JP2002321838A - 給紙装置及びこれを備えた記録装置 - Google Patents

給紙装置及びこれを備えた記録装置

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JP2002321838A
JP2002321838A JP2002040090A JP2002040090A JP2002321838A JP 2002321838 A JP2002321838 A JP 2002321838A JP 2002040090 A JP2002040090 A JP 2002040090A JP 2002040090 A JP2002040090 A JP 2002040090A JP 2002321838 A JP2002321838 A JP 2002321838A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙ローラに当接することなく給紙カセット
を着脱することができるとともに、先端が折れたりする
こと無く確実にシートを給送することのできる給紙装置
及びこれを備えた記録装置を提供する。 【解決手段】 装置本体に着脱自在に装着されている給
紙カセット10に積載されたシートPを給紙ローラ15
により送り出すようする。また、給紙カセット10のシ
ート送り出し方向下流側端部に斜面部材19a、19b
を複数設け、この斜面部材19a、19bにより給紙ロ
ーラ15によって送り出されるシートPに当接してシー
トPを分離するための斜面を形成する。さらに、この複
数の斜面部材19a、19bのうち給紙ローラ15と対
応する位置に配される斜面部材19aの高さを他の斜面
部材19bよりも低くすることにより、給紙カセット1
0を着脱する際、斜面部材19aが給紙ローラ15と当
接することのないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体上にイン
クを吐出し、記録を行うインクジェット記録装置に関
し、詳しくは、プリンタ、複写機、コンピュータ、ある
いはワープロ等の情報処理機器に用いられるインクジェ
ット記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ
等の記録装置は、通常、画像記録部にシートを供給する
給紙装置を備えている。そして、このような給紙装置と
しては、例えばシート積載手段のシート送り出し方向下
流側端部に斜面部材を設け、この斜面部材により、シー
ト給送手段によって送り出されるシートに当接してシー
トを1枚ずつ分離する構成がある。
【0003】図22は、このような斜面部材によりシー
トを分離する方式を用いた従来の給紙装置の概略構成を
示すものである。図22において、215はシート給送
手段である給紙ローラ、214は一端部に給紙ローラ2
15を回転自在に保持するとともにアーム軸214aに
より回動自在に保持されている給紙アームである。
【0004】また、210はシートである記録紙Pを積
載するシート積載手段である給紙カセット、219は給
紙ローラ215の回転により送り出された記録紙Pに当
接して記録紙Pを分離するための斜面部材である。この
斜面部材219は、給紙カセット210のシート送り出
し方向下流側端部に設けられている。
【0005】そして、給紙ローラ215によって送り出
された最上位の記録紙P1は、斜面部材219により分
離され、シート搬送通路Rを通過して不図示の画像記録
部に搬送される。なお、このとき給紙ローラ215によ
り送り出されたシートP1が斜面部材219に沿って上
方に向きを変えながらシート搬送通路Rに進入して行く
よう、斜面部材219の高さは高いほうが望ましい。
【0006】ところで、このような従来の給紙装置及び
これを備えた記録装置において、給紙カセット210は
装置本体に着脱自在に装着される構成である。給紙カセ
ット210を着脱する際、給紙ローラ215が給紙カセ
ット210と接触すると、給紙ローラ215及び給紙カ
セット210が破損する場合がある。このため、給紙カ
セット210の高さを制限する必要があり、斜面部材2
19の高さも制限される。
【0007】また、シートが積載されるシート積載部
と、シート積載部に積載されたシートをシート搬送方向
の下流側に送り出すシート給送部と、シート積載部の下
流側に配されシート給送部より送り出されたシートを分
離するシート分離部と、シート積載部から送り出された
シートの搬送方向を転換して案内するシート方向転換経
路と、を備える給紙装置がある。
【0008】シート給送部は、シート積載部のシートを
送り出しながらシート分離部に押し当てて、シートを1
枚ずつ分離してシート方向転換経路に送り込む。シート
方向転換経路は、シートを例えばUターンに案内して画
像記録部に案内する。
【0009】シートをUターン搬送するのは、シート積
載部の上方に画像記録部を配設して、記録部の横方向の
寸法を短くし、記録装置の設置面積を小さくして小スペ
ース化に対応するためである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように斜面部材219の高さを制限すると、給紙カセッ
ト210に積載されたシートPの枚数が少ないときには
給紙ローラ215により送り出されたシートP1は斜面
部材219に沿って上方に向きを変えながらシート搬送
経路Rに進入して行くが、シートPの枚数が多いときに
は、シートPは斜面部材219に当接してもあまり向き
を変えないためシート搬送経路Rを構成するガイド22
0に急な角度で当接してしまう。
【0011】そして、このようにシートPがガイド22
0に急な角度で当接すると、シートを送り出すことがで
きなくなったり、シートPの先端が折れたりするなどの
問題があった。
【0012】また、前述のようにシートをUターン搬送
すると、給紙装置の高さが高くなり、記録装置の高さも
高くなってしまうという問題があった。
【0013】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
給紙ローラと接触することなく給紙カセットを着脱でき
るとともに、先端が折れたりすることなく確実にシート
を給送することのできる給紙装置及びこれを備えた記録
装置を提供することを目的とする。
【0014】また、高さの低い給紙装置及びこれを備え
た記録装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る給紙装置の一態様は、装置本体に着脱
自在に配され、シートを積載するためのシート積載手段
と、前記シート積載手段に積載されたシートを給送する
給紙ローラと、前記シート積載手段のシート送り方向に
対して下流側に配され、前記給紙ローラにより送り出さ
れるシートに当接して該シートを分離する複数の斜面部
材と、を備える給紙装置であって、前記複数の斜面部材
のうち前記給紙ローラに対応する位置に配される斜面部
材の高さを、他の斜面部材の高さよりも低くすることを
特徴とする。
【0016】また、シートを積載するためのシート積載
手段と、前記シート積載手段に積載されたシートを給送
する給送ローラと、前記シート積載手段のシート送り方
向に対して下流側端部に配され、前記給紙ローラにより
送り出されるシートに当接して該シートを分離する斜面
部材と、前記給紙ローラにより給送されたシートを反転
する反転ローラと、を備える装置であって、前記反転ロ
ーラは複数のローラ部を備え、シート幅方向において前
記複数のローラ部はそれぞれ前記複数の斜面部材の間に
配されることを特徴とする。
【0017】以上の構成によれば、給紙ローラと接触す
ることなく給紙カセットを着脱できるとともに、先端が
折れたりすることなく確実にシートを給送することので
きる給紙装置及びこれを備えた記録装置を提供できる。
【0018】また、高さの低い給紙装置及びこれを備え
た記録装置を提供できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。
【0020】〔第1の実施の形態〕図1は本発明の実施
の形態に係る給紙装置を備えた記録装置の一例であるイ
ンクジェットプリンタの斜視図である。
【0021】同図において、1はインクジェットプリン
タ、1Aはプリンタ本体(以下、本体という)、3Aは
画像記録部である。画像記録部3Aは、記録ヘッド3
と、記録ヘッド3を搭載するためのキャリア2とを備え
ている。
【0022】記録ヘッド3は、シートPに対向した面の
副走査方向に不図示の複数のノズル列を持ち、ノズル列
ごとに異なる色のインクを吐出するよう構成される。記
録ヘッド3には各色のノズル列に対してインクタンク4
より供給チューブ5を介してインクが供給される。ま
た、キャリア2は、本体1Aのフレーム6に両端部が固
定され、互いに平行に配置されたガイドシャフト7とガ
イドレール8に沿って摺動可能に支持されている。
【0023】そして、このキャリア2を往復移動させな
がら記録ヘッド3よりシートPに向けてインクを吐出す
ることにより、シート上に画像が記録される。なお、こ
のキャリア2は不図示のベルト駆動装置とモータとによ
り往復移動される。
【0024】図2はインクジェットプリンタ1の概略構
成を示す断面図である。図2において、1Bは給紙装置
である。給紙装置1Bは、本体1Aに着脱自在に装着さ
れたシート積載手段である給紙カセット10と、給紙カ
セット10に積載されたシートPを送り出すシート給送
手段である給紙ローラ15と、を備えている。
【0025】ここで、給紙カセット10は、シート送り
出し方向下流側端部に給紙ローラ115の回転により送
り出されたシートPに当接してシートPを分離するため
の斜面部材である分離板19を設けている。
【0026】また、給紙ローラ15は、給紙カセット1
0の上方に設けられ、給紙ローラ15よりも上流側に位
置している支点14aにより回動自在に支持されている
支持部材であるアーム14に回転自在に、かつ給紙カセ
ット10に積載されたシートPに接離可能に保持されて
いる。
【0027】そして、画像記録の際には、給紙ローラ1
5の自重とアーム14の下方への回動により、給紙ロー
ラ15は給紙カセット10に積載されたシートPの最上
部のシートP1に当接する。そして、給紙ローラ15
は、図3に示すプーリ16、ベルト17及びギア18を
介して伝達される不図示の駆動源からの駆動により回転
する。
【0028】また、図2において、9は搬送ローラ、2
4はUターンローラ、23はUターンローラ24に対向
する位置に設けられたローラガイドである。給紙ローラ
15の回転により送り出されたシートP1は、このUタ
ーンローラ24とローラガイド23との間に形成された
シート搬送通路Rを通過して搬送ローラ9に向けて搬送
される。
【0029】次に、このような構成のインクジェットプ
リンタ1の画像記録動作について説明する。
【0030】まず給紙ローラ15の自重とアーム14の
下方への回動により、給紙ローラ15が給紙カセット1
0に積載されたシートPの最上位のシートP1に当接す
る。そして、この状態で給紙ローラ15が回転すると、
シートPが送り出される。そして、分離板19により最
上位のシートP1のみ分離され(斜面分離)、分離板1
9に当接しながらローラガイド23まで搬送される。
【0031】最上位のシートP1は、シート搬送通路R
に進入し、Uターンローラ24の回転により搬送ローラ
9とピンチローラ12とのニップ部に導かれる。シート
P1は、搬送ローラ9及びピンチローラ12に挟まれた
状態で記録ヘッド3と対向する記録位置に設けられたプ
ラテン25まで搬送される。
【0032】次に、このようにプラテン25に搬送され
たシートP1に対し、キャリア2に搭載された記録ヘッ
ド3による記録動作が開始される。記録ヘッド3による
1走査分の記録が終了すると、一旦記録動作を中断し、
プラテン21上に位置するシートP1を搬送ローラ9に
て所定量だけ搬送する。そして、再びキャリア2をガイ
ドシャフト7に沿って移動させながら次の1走査分の記
録を行う。このようにしてプラテン25上で順次記録ヘ
ッド3による記録が行われた後、シートは排紙ローラ1
1aと排紙拍車11bによりカセットカバー13上に排
紙される。
【0033】なお、図1において、11はヘッド回復手
段である。ヘッド回復手段11は、キャリア2が移動範
囲の一端付近に設けられたホームポジションに移動した
際、記録ヘッド3と対向する位置に設けられている。そ
して、このヘッド回復手段11を待機中、記録動作前
後、もしくは1行毎の記録の合間に作動させ、記録ヘッ
ド3に対してキャッピング、吸引、ワイピング等の動作
を行わせることにより、記録ヘッド3の目詰まり等を防
止して記録ヘッド3の性能を保持している。
【0034】ところで、シートPが給紙ローラ15の回
転により、分離板19に当接してから当接を解除される
まで、シートPは分離板19の抵抗を少なからず受け
る。このため、分離板19は表面の摩擦抵抗が少なく、
また表面粗さが安定しているSUS板等の板金部材によ
り形成するのが好ましい。
【0035】本実施の形態においては、給送するシート
Pのサイズに応じた位置に分離板19を複数設けること
により、異なるサイズのシートPを確実に分離できる構
成としている。また、図4に示すように、これら分離板
19のうち給紙ローラ15に対応する分離板(以下、第
1分離板という)19aは、給紙カセット10を本体1
Aに着脱する際に給紙ローラ15と当接することがない
ように、他の分離板(以下、第2分離板という)19b
に比べて低くしている。
【0036】そして、このように第1分離板19aの高
さを給紙ローラ15と当接することのない高さとするこ
とにより、給紙カセット10の着脱時において、給紙カ
セット10及び給紙ローラ15が破損するのを防ぐこと
ができる。
【0037】さらに、このように第1分離板19aの高
さを給紙ローラ15と当接することのない高さとするこ
とにより、第2分離板19bの高さの制限を無くすこと
ができる。これにより、第2分離板19bの高さを、給
紙カセット10に積載されたシートPが多い場合でも、
給紙ローラ15により送り出されたシートPが上方に向
きを変えながらシート搬送通路Rに進入することができ
るような高さとすることができる。
【0038】一方、給紙カセット10の側壁10aのシ
ート送り出し方向先端部には、給紙カセット10を装着
する際、アーム14を介して給紙ローラ15を第1分離
板19aと当接することのない位置に移動させた後、給
紙カセット10に積載されたシート材Pの最上面に当接
する位置に移動するための移動手段であるガイド部30
を有している。なお、このガイド部30により、給紙ロ
ーラ15は給紙カセット10を引き出す際にも第1分離
板19aと当接することのない位置に移動するようにな
っている。
【0039】ここで、このガイド部30は、給紙カセッ
ト10を装着する際、アーム14に当接してアーム14
を上方に回動させる先端当接部30aと、上方に回動し
たアーム14を下方より支持してアーム14の上方に回
動した状態を保持する保持面30bと、給紙ローラ15
がシートPに当接するようアーム14を下方に回動させ
る凹部30cとを備えている。
【0040】次に、このように構成された給紙カセット
10の本体1Aに着脱動作について説明する。
【0041】まず、給紙カセット10の装着動作につい
て説明する。
【0042】給紙カセット10の装着は、給紙カセット
10を本体1Aに挿入することにより行われる。挿入さ
れた給紙カセット10がアーム14に当接するまでは、
図5に示すように、アーム14は自重により給紙ローラ
15とともに下方位置にある。なお、このときアーム1
4は必要以上に下降しないように不図示のストッパによ
り保持されている。
【0043】そして、シートPが積載された給紙カセッ
ト10を装置側に挿入すると、図6に示すように、給紙
カセット10のガイド部30の先端当接部30aがアー
ム14に当接し、これによりアーム14は支点軸14a
を中心として矢印方向に回動する。
【0044】次に、図7に示すように、アーム14はガ
イド部30の保持面30bにより下方より支持されて回
動状態を維持し、さらに給紙カセット10を押し込むと
アーム14はやがて凹部30cに到達し、この後凹部3
0cに沿ってアーム14が下降する。
【0045】なお、このガイド30bの凹部30cは、
このようなアーム14の下降及び後述する給紙カセット
10の引き抜きの際のアーム14の上昇がスムーズに行
われるような角度の斜面を有している。そして、このよ
うにアーム14が下降すると、図8に示すように、給紙
ローラ15が給紙カセット10に積載されたシート材P
の最上面に当接する。
【0046】ここで、このように給紙カセット10を押
し込むとき、給紙ローラ15に対応する第1分離板19
aは、第2分離板19bに比べて低くなっているので、
給紙ローラ15が第1分離板19aに当接することはな
い。
【0047】また、このように給紙カセット10を装着
した後、給紙ローラ15によりシートを送り出す際、第
2分離板19bは給紙カセット10に積載されたシート
Pが多いときでも、給紙ローラ15により給紙されたシ
ートPが上方に向きを変えながらシート搬送通路Rに進
入することができるような高さを有している。そのた
め、ローラガイド20に急な角度で当接することはな
い。これにより、シートを送り出すことができなくなっ
たり、シートPの先端が折れたりするのを防止すること
ができる。
【0048】次に給紙カセット10の取り外し動作につ
いて説明する。
【0049】給紙カセット10を取り外す場合は、まず
給紙カセット10を本体手前側に引き出す。このように
給紙カセット10を引き出すと、図9に示すように、ア
ーム14がガイド部30の凹部30cの斜面に沿って上
方に回動する。
【0050】この後、さらに給紙カセット10を引き出
すと、図7と同様にアーム14は保持面30bにより下
方より支持されて回動状態を維持する。そしてガイド部
30の先端当接部30aがアーム14に到達すると、ア
ーム14は支点軸14aを中心として下方に回動する。
【0051】なお、このように給紙カセット10を取り
出すときにも、第1分離板19aは、第2分離板19b
に比べて低くなっているので給紙ローラ15が第1分離
板19aに当接することはない。
【0052】なお、これまでの説明においては、分離板
19は、分離に必要な箇所に設けるようにしていたが、
本発明はこれに限らず第1及び第2分離板19a,19
bを一体的に設けても良い。
【0053】〔第2の実施の形態〕図10は本発明の第
2の実施の形態に係る給紙装置を備えた記録装置の一例
であるインクジェットプリンタの断面図である。
【0054】インクジェットプリンタ150は、給紙カ
セット120内から1枚ずつ分離して送り出したシート
Pをシート方向転換経路によって反転(方向転換)し、
記録ヘッド101と対向する位置に搬送する。そして、
記録ヘッド101によりシートPに画像を記録し、画像
が記録されたシートPをカセットカバー123上に排出
する。なお、シートPは、普通紙、厚紙、樹脂製シート
などがある。
【0055】最初にインクジェットプリンタ150の全
体構成と動作を概略説明する。
【0056】給紙カセット120はシートPを積載す
る。スイングアーム112は、回動端に回転可能に配し
た給紙ローラ111をカセット120に積載された最上
位のシートPと当接させるために上下方向に回動する。
図10において、スイングアーム112及び給紙ローラ
111は重なって見えるため、片方のみ示す。
【0057】スイングアーム112は、給紙ローラ11
1にかかる荷重を適切にするために、バネ113によっ
て付勢力を軽減している。つまり、給紙ローラ111
は、給紙カセット120に積載されたシートPに給紙ロ
ーラ111の自重よりも軽い力で当接し、図中矢印方向
に回転してシートPを給紙カセット120から下流側に
送り出す。また、給紙ローラ112は、ユーザによって
カセットカバー123より手差しされたシートも下流側
に送り出す。
【0058】分離板117は、給紙カセット120の下
流端部に下端よりも上端がシート搬送方向の下流側に傾
いて設けられ、給紙ローラ111によって送り出される
シートPを斜め上方に案内する。分離板117は、シー
トPが複数枚重なっている場合には、シートを斜め上方
に案内しながら1枚ずつ分離してシート方向転換経路に
配された反転ローラ109に搬送する。
【0059】分離パッド119は、シートPを分離する
ために配されている。後端ガイド126は、給紙カセッ
ト120に積載されたシートを揃えるために配されてい
る。サイドガイド127は、給紙カセット120に積載
されたシートを給紙カセット120の側壁に押し当てて
シートPの幅方向(シートPの搬送方向と交差する方
向)を整合するために配されている。給紙カセット12
0の下方には、2段目の給紙カセット120bが配設さ
れている。反転ローラ109は給紙カセット120から
送り出されたシートPを画像記録部に向けて搬送する。
ローラガイド110は、反転ローラ109とともにシー
トPを案内する。PEセンサ130は、搬送されたシー
トPの先端および後端を検出する。
【0060】キャリッジ102は、記録ヘッド(記録手
段)101を搭載してキャリッジ軸121、122に沿
って往復移動する。搬送ローラ103と、搬送ローラ1
03に従動して回転するピンチローラ104とで、シー
トPを挟持して搬送する。プラテン108は、記録ヘッ
ド101に対してシートPを平行に支持する。排紙ロー
ラ105と、排紙ローラ105に従動して回転する拍車
106とで、シートPを挟持して排出する。
【0061】排紙部155のフラッパ107は、記録中
にシートPを水平に保持して、記録終了後にシートPを
カセットカバー123上に排出する。カセットカバー1
23は給紙カセット120の蓋としても機能する。
【0062】画像が記録されたシートが積載されていな
い状態では、カセットカバー123は手指しトレイとし
て機能する。カセットカバー123の下流側端部には、
手差しガイド124が設けられている。手差しガイド1
24は、手差しシートを給紙ローラ111に案内する。
手差しガイド124は、カセットカバー123にシート
Pが排出されるときにじゃまにならず、給紙カセット1
20の積載枚数に関係なく手差しシートを給紙ローラに
案内するために、撓むことが可能な厚みの薄い樹脂製の
シートで形成されている。手差しガイド124の先端部
には、分離パッド125が設けられている。分離パッド
125を設けることにより、手差しガイド124に複数
枚のシートを積載しても最後のシートまで確実に分離す
ることができる。
【0063】次に、インクジェットプリンタ150の動
作について説明する。図10において、給紙ローラ11
1は、図11に示す給紙モータ131により図10の矢
印方向に回転し、給紙カセット120に積載されたシー
トPを図10の矢印方向へ送り出す。
【0064】図11において、給紙モータ131は矢印
方向に回転して、給紙モータギア132、アイドラギア
133を介してスイングアームギア134を矢印方向に
回転させる。スイングアームギア134には、スイング
アームギア134とほぼ同径のプーリ151が同軸に一
体に設けられている。給紙ローラ111にも給紙プーリ
135が同軸に一体に設けられている。プーリ151、
135には伝達ベルト136が巻きつけられている。ス
イングアームギア134の回転力は、プーリ151、1
35と伝達ベルト136によって給紙ローラ111に伝
達される。
【0065】給紙ローラ111の回転によって、給紙カ
セット120に積載されたシートPは、分離板117に
案内されて、反転ローラ119に搬送される。給紙ロー
ラ111は、さらに回転して、シートPをローラガイド
110に沿わせて搬送する。
【0066】図12において、搬送モータ137は、図
中矢印方向へ回転することによって、搬送モータギア1
38が同じ方向へ回転し、伝達ベルト141を図中矢印
方向に回転させる。伝達ベルト141は、搬送ローラ1
03および搬送ギア142と同軸に配された搬送プーリ
139と、排紙ローラ105と同軸に配された排紙プー
リ140とを図中矢印方向に回転させる。それにより搬
送ギア142も図中矢印方向に回転する。
【0067】搬送ギア142はワンウェイギア143を
図中矢印方向に回転させて、反転ローラ144と同軸に
配された反転ローラギア144を図中矢印方向に回転さ
せる。ワンウェイギア143は図中矢印方向の回転力を
反転ローラギア144に伝達するが、逆方向の回転力は
伝達しないよう構成されている。これは、反転ローラ1
09に巻き付いたシートPを取り除くためである。すな
わち、反転ローラ109に巻き付いたシートPは、搬送
ローラ105とピンチローラ106との間から引き抜く
ことができる。ユーザが搬送ローラ105側からシート
Pを引っ張る力と、反転ローラ109のゴムなどの摩擦
部材の摩擦によって、反転ローラ109が回転して反転
ローラ109に巻き付いたシートを取り除くことができ
る。
【0068】図10において、給紙モータ131によっ
て給紙ローラ111が回転すると同時に、搬送モータ1
37によって搬送ローラ103と反転ローラ109が回
転する。搬送されたシートPの先端がPEセンサ130
で検知されることにより、シートPの搬送位置が求めら
れる。先端の位置を検知されたシートPは、給紙ローラ
111の回転によってさらに搬送されて、ローラガイド
110および反転ローラ109の隙間を通過しながら反
転して、記録面が上側になる。
【0069】反転ローラ109には、シートPに対して
摩擦係数の高い反転ローラゴムが設けられている。シー
トPが厚紙等のコシの強いシートである場合、シートは
シートのコシにより部分的に反転ローラゴムに押し付け
られることにより発生する搬送力によって搬送される。
【0070】給紙ローラ111によりシートPがPEセ
ンサ130を通過して搬送ローラ103の近くまで搬送
されると、搬送モータ137は回転を停止する。する
と、搬送ローラ103および反転ローラ109も回転を
停止する。その後、給紙ローラ111が所定量回転する
ことにより、シートPは搬送ローラ103とピンチロー
ラ104とのニップに突き当たり、先端の斜行を補正す
る。
【0071】また、上述したように反転ローラ109は
一方向にしか回転を伝達しないワンウェイギア143に
よって図中矢印方向にだけ回転を伝達する。このため、
厚紙等のコシの強いシートを、給紙ローラ111の回転
によって搬送ローラ103とピンチローラ104とのニ
ップに突き当てる場合、コシの強いシートと反転ローラ
ゴムとの摩擦により反転ローラ109が無負荷で回転す
る。それにより、厚紙等のコシの強いシートを搬送する
ときの搬送力を大きくする必要がない。
【0072】搬送ローラ103とピンチローラ104と
によりシートPを所定量搬送した後、給紙ローラ111
の駆動を停止する。なお、反転ローラ109の搬送量は
搬送ローラ103の搬送量よりも若干多く設定されてい
る。この構成により、シートにバックテンションが生じ
ず、高精度に画像を記録することができる。
【0073】本実施形態のインクジェットプリンタ15
0において記録可能なシートPのサイズは、この時点で
シートPの後端が給紙ローラ111よりも上流に位置す
る長さのシートである。すなわち、搬送ローラ103と
ピンチローラ104のニップ部から給紙ローラ111ま
での搬送距離を、記録可能なシートの長さよりも短くし
ている。例えば、葉書を長手方向に搬送して画像を記録
できるように、搬送ローラ103から給紙ローラ111
までの搬送距離を葉書の長手方向の長さ148mmより
短い約140mm程度に設定している。また、反転ロー
ラ109の直径を約40mmないし約50mmに設定し
ている。これは、葉書を反転させた後に葉書がカールし
ない最小寸法である。
【0074】図11において、給紙プーリ135はワン
ウェイ構造になっており、図中矢印方向への回転を給紙
ローラ111に伝達するが、反対方向への回転は伝達し
ない。図10において、給紙ローラ111の回転が終了
した後は、搬送ローラ103の回転によりシートPは搬
送される。このとき、給紙ローラ111は、ワンウェイ
構造の給紙プーリ135によって、図中矢印方向の回転
がほぼ無負荷状態になっているため、シートPに引っ張
られて空転する。
【0075】ピンチローラ104は、その中心が搬送ロ
ーラ103の中心よりやや下流側にずれた位置に配設さ
れている。このため、シートPはピンチローラ104に
よってプラテン108に押し付けられる方向に搬送され
る。キャリッジ102に搭載された記録ヘッド101が
キャリッジ軸121、122に沿って移動することによ
り、シートPに画像を記録する。排紙ローラ105の搬
送量は、搬送ローラ103の搬送量よりも若干多めに設
定している。この構成により、プラテン108上のシー
トPは弛むことがない。
【0076】記録ヘッド101により画像が記録された
シートPは、フラッパ107により水平に保たれた状態
で搬送される。排紙ローラ105および拍車106によ
り搬送されたシートPは、フラッパ107を傾けること
によってフラッパ107の上面からカセットカバー12
3上に排出される。これによって、インクジェットプリ
ンタ150の記録動作が完了する。
【0077】以上の記録動作の説明は上段の給紙カセッ
ト120からシートPを供給する説明であるが、下段の
給紙カセット120bに積載されたシートも同様にして
画像が記録されて排出される。下段の給紙カセット12
0bの構造は上段の給紙カセット120の構造とほぼ同
一なので、相違点のみ説明する。
【0078】下段の給紙カセット120bに積載された
シートPは、分離板117により分離され、下段ガイド
部129およびローラガイド110に沿って搬送され
る。搬送されたシートPの先端がPEセンサ130で検
知されることにより、シートPの搬送位置が求められ
る。その後、記録ヘッド101によりシートに画像が記
録される。
【0079】下段の給紙カセット120bにおいて使用
可能なシートPのサイズは、上段の給紙カセット120
と同様に、搬送ローラ103とピンチローラ104のニ
ップ部から給紙ローラ101までの距離よりも長いサイ
ズのシートになる。
【0080】図13に示すように、下段ガイド部129
とローラガイド110の間に中間ローラ146と従動ロ
ーラ147を設け、不図示の駆動モータにより中間ロー
ラ146を回転させることによってシートPを搬送して
もよい。この構成の場合、記録可能なシートPは、搬送
ローラ103とピンチローラ104のニップ部から中間
ローラ146までの距離よりも長いサイズのシートであ
る。また、中間ローラ146を設けることにより、下段
カセットを複数設けることができる。
【0081】次に、手差し給紙を説明する。図10にお
いて、不図示の手差しレバーを作動させると、手差しレ
バーと連動してスイングアーム112が給紙カセット1
20に積載されたシートから離間する。これにより、手
差しシートの先端を給紙ローラ111よりも下流側にセ
ットできる。手差しするシートのセット位置が分かるよ
うに、シートのサイズ毎に手差しするシートの後端位置
がカセットカバー123にマークされている。
【0082】手差しするシートPは、手差しガイド12
4の上面に装填される。複数枚のシートPがセットされ
ても、手差しガイド124に設けられた分離パッド12
5により1枚ずつ分離されて給紙される。手差しするシ
ートPを手差しガイド124の上面にセットした後、不
図示の手差しレバーを元の位置に戻すことにより手差し
レバーと連動したスイングアーム112がシートの方向
へ回動する。手差しのためにセットされたシートPは、
給紙カセット120に積載されたシートPの上に追加さ
れた状態になっているため、給紙カセット120に積載
されたシートと同様な動作によって給紙される。手差し
のためにセットされたシートがすべて給紙されると、給
紙カセット120に積載されたシートPが給紙される。
【0083】次に、図14は、給紙カセット120、給
紙ローラ111a、111b、および反転ローラ109
の位置関係を示した斜視図である。図15は、給紙ロー
ラ111a、111b、分離板117、反転ローラ10
9、および各種サイズのシートの位置関係を示した平面
図である。
【0084】本実施形態のインクジェットプリンタ15
0は、シートの積載、搬送、排出のすべてにおいて、シ
ートの幅方向の一方の側部を基準としている。具体的に
は、図10のインクジェットプリンタ50の断面図にお
いて手前側を基準にしている。図14において、給紙カ
セット120に積載されたシートは手前側の側壁120
aを基準にして積載される。
【0085】反転ローラ109は、シートの幅方向にお
いて分離板117の間に配設されている。これにより、
給紙装置の高さを低くでき、インクジェットプリンタ1
50の高さも低くできる。
【0086】シート幅方向に対して基準側に配された第
1の給紙ローラ111aは、長手方向に搬送するようセ
ットした葉書の短辺の中心に対応する位置に配設してあ
る。これにより、小サイズのシートであっても確実に給
紙することができる。一方、第2の給紙ローラ111b
は、第1の給紙ローラ111aとともにB5サイズのシ
ートの中心振り分け位置に配設してある。これにより、
大サイズのシートであっても確実に給紙することができ
る。また、分離板117は、シート幅方向において、給
紙ローラ111a、111bに対応した位置に配設され
ている。これにより、分離板117の間に配設された反
転ローラ109によりシートが撓むことがあっても、分
離板117に接触して撓むことがない部位に給紙ローラ
111a、111bを当接することができ、シートを確
実に給紙することができる。また、各サイズのシートの
両端近傍に対応した位置にも分離板117は配設されて
いる。これにより、様々なサイズのシートを確実に給紙
することができる。
【0087】また、給紙ローラ111は、断面方向から
見て反転ローラ109とオーバーラップして配されてい
る。これにより、給紙装置の高さを低くすることがで
き、かつ、シートを確実に給紙することができる。
【0088】図16は搬送ローラ103、ピンチローラ
104、反転ローラ109、およびローラガイド110
の位置関係を示した斜視図である。図17はローラガイ
ド110の位置決め部分を示すため、一部省略したイン
クジェットプリンタ150の断面図である。
【0089】図16、図17に示すように、ローラガイ
ド110は、シートの搬送方向を反転する湾曲部110
eを有している。ピンチローラ104は、ローラガイド
110の湾曲部110eの下流側端部に嵌合され、回転
自在に支持される。図10に示すように、ローラガイド
110の湾曲部110eは、キャリッジシャーシ149
に固定されたピンチローラばね148によって、搬送ロ
ーラ103側に付勢されている。これにより、ピンチロ
ーラ104は搬送ローラ103に圧接される。ローラガ
イド110の湾曲部110eは、ピンチローラばね14
8の押圧力により弾性変形できる弾性を備えている。
【0090】ローラガイド110に突設されたボス11
0bは、キャリッジシャーシ149の穴に係合すること
により、搬送ローラ103に対するピンチローラ104
の位置決めを行う。ローラガイド110のボス110b
とキャリッジシャーシ49との間には隙間があり、搬送
ローラ103とピンチローラ104とのニップ部にシー
トPが進入したとき、ピンチローラ104が上方に移動
できる。
【0091】ローラガイド110は、さらに反転ローラ
109の中心と同じ高さの位置と、その位置より下方で
ありローラガイド110の上流端の位置とにボス110
c、110dを有している。位置決めボス110c、1
10dは、インクジェットプリンタ150の側板の穴に
係合することにより、ローラガイド110を側板に位置
決めする。湾曲部110eの曲率中心は、反転ローラ1
09の中心とほぼ一致している。すなわち、反転ローラ
109の中心と同じ高さに位置決めボス110cを設け
ることにより、ローラガイド110がピンチローラばね
148に押圧されても位置決めボス110cを基点にし
てローラガイド110の約上半分が撓んで、反転ローラ
109とローラガイド110との隙間をほぼ一定に保持
することができる。仮に、位置決めボス110cが設け
られていないと、ローラガイド110全体が撓んでしま
い反転ローラ109とローラガイド110との隙間を所
定の値にすることができない。
【0092】ローラガイド110は、上流端からピンチ
ローラ104が配される位置まで1つの部材で形成され
て、内面には継ぎ目がない。これにより、シートはロー
ラガイド110に引っ掛かることなく円滑に搬送され、
傷を受けることがない。また、ローラガイド110は、
弾性を有する部材で形成されているが、上半分を撓ませ
やすくし、下半分を撓みにくい剛体にするため、下半分
の外面には上下方向に沿ったリブ153が複数本突設し
てある。
【0093】図18は、シート排出部の構成を示す斜視
図である。図19は、カセットにカセットカバーを重ね
たときの外観斜視図である。図20は、シート排出部の
正面図である。
【0094】シート排出部は、排紙ローラ105と拍車
106とによって搬送された記録済みのシートを、フラ
ッパ107により落下させ、側部を整合してカセットカ
バー123上に積載する。フラッパ107は、搬送され
たシートPの幅方向に対して一方の側部Paを支持した
後、支持を解除する。前述したように、本実施形態のイ
ンクジェットプリンタ150は、シートの積載、搬送、
排出のすべてにおいて、シートの幅方向の一方の側部を
基準としている。カセットカバー123に排出されるシ
ートは、カセットカバー123の手前側の基準壁156
を基準にして積載される。
【0095】フラッパ107はシートの基準側に配設さ
れて、不図示のフラッパモータの駆動によりピン107
aを中心にして上下方向に傾動する。カセットカバー1
23には、高さの異なる整列リブ157、158がシー
トの排出方向とほぼ平行に配列してある。そして、基準
壁158に近い側の第1の整列リブ157が遠い側の第
2の整列リブ158よりも上端を低く形成されている。
【0096】図19に示すように、第1の整列リブ15
7は、葉書の短辺の長さをやや超えた位置であり、A5
サイズのシートの短辺の長さの(2/3)以上の位置に
配されている。第2の整列リブ158は、B5サイズの
シートの短辺の長さよりをやや超えた位置であり、A4
サイズの短辺の長さの(2/3)以上の位置に配されて
いる。
【0097】排紙ローラ105と拍車106、フラッパ
107により水平に保持されているシートPの幅が基準
壁156と第2の整列リブ158との間隔より広いと、
そのシートPは第2の整列リブ158に支持される。シ
ートPの幅が基準壁156と第2の整列リブ158との
間隔より狭く、かつ基準壁156と第1の整列リブ15
7との間隔より広いと、そのシートPは第2の整列リブ
158の側面により幅方向の位置を規制される。さら
に、シートPの幅が基準壁156と第1の整列リブ15
7との間隔より狭いと、そのシートPは第1の整列リブ
157の側面により幅方向の位置を規制される。
【0098】次に、不図示のフラッパモータの回転によ
ってフラッパ107を下げる。すると、シートPの基準
側の側部Paがカセットカバー23上に落下して、シー
ト全体がカセットカバー123に積載される。
【0099】上述のように、第1の整列リブ157の高
さが第2の整列リブ158の高さよりも低くなってい
る。そのため、シートがA4サイズの場合、シートは整
列リブ157、158の上端を横滑りして基準壁156
に当接する。シートがB5サイズの場合、シートは第2
の整列リブ158の側面に突き当たり整列した状態にな
る。シートがA5サイズの場合、シートは第1の整列リ
ブ157の上端を横滑りして基準壁56に当接する。シ
ートがハガキの場合、シートは第1の整列リブ157の
側面に突き当たり整列した状態になる。その後、後続の
シートも同様にして整列して積載される。なお、整列リ
ブの数は2つに限定されず、3つ以上配してもよい。
【0100】以上説明したように、本実施形態のシート
排出部は、カセットカバー123にシートを落下させ
て、高さの異なる整列リブ157、158で支持して、
シートを基準壁156で受け止める構成であるため、イ
ンクが乾かないうちにシート同士を重ねることがなく、
シートに記録された画像に損傷を与えるようなことがな
い。また、シート同士が擦れてめくれるようなことがな
く、シートの側部の整合性を高めることができる。さら
に、図20に示すように、シートが整列リブ157、1
58に支持されるため、シートPの下面とカセットカバ
ー123との間に生じる空間Aに指先を入れて、シート
をカセットカバー123から容易に取り出すことができ
る。また、カセットカバー123からシートPを手差し
しやすいように、整列リブ157、158の上流側に傾
斜面157a、158aを形成している。
【0101】なお、図21に示すように、カセットカバ
ーに整列リブを配する代わりに、カセットカバー160
に基準壁161に近づくにしたがって低くなる傾斜面1
60aを形成してもよい。この場合には、シートのサイ
ズに関係なく、シート全体を支持することができる。
【0102】また、上述の実施形態は、記録ヘッドを主
走査方向に移動させるシリアルタイプの記録装置に、本
発明を適用した構成となっている。しかし、本発明は、
記録シートの幅方向の全域に渡って延在する記録ヘッド
を用いて、記録シートを連続的に搬送しつつ、記録ヘッ
ドによって画像を記録するフルラインタイプの記録装置
に対しても適用することができる。
【0103】また、上述の実施形態は、インクジェット
方式のうち、いわゆるBJ方式の記録ヘッドを用いた例
について説明した。しかし、本発明は、このような記録
ヘッドの記録方式によらず、種々の記録方式に適用でき
る。記録ヘッドの記録方式としては、例えば、BJ方式
以外に、ピエゾ方式のものでもよく、また、インクジェ
ット方式でなく、熱転写方式等、種々の記録素子を備え
た方式の記録ヘッドも用いることができる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
給紙ローラにより給紙されたシートを分離する複数の斜
面部材のうち、給紙ローラと対応する位置の斜面部材の
高さを他の斜面部材よりも低くするため、シート積載手
段を装置本体に対して着脱する際に斜面部材と給紙ロー
ラが接触することがない。また、他の斜面部材を高くす
ることができるので、シートの先端が折れたりすること
なく確実にシートを給送することができる。
【0105】また、給紙ローラにより給送されたシート
を反転する反転ローラを備え、シート幅方向において反
転ローラの複数のローラ部をそれぞれ斜面部材の間に配
したため、装置の高さを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る給紙装置を備
えた記録装置の一例であるインクジェットプリンタの斜
視図である。
【図2】上記インクジェットプリンタの概略構成を示す
断面図である。
【図3】上記給紙装置のカセットの構成を示す斜視図で
ある。
【図4】上記給紙装置のカセットの構成を示す斜視図で
ある。
【図5】上記給紙カセットがアームに当接する前の状態
を示す図である。
【図6】上記給紙カセットの先端がアームに当接したと
きの状態を示す図である。
【図7】上記給紙カセットによりアームが支持されてい
る状態を示す図である。
【図8】上記給紙カセットが装着されたときの状態を示
す図である。
【図9】上記給紙カセットの引出しが開始されたときの
状態を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るインクジェ
ットプリンタの断面図である。
【図11】給紙ローラの駆動系を説明する図である。
【図12】搬送ローラ、排紙ローラ、および反転ローラ
の駆動系を説明する図である。
【図13】中間ローラを備えたインクジェットプリンタ
の断面図である。
【図14】カセット、給紙ローラ、および反転ローラの
位置関係を示す斜視図である。
【図15】給紙ローラ、分離板、反転ローラ、およびシ
ートの位置関係を示した平面図である。
【図16】搬送ローラ、ピンチローラ、反転ローラ、お
よびローラガイドの位置関係を示す斜視図である。
【図17】ローラガイドの位置決め部分を示すため、一
部省略したインクジェットプリンタの断面図である。
【図18】シート排出部の構成を示す斜視図である。
【図19】給紙カセットにカセットカバーを重ねたとき
の外観斜視図である。
【図20】シート排出部の正面図である。
【図21】シート排出部の変形例の正面図である。
【図22】従来の給紙装置の概略構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 インクジェットプリンタ 1A プリンタ本体 1B 給紙装置 2 キャリア 3 記録ヘッド 3A 画像記録部 10 給紙カセット 14 アーム 15 給紙ローラ 19 分離板 25 ガイド部 101 記録ヘッド 102 キャリッジ 103 搬送ローラ 104 ピンチローラ 109 反転ローラ 110 ローラガイド 111 給紙ローラ 112 スイングアーム 117 分離板 120 給紙カセット 150 インクジェットプリンタ
フロントページの続き Fターム(参考) 3F102 AA02 AA10 AA11 AB01 BA11 BB17 EB01 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC01 FC04 GA01 GB01 GC01 GD01 HB03 HC25 HC26 HC27 JA16 JA17 JD04 JD08 JD31 JD33 KB03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に着脱自在に配され、シートを
    積載するためのシート積載手段と、 前記シート積載手段に積載されたシートを給送する給紙
    ローラと、 前記シート積載手段のシート送り方向に対して下流側に
    配され、前記給紙ローラにより送り出されるシートに当
    接して該シートを分離する複数の斜面部材と、 を備える記録装置であって、 前記複数の斜面部材のうち前記給紙ローラに対応する位
    置に配される斜面部材の高さを、他の斜面部材の高さよ
    りも低くすることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記シート積載手段を装置本体に着脱す
    る際に、前記給紙ローラに対応する位置に配される斜面
    部材と前記給紙ローラは接触しないことを特徴とする請
    求項1に記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記給紙ローラを回動自在に支持する支
    持部材と、前記シート積載手段を装置本体に着脱する際
    に前記支持部材を回動させる移動手段と、を備えること
    を特徴とする請求項2に記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記シート積載手段を装置本体に装着す
    る際に、前記移動手段は前記支持部材を介して前記給紙
    ローラを前記斜面部材から離間させた後、前記シート積
    載手段に積載されたシートと当接可能な位置に移動させ
    ることを特徴とする請求項3に記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 シートを積載するためのシート積載手段
    と、 前記シート積載手段に積載されたシートを給送する給紙
    ローラと、 前記シート積載手段のシート送り方向に対して下流側端
    部に配され、前記給紙ローラにより送り出されるシート
    に当接して該シートを分離する複数の斜面部材と、 前記給紙ローラにより給送されたシートを反転する反転
    ローラと、 を備える記録装置であって、 前記反転ローラは複数のローラ部を備え、シート幅方向
    において前記複数のローラ部はそれぞれ前記複数の斜面
    部材の間に配されることを特徴とする給紙装置。
  6. 【請求項6】 前記給紙ローラのローラ部は前記斜面部
    材と対応する位置に配されることを特徴とする請求項5
    に記載の給紙装置。
  7. 【請求項7】 前記給紙ローラは複数のローラ部を備
    え、前記複数のローラ部のうち第1のローラ部は、葉書
    を長手方向に搬送するときの葉書の短辺の中心に対応す
    る位置に配設されることを特徴とする請求項6に記載の
    給紙装置。
  8. 【請求項8】 前記複数のローラ部のうち第2のローラ
    部は、前記第1のローラ部とともにB5サイズのシート
    の中心振り分け位置に配設されることを特徴とする請求
    項7に記載の給紙装置。
  9. 【請求項9】 前記シート積載手段はシートの幅方向の
    一方の側部を基準として複数のサイズのシートを積載す
    ることが可能であり、該複数のサイズのシートのそれぞ
    れの端部に対応する位置に斜面部材を備えることを特徴
    とする請求項5ないし8のいずれか1項に記載の給紙装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか1項に記
    載の給紙装置を備え、前記給紙装置より給送されたシー
    トに記録を行うことを特徴とする記録装置。
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