JPS6323046Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6323046Y2 JPS6323046Y2 JP1982055681U JP5568182U JPS6323046Y2 JP S6323046 Y2 JPS6323046 Y2 JP S6323046Y2 JP 1982055681 U JP1982055681 U JP 1982055681U JP 5568182 U JP5568182 U JP 5568182U JP S6323046 Y2 JPS6323046 Y2 JP S6323046Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- distal end
- endoscope
- window
- illumination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 18
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- 210000004400 mucous membrane Anatomy 0.000 description 8
- 210000003097 mucus Anatomy 0.000 description 8
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 7
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 5
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 2
- 230000001680 brushing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009877 rendering Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内視鏡の先端部に設けた送気或いは
送水の為のノズルが閉塞されるのを防止した内視
鏡に関する。
送水の為のノズルが閉塞されるのを防止した内視
鏡に関する。
内視鏡は一般に先端部と挿入管部と操作部とか
らなり、第１図に示すように、先端部１には観察
窓２、対物レンズ３、照明窓４、送気送水の為の
ノズル５及び鉗子開口（第１図には図示せず）等
を備え、挿入管部６には観察用光学繊維束７、照
明用光学繊維束８、送気送水の為のチユーブ９及
び鉗子チヤンネル（図示せず）等を収納してい
る。
らなり、第１図に示すように、先端部１には観察
窓２、対物レンズ３、照明窓４、送気送水の為の
ノズル５及び鉗子開口（第１図には図示せず）等
を備え、挿入管部６には観察用光学繊維束７、照
明用光学繊維束８、送気送水の為のチユーブ９及
び鉗子チヤンネル（図示せず）等を収納してい
る。
内視鏡による体腔内観察時には、照明用光学繊
維束８によつて伝送された照明光を照明窓４から
被検部に照射し、該照明下にて、被検部の像を、
観察窓２を透して対物レンズ３が観察用光学繊維
束７の端面に結像し、該像を観察用光学繊維束７
が操作部（図示せず）に設けた接眼部（図示せ
ず）へと伝送する。その際に、被検部の位置する
臓器が狭小な為、該被検部と観察窓２とが接近し
すぎる場合には、チユーブ９のノズル５から空気
を噴出させ、該送気によつて該臓器を膨張させ、
該被検部と観察窓２との間に観察に必要な距離を
確保する。
維束８によつて伝送された照明光を照明窓４から
被検部に照射し、該照明下にて、被検部の像を、
観察窓２を透して対物レンズ３が観察用光学繊維
束７の端面に結像し、該像を観察用光学繊維束７
が操作部（図示せず）に設けた接眼部（図示せ
ず）へと伝送する。その際に、被検部の位置する
臓器が狭小な為、該被検部と観察窓２とが接近し
すぎる場合には、チユーブ９のノズル５から空気
を噴出させ、該送気によつて該臓器を膨張させ、
該被検部と観察窓２との間に観察に必要な距離を
確保する。
上記の機能以外にもノズル５は、観察窓２或い
は照明窓４に付着した粘液、汚物等を該送気によ
つて除去し、観察窓２及び照明窓４を清掃する機
能をも有している。また、該送気によつても、観
察窓２或いは照明窓４に付着した粘液等が充分に
除去されない場合には、チユーブ９に水を送りノ
ズル５から噴出させ、観察窓２及び照明窓４を洗
浄する。このような送水は、送水チユーブ及び送
水ノズルをチユーブ９及びノズル５とは別に設
け、該送水チユーブ及び送水ノズルによつて行な
つてもよい。
は照明窓４に付着した粘液、汚物等を該送気によ
つて除去し、観察窓２及び照明窓４を清掃する機
能をも有している。また、該送気によつても、観
察窓２或いは照明窓４に付着した粘液等が充分に
除去されない場合には、チユーブ９に水を送りノ
ズル５から噴出させ、観察窓２及び照明窓４を洗
浄する。このような送水は、送水チユーブ及び送
水ノズルをチユーブ９及びノズル５とは別に設
け、該送水チユーブ及び送水ノズルによつて行な
つてもよい。
上述したようにノズル５は観察窓２及び照明窓
４に清掃の為の空気を吹き付ける必要があるの
で、ノズル５は第１図から解るように、観察窓２
及び照明窓４を設けた先端部１の前端面から突出
して設けられる。その為、挿入管部２の弯曲管
（図示せず）の弯曲によつて先端部１を揺動させ
て体腔内の観察を行なううちに、先端部１が体腔
内の粘膜壁に当接した際に、ノズル５が該粘膜の
一部を削り取る、或いは該粘膜に付着した粘液が
ノズル５に付着するといつたことが度々起こる。
これによつてノズル５に付着した該粘膜或いは粘
液がノズル５を詰まらせ送気、送水に支障をきた
し、その結果観察窓２或いは照明窓４が粘液等に
よつて曇つてしまい、観察像の不鮮明或いは照度
の不足といつた事態を招き、観察が困難或いは不
可能になつてしまう。また、高粘度の粘液或いは
粘膜がノズル５に付着した場合には、すぐにブラ
ツシング等の強制的洗浄によつて該粘膜等を除去
しなければ、該粘膜等が固化してノズル５が完全
に閉塞され、内視鏡が使用不能となつてしまうこ
ともある。
４に清掃の為の空気を吹き付ける必要があるの
で、ノズル５は第１図から解るように、観察窓２
及び照明窓４を設けた先端部１の前端面から突出
して設けられる。その為、挿入管部２の弯曲管
（図示せず）の弯曲によつて先端部１を揺動させ
て体腔内の観察を行なううちに、先端部１が体腔
内の粘膜壁に当接した際に、ノズル５が該粘膜の
一部を削り取る、或いは該粘膜に付着した粘液が
ノズル５に付着するといつたことが度々起こる。
これによつてノズル５に付着した該粘膜或いは粘
液がノズル５を詰まらせ送気、送水に支障をきた
し、その結果観察窓２或いは照明窓４が粘液等に
よつて曇つてしまい、観察像の不鮮明或いは照度
の不足といつた事態を招き、観察が困難或いは不
可能になつてしまう。また、高粘度の粘液或いは
粘膜がノズル５に付着した場合には、すぐにブラ
ツシング等の強制的洗浄によつて該粘膜等を除去
しなければ、該粘膜等が固化してノズル５が完全
に閉塞され、内視鏡が使用不能となつてしまうこ
ともある。
本考案は、上述のような問題を解決する為にな
されたものであり、ノズル５への粘膜或いは粘液
等の付着を防止することによつて、ノズル５が閉
塞されることのない内視鏡を提供することを目的
としている。
されたものであり、ノズル５への粘膜或いは粘液
等の付着を防止することによつて、ノズル５が閉
塞されることのない内視鏡を提供することを目的
としている。
以下、添付図面に示す望ましい実施例に従い、
本考案を詳述する。
本考案を詳述する。
第２図は本考案の一実施例である内視鏡の先端
部を示す斜視図であり、第３図は第２図図示の先
端部をＡ−Ｏ−Ａ線に沿つて縦断した断面図であ
る。図中、１は先端部、２は観察窓、３は対物レ
ンズ、４は照明窓、５は送気送水の為のノズル、
６は挿入管部、７は観察用光学繊維束、８は照明
用光学繊維束、９は送気送水の為のチユーブ、１
０は鉗子開口である。本実施例では、先端部１の
前端面から、円弧状に突出した保護部１１を設け
ている。保護部１１の頂部は、観察窓２等を備え
た先端部前端面から突出しているノズル５よりも
さらに前端面から突出し、該頂部から前端面に向
つて緩やかにノズル５の位置を覆つて変化してい
る。この為、保護部１１に孔を穿設してノズル５
とすることが可能であり、ノズル５を先端部１と
は別部材として設ける必要はない。また、保護部
１１の外周面は内視鏡の中心線に向つて弯曲した
丸みを帯びた形状としてあるので、内視鏡の挿通
時或いは操作時に保護部１１が管腔内壁に当接し
ても、該管腔内壁を傷つけることがない。
部を示す斜視図であり、第３図は第２図図示の先
端部をＡ−Ｏ−Ａ線に沿つて縦断した断面図であ
る。図中、１は先端部、２は観察窓、３は対物レ
ンズ、４は照明窓、５は送気送水の為のノズル、
６は挿入管部、７は観察用光学繊維束、８は照明
用光学繊維束、９は送気送水の為のチユーブ、１
０は鉗子開口である。本実施例では、先端部１の
前端面から、円弧状に突出した保護部１１を設け
ている。保護部１１の頂部は、観察窓２等を備え
た先端部前端面から突出しているノズル５よりも
さらに前端面から突出し、該頂部から前端面に向
つて緩やかにノズル５の位置を覆つて変化してい
る。この為、保護部１１に孔を穿設してノズル５
とすることが可能であり、ノズル５を先端部１と
は別部材として設ける必要はない。また、保護部
１１の外周面は内視鏡の中心線に向つて弯曲した
丸みを帯びた形状としてあるので、内視鏡の挿通
時或いは操作時に保護部１１が管腔内壁に当接し
ても、該管腔内壁を傷つけることがない。
本考案に係る内視鏡によれば、内視鏡の挿入時
或いは、観察時に、内視鏡の先端部が管腔内壁に
当接した際に、送気送水の為のノズルが該管腔内
壁に当接するのを、保護部によつて防止してい
る。その為、該ノズルに該管腔内壁の粘膜或いは
粘液が付着し該ノズルを閉塞することがないの
で、常に安定した送気或いは送水を行うことが可
能であり、観察窓及び照明窓を常に清浄に保つこ
とが出来る。該送水による洗浄時に、洗浄水を鉗
子開口から吸引し、鉗子チヤンネルを通して体外
に排水すれば、より効果的に観察窓を洗浄するこ
とが出来る。また、上記保護部は、内視鏡先端部
の前端面外周の一部分に設けるので、送水による
洗浄時に洗浄水の流れを妨げることがない。
或いは、観察時に、内視鏡の先端部が管腔内壁に
当接した際に、送気送水の為のノズルが該管腔内
壁に当接するのを、保護部によつて防止してい
る。その為、該ノズルに該管腔内壁の粘膜或いは
粘液が付着し該ノズルを閉塞することがないの
で、常に安定した送気或いは送水を行うことが可
能であり、観察窓及び照明窓を常に清浄に保つこ
とが出来る。該送水による洗浄時に、洗浄水を鉗
子開口から吸引し、鉗子チヤンネルを通して体外
に排水すれば、より効果的に観察窓を洗浄するこ
とが出来る。また、上記保護部は、内視鏡先端部
の前端面外周の一部分に設けるので、送水による
洗浄時に洗浄水の流れを妨げることがない。
第１図は一般的な内視鏡を示す縦断側面図、第
２図は本考案の一実施例を示す斜視図、第３図は
同実施例を示すＡ−Ｏ−Ａ線に沿つた縦断面図で
ある。 １……先端部、２……観察窓、４……照明窓、
５……ノズル、９……チユーブ、１０……保護
部。
２図は本考案の一実施例を示す斜視図、第３図は
同実施例を示すＡ−Ｏ−Ａ線に沿つた縦断面図で
ある。 １……先端部、２……観察窓、４……照明窓、
５……ノズル、９……チユーブ、１０……保護
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 先端部１と挿入管部６と操作部とからなり、先
端部１の前端面には観察窓２、照明窓４及びノズ
ル５を備え、 先端部１の前端面外周に沿つて該前端面から円
弧状にノズル５の先端よりも突出した保護部１１
を、先端部１に設けたことを特徴とする内視鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5568182U JPS58160001U (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5568182U JPS58160001U (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 内視鏡 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58160001U JPS58160001U (ja) | 1983-10-25 |
| JPS6323046Y2 true JPS6323046Y2 (ja) | 1988-06-24 |
Family
ID=30066246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5568182U Granted JPS58160001U (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 内視鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58160001U (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3276235B2 (ja) * | 1994-01-24 | 2002-04-22 | 旭光学工業株式会社 | 内視鏡の先端部 |
| JP3272516B2 (ja) * | 1993-11-18 | 2002-04-08 | 旭光学工業株式会社 | 内視鏡の先端部 |
| JPH10192225A (ja) * | 1997-01-13 | 1998-07-28 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡の先端部 |
| JP4009588B2 (ja) * | 2003-12-26 | 2007-11-14 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
| JP6849567B2 (ja) * | 2017-09-28 | 2021-03-24 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡 |
| WO2021106831A1 (ja) * | 2019-11-29 | 2021-06-03 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529341A (en) * | 1978-08-24 | 1980-03-01 | Olympus Optical Co | Endoscope |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5336631Y2 (ja) * | 1973-11-22 | 1978-09-06 | ||
| JPS5820244Y2 (ja) * | 1978-02-22 | 1983-04-26 | 株式会社メドス研究所 | 内視鏡用フ−ド装置 |
| JPS5915612Y2 (ja) * | 1979-11-16 | 1984-05-09 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
-
1982
- 1982-04-19 JP JP5568182U patent/JPS58160001U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5529341A (en) * | 1978-08-24 | 1980-03-01 | Olympus Optical Co | Endoscope |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58160001U (ja) | 1983-10-25 |
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