JP2002325722A - 内視鏡の先端部 - Google Patents
内視鏡の先端部Info
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- JP2002325722A JP2002325722A JP2001134933A JP2001134933A JP2002325722A JP 2002325722 A JP2002325722 A JP 2002325722A JP 2001134933 A JP2001134933 A JP 2001134933A JP 2001134933 A JP2001134933 A JP 2001134933A JP 2002325722 A JP2002325722 A JP 2002325722A
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- JP
- Japan
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- dirty
- mucous membrane
- distal end
- treatment tool
- endoscope
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】処置具による処置対象である汚れた粘膜面に、
汚粘膜洗浄ノズルから十分な勢いで洗浄水を吹き付けて
洗浄することができる内視鏡の先端部を提供すること。 【解決手段】処置具の先端部分を突出させるための処置
具突出口７が挿入部１の先端２に前方に向けて配置され
ると共に、汚れた粘膜面を洗浄するための水を噴出する
汚粘膜洗浄ノズル６が挿入部１の先端２に前方に向けて
開口配置された内視鏡の先端部において、汚粘膜洗浄ノ
ズル６を処置具突出口７より前方に突出した位置に配置
した。
汚粘膜洗浄ノズルから十分な勢いで洗浄水を吹き付けて
洗浄することができる内視鏡の先端部を提供すること。 【解決手段】処置具の先端部分を突出させるための処置
具突出口７が挿入部１の先端２に前方に向けて配置され
ると共に、汚れた粘膜面を洗浄するための水を噴出する
汚粘膜洗浄ノズル６が挿入部１の先端２に前方に向けて
開口配置された内視鏡の先端部において、汚粘膜洗浄ノ
ズル６を処置具突出口７より前方に突出した位置に配置
した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は内視鏡の先端部に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】生検鉗子その他の処置具等で体内粘膜を
機械的に切ったり刺したりすると、そこからの出血が周
辺の粘膜面に流出して内視鏡観察が妨げられてしまう。
機械的に切ったり刺したりすると、そこからの出血が周
辺の粘膜面に流出して内視鏡観察が妨げられてしまう。
【０００３】そこで従来の内視鏡においては、汚れた粘
膜面を洗浄するための水を噴出する汚粘膜洗浄ノズル
が、処置具の先端部分を突出させるための処置具突出口
と並んで挿入部の先端に前方に向けて開口配置されてい
る。
膜面を洗浄するための水を噴出する汚粘膜洗浄ノズル
が、処置具の先端部分を突出させるための処置具突出口
と並んで挿入部の先端に前方に向けて開口配置されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】経内視鏡的処置を行う
際には、処置具の先端作動部等が処置具突出口にひっか
からないように、処置具は処置具突出口からある程度の
長さ突き出された状態で使用される。
際には、処置具の先端作動部等が処置具突出口にひっか
からないように、処置具は処置具突出口からある程度の
長さ突き出された状態で使用される。
【０００５】すると、粘膜面と汚粘膜洗浄ノズルとの間
の距離が離れることになるので、洗浄対象の汚れた粘膜
面においては汚粘膜洗浄ノズルから噴出される洗浄水の
勢いが弱くなってしまい、十分な洗浄効果を得ることが
できない場合が少なくない。
の距離が離れることになるので、洗浄対象の汚れた粘膜
面においては汚粘膜洗浄ノズルから噴出される洗浄水の
勢いが弱くなってしまい、十分な洗浄効果を得ることが
できない場合が少なくない。
【０００６】そこで本発明は、処置具による処置対象で
ある汚れた粘膜面に、汚粘膜洗浄ノズルから十分な勢い
で洗浄水を吹き付けて洗浄することができる内視鏡の先
端部を提供することを目的とする。
ある汚れた粘膜面に、汚粘膜洗浄ノズルから十分な勢い
で洗浄水を吹き付けて洗浄することができる内視鏡の先
端部を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の先端部は、処置具の先端部分を突
出させるための処置具突出口が挿入部の先端に前方に向
けて配置されると共に、汚れた粘膜面を洗浄するための
水を噴出する汚粘膜洗浄ノズルが挿入部の先端に前方に
向けて開口配置された内視鏡の先端部において、汚粘膜
洗浄ノズルを処置具突出口より前方に突出した位置に配
置したものである。
め、本発明の内視鏡の先端部は、処置具の先端部分を突
出させるための処置具突出口が挿入部の先端に前方に向
けて配置されると共に、汚れた粘膜面を洗浄するための
水を噴出する汚粘膜洗浄ノズルが挿入部の先端に前方に
向けて開口配置された内視鏡の先端部において、汚粘膜
洗浄ノズルを処置具突出口より前方に突出した位置に配
置したものである。
【０００８】なお、挿入部の前方を観察するための観察
窓が汚粘膜洗浄ノズルと略同じ面に並んで配置されてい
てもよい。
窓が汚粘膜洗浄ノズルと略同じ面に並んで配置されてい
てもよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図１は内視鏡の先端部を示しており、可撓管
状の挿入部１の先端に連結された先端部本体２の先端面
２ａに、観察窓３、照明窓４、送気送水ノズル５及び汚
粘膜洗浄ノズル６等が並んで配置されている。
説明する。図１は内視鏡の先端部を示しており、可撓管
状の挿入部１の先端に連結された先端部本体２の先端面
２ａに、観察窓３、照明窓４、送気送水ノズル５及び汚
粘膜洗浄ノズル６等が並んで配置されている。
【００１０】この内視鏡はいわゆる前方視型内視鏡であ
り、観察窓３から広がる観察視野範囲Ａは先端部本体２
の前方に向いていて、その観察視野範囲Ａが照明窓４か
ら放射される照明光によって照明される。
り、観察窓３から広がる観察視野範囲Ａは先端部本体２
の前方に向いていて、その観察視野範囲Ａが照明窓４か
ら放射される照明光によって照明される。
【００１１】送気送水ノズル５は観察窓３の表面に向い
て開口しており、挿入部１の基端に連結された図示され
ていない操作部からの操作によって、空気又は水が観察
窓３の表面に吹き付けられる。
て開口しており、挿入部１の基端に連結された図示され
ていない操作部からの操作によって、空気又は水が観察
窓３の表面に吹き付けられる。
【００１２】汚れた粘膜面を洗浄するための汚粘膜洗浄
ノズル６は、挿入部１内に配置された副送水チャンネル
から真っ直ぐに先端部本体２の前方方向Ｂに向かって開
口しており、操作部からの遠隔操作により、送気送水ノ
ズル５からの送気送水とは全く独立して洗浄水を前方に
向かって噴出することができる。
ノズル６は、挿入部１内に配置された副送水チャンネル
から真っ直ぐに先端部本体２の前方方向Ｂに向かって開
口しており、操作部からの遠隔操作により、送気送水ノ
ズル５からの送気送水とは全く独立して洗浄水を前方に
向かって噴出することができる。
【００１３】先端部本体２の先端面２ａは先端部本体２
の軸線に垂直な断面のうちの半分程度の広さであり、残
りの半分の部分は、先端面２ａからある程度（例えば５
〜２０ｍｍ程度）後退した退避面２ｂになっている。
の軸線に垂直な断面のうちの半分程度の広さであり、残
りの半分の部分は、先端面２ａからある程度（例えば５
〜２０ｍｍ程度）後退した退避面２ｂになっている。
【００１４】この退避面２ｂには、生検鉗子その他の処
置具が通される処置具挿通チャンネル７ａの先端開口で
ある処置具突出口７が配置されており、処置具の先端部
分が先端部本体２の前方方向Ｃに向かって突出される。
８は、退避面２ｂに設けられた第２の処置具突出口であ
り、必ずしも設けられていなくてもよい。
置具が通される処置具挿通チャンネル７ａの先端開口で
ある処置具突出口７が配置されており、処置具の先端部
分が先端部本体２の前方方向Ｃに向かって突出される。
８は、退避面２ｂに設けられた第２の処置具突出口であ
り、必ずしも設けられていなくてもよい。
【００１５】このように構成された実施例の内視鏡の先
端部においては、汚粘膜洗浄ノズル６が処置具突出口７
より前方に突出した位置に配置されているので、処置具
突出口７から突出された処置具による処置対象となる粘
膜面が処置具突出口７からある程度以上の距離離れてい
ても、汚粘膜洗浄ノズル６をその粘膜面に対して至近距
離に位置させて、汚粘膜洗浄ノズルから噴出される洗浄
水を洗浄対象の粘膜面に対して勢いよく吹き付けること
ができる。
端部においては、汚粘膜洗浄ノズル６が処置具突出口７
より前方に突出した位置に配置されているので、処置具
突出口７から突出された処置具による処置対象となる粘
膜面が処置具突出口７からある程度以上の距離離れてい
ても、汚粘膜洗浄ノズル６をその粘膜面に対して至近距
離に位置させて、汚粘膜洗浄ノズルから噴出される洗浄
水を洗浄対象の粘膜面に対して勢いよく吹き付けること
ができる。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、汚粘膜洗浄ノズルを処
置具突出口より前方に突出した位置に配置したことによ
り、処置具突出口から突出された処置具による処置対象
となる粘膜面が処置具突出口からある程度以上の距離離
れていても、汚粘膜洗浄ノズルをその粘膜面に対して至
近距離に位置させて、汚粘膜洗浄ノズルから噴出される
洗浄水を粘膜面に対して勢いよく吹き付けることができ
るので、処置具による処置を受ける粘膜面に、汚粘膜洗
浄ノズルから十分な勢いで洗浄水を吹き付けて洗浄する
ことができる。
置具突出口より前方に突出した位置に配置したことによ
り、処置具突出口から突出された処置具による処置対象
となる粘膜面が処置具突出口からある程度以上の距離離
れていても、汚粘膜洗浄ノズルをその粘膜面に対して至
近距離に位置させて、汚粘膜洗浄ノズルから噴出される
洗浄水を粘膜面に対して勢いよく吹き付けることができ
るので、処置具による処置を受ける粘膜面に、汚粘膜洗
浄ノズルから十分な勢いで洗浄水を吹き付けて洗浄する
ことができる。
【図１】本発明の実施例の内視鏡の先端部の斜視図であ
る。
る。
１ 挿入部 ２ 先端部本体 ２ａ 先端面 ２ｂ 退避面 ３ 観察窓 ６ 汚粘膜洗浄ノズル ７ 処置具突出口
Claims (2)
- 【請求項１】処置具の先端部分を突出させるための処置
具突出口が挿入部の先端に前方に向けて配置されると共
に、汚れた粘膜面を洗浄するための水を噴出する汚粘膜
洗浄ノズルが上記挿入部の先端に前方に向けて開口配置
された内視鏡の先端部において、 上記汚粘膜洗浄ノズルを上記処置具突出口より前方に突
出した位置に配置したことを特徴とする内視鏡の先端
部。 - 【請求項２】上記挿入部の前方を観察するための観察窓
が上記汚粘膜洗浄ノズルと略同じ面に並んで配置されて
いる請求項１記載の内視鏡の先端部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001134933A JP2002325722A (ja) | 2001-05-02 | 2001-05-02 | 内視鏡の先端部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001134933A JP2002325722A (ja) | 2001-05-02 | 2001-05-02 | 内視鏡の先端部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002325722A true JP2002325722A (ja) | 2002-11-12 |
Family
ID=18982506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001134933A Pending JP2002325722A (ja) | 2001-05-02 | 2001-05-02 | 内視鏡の先端部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002325722A (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6483238A (en) * | 1987-09-25 | 1989-03-29 | Toshiba Corp | Endoscope |
| JPH04371131A (ja) * | 1991-06-21 | 1992-12-24 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡用送液ノズル |
| JPH0994216A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 内視鏡のアングル部 |
| JPH11192203A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-07-21 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
-
2001
- 2001-05-02 JP JP2001134933A patent/JP2002325722A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6483238A (en) * | 1987-09-25 | 1989-03-29 | Toshiba Corp | Endoscope |
| JPH04371131A (ja) * | 1991-06-21 | 1992-12-24 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡用送液ノズル |
| JPH0994216A (ja) * | 1995-09-29 | 1997-04-08 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 内視鏡のアングル部 |
| JPH11192203A (ja) * | 1997-10-31 | 1999-07-21 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080304 |
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| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080430 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101111 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110309 |