JP2000164161A - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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JP2000164161A
JP2000164161A JP10335479A JP33547998A JP2000164161A JP 2000164161 A JP2000164161 A JP 2000164161A JP 10335479 A JP10335479 A JP 10335479A JP 33547998 A JP33547998 A JP 33547998A JP 2000164161 A JP2000164161 A JP 2000164161A
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coil
electric wire
winding
deflection yoke
rotation correction
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Sousuke Koga
崇▲祐▼ 古賀
Hideki Toyoshima
英樹 豊嶋
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルが偏って巻線されたり、緩んだり、コ
イルボビンよりはみ出してしまうことがなく、コイルに
用いる電線として潤滑剤を塗布していない電線も用いる
ことができる回転補正コイルを備えた偏向ヨークを提供
する。 【解決手段】 回転補正コイル20は、コイル20b
と、このコイル20bを巻線する溝20dを有するコイ
ルボビン20aとよりなり、外部磁界によるラスタの回
転を補正する。溝20dは、コイル20bを巻線する際
の巻線面に対して傾斜した傾斜壁20d2を有し、この傾
斜壁20d2を階段状に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地磁気等の外部磁
界によるラスタの回転を補正する回転補正コイルを備え
た偏向ヨークに関する。
【0002】
【従来の技術】偏向ヨークにおいては、図7に示すよう
に、地磁気等の外部磁界によって、破線で示す如く右回
りに回転したり、一点鎖線で示す如く左回りに回転した
ラスタを実線で示す正しい位置に補正するための回転補
正コイルを備えている。回転補正コイルは、一般的に、
次のように構成される。
【0003】図8に示すように、回転補正コイル10
は、中央部に開口を有する円形のコイルボビン10a
と、このコイルボビン10aに巻回したコイル10bと
よりなる。そして、回転補正コイル10を偏向ヨークの
大径側のフランジに装着する。コイルボビン10aにお
けるコイル10bの巻線面と直交する断面は、図9に示
すように、略V字状(楔形)の溝となっている。これ
は、略V字状となった図9中の右側の壁面を陰極線管の
ファンネル部の傾斜に沿わせ、偏向ヨークが極力大型化
することがないよう、回転補正コイル10を、偏向ヨー
クの大径側のフランジと陰極線管のファンネル部との間
に納まるようにするためである。
【0004】コイルボビン10aにコイル10bを巻回
して回転補正コイル10を形成する方法について説明す
る。図10において、巻線機50は、コイルボビン10
aに巻回するコイル10bとなる電線51が巻かれた電
線供給ボビン52を備えている。巻線機50の回転軸5
3の先端部には、コイルボビン10aを固定する固定部
54が設けられている。固定部54に装着して固定した
コイルボビン10aは、矢印方向に回転する。電線供給
ボビン52より引き出された電線51は、複数(ここで
は2個)のプーリ55によって張力が与えられ、ノズル
56を通してコイルボビン10aへと配線される。
【0005】図8にも示すように、コイルボビン10a
には、コイル10b(電線51)を絡める一対のポール
10cが設けられている。ノズル56を通してコイルボ
ビン10aへと配線された電線51の一端は、ポール1
0cの一方に絡められ、固定される。そして、電線51
をコイルボビン10aの略V字状の溝に落とし込みなが
ら、電線51に適度な張力をかけつつ巻線機50を稼動
させると、固定部54と共にコイルボビン10aが回転
し、電線51がコイル10bとしてコイルボビン10a
に巻線される。電線51を所定の巻数巻線したら、巻線
機50を停止させ、電線51の他端をポール10cの他
方に絡めて終了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の回
転補正コイル10は、次のような問題点を有している。
図11は、上記の方法で巻線した回転補正コイル10の
部分断面図である。従来の回転補正コイル10は、図1
1に示すように、コイル10bがコイルボビン10aの
略V字状の溝に均一に巻線されず、偏って巻線されてし
まう。
【0007】これは、図12にさらに拡大して示すよう
に、便宜上付した1〜8の番号で示す如く、1,2,
3,4,5と順に電線51が巻線された後、次の6,
7,8が順に図中右側の傾斜した壁面に沿って積み重な
っていく場合があるからである。この現象が発生する理
由は、次の通りである。図13に示すように、番号5ま
で順に電線51が巻線された後、次の番号6(ここでは
番号を付していない)の電線51が巻かれる際、番号6
の電線51は、実線で示すように、番号5の電線51の
上に位置しようとするが、電線51は張力によって図中
下方向の力を受けており、番号5の電線51の真上に位
置するのは不安定であるので、破線で示すように、右側
の壁面側か左側のいずれかにずれることになる。右側の
壁面側にずれるのが連続すると、図12のように、数本
の電線51が積み重なることになる。
【0008】このように積み重なった電線51は不安定
であるので、例えば、図12で番号8の次に図示してい
ない番号9の電線51が巻線される際、番号7や番号8
の電線51が図中左側にずれ、電線51の積み重ねが崩
れる。すると、番号7や番号8の電線51の周長は、番
号1〜5の部分の電線51よりも周長が長いので、図中
左側にずれてしまった番号7や番号8の電線51は、密
に巻かれていない緩んだ状態となる。すると、図14に
示すように、電線51(コイル10b)の一部がコイル
ボビン10aの外周部(溝)よりはみ出してしまうこと
があり、この回転補正コイル10は不良となってしま
う。
【0009】さらに、コイル10bとする電線51の表
面には、コイルボビン10aへの巻線をしやすくするた
め、通常、固形パラフィンや流動パラフィン等の潤滑剤
が塗布されている。しかしながら、固形パラフィンや流
動パラフィンに限らず、一般的に潤滑剤はコイルボビン
10aを形成するプラスチック樹脂に悪影響を与える場
合が多々あるので、電線51には、潤滑剤を塗布しない
ことが望ましい。
【0010】そこで、電線51として、潤滑剤なしでも
ある程度自己潤滑性があるポリウレタンナイロン線を用
いた場合には、コイルボビン10aに巻線する際の滑り
性が潤滑剤を塗布したものと比較して劣るため、上述し
た電線51の積み重なりが発生しやすく、結果として、
図14に示すような不良が頻繁に発生することになる。
また、図14のようにコル10bの一部がコイルボビン
10aの外周部よりはみ出さないまでも、コイル10b
がコイルボビン10aの溝内で偏って巻線されること
は、回転補正コイル10のラスタ回転の補正特性がばら
つくことであり、好ましいことではない。
【0011】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、外部磁界によるラスタの回転を補正する回
転補正コイルを備えた偏向ヨークにおいて、コイルが偏
って巻線されたり、緩んだり、コイルボビンよりはみ出
してしまうことがなく、コイルに用いる電線として潤滑
剤を塗布していない電線も用いることができる偏向ヨー
クを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、コイル(20b)と、こ
のコイルを巻線する溝(20d)を有するコイルボビン
(20a)とよりなり、外部磁界によるラスタの回転を
補正する回転補正コイル(20)を備えた偏向ヨークに
おいて、前記コイルボビンの前記溝は、前記溝に前記コ
イルを巻線する際の巻線面に対して傾斜した傾斜壁(2
0d2)を有し、前記傾斜壁を階段状に形成したことを特
徴とする偏向ヨークを提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の偏向ヨークについ
て、添付図面を参照して説明する。図1は本発明の偏向
ヨークの一実施例を示す斜視図、図2は本発明の偏向ヨ
ークで用いる回転補正コイルの一例を示す斜視図、図3
は本発明の偏向ヨークで用いる回転補正コイルの部分断
面図、図4は本発明の偏向ヨークで用いる回転補正コイ
ルへのコイルの巻線工程を示す部分断面図、図5及び図
6は本発明の偏向ヨークで用いる回転補正コイルの効果
を説明するための部分断面図である。
【0014】まず、本発明の偏向ヨークの全体構成の一
例について説明する。図1において、この偏向ヨーク
は、例えば一対の半環状のものを組み合わせたセパレー
タ1により、一方(図1中の下側)が大径部とされ、他
方(図1中の上側)が小径部とされた漏斗状に形成され
ている。なお、大径部は陰極線管の画面側であり、小径
部はネック側である。セパレータ1の小径側と大径側に
は、それぞれフランジ1a,1bが形成されている。
【0015】このセパレータ1の内面には一対のサドル
型の水平偏向コイル2が装着され、外面には一対のサド
ル型の垂直偏向コイル3が装着され、セパレータ1は水
平偏向コイル2と垂直偏向コイル3とを電気的に絶縁し
て保持する。垂直偏向コイル3の外面にはフェライト等
からなるコア4が装着されている。
【0016】このように構成される偏向ヨークには、通
常、偏向特性を補正する回路が必要であり、このような
回路等を搭載した一対の基板5がセパレータ1の側面に
取り付けられている。基板5の回路には高電圧が印加さ
れているので、基板5には、感電防止と回路等の保護の
ために絶縁素材で形成された保護カバーが被せられる
が、ここでは保護カバーを取り外した状態を示してい
る。
【0017】このように概略構成される偏向ヨークにお
けるセパレータ1の大径側のフランジ1bには、本発明
の要部をなす回転補正コイル20が装着されている。図
2に示すように、回転補正コイル20は、中央部に開口
を有する円形のコイルボビン20aと、このコイルボビ
ン20aに巻回したコイル20bとよりなる。本実施例
では、回転補正コイル20をセパレータ1とは別部品で
構成し、回転補正コイル20をセパレータ1のフランジ
1bに装着する構成としているが、回転補正コイル20
をセパレータ1と一体としてもよいし、また、回転補正
コイル20の位置はセパレータ1の大径側の端部でなく
てもよい。
【0018】さらに、回転補正コイル20の構成につい
て、詳細に説明する。図2に示すように、コイルボビン
20aは、コイル20bを巻回する溝20dと、コイル
20bを絡めるための一対のポール20cを備えてい
る。コイルボビン20aにコイル20bを巻回して回転
補正コイル20を形成する方法は、図10で説明したの
と同様である。
【0019】溝20dは、図3に示すように、コイル2
0bの巻線面と直交する断面が略V字状(楔形)となっ
ている。コイル20bの巻線面とは、図10の巻線機5
0にてコイルボビン20aの溝20dに電線51を巻線
する際に形成する面のことである。本実施例では、溝2
0dを構成する図中左側の壁20d1は、コイル20bの
巻線面と平行となっている。ここでは、コイル20bの
巻線面を、セパレータ1のフランジ1bの面(即ち、画
面)と平行としているので、壁20d1は、画面と平行と
なっている。溝20dを構成する図中右側の壁20d2
は、コイル20bの巻線面に対して傾斜している。ここ
では、壁20d2は、画面及び陰極線管(偏向ヨーク)の
管軸に対して傾斜している。
【0020】コイルボビン20aの断面が、壁20d1が
画面に平行で壁20d2が画面及び管軸に対して傾斜した
略V字状となっているのは、壁20d1の外面をフランジ
1bの画面側の面に沿わせると共に、壁20d2の外面を
陰極線管のファンネル部の傾斜に沿わせるためである。
このようにすると、回転補正コイル20は、セパレータ
1のフランジ1bと陰極線管のファンネル部との間に納
まり、偏向ヨークを小型化することができる。
【0021】さらに、本発明で用いる回転補正コイル2
0は、溝20dの内部形状を工夫することによって、上
述した従来例の問題点をことごとく解決している。図3
に示すように、壁20d2の内壁面は、階段状となってい
る。図4に示すように、階段状となった壁20d2の内壁
面は、コイル20bとなる電線51が溝20d内で積み
重なっていく際の巻線面と平行な平行面20d21と、こ
の巻線面と直交する直交面20d22とよりなる。
【0022】図4は、溝20dにコイル20bとなる電
線51を巻線する途中の状態を示しており、便宜上付し
た1〜6の番号で示す如く、1,2,3,4,5,6と
順に電線51が巻線される。本発明の回転補正コイル2
0では、壁20d2の内壁面が階段状となっているので、
番号6まで順に電線51が巻線された後、ここでは図示
していない次の番号7の電線51が巻かれる際は、次の
ように巻線されることになる。
【0023】まず、番号6の電線51が壁20d2の平行
面20d21に略接触(近接)している状態では、図5に
示すように、番号6まで順に電線51が巻線された後、
次の番号7(ここでは番号を付していない)の電線51
が巻かれる際、番号7の電線51は、実線で示すよう
に、番号6の電線51の上に位置しようとするが、電線
51は張力によって図中下方向の力を受けており、番号
6の電線51の真上に位置するのは不安定であるので、
破線で示すように、番号5と番号6の電線51の間にず
れる。その後、電線51は、順次左方向へと巻線されて
いくことになる。従って、電線51は、平行面20d21
に沿って積み重なっていくことはない。
【0024】さらに、番号6の電線51が壁20d2の平
行面20d21と離れており、番号6の電線51と平行面
20d21との間に若干(例えば、電線51の直径の1/
2程度)の隙間がある状態では、図6に示すように、番
号6まで順に電線51が巻線された後、次の番号7の電
線51は、平行面20d21側へとずれる。その後、番号
8の電線51は、番号7の図中左側へと巻線されること
になるので、番号8,9…と順次左方向へと巻線されて
いくことになる。従って、この場合も、電線51は、平
行面20d21に沿って積み重なっていくことはない。
【0025】以上により、本発明の回転補正コイル20
では、コイル20bは、図3に示すように、溝20d内
でほぼ均一に巻線され、壁20d1,20d2の一方に偏っ
てしまうことがない。従って、従来のように、コイル2
0bが緩んでしまったり、コイル20bの一部がコイル
ボビン20aの外周部(溝20d)よりはみ出してしま
うこともない。コイル20bは、密に均一に巻線される
ので、回転補正コイル20のラスタ回転の補正特性も一
定となる。さらに、本発明の回転補正コイル20では、
コイル20bとなる電線51として潤滑剤を塗布してい
ない潤滑剤非塗布電線を用いても、上記の問題点が発生
しない。従って、例えば、潤滑剤を塗布していないポリ
ウレタンナイロン線を用いることができる。潤滑剤非塗
布電線を用いれば、コイルボビン20aを形成するプラ
スチック樹脂に悪影響を与えることがない。
【0026】ところで、本実施例では、壁20d1は元
々、コイル20bの巻線面と平行な面であるので、階段
状とする必要はない。壁20d1も巻線面に対して傾斜し
ていれば、壁20d1の内壁面も階段状にすればよい。な
お、壁20d2の平行面20d21と及び直交面20d22の長
さは、適宜に設定すればよいが、いずれもコイル20b
(電線51)の直径よりも長くすることが必要であり、
直径の数倍程度とすればよい。また、巻線面に対して傾
斜した傾斜壁(ここでは、壁20d2)の全ての範囲を階
段状にする必要はなく、所定の範囲だけ階段状にしても
よい。さらに、傾斜壁(壁20d2)の傾斜角度は、一定
でなくてもよく、複数の傾斜角度を組み合わせた傾斜壁
であってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の偏
向ヨークは、コイルと、このコイルを巻線する溝を有す
るコイルボビンとよりなり、外部磁界によるラスタの回
転を補正する回転補正コイルを備え、コイルボビンの溝
は、溝にコイルを巻線する際の巻線面に対して傾斜した
傾斜壁を有し、この傾斜壁を階段状に形成したので、コ
イルが偏って巻線されたり、緩んだり、コイルボビンよ
りはみ出してしまうことがなく、コイルに用いる電線と
して潤滑剤を塗布していない電線も用いることができ
る。潤滑剤を塗布していない電線も用いることによっ
て、プラスチック樹脂への悪影響をなくすことができる
ので、偏向ヨークの信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明で用いる回転補正コイルの一例を示す斜
視図である。
【図3】本発明で用いる回転補正コイルの部分断面図で
ある。
【図4】本発明で用いる回転補正コイルへのコイルの巻
線工程を示す部分断面図である。
【図5】本発明で用いる回転補正コイルの効果を説明す
るための部分断面図である。
【図6】本発明で用いる回転補正コイルの効果を説明す
るための部分断面図である。
【図7】ラスタの回転を説明するための図である。
【図8】従来用いていた回転補正コイルの一例を示す斜
視図である。
【図9】従来用いていた回転補正コイルのコイルボビン
の部分断面図である。
【図10】回転補正コイルの形成方法を説明するための
斜視図である。
【図11】従来用いていた回転補正コイルの部分断面図
である。
【図12】従来用いていた回転補正コイルの問題点を説
明するための部分断面図である。
【図13】従来用いていた回転補正コイルの問題点を説
明するための部分断面図である。
【図14】従来用いていた回転補正コイルの問題点を説
明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 セパレータ 1a,1b フランジ 2 水平偏向コイル 3 垂直偏向コイル 4 コア 5 基板 20 回転補正コイル 20a コイルボビン 20b コイル 20c ポール 20d 溝 20d1 壁 20d2 壁(傾斜壁) 20d21 平行面 20d22 直交面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルと、このコイルを巻線する溝を有す
    るコイルボビンとよりなり、外部磁界によるラスタの回
    転を補正する回転補正コイルを備えた偏向ヨークにおい
    て、前記コイルボビンの前記溝は、前記溝に前記コイル
    を巻線する際の巻線面に対して傾斜した傾斜壁を有し、 前記傾斜壁を階段状に形成したことを特徴とする偏向ヨ
    ーク。
  2. 【請求項2】前記傾斜壁は、前記巻線面と平行な平行面
    と前記巻線面と直交する直交面とにより階段状となって
    いることを特徴とする請求項1記載の偏向ヨーク。
  3. 【請求項3】前記コイルとして用いる電線は、潤滑剤を
    塗布していない潤滑剤非塗布電線であることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の偏向ヨーク。
JP10335479A 1998-11-26 1998-11-26 偏向ヨーク Pending JP2000164161A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002035573A1 (fr) * 2000-10-25 2002-05-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Element de source d'electrons a emission par champ, canon electronique, appareil a tube cathodique, et procede de fabrication dudit tube
FR2982702A1 (fr) * 2011-11-10 2013-05-17 Schneider Electric Ind Sas Circuit magnetique

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