JP2001321323A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2001321323A JP2000143708A JP2000143708A JP2001321323A JP 2001321323 A JP2001321323 A JP 2001321323A JP 2000143708 A JP2000143708 A JP 2000143708A JP 2000143708 A JP2000143708 A JP 2000143708A JP 2001321323 A JP2001321323 A JP 2001321323A
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Yasuyuki Futaki
泰行 二木
Hidetoshi Saito
秀俊 齋藤
Yousuke Yoshimoto
羊介 吉本
Ichiro Nakamura
一郎 中村
Takao Yamaguchi
貴夫 山口
Akihisa Ogawa
晶久 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡使用後、挿入部の先端部の流体を噴出ま
たは吸引する口部を含む内視鏡洗浄作業が容易に行うこ
とができる内視鏡を提供することにある。 【解決手段】体腔内に挿入される挿入部2と、この挿入
部2の基端側に設けられた操作部と、少なくとも前記操
作部内と前記挿入部2内とに挿通され流体を流通する送
水用管路及び送気用管路12と、前記挿入部2を覆うよ
うにして設けられたシース17とを有する内視鏡におい
て、前記送水用管路12及び送気用管路の内径をほぼ一
様に形成するとともに前記送水用管路及び送気用管路1
2の先端開口部を前記挿入部2の先端面に設け、前記シ
ース17の先端を覆うフランジ部としてのノズル25を
前記シース17の先端面に設け、前記ノズルに送水用管
路及び送気用管路12の先端開口部と連通し流体を噴出
または吸入する口部としての溝部26を設けたことを特
徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、操作部及び挿入
部に挿通され、流体を流通する内蔵管路を備えた内視鏡
に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、例えば特開平3−21523
8号公報に示すように、内視鏡の挿入部の先端部本体
に、先端開口を対物レンズに向けて送気送水するノズル
を設け、挿入部を体腔内に挿入して観察中に、対物レン
ズに血液や汚物等が付着して視野が妨げられたときに、
前記ノズルから対物レンズに向けて送水し、ついで送気
して対物レンズに付着した水滴を除去することによって
対物レンズを洗浄するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
内視鏡では、挿入部の先端部本体に対物レンズと、対物
レンズを洗浄するためのノズルが固定されている。しか
も、ノズル内の管路形状は、内径が小さく、急激にカー
ブを描くように形成されている。このため、内視鏡使用
後にノズル内をブラッシングする際、ブラッシング作業
が煩雑であるという問題点があった。
【0004】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、内視鏡使用後、挿入
部の先端部の流体を噴出または吸引する口部を含む内視
鏡洗浄作業が容易に行うことができる内視鏡を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、体腔内に挿入される挿入部と、この挿
入部の基端側に設けられた操作部と、少なくとも前記操
作部内と前記挿入部内とに挿通され流体を流通する内蔵
管路と、前記挿入部を覆うようにして設けられたシース
とを有する内視鏡において、前記内蔵管路の内径をほぼ
一様に形成するとともに前記内蔵管路の先端開口部を前
記挿入部の先端面に設け、前記シースの先端を覆うフラ
ンジ部を前記シースの先端面に設け、前記フランジ部に
前記内蔵管路の先端開口部と連通し流体を噴出または吸
入する口部を設けたことを特徴とする。
【0006】前記構成によれば、内視鏡の挿入部を覆う
ように設けたシースの先端部のフランジ部に内蔵管路の
先端開口部と連通し流体を噴出または吸入する口部を設
けることによって、内蔵管路は全長に渡り、内径が細く
なる部分が無く、また、急激に曲がる部分が無く形成さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の各実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0008】図1及び図2は第1の実施形態を示し、図
1は内視鏡の全体構成図、図2は挿入部の先端部の正面
図及び縦断側面図である。
【0009】内視鏡1は、体腔内に挿入される挿入部2
と、この挿入部2の基端部に設けられた操作部3と、こ
の操作部3に接続されたユニバーサルコード4とから構
成されている。さらに、ユニバーサルコード4にはライ
トガイドコネクタ5が接続され、ライトガイドコネクタ
5の側面からはカメラケーブル蛇管6が分岐している。
カメラケーブル蛇管6の後端部にはカメラコネクタ7が
設けられている。ライトガイドコネクタ5は図示しない
光源装置に接続される。カメラコネクタ7は図示しない
ビデオプロセッサに接続されている。
【0010】挿入部2は、先端側より先端硬質部8、湾
曲部9、硬性挿入部10で構成されている。内視鏡1の
挿入部2、操作部3、ユニバーサルコード4、ライトガ
イドコネクタ5の内部には内蔵管路としての送水用管路
11と、送気用管路12が内蔵されている。送気用管路
12は、硬性挿入部10内で送水用管路11と合流し、
先端硬質部8の先端面に開口している。送水用管路11
の後端部は、ライトガイドコネクタ5の側面に設けられ
る送水用口金13に接続されている。
【0011】送水用口金13は、図示しないチューブ等
を介して送水源と接続されている。送気用管路12の後
端部は、ライトガイドコネクタ5の側面に設けられる送
気用口金14に接続されている。送気用口金14は、図
示しないチューブ等を介して送気源と接続されている。
操作部3には送気送水シリンダ15が内蔵されている。
送気送水シリンダ15の側面には、送水用管路11及び
送気用管路12がそれぞれ接続されている。送気送水シ
リンダ15には送気送水ボタン16が着脱自在に嵌め込
まれている。
【0012】内視鏡1の挿入部2には、シース17が着
脱自在に装着されている。シース17の先端部には硬性
部材からなる略円筒状の先端枠18が設けられている。
先端枠18の後端部には、軟性部材からなる湾曲チュー
ブ19が設けられている。湾曲チューブ19の後端部に
は硬性のパイプからなる硬性部20が設けられている。
硬性部20の基端側にはシース本体21が設けられてい
る。
【0013】図2に示すように、内視鏡1の先端硬質部
8の先端面には対物カバーガラス22が設けられてい
る。また、図示しないライトガイドファイバーの先端面
に当接するようにライトガイドカバーガラス23が設け
られている。
【0014】シース17の先端枠18の先端にはフード
24が設けられている。また、先端枠18の先端には送
気用管路12の開口部を覆うようにしてフランジ状のノ
ズル25が設けられている。ノズル25の内面には送気
送水時に気体、流体の通路となる溝部26が対物カバー
ガラス22に向かって設けられている。
【0015】次に、第1の実施形態の作用について説明
する。
【0016】送水源より送水用口金13に供給された送
水液は、送水用管路11a内を通り送気送水シリンダ1
5に流入する。送気送水シリンダ15内では送気送水ボ
タン16によって流路が閉鎖されているので、送水液は
送水用管路11bには流れ込まない。
【0017】送気源より送気用口金14に供給された気
体は、送気用管路12a内を通り送気送水シリンダ15
に流入する。送気送水シリンダ15内では送気送水ボタ
ン16によって流路が閉鎖されているので、気体は送気
用管路12bには流れ込まない。
【0018】対物カバーガラス22が汚れた際には、送
気送水ボタン16を押し込む。送気送水ボタン16を押
し込むことにより、送気送水ボタン16によって閉鎖さ
れていた流路が開放され、送水液が送水用管路11bに
流れ込み、送水用管路11bの先端開口部から噴出す
る。送水用管路11bの先端開口部から噴出した送水液
は、ノズル25によって噴出する向きが略直角方向に変
えられ、溝部26を通過して対物カバーガラス22に噴
出される。
【0019】対物カバーガラス22を洗浄した後、残っ
た送水液は、送気送水ボタン16を軽く押すことにより
除去される。送気送水ボタン16を軽く押すと、送気送
水ボタン16によって閉鎖されていた流路が開放され、
送気源から供給された気体が送気用管路12bに流れ込
み、送気用管路12bの先端開口部から噴出し、対物カ
バーガラス22上に残った送水液を吹き飛ばす。
【0020】内視鏡1を使用した後には、内視鏡1から
シース17を取り外し、送水用管路11、送気管路12
内及びシース17の内周面をブラッシングすると共に、
その他の外表面部分を洗浄する。内視鏡1からシース1
7を取り外すと、送水用管路11及び送気管路12の先
端部にはノズル25が無くなるので、ブラッシング時に
ブラシを進退しやすいという作用を持つ。
【0021】本実施形態によれば、次のような効果が得
られる。
【0022】a.対物カバーガラスが汚れても、内視鏡
を腔内から抜去すること無く、汚れを除去することがで
きる。
【0023】b.内視鏡を腔内から抜去すること無く、
汚れを除去することができるので手術時間が短縮され
る。
【0024】c.内視鏡からシースを取り外すと、送水
用管路及び送気管路の先端部にはノズルが無くなるの
で、ブラッシング作業が容易になる。
【0025】d.内視鏡にシースを被せるので、内視鏡
の挿入部を保護することができる。特に湾曲部に鋭利な
ものが当り、穴等が開くのを防ぐことができる。
【0026】図3及び図4は第2の実施形態を示し、第
1の実施形態と同様な構造の内視鏡において、以下の構
成が異なる。図3は内視鏡27にシース28を装着した
状態の概略断面図、図4は挿入部29の正面図及び縦断
側面図である。
【0027】内視鏡27の挿入部29及び操作部30の
内部には内蔵管路としての送気用管路31が設けられて
いる。送気用管路31の先端は挿入部29の先端面に開
口しており、後端は、操作部30の内部に設けられる送
気送水シリンダ32に接続されている。送気送水シリン
ダ32には送気送水ボタン33が着脱自在に嵌め込まれ
る。操作部30の内部には送水用管路34が設けられて
いる。送水用管路34の先端は、操作部30の先端面に
開口しており、後端は、送気送水シリンダ32に接続さ
れている。シース28は先端より、先端枠35、湾曲チ
ューブ36、硬性部37、シース本体38で構成されて
いる。
【0028】図4に示すように、挿入部29の上部には
全長に渡って平面部39が設けられ、シース28の内周
面と平面部39によって管路40が形成されている。シ
ース28の先端枠35の先端にはフード41が設けられ
る。また、先端枠35の先端には送気用管路31の開口
部及び管路40の開口部を覆うようにしてフランジ状の
ノズル42が設けられる。ノズル42の内面には、送気
送水時に気体、流体の通路となる溝部43が対物カバー
ガラス22に向かって設けられている。なお、送気用管
路31を送水用管路として用い、送水用管路34を送気
用管路として用いてもよい。
【0029】第2の実施形態によれば、第1の実施形態
と同様の作用に加え、以下の作用を持つ。対物カバーガ
ラス22が汚れた際には、送気送水ボタン33を押し込
む。送気送水ボタン33を押し込むことにより、送気送
水ボタン33によって閉鎖されていた流路が開放され、
送水液が送水用管路34に流れ込み、さらに、管路40
に流れ込み、管路40の先端開口部から噴出する。管路
40の先端開口部から噴出した送水液は、ノズル42に
よって噴出する向きが略直角方向に変えられ、溝部43
を通過して、対物カバーガラス22に噴出される。
【0030】対物カバーガラス22を洗浄した後、残っ
た送水液は、送気送水ボタン33を軽く押すことにより
除去される。送気送水ボタン33を軽く押すと、送気送
水ボタン33によって閉鎖されていた流路が開放され、
送気源から供給された気体が送気用管路31に流れ込
み、送気用管路31の先端開口部から噴出し、対物カバ
ーガラス22上に残った送水液を吹き飛ばす。
【0031】本実施形態によれば、第1の実施形態と同
様の効果に加え以下の効果を持つ。
【0032】e.送水用管路の長さが、第1の実施形態
よりも短いので、ブラッシング作業が更に容易になる。
【0033】図5は第3の実施形態を示し、第2の実施
形態と同様な構造の内視鏡において、以下の構成が異な
る。図5は内視鏡44にシース45を装着した状態の正
面図及び縦断側面図である。第2の実施形態における平
面部39を挿入部46の下部に設けている。シース45
の内周面と平面部39によって管路47を形成し、この
管路47は吸引用管路として使用される。第2の実施形
態における送気用管路31は送水用管路48として使用
される。また、第2の実施形態における送水用管路34
は吸引用管路として使用される本実施形態によれば、第
1の実施形態と同様の作用に加え、以下の作用を持つ。
対物カバーガラス22が汚れた際には、送気送水ボタン
33を押し込み、対物カバーガラス22に送水液を噴出
し洗浄する。対物カバーガラス22を洗浄した後、残っ
た送水液は、送気送水ボタン33を軽く押すことにより
除去される。送気送水ボタン33を軽く押すと、送気送
水ボタン33によって閉鎖されていた流路が開放され、
管路47、吸引用管路を介して対物カバーガラス22上
に残った送水液を吸引する。
【0034】従って、本実施形態によれば、第2の実施
形態と同様の効果が得られる。
【0035】図6は第4の実施形態を示し、第2の実施
形態と同様な構造の内視鏡において、以下の構成が異な
る。図6は第4の実施形態における、内視鏡49にシー
ス50を装着した状態の正面図及び縦断側面図である。
【0036】第2の実施形態における送気用管路31の
先端が管路40内に開口している。その他の構成及び作
用は第2の実施形態と同じである。本実施形態によれ
ば、第2の実施形態の効果に加え、内視鏡を使用してい
る際に、体液や血液等が、溝部43から送気用管路31
へ侵入する可能性があるが、送気用管路31が管路40
内に開口しているので、体液や血液等が送気用管路31
へ侵入しにくいという効果がある。
【0037】図7は第5の実施形態を示し、第2の実施
形態と同様な構造の内視鏡において、以下の構成が異な
る。図6は内視鏡51にシース52を装着した状態の正
面図及び縦断側面図である。送気用管路53及び送水用
管路54の先端は操作部55の先端面に開口している。
その他の構成及び作用は第2の実施形態と同じである。
さらに、本実施形態によれば、第2の実施形態の効果に
加え、送気用管路の長さが、第2の実施形態よりも短い
ので、ブラッシング作業が更に容易になるという効果が
ある。
【0038】図8及び図9は第6の実施形態を示し、第
2の実施形態と同様な構造の内視鏡において、以下の構
成が異なる。図8は内視鏡56に先端キャップユニット
57を装着した状態の正面図及び縦断側面図、図9は内
視鏡56の操作部58の概略的断面図である。
【0039】内視鏡56の挿入部59の先端部には挿入
部外径よりも細径の細径部60が設けられている。細径
部60には先端キャップユニット57のキャップ61が
着脱自在に外嵌されている。キャップ61の内周面には
凸形状の凸部62が設けられている。細径部60の外表
面には凸部62が嵌まり込む大きさの凹部63が設けら
れている。キャップ61の先端にはフード64が設けら
れている。また、キャップ61の先端にはフランジ状の
ノズル65が設けられている。
【0040】内視鏡56の挿入部59の内部にはチャン
ネル66が内蔵されている。チャンネル66の先端は挿
入部59の先端面に開口しており、後端は操作部58の
側面に開口している。チャンネル66内には先端がノズ
ル65に固着され、後端が(図示しない)送気送水制御
機構に接続されるチューブ67が設けられている。先端
キャップユニット57は、例えばディスポーザブルとし
てもよい。
【0041】本実施形態によれば、第2の実施形態の作
用に加え以下の作用を持つ。
【0042】内視鏡56を使用する際には、チャンネル
66の先端側からチューブ67を挿入し、キャップ61
を挿入部59の細径部60に装着する。その後チューブ
67の後端を送気送水制御機構に接続する。使用後に
は、先端キャップユニット57を内視鏡56から取り外
し、内視鏡56の外表面及びチャンネル66をブラッシ
ングする。先端キャップユニット57はディスポーザブ
ルであるので廃棄する。
【0043】本実施形態によれば、第2の実施形態の効
果に加え以下の効果を持つ。
【0044】f.先端キャップユニットはディスポーザ
ブルであるので、内視鏡外表面及びチャンネルをブラッ
シングするだけでよい。また、チャンネルの内側にチュ
ーブが設置されるので、チャンネル内はほとんど汚れな
いので、洗浄作業が容易である。
【0045】g.先端キャップユニットは、構造が簡易
であるので、製造コストが低くなる。
【0046】h.先端キャップユニットは、キャップと
チューブが固着されチューブ後端が送気送水制御機構に
接続されているので、脱落する虞が無い。
【0047】前述した実施形態によれば、次のような構
成が得られる。
【0048】(付記1)先端側の挿入部と、この挿入部
の基端側に設けられた操作部と、少なくとも前記操作部
内と前記操作部内とに挿通され流体を流通する内蔵管路
と、前記挿入部を覆うようにして設けられたシースとを
有する内視鏡において、前記内蔵管路の内径をほぼ一様
に形成するとともに前記内蔵管路の先端開口部を前記挿
入部の先端面に設け、前記シースの先端を覆うフランジ
部を前記シースの先端面に設け、前記フランジ部に前記
内蔵管路の先端開口部と連通し流体を噴出または吸入す
る口部を設けたことを特徴とする内視鏡。
【0049】(付記2)前記内視鏡挿入部の外表面と、
前記シースの内表面とのクリアランスで内蔵管路を形成
したことを特徴とする付記1記載の内視鏡。
【0050】(付記3)挿入部と、前記挿入部内に設け
られる内蔵管路と、前記挿入部を覆うようにして設けら
れるシースとを有する内視鏡において、前記挿入部の外
表面と前記シースの内表面とのクリアランスで管路を形
成し、前記内蔵管路の先端を前記内蔵管路内に開口さ
せ、前記シースの先端部に前記内蔵管路の先端を覆う位
置にフランジを設け、ノズルを形成したことを特徴とす
る内視鏡。
【0051】(付記4)挿入部と、前記挿入部を覆うよ
うにして設けられるシースとを有する内視鏡において、
前記挿入部の外表面と前記シースの内表面とのクリアラ
ンスで内蔵管路を形成し、前記シースの先端部に前記内
蔵管路の先端を覆う位置にフランジ部を設け、このフラ
ンジ部にノズルを形成したことを特徴とする内視鏡。
【0052】(付記5)挿入部と、前記挿入部の基端部
に設けられる操作部と、前記挿入部内に設けられ先端が
前記挿入部の先端に開口し後端が前記操作部の外表面に
開口する内蔵管路と、前記内蔵管路内に装脱自在に設け
られるチューブと、前記挿入部の先端に着脱自在に設け
られるフードとを有する内視鏡において、前記フードに
ノズルを設け、前記ノズルの後端に前記チューブを固着
したことを特徴とする内視鏡。
【0053】前記付記の構成によれば、次のような効果
が得られる。
【0054】イ.対物カバーガラスが汚れても、内視鏡
を腔内から抜去すること無く、汚れを除去することがで
きる。
【0055】ロ.内視鏡を腔内から抜去すること無く、
汚れを除去することができるので手術時間が短縮され
る。
【0056】ハ.内視鏡からシースを取り外すと、送水
管路及び送気管路の先端部にはノズルが無くなるので、
ブラッシング作業が容易になる。
【0057】ニ.内視鏡の挿入部にシースを被せるの
で、内視鏡の挿入部を保護することができる。特に湾曲
部に鋭利なものが当り、穴等が開くのを防ぐことができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、内視鏡使用後、挿入部の先端部の流体を噴出または
吸引する口部を含む内視鏡洗浄作業が容易に行うことが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す内視鏡の全体
構成図。
【図2】同実施形態の挿入部の先端部の正面図及び縦断
側面図。
【図3】この発明の第2の実施形態を示す内視鏡にシー
スを装着した状態の概略断面図。
【図4】同実施形態の挿入部の正面図及び縦断側面図。
【図5】この発明の第3の実施形態の挿入部の正面図及
び縦断側面図。
【図6】この発明の第4の実施形態の挿入部の正面図及
び縦断側面図。
【図7】この発明の第5の実施形態の挿入部の正面図及
び縦断側面図。
【図8】この発明の第6の実施形態の挿入部の正面図及
び縦断側面図。
【図9】同実施形態の操作部の概略的断面図。
【符号の説明】
1…内視鏡 2…挿入部 3…操作部 11…送水用管路 12…送気用管路 17…シース 22…対物カバーガラス 25…ノズル 26…溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 秀俊 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉本 羊介 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 一郎 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山口 貴夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小川 晶久 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA00 BB00 CC00 DD03 FF35 FF37 FF38 FF39 FF42 HH02 HH04 HH05 JJ11

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入される挿入部と、この挿入
    部の基端側に設けられた操作部と、少なくとも前記操作
    部内と前記挿入部内とに挿通され流体を流通する内蔵管
    路と、前記挿入部を覆うようにして設けられたシースと
    を有する内視鏡において、 前記内蔵管路の内径をほぼ一様に形成するとともに前記
    内蔵管路の先端開口部を前記挿入部の先端面に設け、 前記シースの先端を覆うフランジ部を前記シースの先端
    面に設け、 前記フランジ部に前記内蔵管路の先端開口部と連通し流
    体を噴出または吸入する口部を設けたことを特徴とする
    内視鏡。
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