JP2004360905A - 車両トランスミッション用油圧装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 正確な動作を供給し、また、周知のポンプ制御装置より安価な改良形の切替可能なポンプ装置を備える油圧装置を提供する。
【解決手段】 油圧流体の流れを流体供給源(11)から作動システム(10)の主ライン(12)に排出するための油圧作動システム(10)とポンプ装置(50)とを備える油圧装置(10,50)であって、主ライン圧力(P12)が、排出経路(14,16,18)内への油圧流体の余剰流れを開放する主ライン圧力開放弁(13)により制御される。ポンプ装置(50)は、少なくとも第1のポンプ(51)と第2のポンプ(52)とを備えていて、その油圧接続は、ポンプ装置(50)の第1および第2の動作モードの間で切り替えることができる。本発明によれば、ポンプ装置(50)は、排出経路(14,16,18)内の圧力レベル(P14,P16,P18)により、その第1および第2の動作モード間で、ポンプ(51,52)の油圧接続を切り替えるための制御手段(60〜69)を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、油圧装置に関し、特に請求項1の前文記載の車両連続可変トランスミッションに関する。
このような油圧装置およびトランスミッションは、通常、当業者にとって周知のものであり、例えば、ヨーロッパ特許出願EP−A−0 502 263号およびEP−A−0 826 910号に開示されている。周知の油圧装置は、ポンプ装置により油圧流体の供給を受ける作動システムを備える。上記ポンプ装置は、2つのポンプを備えていて、その油圧接続を切換弁により第1および第2の動作モードの間で切り替えることができる。この周知の装置の場合、上記の一方のモードは、並列に動作する2つのポンプ、すなわち、加圧流体の流れを作動システムの主ライン内に排出する2つのポンプを特徴とする。この場合、他の各動作モードの場合には、主ライン内に排出される流れは、一方のポンプだけで主として、すなわち効果的に決まり、および/または上記流体の加圧は、一方のポンプだけで主として、すなわち効果的に決まる。後者のモードの場合、他の関連するポンプは、上記流体をその出口からほぼ直接その入口に排出する。すなわち、その入口と出口との間にほぼ圧力差がない状態で動作するか、または別の方法としては上記流体を上記一方のポンプの入口に排出する。
周知の油圧装置の上記切換弁は、いわゆるソレノイド弁、すなわち電磁動作弁を使用するポンプ制御装置により電子的に制御される。ポンプ制御装置は、作動システムおよび/または、例えば、トランスミッションのような、それにより作動するシステムの1つまたはそれ以上の動作状態に従って動作する。ポンプ制御装置には、このような動作状態を示す信号が入力され、上記信号は、ポンプ装置が上記動作モードを切り替え、また必要な場合に上記切替えを行う正確な状況を判断するために、ポンプ制御装置の論理的にプログラムされた部分により解釈される。ソレノイド弁は、ポンプ制御装置の電子切替信号を、切替弁を動作することができる油圧切替信号に変換する働きをする。
通常、上記動作モード間のこのような切替えは、作動システムが比較的少量の油圧流体の流れ、すなわちポンプの一方だけの動作により排出することができる流れを必要とする場合、ポンプ装置が必要とする駆動電力を低減するために望ましいものである。他方のポンプの消費電力は、例えば、その間に直接油圧接続を設置することにより、油圧流体のもっと低い圧力の入口、すなわちポンプの吸収ポートの低い圧力と、それに対するもっと高い圧力の出口、すなわちポンプ排出ポートの高い圧力との間の圧力差を最低限度に低減することにより少なくすることができる。それ故、上記動作状態は、通常、作動システムが必要とする油圧流体の流れに関連するか、および/またはこの油圧流体の流れを表し、通常、主ライン内の圧力レベルを含み、この圧力は、ポンプ装置が排出した流れが上記必要な流れに等しいか、それを超えた場合だけ必要なレベルに維持することができる。
周知のシステムは、作動システムの動作中、ポンプ装置の上記動作モード間で能動的に切替えを行うことにより駆動電力を保存することができるが、実際には、このような切替えを正しいタイミングで正確に行うのは困難であることが分かっている。そのため、実際には、電力保存を最適には行うことができないか、または油圧流体の使用できる流れが臨界状態になるか、作動システムが必要とする量を満たすことができない。本発明によれば、この問題が起こるのは、ポンプ制御装置の制御ロジックをプログラムするのが難しく、また不可能であるからである。その一例を挙げて説明すると、通常、ポンプ制御装置に入力するために使用できる動作状態を表す信号の数が限られているので、少なくともすべての可能な状況下でない場合には、作動システムが実際に必要とする油圧流体の流れを正確に測定することは不可能であると言われている。もう1つの例は、連続可変トランスミッションにおいては、例えば、急速なトランスミッション比の変化が始まると、このような実際に必要な流れが比較的急速に変化する場合がある。周知のポンプ制御装置により、ポンプ装置の上記動作モードを同様に急速に変化させることにより、このような急速な変化に対応するのは困難であることが分かっている。最後に、周知のポンプ制御装置は比較的高価である。何故なら、このような装置は、電子ロジック、プログラミングおよびソレノイ弁を必要とするからである。
EP−A−0 502 263号 EP−A−0 826 910号
それ故、本発明の1つの目的は、もっと正確な動作を供給し、また、好適には、周知のポンプ制御装置より安価な改良形の切替可能なポンプ装置を備える油圧装置を提供することである。本発明によれば、このような目的は、請求項1に記載の装置において望ましい方法で達成される。
請求項1の本発明は、一次プーリ(2)と、その間に設置されている駆動ベルトを含む二次プーリ(3)とを備え、また流体供給源(11)から作動システム(10)の主ライン(12)に加圧油圧流体の流れを排出するためのポンプ装置(50)を備える、人々または荷物を運ぶ車両のような作動するシステム、特に連続可変トランスミッション(1)を作動するための油圧作動システム(10)を備える油圧装置(10,50)であって、主ライン圧力(P12)が、油圧流体の前記流れの余剰分を排出経路(14,16,18)に開放する主ライン圧力開放弁(13)により制御され、前記ポンプ装置(50)が少なくとも第1のポンプ(51)および第2のポンプ(52)を備え、その前記油圧接続を、前記ポンプ装置(50)の第1および第2の動作モード間で切り替えることができ、前記ポンプ装置(50)が、前記排出経路(14,16,18)内の圧力レベル(P14、P16,P18)、好適には、前記排出経路(14,16,18)内部の最低制御圧力レベル(P16)により、その前記第1および第2の動作モード間で、前記ポンプ(51,52)の前記油圧接続を切り替えるための制御手段(60〜69)を備えることを特徴とする油圧装置(10,50)である。
請求項2の本発明は、前記第1の動作モードの場合に、前記ポンプ装置(50)により前記主ライン12内に効果的に排出される油圧流体の流れが、前記第1のポンプ(51)だけの動作により主として決まることと、前記第2の動作モードの場合に、前記流れが並列に動作する両方のポンプ(51,52)により決まることを特徴とする、請求項1に記載の油圧装置(10,50)である。
請求項3の本発明は、前記第1の動作モードにおいて、前記第2のポンプ(52)の油圧流体用の入口(53)および出口(54)のところの油圧間の圧力差が、前記第1のポンプ(51)に対するこのような圧力差よりかなり小さいことと、前記第2の動作モードの場合、前記圧力差がほぼ同じであることを特徴とする、請求項1に記載の油圧装置(10,50)である。
請求項4の本発明は、前記切替えを、前記排出経路(14,16,18)の各セクション(14,16または18)に、切換弁(60)を油圧により接続している前記制御手段(60〜69)の作動ライン(64)により、前記排出経路(14,16,18)内の圧力レベル(P14,P16,P18)で油圧により作動する前記切換弁(60)により行うことを特徴とする、請求項1、2または3に記載の油圧装置(10,50)である。
請求項5の本発明は、前記排出経路(14,16,18)が、前記排出経路(14,16,18)の各セクション(14;16)内の制御圧力レベル(P14;P16)のカスケードを達成するための複数の開放弁(15,17)を備えることと、前記作動ライン(64)が、前記装置(10,50)内で制御圧力レベル(P16)が最も低いそのセクション(16)のところで、前記排出経路(14,16,18)に接続することとを特徴とする、請求項4に記載の油圧装置(10,50)である。
請求項6の本発明は、両方のポンプ(51,52)が、入口(53)および出口(54)を備え、
逆止め弁(63)が、前記第2のポンプ(52)の出口(54)と前記主ライン(12)との間に設置され、前記出口(54)から前記主ライン(12)に油圧流体が流れることができ、逆方向の流れを阻止することができ、
前記切換弁(60)が、前記第1の動作モードの場合、前記第2のポンプ(52)の出口(54)を前記第2のポンプ(52)の入口(53)に油圧で接続し、前記第2の動作モードの場合、前記第2のポンプ(52)の出口(54)を前記第2のポンプ(52)の入口(53)から油圧により切り離すように配置される、前記請求項の何れか1項に記載の油圧装置(10,50)である。
請求項7の本発明は、両方のポンプ(51,52)が、入口(53)および出口(54)を備え、
逆止め弁(63)が、前記第2のポンプ(52)の出口(54)と前記主ライン(12)との間に設置され、前記出口(54)から前記主ライン(12)に油圧流体が流れることができ、逆方向の流れを阻止することができ、
スプリングで一方に片寄っている逆止め弁(65)が、前記第1のポンプ(51)の入口(53)と、前記逆止め弁(65)を前記第2のポンプ(52)の出口(54)に油圧で接続している前記制御手段(60〜69)のもう1つの作動ライン(66)により、前記第2のポンプ(52)の出口(54)のところの圧力(P52)で、油圧により作動する前記流体供給源(11)との間に設置され、前記圧力(P52)に従って、前記流体供給源(11)から前記第1のポンプ(51)の入口(53)へ油圧流体が流れることができるようにするか、または阻止することができ、
前記切換弁(60)が、前記第1の動作モードの場合、前記第2のポンプ(52)の出口(54)を前記第1のポンプ(51)の入口(53)に油圧で接続し、前記第2の動作モードの場合、前記出口(54)を前記入口(53)から油圧により切り離すように配置される、前記請求項の何れか1項に記載の油圧装置(10,50)である。
請求項8の本発明は、両方のポンプ(51,52)が、入口(53)および出口(54)を備え、
逆止め弁(67)が、前記第2のポンプ(52)の入口(53)と前記流体供給源(11)との間に設置され、前記流体供給源(11)から前記入口(53)に油圧流体が流れることができ、逆方向の流れを阻止することができ、
前記切換弁(60)が、前記第1の動作モードの場合、前記第2のポンプ(52)の出口(54)を前記第2のポンプ(52)の入口(53)に油圧で接続し、前記第2の動作モードの場合、前記第2のポンプ(52)の出口(54)を前記第2のポンプ(52)の入口(53)から油圧により切り離すように配置される、前記請求項の何れか1項に記載の油圧装置(10,50)である。
請求項9の本発明は、両方のポンプ(51,52)が入口(53)および出口(54)を備え、
逆止め弁(67)が、前記第2のポンプ(52)の入口(53)と前記流体供給源(11)との間に設置され、前記第2の動作モードの場合、前記流体供給源(11)から前記入口(53)に油圧流体が流れることができ、前記第1の動作モードの場合、逆方向の流れを阻止することができ、
前記切換弁(60)が、前記排出経路(14,16、18)の各セクション(14;16)内の圧力レベル(P14;P16)を制御する開放弁(14,15)として配置され、
前記第2のポンプ(52)の入口(53)が、前記各セクション(14;16)に油圧により接続している、前記請求項の何れか1項に記載の油圧装置(10,50)である。
請求項10の本発明は、前記切換弁(60)により制御される前記圧力レベル(P14;P16)が、前記主ライン圧力(P12)により制御されることを特徴とする、請求項9に記載の油圧装置(10,50)である。
請求項11の本発明は、前記切換弁(60,14)により制御される前記圧力レベル(P14;P16)が、前記主ライン圧力(P12)より若干低くなるように、好適には、0.5〜1.5バール低くなるように制御されることを特徴とする、請求項10に記載の油圧装置(10,50)である。
請求項12の本発明は、前記切換弁(60)が、前記排出経路(14,16,18)内の前記圧力レベル(P14,P16,P18)により、前記第1および第2の動作モードの間でゆっくりと切替えを行う比例弁であることを特徴とする、前記請求項の何れか1項に記載の油圧装置(10,50)である。
本発明の切換弁は、主ライン自身によるのではなく、主ライン圧力開放弁(pressure relieve valve)により油圧流体の余剰流れの供給を受ける作動システムの以降のライン・セクション内で制御されるもう1つの圧力レベルにより制御される。ポンプ装置により主ライン内に排出される油圧流体の流れが、全作動システムの通常の動作をサポートするのに十分でない場合には、主ラインから以降のライン・セクション内への上記余剰流れが、潜在的には上記もう1つの圧力レベルが維持できない低いレベルに下がる。すなわち、上記もう1つの圧力レベルの降下は、主ライン圧力の差し迫った低下を示すものである。この圧力低下は、ポンプ装置を上記第1の動作モードから第2の動作モードに切り替えて、主ライン内に油圧流体の増大した流れをポンプで供給し、主ライン圧力の差し迫った圧力降下が起こらないようにする。もちろん、このような切替えは、主ラインの圧力を必要なレベルに維持し、作動対象のシステムの重要な機能を効果的に行うことができるという利点を有する。
本発明によれば、上記もう1つの圧力を、特に上記の目的のために達成することができる。別の方法としては、ライン圧力以外の作動システム内の圧力レベルは、もう1つの圧力としての働きをする。好適には 通常、潤滑のために使用される作動システム内の最も低い制御圧力をこの目的のために使用することができる。何故なら、この圧力レベルは、通常、作動システムにポンプ装置により供給される流体の流れが、その全動作をサポートするのに十分でない場合に影響を受ける第1の圧力であるからである。
本発明は、また、全油圧型で特にコスト・パフォーマンスがよい方法で、すなわち、ソレノイド弁を含む電子ポンプ制御装置を使用しなくても、ポンプ装置の切替えを行う選択肢を提供する。本発明によれば、このような利点は、ポンプ装置の切換弁に、上記もう1つの圧力レベルにあるライン・セクションのところで、作動システムに接続する油圧作動ラインを設置することにより実現される。
本発明を図面を参照しながらさらに説明するが、これは単に例示としてのものに過ぎない。
図面中、同じ参照符号は、同じまたは少なくとも同等の技術的機能を示す。図面に示す装置内の油圧弁は略図であり、一般的に周知の構造を有するものである。すなわち、2つまたはそれ以上の油圧ライン間で1つまたはそれ以上の油圧接続を行ったり、切り離したり、または減速さえ行うために、ハウジング内に運動できるように設置されている弁本体を含む構造である。弁は動作することができる。すなわち、弁本体の位置は、点線で示す作動ライン、ジグザクの線で示すスプリング、または長方形内の黒い三角で示すソレノイド弁により、弁に供給される1つまたはそれ以上の圧力レベルにより影響を受ける。
図1は、従来技術の自動車用連続可変トランスミッション1およびこのトランスミッション用の油圧装置10、50である。本発明は、特定のタイプのトランスミッション1と一緒に示してあるが、実際には、本発明は、たいていの切替可能なポンプ50装置を有する油圧装置10、50で使用することができる。
連続可変トランスミッション1は、例えば、自動車(図示せず)のエンジンにより駆動することができる一次プーリ2、および、例えば、このような自動車(図示せず)の被駆動ホイールを駆動することができ、駆動ベルト(図示せず)により相互に接続することができる二次プーリ3を備える。各プーリは、固定円錐ディスク5および軸方向に移動することができる円錐ディスク4を備える。各移動することができるディスク4は、シリンダ空間7およびピストン6に加わる油圧により、各プーリ2、3の固定ディスク5の方向に押しつけることができ、そうすることにより上記一次プーリおよび二次プーリの圧力レベルおよび圧力比が決まり、トランスミッションの動作が行われる。油圧装置10、50は、プーリ圧力をそれぞれ所望するレベルの方向に制御するためのものである。
周知の油圧装置10、50は、油圧により接続しているポンプ装置50を備えていて、油圧流体の流れを油圧作動システム10の主ライン12に接続し、排出、すなわち供給する。いくつかのタイプの作動システムは周知であるが、本発明は、いわゆるマスタ/スレーブ作動システム10と一緒に図示してある。この場合、主ライン12内の圧力、主ライン圧力P12は、ソレノイド作動主ライン圧力開放弁13により制御される。主ライン圧力P12は、第2のプーリ圧力としての働きをする。すなわち、主ライン12は、二次プーリ3のシリンダ空間7に油圧により接続している。ソレノイド作動弁またはトランスミッション比制御弁19は、油圧により主ライン12に接続していて、主ライン圧力P12を一次プーリ圧力P20のために所望するレベルに低減することにより、一次プーリ2のシリンダ空間7に油圧により接続している油圧ライン20内の一次プーリ圧力P20を制御するために使用される。
主ライン圧力開放弁13は、主ライン圧力P12が瞬間的に必要な圧力レベルを超えるやいなや、ポンプ装置により供給された余剰流れを排出経路内に開放する。排出経路は、他の開放弁15および17により分離されているいくつかの油圧ライン・セクション14、16および18を含み、各開放弁は油圧流体のそれぞれの余剰流れを次のライン・セクション14、16または18に放出する。一例を挙げて説明すると、トランスミッション・クラッチのような補助油圧消費装置(auxiliary hydraulic consumer)を動作する目的で、補助圧力P14により加圧された流体を供給するためにライン・セクション14が設置されていて、駆動ベルトのようなトランスミッション構成部品を潤滑する目的で、潤滑圧力P16により加圧された流体を供給するために以降のライン・セクション16が設置されている。潤滑圧力P16を制御するための開放弁17は、最終的に戻りライン・セクション18を通して周囲圧力、すなわち大気圧により動作し、ポンプ装置50に対する流体供給源11としての働きをする、いわゆるオイル・サンプ11内に、それぞれの余剰流れを開放する。
図の油圧構成の場合には、排出経路の各ライン・セクション14、16および18は、いわゆるカスケード構成に、すなわち各ライン・セクション14、16および18において、特有の圧力レベルが、前のライン・セクション12、14および16内の圧力より必ず低くなるように配置されている。主ライン圧力P12は作動システム10の最高制御圧力レベルであり、潤滑圧力P16はその最低制御圧力レベルであり、後者の圧力P16は、通常、流体供給源11内の周囲圧力より若干(数バール)高いだけである。作動システム10およびポンプ装置50は、油圧流体用の閉システムを構成する。このことは、ポンプ装置50により作動システム10の主ライン12に排出されるすべての流体は、最終的にすべての漏洩流れを含む流体供給源11に戻ることを意味する。
それ故、上記ソレノイド作動弁13および19は、トランスミッションの動作を決定し、作動させる。これらの弁は、周知の方法で、トランスミッション速度比、一次プーリ2および二次プーリ3の回転速度、車両速度、車両加速、位置等のような複数の変数に従って動作するトランスミッション制御装置(図示せず)により電子的に制御される。それにより、トランスミッション制御装置は、トランスミッション制御装置が発生した電子弁制御信号を、弁13および19をそれぞれ作動することができる油圧制御信号に変換するためのソレノイド弁31および32を含む。
ポンプ装置50は、油圧流体の流れを、直接主ライン圧力開放弁13により決まる主ライン圧力P12で、作動システム10の主ライン12に供給する。上記油圧流体は、排出経路の戻りライン18から直接、または流体供給源11からポンプ装置50により吸引され、それにより、流体フィルタ22を流体供給源11とポンプ装置50の間に設置することができる。ポンプ装置50は、それぞれが、油圧流体を吸引しまた排出するための吸引ポートまたは入口53および排出ポートまたは出口54を有する2つのポンプ51および52を備える。
EP−A−0 502 263号に開示されている、図1に示すポンプ装置50内のポンプ51および52の油圧接続は、電子制御ソレノイド弁61により動作する切換弁60を含む制御手段60〜69により、第1および第2の動作モード間で切り替えることができるようになっている。第2の動作モードの場合、ポンプ51および52は、並列に動作する。すなわち、両方のポンプ51および52は、油圧流体の流れを作動システム10の主ライン12内に排出する(図1は、第2の動作モードの場合の切換弁60を示す)。一方、第1の動作モードの場合には、主ライン12内への上記流れは、第1のポンプ51だけで主として、すなわち効果的に決まる。この第1のモードの場合、第2のポンプ52の出口54は、フィードバック・ライン・セクション62により、その入口53に直接接続しているので、この第2のポンプ52は、本質的には油圧流体に圧力を加えないで動作し、そのため全然駆動力を必要としない。逆止め弁63が、両方の動作モードでポンプ装置50が必ず正しい動作を行うように、第2のポンプ52の出口54と主ライン12との間に設置されている。この周知のポンプ装置50は、単一/二重装置と呼ばれる。
1台のポンプ構造内にポンプ51、52を内蔵させるのは周知のことであり、特にいわゆるローラ・ベーンまたはブレード・ベーン・ポンプ・タイプの場合には周知のことであることを指摘しておきたい。また、1つの駆動力源でポンプ51、52を駆動することも周知である。このような駆動力源としては専用電気モータを使用することができるが、装置50を使用することができる自動車の燃焼エンジンから、ポンプ装置50が必要とする駆動力を分岐することも周知である。特に、本発明が関連する自動車のエンジンにより同時に駆動される2台またはそれ以上のポンプ51、52を備えるポンプ装置50の場合には周知である。何故なら、別々におよび/または専用に駆動されるポンプの場合には、駆動力を保存する別の方法を使用することができるからである。
図2は、ポンプ装置50の出力、すなわち主ライン12内に排出される油圧流体の流れの一例を、装置50のポンプ51、52が駆動される回転速度と一緒に示す。ラインAは、第1の動作モードの際の上記流れを示し、ラインBは第2の動作モードの際の上記流れを示す。この例の場合、作動システム10は、20という最少の流れを必要とするので、ポンプ装置50は約2800の臨界ポンプ速度で、第2の動作モード(ラインB)とエネルギー保存の第1の動作モード(ラインA)の間で切り替わる(遷移ラインC)。実際には、上記臨界ポンプ速度は、例えば、主ライン圧力P12のレベルのようなトランスミッション1の動作状態に従って変化する場合があることを指摘しておきたい。それ故、関連動作状態を表す信号が入力されるポンプ制御装置(図示せず)が設置されている。上記信号は、ポンプ装置50を上記動作モードの間で切り替える時期を決定し、それに従ってポンプ装置50の特定の動作モードと係合する切換弁60を制御するための油圧を供給するためにソレノイド弁61を作動する。
周知の油圧装置10、50および特にこのうちのポンプ装置50は、特に比較的速いポンプ速度で電力を保存するのに適しているが、すでに説明した問題および欠点もある。
図3は、図1の周知のポンプ装置50とは異なる本発明の第1の実施形態を示す。本発明の装置50の場合には、切換弁60は、主ライン圧力開放弁13により、排出経路内に開放される油圧流体の余剰流れを受け入れる作動システム10のライン・セクション14または16内で制御されるもう1つの圧力レベルP14またはP16により制御される。これにより、このような制御は、上記もう1つの圧力P14;P16に切換弁60を作動することができるようにするポンプ装置50を切り替えるための制御手段60〜69の作動ライン64により行われる。特に、上記もう1つの圧力P14;P16は、切換弁60の弁本体に供給され、その上に制御力を加え、この制御力は反対方向のスプリング力に抗して作用する。ポンプ装置50が第1の動作モードで主ライン12に供給した流れが、作動システム10の正規の、すなわち全動作および通常の動作のために十分なものである場合には、上記もう1つの圧力P14;P16は、その通常の、すなわち所望するレベルにあって、制御力は、上記スプリング力に十分対抗することができる。この場合には、切換弁60は、フィードバック・ライン・セクション62と一緒に第2のポンプ52の出口54からその入口53に直接油圧接続を行い、ポンプ装置50の動作モードは上記第1の動作モードである。しかし、なんらかの理由で上記流れが不十分なものになった場合には、作動システム10は、上記もう1つの圧力P14;P16をその通常のレベルに維持することができず、制御力がそれに応じて低減し、スプリング力は切換弁60の弁本体を(図3の左の方向に)シフトすることができる。これにより、ポンプ装置50は、第1の動作モードから第2の動作モードに切り替わり、この場合、切換弁60は、第2のポンプ52の出口54と入口53の間の油圧接続を阻止し、また両方のポンプ51および52は並列に動作し(図3は、第2のモードの場合の切換弁60を示す)、両方のポンプはその排出流体を主ライン12内に効果的に供給する。
好ましい実施形態の場合には、作動システム10の最低制御圧力レベル、すなわち潤滑圧力P16は、上記もう1つの圧力レベルとしての働きをする。これは有利であると考えられる。何故なら、潤滑圧力P16の一時的な低下は、通常は、作動システム10または作動されるシステムの動作に有害なものではないからである。さらに、このような最低制御圧力レベルは、通常、作動システム10がその所望するレベルに維持することができない、それによりポンプ装置50の上記動作モードの間でタイミングよく切り替えることにより維持することができる主ライン圧力P12の差し迫った低下をうまく予測することができる第1の制御圧力P16である。それ故、本発明の油圧装置10、50を使用すれば、主ライン圧力P12をその必要なレベルに維持することができ、作動対象のシステムの臨界機能が確保される。
切換弁60と派生圧力P16の排出ライン・セクション16との間にこのようなステアリング接続64を設置することにより、第2のポンプ52は、必要な場合直ちにオンになる。すなわち、タイミングよくオンになる。実際には、このことは、エネルギー利得が入手できることを意味する。何故なら、周知の電子制御のところでの、信号の解釈、ピックアップ間に必要な時間、信号および安全マージンおよび通常適用される時間の解釈および供給により、第2のポンプ52が速すぎるタイミングでオンになるからである。新しい切替え方法によりこのようにして得られた油圧装置10、50の丈夫さおよび効率の改善の他に、後者はソレノイド弁61をもはや必要としないという経済上の利点も有する。
さらに、比例タイプの切換弁60を設置することにより、例えば、図2に点線Dで示す潤滑圧力P16のような上記もう1つの圧力レベルに従って、上記第1および第2の動作モードの間のゆっくりした切替えをうまく行うことができる。このタイプの切替えは、ポンプ装置50の排出流れの突然の変化、および図2の遷移ラインCの後のポンプ装置50の従来技術のタイプの切替え中に発生する、おそらくそれに関連する圧力の変動をほとんど回避することができるという利点を有する。
図4は、異なるタイプのポンプ装置50に適用され、それ自身EP−A−0 826 910号に開示されている本発明の第2の実施形態である。この装置50の場合も、ポンプ51および52は、並列に動作することができる。すなわち、両方のポンプ51、52は、第2の動作モードの場合の作動システム10の主ライン12内に油圧流体の流れを排出し(図4はこの第2のモードを示す)、この場合、第1の動作モードの場合、主ライン12に効果的に供給される流れは、第1のポンプ51だけで主として決定される。この第1の動作モードの場合、第2のポンプ52の出口54は、フィードバック・ライン・セクション62により、第1のポンプ51の入口53に油圧で接続している。さらに、第1の動作モードの第2のポンプ52の出口圧力P52を制限し、流体供給源11からの流体を第2の動作モードの第1のポンプ51の入口53に吸引することができるように、第1のポンプ51の入口53と流体供給源11との間に、スプリングにより一方に寄っている逆止め弁65が位置する。上記両方の動作モードの場合、スプリングにより一方に片寄っている逆止め弁65は油圧により作動する。すなわち、第2のポンプ52の出口54のところに加わる圧力P52により開く。第2のポンプ50には、もう1つの作動ライン66が設置されていて、この弁65を第2のポンプ52の出口54に油圧により接続している。この特定のポンプ装置は、直列/並列装置と呼ばれる。
この周知の直列/並列装置の場合には、第2のポンプ52は、第1の動作モードでその入口53を若干加圧している第1のポンプに対してブースタ・ポンプとしての働きをし、それにより第2のポンプ52の入口53および出口54間の圧力差を少なくする。それ故、第2のポンプ52は、このモードの場合駆動力をほとんど必要としない。さらに、第1のポンプ51の入口53を加圧することにより、入口53と出口54との間の圧力差が小さくなるので、このポンプ51が必要とする駆動力も少なくてすむ。さらに、図1のこのようなポンプ装置50の他の利点および使用方法については、周知の技術に記載されている。
本発明は、その周知の電子制御動作の代わりに、主ライン圧力開放弁13が開放した油圧流体の余剰流れを受け入れる作動システム10のライン・セクション14または16内で制御されるもう1つの圧力レベルP14またはP16による切換弁60の制御を提案する。本発明の装置50においては、このような油圧制御は、上記もう1つの圧力P14;P16が切換弁60を作動することができるようにするポンプ装置50を切り替えるための制御手段60〜69の作動ライン64により行われる。そうでない場合には、本発明の第2の実施形態による制御手段60〜69は、第1の実施形態の制御手段60〜69に類似の方法で動作する。
図5は、新規のポンプ装置50とは異なる本発明の第3の実施形態を示す。この新規なポンプ装置50は、図3を参照しながら説明したポンプ装置50の利点を有する類似の第1および第2の動作モードを供給する。しかし、このような新規の装置50の使用は、作動ライン64による、本発明の切換弁60の制御に限定されない。それどころか、新規なポンプ装置50は、また、従来のように動作する切換弁60、すなわち、電子制御ソレノイド弁61より動作し、またそれに対する所望するレベルに関連するライン圧力P12の実際のレベルをベースとする切換弁と一緒に有利に使用することができる。本発明による新規なポンプ装置50は、EP−A−0 502 263号に開示されている装置に関するもう1つの問題を解決する。
図1または図3のポンプ装置50は、第1の動作モードの場合に、第2のポンプ52の入口53および出口54の両方が流体供給源11に油圧により接続するという欠点、すなわち通常大気圧である比較的低い圧力レベルに維持されるという欠点を有する。この特徴のために、キャビテーション現象が発生する恐れがある。すなわち、第2のポンプ52の吸い込みにより、その入口53に加わる圧力が、真空または蒸気の泡が油圧流体内に発生する臨界レベルより下がる恐れがある。これらの泡は、その後で破裂して、不必要なノイズを発生し、ポンプ装置50の不必要な磨耗を起こす。さらに、実際には、上記第1および第2の動作モードの間の切替えの際に、ライン圧力P12が、おそらく、第2のポンプ52の出口54と主ライン12との間の逆止め弁63が圧力の変化に応じて受動的にしか開閉しないために、すなわち圧力の変化または変動が実際に逆止め弁の通常の動作のために必要であるために望ましくない変動を起こす場合がある。
それ故、本発明は、動作モード間の切替えによる上記圧力変動の悪影響が少ない位置に、受動作動逆止め弁67を設置することを提案する。本発明の第3の実施形態の場合には、制御手段60〜69の逆止め弁67は、第2のポンプ52の入口53と流体供給源11との間に配置されていて、上記第2の動作モードの場合に流体供給源11から上記入口53へ油圧流体が流れるようにし、第1の動作モードの場合上記入口53から流体供給源11への逆方向の流れを阻止する。そうすることにより切換弁60は、第1の動作モードで、第2のポンプ52の出口54をその入口53に油圧により接続し、第2の動作モードで第2のポンプ52の出口54をその入口53から油圧により切り離すように配置される(図5は、第2のモードの際の切換弁60を示す)。それ故、第1の動作モードの場合、第2のポンプ52の入口53と54との間には圧力差はなく、このポンプ52は、作動システム10の主ライン12にポンプ装置により供給される、油圧流体の流れの加圧への影響を効果的に阻止する。一方、第2の動作モードの場合には、両方のポンプ51、52は並列に動作して加圧流体の流れを主ライン12に供給する。
本発明の実施形態によるポンプ装置50の動作モード間の切替えは、主ライン圧力P12への外乱ができる限り少なくなるように行われる。さらに、上記キャビテーション現象は、第2のポンプ52のところでは発生しない。何故なら、第2のポンプ52は、第1の動作モードにおいて比較的高いライン圧力P12でアイドル状態にあるからである。すなわち、その入口53および出口54は、主ライン12に油圧により直接接続しているからである。
図6は、本発明の第3の実施形態によるものであって、図5を参照しながら説明したポンプ装置50の変形構造を示す。この変形構造は、ポンプ装置50を3つの動作モード、すなわち、両方のポンプ51または52中の一方だけが、主ライン12に油圧流体の流れを効果的に供給する2つのモードと、両方のポンプ51および52が並列に動作して、両方が流体を主ライン12に供給するもう1つのモード間で切替えを行うことができることを特徴とする。この装置は、ポンプ装置50の両方のポンプ51、52が、それぞれ動作中、すなわち特定のポンプ速度で駆動されている間に、異なる量の油圧流体の流れを供給する場合に特に関連する。任意の所与のポンプ速度で、主ライン12にポンプ装置50が効果的に供給した流れは、作動システム10が実際に必要とする瞬間的な流れにもっと正確に調整することができる。
図6の実施形態の場合には、逆止め弁67は、第2のポンプ52の入口53と流体供給源11との間に配置されていて、もう1つの逆止め弁68は、第1のポンプ51の入口53と流体供給源11との間に配置されていて、各ポンプ51または52が主ラインに油圧流体の流れを効果的に供給している場合には、流体供給源11から各ポンプ入口53に油圧流体が流れることができ、逆方向の流れを阻止する。切換弁60は、油圧により第2のポンプ52の出口54をその入口53に接続し、第1のポンプ51の出口54をその入口53に接続し、または両方のポンプが主ライン12内に油圧流体の流れを効果的に排出する動作モードの場合に、上記油圧接続を切り離すように配置されている(図6は、上記モードを示す)。作動ライン64は、ポンプ装置50の切替え60を行うために設置されていて、そのため、作動ライン64内の圧力P64が比較的低い場合に、両方のポンプ51、52が並列に動作し、主ライン12内へ効果的に排出される流れが、上記圧力P64が中間のレベルにある場合に、特定のポンプ速度で、最大量の流れを供給しているポンプ51の動作により主として決まり、このような流れが、上記圧力P64が比較的高い場合に、特定のポンプ速度で最少量の流れを供給しているポンプ52の動作により主として決まる。もちろん、同様に、ポンプ装置50のこの特定の構造の場合には、従来のように、すなわちソレノイド作動切換弁60を使用することができる。
図7および図8は、油圧装置10、50のもう1つの改良と、本発明による制御手段60〜69の略図である。図7および図8の構造は、切換弁60が圧力制御装置または主ライン圧力開放弁13の排出経路内のもう1つの開放弁として設置されている機能を特徴とする。この場合、ポンプ装置50が供給する余剰流れは開放され、この排出経路は、切換弁60により分離されている少なくとも2つの油圧ライン・セクション69および18を備える。切換弁60は、排出経路の供給ライン・セクション69内の供給圧力P69を、主ライン12内の主ライン圧力P12より若干低いレベル、例えば、約0.5〜1.5バール低い、好適には、1バール以内低いレベルに制御するように配置されている。切換弁60のこの配置は、例えば、図7および図8に鎖線で示すように、ライン圧力P12および供給圧力P69に両方から圧力フィードバックを行う等の周知の方法で行うことができる。
この例の場合、切換弁60は、戻りライン・セクション18を通して、流体供給源11内に直接油圧流体の余剰流れを開放する。供給ライン・セクション69は、第2のポンプ62の入口53に油圧により接続している。さらに、制御手段60〜69の逆止め弁67は、第2のポンプ52の入口53と流体供給源11との間に配置されている。
上記油圧装置10、50の場合には、ポンプ装置50の第1のポンプ51が供給する油圧流体の流れが、作動手段10の正規の動作のために十分である場合には、主ライン圧力開放弁13は、また供給圧力P69を所望するレベルに維持するために、切換弁60のための供給ライン69内に十分な流れを開放する。この場合、それ故、第2のポンプ54の入口53は、供給ライン69を通して加圧流体を受け取った場合、第2のポンプ54の供給圧力P69に維持され、それにより、制御手段60〜69の逆止め弁67は、供給ラインと流体供給源11との間の油圧流体の流れを阻止する。それ故、第1の動作モードの場合には、第2のポンプ52の入口53および54の間にはほとんど圧力差は存在しないで、ポンプ52は、それに応じて、作動システム10の主ライン12にポンプ装置が供給する油圧流体の流れの加圧に少し貢献するだけである。それ故、第2のポンプ52は、この第1の動作モードの場合、駆動力をほとんど必要としない。
作動手段10が、第1のポンプ51だけが供給する流れより多い、その正規の動作のための油圧流体の流れを必要とした場合には、主ライン圧力開放弁13は、もはや供給ライン69内に十分な流れを供給しないし、切換弁60は供給圧力P69をライン圧力P12より0.5〜1.5バール低い所望のレベルに維持することはできない。この場合、供給圧力P69は、第2のポンプ52のポンプ動作により周囲圧力より下がり、その瞬間に逆止め弁が開いて、油圧流体は流体供給源11から第2のポンプ52の入口53に流れることができる。この状態は、両方のポンプ51、52が並列で動作して、作動システム10の主ライン12内に油圧流体の流れを加圧し、排出するポンプ装置50の第2の動作モードを表す。
油圧装置10、50のこのようなもう1つの改良により、ポンプ装置50の上記第1および第2の動作モード間の切替えは、さらにもっとスムーズにもっと高い信頼性で、すなわち、事実上主ライン圧力レベルP12を乱さないで行われ、一方、第1の動作モードの場合には、第2のポンプ52のキャビテーションは効果的に回避される。もちろん、現在の装置は、本発明による上記の利点と利益とを有している。
図7の場合には、補助油圧消費装置および潤滑のための流体供給は、主ライン12に油圧により接続している別の油圧サブシステム33により行われる。この特定の構造の場合には、サブシステム33は、特に、少しの流れが比較的遅いポンプ速度でポンプ装置により供給される場合に、作動対象のシステムすなわちトランスミッションの作動および動作のために使用することができる流れを含むことができる主ライン12から、油圧流体の要求をベースとする流れを分岐する。それ故、その作動および動作が、例えば、トランスミッション1に対してよりも重要でない場合には、作動対象のシステムに対して十分に油圧流体が供給された後だけ、サブシステム33に流れを供給するのが有利であると思われる。
図8は、油圧装置10、50の変形構造を示す。この構造の場合には、追加の圧力制御弁34および関連する追加油圧ライン35が、ライン圧力開放弁13の排出経路内の供給ライン・セクション69の前に設置されていて、それにより、上記サブシステム33が追加油圧ライン・セクション35に油圧により接続している。好適には、第1の動作モードでの第2のポンプ52の入口53と54間の圧力差を最も小さくするために、追加油圧ライン・セクション圧力P35を主ライン12内の主ライン圧力P12より若干低いレベルに制御するように、追加の圧力制御弁34を配置することが好ましい。
油圧作動システムおよび2つのポンプを含む切替可能なポンプ装置を備える連続可変トランスミッションの油圧装置の従来技術のスキームである。 周知のポンプ装置が発生する油圧流体の流れの図面である。 ポンプ装置の切替えが作動システム内の潤滑圧力により制御される、本発明の第1の実施形態による図1の装置を改良したものを示す。 もう1つの周知のポンプ装置を備える油圧装置と結合している本発明の第2の実施形態である。 さらにもう1つの周知のポンプ装置に適用される本発明の第3の実施形態である。 新規なポンプ装置を備える油圧装置と結合している本発明の第4の実施形態である。 さらにもう1つの新規なポンプ装置と結合している本発明の第6の実施形態である。 本発明の図7の実施形態の変形を示す。
符号の説明
2 一次プーリ 3 二次プーリ
4 円錐ディスク 5 固定ディスク
6 ピストン 7 シリンダ空間
10,50 油圧装置 11 流体供給源
12 主ライン 13 主ライン圧力開放弁
14,16,18 油圧ライン・セクション
15,17 開放弁 19 ソレノイド作動弁
20 油圧ライン 31,32 ソレノイド弁
50 ポンプ装置 51,52 ポンプ
53 入口 54 出口
60 切換弁 61 電子制御ソレノイド弁
62 フィードバック・ライン・セクション
63,65,68 逆止め弁 64 作動ライン
60〜69 制御手段 P12 主ライン圧力
P16 潤滑圧力 P20 一次プーリ圧力

Claims (12)

  1. 一次プーリ(2)と、その間に設置されている駆動ベルトを含む二次プーリ(3)とを備え、また流体供給源(11)から作動システム(10)の主ライン(12)に加圧油圧流体の流れを排出するためのポンプ装置(50)を備える、人々または荷物を運ぶ車両のような作動するシステム、特に連続可変トランスミッション(1)を作動するための油圧作動システム(10)を備える油圧装置(10,50)であって、主ライン圧力(P12)が、油圧流体の前記流れの余剰分を排出経路(14,16,18)に開放する主ライン圧力開放弁(13)により制御され、前記ポンプ装置(50)が少なくとも第1のポンプ(51)および第2のポンプ(52)を備え、その前記油圧接続を、前記ポンプ装置(50)の第1および第2の動作モード間で切り替えることができ、前記ポンプ装置(50)が、前記排出経路(14,16,18)内の圧力レベル(P14、P16,P18)、好適には、前記排出経路(14,16,18)内部の最低制御圧力レベル(P16)により、その前記第1および第2の動作モード間で、前記ポンプ(51,52)の前記油圧接続を切り替えるための制御手段(60〜69)を備えることを特徴とする油圧装置(10,50)。
  2. 前記第1の動作モードの場合に、前記ポンプ装置(50)により前記主ライン12内に効果的に排出される油圧流体の流れが、前記第1のポンプ(51)だけの動作により主として決まることと、前記第2の動作モードの場合に、前記流れが並列に動作する両方のポンプ(51,52)により決まることを特徴とする、請求項1に記載の油圧装置(10,50)。
  3. 前記第1の動作モードにおいて、前記第2のポンプ(52)の油圧流体用の入口(53)および出口(54)のところの油圧間の圧力差が、前記第1のポンプ(51)に対するこのような圧力差よりかなり小さいことと、前記第2の動作モードの場合、前記圧力差がほぼ同じであることを特徴とする、請求項1に記載の油圧装置(10,50)。
  4. 前記切替えを、前記排出経路(14,16,18)の各セクション(14,16または18)に、切換弁(60)を油圧により接続している前記制御手段(60〜69)の作動ライン(64)により、前記排出経路(14,16,18)内の圧力レベル(P14,P16,P18)で油圧により作動する前記切換弁(60)により行うことを特徴とする、請求項1、2または3に記載の油圧装置(10,50)。
  5. 前記排出経路(14,16,18)が、前記排出経路(14,16,18)の各セクション(14;16)内の制御圧力レベル(P14;P16)のカスケードを達成するための複数の開放弁(15,17)を備えることと、前記作動ライン(64)が、前記装置(10,50)内で制御圧力レベル(P16)が最も低いそのセクション(16)のところで、前記排出経路(14,16,18)に接続することとを特徴とする、請求項4に記載の油圧装置(10,50)。
  6. 両方のポンプ(51,52)が、入口(53)および出口(54)を備え、
    逆止め弁(63)が、前記第2のポンプ(52)の出口(54)と前記主ライン(12)との間に設置され、前記出口(54)から前記主ライン(12)に油圧流体が流れることができ、逆方向の流れを阻止することができ、
    前記切換弁(60)が、前記第1の動作モードの場合、前記第2のポンプ(52)の出口(54)を前記第2のポンプ(52)の入口(53)に油圧で接続し、前記第2の動作モードの場合、前記第2のポンプ(52)の出口(54)を前記第2のポンプ(52)の入口(53)から油圧により切り離すように配置される、前記請求項の何れか1項に記載の油圧装置(10,50)。
  7. 両方のポンプ(51,52)が、入口(53)および出口(54)を備え、
    逆止め弁(63)が、前記第2のポンプ(52)の出口(54)と前記主ライン(12)との間に設置され、前記出口(54)から前記主ライン(12)に油圧流体が流れることができ、逆方向の流れを阻止することができ、
    スプリングで一方に片寄っている逆止め弁(65)が、前記第1のポンプ(51)の入口(53)と、前記逆止め弁(65)を前記第2のポンプ(52)の出口(54)に油圧で接続している前記制御手段(60〜69)のもう1つの作動ライン(66)により、前記第2のポンプ(52)の出口(54)のところの圧力(P52)で、油圧により作動する前記流体供給源(11)との間に設置され、前記圧力(P52)に従って、前記流体供給源(11)から前記第1のポンプ(51)の入口(53)へ油圧流体が流れることができるようにするか、または阻止することができ、
    前記切換弁(60)が、前記第1の動作モードの場合、前記第2のポンプ(52)の出口(54)を前記第1のポンプ(51)の入口(53)に油圧で接続し、前記第2の動作モードの場合、前記出口(54)を前記入口(53)から油圧により切り離すように配置される、前記請求項の何れか1項に記載の油圧装置(10,50)。
  8. 両方のポンプ(51,52)が、入口(53)および出口(54)を備え、
    逆止め弁(67)が、前記第2のポンプ(52)の入口(53)と前記流体供給源(11)との間に設置され、前記流体供給源(11)から前記入口(53)に油圧流体が流れることができ、逆方向の流れを阻止することができ、
    前記切換弁(60)が、前記第1の動作モードの場合、前記第2のポンプ(52)の出口(54)を前記第2のポンプ(52)の入口(53)に油圧で接続し、前記第2の動作モードの場合、前記第2のポンプ(52)の出口(54)を前記第2のポンプ(52)の入口(53)から油圧により切り離すように配置される、前記請求項の何れか1項に記載の油圧装置(10,50)。
  9. 両方のポンプ(51,52)が入口(53)および出口(54)を備え、
    逆止め弁(67)が、前記第2のポンプ(52)の入口(53)と前記流体供給源(11)との間に設置され、前記第2の動作モードの場合、前記流体供給源(11)から前記入口(53)に油圧流体が流れることができ、前記第1の動作モードの場合、逆方向の流れを阻止することができ、
    前記切換弁(60)が、前記排出経路(14,16、18)の各セクション(14;16)内の圧力レベル(P14;P16)を制御する開放弁(14,15)として配置され、
    前記第2のポンプ(52)の入口(53)が、前記各セクション(14;16)に油圧により接続している、前記請求項の何れか1項に記載の油圧装置(10,50)。
  10. 前記切換弁(60)により制御される前記圧力レベル(P14;P16)が、前記主ライン圧力(P12)により制御されることを特徴とする、請求項9に記載の油圧装置(10,50)。
  11. 前記切換弁(60,14)により制御される前記圧力レベル(P14;P16)が、前記主ライン圧力(P12)より若干低くなるように、好適には、0.5〜1.5バール低くなるように制御されることを特徴とする、請求項10に記載の油圧装置(10,50)。
  12. 前記切換弁(60)が、前記排出経路(14,16,18)内の前記圧力レベル(P14,P16,P18)により、前記第1および第2の動作モードの間でゆっくりと切替えを行う比例弁であることを特徴とする、前記請求項の何れか1項に記載の油圧装置(10,50)。
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