JP2002320549A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
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Abstract
ァンで制御基板と加熱手段を配設した炊飯鍋の下部領域
を確実に冷却する。 【解決手段】 炊飯鍋2を収容する保護枠13および内
胴15を備えた本体3と、該本体3に開閉可能に取り付
けられ炊飯鍋2を密閉する蓋体33と、炊飯鍋2を加熱
する加熱手段(誘導加熱コイル16)と、該加熱手段を
制御する制御基板20と、制御基板20を冷却するファ
ン26とを備えた炊飯器1において、ファン26を、制
御基板20に沿って冷却空気を送風するように該制御基
板20と略直交に配置するとともに、送風方向の下流側
に冷却空気の流通方向を加熱手段を配設した炊飯鍋2の
下部領域に変更する風向変更板34を設ける。
Description
のである。
を炊飯するために、強い火力が要求される。そのため、
本体の内部には加熱手段に大電流が通電され、その加熱
手段を配設した部位である炊飯鍋の下部領域は、約18
0℃から190℃と非常に高温になる。この場合、本体
内に配設した制御基板の電子部品が熱によって誤動作し
たり、電気的に損傷するうえ、樹脂からなる本体の外装
体も熱によって劣化するという問題がある。
2573960号では、略楕円筒状に形成した本体の楕
円長径方向の一方に冷却ファンと吸気口を設けるととも
に、他方に排気口を設け、吸気口と排気口との間の楕円
弧に略沿うように高温となる電子部品を配設した炊飯器
が提供されている。
釜と該内釜を収容する内容器との間に空間を設け、この
空間に空気を循環させる第1のファンを設けるととも
に、吸気口から排気口との間に水平に配設した制御基板
に冷却空気を供給する第2のファンを設けた炊飯器が提
供されている。
例の炊飯器は、吸気口を本体の底面である水平面に設
け、ファンによって吸気口から外気を吸い込んで上向き
に送風し、その風を上方のモータおよび支持枠に当てる
ようにしているため、下部領域には風が流れ難い。その
ため、実際には加熱手段は勿論、前記制御基板の冷却効
率が悪くなるという問題がある。
ファンを適用すれば解消できるが、この場合にはコスト
高になるうえ、風切り音等の騒音の原因になるという問
題がある。また、吸気口や排気口の開口面積を広くすれ
ば同様に前記問題を解消可能であるが、この場合には製
品の外観が悪くなるとともに、強度の低下に繋がるとい
う問題がある。
することなく、1つのファンで制御基板と加熱手段を配
設した炊飯鍋の下部領域を確実に冷却できる炊飯器を提
供するものである。
め、本発明の炊飯器は、炊飯鍋を収容する保護枠および
内胴を備えた本体と、該本体に開閉可能に取り付けられ
前記炊飯鍋を密閉する蓋体と、前記炊飯鍋を加熱する加
熱手段と、該加熱手段を制御する制御基板と、前記制御
基板を冷却するファンとを備えた炊飯器において、前記
ファンを、前記制御基板に沿って冷却空気を送風するよ
うに該制御基板と略直交に配置するとともに、前記送風
方向の下流側に冷却空気の流通方向を前記加熱手段を配
設した前記炊飯鍋の下部領域に変更する風向変更板を設
けた構成としている。
冷却空気を制御基板に沿って供給するため、該制御基板
の全面を確実に冷却できる。しかも、ファンの送風方向
下流側には、冷却空気の流通方向を前記加熱手段を配設
した下部領域に変更する風向変更板を設けているため、
高温となる下部領域を効率的に冷却できる。
制御基板に配設したヒートシンクのフィンで構成するこ
とが好ましい。このようにすれば、冷却空気がヒートシ
ンクのフィンに衝突するため、制御基板の冷却効率が向
上する。
を配設するための基板ホルダーに設けてもよい。このよ
うにすれば、風向変更板を安価に製造できる。
を略垂直方向に配設するとともに、前記ファンを略水平
方向に配設し、その吸気口を本体底面に設けることが好
ましい。このようにすれば、吸気口から薄いシート状の
物や細長い線状の物、そして、害虫等が本体内に侵入す
ることを防止できる。
きに送風した冷却空気を、前記風向変更板により、その
まま上向きに通過する第1冷却空気と、略垂直方向下向
きに旋回する第2冷却空気とに分流し、前記第1冷却空
気で他の制御基板を冷却するとともに、前記第2冷却空
気で前記炊飯鍋の下部領域を冷却することが好ましい。
このようにすれば、1つのファンで本体内の全領域を冷
却できる。
板の下部に空気流通穴を設け、前記ファンから略垂直方
向上向きに送風した冷却空気を前記保護枠または内胴に
当てた後に炊飯鍋の下部領域を通過させることが好まし
い。このようにすれば、保護枠または内胴を効率的に冷
却できるため、保温工程への移行時に炊飯鍋内の温度を
効率的に下げることができる。
板に配設したヒートシンクにおいて、隣接するフィンの
間にのみ設けることが好ましい。このようにすれば、制
御基板の剛性が低下することを防止できる。
に従って説明する。図1は、本発明に係る第1実施形態
の炊飯器1を示す。この炊飯器1は、炊飯鍋2と、該炊
飯鍋2を収容して誘導加熱する本体3と、該本体3に回
動可能に取り付けられる蓋体33とからなる。
からなる鍋母材の外面に、後述する誘導加熱コイル16
への高周波電流の通電時に生じる渦電流によって電磁誘
導加熱される強磁性材料をコーティングや接合等を施し
て設けたものである。
を閉鎖する底部材5とからなる外装体を備え、この外装
体の内部に前記炊飯鍋2を収容する保護枠13および内
胴15が配設されている。そして、この外装体と保護枠
13の間には、加熱手段である誘導加熱コイル16と、
フェライトコア17と、炊飯鍋用温度センサ19と、マ
イコンを実装した制御基板20と、冷却手段であるファ
ン26とが配設されている。なお、前記制御基板20と
ファン26は、基板ホルダー27によって一体に取り付
けられている。
状の樹脂ケースであり、内部に後述する保護枠13およ
び内胴15を一体的に取り付け、上端開口に蓋体33を
回動可能に取り付けるとともに、下端開口に底部材5を
取り付ける周知の構造のものである。
うに、前記胴部材4の下端開口の形状に一致する有底箱
形状の樹脂ケースからなる。この底部材5には、略正方
形状の4隅に位置するように、保護枠13を下方から保
持するための支持柱部6が突設されている。また、この
底部材5の中央には、円環形状のアルミニウム板からな
る防磁板7が配設されている。さらに、底部材5の正面
側には、外観的に目視が困難な下部に位置するように吸
気口8が形成されている。この吸気口8は、多数のスリ
ット9と、各スリット9から臨む内部を遮蔽する遮蔽部
10とからなり、薄いシート状の物や細長い線状の物、
そして、害虫等が本体3内に侵入できない構成としてい
る。さらにまた、前記底部材5の吸気口8と反対の背面
側には、多数のスリットを並設してなる排気口11が設
けられている。なお、図2中12は、電源コードを着脱
可能に接続する電源プラグの取出孔である。
記炊飯鍋2を着脱可能に収容するもので、非導電性材料
を略受け皿形状に形成したものである。この保護枠13
には、前記底部材5の支持柱部6と対応する位置に外方
に突出する受部が設けられている。また、保護枠13の
後側部には、炊飯鍋用温度センサ19の検出部を貫通さ
せて取り付ける取付部14が設けられている。さらに、
この保護枠13の外側面には、フェライトコア17を取
り付けるための取付構造が設けられている。なお、この
取付構造は従来と同様であるため、詳細な説明は省略す
る。
電性材料からなる円筒形状のもので、その上端が胴部材
4の肩部に当接され、下端が保護枠13の上端縁に当接
するようになっている。
通電されることにより電磁波を発生し、前記保護枠13
を介して炊飯鍋2を電磁誘導加熱するものである。この
誘導加熱コイル16は、前記保護枠13の下面に配設さ
れ、後述するフェライトコア17のホルダー18によっ
て該ホルダー18と保護枠13との間に位置決めされ
る。
3の外面形状に沿った略J字形棒状をなし、前記誘導加
熱コイル16から発生する電磁波を集中的に集めて炊飯
鍋2を局部加熱するものである。このフェライトコア1
7は、非導電性材料(合成樹脂)からなるホルダー18
内にインサート成型され、このホルダー18によって前
記誘導加熱コイル16の下方に120度間隔をあけて放
射状に配設される。
枠13の取付部14に配設され、その先端の検出部を貫
通孔に貫通させて炊飯鍋2の外側面に接触させ、該炊飯
鍋2の温度を検出し、マイコンに出力するものである。
うに、電気回路を構成する多数の電子部品21およびヒ
ートシンク24が実装され、基板ホルダー27によって
装着されるものである。この制御基板20は、炊飯器1
を構成する前記ファン26や誘導加熱コイル16の動作
を記憶されたプログラムに従って制御し、ユーザが希望
する炊飯制御を実行する。ここで、多数の電子部品21
のうち、特定の電子部品21およびマイコンは、動作時
に発熱するものである。また、この制御基板20の正面
側には、液晶表示パネル22の表示を制御する液晶制御
基板23が配設されている。
(B)に示すように、前記制御基板20において、発熱
する電子部品21の近傍に配設され、その周囲の熱を吸
着することにより冷却するものである。このヒートシン
ク24は、そのフィン25が略円弧状に並設され、これ
らにより後述するファン26からの冷却空気を送風方向
を変更する風向変更板を構成している。具体的には、こ
れらのフィン25は、矩形状基板の中央から両側に向け
て対称に略扇形状に設けられている。
び誘導加熱コイル16を配設した炊飯鍋2の下部領域を
冷却するもので、後述する基板ホルダー27を介して装
着されている。
に示すように、前記制御基板20を略垂直に装着すると
ともに、ファン26を略水平に装着し、これらをこの略
直交配置状態で胴部材4に一体に固定する樹脂製のもの
である。この基板ホルダー27は、湾曲した両側部に制
御基板20を固定するための爪を備えた弾性係止部28
が設けられている。また、これら弾性係止部28の上部
には、胴部材4に固定するためのブラケット部29が設
けられている。さらに、基板ホルダー27の底面は、制
御基板20の側に若干傾くように傾斜され、その中央部
に送風孔30が設けられている。そして、この送風孔3
0の縁には、下向きに突出するファン取付部31が設け
られている。このファン取付部31は、ファン26の側
に傾斜する弾性片32を備えている。即ち、この基板ホ
ルダー27の底面は、ファン26からの冷却空気が制御
基板20に直接当たるように若干傾斜されている。
ファン26から出力される冷却空気は、電子部品が突出
する方向である基板ホルダー27内と、保護枠13の側
とに分流され、それぞれに冷却空気を供給する構成とし
ている。本実施形態では、前記基板ホルダー27と保護
枠13に供給する冷却空気の比率は、約7:3としてい
る。なお、この比率は希望に応じて変更が可能である。
体の底面に、前記炊飯鍋2の上端開口を密閉する内蓋を
配設した周知のものである。
ない表示パネルに配設されたスイッチの操作部を操作し
て希望の炊飯モードで炊飯動作を実行すると、前記ファ
ン26を動作させて本体3の内部を冷却する。
吸気口8から外気を吸い込み、その冷却空気を基板ホル
ダー27内において制御基板20に沿って供給する。ま
た、制御基板20の背部の保護枠13に供給する。
は、下流側に位置するヒートシンク24のフィン25に
衝突し、該ヒートシンク24を介して制御基板20を冷
却する。また、冷却空気は、図1および図3(A)に示
すように、フィン25に衝突せずにそのまま上向きに通
過する一部分の第1冷却空気と、前記フィン25に衝突
することにより旋回して下向きに流通方向が変換される
大部分の第2冷却空気に分流される。
ー27の上端開口を抜けて液晶制御基板23に供給さ
れ、該液晶制御基板23を冷却する。また、前記第2冷
却空気は、基板ホルダー27の底面と制御基板20との
間から前記誘導加熱コイル16を配設した炊飯鍋2の下
部領域に供給される。これにより、高周波電流の通電に
より高温になった炊飯鍋2の下部領域の熱を吸着し、背
部の排気口11から排気される。
は、内胴15の側まで至り、これら保護枠13と内胴1
5の周囲の熱を吸着し、前記同様の背部の排気口11か
ら排気される。
ン26から出力する冷却空気を制御基板20に沿って供
給するため、該制御基板20の全面を確実に冷却でき
る。しかも、ファン26の送風方向下流側に設けた風向
変更板を構成するヒートシンク24のフィン25によ
り、冷却空気の流通方向を高温となる下部領域に変更す
るため、その下部領域を効率的に冷却できる。
のフィン25で構成されているため、制御基板20の冷
却効率を向上できる。さらに、冷却空気は、そのまま上
向きに通過する第1冷却空気で他の液晶制御基板23を
冷却し、第2冷却空気で前記炊飯鍋2の下部領域を冷却
する。そして保護枠13の側に供給した冷却空気で保護
枠13と内胴15の周囲を冷却するため、1つのファン
26で本体3内の全領域を冷却できる。
も重要な制御基板20に実装された電子部品21を確実
に強制冷却し、熱によって誤動作することを確実に防止
できる。その後、制御基板20を強制冷却することによ
って若干温度上昇した空気により、自身では誤動作する
恐れのない負荷部品を冷却するため、設計通りの炊飯制
御を実行できるとともに、電子部品21の電気的な損傷
や、樹脂からなる本体3の劣化を確実に防止できる。こ
こで、本体3内において、最も温度が上昇する誘導加熱
コイル16の周囲は、冷却機構を設けていない場合には
約約180℃から190℃まで昇温するが、前記構成の
炊飯器1では、約130℃から140℃まで低下させる
ことができる。
冷却できるため、保温工程への移行時に炊飯鍋2内の温
度を効率的に下げることができる。その結果、炊き上げ
直後のご飯の保湿を図り、しっとりとしたご飯の状態を
維持することができる。
器1の基板ホルダー27およびヒートシンク24を示
す。なお、これら基板ホルダー27およびヒートシンク
35を除く構成部品は前記第1実施形態と同様である。
すように、第1実施形態と同様に、前記制御基板20お
よびファン26を一体に固定するもので、弾性係止部2
8と、ブラケット部29と、送風孔30を形成した底面
と、ファン取付部31とを備えている。そして、第2実
施形態の基板ホルダー27には、ヒートシンク35の装
着位置上部に位置するように、略円弧状に突出する一対
の風向変更板34が一体成形されている。この風向変更
板34は、制御基板20を装着した状態で該制御基板2
0に近接する位置まで延びる構成としている。
すように、平面板からなるフィン36を並設した周知の
ものである。このヒートシンク35は、前記フィン36
が垂直方向に延びるように前記基板ホルダー27に固着
される。
26を動作させると、第1実施形態と同様に、ファン2
6が吸気口8から外気を吸い込み、その冷却空気を基板
ホルダー27内において制御基板20に沿って供給す
る。また、制御基板20の背部の保護枠13に供給す
る。
は、ヒートシンク35の隣接するフィン36の間を通
り、該ヒートシンク35を介して制御基板20を冷却す
る。また、隣接するフィン36の間を通過した冷却空気
は、前記風向変更板34に衝突せずにそのまま上向きに
通過する一部分の第1冷却空気と、前記風向変更板34
に衝突することにより旋回して下向きに流通方向が変換
される大部分の第2冷却空気に分流される。
御基板23を冷却する一方、第2冷却空気は、誘導加熱
コイル16を配設した炊飯鍋2の下部領域を通過する際
にその下部領域の熱を吸着して排気口11から排気され
る。また、保護枠13に向けて供給された空気は、保護
枠13と内胴15の周囲の熱を吸着して排気口11から
排気される。
4は、基板ホルダー27に設けた構成としても第1実施
形態と同様の作用、効果を得ることができる。そのう
え、前記風向変更板34を樹脂製の基板ホルダー27に
設けているため、製造コストを低減でき、安価に実施で
きる。
円弧形状に限られず、図6に示すように、水平方向に延
びる平面部34aの外側端部に下向きに湾曲する円弧部
34bを設けた形状としてもよく、その形状は種々の変
更が可能である。また、この第2実施形態では、風向変
更板34を基板ホルダー27に一体成形したが、別体と
してもよい。
を示す。この第3実施形態では、制御基板20におい
て、ヒートシンク38を装着する位置に空気流通穴37
が設けられている。この空気流通穴37は、風向変更板
40の下部に位置する。
は、第2実施形態と同様に、垂直方向に延びる平面板か
らなるフィン39を備えている。これらフィン39の一
端(上端)には、これらを連結するように風向変更板4
0が設けられている。
26を動作させると、ファン26は、吸気口8から吸い
込んだ外気を冷却空気として基板ホルダー27内および
保護枠13に供給し、これらを冷却する。
冷却空気は、ヒートシンク38の隣接するフィン39の
間を通り、該ヒートシンク38を介して制御基板20を
冷却する。そして、ヒートシンク38に設けた風向変更
板40に衝突すると、下向きに流通方向が変換され、前
記空気流通穴37を通って保護枠13に衝突した後、誘
導加熱コイル16を配設した炊飯鍋2の下部領域を通過
し、その際にその下部領域の熱を吸着して排気口11か
ら排気される。
板40により送風方向を変更した冷却空気を保護枠13
に当てた後、炊飯鍋2の下部領域を通過させるため、制
御基板20、保護枠13を介して炊飯鍋2、および、炊
飯鍋2の下部領域を効率的に冷却することができる。
ように、前記制御基板20に配設したヒートシンク38
において、隣接するフィン39の間にのみ短冊状に空気
流通穴37を設けてもよい。このようにすれば、前記と
同様の作用、効果を得ることができるうえ、制御基板2
0の剛性が低下することを防止できる。
この炊飯器1では、基板ホルダー27の上部に水平方向
に延びる風向変更板41を設けるとともに、制御基板2
0において、前記風向変更板41の下部に位置するよう
に空気流通穴42を設けた構成としている。この構成で
は、前記空気流通穴42は、内胴15の高さに位置す
る。また、この第4実施形態では、図5(B)に示す第
2実施形態と同様のヒートシンク35を適用している。
御基板20の側に送風した冷却空気は、ヒートシンク3
5の隣接するフィン36の間を通って制御基板20を冷
却する。その後、基板ホルダー27に設けた風向変更板
41に衝突すると、下向きに流通方向が変換され、空気
流通穴42を通って内胴15に衝突した後、誘導加熱コ
イル16を配設した炊飯鍋2の下部領域を通過し、その
際にその下部領域の熱を吸着して排気口11から排気さ
れる。
板41により送風方向を変更した冷却空気を内胴15に
当てた後、炊飯鍋2の下部領域を通過させるため、第3
実施形態と同様に、制御基板20、保護枠13を介して
炊飯鍋2、および、炊飯鍋2の下部領域を効率的に冷却
することができる。しかも、第3実施形態と比較する
と、冷却空気を内胴15に当てるため、より効率的に炊
飯鍋2を冷却できる。
の炊飯器では、1つのファンから出力する冷却空気を制
御基板に沿って供給するため、該制御基板の全面を確実
に冷却できる。しかも、ファンの送風方向下流側には、
冷却空気の流通方向を前記加熱手段を配設した炊飯鍋の
下部領域に変更する風向変更板を設けているため、高温
となる炊飯鍋の下部領域を効率的に冷却できる。
要であり、コストに係る問題や騒音に係る問題は生じな
い。また、吸気口や排気口の開口面積を広くすることに
伴う製品の外観に係る問題や、強度に係る問題も生じな
い。
である。
板に配設するヒートシンクの斜視図である。
板ホルダーの斜視図、(B)はヒートシンクの斜視図で
ある。
斜視図である。
る。
図である。
る。
…排気口、13…保護枠、15…内胴、16…誘導加熱
コイル、17…フェライトコア、19…炊飯鍋用温度セ
ンサ、20…制御基板、21…電子部品、22…液晶表
示パネル、23…液晶制御基板、24…ヒートシンク、
25…フィン(風向変更板)、26…ファン、27…基
板ホルダー、33…蓋体。
Claims (7)
- 【請求項1】 炊飯鍋を収容する保護枠および内胴を備
えた本体と、該本体に開閉可能に取り付けられ前記炊飯
鍋を密閉する蓋体と、前記炊飯鍋を加熱する加熱手段
と、該加熱手段を制御する制御基板と、前記制御基板を
冷却するファンとを備えた炊飯器において、 前記ファンを、前記制御基板に沿って冷却空気を送風す
るように該制御基板と略直交に配置するとともに、前記
送風方向の下流側に冷却空気の流通方向を前記加熱手段
を配設した前記炊飯鍋の下部領域に変更する風向変更板
を設けたことを特徴とする炊飯器。 - 【請求項2】 前記風向変更板を、前記制御基板に配設
したヒートシンクのフィンで構成したことを特徴とする
請求項1に記載の炊飯器。 - 【請求項3】 前記風向変更板を、前記制御基板を配設
するための基板ホルダーに設けたことを特徴とする請求
項1に記載の炊飯器。 - 【請求項4】 前記本体内において、前記制御基板を略
垂直方向に配設するとともに、前記ファンを略水平方向
に配設し、その吸気口を本体底面に設けたことを特徴と
する請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の炊飯
器。 - 【請求項5】 前記ファンから略垂直方向上向きに送風
した冷却空気を、前記風向変更板により、そのまま上向
きに通過する第1冷却空気と、略垂直方向下向きに旋回
する第2冷却空気とに分流し、前記第1冷却空気で他の
制御基板を冷却するとともに、前記第2冷却空気で前記
炊飯鍋の下部領域を冷却するようにしたことを特徴とす
る請求項4に記載の炊飯器。 - 【請求項6】 前記制御基板において、風向変更板の下
部に空気流通穴を設け、前記ファンから略垂直方向上向
きに送風した冷却空気を前記保護枠または内胴に当てた
後に炊飯鍋の下部領域を通過させるようにしたことを特
徴とする請求項4に記載の炊飯器。 - 【請求項7】 前記空気流通穴を、前記制御基板に配設
したヒートシンクにおいて、隣接するフィンの間にのみ
設けたことを特徴とする請求項6に記載の炊飯器。
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JP2001127529A JP3681112B2 (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 炊飯器 |
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