JP2002323196A - 潤滑システム及び潤滑油供給装置 - Google Patents

潤滑システム及び潤滑油供給装置

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JP2002323196A JP2001125432A JP2001125432A JP2002323196A JP 2002323196 A JP2002323196 A JP 2002323196A JP 2001125432 A JP2001125432 A JP 2001125432A JP 2001125432 A JP2001125432 A JP 2001125432A JP 2002323196 A JP2002323196 A JP 2002323196A
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/83Lubricating means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16NLUBRICATING
    • F16N7/00Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated
    • F16N7/38Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated with a separate pump; Central lubrication systems

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱圧管路と非脱圧管路との2系統の機能を損
なうことなく各管路に1つのポンプで潤滑油を送給でき
るようにし、システムを簡略化してコストダウンを図
る。 【解決手段】 潤滑油の加圧及び脱圧により作動させら
れて潤滑油を吐出する単一定量バルブVtが配管されこ
の単一定量バルブVtの作動のために脱圧が必要な脱圧
管路Ptと、潤滑油の加圧により潤滑油を吐出する進行
型定量バルブPsが配管されるとともにこの進行型定量
バルブPsの作動のために脱圧が不要な非脱圧管路Ps
との2系統の管路を並列に設け、脱圧管路Pt及び非脱
圧管路Psに潤滑油貯留部20に貯留された潤滑油を送
給する1つのポンプ10と、ポンプ10に一体に接続さ
れ切換えられて脱圧管路Pt及び非脱圧管路Psのいず
れかにポンプ10からの潤滑油を送給可能にするととも
に少なくとも脱圧管路Ptへの非接続時に脱圧管路Pt
を脱圧可能にする切換バルブ30とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グリスやオイル等
の潤滑油を吐出するバルブの作動のために脱圧が必要な
脱圧管路と脱圧が不要な非脱圧管路との2系統の管路を
有した潤滑システム及びこの潤滑システムに有効な潤滑
油供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、潤滑システムとしては、例え
ば、樹脂あるいは金属の射出成形機に設置されたグリス
潤滑システムがある。この潤滑システムでは、図9
(a)に示すように、潤滑油の加圧及び脱圧によって往
復動させられて潤滑油を吐出する単一のピストン(図示
せず)及びこのピストンに対応した1つの吐出口を備え
1ショットの吐出量が0.03ml〜1.5ml(0.
03cc〜1.5cc)程度の周知の単一定量バルブV
tを用いて該当する複数カ所に配管している。この単一
定量バルブVtは、潤滑油の加圧及び脱圧により作動さ
せられて潤滑油を吐出する関係上、脱圧が必要なので、
脱圧を行なう脱圧管路Ptに設けられている。脱圧管路
Ptの潤滑油供給装置Stは、例えば、潤滑油貯留部2
に貯留された潤滑油を脱圧管路Ptに送給する電動のポ
ンプ1を備え、このポンプ1にポンプ1の停止時に脱圧
管路Ptの脱圧を強制的に行なう自動脱圧バルブ3を接
続して構成されている。尚、図9(a)中,符号4は管
内圧が高圧になったとき潤滑油を逃がす安全のためのリ
リーフ弁、符号5は手動のエア抜きバルブ、符号6はポ
ンプ1の吐出管路に設けた一方向チェック弁である。
【0003】ところが、射出成形機においては、トグル
部等の比較的給油量の少なくて良い部位と、シールがな
くてオープンなボールネジ等の比較的給油量の多く必要
とする部位とがあり、給油量の多い部位を基準にする
と、比較的給油量の少なくて良い部位の給油量が多くな
って、無駄が生じてしまう。そこで、トグル部等の比較
的給油量の少なくて良い部位と、シールがなくてオープ
ンなボールネジ等の比較的給油量の多く必要とする部位
とを分け、比較的給油量の少なくて良い部位には、上記
の単一定量バルブVtを用いて該当する複数カ所に配管
し、一方、比較的給油量を多く必要とする部位には、図
9(b)に示すように、潤滑油の加圧によって順番に往
復動させられて潤滑油を吐出する複数のピストン(図示
せず)及びこのピストンに対応した一対の吐出口の組を
複数組備えた周知の進行型定量バルブVsを用いて該当
する複数カ所に配管することが考えられる。進行型定量
バルブVsにおいては、ピストンの1ストローク当りの
吐出量が例えば0.1ml程度に設定され、ピストンを
連続作動させて潤滑油を連続的に供給し、あるいは、ピ
ストンを所定ストローク作動させ一定時間休止させるサ
イクルにより定量で比較的多量の潤滑油を間欠的に供給
している。この進行型定量バルブVsはバルブの作動の
ために特に脱圧が不要なので、脱圧を行なわない非脱圧
管路Psに設けられている。非脱圧管路Psの潤滑油供
給装置Ssは、例えば、潤滑油貯留部2に貯留された潤
滑油を非脱圧管路Psに送給する電動のポンプ1を備
え、自動脱圧バルブは備えていない。即ち、非脱圧管路
Psにおいては、ポンプ停止時に管内の圧力を保持して
進行型定量バルブVsから潤滑油を過不足なく吐出させ
て吐出量を正確にするために脱圧しないようにしている
が、潤滑油供給装置Ssのポンプ1の吐出管路に設けた
一方向チェック弁6により、この脱圧しない機能を実現
している。尚、図9(b)中,符号4は管内圧が高圧に
なったとき潤滑油を逃がす安全のためのリリーフ弁、符
号5は手動のエア抜きバルブである。このような脱圧管
路Ptと非脱圧管路Psとの2系統の管路を有した潤滑
システムにおいては、各管路の圧力状態が異なるので、
夫々、別異の潤滑油供給装置St,Ssを用いなければ
ならないことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の考え
られる潤滑システムにおいては、脱圧管路Ptと非脱圧
管路Psとの2系統の管路に夫々、別異の潤滑油供給装
置St,Ssを設けることになり、そのため、ポンプ1
が管路毎に必要になるので、それだけ、システムが複雑
になりコスト高になるという問題があった。本発明は、
このような問題点に鑑みてなされたもので、脱圧管路と
非脱圧管路との2系統の機能を損なうことなく各管路に
1つのポンプで潤滑油を送給できるようにし、システム
を簡略化してコストダウンを図ることのできる潤滑シス
テム及びこのシステムに有効な潤滑油供給装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の潤滑システムは、潤滑油が送給され脱
圧が必要な脱圧管路と、潤滑油が送給され脱圧が不要な
非脱圧管路との2系統の管路を有した潤滑システムにお
いて、上記脱圧管路と非脱圧管路とを並列に設け、上記
脱圧管路及び非脱圧管路に潤滑油を送給する1つのポン
プと、該ポンプに接続され切換えられて上記脱圧管路及
び非脱圧管路のいずれかに該ポンプからの潤滑油を送給
可能にする切換バルブとを備えた構成としている。これ
により、切換バルブの切換により、脱圧管路と非脱圧管
路との2系統の機能を損なうことなく各管路に1つのポ
ンプで潤滑油を送給できるようになり、システムを簡略
化してコストダウンを図ることができる。より詳しく
は、本発明の潤滑システムは、潤滑油が送給され該潤滑
油の加圧及び脱圧により作動させられて該潤滑油を吐出
するバルブが配管され該バルブの作動のために脱圧が必
要な脱圧管路と、潤滑油が送給され該潤滑油の加圧によ
り該潤滑油を吐出するバルブが配管されるとともに該バ
ルブの作動のために脱圧が不要な非脱圧管路との2系統
の管路を有した潤滑システムにおいて、上記脱圧管路と
非脱圧管路とを並列に設け、上記脱圧管路及び非脱圧管
路に潤滑油貯留部に貯留された潤滑油を送給する1つの
ポンプと、該ポンプに接続され切換えられて上記脱圧管
路及び非脱圧管路のいずれかに該ポンプからの潤滑油を
送給可能にするとともに少なくとも上記脱圧管路への非
接続時に該脱圧管路を脱圧可能にする切換バルブとを備
えた構成としている。これにより、例えば、以下のよう
に潤滑を行なう。先ず、脱圧管路で潤滑を行なう際に
は、切換バルブの切換によりポンプと脱圧管路を接続す
るとともにポンプを作動する。次に、ポンプを停止する
とともに切換バルブの切換によりポンプと非脱圧管路を
接続する。これにより、脱圧管路において、潤滑油の加
圧及び脱圧が行なわれるので、バルブが作動して潤滑油
を吐出する。また、非脱圧管路で潤滑を行なう際には、
切換バルブの切換によりポンプと非脱圧管路を接続する
とともにポンプを作動する。これにより、非脱圧管路で
は、潤滑油の加圧によってバルブが作動し潤滑油を吐出
する。その後、ポンプの作動をオフにすれば、バルブが
潤滑油の吐出を停止する。このようにして、脱圧管路と
非脱圧管路との潤滑が行なわれる。この場合、1つのポ
ンプにより切換バルブの切換だけで脱圧管路及び非脱圧
管路のいずれかに接続でき、しかも脱圧管路への非接続
時に脱圧管路の脱圧が可能になることから、脱圧管路と
非脱圧管路との2系統の機能を損なうことなく各管路に
1つのポンプで潤滑油を送給できるようになり、潤滑を
簡略化してコストダウンを図ることができる。
【0006】そして、必要に応じ、上記切換バルブを、
上記ポンプの吐出口に接続される一次側吐出ポート,上
記潤滑油貯留部がわに開放する一次側開放ポート,上記
脱圧管路に接続される二次側脱圧管路ポート及び上記非
脱圧管路に接続される二次側非脱圧管路ポートの少なく
とも4つのポートを有し、通電されるオン時に上記一次
側吐出ポートと上記二次側脱圧管路ポートとを接続する
とともに上記一次側開放ポート及び二次側非脱圧管路ポ
ートを上記一次側吐出ポート及び二次側脱圧管路ポート
から遮断し、非通電になるオフ時に上記一次側吐出ポー
トと上記二次側非脱圧管路ポートとを接続するとともに
上記一次側開放ポートと上記二次側脱圧管路ポートとを
接続するソレノイドバルブで構成している。ソレノイド
バルブなので、容易にシステムに組み込むことができ
る。
【0007】また、必要に応じ、上記ポンプの作動及び
ソレノイドバルブをオフ状態にする停止モードと、上記
ポンプの作動のオン,オフとソレノイドバルブのオン,
オフを同期して行なって脱圧管路に潤滑油を供給する脱
圧管路供給モードと、上記ソレノイドバルブのオフ時に
上記ポンプの作動のオン,オフを行なって非脱圧管路に
潤滑油を供給する非脱圧管路供給モードとの3つのモー
ドのいずれかに設定するコントローラを備えた構成とし
ている。コントローラのモード切換により、種々の潤滑
パターンを実現でき、汎用性を増すことができる。更
に、必要に応じ、上記脱圧管路に配管されるバルブは、
潤滑油の加圧及び脱圧によって往復動させられて該潤滑
油を吐出する単一のピストン及び該ピストンに対応した
1つの吐出口を備えた単一定量バルブで構成される一
方、上記非脱圧管路に配管されるバルブは、潤滑油の加
圧によって順番に往復動させられて該潤滑油を吐出する
複数のピストン及び該ピストンに対応した一対の吐出口
の組を複数組備えた進行型定量バルブで構成されてい
る。各バルブにより潤滑部位の潤滑条件を確実に満たす
ことができる。
【0008】また、上記課題を解決するための本発明の
潤滑油供給装置は、潤滑油が送給され該潤滑油の加圧及
び脱圧により作動させられて該潤滑油を吐出するバルブ
が配管され該バルブの作動のために脱圧が必要な脱圧管
路と、潤滑油が送給され該潤滑油の加圧により該潤滑油
を吐出するバルブが配管されるとともに該バルブの作動
のために脱圧が不要な非脱圧管路との2系統の管路に潤
滑油を送給可能な潤滑油供給装置において、上記脱圧管
路及び非脱圧管路に潤滑油貯留部に貯留された潤滑油を
送給する1つのポンプと、該ポンプに一体に付設されて
接続され切換えられて上記脱圧管路及び非脱圧管路のい
ずれかに該ポンプからの潤滑油を送給可能にするととも
に少なくとも上記脱圧管路への非接続時に上記脱圧管路
を脱圧可能にする切換バルブとを備えた構成としてい
る。これにより、1つのポンプにより切換バルブの切換
だけで脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかに接続でき、
しかも脱圧管路への非接続時に脱圧管路の脱圧が可能に
なることから、脱圧管路と非脱圧管路との2系統の機能
を損なうことなく各管路に1つのポンプで潤滑油を送給
できるようになり、潤滑を簡略化してコストダウンを図
ることができる。また、切換バルブがポンプに一体に付
設されるので、切換バルブを別途設ける場合に比較し
て、コンパクトで取扱も容易になり、また、配管作業も
簡単にでき、設置作業効率を向上させることができる。
【0009】更に、必要に応じ、上記切換バルブを、上
記ポンプの吐出口に接続される一次側吐出ポート,上記
潤滑油貯留部がわに開放する一次側開放ポート,上記脱
圧管路に接続される二次側脱圧管路ポート及び上記非脱
圧管路に接続される二次側非脱圧管路ポートの少なくと
も4つのポートを有し、通電されるオン時に上記一次側
吐出ポートと上記二次側脱圧管路ポートとを接続すると
ともに上記一次側開放ポート及び二次側非脱圧管路ポー
トを上記一次側吐出ポート及び二次側脱圧管路ポートか
ら遮断し、非通電になるオフ時に上記一次側吐出ポート
と上記二次側非脱圧管路ポートとを接続するとともに上
記一次側開放ポートと上記二次側脱圧管路ポートとを接
続するソレノイドバルブで構成している。ソレノイドバ
ルブで確実に切換を行なうことができる。更にまた、必
要に応じ、上記ポンプに対して上記切換バルブを着脱可
能にした構成としている。切換バルブの代わりに、例え
ば非脱圧管路専用の吐出口が設けられたブロックを装着
できる等、別な形態のポンプに容易に代えることがで
き、汎用性を増すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態に係る潤滑システム及びこのシステムに用
いられる潤滑油供給装置を説明する。実施の形態に係る
潤滑システムは、例えば、樹脂あるいは金属の射出成形
機に設けられる。尚、上記と同様のものには同一の符号
を付して説明する。図1乃至図7には、本発明の実施の
形態に係る潤滑システム及び潤滑油供給装置を示してい
る。実施の形態に係る潤滑システムでは、図1に示すよ
うに、トグル部等の比較的給油量の少なくて良い部位
と、シールがなくてオープンなボールネジ等の比較的給
油量を多く必要とする部位とを分け、比較的給油量の少
なくて良い部位には、潤滑油の加圧及び脱圧によって往
復動させられて潤滑油を吐出する単一のピストン(図示
せず)及びこのピストンに対応した1つの吐出口を備え
1ショットの吐出量が0.03ml〜1.5ml程度の
周知の単一定量バルブVtを用いて該当する複数カ所に
配管し、一方、比較的給油量を多く必要とする部位に
は、潤滑油の加圧によって順番に往復動させられて潤滑
油を吐出する複数のピストン(図示せず)及びこのピス
トンに対応した一対の吐出口の複数の組を備えた周知の
進行型定量バルブVsを用いて該当する複数カ所に配管
している。進行型定量バルブVsにおいては、ピストン
の1ストローク当りの吐出量が例えば0.1ml程度に
設定され、ピストンを所定ストローク作動させ一定時間
休止させて定量で比較的多量の潤滑油を間欠的に供給し
ている。単一定量バルブVtは、潤滑油の加圧及び脱圧
により作動させられて潤滑油を吐出する関係上、脱圧が
必要なので、脱圧を行なう脱圧管路Ptに設けられてい
る。一方、進行型定量バルブVsは、ポンプ停止時に管
内の圧力を保持して進行型定量バルブVsから潤滑油を
過不足なく吐出させて吐出量を正確にするために、脱圧
を行なわない非脱圧管路Psに設けられている。このよ
うに、実施の形態に係る潤滑システムにおいては、脱圧
管路Ptと非脱圧管路Psとの2系統の管路を有してい
る。また、脱圧管路Ptと非脱圧管路Psとは並列に設
けられている。
【0011】実施の形態に係る潤滑システムにおいて
は、上記の脱圧管路Ptと非脱圧管路Psとの2系統の
管路に潤滑油を送給可能な実施の形態に係る潤滑油供給
装置Sが用いられる。この潤滑油供給装置Sの基本的構
成は、図1乃至図3に示すように、脱圧管路Pt及び非
脱圧管路Psに貯留された潤滑油を送給する1つのポン
プ10と、潤滑油を貯留する潤滑油貯留部20と、ポン
プ10に一体に付設されて接続され切換えられて脱圧管
路Pt及び非脱圧管路Psのいずれかにポンプ10から
の潤滑油を送給可能にするとともに少なくとも脱圧管路
Ptへの非接続時に、実施の形態では非脱圧管路Psへ
の接続時にこの脱圧管路Ptを脱圧可能にする切換バル
ブ30とを備えて構成されている。
【0012】詳しくは、ポンプ10は、図2乃至図4に
示すように、ピストン11及びシリンダ12を備えたプ
ランジャ型のポンプであり、駆動モータ13によってカ
ム機構14を介して往復駆動される。また、ポンプ10
の上側には潤滑油貯留部20が設けられ、下側に切換バ
ルブ30の取付部15が形成されている。図4に示すよ
うに、ポンプ10の下側の取付部15には、潤滑油を吐
出する吐出口16が設けられるとともに、潤滑油貯留部
20がわに連通して開放する戻り口17が露出して設け
られている。潤滑油貯留部20は、図3に示すように、
グリスからなる潤滑油のカートリッジ21と、カートリ
ッジ21が取付けられるカートリッジ取付部22と、カ
ートリッジ取付部22に取付けられカートリッジ21を
覆うカバー23とを備えて構成されている。
【0013】切換バルブ30は、図2,図5及び図6に
示すように、ソレノイドバルブで構成され、ポンプ10
の吐出口16に接続される一次側吐出ポート31,ポン
プ10の戻り口17に接続されて潤滑油貯留部20がわ
に開放する一次側開放ポート32,脱圧管路Ptに接続
される二次側脱圧管路ポート33及び非脱圧管路Psに
接続される二次側非脱圧管路ポート34の少なくとも4
つのポートを有している。一次側吐出ポート31及び一
次側開放ポート32は切換バルブ30の上側の被取付部
35に形成され、二次側脱圧管路ポート33及び二次側
非脱圧管路ポート34は正面を向いて形成されている。
36は加工上形成される空きポートであり、プラグ37
で閉塞されている。図6に示すように、38はスプー
ル、39はスプール38を駆動するソレノイド、40は
スプール38を定常位置に復帰させるスプリングであ
る。スプール38は、ソレノイド39の通電されるオン
時に一次側吐出ポート31と二次側脱圧管路ポート33
とを接続するとともに一次側開放ポート32及び二次側
非脱圧管路ポート34を一次側吐出ポート31及び二次
側脱圧管路ポート33から遮断し、ソレノイド39の非
通電になるオフ時にスプリング40で定常位置に復帰さ
せられ、一次側吐出ポート31と二次側非脱圧管路ポー
ト34とを接続するとともに一次側開放ポート32と二
次側脱圧管路ポート33とを接続する。
【0014】また、切換バルブ30は、ポンプ10に対
して着脱可能に形成されている。詳しくは、ポンプ10
の取付部15と切換バルブ30の被取付部35とは互い
に密着する形状に形成されており、図4に示すように、
ポンプ10には、切換バルブ30を取付けるための4つ
の雌ネジ41が形成され、図5に示すように、切換バル
ブ30には、ポンプ10の雌ネジ41に螺合するボルト
(図示せず)が挿通されボルト頭でポンプ10側に押圧
してこの切換バルブ30をポンプ10に取付けるための
4つの取付孔42が設けられている。そして、ポンプ1
0の取付部15と切換バルブ30の被取付部35とを密
着させた状態でボルトを取付孔42に挿通して雌ネジ4
1にねじ込むことにより、切換バルブ30はポンプ10
に取付けられる。また、ボルトを緩めて外すことによ
り、切換バルブ30は取外される。そのため、切換バル
ブ30を容易にポンプ10に一体化することができる。
また、切換バルブ30がポンプ10に一体に付設される
ので、切換バルブ30を別途設ける場合に比較して、コ
ンパクトで取扱も容易になる。尚、図示しないが、切換
バルブ30の代わりに、ポンプ10の取付部15にボル
トで取付けられ、ポンプ10の吐出口16にのみ連通す
る接続口が形成されたブロックが装着可能になってい
る。これにより、例えば、非脱圧管路Psの専用の潤滑
油供給装置にすることができる。
【0015】また、実施の形態に係る潤滑システムにお
いては、潤滑油供給装置Sのポンプ10の駆動モータ1
3と切換バルブ30のソレノイド39を制御するコント
ローラ50を備えている。コントローラ50は、図7に
示すように、ポンプ10の作動及びソレノイド39をオ
フ状態にする停止モードMrと、ポンプ10の作動のオ
ン,オフとソレノイド39のオン,オフを同期して行な
って脱圧管路Ptに潤滑油を供給する脱圧管路供給モー
ドMtと、ソレノイド39のオフ時にポンプ10の作動
のオン,オフを行なって非脱圧管路Psに潤滑油を供給
する非脱圧管路供給モードMsとの3つのモードのいず
れかに設定する機能を備えている。コントローラ50の
機能は、時間設定可能なタイマやマイコン等の機能等に
よって実現される。尚、各モードの順番や時間は潤滑条
件に則して適宜設定して良い。
【0016】従って、実施の形態に係る潤滑システムに
実施の形態に係る潤滑油供給装置Sを用いるときは、図
1に示すように、切換バルブ30の二次側脱圧管路ポー
ト33に脱圧管路Ptを接続し、二次側非脱圧管路ポー
ト34に非脱圧管路Psを接続する。この場合、切換バ
ルブ30を別途設ける場合に比較して、配管作業が容易
になり、設置作業効率が向上させられる。次に、この実
施の形態に係る潤滑システム及び潤滑油供給装置Sによ
って潤滑を行なう際には、以下のようになる。ここで
は、図7に示すように、潤滑油供給装置Sが、コントロ
ーラ50によって、脱圧管路供給モードMt,停止モー
ドMr,非脱圧管路供給モードMs,停止モードMrを
1サイクルとして作動させられる場合について説明す
る。
【0017】先ず、コントローラ50が停止モードMr
(図6(a))から脱圧管路供給モードMt(図6
(b))にして潤滑油供給装置Sを作動させると、図6
(b)及び図7に示すように、ポンプ10の作動のオン
及び切換バルブ30のオンが同期して行なわれる。これ
により、図6(b)に示すように、切換バルブ30にお
いては、スプール38が、ソレノイド39の通電される
オン時なので、一次側吐出ポート31と二次側脱圧管路
ポート33とを接続するとともに一次側開放ポート32
及び二次側非脱圧管路ポート34を一次側吐出ポート3
1及び二次側脱圧管路ポート33から遮断する。そのた
め、脱圧管路Ptに潤滑油が送給される。そして、図7
に示すように、所定時間後に、ポンプ10の作動のオフ
及び切換バルブ30のオフが同期して行なわれる。これ
により、図6(c)に示すように、切換バルブ30にお
いては、スプール38が、ソレノイド39の非通電にな
るオフ時なので、スプリング40で定常位置に復帰させ
られ、一次側吐出ポート31と二次側非脱圧管路ポート
34とを接続するとともに一次側開放ポート32と二次
側脱圧管路ポート33とを接続する。そのため、一次側
開放ポート32と二次側脱圧管路ポート33とが接続さ
れるので、油圧が潤滑油貯留部20側に抜け、脱圧管路
Ptが脱圧される。このポンプ10の作動のオン及び切
換バルブ30のオンの所定時間においては、脱圧管路P
tにおいて、潤滑油の加圧及び脱圧が行なわれるので、
単一定量バルブVtが一回作動し、潤滑油を吐出する。
【0018】次に、図7に示すように、コントローラ5
0が潤滑油供給装置Sを停止モードMrに設定するの
で、ポンプ10の作動及び切換バルブ30がオフ状態に
なり、単一定量バルブVt及び進行型定量バルブVsは
作動しない。この状態で、所定時間経過すると、図7に
示すように、コントローラ50が非脱圧管路供給モード
Msで潤滑油供給装置Sを作動させ、切換バルブ30を
オフさせた状態でポンプ10の作動をオンさせる。これ
により、図6(c)に示すように、切換バルブ30にお
いては、スプール38が、ソレノイド39の非通電であ
るオフ時なので、一次側吐出ポート31と二次側非脱圧
管路ポート34とを接続するとともに一次側開放ポート
32と二次側脱圧管路ポート33とを接続しており、ポ
ンプ10からの潤滑油が非脱圧管路Psに所定時間送給
される。そのため、進行型定量バルブVsでは、ピスト
ンが潤滑油の加圧によって順番に往復動させられて潤滑
油を吐出する。その後、図7に示すように、コントロー
ラ50が潤滑油供給装置Sを停止モードMrに設定し、
ポンプ10の作動をオフにするので、ポンプ10の作動
及び切換バルブ30がオフ状態になり、単一定量バルブ
Vt及び進行型定量バルブVsは作動しない。
【0019】このようなサイクルを繰り返して、潤滑シ
ステムが機能させられる。この場合、1つのポンプ10
で潤滑油を送給でき、しかも、切換バルブ30の切換だ
けで脱圧が可能なので、専用のポンプ10を管路系統毎
に設けなくても良く、それだけ、システムを簡略化する
ことができるとともに、コストダウンを図ることができ
る。
【0020】図8には、本発明の別の実施の形態に係る
潤滑システムを示している。これは、上記と異なって、
潤滑油を送給する1つのポンプ10と切換バルブ30と
を別々に設けている。この潤滑システムにおいても、ポ
ンプ10の作動及び切換バルブ30の制御により、上記
と同様の潤滑を行なうことができる。
【0021】尚、上記実施の形態では、潤滑システム及
び潤滑油供給装置Sを樹脂あるいは金属の射出成形機に
適用した場合で説明したが、必ずしもこれに限定される
ものではなく、どのような装置に適用しても良く、適宜
変更して差支えない。また、実施の形態では、潤滑シス
テム及び潤滑油供給装置Sにおいて、潤滑油としてグリ
スを用いた場合で説明したが、必ずしもこれに限定され
るものではなく、オイルの場合に適用しても良いことは
勿論である。尚また、脱圧管路Pt及び非脱圧管路Ps
の各管路の圧力が異なる場合には、各管路毎にリリーフ
弁を設けたり、ポンプに切換バルブの切換に同期して切
換えられるリリーフ弁を内蔵する等すれば良い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の潤滑シス
テムによれば、脱圧管路と非脱圧管路とを並列に設け、
脱圧管路及び非脱圧管路に潤滑油を送給する1つのポン
プと、このポンプに接続され切換えられて脱圧管路及び
非脱圧管路のいずれかにポンプからの潤滑油を送給可能
にする切換バルブとを備えたので、切換バルブの切換に
より、脱圧管路と非脱圧管路との2系統の機能を損なう
ことなく各管路に1つのポンプで潤滑油を送給できるよ
うになり、システムを簡略化してコストダウンを図るこ
とができる。また、本発明の潤滑システムによれば、潤
滑油の加圧及び脱圧により作動させられて潤滑油を吐出
するバルブが配管されバルブの作動のために脱圧が必要
な脱圧管路と、潤滑油の加圧により潤滑油を吐出するバ
ルブが配管されるとともにバルブの作動のために脱圧が
不要な非脱圧管路との2系統の管路を並列に設け、脱圧
管路及び非脱圧管路に潤滑油貯留部に貯留された潤滑油
を送給する1つのポンプと、このポンプに接続され切換
えられて脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかにポンプか
らの潤滑油を送給可能にするとともに少なくとも脱圧管
路への非接続時に脱圧管路を脱圧可能にする切換バルブ
とを備えて構成したので、1つのポンプで潤滑油を送給
できるとともに、切換バルブの切換だけで脱圧管路及び
非脱圧管路のいずれかに接続でき、しかも脱圧管路への
非接続時に脱圧管路の脱圧が可能になることから、脱圧
管路と非脱圧管路との2系統の機能を損なうことなく各
管路に1つのポンプで潤滑油を送給できるようになり、
専用のポンプを管路系統毎に設けなくても良く、それだ
け、システムを簡略化することができ、システムを簡略
化してコストダウンを図ることができる。
【0023】そして、切換バルブを、通電されるオン時
に一次側吐出ポートと二次側脱圧管路ポートとを接続す
るとともに一次側開放ポート及び二次側非脱圧管路ポー
トを一次側吐出ポート及び二次側脱圧管路ポートから遮
断し、非通電になるオフ時に一次側吐出ポートと二次側
非脱圧管路ポートとを接続するとともに一次側開放ポー
トと二次側脱圧管路ポートとを接続する切換バルブで構
成した場合には、切換バルブなので、容易にシステムに
組み込むことができ、より一層システムを簡略化でき
る。また、停止モード,脱圧管路供給モード及び非脱圧
管路供給モードとの3つのモードのいずれかに設定する
コントローラを備えた場合には、コントローラのモード
切換により、種々の潤滑パターンを実現でき、汎用性を
増すことができる。更に、脱圧管路に配管されるバルブ
が単一定量バルブで構成される一方、非脱圧管路に配管
されるバルブが進行型定量バルブで構成される場合に
は、各バルブにより、潤滑部位の潤滑条件を確実に満た
すことができる。
【0024】また、本発明の潤滑油供給装置によれば、
脱圧管路及び非脱圧管路に潤滑油貯留部に貯留された潤
滑油を送給する1つのポンプと、ポンプに一体に付設さ
れて接続され切換えられて脱圧管路及び非脱圧管路のい
ずれかにポンプからの潤滑油を送給可能にするとともに
少なくとも非脱圧管路への接続時に脱圧管路を脱圧可能
にする切換バルブとを備えたので、1つのポンプにより
切換バルブの切換だけで脱圧管路及び非脱圧管路のいず
れかに接続でき、しかも脱圧管路への非接続時に脱圧管
路の脱圧が可能になることから、脱圧管路と非脱圧管路
との2系統の機能を損なうことなく各管路に1つのポン
プで潤滑油を送給できるようになり、潤滑を簡略化して
コストダウンを図ることができる。また、切換バルブが
ポンプに一体に付設されるので、切換バルブを別途設け
る場合に比較して、コンパクトで取扱も容易になり、ま
た、配管作業も簡単にでき、設置作業効率を向上させる
ことができる。
【0025】そして、切換バルブを、通電されるオン時
に一次側吐出ポートと二次側脱圧管路ポートとを接続す
るとともに一次側開放ポート及び二次側非脱圧管路ポー
トを一次側吐出ポート及び二次側脱圧管路ポートから遮
断し、非通電になるオフ時に一次側吐出ポートと二次側
非脱圧管路ポートとを接続するとともに一次側開放ポー
トと二次側脱圧管路ポートとを接続する切換バルブで構
成した場合には、切換バルブで確実に切換を行なうこと
ができる。また、ポンプに対して切換バルブを着脱可能
にした場合には、切換バルブの代わりに、例えば非脱圧
管路専用の吐出口が設けられたブロックを装着できる
等、別な形態のポンプに容易に代えることができ、汎用
性を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る潤滑システム及び潤
滑油供給装置を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る潤滑油供給装置を示
す正面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る潤滑油供給装置を示
す側面断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る潤滑油供給装置のポ
ンプを示す底面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る潤滑油供給装置の切
換バルブを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正
面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る潤滑油供給装置の切
換バルブの作動状態を示す断面図であり、(a)は停止
モード(非脱圧管路供給モード)の状態を示す図、
(b)は脱圧管路供給モードの状態を示す図、(c)は
非脱圧管路供給モード(停止モード)の状態を示す図で
ある。
【図7】本発明の実施の形態に係る潤滑システムの切換
バルブ,ポンプ,単一定量バルブ及び進行型定量バルブ
の動作フローの一例を示すタイミングチャート図であ
る。
【図8】本発明の別の実施の形態に係る潤滑システムの
示す図である。
【図9】従来の潤滑システム及び潤滑油供給装置の一例
を示す図である。
【符号の説明】
S 潤滑油供給装置 Vt 単一定量バルブ Vs 進行型定量バルブ Pt 脱圧管路 Ps 非脱圧管路 10 ポンプ 11 ピストン 12 シリンダ 13 駆動モータ 14 カム機構 15 取付部 16 吐出口 17 戻り口 20 潤滑油貯留部 21 カートリッジ 22 カートリッジ取付部 23 カバー 30 切換バルブ 31 一次側吐出ポート 32 一次側開放ポート 33 二次側脱圧管路ポート 34 二次側非脱圧管路ポート 35 被取付部 36 空きポート 37 プラグ 38 スプール 39 ソレノイド 40 スプリング 41 雌ネジ 42 取付孔 50 コントローラ Mr 停止モード Mt 脱圧管路供給モード Ms 非脱圧管路供給モード
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04B 21/02 C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑油が送給され脱圧が必要な脱圧管路
    と、潤滑油が送給され脱圧が不要な非脱圧管路との2系
    統の管路を有した潤滑システムにおいて、 上記脱圧管路と非脱圧管路とを並列に設け、上記脱圧管
    路及び非脱圧管路に潤滑油を送給する1つのポンプと、
    該ポンプに接続され切換えられて上記脱圧管路及び非脱
    圧管路のいずれかに該ポンプからの潤滑油を送給可能に
    する切換バルブとを備えたことを特徴とする潤滑システ
    ム。
  2. 【請求項2】 潤滑油が送給され該潤滑油の加圧及び脱
    圧により作動させられて該潤滑油を吐出するバルブが配
    管され該バルブの作動のために脱圧が必要な脱圧管路
    と、潤滑油が送給され該潤滑油の加圧により該潤滑油を
    吐出するバルブが配管されるとともに該バルブの作動の
    ために脱圧が不要な非脱圧管路との2系統の管路を有し
    た潤滑システムにおいて、 上記脱圧管路と非脱圧管路とを並列に設け、上記脱圧管
    路及び非脱圧管路に潤滑油貯留部に貯留された潤滑油を
    送給する1つのポンプと、該ポンプに接続され切換えら
    れて上記脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかに該ポンプ
    からの潤滑油を送給可能にするとともに少なくとも上記
    脱圧管路への非接続時に該脱圧管路を脱圧可能にする切
    換バルブとを備えたことを特徴とする潤滑システム。
  3. 【請求項3】 上記切換バルブを、上記ポンプの吐出口
    に接続される一次側吐出ポート,上記潤滑油貯留部がわ
    に開放する一次側開放ポート,上記脱圧管路に接続され
    る二次側脱圧管路ポート及び上記非脱圧管路に接続され
    る二次側非脱圧管路ポートの少なくとも4つのポートを
    有し、通電されるオン時に上記一次側吐出ポートと上記
    二次側脱圧管路ポートとを接続するとともに上記一次側
    開放ポート及び二次側非脱圧管路ポートを上記一次側吐
    出ポート及び二次側脱圧管路ポートから遮断し、非通電
    になるオフ時に上記一次側吐出ポートと上記二次側非脱
    圧管路ポートとを接続するとともに上記一次側開放ポー
    トと上記二次側脱圧管路ポートとを接続するソレノイド
    バルブで構成したことを特徴とする請求項2記載の潤滑
    システム。
  4. 【請求項4】 上記ポンプの作動及びソレノイドバルブ
    をオフ状態にする停止モードと、上記ポンプの作動のオ
    ン,オフとソレノイドバルブのオン,オフを同期して行
    なって脱圧管路に潤滑油を供給する脱圧管路供給モード
    と、上記ソレノイドバルブのオフ時に上記ポンプの作動
    のオン,オフを行なって非脱圧管路に潤滑油を供給する
    非脱圧管路供給モードとの3つのモードのいずれかに設
    定するコントローラを備えたことを特徴とする請求項3
    記載の潤滑システム。
  5. 【請求項5】 上記脱圧管路に配管されるバルブは、潤
    滑油の加圧及び脱圧によって往復動させられて該潤滑油
    を吐出する単一のピストン及び該ピストンに対応した1
    つの吐出口を備えた単一定量バルブで構成される一方、
    上記非脱圧管路に配管されるバルブは、潤滑油の加圧に
    よって順番に往復動させられて該潤滑油を吐出する複数
    のピストン及び該ピストンに対応した一対の吐出口の組
    を複数組備えた進行型定量バルブで構成されていること
    を特徴とする請求項2,3または4記載の潤滑システ
    ム。
  6. 【請求項6】 潤滑油が送給され該潤滑油の加圧及び脱
    圧により作動させられて該潤滑油を吐出するバルブが配
    管され該バルブの作動のために脱圧が必要な脱圧管路
    と、潤滑油が送給され該潤滑油の加圧により該潤滑油を
    吐出するバルブが配管されるとともに該バルブの作動の
    ために脱圧が不要な非脱圧管路との2系統の管路に潤滑
    油を送給可能な潤滑油供給装置において、 上記脱圧管路及び非脱圧管路に潤滑油貯留部に貯留され
    た潤滑油を送給する1つのポンプと、該ポンプに一体に
    付設されて接続され切換えられて上記脱圧管路及び非脱
    圧管路のいずれかに該ポンプからの潤滑油を送給可能に
    するとともに少なくとも上記脱圧管路への非接続時に上
    記脱圧管路を脱圧可能にする切換バルブとを備えたこと
    を特徴とする潤滑油供給装置。
  7. 【請求項7】 上記切換バルブを、上記ポンプの吐出口
    に接続される一次側吐出ポート,上記潤滑油貯留部がわ
    に開放する一次側開放ポート,上記脱圧管路に接続され
    る二次側脱圧管路ポート及び上記非脱圧管路に接続され
    る二次側非脱圧管路ポートの少なくとも4つのポートを
    有し、通電されるオン時に上記一次側吐出ポートと上記
    二次側脱圧管路ポートとを接続するとともに上記一次側
    開放ポート及び二次側非脱圧管路ポートを上記一次側吐
    出ポート及び二次側脱圧管路ポートから遮断し、非通電
    になるオフ時に上記一次側吐出ポートと上記二次側非脱
    圧管路ポートとを接続するとともに上記一次側開放ポー
    トと上記二次側脱圧管路ポートとを接続するソレノイド
    バルブで構成したことを特徴とする請求項6記載の潤滑
    油供給装置。
  8. 【請求項8】 上記ポンプに対して上記切換バルブを着
    脱可能にしたことを特徴とする請求項6または7記載の
    潤滑油供給装置。
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