JP2002327279A - 電子部品の接合方法 - Google Patents

電子部品の接合方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無電解Niめっき層とPb無含有はんだとの
密着力が良く、リフローを繰り返してもNiめっき層が
溶解しない電極をもつ電子部品の接合方法を提供する。 【解決手段】 電子部品の電極上に鉛を含有しないはん
だ層を介して電子部品を接合するにあたり、前記電極上
には無電解ニッケルめっきからなる第1の金属層および
前記第1の金属層上に無電解金めっきからなる第2の金
属層が形成され、前記第2の金属層の厚さが0.005
μm〜0.04μmである電子部品の接合方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛を含有しないは
んだを介して電子部品を接合する方法に係り、特に電子
部品の電極上に形成される無電解ニッケルめっき層と鉛
を含有しないはんだ層との接合に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯用通信機器、パソコン、オー
ディオ機器等の電子機器の小型化・高密度化に伴い、電
子部品も小型で軽量のものが望まれている。この電子部
品の小型化により、端子電極の面積も小面積化したた
め、接合における信頼性を高めることが必要となってき
ている。
【0003】この接合信頼性を高めるには、電極のはん
だ濡れ性とはんだ/電極間の密着強度を高める必要があ
る。従来、はんだ濡れ性を高めるため、電極の表面処理
に無電解Ni/Auめっきを使用する技術がある。この
無電解Ni/Auめっきは、電極端子上へりんを含む無
電解Niめっきを施し、その上に0.1〜0.5μm程
度のフラッシュAuめっきを行うものである。これは、
保管時に表層のAuが下層のNiの酸化を防ぎ、はんだ
接合時にはすばやくはんだ内部に拡散しフレッシュなN
iが露出するため、非常に良好なはんだ濡れ性を示すも
のである。
【0004】しかし、ここで使われているはんだはSn
−Pbはんだが使われていたが、Sn−Pbはんだ等の
鉛含有はんだを使用した機器は、廃棄されると、廃棄後
雨雪や風化によりそのPb成分が土壌や飲料水を汚染
し、環境に重大な悪影響を与えることが指摘されるよう
になった。そのため、電子部品にはPbを含有しないP
bフリーはんだによる接合に切り替えが急がれている。
そして、無電解Niめっき被膜の場合、接合はSn−P
b/Niにより行われてきたが、鉛フリーはんだと無電
解Niめっきとの接合性については歴史が浅いためほと
んど研究がなされておらず、開発が進んでいない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、電子部品電極
端子の無電解Niめっきの接合について検討したとこ
ろ、無電解Niめっき層とSn−Agはんだ、Snはん
だ等の鉛を含有しないはんだ層とを接合させる場合に
は、その密着力は鉛含有はんだに比べ鉛を含有しない
はんだではかなり低下する(図4参照)、鉛を含有し
ないはんだとの接合では、リフローを繰り返すことによ
りNiめっき層が溶解し消失してしまう(Niめっき層
とはんだ層との接合面の顕微鏡写真(倍率:800倍)
で調べると、リフロー条件:250℃3分、Sn−Ag
はんだで、1回目で1/2程度、リフロー3回目で2/
3程度、リフロー5回目で4/5以上消失)、また、
Auめっき層が薄層である場合にはNiめっき層表面が
酸化されやすいといった欠点があり、特に、これらの欠
点はCSP(チップサイズパッケージ)やウエハ表面な
どの300μm以下の電極の接合の場合に顕著に現れ、
電気的な接続が不良となる。これらの現象の中ではんだ
との密着力の低下に関しては、従来から0.5μm以上
のAuめっきの厚みにより密着力の低下が知られている
が、この現象とは異なっている。今回問題となっている
密着力の低下した領域は0.5μm以下である。また、
従来問題となっている不良原因は、Sn−Au合金の生
成によるものであるが、今回のものは密着力が低下し剥
離した界面を測定してもSn−Auは存在しない。この
新たに発生した問題により、接合部での信頼性を大きく
損なう結果を招くことになる。この問題に対し、本発明
は、このような欠点をもたない電子部品の接合法を提供
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
のもとに研究に鋭意取り組んだ結果、無電解Niめっき
層とはんだとの接合部では、Ni金属とはんだとの間で
拡散が生起し、[無電解Niめっき/はんだ]の拡散層
が生成する。この拡散層と密着性との関係および拡散層
の生成過程に着目し、Niめっき層とはんだ層との接合
に際し、Niめっき層の上に0.04μmより厚いA
uめっき層を形成しない、Niめっき層の上にAuめ
っき層以外の酸化防止膜を形成する、はんだ層の形成
をAuめっき層の形成の直後に行う、ことによりその密
着性およびNiめっき層の溶解に顕著な効果があること
を確認し本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は、(1)電子部品の電
極上に鉛を含有しないはんだ層を介して電子部品を接合
するにあたり、前記電極上には無電解ニッケルめっきか
らなる第1の金属層および前記第1の金属層上に無電解
金めっきからなる第2の金属層が形成され、前記第2の
金属層の厚さが0.005μm〜0.04μmであるこ
とを特徴とする電子部品の接合方法、(2)鉛を含有し
ないはんだが、Snはんだ、Sn−Agはんだ、Sn−
Biはんだ、Sn−Ag−Cuはんだから選ばれるもの
であることを特徴とする(1)記載の電子部品の接合方
法、(3)鉛を含有しないはんだ層が、第2の金属層の
形成直後に形成されるものであることを特徴とする(1)
又は(2)記載の電子部品の接合方法、および、(4)第
2の金属層に加え、さらに酸化防止層を形成することを
特徴とする(1)、(2)又は(3)記載の電子部品の接合方
法、を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の電子部品を接合する一実
施の形態について、図1によって無電解Niめっきから
なる第1の金属層1と、無電解Auめっきからなる第2
の金属層2と、鉛を含有しないはんだからなるはんだ層
3を有する電極構造について説明する。半導体素子の半
導体基板5上には、Al又はCu等の電極4が形成され
ている。6は樹脂からなる絶縁膜である。電極4上に自
然酸化膜が生じるので脱脂処理をした後、酸又はアルカ
リをエッチング液として表面の自然酸化膜を除去する。
エッチング液を洗い流した後、すぐ市販のジンケート処
理液を用いて、電極4の表面層をZnに置換させ再酸化
するのを防止する。その後純水で洗浄した後、50℃〜
90℃程度に加熱した一般に使用されている無電解Ni
めっき液の中に漬けて電極4の上にのみ第1の金属層で
あるNiめっき層1を形成していく。厚さが約0.5〜
10μm程度の所定の厚さまでNiめっき層を形成した
後、めっき液を水洗し、Niめっき層1上にのみ第2の
金属層である無電解Auめっき層2を形成する。
【0009】次いで、溶融させたはんだ槽内に浸漬して
選択的にAuめっき層があるところの上に電極上層のは
んだ層3を形成させる。この時使用するはんだは、Sn
−Agはんだ、Snはんだ、Sn−Biはんだ、Sn−
Ag−Cuはんだ等の鉛を含有しないはんだである。こ
のうち、特にニッケル拡散効果の点から、Sn−Agは
んだ、Snはんだ、Sn−Biはんだが好ましい。はん
だ槽内温度は、そのはんだの融点〜融点+30℃程度が
好ましい。
【0010】こうして作製するAuめっき層の層厚と無
電解Niめっき層−Pb無含有はんだ層との密着の度合
いを調べるため、電極4として80μm角のAlパッド
上に5μmの無電解Niめっき層を形成し、その上面に
各種厚さのAuめっき層を形成し、次いでその上にSn
−3.5Ag(Ag3.5質量%、残部Sn)はんだの
150μmのボールを250℃、3分で搭載した。そし
て、そのシェア強度と破壊状態とを調べ、その結果を図
2に示した。Auめっき厚が0.04μm以下である場
合には、そのシェア強度は約50gf以上であり、その
破壊状態をみると、はんだ内部での破壊率が60%以上
となりNiめっき層とはんだとの接合がきわめて良好で
あることが理解できる。
【0011】また、鉛を含有しないはんだを用いた場合
の無電解Niめっき層の溶解とリフローとの関係につい
て、前記と同様なパッド上に同様に無電解Niめっき層
を形成し、その上面に各種厚さのAuめっき層を形成
し、同様にはんだ層を設けたものでAuめっき層の層厚
の影響について考察した。そして、リフロー条件:25
0℃、3分、リフロー回数:5回、はんだ:Sn−3.
5Agで、無電解Niめっき層とはんだ層との接合面の
顕微鏡写真(倍率:800倍)を見ると、Auめっき層
のない場合には、Niめっき層の溶解はほとんど認めら
れない。しかし、鉛含有はんだの場合に形成するAuめ
っき層の通常の厚さ0.40μmでは、鉛無含有のはん
だの場合にはNiめっき層の約4/5以上が溶解してい
ることが明らかとなった。以上のことから、本発明の接
合方法にあたっては、電極は無電解ニッケルめっきから
なる第1の金属層と、鉛を含有しないはんだからなるは
んだ層との間に、厚さが0.04μm以下、好ましくは
0.03μm以下、さらに好ましくは0.01μm以下
であり、少なくとも0.005μmの金めっき層を形成
するものである。
【0012】さらに、第2の金属層であるAuめっき層
が薄い層になればなるほど、続いてPbを含有しないは
んだ層を形成するとき、第1の金属層であるNiめっき
表面が酸化されやすくなり、はんだの濡れ性が低下し接
合が不充分なものとなる。したがって、本発明の電極の
Pbを含有しないはんだ層は、Auめっき層の形成後す
ぐに形成されたものであることが好ましい。その時間
は、約60分以内であり、好ましくは約30分以内、さ
らに好ましくは約10分以内である。
【0013】さらにまた、第2の金属層であるAuめっ
き層が薄い層になればなるほど、続いてPbを含有しな
いはんだ層を形成するとき、第1の金属層であるNiめ
っき表面が酸化され易くなり、はんだの濡れ性が低下し
接合しにくくなる。そこで、本発明はその第1の金属層
の酸化を防止するために、Niめっき層表面にAuめっ
き層に加えて、さらに酸化防止膜を形成することもでき
るものである。勿論、酸化防止膜の形成は、薄層のAu
めっき層の上もしくは下のどちらに形成してもよい。酸
化防止膜としては、薄層のPdやAgの無電解めっき
膜、はんだ層、ロジン、有機酸等の有機高分子膜のうち
少なくとも1つのものから形成し、その膜厚は酸化防止
膜として使用される材料により適宜選択できる。このよ
うな酸化防止膜が無電解Niめっき層とPb無含有はん
だ層の間に介在されていても、両者の接合には格別の悪
影響をもたらすことはない。
【0014】なお、シェア強度は、めっき層上に搭載し
たはんだをそのめっき層から引き剥がすのに必要な力で
あり、その測定方法を模式図でもって図3の(a)に示
す。その破壊時の破壊界面がはんだ内部で生起した場合
の状態を模式的に図示したのが図3の(b)であり、こ
のような破壊状態の場合には、界面の密着が良いものと
判断した。また、その破壊界面がNiめっき面とはんだ
面との界面で生起した場合の状態を模式的に図示したの
が図3の(c)であり、このような破壊状態の場合に
は、界面の密着が悪いものと判断した。はんだ内部破壊
率は、その破壊時の破壊界面がはんだ内部で生起した割
合を示すものである。
【0015】本発明の使用される接合方法は、高密度基
板、半導体パッケージのインターポーザ、ウエハの電極
のパッドであるのが好ましい。これらの分野はますます
微小化してきているが、本発明の方法はどのような大き
さの電極にも適用できるものであり、その電極の長辺ま
たは長軸が300μm以下のものでも良く、更に100
μm以下、更には50μm程度のものでも良好な接合が
可能である。
【0016】
【実施例】次に本発明を実施例に基づいて、さらに詳細
に説明する。 実施例1 下記のAlパッドをもつウエハを準備した。 ウエハ上のAlパッド 材質 :Si1質量%含有のAl サイズ :100×100μm(形状 角型) 厚さ :1.0μm このパッド上へ下記の方法で、無電解Niめっき層を形
成した。先ず、パッドを21℃で1分間界面活性機能の
ある脱脂液で脱脂処理を行い、濃度3%のふっ化水素酸
を用いてAl電極表面に生じた酸化膜を除去した。次い
で、ふっ水素酸液を洗い流した後すぐ市販のアルカリジ
ンケート液(奥野製薬製サブスターZN111(商品
名))を用いて21℃2分でZnに置換し、酸化を防止
した。続いて、純水でジンケート液を洗い流した後、8
5℃に加熱した市販の中りんタイプの無電解Niめっき
液(奥野製薬製 無電解NiめっきニコロンZ(商品
名))中に30分浸漬してAlパッド上にNiめっき層
を形成した。得られた層厚は、8.0μmであった。次
に純水で洗浄後、90℃に加熱した市販の無電解Auめ
っき液(上村工業製TKK−51(商品名))を使用して
1分、3分、8分の各めっき処理時間で無電解Auめっ
き層を形成した。
【0017】こうして作製した電極の下層金属層である
Auめっき層の厚さを蛍光X線で測定したところ、1分
処理のものは0.01μm、3分処理のものは0.03
μmであり、8分処理のものは0.05μmであった。
そのAuめっき層の上に、30分以内にSn−3.5A
gはんだを搭載した。下記の表1に示すように、Pb無
含有はんだに対するNiめっき層の密着力、溶解は、A
uめっき層を薄くすることにより改善されている。
【0018】
【表1】
【0019】実施例2 下記のパッド上へめっき層を形成した。 パッド パッド表面 :電解銅 サイズ :φ300μm(形状 丸型) パッド周辺部:ソルダーレジスト(エポキシ) このパッド上へ次のようにしてめっき層を形成した。先
ず、パッドを60℃で5分間界面活性機能をもつ脱脂液
で脱脂処理を行い、過酸化水素−硫酸からなるエッチン
グ液で1分間処理して表面に生じた酸化膜を除去した。
続いて、3%硫酸で30秒間酸洗いし、水洗浄後、市販
のPd濃度3mg/lのPd触媒溶液を用い30℃で2
分間触媒溶液処理を行い、表面にPdの触媒核を付与し
た。次に、市販の中リンタイプの無電解Niめっき液
(奥野製薬製 無電解NiめっきニコロンZ(商品名))
85℃中に30分浸漬してパッド上にNiめっき層を形
成した。得られた層厚は、8.0μmであった。純水で
洗浄後、さらに無電解Pdめっき液(日本リロナール製
パラマースSMT(商品名))を使用して66℃、3
分でPdめっき膜を形成した。純水で洗浄後、無電解A
uめっき液(上村工業製 TKK−51(商品名))を使
用して90℃、3分で置換無電解Auめっき層を形成し
た。こうして形成しためっき層上に搭載したSn−3.
5Agはんだに対して、良好な接合界面を得ることがで
き、3回のリフローの繰り返しでもNiめっき層の溶解
はほとんど認められなかった。
【0020】
【発明の効果】本発明の電子部品の電極は、無電解ニッ
ケルめっき層と鉛を含有しないはんだ層の接合部に0.
005〜0.04μmの層厚のAuめっき層を介在させ
ることを特徴とするもので、Niめっき面とはんだ面と
の密着性が良好でシェア強度が極めて強く、破壊が生じ
てもはんだ内部で生起する。また、繰り返しリフローし
ても無電解Niめっきが溶解して消失することはない。
そして、特に電極が300μm以下の小さなものであっ
てもその効果は充分に発揮でき、したがって、その接続
部の信頼性は大幅に高まった。また、無電解めっき層上
に鉛を含有しないはんだを被着させたものであるので、
この電極をもつ部品を実装した電子機器が廃棄処分をさ
れても環境汚染の心配をする必要が無いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電子部品の電極構造の断
面図である。
【図2】Auめっき層の厚さと密着度合との関係を示す
グラフである。
【図3】(a)はシェア強度の測定方法を示す模式説明
図であり、(b)は破壊時の破壊界面がはんだ内部で生
起したものの模式説明図であり、(c)は破壊時の破壊
界面がNiめっき面とはんだ面との界面で生起したもの
の模式説明図である。
【図4】Pbを含有しないはんだと無電解Niめっき界
面の密着力の低下を示すグラフである。
【符号の説明】
1 第1の金属層(無電解Niめっき層) 2 第2の金属層(無電解Auめっき層) 3 はんだ層(Pbを含有しないはんだ層) 4 電極 5 半導体基板 6 絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/92 604D 604H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の電極上に鉛を含有しないはん
    だ層を介して電子部品を接合するにあたり、前記電極上
    には無電解ニッケルめっきからなる第1の金属層および
    前記第1の金属層上に無電解金めっきからなる第2の金
    属層が形成され、前記第2の金属層の厚さが0.005
    μm〜0.04μmであることを特徴とする電子部品の
    接合方法。
  2. 【請求項2】 鉛を含有しないはんだが、Snはんだ、
    Sn−Agはんだ、Sn−Biはんだ、Sn−Ag−C
    uはんだから選ばれるものであることを特徴とする請求
    項1記載の電子部品の接合方法。
  3. 【請求項3】 鉛を含有しないはんだ層が、第2の金属
    層の形成直後に形成されるものであることを特徴とする
    請求項1又は2記載の電子部品の接合方法。
  4. 【請求項4】 第2の金属層に加え、さらに酸化防止層
    を形成することを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    電子部品の接合方法。
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