JP2002322666A - 連結ピンカバーを備えた作業機 - Google Patents

連結ピンカバーを備えた作業機

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JP2002322666A
JP2002322666A JP2001129995A JP2001129995A JP2002322666A JP 2002322666 A JP2002322666 A JP 2002322666A JP 2001129995 A JP2001129995 A JP 2001129995A JP 2001129995 A JP2001129995 A JP 2001129995A JP 2002322666 A JP2002322666 A JP 2002322666A
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JP
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connecting pin
working machine
link
protective cover
flange
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Application number
JP2001129995A
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English (en)
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Masaki Tamaru
正毅 田丸
Kenzo Kimoto
健蔵 木元
Masaki Naruse
真己 成瀬
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業中のリンク連結ピン取付ボルトの損傷、
ゆるみの発生を防止する、連結ピンカバーを備えた作業
機を提供する。 【解決手段】 作業機の、第2リンク連結ピン(15)の一
端部に設けたフランジ(25)の外周部と、フランジ(25)及
びボルト(26)を覆う第1保護カバー(30)の外周部に設け
た環状の縁部(31)の内周部とに、互いに螺合するネジ(3
2)を設ける。そしてフランジ(25)に第1保護カバー(30)
をかぶせて締着する。第2リンク連結ピン(15)の他端部
の座金(27)に設けた凹部(29)の内周部と、ボルト(28)を
覆う第2保護カバー(33)の外周部に設けた環状の縁部(3
4)の外周とに、互いに螺合するネジ(35)を設ける。そし
て座金(27)に第2保護カバー(33)を締着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連結ピンでリンク
装置を連結してなる作業機に関し、特には油圧ショベル
の作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は油圧ショベルの一例の作業機1の
側面図である。図6において、図示しない車体に揺動自
在に取り付けられ、ブームシリンダ3により支持された
ブーム2の先端部には、アーム4がアーム連結ピン5に
より揺動自在に取り付けられている。ブーム2の上面に
はブラケット6が設けられ、アーム4の後端部とブラケ
ット6とには、アームシリンダ7の両端部が、アームシ
リンダ連結ピン8,8により連結されている。アーム4
の先端部にはバケット10がバケット連結ピン11によ
り揺動自在に取り付けられている。アーム4の上面には
ブラケット9が設けられ、アーム4の先端部近傍には第
1リンク12の一端部が第1リンク連結ピン13により
揺動自在に取り付けられている。第2リンク14の一端
部は第2リンク連結ピン15により、バケット10に設
けられたブラケット22に揺動自在に取り付けられてい
る。ブラケット9と第1リンク12及び第2リンク14
の他端部とには、バケットシリンダ16の両端部が、バ
ケットシリンダ連結ピン17,17により連結されてい
る。
【0003】図7は図6のA−A矢視図であり、第2リ
ンク連結ピン15の取付部の一例の構造を示す側面断面
図である。図7において、第2リンク14のリンクボス
20の左右両端部にはブシュ21,21が圧入されてい
る。バケット10に溶着された一対のブラケット22,
22に設けられたボス23,23の間には、リンクボス
20が挿入され、ボス23,23の外側からカラー2
4,24が嵌入されている。カラー24,24の端面
は、ブシュ21,21の外側面に当接している。カラー
24の一側から、一端部にフランジ25を有する第2リ
ンク連結ピン15が挿入され、フランジ25はボス23
にボルト26により締着されている。第2リンク連結ピ
ン15の他端部には座金27がボルト28により定着さ
れている。バケット10と第2リンク14とは、ブシュ
21,21と第2リンク連結ピン15との間で摺動し、
相互に回動する。なお、連結ピン端部の取付構造は、バ
ケット連結ピン11、第1リンク連結ピン13、バケッ
トシリンダ連結ピン17等の他の連結ピンにおいても同
様である。
【0004】作業時には、作業者は必要に応じてブーム
シリンダ3、アームシリンダ7、バケットシリンダ16
を伸縮してブーム2、アーム4、バケット10を揺動さ
せ、バケット10で岩石等を掘削し、運搬する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成においては、掘削作業時等に、連結ピン端部の連結ピ
ン締着用のボルト26,28が岩石等に接触し、ボルト
26,28の頭部が変形あるいは損傷する恐れがある。
又、ボルト弛みを発生し、連結ピンが抜け出す恐れがあ
る。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、作業中に外部の障害物に接触し、連結ピ
ン端部の締着ボルトが変形、あるいは損傷することが無
く、弛みを発生する恐れのない連結ピンカバーを備えた
作業機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、第1発明は、リンク連結ピンでリ
ンクを回動自在に連結してなる作業機において、前記リ
ンク連結ピンの端面に、リンク連結ピンをリンクに締着
するためのボルトを覆う保護カバーを係止した構成とし
ている。
【0008】第1発明によると、リンク連結ピンの端面
にリンク連結ピンをリンクに締着するためのボルトの保
護カバーを取り付けたため、作業中のボルトの変形、損
傷、弛みを防止でき、作業機の耐久性を向上できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るピンカバーを
備えた作業機の実施形態について、図面を参照して詳述
する。
【0010】図1の(a)は第1実施形態の保護カバー
を備えた作業機の、第2リンク連結ピン15部の側面断
面図であり、図1の(b)、(c)は後述するネジ3
2、ネジ35のそれぞれの拡大説明図である。図7で説
明したものと同一部材には同一符号を付して説明は省略
し、異なる部分についてのみ説明する。図1において、
第2リンク連結ピン15の一端部のフランジ25の外周
部と、フランジ25及びボルト26を覆う第1保護カバ
ー30の外周部に設けられた環状の縁部31の内周部と
に、互いに螺合するネジ32を設ける。そしてフランジ
25に第1保護カバー30をかぶせて締着する。第2リ
ンク連結ピン15の他端部の座金27に設けられた凹部
29の内周部と、ボルト28を覆う第2保護カバー33
の外周部に設けられた環状の縁部34の外周とに、互い
に螺合するネジ35を設ける。そして座金27に第2保
護カバー33を締着する。
【0011】本発明の第2リンク連結ピン15の第1保
護カバー30及び第2保護カバー33は上記のような構
成としたため、第2リンク連結ピン15の端面のボルト
26,28は確実に覆われる。したがって、作業中にボ
ルト26,28が障害物等に接触して変形、損傷あるい
は、弛むことはなく、耐久性の高い作業機が得られる。
【0012】なお、本実施形態では第2リンク連結ピン
15を代表例として説明したが、連結ピン端部の構造
は、バケット連結ピン11、第1リンク連結ピン13、
バケットシリンダ連結ピン17等、他の連結ピンにおい
ても同様である。
【0013】図2の(a)は第2実施形態の保護カバー
を備えた作業機の、第2リンク連結ピン15のフランジ
25側に設けた第1保護カバー30aの側面断面図であ
り、図2の(b)は後述する環状外溝40と内面突起部
41の拡大説明図である。図2において、第2リンク連
結ピン15のフランジ25aの外周部に環状外溝40を
設ける。フランジ25aとボルト26とを覆う、第1保
護カバー30aの外周部に設けられた縁部31aの内周
部に内面突起部41を設け、フランジ25aに第1保護
カバー30aをかぶせ、環状外溝40と内面突起部41
とを係合させて固着する。
【0014】図3の(a)は第2実施形態の保護カバー
を備えた作業機の、第2リンク連結ピン15の座金27
側に設けた第2保護カバー33aの側面断面図であり、
図3の(b)は後述する環状内溝42と外面突起部43
の拡大説明図である。図3において、第2リンク連結ピ
ン15の他端部に取り付けられた座金27の凹部29の
内周部に環状内溝42を設ける。凹部29に嵌入され、
ボルト28を覆う、環状の縁部34aを有する第2保護
カバー33aの外周部に外面突起部43を設け、凹部2
9に縁部34aを嵌入し、環状内溝42に係合させて固
着する。第1保護カバー30a、第2保護カバー33a
の効果は第1実施形態のものと同一なので説明は省略す
る。
【0015】図4は第3実施形態の保護カバーを備えた
作業機の、第2リンク連結ピン15部の側面断面図であ
る。図4において、第2リンク連結ピン15のフランジ
25に、フランジ25b及びボルト26を覆う、環状の
縁部31bを有する第1保護カバー30bを外側からか
ぶせ、フランジ25bの外周部に縁部31bを圧入、固
着する。座金27の凹部29に、ボルト28を覆う、環
状の縁部34bを有する第2保護カバー33bを嵌入
し、凹部29の内周に縁部34bを圧入、固着する。効
果は第1実施形態のものと同一である。
【0016】図5は第4実施形態の保護カバーを備えた
作業機の、第2リンク連結ピン15部の側面断面図であ
る。図5において、第2リンク連結ピン15のフランジ
25に、フランジ25c及びボルト26を覆う、環状の
縁部31cを有する第1保護カバー30cを外側からか
ぶせ、縁部31cの数箇所をフランジ25cに点溶接す
る。座金27の凹部29には、第2保護カバー33cに
設けた突起部36を嵌入し、第2保護カバー33cの外
周の数箇所を座金27に点溶接する。効果は第1実施形
態のものと同一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の保護カバーを備えた作
業機の、第2リンク連結ピンの側面断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態の保護カバーを備えた作
業機の、第2リンク連結ピンのフランジ側の、第1保護
カバーの側面断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態の保護カバーを備えた作
業機の、第2リンク連結ピンの座金側の、第2保護カバ
ーの側面断面図である。
【図4】本発明の第3実施形態の保護カバーを備えた作
業機の、第2リンク連結ピンの側面断面図である。
【図5】本発明の第4実施形態の保護カバーを備えた作
業機の、第2リンク連結ピンの側面断面図である。
【図6】油圧ショベルの作業機の側面図である。
【図7】従来の作業機の第2リンク連結ピンの側面断面
図である。
【符号の説明】
1…作業機、10…バケット、14…第2リンク、15
…第2リンク連結ピン、20…リンクボス、21…ブシ
ュ、22…ブラケット、23…ボス、24…カラー、2
5,25a,25b,25c…フランジ、26,28…
ボルト、27…座金、29…凹部、30,30a,30
b,30c…第1保護カバー、31,31a,31b,
31c,34,34a,34b…縁部、32,35…ネ
ジ、33,33a,33b,33c…第2保護カバー、
36…突起部、40…環状外溝、41…内面突起部、4
2…環状内溝、43…外面突起部。
フロントページの続き Fターム(参考) 2D012 HA00 2D015 AA01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リンク連結ピンでリンクを回動自在に連
    結してなる作業機において、前記リンク連結ピン(11,1
    3,15,17・・)の端面に、リンク連結ピン(11,13,15,17・
    ・)をリンクに締着するためのボルト(26,28)を覆う保護
    カバー(30,30a,30b,30c,33,33a,33b,33c)を係止したこ
    とを特徴とする連結ピンカバーを備えた作業機。
JP2001129995A 2001-04-26 2001-04-26 連結ピンカバーを備えた作業機 Pending JP2002322666A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007056626A (ja) * 2005-08-26 2007-03-08 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械
KR20080049529A (ko) * 2006-11-30 2008-06-04 두산인프라코어 주식회사 굴삭기의 버켓 핀부 이물질 유입 방지장치

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