JP2002320242A - 磁気補正用コイルの端末部固定方法および磁気補正用コイル - Google Patents

磁気補正用コイルの端末部固定方法および磁気補正用コイル

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JP2002320242A
JP2002320242A JP2001121961A JP2001121961A JP2002320242A JP 2002320242 A JP2002320242 A JP 2002320242A JP 2001121961 A JP2001121961 A JP 2001121961A JP 2001121961 A JP2001121961 A JP 2001121961A JP 2002320242 A JP2002320242 A JP 2002320242A
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coil
bundle
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coil bundle
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Akihiko Yamagishi
明彦 山岸
Takahide Tsuchiya
隆英 土屋
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Totoku Electric Co Ltd
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Totoku Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造・取扱作業性に優れ、電気的絶縁距離が均
一で安定した画像品質が得られる磁界補正用コイルの端
末部固定方法および磁界補正用コイルを提供する。 【解決手段】絶縁被覆電線からなるコイル用絶縁電線7
をループ状に所定数巻回したコイル束1と、コイル束1
と電源側を接続するコネクタ付きリード線2の端末部分
とをモールド成型した接続部材3の溝部3A,3Bにそれぞ
れ収納するとともに、コイル束1の端末とコネクタ付き
リード線2の端末を電気的に接続し、接続部材3の外周
およびコイル束1の一部外周にPVC粘着テープ4を巻回
してコイル束1とコネクタ付きリード線2とを固定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、陰極線管表示装置
に装着され用いられるローテーションコイルや消磁コイ
ル等の磁気補正用コイルの端末部固定方法および磁気補
正用コイルに係わり、特には、製造作業性や偏向ヨーク
への装着作業性に優れ安価で電気絶縁構造の安定した磁
気補正用コイルの端末部固定方法および磁気補正用コイ
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】陰極線管表示装置等に用いられるカラー
陰極線管には、例えば、薄い鋼板で形成されたシャドウ
マスクやアパーチャグリル等が配設されている。これら
のシャドウマスクやアパーチャグリルは、地磁気等の外
部磁界によって磁化されやすく、磁化されることで表示
装置画面に色ズレ、色ムラが発生してしまう。また、外
部磁界の直接的影響や偏向ヨークや陰極線管の特性のバ
ラツキにより電子ビームの到達位置がズレた場合にも同
様な現象が起きて画像品質が低下するため実用に耐え得
なかった。そこで、シャドウマスクやアパーチャグリル
の外部磁界による磁化防止手段とし、又ビームランディ
ングの微調整のため、陰極線管に装着される偏向ヨーク
にローテーションコイルや消磁コイル等の磁界補正用コ
イルを取付け、これらに電流を流す手段が一般的に採用
されている。
【0003】図4は従来の磁界補正用コイルの一例を示
す説明図で、同図(a)は外観図、同図(b)は同図(a)のY-Y
線断面図である。この磁界補正用コイル6Aは次のように
して製造されていた。まず、線径0.21mm~0.30mmのマグ
ネットワイヤからなるコイル用絶縁電線7を150mmΦ~25
0mmΦでループ状に200~400ターン巻回し、PVC絶縁テー
プ4で複数個所仮止めし、仮止め部分が5mmΦ~8mmΦの
断面円形状をしたコイル束1Aを形成する。次に、コイル
用絶縁電線7の端末とコネクタ付きリード線2の端末を
からげてはんだ接続し、はんだ接続部分に1mmΦ~2mmΦ
のPVC絶縁チューブ13を被せるとともに、PVC絶縁チュー
ブ13の移動やリード線引き抜け保持力のため、幅5mm~10
mmのPVC粘着絶縁テープ等の絶縁被覆材4を巻回しはん
だ接続部分をコイル束1Aに固定させる。そして、コイル
束1Aの外周全体にPVC粘着絶縁テープ等の絶縁被覆材4
をスパイラル状に巻回して磁界補正用コイル6Aを形成す
る。
【0004】なお、このように形成された磁界補正用コ
イル6Aは、図示してない偏向ヨークのコイルセパレータ
前端側に一体成形で設けた複数個の保持溝に嵌入固定さ
れ、電源回路側のコネクタと接続され用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の磁界補
正用コイル6Aは、コイル用絶縁電線7の端末とコネクタ
付きリード線2の端末をからげてはんだ接続するととも
に、はんだ接続部分に小径のPVC絶縁チューブ13を被
せ、仮止めをして更にその部分を絶縁テープ4等で固定
する作業が必要なため製造作業性に難点があった。ま
た、リード線2の引き抜け保持力を保つためリード線2
の一部とコイル束1Aとを絶縁テープ4で巻回固定する必
要があった。さらに、コイル束1Aとはんだ接続部との間
の電気的絶縁距離、構造に製造時のバラツキの影響が出
易いという難点もあった。加えて、コイル束1Aの外周全
体にもPVC粘着絶縁テープ等の絶縁被覆材4をスパイラ
ル状に巻回するため、磁界補正用コイル6Aの柔軟性が乏
しく、取扱作業性に難点があり、取り付け構造に合わせ
てコイル束1Aを成形する必要があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、このような問題
点に鑑みなされたものであり、製造・取扱作業性に優
れ、電気的絶縁距離が均一で安定した画像品質が得られ
る磁界補正用コイルの端末部固定方法および磁界補正用
コイルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は絶縁被覆電線からなるコイル用絶縁電線7をループ状
に所定数巻回したコイル束1と、前記コイル束1と電源
側を接続するコネクタ付きリード線2の端末部分とをモ
ールド成型した接続部材3の溝部3A,3Bにそれぞれ収納
するとともに、コイル束1の端末とコネクタ付きリード
線2の端末を電気的に接続し、前記接続部材3の外周お
よびコイル束1の一部外周にPVC粘着テープ4を巻回し
てコイル束1とコネクタ付きリード線2とを固定するこ
とを特徴とする磁気補正用コイルの端末部固定方法を提
供する。第1の観点による磁気補正用コイルの端末部固
定方法は、コイル束1とコネクタ付きリード線2とを接
続部材3を介して接続するほか、接続部材3外周および
コイル束1の一部外周にのみ絶縁被覆材4を巻回するの
で、はんだ接続部分に被せるPVC絶縁チューブが不要に
なり製造作業性が向上する。また、柔軟性に優れ装着作
業性が向上した安価な消磁コイルが得られる。
【0008】第2の観点では、本発明は前記接続部材3
には、コイル束1とコネクタ付きリード線2の端末部分
を導入固定するスリット5A,5Bを設けたことを特徴とす
る請求項1記載の磁気補正用コイルの端末部固定方法を
提供する。第2の観点による磁気補正用コイルの端末部
固定方法では、接続部材3に設けたスリット5A,5Bを介
して、コイル束1とコネクタ付きリード線2の端末部分
を導入接続すればよく、製造作業性が向上する。
【0009】第3の観点では、本発明は前記接続部材3
には、コイル束1とコネクタ付きリード線2の端末部分
を接続する接続ピンを設けたことを特徴とする請求項1
または2記載の磁気補正用コイルの端末部固定方法提供
する。第3の観点による磁気補正用コイルの端末部固定
方法は、接続ピンを介してコイル束1とコネクタ付きリ
ード線2を接続するので、製造作業性が向上する。
【0010】第4の観点では、本発明は前記溝部3Aに
はフックAを、前記溝部3Bには突起Bを設けたことを特
徴とする請求項1,2または3記載の磁気補正用コイル
の端末部固定方法を提供する。第4の観点による磁気補
正用コイルの端末部固定方法は、フックAによりコイル
束1が溝部3Aに確実に固定され、突起Bにより異極活電
部の電気的絶縁距離が安定するので、製造作業性が向上
し、安定した画像品質が得られる磁気補正用コイルを提
供できる。
【0011】第5の観点では、本発明は偏向ヨークの前
端側に装着されるとともに、コネクタ8を介して電源を
供給され電子ビームの軌道を調整する磁気補正用コイル
であって、絶縁被覆電線からなるコイル用絶縁電線7を
ループ状に所定数巻回したコイル束1と、前記コイル束
1と電源側とを接続するコネクタ付きリード線2と、前
記コイル束1とコネクタ付きリード線2それぞれの端末
部分を収納する溝部3A,3Bを具備するモールド成型によ
る接続部材3と、を具備し、前記コイル束1とコネクタ
付きリード線2の端末部分を溝部3A,3Bにそれぞれ収納
するとともに、コイル束1の端末とコネクタ付きリード
線2の端末を電気的に接続せしめ、前記接続部材3の外
周およびコイル束1の一部外周にPVC粘着テープ4を巻
回してコイル束1とコネクタ付きリード線2を固定する
よう構成したことを特徴とする磁気補正用コイルを提供
する。第5の観点による磁気補正用コイルは、絶縁チュ
ーブが不要になり製造作業性が向上するほか、接続部材
3により電気的故障(短絡、断線等)が起き難い品質に
優れた安価な磁気補正用コイルが得られる。
【0012】第6の観点では、本発明は前記接続部材3
には、コイル束1とコネクタ付きリード線2の端末部分
を導入固定するスリット5A,5Bを設けたことを特徴とす
る請求項4記載の磁気補正用コイルを提供する。第6の
観点による磁気補正用コイルは、コイル束1およびコネ
クタ付きリード線2の端末部分がスリット5A,5Bを介し
て接続固定されるため、配線用接続リード線としての引
っ張り強度が強まり、コイル束1端末とコネクタ端末に
直接力が加わらなくなり、コイル束1およびコネクタ付
きリード線2の端末部分に断線が発生しない磁気補正用
コイルが得られる。
【0013】第7観点では、本発明は前記接続部材3に
は、コイル束1とコネクタ付きリード線2の端末部分を
接続する接続ピンを設けたことを特徴とする請求項5ま
たは6記載の磁気補正用コイルを提供する。第7の観点
による磁気補正用コイルは、コイル束1およびコネクタ
付きリード線2の端末部分が接続ピンを介して接続する
ので、製造作業性がアップし、安価な磁気補正用コイル
が得られる。
【0014】第8観点では、本発明は前記溝部3Aにはフ
ックAを、前記溝部3Bには突起Bを設けたことを特徴とす
る請求項5または6記載の磁気補正用コイルを提供す
る。第8の観点による磁気補正用コイルは、フックAに
よりコイル束1が溝部3Aに確実に固定され、突起Bによ
りコイル束1の異極の接続部間の電気的絶縁距離が安定
した磁気補正用コイルが得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施例に
より具体的に説明する。なお、これにより本発明が限定
されるものではない。
【0016】−第1の実施形態− 図1は、本発明の第1の実施形態による磁界補正用コイ
ルの構成を示す説明図で、同図(a)は外観図、同図(b)は
同図(a)のX-X線断面図である。図2は本発明に用いられ
る接続部材の一例を示す説明図で、同図(a)は平面図、
同図(b)は同図(a)のX-X線断面図である。図において、
1はコイル束であり、線径0.23mmのマグネットワイヤか
らなるコイル用絶縁電線7を200mmΦでループ状に250タ
ーン巻回して形成されている。2はコイル束1と回路側
との接続に用いられ絶縁被覆電線の一端側をコネクタ8
に接続したコネクタ付きリード線であり、リード線部の
長さは100mm~200mmに形成されている。3はPP等の絶縁
樹脂で一体成型された接続部材であり、長さ15mm~25m
m、幅10mm~15mmで形成され、コイル束1の端末部分を収
納する深さ5mm~10mmの溝部3Aとコネクタ付きリード線2
の端末部分を収納する深さ5mm~10mmの溝部3Bを具備して
いる。また、接続部材3には、コイル束1の巻き始め側
リード線と巻き終わり側リード線を導入固定する幅0.21
mm~0.30mmのスリット5A,5Aと、コネクタ付きリード線2
の端末部分を導入固定する幅2.0mm~3.0mmのスリット5B
とが設けられている。なお、コネクタ付きリード線2の
端末部分の固定はタイラップ10によりコブを設けたり、
端末部分を縛ってコブ部を設けて行えばよく、外部磁気
補正用コイル6とコネクタ付きリード線2間の引っ張り
強度を強めることができる。
【0017】本発明による磁気補正用コイル6は次のよ
うにして製造される。まず、線径0.23mmのマグネットワ
イヤからなるコイル用絶縁電線7を200mmΦでループ状
に250ターン巻回し、ループ状部分の2~3個所を絶縁被覆
材のPVC絶縁テープ4で仮止めし、仮止め部分の断面形
状が4~6mmΦで円形状のコイル束1を形成する。次に、
このコイル束1の端末部分を接続部材3の溝部3Aに収納
するとともに、コイル用絶縁電線7の巻き始め側端末と
巻き終わり側端末をスリット5A,5Aを介して接続部材3
の溝部3B側に導入すれば、コイル用絶縁電線7の巻き始
め側端末と巻き終わり側端末部分がスリット5A,5Aの僅
かな隙間で固定される。一方、コネクタ付きリード線2
の端末は、端末部分を所定長さだけ残したリード線同士
を縛ってコブ状部を設けたり、端末部分を所定長さだけ
残してタイラップ10で縛りスリット5Bを介して接続部材
3の溝部3B側に導入固定する。そして、コイル用絶縁電
線7およびコネクタ付きリード線2の端末をからげては
んだ接続し、固定補強のためにこのはんだ接続部9を覆
うよう接続部材3の外周および磁気補正用コイル6の絶
縁が必要な外周部分(全体の1/3程度)にPVC粘着絶縁テ
ープからなる絶縁被覆材4をスパイラル状に巻回して磁
気補正用コイル6を製造する。製造された磁気補正用コ
イル6は、図示してないが偏向ヨークのコイルセパレー
タ前端側に一体成形で複数個設けた磁気補正用コイル保
持溝に嵌入固定され、電源回路側のコネクタと接続され
用いられる。
【0018】−第2の実施形態− 図3は、本発明の第2の実施形態による磁界補正用コイ
ルの要部構成を示す説明図で、同図(a)は斜視図、同図
(b)は同図(a)のX-X線断面図である。図において、1は
コイル束であり、線径0.23mmのマグネットワイヤからな
るコイル用絶縁電線7を200mmΦでループ状に250ターン
巻回して形成されている。2はコイル束1と回路側との
接続に用いられ絶縁被覆電線の一端側をコネクタ8に接
続したコネクタ付きリード線であり、端末部分の長さは
10mm~20mmに形成されている。3はPP等の絶縁樹脂で一
体成型された接続部材であり、長さ15mm~25mm、幅5mm~1
0mmで形成され、コイル束1の端末部分を収納する深さ5
mm~10mmの溝部3Aとコネクタ付きリード線2の端末部分
を収納する深さ5mm~10mmの溝部3Bを具備している。ま
た、接続部材3には、コイル束1の巻き始め側リード線
と巻き終わり側リード線を導入固定する幅0.21mm~0.30m
mのスリット5A,5Aと、コネクタ付きリード線2の端末部
分を導入固定する幅2.0mm~3.0mmのスリット5Bとが設け
られている。さらに、溝部3Aにはコイル束1を溝部3 A
に確実に固定するための長さ5mm~15mm、幅1mm~3mmのフ
ックAが設けられ、溝部3Bにはコイル束1およびコネク
タ付きリード線2の端末部分とコイル束1間の電気的絶
縁距離を安定させる長さ1.5mm~3mm、幅1mm~3mmの突起B
が設けられている。
【0019】ここで、第2の実施形態による磁気補正用
コイル6の製造方法は、第1の実施形態による製造方法
とほとんど同じなのでここでの詳細な説明は省略する。
【0020】このような構成の磁気補正用コイルは、絶
縁チューブが不要なほか、絶縁被覆材はコイル束外周の
一部にのみ巻回すればよく、製造作業性がアップするほ
か、柔軟性がアップして偏向ヨークへの装着作業性が向
上する。また、接続部材によってコイル用絶縁電線端末
とコネクタ付きリード線端末の接続部における断線がな
く、接続ピンにより製造作業性がアップし、品質が安定
し安価な磁気補正用コイルが得られる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、製造作業性や偏向ヨー
クへの装着性が大幅にアップするとともに、コイル用絶
縁電線端末とコネクタ付きリード線端末の接続部におけ
る断線がなく、品質が安定した安価な磁気補正用コイル
を提供可能になる。また、接続部材を用いたことで、磁
気補正用コイルとコネクタ付きリード線の引っ張り強度
が強まり、磁気補正用コイルとしての信頼性が向上す
る。さらに、柔軟性が得られるので取扱作業性が向上す
るほか、陰極線管に密着させ装着可能で、外部磁気除去
効果が高まり、画像品質が向上する。等その実用上の効
果は大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる磁気補正用コ
イルの構成を示す説明図で、同図(a)は外観図、同図(b)
は同図(a)のX-X線断面図である。
【図2】本発明に用いられる接続部材の1例を示す説明
図で、同図(a)は平面図、同図(b)は同図(a)のX-X線断面
図である。
【図3】本発明の第2の実施形態にかかる磁界補正用コ
イルの要部構成を示す説明図で、同図(a)は斜視図、同
図(b)は同図(a)のX-X線断面図である。
【図4】従来例の磁界補正用コイルの構成を示す説明図
で、同図(a)は外観図、同図(b)は同図(a)のY-Y線断面図
である。
【符号の説明】
1,1A コイル束 2 コネクタ付きリード線 3 接続部材 3A,3B 溝部 4 絶縁被覆材 5A,5B スリット 6,6A 磁気補正用コイル 7 コイル用絶縁電線 8 コネクタ 9 はんだ接続部 10 タイラップ 11 コイル端末 12 リード線端末 13 絶縁チューブ A フック B 突起

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁被覆電線からなるコイル用絶縁電線
    7をループ状に所定数巻回したコイル束1と、前記コイ
    ル束1と電源側を接続するコネクタ付きリード線2の端
    末部分とを、モールド成型した接続部材3の溝部3A,3B
    にそれぞれ収納するとともに、前記コイル束1の端末と
    コネクタ付きリード線2の端末を電気的に接続し、 前記接続部材3の外周およびコイル束1の一部外周にPV
    C粘着テープ4を巻回してコイル束1とコネクタ付きリ
    ード線2とを固定することを特徴とする磁気補正用コイ
    ルの端末部固定方法。
  2. 【請求項2】 前記接続部材3には、コイル束1とコネ
    クタ付きリード線2の端末部分を導入固定するスリット
    5A,5Bを設けたことを特徴とする請求項1記載の磁気補
    正用コイルの端末部固定方法。
  3. 【請求項3】 前記接続部材3には、コイル束1とコネ
    クタ付きリード線2の端末部分を接続する接続ピンを設
    けたことを特徴とする請求項1または2記載の磁気補正
    用コイルの端末部固定方法。
  4. 【請求項4】 前記溝部3AにはフックAを、前記溝部3B
    には突起Bを設けたことを特徴とする請求項1,2また
    は3記載の磁気補正用コイルの端末部固定方法。
  5. 【請求項5】 偏向ヨークの前端側に装着されるととも
    に、コネクタ8を介して電源を供給され電子ビームの軌
    道を調整する磁気補正用コイルであって、 絶縁被覆電線からなるコイル用絶縁電線7をループ状に
    所定数巻回したコイル束1と、前記コイル束1と電源側
    を接続するコネクタ付きリード線2と、前記コイル束1
    とコネクタ付きリード線2それぞれの端末部分を収納す
    る溝部3A,3Bを設けモールド成型した接続部材3と、を
    具備し、 前記コイル束1とコネクタ付きリード線2の端末部分を
    溝部3A,3Bにそれぞれ収納するとともに、コイル束1の
    端末とコネクタ付きリード線2の端末を電気的に接続
    し、前記接続部材3の外周およびコイル束1の一部外周
    にPVC粘着テープ4を巻回してコイル束1とコネクタ付
    きリード線2を固定するよう構成したことを特徴とする
    磁気補正用コイル。
  6. 【請求項6】 前記接続部材3には、コイル束1とコネ
    クタ付きリード線2の端末部分を導入固定するスリット
    5A,5Bを設けたことを特徴とする請求項5記載の磁気補
    正用コイル。
  7. 【請求項7】 前記接続部材3には、コイル束1とコネ
    クタ付きリード線2の端末部分を接続する接続ピンを設
    けたことを特徴とする請求項5または6記載の磁気補正
    用コイル。
  8. 【請求項8】 前記接続部材3の溝部3AにはフックA
    を、溝部3Bには突起Bを設けたことを特徴とする請求項
    5,6または7記載の磁気補正用コイル。
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JP2020076706A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 日置電機株式会社 フレキシブルセンサ及び測定装置
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