポンプ32aの固有吐出量は、第2のポンプ32bに
比較して小さめに設定してあるので、ポンプ32aを駆
動するエンジンが最高回転数になっても、それほど吐出
量は多くならず、したがってポンプ騒音の点でも有利で
ある。
【0026】図5に本発明の第2の実施形態を示す。こ
の実施形態では、変速機油圧系の各リリーフ弁23〜2
5のドレン回路44の途中にオリフィス45を設け、ド
レン流量増大時にその上流側に生じる圧力をパイロット
圧としてアンロード作動する常閉のアンロード弁30を
設けた点で第1の実施形態と異なる。アンロード弁30
は、通常はスプリング30aの張力によりドレン通路4
2を閉ざす位置にあるが、ドレン回路44のドレン流量
がある程度以上となるとスプリング30aに抗してアン
ロード位置に作動し、第2の油圧ポンプ32bの吐出油
をアンロードする。ドレン回路44の流量はその上流側
の油圧回路の必要油量とポンプ吐出油量との差に相当す
るから、のドレン流量に基づいて油圧ポンプのアンロー
ドを行うことにより油圧ポンプの仕事量を必要限度に抑
えてその駆動損失を軽減することができる。
の実施形態では、変速機油圧系の各リリーフ弁23〜2
5のドレン回路44の途中にオリフィス45を設け、ド
レン流量増大時にその上流側に生じる圧力をパイロット
圧としてアンロード作動する常閉のアンロード弁30を
設けた点で第1の実施形態と異なる。アンロード弁30
は、通常はスプリング30aの張力によりドレン通路4
2を閉ざす位置にあるが、ドレン回路44のドレン流量
がある程度以上となるとスプリング30aに抗してアン
ロード位置に作動し、第2の油圧ポンプ32bの吐出油
をアンロードする。ドレン回路44の流量はその上流側
の油圧回路の必要油量とポンプ吐出油量との差に相当す
るから、のドレン流量に基づいて油圧ポンプのアンロー
ドを行うことにより油圧ポンプの仕事量を必要限度に抑
えてその駆動損失を軽減することができる。
【0027】なお、図5の構成において、アンロード弁
30を図2と同様の電磁弁で構成し、オリフィス45上
流の圧力を圧力センサで検出して所定圧に達したときに
アンロード弁30をアンロード作動させるように制御回
路19(図1参照)を構成するようにしてもよく、これ
によりさらに精度の高い油圧制御が可能となる。
30を図2と同様の電磁弁で構成し、オリフィス45上
流の圧力を圧力センサで検出して所定圧に達したときに
アンロード弁30をアンロード作動させるように制御回
路19(図1参照)を構成するようにしてもよく、これ
によりさらに精度の高い油圧制御が可能となる。
【0028】図6は本発明の第3の実施形態である。こ
の実施形態は図5のものに加えて、アンロード弁30を
閉じ方向に付勢するスプリング30aの張力を加勢する
電磁ソレノイド30bを設け、検出した油温(Toil)
に応じて、油温が上昇したときに電磁ソレノイド30b
によりアンロード弁30がアンロード作動するドレン油
圧を高めるように制御回路19を構成してある。この構
成においてスプリング30aのばね力を予め弱めに設定
しておけば、変速機油圧系の油圧が低め(従って潤滑流
量は少なめ)になるように、ポンプ32が吐出制御され
る。一方、油温が所定値以上となったときに電磁ソレノ
イド30bによりスプリング力を加勢することにより、
変速機油圧系の油圧が高め(従って潤滑流量は多め)に
なるように、ポンプ32の吐出制御を行うことができ
る。これにより、油温の上昇に伴う油の粘性低下とリー
ク量の増大を補償しうる適切な油圧制御が比較的簡単な
構成で実現される。
の実施形態は図5のものに加えて、アンロード弁30を
閉じ方向に付勢するスプリング30aの張力を加勢する
電磁ソレノイド30bを設け、検出した油温(Toil)
に応じて、油温が上昇したときに電磁ソレノイド30b
によりアンロード弁30がアンロード作動するドレン油
圧を高めるように制御回路19を構成してある。この構
成においてスプリング30aのばね力を予め弱めに設定
しておけば、変速機油圧系の油圧が低め(従って潤滑流
量は少なめ)になるように、ポンプ32が吐出制御され
る。一方、油温が所定値以上となったときに電磁ソレノ
イド30bによりスプリング力を加勢することにより、
変速機油圧系の油圧が高め(従って潤滑流量は多め)に
なるように、ポンプ32の吐出制御を行うことができ
る。これにより、油温の上昇に伴う油の粘性低下とリー
ク量の増大を補償しうる適切な油圧制御が比較的簡単な
構成で実現される。
【0029】なお、上記各実施形態としては、変速機と
してベルト式CVTを例にして説明したが、本発明は通
常のトルクコンバータと遊星歯車列とを組み合わせた流
体式自動変速機等の油圧回路にも適用可能である。ま
た、ポンプ形式としては、2組のべ一ンポンプをタンデ
ムに配置したもの以外にも、歯数の異なるドリブンギヤ
を2組み持った外接ギヤポンプなどを適用するようにし
てもよい。
してベルト式CVTを例にして説明したが、本発明は通
常のトルクコンバータと遊星歯車列とを組み合わせた流
体式自動変速機等の油圧回路にも適用可能である。ま
た、ポンプ形式としては、2組のべ一ンポンプをタンデ
ムに配置したもの以外にも、歯数の異なるドリブンギヤ
を2組み持った外接ギヤポンプなどを適用するようにし
てもよい。
【図1】本発明の第一の実施形態に係る無段変速機の油
圧系および制御系の概略図。
圧系および制御系の概略図。
【図2】上記第一の実施形態に係る油圧ポンプ装置の概
略構成図。
略構成図。
【図3】同じく制御回路の制御論理を示すブロック図。
【図4】エンジン回転数とポンプ吐出量特性の関係を示
す特性線図。
す特性線図。
【図5】本発明の第二の実施形態に係る油圧ポンプ装置
の概略構成図。
の概略構成図。
【図6】本発明の第三の実施形態に係る油圧ポンプ装置
の概略構成図。
の概略構成図。
10 油圧ポンプ装置 11 タンク 19 制御回路 20 無段変速機 21 入力プーリ 22 出力プーリ 23 ライン圧制御弁 24 クラッチ圧制御弁 25 変速制御弁 31 エンジン 32 油圧ポンプ 32a 第1のポンプ 32b 第2のポンプ 38 チェック弁 41 ライン系油圧回路 42 ドレン通路 44 ドレン回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16H 61/00 F04B 21/02 D
Claims (6)
- 【請求項1】 エンジン駆動される2基以上の油圧ポン
プと、一部の油圧ポンプの吐出圧を低圧側に連通するド
レン通路と、ドレン通路の途中に介装されるアンロード
弁と、油圧ポンプの要求吐出量を検出する検出手段と、
この検出結果に基づいてアンロード弁の開閉を制御する
制御手段とを備えたことを特徴とする自動変速機用油圧
ポンプ装置。 - 【請求項2】 要求吐出量を検出する手段として、油圧
回路に設けられるリリーフ弁のドレーン回路上にオリフ
ィスを介装すると共に、 制御手段を、このオリフィスの上流側圧力に基づいてア
ンロード弁の開閉を制御する構成としたことを特徴とす
る請求項1に記載の自動変速機用油圧ポンプ装置。 - 【請求項3】 要求吐出量を検出する手段を、自動変速
機の変速指令信号に基づき、該変速機の油圧回路が要求
する理論吐出量を算出する構成とすると共に、 制御手段を、前記理論吐出量に基づいてアンロード弁の
開閉を制御する構成としたことを特徴とする請求項1に
記載の自動変速機用油圧ポンプ装置。 - 【請求項4】 アンロード弁は、オリフィス上流の油圧
力が所定値以上となったときにポンプのドレン通路を開
くように構成されていることを特徴とする請求項2に記
載の自動変速機用油圧ポンプ装置。 - 【請求項5】 アンロード弁は、制御手段からの指令に
基づいて作動する電磁弁で構成されていることを特徴と
する請求項3に記載の自動変速機用油圧ポンプ装置。 - 【請求項6】 油温を検出する手段と、アンロード弁の
開弁圧を変化させる手段とを備え、油温が上昇するほど
アンロード弁の開弁圧を高めるように制御手段が構成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機
用油圧ポンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10086480A JPH11280643A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 自動変速機用油圧ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10086480A JPH11280643A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 自動変速機用油圧ポンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11280643A true JPH11280643A (ja) | 1999-10-15 |
Family
ID=13888146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10086480A Pending JPH11280643A (ja) | 1998-03-31 | 1998-03-31 | 自動変速機用油圧ポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11280643A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001324009A (ja) * | 2000-05-18 | 2001-11-22 | Jatco Transtechnology Ltd | ベルト式無段変速機の制御装置 |
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US8051652B2 (en) | 2002-04-10 | 2011-11-08 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg | Hydraulic system and automatic gearbox |
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CN108825571A (zh) * | 2018-09-04 | 2018-11-16 | 阜新北鑫星液压有限公司 | 一种负荷敏感变量齿轮泵系统 |
-
1998
- 1998-03-31 JP JP10086480A patent/JPH11280643A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108700192A (zh) * | 2015-12-16 | 2018-10-23 | 邦奇动力有限责任公司 | 液压系统和用于控制液压系统中的压力的方法 |
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