JP2001258824A - 内視鏡の観察窓洗浄部 - Google Patents
内視鏡の観察窓洗浄部Info
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- JP2001258824A JP2001258824A JP2000082055A JP2000082055A JP2001258824A JP 2001258824 A JP2001258824 A JP 2001258824A JP 2000082055 A JP2000082055 A JP 2000082055A JP 2000082055 A JP2000082055 A JP 2000082055A JP 2001258824 A JP2001258824 A JP 2001258824A
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- nozzle
- endoscope
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Abstract
(57)【要約】
【課題】観察窓の表面に残った水滴をより確実に吹き飛
ばして、鮮明な内視鏡観察像を得ることができる内視鏡
の観察窓洗浄部を提供すること。 【解決手段】送気ノズル５の開口面積を送水ノズル６の
開口面積より小さくした。
ばして、鮮明な内視鏡観察像を得ることができる内視鏡
の観察窓洗浄部を提供すること。 【解決手段】送気ノズル５の開口面積を送水ノズル６の
開口面積より小さくした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は内視鏡の観察窓を
水と空気で洗浄するようにした観察窓洗浄部に関する。
水と空気で洗浄するようにした観察窓洗浄部に関する。
【０００２】
【従来の技術】内視鏡の挿入部の先端に配置された観察
窓の表面に体内の粘液などが付着すると、良好な内視鏡
観察が困難になってしまう。
窓の表面に体内の粘液などが付着すると、良好な内視鏡
観察が困難になってしまう。
【０００３】そこで一般に、観察窓の表面に向けて送気
ノズルと送水ノズルとが設けられており、まず送水を行
って観察窓表面から粘液を洗い流し、次いで、送気を行
って観察窓表面に付着した水滴を吹き飛ばすようになっ
ている。
ノズルと送水ノズルとが設けられており、まず送水を行
って観察窓表面から粘液を洗い流し、次いで、送気を行
って観察窓表面に付着した水滴を吹き飛ばすようになっ
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そのように用いられる
送気ノズルと送水ノズルには、一般に同寸法、同形状の
ノズルが用いられており、送水ノズルの開口面積と送水
ノズルの開口面積は同じである。また、送気ノズルと送
水ノズルが兼用されたものもあるが、そのタイプでは、
当然に送水ノズルの開口面積と送水ノズルの開口面積は
同じになっている。
送気ノズルと送水ノズルには、一般に同寸法、同形状の
ノズルが用いられており、送水ノズルの開口面積と送水
ノズルの開口面積は同じである。また、送気ノズルと送
水ノズルが兼用されたものもあるが、そのタイプでは、
当然に送水ノズルの開口面積と送水ノズルの開口面積は
同じになっている。
【０００５】その結果、観察窓の表面に付着した粘液の
洗い流しはほとんど問題なく行われるが、その後に残っ
た水滴を観察窓の表面から吹き飛ばす動作が不完全にし
か行われず、鮮明な観察像が得られない大きな原因にな
っていた。内視鏡において「水切れが悪い」といえばこ
の問題を指しており、極めて重要なテーマである。
洗い流しはほとんど問題なく行われるが、その後に残っ
た水滴を観察窓の表面から吹き飛ばす動作が不完全にし
か行われず、鮮明な観察像が得られない大きな原因にな
っていた。内視鏡において「水切れが悪い」といえばこ
の問題を指しており、極めて重要なテーマである。
【０００６】そこで本発明は、観察窓の表面に残った水
滴をより確実に吹き飛ばして、鮮明な内視鏡観察像を得
ることができる内視鏡の観察窓洗浄部を提供することを
目的とする。
滴をより確実に吹き飛ばして、鮮明な内視鏡観察像を得
ることができる内視鏡の観察窓洗浄部を提供することを
目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の観察窓洗浄部は、挿入部の先端に
配置された観察窓の表面に向けて送気ノズルと送水ノズ
ルとが設けられた内視鏡の観察窓洗浄部において、送気
ノズルの開口面積を送水ノズルの開口面積より小さくし
たものである。
め、本発明の内視鏡の観察窓洗浄部は、挿入部の先端に
配置された観察窓の表面に向けて送気ノズルと送水ノズ
ルとが設けられた内視鏡の観察窓洗浄部において、送気
ノズルの開口面積を送水ノズルの開口面積より小さくし
たものである。
【０００８】なお、送水ノズルのノズル開口が、送気ノ
ズルのノズル開口より幅広に形成されていてもよく、送
気ノズルが送水ノズルより観察窓の近くに設けられてい
てもよい。
ズルのノズル開口より幅広に形成されていてもよく、送
気ノズルが送水ノズルより観察窓の近くに設けられてい
てもよい。
【０００９】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図２は、内視鏡の挿入部の先端を構成する先
端部本体１の正面図であり、先端部本体１の先端面に、
観察窓２、照明窓３、処置具突出口４が配置され、さら
に、送気ノズル５と送水ノズル６が開口を観察窓２の表
面に向けて配置されている。なお、送気ノズル５の方が
送水ノズル６より観察窓２に近い位置に配置されてい
る。
説明する。図２は、内視鏡の挿入部の先端を構成する先
端部本体１の正面図であり、先端部本体１の先端面に、
観察窓２、照明窓３、処置具突出口４が配置され、さら
に、送気ノズル５と送水ノズル６が開口を観察窓２の表
面に向けて配置されている。なお、送気ノズル５の方が
送水ノズル６より観察窓２に近い位置に配置されてい
る。
【００１０】図３は、図２におけるIII−III断面を示し
ており、先端部本体１の観察窓２の内側には、対物光学
系１１及びその後方で内視鏡観察像を撮像する固体撮像
素子１２が配置されている。
ており、先端部本体１の観察窓２の内側には、対物光学
系１１及びその後方で内視鏡観察像を撮像する固体撮像
素子１２が配置されている。
【００１１】送気ノズル５と送水ノズル６は先端部本体
１の先端面から突出して配置されて、挿入部内に挿通配
置された送気チューブ１３と送水チューブ１４の先端が
各々の基部に連通接続されており、図示されていない操
作部における操作によって、ノズル開口５１，６１から
観察窓２の表面に向けて空気又は水を任意に噴出させる
ことができる。
１の先端面から突出して配置されて、挿入部内に挿通配
置された送気チューブ１３と送水チューブ１４の先端が
各々の基部に連通接続されており、図示されていない操
作部における操作によって、ノズル開口５１，６１から
観察窓２の表面に向けて空気又は水を任意に噴出させる
ことができる。
【００１２】図１は、送気ノズル５と送水ノズル６を先
端部本体１の表面側から見た状態を示しており、送気ノ
ズル５のノズル開口５１の開口面積が、送水ノズル６の
ノズル開口６１の開口面積より小さく形成され、送水ノ
ズル６のノズル開口６１の方が送気ノズル５のノズル開
口５１より幅広に形成されている。
端部本体１の表面側から見た状態を示しており、送気ノ
ズル５のノズル開口５１の開口面積が、送水ノズル６の
ノズル開口６１の開口面積より小さく形成され、送水ノ
ズル６のノズル開口６１の方が送気ノズル５のノズル開
口５１より幅広に形成されている。
【００１３】その結果、観察窓２の表面に体内の粘液等
が付着したら、まず送水ノズル６から観察窓２に向けて
送水することにより、粘液が水で洗い流される。送水ノ
ズル６のノズル開口６１が大きく幅広に形成されている
ので、十分な流量の水を観察窓２の表面全体に流すこと
ができる。
が付着したら、まず送水ノズル６から観察窓２に向けて
送水することにより、粘液が水で洗い流される。送水ノ
ズル６のノズル開口６１が大きく幅広に形成されている
ので、十分な流量の水を観察窓２の表面全体に流すこと
ができる。
【００１４】水は空気より遙かに質量が大きいので、大
きな流速を与えなくても粘液を確実に洗い流すことがで
き、流速より流量を大きくして観察窓２の全面に当たる
ようにする方が効果的である。
きな流速を与えなくても粘液を確実に洗い流すことがで
き、流速より流量を大きくして観察窓２の全面に当たる
ようにする方が効果的である。
【００１５】次いで、送気ノズル５から観察窓２に向け
て送気をして、観察窓２の表面に付着した水滴を吹き飛
ばす。ノズル開口５１の開口面積が小さいので、それに
よって空気流の流速が大きくなり、観察窓２の表面に付
着した水滴を確実に吹き飛ばすことができる。
て送気をして、観察窓２の表面に付着した水滴を吹き飛
ばす。ノズル開口５１の開口面積が小さいので、それに
よって空気流の流速が大きくなり、観察窓２の表面に付
着した水滴を確実に吹き飛ばすことができる。
【００１６】空気は質量が小さいので、水を吹き飛ばす
ためには流速を大きくするのが効果的であり、送気ノズ
ル５を観察窓２に近い位置に配置することも効果があ
る。なお、空気は水より遙かに粘性が小さくて広がりや
すいので、送気ノズル５のノズル開口５１が幅狭でも観
察窓２の表面全体に広がる。また、ノズル開口５１を小
さくすることにより内視鏡観察中に送気ノズル５に汚液
が入り難くなる。
ためには流速を大きくするのが効果的であり、送気ノズ
ル５を観察窓２に近い位置に配置することも効果があ
る。なお、空気は水より遙かに粘性が小さくて広がりや
すいので、送気ノズル５のノズル開口５１が幅狭でも観
察窓２の表面全体に広がる。また、ノズル開口５１を小
さくすることにより内視鏡観察中に送気ノズル５に汚液
が入り難くなる。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、送気ノズルの開口面積
を送水ノズルの開口面積より小さくしたことにより、空
気流の流速が大きくなるので観察窓の表面に付着した水
滴を確実に吹き飛ばして、鮮明な内視鏡観察像を得るこ
とができる。
を送水ノズルの開口面積より小さくしたことにより、空
気流の流速が大きくなるので観察窓の表面に付着した水
滴を確実に吹き飛ばして、鮮明な内視鏡観察像を得るこ
とができる。
【図１】本発明の実施例の送気ノズルと送水ノズルの正
面図である。
面図である。
【図２】本発明の実施例の内視鏡の挿入部の正面図であ
る。
る。
【図３】本発明の実施例の図２におけるIII−III断面図
である。
である。
１ 先端部本体 ２ 観察窓 ５ 送気ノズル ６ 送水ノズル ５１ ノズル開口 ６１ ノズル開口
Claims (3)
- 【請求項１】挿入部の先端に配置された観察窓の表面に
向けて送気ノズルと送水ノズルとが設けられた内視鏡の
観察窓洗浄部において、 上記送気ノズルの開口面積を上記送水ノズルの開口面積
より小さくしたことを特徴とする内視鏡の観察窓洗浄
部。 - 【請求項２】上記送水ノズルのノズル開口が、上記送気
ノズルのノズル開口より幅広に形成されている請求項１
記載の内視鏡の観察窓洗浄部。 - 【請求項３】上記送気ノズルが上記送水ノズルより上記
観察窓の近くに設けられている請求項１又は２記載の内
視鏡の観察窓洗浄部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000082055A JP2001258824A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 内視鏡の観察窓洗浄部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000082055A JP2001258824A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 内視鏡の観察窓洗浄部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001258824A true JP2001258824A (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=18598904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000082055A Pending JP2001258824A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | 内視鏡の観察窓洗浄部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001258824A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004254791A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Pentax Corp | 内視鏡の挿入部先端構造 |
| JP2005000567A (ja) * | 2003-06-16 | 2005-01-06 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 内視鏡の観察窓洗浄装置 |
| US8419624B2 (en) | 2009-10-12 | 2013-04-16 | Endoguard Limited | Flow guide |
| US8915842B2 (en) | 2008-07-14 | 2014-12-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods and devices for maintaining visibility and providing irrigation and/or suction during surgical procedures |
-
2000
- 2000-03-23 JP JP2000082055A patent/JP2001258824A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004254791A (ja) * | 2003-02-25 | 2004-09-16 | Pentax Corp | 内視鏡の挿入部先端構造 |
| JP2005000567A (ja) * | 2003-06-16 | 2005-01-06 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 内視鏡の観察窓洗浄装置 |
| US8915842B2 (en) | 2008-07-14 | 2014-12-23 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Methods and devices for maintaining visibility and providing irrigation and/or suction during surgical procedures |
| US8419624B2 (en) | 2009-10-12 | 2013-04-16 | Endoguard Limited | Flow guide |
| USRE46062E1 (en) | 2009-10-12 | 2016-07-12 | Endoguard Limited | Flow guide |
| USRE46977E1 (en) | 2009-10-12 | 2018-08-07 | Endoguard Limited | Flow guide |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070306 |
|
| A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080428 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090820 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090929 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091029 |