JPH04371131A - 内視鏡用送液ノズル - Google Patents

内視鏡用送液ノズル

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JPH04371131A
JPH04371131A JP3150613A JP15061391A JPH04371131A JP H04371131 A JPH04371131 A JP H04371131A JP 3150613 A JP3150613 A JP 3150613A JP 15061391 A JP15061391 A JP 15061391A JP H04371131 A JPH04371131 A JP H04371131A
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JP
Japan
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nozzle
endoscope
liquid feeding
liquid
air
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JP3150613A
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English (en)
Inventor
Koji Nakamoto
孝治 中本
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患部洗浄用のために、
内視鏡の先端構成部の噴出口に設けられる内視鏡用送液
ノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、細長の挿入部を体腔内に挿入する
ことにより、体腔内臓器等を観察したり、必要に応じて
処置具チャンネル内に挿通した処置具を用いて各種治療
処置のできる内視鏡が広く利用されている。また、医療
用のみならず工業用においてもボイラ、機械、化学プラ
ント等の管内、あるいは機械内等の対象物を観察、検査
したりするのに用いられている。
【0003】更に、挿入部の先端部に電荷結合素子(C
CD)等の固体撮像素子を撮像手段に用いた電子内視鏡
も各種用いられている。
【0004】ところで、内視鏡、特に医療用の内視鏡は
、体腔内に挿入した際に、観察窓に、体液などの汚物が
付着し、観察に支障をきたすため、観察窓を洗浄する必
要がある。このため、一般的に内視鏡の先端構成部には
、送気・送水ノズルを設けて、送気・送水管路を介して
、この送気・送水ノズルから送水及び送気を行うことに
よって、観察窓の洗浄及び水切りを行っている。また、
被検部を細部まで、詳細に観察するために、体腔内に空
気を送り、体壁と内視鏡先端構成部との間を離間させる
ことが必要となる。
【0005】一方、内視鏡の先端構成部には、前記送気
・送水ノズル以外に、被検体の観察部位、例えば患部の
洗浄またはレーザ焼灼部位へ送水し冷却・洗浄するため
の噴出口を設けているものが知られている。この噴出口
には、送水ノズルが固定されている。この送水ノズルは
、ノズルの形状が一直線であったため、送液範囲が狭か
った。このため、大きな被検部位を洗浄する際には、内
視鏡挿入部を押し引きしたり、あるいは湾曲部を湾曲操
作して、送液方向を調整する必要があった。そして、送
液を数回に渡り行わなければならなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した用に従来の内
視鏡用送液ノズルでは、被検出部位を広く洗浄すること
ができなかった。また、広範囲に送液すためには、送液
方向を調整する必要があり、そして送液を数回に渡り行
わなければなず手間がかかった。
【0007】また、前記送液ノズルは、固定して設けら
れていたため、清掃することがむずかしかった。ノズル
近傍に付着した汚物は、そのままの状態で放置したり、
あるいは薬液に浸漬すると、汚物がノズル内部で固まっ
てしまうことがある。ノズル内に詰まりが発生すると、
被検部位を洗浄できなくなり、固まってしまった汚物を
除去するのは、困難であった。さらに、送液ノズルは、
噴出口に固着されていたため、他のノズルに交換するこ
とがでなかった。
【0008】本発明は前述した点にかんがみてなされた
もので、被検体へ広範囲に送液できるようにすると共に
、交換及び清掃容易とすることでノズル内の詰まりを防
止でき、被検部位への送液に支障をきたさない内視鏡用
送液ノズルを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の内視鏡用送液ノ
ズルは、内視鏡挿入部の先端構成部に設けらると共に、
内視鏡の送液管路と連通して、観察方向に向けて送液を
行うための内視鏡用送液ノズルであって、観察方向に向
かって液を広範囲に噴出させるために、前記送液管路の
内径より小さな径の縮径部と、この縮径部に連設して、
観察方向に向かって拡径となるテーパー部とを有し、か
つ前記内視鏡先端構成部に着脱自在に構成している。
【0010】
【作用】この構成で、送液管路から送られてきた液体は
、送液管路の内径より小さな径の縮径部を経て乱流とな
り、さらに、観察方向に向かって拡径となるテーパー部
を経て次第に広がり、広範囲に噴出する。一方、本内視
鏡用送液ノズルは、内視鏡先端構成部に着脱自在とする
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図4は本発明の第1実施例に係り、図
1は内視鏡及び送気・送水のための装置の概略的な全体
構成図、図2は図1に示す内視鏡先端構成部の断面図、
図3は図2に示す内視鏡先端構成部の正面視図、図4は
送気・送水用制御装置の動作を示す説明図である。
【0012】図1には、電子式の内視鏡1と、内視鏡1
先端構成部に設けられた後述の観察窓へ送気・送水を行
うための送気ポンプ31、及び送水タンク32、並びに
図示しない被検部位へ送液を行うための送液用シリンジ
33とを示している。
【0013】図1に示す内視鏡1は、細長で可撓性を有
する挿入部2と、この挿入部2の後端に連設された操作
部3とを備えている。前記操作部3からは、側方に可撓
性のユニバーサルコード4が延設され、このユニバーサ
ルコード4の端部にコネクタ5が設けられている。この
コネクタ5は、図示しない光源装置、ビデオプロセッサ
、及びモニタを接続している。
【0014】前記内視鏡1の挿入部2は、硬性の先端構
成部6を有していてる。この先端構成部6の先端側には
、先端カバー6bを設けている。図3に示すように、先
端カバー6bには、照明窓7、観察窓8、送気・送水用
ノズル9、被検出部位洗浄用の前方送水用ノズル10、
及び鉗子チャンネル口11が設けられている。
【0015】前記照明窓7の内側には、図示しない配光
レンズが装着され、この配光レンズの後端には、ファイ
ババンドルよりなる図示しないライトガイドが連設され
、図示しない前記光源装置から照明光が供給されるよう
になっている。
【0016】また、前記観察窓8の内側には、対物光学
系12が装着され、この対物光学系12の後端側にCC
Dなどの固体撮像素子からなる撮像部13を配置してい
る。この撮像部13にはケーブル14が接続され、ケー
ブル14は、挿入部2、操作部3、ユニバールケーブル
4、コネクタ5内を挿通されて、前記ビデオプロセッサ
へ接続されている。ケーブル14は、挿入部2内を挿通
された部分に、弾力性を備えた金属製の密着コイル15
を装着している。このため、挿入部2は、弾力性を有し
、挿入性を向上させている。前記撮像部固13は、対物
光学系12により結像された被検体の観察部位を撮像し
、電気信号に変換して、ケーブル14を介し、図示しな
い前記ビデオプロセッサへ出力する。ビデオプロセッサ
は、前期電気信号を処理して、モニタへ標準的な映像信
号を出力する。モニタは、内視鏡像を表示する。
【0017】前記光源装置は、加圧空気供給源である送
気ポンプ31を内蔵していると共に、送気ポンプ31へ
後述の送気管路を介して連通した送水タンク32を外部
に設けている。この送気ポンプ31には、第1の送気管
路16が接続され、この第1の送気管16には、操作部
3に設けられた送気・送水制御装置17を介装し、第2
の送気管路18を接続している。前記第1の送気管路1
6の中途には、コネクタ5内にあって、送水用加圧管路
19が分岐接続されており、この送水加圧用管路19は
、前記送水タンク32内の貯水液面上方空間に連通接続
されている。そして、送水タンク32には、吸引口を貯
水液に浸漬した状態で、第1の送水管路20が接続され
ていると共に、この第1の送水管路20には、前記送気
・送水制御装置17を介装して、第2の送水管路21が
接続されている。
【0018】前記第2の送気管路18、及び第2の送水
管路21は、操作部3、挿入部2内を挿通され、挿入部
2の先端側中途で合流し、送気・送水管路22となる。 この送気・送水管路22は、先端構成部材6内を挿通さ
れ、先端構成部材6の前面に開口している。この開口に
は、前記送気・送水用ノズル9が装着されている。◎送
気・送水用ノズル9は先端部が屈曲して、その開口部は
、観察窓7へ対向している。
【0019】図14に示すように、送気・送水制御装置
17は、一端が開口して内部が中空で、ほぼ筒状のシリ
ンダ35と、シリンダ35の内部に嵌合するピストン部
36を備えている。シリンダ35は、側面下部から順に
、第1の送水管路20に連通する第1の送水接続管37
、第1の送気管路16に連通する第1の送気接続管38
、及び第2の送気管路に連通する第2の送気接続管39
を突設している。また、シリンダ35は、他の側面下部
に第2の送水管路21に連通する第2の送水接続管40
を突設している。
【0020】一方、ピストン部36は、三つのフランジ
部を突設して、ほぼ筒型の形状をしている。このピスト
ン部36は、最上部に、シリンダ35の内径より若干細
径の第1のフランジ部41を設けるている。また、ピス
トン部36は、上部側中途に、第1のフランジ部41よ
り細経の第2のフランジ部42を設け、さらに、最下部
に、第2のフランジ部42より細経で、軸方向に幅広の
第3のフランジ部43を設けている。
【0021】第3のフランジ部43は、下部及び中途(
上側)の二カ所に、弾性部材で形成されたOリング44
,44を外周側に嵌合している。このOリング44,4
4は、前記シリンダ35の内壁を水密及び気密に付勢し
ている。一方、Oリング44,44の間の第3のフラン
ジ部43外壁と、シリンダ35の下部側内壁との間には
、隙間が形成され、第1の送液管路20と第2の送液管
路21とが連通するようになっている。
【0022】また、第3のフランジ部43は、上側Oリ
ング44の上部に、メインリーク管路45及びサブリー
ク管路46の側孔を開口する一方、このメインリーク管
路45及びサブリーク管路46の側孔は、縦方向に貫通
して、それぞれ第1のフランジ部41の表面に開口し、
大気と連通している。メインリーク管路45の内径は、
サブリーク管路46の内径より太経となっている。
【0023】第2のフランジ部42には、外周側が丸く
形成され、かつ弾性部材からなる気密リング47を外嵌
している。この気密リング45は、シリンダ35の上部
内壁を付勢して気密状態を保持する一方、第2の送気接
続管39を塞ぐ働きも有している。
【0024】第3のフランジ部43には、外周側に向か
って細経となって、弁の働きをする弾性部材からなる弁
状リング48を外嵌している。この弁状リング48は、
シリンダ35の内壁と気密に密接している。そして、弁
状リング47は、シリンダ35内の内圧が高まると、変
形して、シリンダ35の内壁との密接状態を解除するよ
うになっている。第1のフランジ部41は、ピストン部
36を押すための釦の役割を有している。
【0025】図4を用いて送気・送水制御装置17の動
作について説明する。図4(a)は、待機状態を示して
いる。待機状態にあって、メインリーク管路45、サブ
リーク管路46、及び第1の送気管路16は、シリンダ
35とピストン部36との隙間を通じて連通している。 従って、送気ポンプ31から送られてきた気体、例えば
空気は、メイン及びサブのリーク管路45,46から大
気にリークされている。
【0026】図4(b)は、例えば胃の内壁拡張を行う
ため、被検体の体腔内への送気状態を示している。送気
状態にあっては、指で、太経のメインリーク管路45の
開口を塞ぐことにより、第1の送気接続管38側の内圧
が高まり、弁状リング48が上側に変形して、気密状態
が破られる。そして、第1の送気管路16と第2の送気
管路18が連通し、送気ポンプ31からの空気は、送気
・送水用ノズル9を経て胃へ送られる。一方、送気ポン
プ31からの空気は、細経のメインリーク管路45から
大気へリークしている。従って、送気・送水ポンプ31
に高圧のポンプを使用しても、体腔内への過送気を防止
でき、この送気・送水制御装置17は、高圧ポンプの使
用を可能としている。
【0027】図4(d)は、送水状態を示している。送
水状態にあっては、メイン、サブリーク管路45,46
の開口を指で塞ぐと共に、ピストン部36を下方へ押し
込む。図4(a)〜(c)に示すように、押し込む前は
、下側Oリング44により、第1の送水管路20からの
水は、第2の送水管路21へ流れることができない状態
にあった。
【0028】ピストン部36を下方へ押し込むことによ
り、第1、第2の送気管路16,18は、遮断される。 従って、送気ポンプ31の空気は、送水用加圧管路19
を介して送水タンク32内の水を加圧する。そして、送
液タンク32からの水は、第3のフランジ部43とシリ
ンダ35との隙間を介して、第2の送水管路21へ流れ
、送気・送水用ノズル9を経て、観察窓8へ送水される
【0029】図4(c)は、水切り送気状態を示してい
る。水切り送気・送水状態にあって、メイン、サブリー
ク管路45,46の開口を指で塞ぐと、大気にリークす
る空気がなくなるので、送気状態より多くの空気が観察
窓8へ送ることができる。しかも、送気・送水ポンプ3
1に高圧ポンプが使用できるので、観察窓8に付着した
水などの排除能力をアップできる。
【0030】一方、図1に示すように、操作部3の側部
には、前方送液用口金23を設け、この前方送液用口金
23は、送られた液の逆流防止用の逆止弁24を介して
、前方送水管路25を接続している。この前方送水管路
25は、操作部3、挿入部3内を挿通され、さらに図2
に示すように、先端構成部6内に内嵌された接続管路2
6に接続されている。この接続管26は、先端構成部6
内を貫通して前面側に開口している先端側管路6aに接
続されている。尚、前記前方送液用口金25には、前記
送液用シリンジ33の送液口が密接に装着されるように
なっている。
【0031】前方送液ノズル10は、先端構成部6の外
径とほぼ同等の内径を有して、先端構成部6に着脱自在
とするリング部10bを設けている。また、前方送液ノ
ズル10は、前面側に位置して、リング部10bの内径
方向にノズル部10cを突設している。ノズル部10c
は、リング部10bの内径より内側に位置し、かつ軸方
向に送液口10aを貫通している。前方送液ノズル10
の送液口10aが、前記先端側管路6aの開口と連通す
る位置に、前方送液ノズル10を先端構成部6に外嵌す
るようになっている。さらに、送液口10aと先端側管
路6aの開口とが連通した位置で、ノズル部10aは、
前記観察窓7の視野範囲、及び照明窓8の照明範囲を覆
うことがない形状に形成している。
【0032】図2に示すように、前記送液口10a内に
は、軸方向後端側から順に、先端構成部材6の先端側管
路6aの内径より小さな径の縮径部10dと、先端側に
向かって拡径となるテーパー部10eとを形成している
【0033】この構成で、内視鏡挿入部2を被検体内へ
挿入し、内視鏡観察下の基で、観察あるいは治療すべき
部位へ先端構成部6を到達させる。この状態で、必要に
応じ、前方送液用口金25へ送液用シリンジ33を装着
する。そして、送液用シリンジ33の加圧によって、水
、または生食塩水などの液を注入する。注入された液は
、逆流防止用の逆止弁24を介し、前方送水管路25、
接続管路26、及び先端側管路6aを経て、前方送液用
ノズル10から液が噴出する。
【0034】送液用シリンジ33から送られた液体は、
前方送水管路25、接続管路26、及び先端側管路6a
を通過するときは、管路内径が一定のため層流となって
流れるが、前方送液用ノズル10の縮径部10dを通過
するときに液体は、乱流となる。さらに、液体は、次第
に拡形となっているテーパー部10eにより、拡散して
、送液口10aから円錐状に広がって噴出する。
【0035】本実施例では、前方送液用ノズル10の送
液口10aから円錐状に液体が拡散して噴出されるので
、被検部位の広い範囲を洗浄できる。また、前方送液用
ノズル10は、着脱自在に形成されているので、ノズル
内の清掃が容易であり、ノズルの詰まりを防止するのに
有効である。ノズルの詰まりがひどい場合には、新しい
ノズルに交換することもできる。さらに、前方送液用ノ
ズル10が着脱自在なので、必要に応じて他の形状のノ
ズル、例えば開口が一直線状に形成されたノズルに交換
することができる。
【0036】尚、送液用シリンジ33には、洗浄水の代
わりに、インジコカルミン等の色素を注入して送液すれ
ば、色素を被検部位に散布、しかも広範囲に散布できる
。従来は、鉗子チャンネル11を介して、色素散布用の
専用処置具を挿入して色素を散布するため、手間がかか
っていたが、検査時間の短縮化、及び検査の簡略化を図
ることができる。
【0037】図5は、第1実施例の変形例に係る送液ノ
ズル及び内視鏡挿入部の断面図である。図5は、図1に
示す内視鏡とほぼ同様のものであって、その内視鏡挿入
部の断面を示している。図5に示す内視鏡用送液ノズル
10Aは、第1実施例の送液ノズル10のリング部10
bの内側形状が円形に形成されていたのと異なり、二つ
の突起部10gを有している。その他の構成及び作用効
果は、第1実施例と同様で、説明を省略する。尚、符号
8Aは、配光レンズを示している。
【0038】前記送液ノズル10Aは、リング部10b
の内側にあって、軸方向に二つの突起部10gを形成し
ている。また、先端構成部6の先端カバー6bには、送
液ノズル10Aの突起部10g,10gに嵌合する二つ
の溝部6cを軸方向に形成している。
【0039】送液ノズル10Aは、先端構成部6の前面
側から、軸方向に装着するようになっている。前記装着
状態において、前記送液口10aと先端構成部6の先端
側管路6aとは、連通する位置に、突起部10g,10
g及び溝部6c,6cを形成している。
【0040】本実施例では、送液ノズル10Aを先端構
成部6の前面側から、軸方向に装着する場合、突起部1
0g,10g及び溝部6c,6cがガイドとなり、第1
実施例のように装着位置を考慮する必要がない。また、
送液ノズル10Aが回転しないようにできるので、先端
側管路6aに対して送液口10aが位置ズレを起こすこ
とを防止できる。尚、突起部10g,10g及び溝部6
c,6cは、それぞれ逆に形成しても良い。
【0041】図6は第2実施例に係り、図6は送液ノズ
ル及び内視鏡挿入部の断面図、図7は内視鏡先端構成部
の正面視図である。
【0042】本実施例の送液ノズルは、第1実施例の送
液ノズル10が先端構成部6に外嵌しているのに対し、
先端構成部6に内嵌するようになっている。その他、第
1実施例と同様の構成及び作用については、同じ符号を
付して説明を省略する。
【0043】図6に示すように、送液ノズル28は、先
端側から順に、前記テーパー部10e及び縮径部10d
を内部に有するノズル本体部28aと、ノズル本体部2
8aの外径より細経の細経部28bと、細経部28bの
外径より太経のフランジ部28cとを備えている。
【0044】一方、先端構成部6の先端カバー29には
、先端側管路6aの開口を中心に、同芯円状で拡径の嵌
合溝部29aを設けている。この嵌合溝部29aは、フ
ランジ部28cが嵌合可能なように、奥側が拡径に形成
されており、送液ノズル28の細経部28b、及びフラ
ンジ部28cが嵌入・装着されるようになっている。 尚、先端カバー29のその他構成は、前記先端カバー6
bと同一である。
【0045】この構成で、送液ノズル28を先端カバー
29の前面側から軸方向に装着し、嵌合溝部29へ細経
部28b、及びフランジ部28cが嵌合し固定される。
【0046】本実施例では、送液ノズル28を着脱自在
に先端カバー29へ内嵌できるので、先端構成部6の外
径より太経となることがない。従って、第1実施例より
、被検体への挿入性をよくすることができる。その他の
構成及び作用効果は、第1実施例と同様で、説明を省略
する。
【0047】尚、本発明は、電子式内視鏡以外にも、光
学式ファイバー式内視鏡にも適用できる。また、内視鏡
先端構成部としては、直視型のものを示したが、側視型
、斜視型、及び後方視型のもに対しても、それぞれ適用
でき、この場合、送液ノズルの送液口10aは、観察方
向を向くことになる。
【0048】
【発明の効果】前述したように本発明によれば、被検体
へ広範囲に送液できるようにすると共に、交換及び清掃
容易とすることでノズル内の詰まりを防止できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施例に係る内視鏡及び送気・送水
用装置の概略的な全体構成図。
【図2】図2は図1に示す内視鏡先端構成部の断面図。
【図3】図3は図2に示す内視鏡先端構成部の正面視図
【図4】図4は送気・送水用制御装置の動作を示す説明
図。
【図5】図5は第1実施例の変形例に係る送液ノズル及
び内視鏡挿入部の断面図。
【図6】図6は第2実施例に係る送液ノズル及び内視鏡
挿入部の断面図。
【図7】図7は内視鏡先端構成部の正面視図。
【符号の説明】
1…内視鏡 2…挿入部 6…先端構成部 6a…先端側管路 6b…先端構成カバー 10…前方送液ノズル 10a…送液口 10b…リング部 10c…ノズル部 10d…縮径部 10e…テーパー部 25…前方送液管路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡挿入部の先端構成部に設けらると共
    に、内視鏡の送液管路と連通して、観察方向に向けて送
    液を行うための内視鏡用送液ノズルにおいて、観察方向
    に向かって液を広範囲に噴出させるために、前記送液管
    路の内径より小さな径の縮径部と、この縮径部に連設し
    て、観察方向に向かって拡径となるテーパー部とを有し
    、かつ前記内視鏡先端構成部に着脱自在に構成したこと
    を特徴とする内視鏡用送液ノズル。
JP3150613A 1991-06-21 1991-06-21 内視鏡用送液ノズル Withdrawn JPH04371131A (ja)

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JP3150613A JPH04371131A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 内視鏡用送液ノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3150613A JPH04371131A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 内視鏡用送液ノズル

Publications (1)

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JPH04371131A true JPH04371131A (ja) 1992-12-24

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ID=15500709

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JP3150613A Withdrawn JPH04371131A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 内視鏡用送液ノズル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002325722A (ja) * 2001-05-02 2002-11-12 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡の先端部
JP2006167049A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Olympus Medical Systems Corp 消化器用内視鏡
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