JP2016145586A - 油圧供給装置及び油圧供給装置の制御方法 - Google Patents

油圧供給装置及び油圧供給装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】オイルポンプの回転域にかかわらず油圧回路への作動油の安定的な供給を可能にしつつ、アキュムレータへの蓄圧を可能とする油圧供給装置及び制御方法を提供する。
【解決手段】油圧供給装置10は、ドライブロータ23とドリブンロータ21との間に形成されるポンプ室Pの容積変化によって、吸入ポート15を介して作動油を導入するとともに吐出ポート17を介して油圧回路40へ作動油を吐出するオイルポンプ20と、ポンプ室Pと吸入ポート15との連通遮断後、ポンプ室Pと吐出ポート17との連通前の位置において、ポンプ室Pに連通する圧力リークポート31と、圧力リークポート31からリークする油圧を蓄積するアキュムレータ37と、アキュムレータ37側から圧力リークポート31側への作動油の逆流を防ぐ逆止弁35と、アキュムレータ37と油圧回路40との連通及び遮断を切替可能な制御弁39と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、油圧供給装置及び油圧供給装置の制御方法に関する。
車両には、駆動源としてのエンジンや駆動モータの出力トルクを、車両の走行状態に適合して駆動輪に伝達するための変速機が備えられている。かかる変速機の一態様として、ベルトが巻き付けられたプーリの溝幅を油圧によって変化させるベルト式自動変速機がある。ベルト式自動変速機は、駆動源の出力トルクが伝達されるプライマリプーリと、プライマリプーリに伝達された出力トルクを変化させて出力するセカンダリプーリと、プライマリプーリ及びセカンダリプーリに巻き付けられたベルトとを備える。
ベルト式自動変速機では、セカンダリプーリの溝幅を油圧によって変化させることにより、プライマリプーリに伝達された出力トルクとセカンダリプーリから出力される出力トルクとの比率が変化する。かかるベルト式自動変速機では、オイルポンプによって吐出される作動油を、プライマリプーリ及びセカンダリプーリの油圧室へ供給しつつ、各油圧室に供給する油圧を調圧バルブによって制御することによって、出力トルクの比が調節される。
ところで、近年、車両の運転中に交差点等で車両が停止した場合に、自動停止条件の成立とともにエンジンを自動停止し、再始動条件の成立とともにエンジンを再始動する制御(以下、「アイドリングストップ制御」ともいう。)が実用化されている。アイドリングストップ制御は、エンジンのキースイッチがオンのままで、車両の停止中にエンジンを自動で停止させる制御であり、燃費性能を向上させることができる。
上述の自動変速機に対して油圧を供給するオイルポンプは、一般に、エンジンの駆動力によって駆動される。そのため、アイドリングストップ制御によるエンジンの自動停止中には、自動変速機への油圧の供給は停止する。この間、油圧回路における作動油のリークに伴って、油圧が徐々に低下する。自動変速機の油圧回路は、一般的に、トルクコンバータ等の他の油圧装置にも作動油を供給する油圧回路と共有されている。したがって、エンジンの自動停止中においては、他の油圧装置の油圧も徐々に低下する。
これに対して、特許文献1には、作動油を蓄圧するアキュムレータを備え、エンジンの自動停止中に、エンジンとは別の動力源により駆動されるオイルポンプによって作動油を自動変速機に供給するとともに、エンジンの再始動時に、アキュムレータに蓄圧した作動油をクラッチ装置に供給する油圧供給装置が開示されている。かかる特許文献1は、アイドリングストップ制御によるエンジンの自動停止中における自動変速機の油圧の低下を防ぎつつ、エンジンの再始動時に速やかにクラッチ装置を係合可能にしている。特許文献1では、オイルポンプによって吐出した作動油の一部がアキュムレータに蓄圧されるよう構成されている。
特開2010−216643号公報
しかしながら、特許文献1に記載された油圧供給装置は、アキュムレータにおける作動油の圧力が下限値よりも低い場合にオイルポンプによって吐出した作動油の一部を蓄圧するものである。したがって、アキュムレータへの蓄圧が完了するまでに自動変速機内での作動油の消費流量が増加した場合等には、自動変速機への作動油の供給が不十分となるおそれがある。特に、エンジン始動直後の低回転域においては自動変速機における作動油の消費流量が増加して流量収支が厳しくなるが、特許文献1の油圧供給装置では、この期間においてアキュムレータへの蓄圧が完了していない場合には、自動変速機への油圧の供給を安定的に行うことができない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、オイルポンプの回転域にかかわらず油圧回路への作動油の安定的な供給を可能にしつつ、アキュムレータへの蓄圧を可能とした、油圧供給装置及び油圧供給装置の制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、外歯を有するドライブロータ、及び、内歯を有し前記ドライブロータに噛合するドリブンロータを有し、前記ドライブロータ及び前記ドリブンロータの回転に伴う前記ドライブロータと前記ドリブンロータとの間に形成されるポンプ室の容積変化によって、吸入ポートを介して作動油を導入するとともに吐出ポートを介して油圧回路へ前記作動油を吐出するオイルポンプと、前記ポンプ室と前記吸入ポートとの連通遮断後、前記ポンプ室と前記吐出ポートとの連通前の位置において、前記ポンプ室に連通する圧力リークポートと、前記圧力リークポートからリークする油圧を蓄積するアキュムレータと、前記アキュムレータ側から前記圧力リークポート側への作動油の逆流を防ぐ逆止弁と、前記アキュムレータと前記油圧回路との連通及び遮断を切替可能な制御弁と、を備える、油圧供給装置が提供される。
前記圧力リークポートは、少なくとも前記ポンプ室の容積が縮小する過程で前記ポンプ室に連通してもよい。
前記吐出ポートを介して前記油圧回路に供給される前記作動油の吐出量が不足する場合に、前記制御弁により前記アキュムレータを前記油圧回路に連通して、前記アキュムレータ内の作動油を前記油圧回路に供給する制御装置を備えてもよい。
前記制御装置は、前記アキュムレータ内の圧力が所定圧力を超えている場合に、前記アキュムレータ内の作動油を前記油圧回路に供給してもよい。
前記オイルポンプは、エンジンの駆動力によって駆動され、前記制御装置は、前記エンジンの回転数及び運転時間に基づいて前記アキュムレータ内の圧力が前記所定圧力を超えていると判定される場合に、前記アキュムレータを前記油圧回路に連通してもよい。
前記アキュムレータ内の圧力を検出する圧力センサを備え、前記制御装置は、前記圧力センサにより検出される検出圧力が所定の閾値を超えている場合に、前記アキュムレータを前記油圧回路に連通してもよい。
前記油圧回路は、車両の自動変速機の油圧回路であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、外歯を有するドライブロータ、及び、内歯を有し前記ドライブロータに噛合するドリブンロータを有し、前記ドライブロータ及び前記ドリブンロータの回転に伴う前記ドライブロータと前記ドリブンロータとの間に形成されるポンプ室の容積変化によって、吸入ポートを介して作動油を導入するとともに吐出ポートを介して油圧回路へ前記作動油を吐出するオイルポンプによって、前記油圧回路へ作動油を供給する油圧供給装置の制御方法において、前記油圧回路に供給される前記作動油の吐出量が不足するか否かを判定するステップと、前記作動油の吐出量が不足する場合に、前記ポンプ室と前記吸入ポートとの連通遮断後、前記ポンプ室と前記吐出ポートとの連通前の位置において、前記ポンプ室に連通する圧力リークポートを介してリークする油圧を蓄積したアキュムレータを前記油圧回路に連通して、前記アキュムレータ内の作動油を前記油圧回路に供給するステップと、を備える、油圧供給装置の制御方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、オイルポンプの回転域にかかわらず油圧回路への作動油の安定的な供給を可能にしつつ、アキュムレータへの蓄圧が可能になる。
本発明の実施の形態にかかる油圧供給装置の概略構成を示す模式図である。 ポンプ室Pの吸入行程終了時のオイルポンプの様子を示す説明図である。 ポンプ室Pの予圧縮行程中のオイルポンプの様子を示す説明図である。 ポンプ室Pの吐出行程開始時のオイルポンプの様子を示す説明図である。 油圧供給装置の制御方法の一例を示すフローチャートである。 エンジン回転数とポンプ室Pの圧力との関係を示す特性図である。 油圧供給装置の制御方法の一例を示すタイミングチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<<1.油圧供給装置>>
<1−1.油圧供給装置の全体構成>
まず、本発明の実施の形態にかかる油圧供給装置の全体構成の一例について説明する。図1は、油圧供給装置10の全体構成の一例を示す模式図である。かかる油圧供給装置10は、オイルストレーナ11内の作動油をベルト式自動変速機に対して供給する装置の例を示している。油圧供給装置10は、オイルポンプ20と、オイルポンプ20によって吐出された作動油を自動変速機に導く油圧回路40と、蓄圧回路33とを備える。
<1−2.油圧回路>
本実施形態にかかる油圧供給装置10において、油圧回路40は、分岐したクラッチ系油路40a及びライン圧系油路40bを含んで構成される。このうち、クラッチ系油路40aは、フォワードクラッチFWDCCH及びリバースクラッチREVCCHへと作動油を導く。クラッチ系油路40aには、フォワードクラッチFWDCCH又はリバースクラッチREVCCHへと作動油の供給先を切り替える制御弁43が備えられている。また、ライン圧系油路40bは、プライマリプーリやセカンダリプーリ等へと作動油を導く。
なお、油圧回路40は、クラッチ系油路40aやライン圧系油路40bに作動油を導くものに限られない。すなわち、油圧供給装置10は、自動変速機に対して作動油を供給するものに限られない。
<1−3.オイルポンプ>
オイルポンプ20は、トロコイド式のポンプからなり、オイルストレーナ11内の作動油を吸入するとともに、吸入した作動油を油圧回路40へと吐出する。オイルポンプ20は、外歯23aを有するドライブロータ23と、内歯21aを有するドリブンロータ21と、ドライブロータ23及びドリブンロータ21が組み込まれたハウジング29を備える。
ドライブロータ23は、クランク軸19にスプライン嵌合し、トロコイド歯形からなる外歯23aを有する。ドリブンロータ21は環状に形成され、内周に設けられた内歯21aがドライブロータ23の外歯23aに噛合する。クランク軸19は、図示しないエンジンの駆動軸に連結されている。すなわち、オイルポンプ20は、エンジンの駆動力によって駆動される。
ドリブンロータ21の内歯21aは、ドライブロータ23の外歯23aの数よりも一つ多く設けられている。クランク軸19の回転に伴ってドライブロータ23が回転すると、ドリブンロータ21も回転する。このとき、ドリブンロータ21の回転中心は、ドライブロータ23の回転中心から外れ、ドリブンロータ21はドライブロータ23に対して偏心している。
ドライブロータ23の外歯23aとドリブンロータ21の内歯21aとの間には、ドライブロータ23及びドリブンロータ21の回転に伴って容積が拡大及び縮小しながら移動する複数のポンプ室Pが形成される。ハウジング29には、ドライブロータ23及びドリブンロータ21の軸方向の両側に、図示しないハウジングカバーが取り付けられている。ポンプ室Pは、ハウジングカバーによって閉止されている。ハウジングカバーは、ドライブロータ23及びドリブンロータ21に対向する面に、吸入凹部25と、吐出凹部27とを備える。図1においては、吸入凹部25及び吐出凹部27の配置位置が、斜線領域で示されている。
ハウジングカバーの吸入凹部25には、吸入ポート15が設けられている。かかる吸入ポート15には、オイルストレーナ11の吸入管13が接続されている。ポンプ室Pは、吸入凹部25に対向する位置では、ドライブロータ23及びドリブンロータ21の回転に伴って、容積が次第に拡大する。この間、ポンプ室Pは吸入ポート15に連通し、オイルストレーナ11内の作動油が、吸入管13及び吸入ポート15を介してポンプ室Pに吸入される(吸入行程)。
一方、ハウジングカバーの吐出凹部27には、吐出ポート17が設けられている。かかる吐出ポート17には、油圧回路40が接続されている。ポンプ室Pは、吐出凹部27に対向する位置では、ドライブロータ23及びドリブンロータ21の回転に伴って、容積が次第に縮小する。この間、ポンプ室Pは吐出ポート17に連通し、ポンプ室P内の作動油が、吐出ポート17を介して油圧回路40に吐出される(吐出行程)。
ドライブロータ23及びドリブンロータ21の回転に伴ってポンプ室Pが移動する際、ポンプ室Pが、吸入凹部25に対向する位置から、吐出凹部27に対向する位置までの間に、吸入凹部25及び吐出凹部27のいずれにも対向しない範囲が存在する。かかる範囲において、ポンプ室Pは、ドライブロータ23の外歯23a、ドリブンロータ21の内歯21a及びハウジングカバーによって閉止され、ポンプ室P内の作動油が閉じ込められる(閉じ込み行程)。閉じ込み行程が設けられることにより、吸入ポート15と吐出ポート17との連通が防止される。
かかる閉じ込み行程のいずれかの時点において、ポンプ室Pの容積は最大となり得る。したがって、ポンプ室Pの容積が最大となった時点から、ポンプ室Pが吐出凹部27に対向する時点までの期間、ポンプ室P内の作動油は圧縮され得る(予圧縮行程)。すなわち、閉じ込み行程の少なくとも後半の期間は、予圧縮行程となる。予圧縮行程において作動油が圧縮されることにより、作動油中の気泡が潰され、油圧回路40における油圧が不安定になることが防止される。
<1−4.蓄圧回路>
蓄圧回路33は、一端が、オイルポンプ20に設けられた圧力リークポート31に接続され、他端が、油圧回路40のいずれかの位置に接続される。図1では、蓄圧回路33の他端がクラッチ系油路40aに接続されているが、ライン圧系油路40bに接続されてもよく、分岐前の油圧回路40に接続されてもよい。蓄圧回路33は、圧力リークポート31側から順に、逆止弁35、アキュムレータ37及び制御弁39を備える。
圧力リークポート31は、少なくともポンプ室Pが予圧縮行程にある期間において、ポンプ室Pと連通する位置に形成される。したがって、予圧縮行程において、ポンプ室P内の作動油の一部は、蓄圧回路33にリークし得る。圧力リークポート31の開口面積は、特に制限されない。ただし、ポンプ室Pを介して、圧力リークポート31と、吸入ポート15又は吐出ポート17とが連通しないように設けられる。
図2〜図4は、圧力リークポート31の配置位置について説明するための図であり、閉じ込み行程中のオイルポンプ20の様子を示す。図2は、吸入行程が終了した状態を示す。図3は、予圧縮行程が開始され、ポンプ室Pの作動油がリークし得る状態を示す。図4は、予圧縮行程が終了し、吐出行程が開始される状態を示す。
図2に示すように、ポンプ室Pが吸入凹部25に対向する位置から外れ、作動油がポンプ室Pへ吸入される吸入行程が終了した後、圧力リークポート31はポンプ室Pと連通する。その後、ドライブロータ23及びドリブンロータ21が回転し、ポンプ室Pの容積が縮小し始めると、図3に示すように、予圧縮行程が開始され、昇圧された作動油の一部が圧力リークポート31からリークし得る状態になる。さらに、ドライブロータ23及びドリブンロータ21が回転すると、図4に示すように、ポンプ室Pと圧力リークポート31との連通が遮断される。その後、少し遅れて、ポンプ室Pは吐出凹部27に対向する位置に移動し、吐出行程が開始される。
逆止弁35は、圧力リークポート31を介してリークする作動油がアキュムレータ37側に流れることを許容する一方、アキュムレータ37側からの作動油の逆流を遮断する。逆止弁35は、例えば、弁体と、弁体を弁座に向けて付勢する弁ばねを備えた公知の逆止弁とすることができる。
アキュムレータ37は、蓄圧手段であって、圧力リークポート31を介してリークする作動油を蓄圧する。圧力リークポート31を介してリークする作動油は、予圧縮行程によって昇圧されている。したがって、アキュムレータ37は、昇圧された作動油の圧力を保持しつつ貯留する。アキュムレータ37は、流入する作動油に対して外力を与え得る構成を有する。したがって、圧力リークポート31を介してリークする作動油の圧力が、逆止弁35の開弁圧とアキュムレータ37内の圧力との総和を超えるときに、作動油がアキュムレータ37に流入し得る。
一方、アキュムレータ37に蓄圧され、アキュムレータ37内の圧力が大きくなると、逆止弁35が開弁することなく、アキュムレータ37内の圧力が保持される。この状態では、圧力リークポート31を介する作動油のリークが停止する。
制御弁39は、制御装置100によって制御され、アキュムレータ37と油圧回路40との連通及び遮断を切り替える。制御弁39は、例えば、通電及び非通電により開弁及び閉弁が切り替わる電磁開閉弁とすることができる。本実施形態では、制御弁39は、非通電状態で閉弁し、通電状態で開弁する電磁開閉弁からなる。制御弁39は、オイルポンプ20から油圧回路40に吐出される作動油の流量が、要求流量に対して不足し得る場合において開弁される。これにより、アキュムレータ37に蓄圧された作動油が油圧回路40に供給され、油圧回路40における作動油の流量不足が保障される。
なお、制御弁39は、アキュムレータ37と油圧回路40との連通及び遮断を切り替えられるものであればよく、上記の電磁開閉弁に制限されるものではない。例えば、制御弁39は、蓄圧回路33と油圧回路40との接続部分に設けられた三方電磁弁であってもよい。
かかる蓄圧回路33では、アキュムレータ37は、オイルポンプ20によって吐出される作動油を蓄圧するものではなく、オイルポンプ20からリークする、昇圧された作動油を蓄圧する。したがって、オイルポンプ20によって吐出され、油圧回路40を介して自動変速機に供給される作動油の流量を減らすことなく、アキュムレータ37への蓄圧が可能となる。これにより、オイルポンプ20が、自動変速機における作動油の流量収支が厳しい低回転域で駆動される状態においても、自動変速機に対して油圧を安定的に供給することができる。
また、かかる蓄圧回路33では、オイルポンプ20が駆動している限り、予圧縮行程においてポンプ室Pからリークする作動油を、アキュムレータ37へ蓄圧することが可能となっている。したがって、遅くとも、オイルポンプ20の駆動を開始した後、比較的短時間でアキュムレータ37への蓄圧が完了する。そのため、オイルポンプ20の駆動状態が、特に作動油内の気泡が増加する高回転域に達する時点ではアキュムレータ37への蓄圧が完了している。これにより、オイルポンプ20が高回転域で駆動される際には、予圧縮行程において、ポンプ室Pから作動油がリークすることなく、作動油内の気泡を潰す機能も維持される。
さらに、かかる蓄圧回路33を備えた油圧供給装置10であれば、アキュムレータ37への蓄圧のために、電動ポンプ等の駆動手段を備える必要がないため、電力消費が抑制されるとともに、生産コストの増加も抑制することができる。
<<2.油圧供給装置の制御方法>>
以上、本実施形態にかかる油圧供給装置10の構成について説明した。次に、かかる油圧供給装置10の制御方法の例について説明する。上述のように、油圧供給装置10では、オイルポンプ20の駆動に伴って、アキュムレータ37への蓄圧が行われるため、ここでは、主として、アキュムレータ37に蓄圧された作動油を油圧回路40に供給する制御について説明する。以下に説明する制御は、例えば、マイクロコンピュータ等により構成される制御装置100によって実行される。
<2−1.フローチャート>
図5は、油圧供給装置10の制御方法の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS10において、制御装置100は、アキュムレータ37の蓄圧が十分であるか否かを判別する。図1に示す油圧供給装置10は、アキュムレータ37内の圧力を検出する圧力センサを備えていない。この場合、制御装置100は、例えば、エンジン回転数及び運転時間に基づいて、アキュムレータ37の蓄圧が十分であるか否かを判定する。具体的に、制御装置100は、エンジン回転数Neが、アキュムレータ37への蓄圧のために必要な回転数Ne0以上になってから、所定時間以上経過したか否かによって、アキュムレータ37内の圧力が所定圧力を超えているか否かを判定することができる。
オイルポンプ20はエンジンの駆動力によって駆動されることから、制御装置100はエンジン回転数を用いて判定を行っているが、エンジン回転数の代わりに、オイルポンプ20の回転数を用いてもよい。ただし、エンジン回転数を用いることにより、従来備えられている回転数センサのセンサ値を利用することができ、オイルポンプ20の回転数を計測する回転数センサを新たに設ける必要がない。アキュムレータ37への蓄圧のために必要なエンジン回転数の値Ne0は、例えば、ポンプ室P内の作動油の圧力Pが、最大値P_threとなり得る回転数とすることができる。
図6は、エンジン回転数Neとポンプ室P内の作動油の圧力Pとの関係を示す特性図を示す。ポンプ室P内の圧力Pは、エンジン回転数Neが低い領域では、エンジン回転数Neが大きくなるにつれて上昇する。そして、エンジン回転数Neが所定の値Ne0を超える領域では、ポンプ室Pの圧力Pがほぼ一定となる。圧力Pがほぼ一定の値P_threとなるエンジン回転数の値Ne0は、あらかじめ求めることができる。この値Ne0は、エンジンあるいはオイルポンプ20の違いによって様々な値となり得るが、例えば、最低変速回転数に相当する1,000〜1,500rpmとすることができる。
また、エンジン回転数Neが、アキュムレータ37への蓄圧のために必要な値Ne0となってからの所定時間は、アキュムレータ37内の圧力が所定圧力を超えるために必要な時間として、あらかじめ求めることができる。例えば、アキュムレータ37内の圧力が所定圧力を超えるまでの所定時間は、600〜1,000m秒とすることができる。
ステップS10において、アキュムレータ37の蓄圧が十分でないと判定される場合(S10:No)、アキュムレータ37の蓄圧が十分であると判定されるまで、制御装置100は、ステップS10の判別を繰り返す。そして、アキュムレータ37の蓄圧が十分であると判定された場合(S10:Yes)、制御装置100はステップS20に進む。通常、エンジンの始動後、オイルポンプ20の駆動が開始され、アキュムレータ37内の圧力が所定圧力を超えた後は、ステップS10はYesとなる。
次いで、制御装置100は、ステップS20において、ライン圧が低下し得る状態か否かを判別する。例えば、エンジンの低回転域においては、自動変速機における作動油の消費流量が増大し、オイルポンプ20による作動油の吐出流量が不足して、ライン圧が低下し得る状態となる。具体的には、車両の減速時において、ベルト式自動変速機の変速比を最Lowに向けて変更するLow戻し変速が行われる場合や、自動変速機のセレクトレバーの位置が変更された場合等において、自動変速機における作動油の消費流量が増大しやすい。
したがって、制御装置100は、アクセルペダルの操作量を検出するアクセルポジションセンサのセンサ値Accや、セレクトレバーの位置を検出するセレクト位置センサのセンサ値Sp等に基づいて、ライン圧が低下し得る状態か否かを判別することができる。ただし、ライン圧が低下し得る状態か否かを判別する方法は、上記の例に限られない。
なお、油圧回路40に圧力センサを設け、検出されるライン圧が所定の閾値以下になったときに、アキュムレータ37に蓄圧された作動油を油圧回路40に供給するようにしてもよい。ただし、ライン圧が低下し得る状態か否かを判別することによって、実際にライン圧が低下する前に、あらかじめアキュムレータ37から油圧回路40への作動油の供給を開始することができ、ライン圧の大幅な低下を未然に防ぐことができる。
ライン圧が低下し得る状態でない場合(S20:No)、アキュムレータ37に蓄圧された作動油を油圧回路40に供給する必要がないため、制御装置100は、ステップS10に戻って、判定処理を繰り返す。一方、ライン圧が低下し得る状態と判定された場合(S20:Yes)、制御装置100は、ステップS30に進み、アキュムレータ37に蓄圧された作動油を油圧回路40に供給する。
具体的には、制御装置100は、制御弁39に通電し、制御弁を開弁する。これにより、アキュムレータ37と油圧回路40とが連通する。ライン圧が低下した状態では、アキュムレータ37内の圧力がライン圧を上回ることから、アキュムレータ37と油圧回路40との連通に伴って、アキュムレータ37に蓄圧された作動油が油圧回路40に供給される。これにより、ライン圧が上昇し、自動変速機における作動油の消費流量が保障される。
次いで、制御装置100は、ステップS40において、アキュムレータ37に蓄圧された作動油を油圧回路40に供給し始めてからの経過時間が閾値を超えたか否かを判別する。かかる閾値は、アキュムレータ37に蓄圧された油圧が、すべて油圧回路40に吐き出されるまでに要する時間に設定することができる。閾値は、例えば、5秒とすることができるが、この値に限られない。
制御装置100は、経過時間が閾値に到達するまでステップS40の判別を繰り返し、経過時間が閾値に到達したときに(S40:yes)、ステップS50に進んで、アキュムレータ37からの作動油の供給を終了する。以降、制御装置100は、ステップS10に戻り、これまでに説明した手順に沿って処理を繰り返す。これにより、自動変速機における作動油の消費流量が増大し、オイルポンプ20による作動油の吐出流量が、要求流量に対して不足する場合であっても、ライン圧を保持することができ、作動油の消費流量が保障される。
<2−2.タイムチャート>
図7は、上述の油圧供給装置10の制御方法について説明するためのタイムチャートである。このタイムチャートは、自動変速機においてLow戻し変速が行われる場合の、エンジン回転数Ne、ライン圧、制御弁(電磁開閉弁)39の開閉状態、及びアキュムレータ37内の圧力の推移を示している。
エンジンの始動時であるt0の時点において、制御弁39は閉弁状態となっている。t0の時点でエンジンが始動されると、オイルポンプ20が駆動されることから、ライン圧が上昇し始める。また、t0の時点以降、アキュムレータ37への蓄圧も開始されて、アキュムレータ37内の圧力も上昇する。この間、エンジン回転数Neの上昇に伴って、ライン圧及びアキュムレータ37内の圧力も増大する。
次いで、t1の時点で、エンジン回転数Neが所定値まで上昇し、t1の時点以降、ライン圧はほぼ一定の値で保持される。また、t1の時点までに、アキュムレータ37内の圧力は所定圧力となって、蓄圧が完了する。t1の時点以降、アキュムレータ37内の圧力は、ほぼ一定の値で保持される。
t2の時点で、車両が減速し、エンジン回転数Neが低下し始めると、自動変速機ではLow戻し変速が行われる。このt2の時点以降、自動変速機における作動油の消費流量が増大し、ライン圧は低下し始めるが、t2の時点で制御弁39が開弁され、アキュムレータ37に蓄圧された作動油が油圧回路40に供給され始める。これにより、アキュムレータ37内の圧力は低下し始め、t3の時点で、アキュムレータ37に蓄圧された油圧が、すべて油圧回路40に吐き出される。その結果、ライン圧は再び上昇し始める。
アキュムレータ37に蓄圧された油圧が油圧回路40に吐き出されたt3の時点で、制御弁39は再び閉弁する。これに伴い、オイルポンプ20からリークする作動油によって、再びアキュムレータ37への蓄圧が行われ、t4の時点で、アキュムレータ37内の圧力が所定圧力となって、蓄圧が完了する。また、Low戻し変速が終了した後、t4の時点以降、ライン圧は、オイルポンプ20によって吐出される作動油によって、所定のライン圧に維持される。
このように、本実施形態にかかる油圧供給装置10の制御方法によれば、自動変速機における作動油の消費流量が増大するときに、アキュムレータ37に蓄圧されている作動油が油圧回路40に供給される。したがって、ライン圧の大幅な低下が抑制され、自動変速機の安定的な動作が保障される。
<<3.まとめ>>
以上説明したように、本実施形態にかかる油圧供給装置10は、オイルポンプ20からリークする、昇圧された作動油をアキュムレータ37に蓄圧する。したがって、オイルポンプ20によって吐出され、油圧回路40を介して自動変速機に供給される作動油の流量を減らすことなく、アキュムレータ37への蓄圧が可能となる。これにより、オイルポンプ20の回転域にかかわらず、自動変速機に対して油圧を安定的に供給することができる。
また、本実施形態にかかる油圧供給装置10は、オイルポンプ20が駆動している限り、予圧縮行程においてポンプ室Pからリークする作動油を、アキュムレータ37へ蓄圧し得る。したがって、オイルポンプ20の駆動開始後、比較的短時間でアキュムレータ37への蓄圧が完了する。そのため、特に作動油内の気泡が増加する高回転域でオイルポンプ20が駆動される際には、予圧縮行程において、ポンプ室Pから作動油がリークすることがなく、作動油内の気泡を潰す機能も維持される。
また、本実施形態にかかる油圧供給装置10は、アキュムレータ37への蓄圧のために、電動ポンプ等の駆動手段を備える必要がないため、電力消費が抑制されるとともに、生産コストの増加も抑制することができる。
さらに、本実施形態にかかる油圧供給装置10は、自動変速機における作動油の消費流量が増大する場合に、制御弁39を開弁する制御を実行することで、アキュムレータ37に蓄圧された作動油が油圧回路40に供給される。これにより、自動変速機における作動油の消費流量が増大する場合においても、ライン圧の大幅な低下が抑制される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は応用例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記の実施形態において、油圧供給装置10は、アキュムレータ37内の圧力を検出するための圧力センサを備えていないが、当該圧力センサが設けられていてもよい。かかる圧力センサが設けられていれば、油圧供給装置10の制御方法において、アキュムレータ37への蓄圧が十分であるか否かを、圧力センサによって検出される圧力が所定値を超えているか否かによって判定することができる。また、かかる圧力センサが設けられていれば、アキュムレータ37から油圧回路40への作動油の供給の終了時期も、圧力センサのセンサ値が、所定値を下回ったか否かによって判断することができる。
10 油圧供給装置
11 オイルストレーナ
13 吸入管
15 吸入ポート
17 吐出ポート
19 クランク軸
20 オイルポンプ
21 ドリブンロータ
21a 内歯
23 ドライブロータ
23a 外歯
25 吸入凹部
27 吐出凹部
29 ハウジング
31 圧力リークポート
33 蓄圧回路
35 逆止弁
37 アキュムレータ
39 制御弁(電磁開閉弁)
40 油圧回路
40a クラッチ系油路
40b ライン圧系油路
100 制御装置
Acc アクセルポジションセンサのセンサ値
Ne エンジン回転数
P ポンプ室
Sp セレクト位置センサのセンサ値

Claims (8)

  1. 外歯を有するドライブロータ、及び、内歯を有し前記ドライブロータに噛合するドリブンロータを有し、前記ドライブロータ及び前記ドリブンロータの回転に伴う前記ドライブロータと前記ドリブンロータとの間に形成されるポンプ室の容積変化によって、吸入ポートを介して作動油を導入するとともに吐出ポートを介して油圧回路へ前記作動油を吐出するオイルポンプと、
    前記ポンプ室と前記吸入ポートとの連通遮断後、前記ポンプ室と前記吐出ポートとの連通前の位置において、前記ポンプ室に連通する圧力リークポートと、
    前記圧力リークポートからリークする油圧を蓄積するアキュムレータと、
    前記アキュムレータ側から前記圧力リークポート側への前記作動油の逆流を防ぐ逆止弁と、
    前記アキュムレータと前記油圧回路との連通及び遮断を切替可能な制御弁と、
    を備える、油圧供給装置。
  2. 前記圧力リークポートは、少なくとも前記ポンプ室の容積が縮小する過程で前記ポンプ室に連通する、請求項1に記載の油圧供給装置。
  3. 前記吐出ポートを介して前記油圧回路に供給される前記作動油の吐出量が不足する場合に、前記制御弁により前記アキュムレータを前記油圧回路に連通して、前記アキュムレータ内の作動油を前記油圧回路に供給する制御装置を備える、請求項1又は2に記載の油圧供給装置。
  4. 前記制御装置は、前記アキュムレータ内の圧力が所定圧力を超えている場合に、前記アキュムレータ内の作動油を前記油圧回路に供給する、請求項3に記載の油圧供給装置。
  5. 前記オイルポンプは、エンジンの駆動力によって駆動され、
    前記制御装置は、前記エンジンの回転数及び運転時間に基づいて前記アキュムレータ内の圧力が前記所定圧力を超えていると判定される場合に、前記アキュムレータを前記油圧回路に連通する、請求項4に記載の油圧供給装置。
  6. 前記アキュムレータ内の圧力を検出する圧力センサを備え、
    前記制御装置は、前記圧力センサにより検出される検出圧力が所定の閾値を超えている場合に、前記アキュムレータを前記油圧回路に連通する、請求項4に記載の油圧供給装置。
  7. 前記油圧回路は、車両の自動変速機の油圧回路である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の油圧供給装置。
  8. 外歯を有するドライブロータ、及び、内歯を有し前記ドライブロータに噛合するドリブンロータを有し、前記ドライブロータ及び前記ドリブンロータの回転に伴う前記ドライブロータと前記ドリブンロータとの間に形成されるポンプ室の容積変化によって、吸入ポートを介して作動油を導入するとともに吐出ポートを介して油圧回路へ前記作動油を吐出するオイルポンプによって、前記油圧回路へ作動油を供給する油圧供給装置の制御方法において、
    前記油圧回路に供給される前記作動油の吐出量が不足するか否かを判定するステップと、
    前記作動油の吐出量が不足する場合に、前記ポンプ室と前記吸入ポートとの連通遮断後、前記ポンプ室と前記吐出ポートとの連通前の位置において、前記ポンプ室に連通する圧力リークポートを介してリークする油圧を蓄積したアキュムレータを前記油圧回路に連通して、前記アキュムレータ内の作動油を前記油圧回路に供給するステップと、
    を備える、油圧供給装置の制御方法。
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