JP2002324434A - シラン架橋ポリオレフィンを用いた成形物及び電線・ケーブル - Google Patents

シラン架橋ポリオレフィンを用いた成形物及び電線・ケーブル

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JP2002324434A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】いわゆる環境ホルモンの作用が無く、分散性が
よく、加熱変形率、耐ボウタイトリー特性に優れるシラ
ン架橋ポリオレフィン成形物、およびそのシラン架橋ポ
リオレフィン成形物を絶縁体とする電線・ケーブルを得
ることを目的とする。 【解決手段】シラン化合物をグラフト共重合したポリオ
レフィン成形物を水分と接触させることにより架橋して
なるシラン架橋ポリオレフィン成形物において、ポリオ
レフィン100重量部に対し、架橋を促進するためのシ
ラノール縮合触媒としてオクチル酸またはアジピン酸の
金属塩、あるいはこれらの混合物を0.005〜0.5
重量部含有したシラン架橋ポリオレフィン組成物を得
る。シラン架橋ポリオレフィン組成物を、絶縁導体1の
周囲に被せる絶縁体3として使用した電線・ケーブルを
得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シラン架橋ポリオ
レフィンを用いた成形物およびその成形物を電気絶縁体
として被覆した電線・ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シラングラフト・水架橋法は、有機過酸
化物を用いて架橋を行う化学架橋方式よりも低コストの
架橋ポリオレフィン材料として広く用いられている。
【0003】これは、高温の成形加工機(例えば押出
機)中で、少量の有機過酸化物をグラフト反応開始剤と
して用い、ポリマにビニルアルコキシシランをグラフト
共重合した後、高温高湿度雰囲気(または温水中)に電
線・ケーブルをさらし、ポリマにグラフトしたアルコキ
シシランの加水分解および縮合を起こして架橋するもの
である。この際、架橋密度を上げるために、ジブチル錫
ジラウレ−ト等のシラノール縮合触媒を成形物中に配合
または成形物表面から浸透させる。
【0004】近年、地球環境の保全やいわゆる環境ホル
モンに対する意識が高まっており、有機塩素系農薬、プ
ラスチック容器の可塑剤、洗浄剤中の界面活性剤等が、
生体の内分泌機能をかく乱し、人の健康に影響を及ばす
との懸念が指摘されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のシラン
架橋ポリオレフィンを絶縁体として被覆した電線・ケー
ブルによると、シラノール縮合触媒として使用されてい
るトリフェニル錫とトリブチル錫は、いわゆる環境ホル
モン作用があることが分かっており、現在では使用が規
制されている。また、ジブチル錫の作用は今のところ不
明ではあるが、問題視されている。
【0006】錫を用いないシラノール縮合触媒として
は、マグネシウム、カルシウムなどのII族、コバルト、
鉄などVIII族の元素、もしくは亜鉛、チタン等の金属化
合物が挙げられるが分散性に問題があり、ケーブルの外
観や電気特性に悪い影響をあたえる。
【0007】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、いわゆる環境ホルモンの作用が無く、分散性
の良いシラノール触媒を使用したシラン架橋ポリオレフ
ィン成形物、およびシラン架橋ポリオレフィン成形物を
絶縁体として使用する電線・ケーブルを提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、シラン化合物をグラフト共重合したポリ
オレフィン成形物を水分と接触させることにより架橋し
てなるシラン架橋ポリオレフィン成形物を絶縁体とした
電線・ケーブルにおいて、前記ポリオレフィン成形物
は、架橋を促進するためのシラノール縮合触媒としてオ
クチル酸またはアジピン酸の金属塩、あるいはこれらの
混合物を、ポリオレフィン100重量部に対し、0.0
05〜0.5重量部含有していることを特徴とする電線
・ケーブルを提供する。
【0009】また、シラノール縮合触媒としてのオクチ
ル酸またはアジピン酸の金属塩の金属は、マグネシウ
ム、カルシウムなどII族の元素、コバルト、鉄などVIII
族の元素、もしくは亜鉛、チタンであること、またはこ
れらの混合物であるシラン架橋ポリオレフィン成形物を
提供すること、およびその成形物を導体又は導体遮蔽層
上に被覆し、絶縁体として形成された電線・ケーブルを
提供することを特徴とする。
【0010】さらに、上記成形物のポリオレフィンは、
イオン重合法で重合されたポリエチレン、またはラジカ
ル重合ポリエチレンとイオン重合法で重合されたポリエ
チレンとの混合物を主体とするものであるシラン架橋ポ
リオレフィン成形物を提供すること、およびその成形物
を導体又は導体遮蔽層上に被覆し、絶縁体として形成さ
れた電線・ケーブルを提供することを特徴とし、上記の
成形物に酸化防止剤として、2,2−チオ−ジエチレン
ビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]、ペンタエリスリチル−テト
ラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート]、オクタデシル3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート、2,4−ビス−(n−オクチルチオ)−6−
(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−
1,3,5−トリアジン、ビス[2−メチル−4−[3−n
−アルキル(C12またはC14)チオプロピオニルオキ
シ]−5−t−ブチルフェニル]スルフィド、4,4'−チ
オビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)から
選ばれる1種類または2種類以上をポリオレフィン10
0重量部に対してそれぞれ0.05〜1.0重量部添加し
たシラン架橋ポリオレフィン成形物を提供すること、お
よびその成形物を導体又は導体遮蔽層上に被覆し、絶縁
体として形成された電線・ケーブルを提供することを特
徴とする。また、上記のポリオレフィン成形物に酸化防
止剤として、2,2−チオ−ジエチレンビス[3−(3,
5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピ
オネート]、ペンタエリスリチル−テトラキス[3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネート]、オクタデシル3−(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、2,
4−ビス−(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロキ
シ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−1,3,5−トリ
アジン、ビス[2−メチル−4−[3−n−アルキル(C
12またはC14)チオプロピオニルオキシ]−5−t−ブチ
ルフェニル]スルフィド、4,4'−チオビス(3−メチ
ル−6−t−ブチルフェノール)から選ばれる1種類ま
たは2種類をポリオレフィン100重量部に対して0.
05〜0.5重量部と、ジラウリルチオジプロピオネー
ト、ジミリスチルチオジプ口ピオネート、ジステアリル
チオジプロピオネート、ジトリデシルチオジプロピオネ
ート、テトラキス(メチレンドデシルチオプロピオネー
ト)メタンから選ばれる1種類または2種類をポリオレ
フィン100重量部に対し、0.05〜0.5重量部添加
したシラン架橋ポリオレフィン成形物を提供すること、
およびその成形物を導体又は導体遮蔽層上に被覆し、絶
縁体として形成された電線・ケーブルを提供することを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、電線・ケーブルの導体1
の外側を本発明の成形物により形成した絶縁体3とした
電線・ケーブルを示す。図2は、電線・ケーブルの導体
1と、内部半導電層2、本発明の成形物により形成した
絶縁体3、および外部半導電層4とを有している電線・
ケーブルを示す。図3は、電線・ケーブルの導体1と、
内部半導電層2および本発明の成形物により形成した絶
縁体3とを有している電線・ケーブルを示す。絶縁体の
内側および外側または絶縁体の内側に設けた半導電層
は、絶縁体3への電界緩和を担うためである。図4は、
電線・ケーブルの導体1を水密コンパウンド5で被覆
し、その外側を本発明の成形物により形成した絶縁体3
とした電線・ケーブルを示す。導体1を水密コンパウン
ドで被覆することにより、導体の軸方向に水が走水する
のを防止するものである。
【0012】シラングラフト・水架橋法で架橋したシラ
ン架橋ポリオレフィン成形物およびそのシラン架橋ポリ
オレフィン成形物を絶縁体として形成した電線・ケーブ
ルにおいて、シラノール触媒として、オクチル酸または
アジピン酸の金属塩、あるいはこれらの混合物を含有す
ることが有効であり、いわゆる環境ホルモンの作用が無
く、かつ分散性が良いことが見出された。
【0013】上記金属塩は、金属塩の金属マグネシウ
ム、カルシウムなどII族の元素やコバルト、鉄などVIII
族の元素、もしくは亜鉛、チタンもしくはこれらの混合
物が用いられる。
【0014】ここで、添加量をポリオレフィン100重
量部に対し、0.005〜0.5重量部としたのは、
0.005重量部未満では、架橋を促進するのに十分で
はなく、また、0.5重量部を越えると押出機中で架橋
反応が起こり、外観の良い成形物、電線・ケーブルが得
られないためである。
【0015】上記成形物のポリオレフィンが、イオン重
合法で重合されたポリエチレン、またはラジカル重合ポ
リエチレンとイオン重合法で重合されたポリエチレンと
の混合物を主体としたのは、イオン重合ポリエチレンを
用いた場合、従来から用いられているラジカル重合ポリ
エチレンよりも架橋効率が高いため、シラノール触媒と
してアミン類や無機酸でも十分に架橋をすることが可能
となるからである。
【0016】また、これらのポリエチレンの他、エチレ
ンプロピレンゴム、エチレンブテン二元または三元共重
合体、ポリプロピレン、酢酸ビニルやアクリル酸または
メタクリル酸のエステル、プロピレン等とエチレンとの
共重合体、ポリオレフィンに無水マレイン酸やエポキシ
を含む官能基をグラフトしたものを一種、または二種以
上含んでも良い。
【0017】酸化防止剤として、2,2−チオ−ジエチ
レンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート]、ペンタエリスリチル−
テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオネート]、オクタデシル3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート、2,4−ビス−(n−オクチルチオ)
−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニ
リノ)−1,3,5−トリアジン、ビス[2−メチル−
4−[3−n−アルキル(C12またはC14)チオプロピ
オニルオキシ]−5−t−ブチルフェニル]スルフィド、
4,4'−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノ
ール)から選ばれる1種類または2種類以上をそれぞれ
ポリオレフィン100重量部に対し、0.05〜0.5
重量部ずつ添加することにより、耐熱老化特性を向上で
きる。さらに、2,2−チオ−ジエチレンビス[3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオネート]、ペンタエリスリチル−テトラキス[3
−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート]、オクタデシル3−(3,5−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト、2,4−ビス−(n−オクチルチオ)−6−(4−
ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルアニリノ)−1,
3,5−トリアジン、ビス[2−メチル−4−[3−n−
アルキル(C12またはC14)チオプロピオニルオキシ]
−5−t−ブチルフェニル]スルフィド、4,4'−チオ
ビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)から選
ばれる1種類または2種類をポリオレフィン100重量
部に対し、0.05〜0.5重量部と、ジラウリルチオ
ジプロピオネート、ジミリスチルチオジプロピオネー
ト、ジステアリルチオジプロピオネート、ジトリデシル
チオジプロピオネート、テトラキス(メチレンドデシル
チオプロピオネート)メタンから選ばれる1種類または
2種類をポリオレフィン100重量部に対し、0.05
〜0.5重量部添加すると耐熱老化特性をさらに向上で
き、著しい相乗効果が期待できる。また、この場合に
は、特に、金属との接触によるポリエチレン系材料の劣
化、いわゆる金属害も防止できる。
【0018】これらの酸化防止剤は、予めポリエチレン
に高濃度に練り込んだマスタ−バッチの形やポリエチレ
ンにドライブレンドした形で供給することはもちろん、
ビニルアルコキシシランに溶解して押出機内のポリエチ
レンに注入することも可能である。
【0019】それぞれの添加量はポリオレフィン100
重量部に対し0.05〜0.5重量部とするのが好まし
く、0.05重量部未満では、酸化防止、金属害防止の
効果が少なく、また、0.5重量部を越えるとポリエチ
レンの表面に析出するいわゆるブルーム現象が生じてし
まう。
【0020】シラン化合物は、ビニルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリエトキシシランのようなビニル基を有す
る有機シランを用い、シラン化合物をポリオレフィンに
グラフトするための開始剤として、ジクミルパーオキサ
イド、2,5−ジメチル−2.5−ジ(t−ブチルパー
オキシ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、α,α'−ビス
(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼン
のようなジアルキルパーオキサイド、m−(t−ブチル
ペルオキシイソプロピル)−イソプロピルベンゼン、p
−(t−ブチルペルオキシイソプロピル)−イソプロピ
ルベンゼン、ジクミル等のラジカル発生剤を単独あるい
は、2種以上組み合わせて用いることができる。
【0021】ここで、ラジカル開始剤の添加量として
は、ポリオレフィン100重量部に対し0.05〜0.
15重量部が望ましく、0.05重量部未満では架橋度
が不十分であり、0.15重量部を越えると絶縁体内に
ラジカル開始剤の分解生成物に起因するボイドが発生す
るという問題がある。
【0022】さらに、耐候性を付与するためのカーボン
ブラックの添加や、滑剤、着色剤、無機充填剤等の添加
剤を加えることは一向に差し支えない。
【0023】上記、シラノール縮合触媒を用いた電線・
ケーブルの作製方法としては、次のような2つの方法が
挙げられる。一つは、シラノール縮合触媒を高濃度に含
むマスターバッチを作製し、予め作製したシラングラフ
トポリエチレンと一緒に押出機に供給して成形する2シ
ョットまたはサイオプラスといわれる方法である。もう
1つは、シラノール縮合触媒、ラジカル開始剤を含む配
合剤を押出機内のポリエチレンに供給し、ビニルアルコ
キシシランのポリエチレンヘのグラフト反応と電線・ケ
ーブルの成形を1つの押出機中で同時に行う1ショット
またはモノシルと呼ばれる方法である。
【0024】なお、導体として、水の走水を防止するた
め、水密コンパウンド5(図4参照)を充填した水密導
体を使用することも可能である。さらに、本架橋ポリエ
チレン絶縁体の内側および外側に半導電性樹脂組成物か
らなる絶縁体遮蔽層を設けることもできる。
【0025】
【実施例】
【表1】の実施例1〜7及び比較例10〜12に示す絶
縁組成物を混練機で混練して押出機により60mm2
軟銅撚線1上にそれぞれ0.7mm厚の内部半導電層2
とともに4.5mm厚さに押出した(図3参照)。この
時の詳細は次の通りである。
【0026】ポリエチレン、またはポリエチレンとカー
ボンマスターバッチを200℃の130mm押出機に投
入し、その他の配合剤はすべてビニルトリメトキシシラ
ンに溶解させ、押出機のホッパ下部から注入した。但
し、ビニルトリメトキシシランに難溶な配合剤について
は、ポリエチレンに予めドライブレンドして投入した。
この押出機内で混合とシラングラフト、ケーブル成形を
同時に行った。
【0027】以降の実施例、比較例もすべてこの方法で
実施した。
【0028】このように、ケーブル成形をした後、80
℃、95%水蒸気の雰囲気に24時間放置し、架橋さ
せ、試料とした。
【0029】また、
【表1】の実施例8〜9及び比較例7〜8に示すような
配合物を、混練機で混練して60mm2 の軟銅撚線1上
に2.5mmの厚さの絶縁体3として押出した(図1参
照)。この後、80℃、95%水蒸気の雰囲気に24時
間放置し、架橋させ、試料とした。
【0030】これらの各試料について、100時間連続
押出した後の外観を評価した。
【0031】加熱変形率はJIS C3005に準拠し
た。120℃におけるケーブル試料の加熱変形率が25
%以下のものを良、25%を越えるものを悪として示し
た。
【0032】さらに、100時間連続押出したケーブル
の部分をサンプルとして、電気試験としてボウタイトリ
ー特性を評価した。
【0033】ボウタイトリー特性の評価試験は、導体内
に注水した上記試料を90℃の温水中に浸漬し、導体と
水との間に50Hzで9kVの交流電圧を500日間印
加して行った。500日後、ケーブル断面を薄くスライ
スしてメチレンブルー水溶液で煮沸染色し、光学顕微鏡
を用いてボウタイトリー長さと200μm以上のボウタ
イトリーの発生数を計数した。
【表1】
【0034】
【表1】に示したように、規定量のシラノール縮合触媒
を配合した実施例1〜9は、押出外観、加熱変形率が良
好で、ボウタイトリーの発生も少ない。
【0035】一方、比較例10のようシラノール縮合触
媒が配合されていないものは加熱変形率が悪化する。ま
た、比較例11および12のように、シラノール縮合触
媒あるいは酸化防止剤が規定量を越えたものは外観が悪
化し、また、ボウタイトリーの発生が多い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シラノール縮合触媒としてオクチル酸またはアジピン酸
の金属塩を使用したため、いわゆる環境ホルモン作用が
なく安全である。また、本発明によれば、分散性がよ
く、加熱変形率や耐ボウタイトリー特性に優れるシラン
架橋ポリオレフィン成形物が得られた。その結果、その
シラン架橋ポリオレフィン成形物を絶縁体とする電線・
ケーブルに使用すると、加熱変形率や耐ボウタイトリー
性に優れた電線・ケーブルが得られ、その工業的価値は
著しく高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 導体の外側を絶縁体とした電線・ケーブルを
示す。
【図2】 電線・ケーブルの導体と、内部半導電層、絶
縁体、外部半導電層とからなる電線・ケーブルを示す。
【図3】 導体と、内部半導電層および絶縁体とからな
る電線・ケーブルを示す。
【図4】 導体を水密コンパウンドで被覆し、その外側
に絶縁体を形成した電線・ケーブルを示す。
【符号の説明】
1 電線・ケーブルの導体 2 内部半導電層 3 絶縁体 4 外部半導電層 5 水密コンパウンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01B 7/282 H01B 9/02 Z 9/02 7/28 E (72)発明者 渡辺 清 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社総合技術研究所内 (72)発明者 塙 勝利 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)発明者 安部 淳一 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社総合技術研究所内 Fターム(参考) 4J002 BN041 EG036 EG046 EG056 EJ017 EU187 EV047 EV067 EV077 FD077 GQ01 5G305 AA02 AB35 BA11 CA01 CA54 CB27 CD06 CD09 CD20 DA12 DA23 5G309 RA06 5G313 FA01 FB02 FB05 FC05 FD03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シラン化合物をグラフト共重合したポリ
    オレフィン成形物を水分と接触させることにより架橋し
    てなるシラン架橋ポリオレフィン成形物を絶縁体とした
    電線・ケーブルにおいて、 前記ポリオレフィン成形物は、架橋を促進するためのシ
    ラノール縮合触媒としてオクチル酸またはアジピン酸の
    金属塩、あるいはこれらの混合物を、ポリオレフィン1
    00重量部に対し、0.005〜0.5重量部含有して
    いることを特徴とする電線・ケーブル。
  2. 【請求項2】 上記金属塩の金属は、マグネシウム、カ
    ルシウムなどのII族、コバルト、鉄などVIII族の元素、
    もしくは亜鉛、チタンであること、またはこれらの混合
    物であることを特徴とする請求項1記載の電線・ケーブ
    ル。
  3. 【請求項3】 上記のポリオレフィンは、イオン重合法
    で重合されたポリエチレン、またはラジカル重合ポリエ
    チレンとイオン重合法で重合されたポリエチレンとの混
    合物を主体としたものであることを特徴とする請求項1
    記載の電線・ケーブル。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のポ
    リオレフィン成形物に酸化防止剤として、2,2−チオ
    −ジエチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−
    ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンタエリス
    リチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
    −ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、オクタデシ
    ル3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド口キシフェニ
    ル)プロピオネート、2,4−ビス−(n−オクチルチ
    オ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルア
    ニリノ)−1,3,5−トリアジン、ビス[2−メチル−
    4−[3−n−アルキル(C12またはC14)チオプロピ
    オニルオキシ]−5−t−ブチルフェニル]スルフィド、
    4,4'−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフエノ
    −ル)から選ばれる1種類または2種類以上をポリオレ
    フィン100重量部に対してそれぞれ0.05〜0.5重
    量部配合したシラン架橋ポリオレフィン成形物を、導体
    又は導体遮蔽層上に被覆し、絶縁体として形成したこと
    を特徴とする電線・ケーブル
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のポ
    リオレフィン成形物に酸化防止剤として、2,2−チオ
    −ジエチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−
    ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンタエリス
    リチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
    −ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、オクタデシ
    ル3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
    ル)プロピオネート、2,4−ビス−(n−オクチルチ
    オ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルア
    ニリノ)−1,3,5−トリアジン、ビス[2−メチル−
    4−[3−n−アルキル(C12またはC14)チオプロピ
    オニルオキシ]−5−t−ブチルフェニル]スルフィド、
    4,4'−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノ
    −ル)から選ばれる1種類または2種類をポリオレフィ
    ン100重量部に対して0.05〜0.5重量部と、ジラ
    ウリルチオジプロピオネート、ジミリスチルチオジプロ
    ピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、ジト
    リデシルチオジプロピオネート、テトラキス(メチレン
    ドデシルチオプロピオネート)メタンから選ばれる1種
    類または2種類をポリオレフィン100重量部に対して
    0.05〜0.5重量部とを配合したシラン架橋ポリオレ
    フィン成形物を、導体又は導体遮蔽層上に被覆し、絶縁
    体として形成したことを特徴とする電線・ケーブル。
  6. 【請求項6】 シラン化合物をグラフト共重合したポリ
    オレフィン成形物を水分と接触させることにより架橋し
    てなるシラン架橋ポリオレフィン成形物において、 前記ポリオレフィン成形物は、架橋を促進するためのシ
    ラノール縮合触媒としてオクチル酸またはアジピン酸の
    金属塩、あるいはこれらの混合物を、ポリオレフィン1
    00重量部に対し、0.005〜0.5重量部含有して
    いることを特徴とするシラン架橋ポリオレフィン成形
    物。
  7. 【請求項7】 上記金属塩の金属は、マグネシウム、カ
    ルシウムなどのII族、コバルト、鉄などVIII族の元素、
    もしくは亜鉛、チタンであること、またはこれらの混合
    物であることを特徴とする請求項6記載のシラン架橋ポ
    リオレフィン成形物。
  8. 【請求項8】 上記のポリオレフィンは、イオン重合法
    で重合されたポリエチレン、またはラジカル重合ポリエ
    チレンとイオン重合法で重合されたポリエチレンとの混
    合物を主体としたことを特徴とする請求項6記載のシラ
    ン架橋ポリオレフィン成形物。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれか1項に記載のポ
    リオレフィン成形物に酸化防止剤として、2,2−チオ
    −ジエチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−
    ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンタエリス
    リチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
    −ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、オクタデシ
    ル3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド口キシフェニ
    ル)プロピオネート、2,4−ビス−(n−オクチルチ
    オ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルア
    ニリノ)−1,3,5−トリアジン、ビス[2−メチル−
    4−[3−n−アルキル(C12またはC14)チオプロピ
    オニルオキシ]−5−t−ブチルフェニル]スルフィド、
    4,4'−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフエノ
    −ル)から選ばれる1種類または2種類以上をポリオレ
    フィン100重量部に対してそれぞれ0.05〜0.5重
    量部配合したことを特徴とするシラン架橋ポリオレフィ
    ン成形物。
  10. 【請求項10】 請求項6〜8のいずれか1項に記載の
    ポリオレフィン成形物に酸化防止剤として、2,2−チ
    オ−ジエチレンビス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
    −ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、ペンタエリ
    スリチル−テトラキス[3−(3,5−ジ−t−ブチル−
    4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]、オクタデ
    シル3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
    ニル)プロピオネート、2,4−ビス−(n−オクチル
    チオ)−6−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチル
    アニリノ)−1,3,5−トリアジン、ビス[2−メチル
    −4−[3−n−アルキル(C12またはC14)チオプロ
    ピオニルオキシ]−5−t−ブチルフェニル]スルフィ
    ド、4,4'−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフ
    ェノ−ル)から選ばれる1種類または2種類をポリオレ
    フィン100重量部に対して0.05〜0.5重量部と、
    ジラウリルチオジプロピオネート、ジミリスチルチオジ
    プロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、
    ジトリデシルチオジプロピオネート、テトラキス(メチ
    レンドデシルチオプロピオネート)メタンから選ばれる
    1種類または2種類をポリオレフィン100重量部に対
    して0.05〜0.5重量部とを配合したことを特徴とす
    るシラン架橋ポリオレフィン成形物。
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