JP4605933B2 - 潤滑システム及び潤滑油供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、グリスやオイル等の潤滑油を吐出するバルブの作動のために脱圧が必要な脱圧管路と脱圧が不要な非脱圧管路との2系統の管路を有した潤滑システム及びこの潤滑システムに有効な潤滑油供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、潤滑システムとしては、例えば、樹脂あるいは金属の射出成形機に設置されたグリス潤滑システムがある。この潤滑システムでは、図9(a)に示すように、潤滑油の加圧及び脱圧によって往復動させられて潤滑油を吐出する単一のピストン(図示せず)及びこのピストンに対応した1つの吐出口を備え1ショットの吐出量が0.03ml〜1.5ml(0.03cc〜1.5cc)程度の周知の単一定量バルブVtを用いて該当する複数カ所に配管している。
この単一定量バルブVtは、潤滑油の加圧及び脱圧により作動させられて潤滑油を吐出する関係上、脱圧が必要なので、脱圧を行なう脱圧管路Ptに設けられている。
脱圧管路Ptの潤滑油供給装置Stは、例えば、潤滑油貯留部2に貯留された潤滑油を脱圧管路Ptに送給する電動のポンプ1を備え、このポンプ1にポンプ1の停止時に脱圧管路Ptの脱圧を強制的に行なう自動脱圧バルブ3を接続して構成されている。尚、図9(a)中,符号4は管内圧が高圧になったとき潤滑油を逃がす安全のためのリリーフ弁、符号5は手動のエア抜きバルブ、符号6はポンプ1の吐出管路に設けた一方向チェック弁である。
【0003】
ところが、射出成形機においては、トグル部等の比較的給油量の少なくて良い部位と、シールがなくてオープンなボールネジ等の比較的給油量の多く必要とする部位とがあり、給油量の多い部位を基準にすると、比較的給油量の少なくて良い部位の給油量が多くなって、無駄が生じてしまう。
そこで、トグル部等の比較的給油量の少なくて良い部位と、シールがなくてオープンなボールネジ等の比較的給油量の多く必要とする部位とを分け、比較的給油量の少なくて良い部位には、上記の単一定量バルブVtを用いて該当する複数カ所に配管し、一方、比較的給油量を多く必要とする部位には、図9(b)に示すように、潤滑油の加圧によって順番に往復動させられて潤滑油を吐出する複数のピストン(図示せず)及びこのピストンに対応した一対の吐出口の組を複数組備えた周知の進行型定量バルブVsを用いて該当する複数カ所に配管することが考えられる。
進行型定量バルブVsにおいては、ピストンの1ストローク当りの吐出量が例えば0.1ml程度に設定され、ピストンを連続作動させて潤滑油を連続的に供給し、あるいは、ピストンを所定ストローク作動させ一定時間休止させるサイクルにより定量で比較的多量の潤滑油を間欠的に供給している。
この進行型定量バルブVsはバルブの作動のために特に脱圧が不要なので、脱圧を行なわない非脱圧管路Psに設けられている。
非脱圧管路Psの潤滑油供給装置Ssは、例えば、潤滑油貯留部2に貯留された潤滑油を非脱圧管路Psに送給する電動のポンプ1を備え、自動脱圧バルブは備えていない。即ち、非脱圧管路Psにおいては、ポンプ停止時に管内の圧力を保持して進行型定量バルブVsから潤滑油を過不足なく吐出させて吐出量を正確にするために脱圧しないようにしているが、潤滑油供給装置Ssのポンプ1の吐出管路に設けた一方向チェック弁6により、この脱圧しない機能を実現している。尚、図9(b)中,符号4は管内圧が高圧になったとき潤滑油を逃がす安全のためのリリーフ弁、符号5は手動のエア抜きバルブである。
このような脱圧管路Ptと非脱圧管路Psとの2系統の管路を有した潤滑システムにおいては、各管路の圧力状態が異なるので、夫々、別異の潤滑油供給装置St,Ssを用いなければならないことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の考えられる潤滑システムにおいては、脱圧管路Ptと非脱圧管路Psとの2系統の管路に夫々、別異の潤滑油供給装置St,Ssを設けることになり、そのため、ポンプ1が管路毎に必要になるので、それだけ、システムが複雑になりコスト高になるという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、脱圧管路と非脱圧管路との2系統の機能を損なうことなく各管路に1つのポンプで潤滑油を送給できるようにし、システムを簡略化してコストダウンを図ることのできる潤滑システム及びこのシステムに有効な潤滑油供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するための本発明の潤滑システムは、潤滑油が送給され脱圧が必要な脱圧管路と、潤滑油が送給され脱圧が不要な非脱圧管路との2系統の管路を有した潤滑システムにおいて、上記脱圧管路と非脱圧管路とを並列に設け、上記脱圧管路及び非脱圧管路に潤滑油を送給する1つのポンプと、該ポンプに接続され切換えられて上記脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかに該ポンプからの潤滑油を送給可能にする切換バルブとを備えた構成としている。
これにより、切換バルブの切換により、脱圧管路と非脱圧管路との2系統の機能を損なうことなく各管路に1つのポンプで潤滑油を送給できるようになり、システムを簡略化してコストダウンを図ることができる。
より詳しくは、本発明の潤滑システムは、潤滑油が送給され該潤滑油の加圧及び脱圧により作動させられて該潤滑油を吐出するバルブが配管され該バルブの作動のために脱圧が必要な脱圧管路と、潤滑油が送給され該潤滑油の加圧により該潤滑油を吐出するバルブが配管されるとともに該バルブの作動のために脱圧が不要な非脱圧管路との2系統の管路を有した潤滑システムにおいて、上記脱圧管路と非脱圧管路とを並列に設け、上記脱圧管路及び非脱圧管路に潤滑油貯留部に貯留された潤滑油を送給する1つのポンプと、該ポンプに接続され切換えられて上記脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかに該ポンプからの潤滑油を送給可能にするとともに少なくとも上記脱圧管路への非接続時に該脱圧管路を脱圧可能にする切換バルブとを備えた構成としている。
これにより、例えば、以下のように潤滑を行なう。先ず、脱圧管路で潤滑を行なう際には、切換バルブの切換によりポンプと脱圧管路を接続するとともにポンプを作動する。次に、ポンプを停止するとともに切換バルブの切換によりポンプと非脱圧管路を接続する。これにより、脱圧管路において、潤滑油の加圧及び脱圧が行なわれるので、バルブが作動して潤滑油を吐出する。
また、非脱圧管路で潤滑を行なう際には、切換バルブの切換によりポンプと非脱圧管路を接続するとともにポンプを作動する。これにより、非脱圧管路では、潤滑油の加圧によってバルブが作動し潤滑油を吐出する。その後、ポンプの作動をオフにすれば、バルブが潤滑油の吐出を停止する。
このようにして、脱圧管路と非脱圧管路との潤滑が行なわれる。この場合、1つのポンプにより切換バルブの切換だけで脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかに接続でき、しかも脱圧管路への非接続時に脱圧管路の脱圧が可能になることから、脱圧管路と非脱圧管路との2系統の機能を損なうことなく各管路に1つのポンプで潤滑油を送給できるようになり、潤滑を簡略化してコストダウンを図ることができる。
【0006】
そして、必要に応じ、上記切換バルブを、上記ポンプの吐出口に接続される一次側吐出ポート,上記潤滑油貯留部がわに開放する一次側開放ポート,上記脱圧管路に接続される二次側脱圧管路ポート及び上記非脱圧管路に接続される二次側非脱圧管路ポートの少なくとも4つのポートを有し、通電されるオン時に上記一次側吐出ポートと上記二次側脱圧管路ポートとを接続するとともに上記一次側開放ポート及び二次側非脱圧管路ポートを上記一次側吐出ポート及び二次側脱圧管路ポートから遮断し、非通電になるオフ時に上記一次側吐出ポートと上記二次側非脱圧管路ポートとを接続するとともに上記一次側開放ポートと上記二次側脱圧管路ポートとを接続するソレノイドバルブで構成している。ソレノイドバルブなので、容易にシステムに組み込むことができる。
【0007】
また、必要に応じ、上記ポンプの作動及びソレノイドバルブをオフ状態にする停止モードと、上記ポンプの作動のオン,オフとソレノイドバルブのオン,オフを同期して行なって脱圧管路に潤滑油を供給する脱圧管路供給モードと、上記ソレノイドバルブのオフ時に上記ポンプの作動のオン,オフを行なって非脱圧管路に潤滑油を供給する非脱圧管路供給モードとの3つのモードのいずれかに設定するコントローラを備えた構成としている。コントローラのモード切換により、種々の潤滑パターンを実現でき、汎用性を増すことができる。
更に、必要に応じ、上記脱圧管路に配管されるバルブは、潤滑油の加圧及び脱圧によって往復動させられて該潤滑油を吐出する単一のピストン及び該ピストンに対応した1つの吐出口を備えた単一定量バルブで構成される一方、上記非脱圧管路に配管されるバルブは、潤滑油の加圧によって順番に往復動させられて該潤滑油を吐出する複数のピストン及び該ピストンに対応した一対の吐出口の組を複数組備えた進行型定量バルブで構成されている。各バルブにより潤滑部位の潤滑条件を確実に満たすことができる。
【0008】
また、上記課題を解決するための本発明の潤滑油供給装置は、潤滑油が送給され該潤滑油の加圧及び脱圧により作動させられて該潤滑油を吐出するバルブが配管され該バルブの作動のために脱圧が必要な脱圧管路と、潤滑油が送給され該潤滑油の加圧により該潤滑油を吐出するバルブが配管されるとともに該バルブの作動のために脱圧が不要な非脱圧管路との2系統の管路に潤滑油を送給可能な潤滑油供給装置において、上記脱圧管路及び非脱圧管路に潤滑油貯留部に貯留された潤滑油を送給する1つのポンプと、該ポンプに一体に付設されて接続され切換えられて上記脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかに該ポンプからの潤滑油を送給可能にするとともに少なくとも上記脱圧管路への非接続時に上記脱圧管路を脱圧可能にする切換バルブとを備えた構成としている。
これにより、1つのポンプにより切換バルブの切換だけで脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかに接続でき、しかも脱圧管路への非接続時に脱圧管路の脱圧が可能になることから、脱圧管路と非脱圧管路との2系統の機能を損なうことなく各管路に1つのポンプで潤滑油を送給できるようになり、潤滑を簡略化してコストダウンを図ることができる。
また、切換バルブがポンプに一体に付設されるので、切換バルブを別途設ける場合に比較して、コンパクトで取扱も容易になり、また、配管作業も簡単にでき、設置作業効率を向上させることができる。
【0009】
更に、必要に応じ、上記切換バルブを、上記ポンプの吐出口に接続される一次側吐出ポート,上記潤滑油貯留部がわに開放する一次側開放ポート,上記脱圧管路に接続される二次側脱圧管路ポート及び上記非脱圧管路に接続される二次側非脱圧管路ポートの少なくとも4つのポートを有し、通電されるオン時に上記一次側吐出ポートと上記二次側脱圧管路ポートとを接続するとともに上記一次側開放ポート及び二次側非脱圧管路ポートを上記一次側吐出ポート及び二次側脱圧管路ポートから遮断し、非通電になるオフ時に上記一次側吐出ポートと上記二次側非脱圧管路ポートとを接続するとともに上記一次側開放ポートと上記二次側脱圧管路ポートとを接続するソレノイドバルブで構成している。ソレノイドバルブで確実に切換を行なうことができる。
更にまた、必要に応じ、上記ポンプに対して上記切換バルブを着脱可能にした構成としている。切換バルブの代わりに、例えば非脱圧管路専用の吐出口が設けられたブロックを装着できる等、別な形態のポンプに容易に代えることができ、汎用性を増すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係る潤滑システム及びこのシステムに用いられる潤滑油供給装置を説明する。実施の形態に係る潤滑システムは、例えば、樹脂あるいは金属の射出成形機に設けられる。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説明する。
図1乃至図7には、本発明の実施の形態に係る潤滑システム及び潤滑油供給装置を示している。
実施の形態に係る潤滑システムでは、図1に示すように、トグル部等の比較的給油量の少なくて良い部位と、シールがなくてオープンなボールネジ等の比較的給油量を多く必要とする部位とを分け、比較的給油量の少なくて良い部位には、潤滑油の加圧及び脱圧によって往復動させられて潤滑油を吐出する単一のピストン(図示せず)及びこのピストンに対応した1つの吐出口を備え1ショットの吐出量が0.03ml〜1.5ml程度の周知の単一定量バルブVtを用いて該当する複数カ所に配管し、一方、比較的給油量を多く必要とする部位には、潤滑油の加圧によって順番に往復動させられて潤滑油を吐出する複数のピストン(図示せず)及びこのピストンに対応した一対の吐出口の複数の組を備えた周知の進行型定量バルブVsを用いて該当する複数カ所に配管している。進行型定量バルブVsにおいては、ピストンの1ストローク当りの吐出量が例えば0.1ml程度に設定され、ピストンを所定ストローク作動させ一定時間休止させて定量で比較的多量の潤滑油を間欠的に供給している。
単一定量バルブVtは、潤滑油の加圧及び脱圧により作動させられて潤滑油を吐出する関係上、脱圧が必要なので、脱圧を行なう脱圧管路Ptに設けられている。一方、進行型定量バルブVsは、ポンプ停止時に管内の圧力を保持して進行型定量バルブVsから潤滑油を過不足なく吐出させて吐出量を正確にするために、脱圧を行なわない非脱圧管路Psに設けられている。
このように、実施の形態に係る潤滑システムにおいては、脱圧管路Ptと非脱圧管路Psとの2系統の管路を有している。また、脱圧管路Ptと非脱圧管路Psとは並列に設けられている。
【0011】
実施の形態に係る潤滑システムにおいては、上記の脱圧管路Ptと非脱圧管路Psとの2系統の管路に潤滑油を送給可能な実施の形態に係る潤滑油供給装置Sが用いられる。
この潤滑油供給装置Sの基本的構成は、図1乃至図3に示すように、脱圧管路Pt及び非脱圧管路Psに貯留された潤滑油を送給する1つのポンプ10と、潤滑油を貯留する潤滑油貯留部20と、ポンプ10に一体に付設されて接続され切換えられて脱圧管路Pt及び非脱圧管路Psのいずれかにポンプ10からの潤滑油を送給可能にするとともに少なくとも脱圧管路Ptへの非接続時に、実施の形態では非脱圧管路Psへの接続時にこの脱圧管路Ptを脱圧可能にする切換バルブ30とを備えて構成されている。
【0012】
詳しくは、ポンプ10は、図2乃至図4に示すように、ピストン11及びシリンダ12を備えたプランジャ型のポンプであり、駆動モータ13によってカム機構14を介して往復駆動される。また、ポンプ10の上側には潤滑油貯留部20が設けられ、下側に切換バルブ30の取付部15が形成されている。図4に示すように、ポンプ10の下側の取付部15には、潤滑油を吐出する吐出口16が設けられるとともに、潤滑油貯留部20がわに連通して開放する戻り口17が露出して設けられている。
潤滑油貯留部20は、図3に示すように、グリスからなる潤滑油のカートリッジ21と、カートリッジ21が取付けられるカートリッジ取付部22と、カートリッジ取付部22に取付けられカートリッジ21を覆うカバー23とを備えて構成されている。
【0013】
切換バルブ30は、図2,図5及び図6に示すように、ソレノイドバルブで構成され、ポンプ10の吐出口16に接続される一次側吐出ポート31,ポンプ10の戻り口17に接続されて潤滑油貯留部20がわに開放する一次側開放ポート32,脱圧管路Ptに接続される二次側脱圧管路ポート33及び非脱圧管路Psに接続される二次側非脱圧管路ポート34の少なくとも4つのポートを有している。一次側吐出ポート31及び一次側開放ポート32は切換バルブ30の上側の被取付部35に形成され、二次側脱圧管路ポート33及び二次側非脱圧管路ポート34は正面を向いて形成されている。36は加工上形成される空きポートであり、プラグ37で閉塞されている。
図6に示すように、38はスプール、39はスプール38を駆動するソレノイド、40はスプール38を定常位置に復帰させるスプリングである。スプール38は、ソレノイド39の通電されるオン時に一次側吐出ポート31と二次側脱圧管路ポート33とを接続するとともに一次側開放ポート32及び二次側非脱圧管路ポート34を一次側吐出ポート31及び二次側脱圧管路ポート33から遮断し、ソレノイド39の非通電になるオフ時にスプリング40で定常位置に復帰させられ、一次側吐出ポート31と二次側非脱圧管路ポート34とを接続するとともに一次側開放ポート32と二次側脱圧管路ポート33とを接続する。
【0014】
また、切換バルブ30は、ポンプ10に対して着脱可能に形成されている。詳しくは、ポンプ10の取付部15と切換バルブ30の被取付部35とは互いに密着する形状に形成されており、図4に示すように、ポンプ10には、切換バルブ30を取付けるための4つの雌ネジ41が形成され、図5に示すように、切換バルブ30には、ポンプ10の雌ネジ41に螺合するボルト(図示せず)が挿通されボルト頭でポンプ10側に押圧してこの切換バルブ30をポンプ10に取付けるための4つの取付孔42が設けられている。そして、ポンプ10の取付部15と切換バルブ30の被取付部35とを密着させた状態でボルトを取付孔42に挿通して雌ネジ41にねじ込むことにより、切換バルブ30はポンプ10に取付けられる。また、ボルトを緩めて外すことにより、切換バルブ30は取外される。そのため、切換バルブ30を容易にポンプ10に一体化することができる。また、切換バルブ30がポンプ10に一体に付設されるので、切換バルブ30を別途設ける場合に比較して、コンパクトで取扱も容易になる。
尚、図示しないが、切換バルブ30の代わりに、ポンプ10の取付部15にボルトで取付けられ、ポンプ10の吐出口16にのみ連通する接続口が形成されたブロックが装着可能になっている。これにより、例えば、非脱圧管路Psの専用の潤滑油供給装置にすることができる。
【0015】
また、実施の形態に係る潤滑システムにおいては、潤滑油供給装置Sのポンプ10の駆動モータ13と切換バルブ30のソレノイド39を制御するコントローラ50を備えている。コントローラ50は、図7に示すように、ポンプ10の作動及びソレノイド39をオフ状態にする停止モードMrと、ポンプ10の作動のオン,オフとソレノイド39のオン,オフを同期して行なって脱圧管路Ptに潤滑油を供給する脱圧管路供給モードMtと、ソレノイド39のオフ時にポンプ10の作動のオン,オフを行なって非脱圧管路Psに潤滑油を供給する非脱圧管路供給モードMsとの3つのモードのいずれかに設定する機能を備えている。コントローラ50の機能は、時間設定可能なタイマやマイコン等の機能等によって実現される。尚、各モードの順番や時間は潤滑条件に則して適宜設定して良い。
【0016】
従って、実施の形態に係る潤滑システムに実施の形態に係る潤滑油供給装置Sを用いるときは、図1に示すように、切換バルブ30の二次側脱圧管路ポート33に脱圧管路Ptを接続し、二次側非脱圧管路ポート34に非脱圧管路Psを接続する。この場合、切換バルブ30を別途設ける場合に比較して、配管作業が容易になり、設置作業効率が向上させられる。
次に、この実施の形態に係る潤滑システム及び潤滑油供給装置Sによって潤滑を行なう際には、以下のようになる。ここでは、図7に示すように、潤滑油供給装置Sが、コントローラ50によって、脱圧管路供給モードMt,停止モードMr,非脱圧管路供給モードMs,停止モードMrを1サイクルとして作動させられる場合について説明する。
【0017】
先ず、コントローラ50が停止モードMr(図6(a))から脱圧管路供給モードMt(図6(b))にして潤滑油供給装置Sを作動させると、図6(b)及び図7に示すように、ポンプ10の作動のオン及び切換バルブ30のオンが同期して行なわれる。これにより、図6(b)に示すように、切換バルブ30においては、スプール38が、ソレノイド39の通電されるオン時なので、一次側吐出ポート31と二次側脱圧管路ポート33とを接続するとともに一次側開放ポート32及び二次側非脱圧管路ポート34を一次側吐出ポート31及び二次側脱圧管路ポート33から遮断する。そのため、脱圧管路Ptに潤滑油が送給される。
そして、図7に示すように、所定時間後に、ポンプ10の作動のオフ及び切換バルブ30のオフが同期して行なわれる。これにより、図6(c)に示すように、切換バルブ30においては、スプール38が、ソレノイド39の非通電になるオフ時なので、スプリング40で定常位置に復帰させられ、一次側吐出ポート31と二次側非脱圧管路ポート34とを接続するとともに一次側開放ポート32と二次側脱圧管路ポート33とを接続する。そのため、一次側開放ポート32と二次側脱圧管路ポート33とが接続されるので、油圧が潤滑油貯留部20側に抜け、脱圧管路Ptが脱圧される。
このポンプ10の作動のオン及び切換バルブ30のオンの所定時間においては、脱圧管路Ptにおいて、潤滑油の加圧及び脱圧が行なわれるので、単一定量バルブVtが一回作動し、潤滑油を吐出する。
【0018】
次に、図7に示すように、コントローラ50が潤滑油供給装置Sを停止モードMrに設定するので、ポンプ10の作動及び切換バルブ30がオフ状態になり、単一定量バルブVt及び進行型定量バルブVsは作動しない。
この状態で、所定時間経過すると、図7に示すように、コントローラ50が非脱圧管路供給モードMsで潤滑油供給装置Sを作動させ、切換バルブ30をオフさせた状態でポンプ10の作動をオンさせる。これにより、図6(c)に示すように、切換バルブ30においては、スプール38が、ソレノイド39の非通電であるオフ時なので、一次側吐出ポート31と二次側非脱圧管路ポート34とを接続するとともに一次側開放ポート32と二次側脱圧管路ポート33とを接続しており、ポンプ10からの潤滑油が非脱圧管路Psに所定時間送給される。そのため、進行型定量バルブVsでは、ピストンが潤滑油の加圧によって順番に往復動させられて潤滑油を吐出する。
その後、図7に示すように、コントローラ50が潤滑油供給装置Sを停止モードMrに設定し、ポンプ10の作動をオフにするので、ポンプ10の作動及び切換バルブ30がオフ状態になり、単一定量バルブVt及び進行型定量バルブVsは作動しない。
【0019】
このようなサイクルを繰り返して、潤滑システムが機能させられる。この場合、1つのポンプ10で潤滑油を送給でき、しかも、切換バルブ30の切換だけで脱圧が可能なので、専用のポンプ10を管路系統毎に設けなくても良く、それだけ、システムを簡略化することができるとともに、コストダウンを図ることができる。
【0020】
図8には、本発明の別の実施の形態に係る潤滑システムを示している。これは、上記と異なって、潤滑油を送給する1つのポンプ10と切換バルブ30とを別々に設けている。この潤滑システムにおいても、ポンプ10の作動及び切換バルブ30の制御により、上記と同様の潤滑を行なうことができる。
【0021】
尚、上記実施の形態では、潤滑システム及び潤滑油供給装置Sを樹脂あるいは金属の射出成形機に適用した場合で説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、どのような装置に適用しても良く、適宜変更して差支えない。
また、実施の形態では、潤滑システム及び潤滑油供給装置Sにおいて、潤滑油としてグリスを用いた場合で説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、オイルの場合に適用しても良いことは勿論である。
尚また、脱圧管路Pt及び非脱圧管路Psの各管路の圧力が異なる場合には、各管路毎にリリーフ弁を設けたり、ポンプに切換バルブの切換に同期して切換えられるリリーフ弁を内蔵する等すれば良い。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の潤滑システムによれば、脱圧管路と非脱圧管路とを並列に設け、脱圧管路及び非脱圧管路に潤滑油を送給する1つのポンプと、このポンプに接続され切換えられて脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかにポンプからの潤滑油を送給可能にする切換バルブとを備えたので、切換バルブの切換により、脱圧管路と非脱圧管路との2系統の機能を損なうことなく各管路に1つのポンプで潤滑油を送給できるようになり、システムを簡略化してコストダウンを図ることができる。
また、本発明の潤滑システムによれば、潤滑油の加圧及び脱圧により作動させられて潤滑油を吐出するバルブが配管されバルブの作動のために脱圧が必要な脱圧管路と、潤滑油の加圧により潤滑油を吐出するバルブが配管されるとともにバルブの作動のために脱圧が不要な非脱圧管路との2系統の管路を並列に設け、脱圧管路及び非脱圧管路に潤滑油貯留部に貯留された潤滑油を送給する1つのポンプと、このポンプに接続され切換えられて脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかにポンプからの潤滑油を送給可能にするとともに少なくとも脱圧管路への非接続時に脱圧管路を脱圧可能にする切換バルブとを備えて構成したので、1つのポンプで潤滑油を送給できるとともに、切換バルブの切換だけで脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかに接続でき、しかも脱圧管路への非接続時に脱圧管路の脱圧が可能になることから、脱圧管路と非脱圧管路との2系統の機能を損なうことなく各管路に1つのポンプで潤滑油を送給できるようになり、専用のポンプを管路系統毎に設けなくても良く、それだけ、システムを簡略化することができ、システムを簡略化してコストダウンを図ることができる。
【0023】
そして、切換バルブを、通電されるオン時に一次側吐出ポートと二次側脱圧管路ポートとを接続するとともに一次側開放ポート及び二次側非脱圧管路ポートを一次側吐出ポート及び二次側脱圧管路ポートから遮断し、非通電になるオフ時に一次側吐出ポートと二次側非脱圧管路ポートとを接続するとともに一次側開放ポートと二次側脱圧管路ポートとを接続する切換バルブで構成した場合には、切換バルブなので、容易にシステムに組み込むことができ、より一層システムを簡略化できる。
また、停止モード,脱圧管路供給モード及び非脱圧管路供給モードとの3つのモードのいずれかに設定するコントローラを備えた場合には、コントローラのモード切換により、種々の潤滑パターンを実現でき、汎用性を増すことができる。
更に、脱圧管路に配管されるバルブが単一定量バルブで構成される一方、非脱圧管路に配管されるバルブが進行型定量バルブで構成される場合には、各バルブにより、潤滑部位の潤滑条件を確実に満たすことができる。
【0024】
また、本発明の潤滑油供給装置によれば、脱圧管路及び非脱圧管路に潤滑油貯留部に貯留された潤滑油を送給する1つのポンプと、ポンプに一体に付設されて接続され切換えられて脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかにポンプからの潤滑油を送給可能にするとともに少なくとも非脱圧管路への接続時に脱圧管路を脱圧可能にする切換バルブとを備えたので、1つのポンプにより切換バルブの切換だけで脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかに接続でき、しかも脱圧管路への非接続時に脱圧管路の脱圧が可能になることから、脱圧管路と非脱圧管路との2系統の機能を損なうことなく各管路に1つのポンプで潤滑油を送給できるようになり、潤滑を簡略化してコストダウンを図ることができる。
また、切換バルブがポンプに一体に付設されるので、切換バルブを別途設ける場合に比較して、コンパクトで取扱も容易になり、また、配管作業も簡単にでき、設置作業効率を向上させることができる。
【0025】
そして、切換バルブを、通電されるオン時に一次側吐出ポートと二次側脱圧管路ポートとを接続するとともに一次側開放ポート及び二次側非脱圧管路ポートを一次側吐出ポート及び二次側脱圧管路ポートから遮断し、非通電になるオフ時に一次側吐出ポートと二次側非脱圧管路ポートとを接続するとともに一次側開放ポートと二次側脱圧管路ポートとを接続する切換バルブで構成した場合には、切換バルブで確実に切換を行なうことができる。
また、ポンプに対して切換バルブを着脱可能にした場合には、切換バルブの代わりに、例えば非脱圧管路専用の吐出口が設けられたブロックを装着できる等、別な形態のポンプに容易に代えることができ、汎用性を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る潤滑システム及び潤滑油供給装置を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る潤滑油供給装置を示す正面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る潤滑油供給装置を示す側面断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る潤滑油供給装置のポンプを示す底面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る潤滑油供給装置の切換バルブを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る潤滑油供給装置の切換バルブの作動状態を示す断面図であり、(a)は停止モード(非脱圧管路供給モード)の状態を示す図、(b)は脱圧管路供給モードの状態を示す図、(c)は非脱圧管路供給モード(停止モード)の状態を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る潤滑システムの切換バルブ,ポンプ,単一定量バルブ及び進行型定量バルブの動作フローの一例を示すタイミングチャート図である。
【図8】本発明の別の実施の形態に係る潤滑システムの示す図である。
【図9】従来の潤滑システム及び潤滑油供給装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
S 潤滑油供給装置
Vt 単一定量バルブ
Vs 進行型定量バルブ
Pt 脱圧管路
Ps 非脱圧管路
10 ポンプ
11 ピストン
12 シリンダ
13 駆動モータ
14 カム機構
15 取付部
16 吐出口
17 戻り口
20 潤滑油貯留部
21 カートリッジ
22 カートリッジ取付部
23 カバー
30 切換バルブ
31 一次側吐出ポート
32 一次側開放ポート
33 二次側脱圧管路ポート
34 二次側非脱圧管路ポート
35 被取付部
36 空きポート
37 プラグ
38 スプール
39 ソレノイド
40 スプリング
41 雌ネジ
42 取付孔
50 コントローラ
Mr 停止モード
Mt 脱圧管路供給モード
Ms 非脱圧管路供給モード

Claims (6)

  1. 潤滑油が送給され該潤滑油の加圧及び脱圧により作動させられて該潤滑油を吐出するバルブが配管され該バルブの作動のために脱圧が必要な脱圧管路と、潤滑油が送給され該潤滑油の加圧により該潤滑油を吐出するバルブが配管されるとともに該バルブの作動のために脱圧が不要な非脱圧管路との2系統の管路を有した潤滑システムにおいて、
    上記脱圧管路と非脱圧管路とを並列に設け、上記脱圧管路及び非脱圧管路に潤滑油貯留部に貯留された潤滑油を送給する1つのポンプと、該ポンプに接続され切換えられて上記脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかに該ポンプからの潤滑油を送給可能にするとともに少なくとも上記脱圧管路への非接続時に該脱圧管路を脱圧可能にする切換バルブとを備えたことを特徴とする潤滑システム。
  2. 上記切換バルブを、上記ポンプの吐出口に接続される一次側吐出ポート,上記潤滑油貯留部がわに開放する一次側開放ポート,上記脱圧管路に接続される二次側脱圧管路ポート及び上記非脱圧管路に接続される二次側非脱圧管路ポートの少なくとも4つのポートを有し、通電されるオン時に上記一次側吐出ポートと上記二次側脱圧管路ポートとを接続するとともに上記一次側開放ポート及び二次側非脱圧管路ポートを上記一次側吐出ポート及び二次側脱圧管路ポートから遮断し、非通電になるオフ時に上記一次側吐出ポートと上記二次側非脱圧管路ポートとを接続するとともに上記一次側開放ポートと上記二次側脱圧管路ポートとを接続するソレノイドバルブで構成したことを特徴とする請求項1記載の潤滑システム。
  3. 上記ポンプの作動及びソレノイドバルブをオフ状態にする停止モードと、上記ポンプの作動のオン,オフとソレノイドバルブのオン,オフを同期して行なって脱圧管路に潤滑油を供給する脱圧管路供給モードと、上記ソレノイドバルブのオフ時に上記ポンプの作動のオン,オフを行なって非脱圧管路に潤滑油を供給する非脱圧管路供給モードとの3つのモードのいずれかに設定するコントローラを備えたことを特徴とする請求項2記載の潤滑システム。
  4. 上記脱圧管路に配管されるバルブは、潤滑油の加圧及び脱圧によって往復動させられて該潤滑油を吐出する単一のピストン及び該ピストンに対応した1つの吐出口を備えた単一定量バルブで構成される一方、上記非脱圧管路に配管されるバルブは、潤滑油の加圧によって順番に往復動させられて該潤滑油を吐出する複数のピストン及び該ピストンに対応した一対の吐出口の組を複数組備えた進行型定量バルブで構成されていることを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の潤滑システム。
  5. 潤滑油が送給され該潤滑油の加圧及び脱圧により作動させられて該潤滑油を吐出するバルブが配管され該バルブの作動のために脱圧が必要な脱圧管路と、潤滑油が送給され該潤滑油の加圧により該潤滑油を吐出するバルブが配管されるとともに該バルブの作動のために脱圧が不要な非脱圧管路との2系統の管路に潤滑油を送給可能な潤滑油供給装置において、
    上記脱圧管路及び非脱圧管路に潤滑油貯留部に貯留された潤滑油を送給する1つのポンプと、該ポンプに一体に付設されて接続され切換えられて上記脱圧管路及び非脱圧管路のいずれかに該ポンプからの潤滑油を送給可能にするとともに少なくとも上記脱圧管路への非接続時に上記脱圧管路を脱圧可能にする切換バルブとを備え、
    上記切換バルブを、上記ポンプの吐出口に接続される一次側吐出ポート,上記潤滑油貯留部がわに開放する一次側開放ポート,上記脱圧管路に接続される二次側脱圧管路ポート及び上記非脱圧管路に接続される二次側非脱圧管路ポートの少なくとも4つのポートを有し、通電されるオン時に上記一次側吐出ポートと上記二次側脱圧管路ポートとを接続するとともに上記一次側開放ポート及び二次側非脱圧管路ポートを上記一次側吐出ポート及び二次側脱圧管路ポートから遮断し、非通電になるオフ時に上記一次側吐出ポートと上記二次側非脱圧管路ポートとを接続するとともに上記一次側開放ポートと上記二次側脱圧管路ポートとを接続するソレノイドバルブで構成したことを特徴とする潤滑油供給装置。
  6. 上記ポンプに対して上記切換バルブを着脱可能にしたことを特徴とする請求項5記載の潤滑油供給装置。
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