JPS6015528Y2 - 観察窓洗浄装置を有する内視鏡 - Google Patents
観察窓洗浄装置を有する内視鏡Info
- Publication number
- JPS6015528Y2 JPS6015528Y2 JP18503380U JP18503380U JPS6015528Y2 JP S6015528 Y2 JPS6015528 Y2 JP S6015528Y2 JP 18503380 U JP18503380 U JP 18503380U JP 18503380 U JP18503380 U JP 18503380U JP S6015528 Y2 JPS6015528 Y2 JP S6015528Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- observation window
- endoscope
- cleaning device
- observation
- nozzle member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は観察窓洗浄装置を有する内視鏡に関するもの
であり、特に、観察窓ガラスに効率良く洗浄用液および
空気を吹き付けることができるようにした内視鏡に関す
るものである。
であり、特に、観察窓ガラスに効率良く洗浄用液および
空気を吹き付けることができるようにした内視鏡に関す
るものである。
一般的に内視鏡は、挿入部を体腔内に挿入し、体腔内を
観察するに際し、挿入部先端比設けられた観察窓ガラス
の外表面が体液等の異物が付着し明瞭な観察が妨げられ
るために、その観察窓ガラスの外表面を洗浄する必要が
ある。
観察するに際し、挿入部先端比設けられた観察窓ガラス
の外表面が体液等の異物が付着し明瞭な観察が妨げられ
るために、その観察窓ガラスの外表面を洗浄する必要が
ある。
この洗浄のための観察窓洗浄装置を有する内視鏡の一例
として第１図に示すような構成のものが知られている。
として第１図に示すような構成のものが知られている。
すなわち、第１図は、観察窓洗浄装置を有する内視鏡の
主要部を示し、符号１は、内視鏡の挿入部の先端構成部
を示し、この先端構成部１には、照明用光学繊維束２の
前方に配設された照明用窓ガラス３、対物レンズ光学系
４及び像伝送用光学繊維束５からなる観察光学系の観察
窓ガラス６が設けられている。
主要部を示し、符号１は、内視鏡の挿入部の先端構成部
を示し、この先端構成部１には、照明用光学繊維束２の
前方に配設された照明用窓ガラス３、対物レンズ光学系
４及び像伝送用光学繊維束５からなる観察光学系の観察
窓ガラス６が設けられている。
更に、上記観察窓ガラス６の外表面を洗浄するために、
内視鏡の手元側に用意された洗浄用液および空気を送出
する装置に接続された可撓性チューブ７の出射端部に接
続する有底筒状パイプの側面部に噴出口８ａを有する洗
浄用ノズル部材８が配設されている。
内視鏡の手元側に用意された洗浄用液および空気を送出
する装置に接続された可撓性チューブ７の出射端部に接
続する有底筒状パイプの側面部に噴出口８ａを有する洗
浄用ノズル部材８が配設されている。
従って、このように構成された観察窓洗浄装置を有する
内視鏡は、挿入部を体腔内に挿入し先端構成部１を観察
目的部位に向け、照明用光学繊維束２を介して伝送され
る照明光で照明窓ガラス３を介して観察目的部位を照明
し、その照明された観察目的部位を、観察窓ガラス６、
対物レンズ光学系４及び像伝送用光学繊維束５からなる
観察光学系を介して観察することができる。
内視鏡は、挿入部を体腔内に挿入し先端構成部１を観察
目的部位に向け、照明用光学繊維束２を介して伝送され
る照明光で照明窓ガラス３を介して観察目的部位を照明
し、その照明された観察目的部位を、観察窓ガラス６、
対物レンズ光学系４及び像伝送用光学繊維束５からなる
観察光学系を介して観察することができる。
−そして、観察窓ガラス６の外表面が体液等の異物が付
着して観察が妨げられるような場合には、チューブ７を
介して手元側より送出される洗浄用液を洗浄用ノズル部
材８の噴出口８ａより観察窓ガラス６の外表面に向けて
吹き付けて観察窓ガラス６の外表面を洗浄し、更にその
後に噴出口８ａより空気を吹き出させて観察窓ガラス６
の外表面に付着している水滴を吹き飛ばし乾燥させて洗
浄することができる。
着して観察が妨げられるような場合には、チューブ７を
介して手元側より送出される洗浄用液を洗浄用ノズル部
材８の噴出口８ａより観察窓ガラス６の外表面に向けて
吹き付けて観察窓ガラス６の外表面を洗浄し、更にその
後に噴出口８ａより空気を吹き出させて観察窓ガラス６
の外表面に付着している水滴を吹き飛ばし乾燥させて洗
浄することができる。
ところで、上記洗浄用ノズル部材８は、内視鏡の挿入部
が細いことに起因し極めて細いパイプ素材を用いる必要
があり、製造上簡便であることから有底筒状パイプの側
面部に噴出口８ａを穿設することによって形成されてい
る。
が細いことに起因し極めて細いパイプ素材を用いる必要
があり、製造上簡便であることから有底筒状パイプの側
面部に噴出口８ａを穿設することによって形成されてい
る。
しかしながら、このように形成された洗浄用ノズル部材
８は、その軸芯が第１図に示すように観察光学系の軸と
平行となるように配設したのでは、所定圧力下に噴出す
る洗浄用液なり空気は、観察窓ガラス６に吹き当たるよ
りも先端構成部１の前方に吹き出る傾向が強く、観察窓
ガラス６の外表面に付着した異物等を吹き飛ばす力が弱
く洗浄に時間が掛かり過ぎたり、充分な洗浄ができない
などの難点なり欠点があり改良が望まれている。
８は、その軸芯が第１図に示すように観察光学系の軸と
平行となるように配設したのでは、所定圧力下に噴出す
る洗浄用液なり空気は、観察窓ガラス６に吹き当たるよ
りも先端構成部１の前方に吹き出る傾向が強く、観察窓
ガラス６の外表面に付着した異物等を吹き飛ばす力が弱
く洗浄に時間が掛かり過ぎたり、充分な洗浄ができない
などの難点なり欠点があり改良が望まれている。
そこで、この考案は、上記した要望に鑑みて改良された
観察窓洗浄装置を有する内視鏡を提供するものである。
観察窓洗浄装置を有する内視鏡を提供するものである。
第２図は、この考案による観察窓洗浄装置を有する内視
鏡の一実施例の主要部を示す断面図であり、第１図と同
一部材は同符号をもって示されている。
鏡の一実施例の主要部を示す断面図であり、第１図と同
一部材は同符号をもって示されている。
本実施例における洗浄用ノズル部材１８は、第１図にて
示された洗浄用ノズル部材８と同様に、極細の有底筒状
パイプの側面部に噴出口１８ａを設けて形成されている
。
示された洗浄用ノズル部材８と同様に、極細の有底筒状
パイプの側面部に噴出口１８ａを設けて形成されている
。
この洗浄用ノズル部材１８は、上記噴出口１８ａを観察
窓ガラス６の方向に向けて配設すると共に、観察光学系
の光軸に関し洗浄用ノズル部材１８の軸芯を角度θだけ
傾斜させて配設されている。
窓ガラス６の方向に向けて配設すると共に、観察光学系
の光軸に関し洗浄用ノズル部材１８の軸芯を角度θだけ
傾斜させて配設されている。
以上のように構成された観察窓洗浄装置を有する内視鏡
によれば、洗浄用ノズル部材１８の傾斜により噴出口１
８ａより吹き出す洗浄用液および空気は、確実に観察窓
ガラスの外表面に吹き付けられ、効率良く観察窓ガラス
６の外表面に付着している体液等の観察を阻害する異物
を洗い落すことができる。
によれば、洗浄用ノズル部材１８の傾斜により噴出口１
８ａより吹き出す洗浄用液および空気は、確実に観察窓
ガラスの外表面に吹き付けられ、効率良く観察窓ガラス
６の外表面に付着している体液等の観察を阻害する異物
を洗い落すことができる。
上記したところより明らかなように、この考案による観
察窓洗浄装置を有する内視鏡によれば、従来の側面部に
噴出口を有する有底筒状のノズル部材を僅かに傾けて配
設するように改良することにより、極めて作用効果を高
め、これまでの難点なり欠点なりを一掃することができ
るものである。
察窓洗浄装置を有する内視鏡によれば、従来の側面部に
噴出口を有する有底筒状のノズル部材を僅かに傾けて配
設するように改良することにより、極めて作用効果を高
め、これまでの難点なり欠点なりを一掃することができ
るものである。
なお、洗浄用ノズル部材の噴出口の形状は円形が好まし
いが、半月状でも良く、また、洗浄用ノズル部材の軸芯
に対して直角方向に穿設するよりも洗浄用ノズル部材の
基部側方向から穿設した方が好ましい。
いが、半月状でも良く、また、洗浄用ノズル部材の軸芯
に対して直角方向に穿設するよりも洗浄用ノズル部材の
基部側方向から穿設した方が好ましい。
第１図は従来の観察窓洗浄装置を有する内視鏡の主要部
を示す断面図、第２図は、この考案による観察窓洗浄装
置を有する内視鏡の主要部を示す断面図である。 １・・・・・・先端構成部、６・・・・・・観察窓ガラ
ス、８゜１８・・・・・・洗浄用ノズル部材、８ａ、１
８ａ・・・・・・噴出口。
を示す断面図、第２図は、この考案による観察窓洗浄装
置を有する内視鏡の主要部を示す断面図である。 １・・・・・・先端構成部、６・・・・・・観察窓ガラ
ス、８゜１８・・・・・・洗浄用ノズル部材、８ａ、１
８ａ・・・・・・噴出口。
Claims (1)
- 観察窓ガラスの近傍に上記観察窓ガラスの外表面方向に
向けて噴出口を有する洗浄用ノズル部材を配設し、上記
噴出口より洗浄用液および空気を吹き付ける観察窓洗浄
装置を有する内視鏡において、洗浄用ノズル部材を側面
部に噴出口を有する有底筒状に形成し、この洗浄用ノズ
ル部材の軸芯を、観察光学系の光軸に対して、噴出口及
び観察窓の方向に傾斜させて、上記観察窓を含む先端面
より突出配置したことを特徴とする観察窓洗浄装置を有
する内視鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18503380U JPS6015528Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | 観察窓洗浄装置を有する内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18503380U JPS6015528Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | 観察窓洗浄装置を有する内視鏡 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57107502U JPS57107502U (ja) | 1982-07-02 |
| JPS6015528Y2 true JPS6015528Y2 (ja) | 1985-05-16 |
Family
ID=29985719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18503380U Expired JPS6015528Y2 (ja) | 1980-12-23 | 1980-12-23 | 観察窓洗浄装置を有する内視鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6015528Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-23 JP JP18503380U patent/JPS6015528Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57107502U (ja) | 1982-07-02 |
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