JP2002321228A - ベルトスリーブの加硫用ジャケット - Google Patents

ベルトスリーブの加硫用ジャケット

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JP2002321228A
JP2002321228A JP2001128785A JP2001128785A JP2002321228A JP 2002321228 A JP2002321228 A JP 2002321228A JP 2001128785 A JP2001128785 A JP 2001128785A JP 2001128785 A JP2001128785 A JP 2001128785A JP 2002321228 A JP2002321228 A JP 2002321228A
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Japan
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jacket
ethylene
rubber layer
belt sleeve
olefin elastomer
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JP2001128785A
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Takeshi Takehara
剛 竹原
Yorifumi Hineno
順文 日根野
Toshimichi Takada
俊通 高田
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Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にエチレン−α−オレフィンエラストマー
組成物からなるゴム層とジャケット間で離型を繰り返し
ても、破損しにくいベルトスリーブの加硫用ジャケット
を提供することを目的とする。 【解決手段】 エチレン−α−オレフィンエラストマー
からなる圧縮ゴム層6を有するベルトスリーブ7を加硫
するときに使用するジャケット10であり、エチレン−
α−オレフィンエラストマーからなるゴム層13に繊維
材料からなる補強材14を積層した構成からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はベルトスリーブの加
硫用ジャケットに係り、エチレン−α−オレフィンエラ
ストマーをゴム層に有するVリブドベルト、ローエッジ
シングルコグベルト、ローエッジダブルコグベルトのよ
うな動力伝動用ベルト、搬送用ベルトのような筒状のベ
ルトスリーブを加硫する際に使用するもので、繰り返し
使用しても破損しにくいベルトスリーブの加硫用ジャケ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、省エネルギー化、コンパクト化の
社会的要請を背景に、自動車のエンジンルーム周辺の雰
囲気温度は従来に比べて上昇し、これにともない動力伝
動用ベルトの使用環境温度も高くなってきた。従来、動
力伝動用ベルトは天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム
が主流であったが、高温雰囲気下では、熱により硬化し
た圧縮ゴム層で早期にクラックを生じるという問題が発
生した。
【0003】このようなベルトの早期破壊現象に対し、
従来からクロロプレンゴムの耐熱性の改善が検討されて
きたが、これに代わり最近では、環境問題の重要性が増
すに連れて、環境負荷物質を含まない又は、含有量が少
ないポリマーとして、エチレン・α-オレフィンエラス
トマー注目されている。このエチレン−α−オレフィン
エラストマーはエチレン−プロピレン系ゴム(EPR)
やエチレン−プロピレン−ジエン系ゴム(EPDM)等
があり、優れた耐熱性、耐寒性を有し、比較的に安価な
ポリマーであり、伝動ベルトへの使用も検討されつつあ
る。
【0004】しかしながら、心線をエチレン−α−オレ
フィンエラストマー組成物からなるゴム層中に埋設した
筒状体の未加硫ベルトスリーブを金型上に成形し、該未
加硫ベルトスリーブの外側に、主鎖が飽和して耐熱性に
優れ、ガス透過性が低いブチルゴムを素材とするジャケ
ットを挿入した後、該ベルトスリーブを加硫した場合に
は、加硫後にジャケットを抜き取る作業が大変な重労働
であり、とりわけジャケットの離型性が悪い場合には、
自動化された製造ラインでは問題の一つになっていた。
このために、ベルトスリーブ外面もしくはジャケット内
面にフッ素系離型剤やシリコン系離型剤を塗付して離型
性を改善していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ベルトスリー
ブの圧縮ゴム層としてエチレン−α−オレフィンエラス
トマー組成物を使用し、この材質からなるゴム層が特に
直接ブチルゴムを素材とするジャケットに密着する場合
には、ジャケットが早期に老化し硬化する現象が起り、
従来に比べてジャケットの使用回数が大きく減少してい
た。この原因は明らかでないが、エチレン−α−オレフ
ィンエラストマー組成物の配合剤、加硫条件(温度、時
間)、ジャケットの材質等に起因すると考えられてい
る。特に、加硫剤としてジクミルパーオキサイド等の有
機過酸化物を使用した場合には、この傾向が顕著であっ
た。
【0006】しかも、加硫後、ジャケットがエチレン−
α−オレフィンエラストマー組成物の加硫ゴム層に粘着
するために、その剥離が困難であった。
【0007】本発明はこのような背景から生まれたもの
であり、特にエチレン−α−オレフィンエラストマー組
成物からなるゴム層とジャケット間で離型を繰り返して
も、破損しにくいベルトスリーブの加硫用ジャケットを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本願の請求項1記
載の発明では、エチレン−α−オレフィンエラストマー
からなるゴム層を有するベルトスリーブを加硫するとき
に使用するジャケットであり、エチレン−α−オレフィ
ンエラストマーからなるゴム層に繊維材料からなる補強
材を積層したベルトスリーブの加硫用ジャケットにあ
り、エチレン−α−オレフィンエラストマー組成物から
なるゴム層とジャケット間で離型を繰り返しても、破損
しにくくすることができる。
【0009】本願の請求項2記載の発明では、補強材が
織物、編み布、そして不織布から選ばれた少なくとも1
種の繊維材料であるベルトスリーブの加硫用ジャケット
にある。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は金型面上にベルトスリーブ
を成形している状態を示す概略図、そして図2は本発明
に係るジャケットを金型面上に成形したベルトスリーブ
に被せた状態の断面図である。
【0011】これによると、金型1を成形機(図示せ
ず)に取付け、成形面2に水系離型剤を塗布し乾燥し、
この上にゴム付き帆布3を巻き付けた後、心線4をスパ
イラルにスピニングし、エチレン−α−オレフィンエラ
ストマー組成物からなるシート状の接着ゴム層5とエチ
レン−α−オレフィンエラストマー組成物からなるシー
ト状の圧縮ゴム層6を予め積層したシートを巻き付けて
ベルトスリーブ7を得る。
【0012】圧縮ゴム層6に用いるエチレン−α−オレ
フィンエラストマーは、エチレン−プロピレンゴム(E
PR)やエチレン−プロピレン−ジエンモノマー(EP
DM)からなるゴムをいう。ジエンモノマーの例として
は、ジシクロペンタジエン、メチレンノルボルネン、エ
チリデンノルボルネン、1,4−ヘキサジエン、シクロ
オクタジエンなどがあげられる。
【0013】上記圧縮ゴム層6には、エチレン−α−オ
レフィンエラストマーの加硫剤としてパーオキサイドを
添加する。また、共架橋剤(co−agent)としT
IAC、TAC、1,2ポリブタジエン、不飽和カルボ
ン酸の金属塩、オキシム類、グアニジン、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレート、エチレングリコールジ
メタクリレート、N−N’−m−フェニレンビスマレイ
ミド、硫黄など通常パーオキサイド架橋に用いるもので
ある。
【0014】この中でもN,N’−m−フェニレンジマ
レイミドが好ましく、これを添加することによって架橋
度を上げて粘着摩耗等を防止することができる。N,
N’−m−フェニレンジマレイミドの添加量はエチレン
−α−オレフィンエラストマー100質量部に対して
0.2〜10質量部であり、0.2質量部未満の場合に
は、架橋密度が小さくなり耐摩耗性、耐粘着摩耗性の改
善効果が小さく、一方10質量部を越えると加硫ゴムの
伸びの低下が著しく、耐屈曲性に問題が生じる。
【0015】更に、上記ゴム層6には、硫黄をエチレン
−α−オレフィンエラストマー100質量部に対して
0.01〜1質量部添加することにより、加硫ゴムの伸
びの低下を制御することができる。1質量部を越える
と、架橋度が期待できる程に向上しないため、加硫ゴム
の未耐摩耗性、耐粘着摩耗性も向上しなくなる。
【0016】上記有機過酸化物としては、通常、ゴム、
樹脂の架橋に使用されているジアシルパーオキサイド、
パーオキシエステル、ジアリルパーオキサイド、ジ−t
−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサ
イド、ジクミルパーオキサイド、2・5−ジメチル−2
・5−ジ(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサン−3,1
・3−ビス(t−ブチルパーオキシ−イソプロピル)ベ
ンゼン、1・1−ジ−ブチルパーオキシ−3,3,5−
トリメチルシクロヘキサン等があり、熱分解による1分
間の半減期が150〜250°Cのものが好ましい。
【0017】その添加量はエチレン−α−オレフィンエ
ラストマー100質量部に対して約1〜8質量部であ
り、好ましくは1.5〜4質量部である。
【0018】また、圧縮ゴム層6には、ナイロン6、ナ
イロン66、ポリエステル、綿、アラミドからなる短繊
維を混入して伝動ベルトの圧縮ゴム層の耐側圧性を向上
させるとともに、プーリと接する面になる圧縮ゴム層の
表面をグラインダーによって研磨加工して該短繊維を突
出させる。圧縮ゴム層の表面の摩擦係数は低下して、ベ
ルト走行時の騒音を軽減する。これらの短繊維のうち、
剛直で強度を有し、しかも耐磨耗性を有するアラミド短
繊維が最も効果がある。
【0019】上記アラミド短繊維が前述の効果を充分に
発揮するためには、アラミド繊維の繊維長さは1〜20
mmで、その添加量はエチレン−α−オレフィンエラス
トマー100質量部に対して1〜30質量部である。こ
のアラミド繊維は分子構造中に芳香環をもつアラミド、
例えば商品名コーネックス、ノーネックス、ケブラー、
テクノーラ、トワロン等である。
【0020】更に、圧縮ゴム層6には、必要に応じてカ
ーボンブラック、シリカなどの補強剤、クレー、炭酸カ
ルシウムなどの充填剤、軟化剤、加工助剤、老化防止
剤、TAICなどの共架橋剤などの各種薬剤を添加して
もよい。
【0021】前記接着ゴム層5にも圧縮ゴム層6と同様
のエチレン−α−オレフィンエラストマー組成物が使用
される。しかし、心線4であるポリエステル繊維、アラ
ミド繊維、ガラス繊維等と良好に接着するために、パー
オキサイドを含まない硫黄加硫によるエチレン−α−オ
レフィンエラストマー組成物や、クロロスルフォン化ポ
リエチレン組成物もしくは水素化ニトリルゴム組成物を
使用することもできる。尚、この層5には、短繊維を含
めない方がよい。
【0022】心線4にはポリエチレンテレフタレート繊
維、エチレン−2,6−ナフタレートを主たる構成単位
とするポリエステル繊維、ポリアミド繊維からなるコー
ドが使用され、ゴムとの接着性を改善する目的で接着処
理が施される。このような接着処理としては繊維をレゾ
ルシン−ホルマリン−ラテックス(RFL液)に浸漬
後、加熱乾燥して表面に均一に接着層を形成するのが一
般的である。しかし、これに限ることなくエポキシ又は
イソシアネート化合物で前処理を行なった後に、RFL
液で処理する方法等もある。
【0023】本発明で使用するエチレン−2,6−ナフ
タレートは、通常ナフタレン−2,6−ジカルボン酸ま
たはそのエステル形成性誘導体を触媒の存在下に適当な
条件のもとにエチレングリコールと縮重合させることに
よって合成させる。このとき、エチレン−2,6−ナフ
タレートの重合完結前に適当な1種または2種以上の第
3成分を添加すれば、共重合体ポリエステルが合成され
る。
【0024】成形機から金型1を取り出した後、ベルト
スリーブ7のエチレン−α−オレフィンエラストマー組
成物からなる圧縮ゴム層6の表面に、水素化ニトリルゴ
ム単体もしくはこれにエチレン−α−オレフィンエラス
トマーを混合したゴム組成物を架橋した筒状体であるジ
ャケット10を被せる。そして、これらを加硫缶に入れ
て、通常の条件で加硫する。ここで使用するジャケット
10の両端縁部には、加硫時に内部を密閉するためのフ
ランジ11が設けられている。しかし、フランジ11を
特に設ける必要はない。
【0025】上記ジャケット10は、エチレン−α−オ
レフィンエラストマーからなるゴム層13に織物、編み
布、そして不織布から選ばれた少なくとも1種の繊維材
料からなる補強材14を積層したものであり、上記エチ
レン−α−オレフィンエラストマーとしては、圧縮ゴム
層6と同様のエチレン−プロピレンゴム(EPR)やエ
チレン−プロピレン−ジエンモノマー(EPDM)から
なり、ジエンモノマーの例としては、ジシクロペンタジ
エン、メチレンノルボルネン、エチリデンノルボルネ
ン、1,4−ヘキサジエン、シクロオクタジエンなどが
あげられる。
【0026】ゴム層13には、可塑剤とカーボンブラッ
ク以外にも必要に応じて種々の添加剤を配合する。例え
ば、架橋剤、老化防止剤、耐熱剤、粘着付与剤、スコー
チ防止剤、架橋促進剤、促進助剤、架橋遅延剤、着色
剤、紫外線吸収剤、難燃剤、耐油性向上剤、その他充填
剤等が挙げられる。
【0027】カーボンブラックは、可塑剤のブリードを
抑制するとともに、硬度やモジュラスといった物性を高
く保つために配合するものであり、その配合量は特に制
限がないが、30〜100質量部、好ましくは40〜8
0質量部配合される。カーボンブラックの配合量が30
質量部未満であると、可塑剤のブリードが顕在化すると
共に硬度やモジュラスなどの物性が低下する。
【0028】ゴム層13に積層した補強材14として
は、綿、ポリエステル繊維、ナイロン等を素材とした平
織、綾織、朱子織等に製織した織布で、経糸と緯糸との
交差角が90〜120°程度の広角度帆布、あるいは編
み布でもよい。織布はRFL処理した後、ゴム組成物を
フィリクション・コーチングしてゴム付帆布とする。R
FL液はレゾルシンとホルマリンとの初期縮合物をラテ
ックスに混合したものであり、ここで使用するラテック
スとしてはクロロプレン、スチレン・ブタジエン・ビニ
ルピリジン三元共重合体、水素化ニトリルゴム(H−N
BR)、NBRなどである。
【0029】また、他の繊維材料である不織布として
は、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンなど
の素材からなる長繊維、あるいは短繊維からなってい
る。
【0030】上記ジャケット10の製造方法としては、
円筒状ドラムに所定厚みの未加硫のゴム層13間に補強
材料14を介在させるように、未加硫のゴム層13と補
強材14を順次複数層巻き付け、あるいは未加硫のゴム
層13と補強材14を積層し、補強材14が外側に位置
するような成形体とし、そしてフランジ11をこの成形
体の両端縁部の外方へ延びるように付着し、円筒状の他
のジャケットを嵌入してこれを加硫缶に入れて加硫した
後、円筒状ドラムから成形体を抜き取り得ることができ
る。
【0031】
【実施例】以下、更に具体的な実験例により本発明の効
果を確認する。 実施例1、比較例1 (ジャケットの作製)表1に示すゴム配合物をそれぞれ
バンバリーによって練り、これをカレンダーで厚さ0.
5mmの圧延シートにした。この圧延シートを複数枚重
ねて所定厚みした後、RFL処理した編み布(75dの
ウーリーポリエステル製)を積層し、これを外径1,2
80mmの円筒状ドラムに複数回巻き付けて、厚さ5m
mの未加硫成形体とし、この成形体の両端縁部の外方へ
延びた同ゴム配合物のフランジを付着した後、円筒状の
他のジャケットを嵌入してこれを加硫缶に入れて加硫し
た後、円筒状ドラムから加硫成形体を抜き取りジャケッ
トを作製した。加硫条件は170°C×20分、圧力
1.0MPaであった。
【0032】
【表1】
【0033】(ベルトスリーブの作製)金型の成形面
に、RFL液(スチレン−ブタジエン−ビニルピリジン
三元共重合体100質量部、レゾルシン14.6質量
部、ホルマリン9.2質量部、苛性ソーダ1.5質量
部、水262.5質量部)のみで処理した綿帆布を1プ
ライ積層し、ポリエステル繊維のロープからなる心線を
巻付け、表2に示すEPDMのゴム組成物から調製し、
バンバリーミキサーで混練後、カレンダーロールで厚さ
1mmに圧延した圧縮ゴム層用シートを3プライ、また
表2に示す厚さ0.5mmに圧延した接着ゴム層用シー
トとの積層物を巻き付けてベルトスリーブを作製した。
【0034】
【表2】
【0035】得られたベルトスリーブの外表面に離型剤
(カリ石鹸、脂肪酸グリコール)を塗付した場合と離型
剤を使用しない場合において、上記種々のジャケットを
嵌め込んで加硫(170°C×40分、圧力1.0MP
a)した後のジャケットの離型性を評価した。その結果
を表1に併記する。
【0036】この結果、実施例では、ジャケットを30
0回使用しても異常が発生しなかったが、比較例のジャ
ケットでは、抜け難い状態であり、また使用5回目で抜
くときに割れが発生した。
【0037】
【発明の効果】以上のように本願の請求項記載の発明で
は、エチレン−α−オレフィンエラストマーからなるゴ
ム組成物層に繊維材料からなる補強材を積層したベルト
スリーブの加硫用ジャケットにあり、繰り返し使用して
も破損しにく効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】金型面上にベルトスリーブを成形している状態
を示す概略図である。
【図2】本発明に係るジャケットを金型面上に成形した
ベルトスリーブに被せた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 金型 3 ゴム付き帆布 4 心線 5 接着ゴム層 6 圧縮ゴム層 7 ベルトスリーブ 10 ジャケット 13 ゴム層 14 補強材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AA09 AD15 AD16 AG16 AJ05 CA27 CD01 CD30 4F203 AA09 AD15 AD16 AG16 DA11 DB01 DL10 DL14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン−α−オレフィンエラストマー
    からなるゴム層を有するベルトスリーブを加硫するとき
    に使用するジャケットであり、エチレン−α−オレフィ
    ンエラストマーからなるゴム層に繊維材料からなる補強
    材を積層したことを特徴するベルトスリーブの加硫用ジ
    ャケット。
  2. 【請求項2】 補強材が織物、編み布、そして不織布か
    ら選ばれた少なくとも1種の繊維材料である請求項1記
    載のベルトスリーブの加硫用ジャケット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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