JPS5934982Y2 - 閃光放電発光器用トリガ−トランス - Google Patents

閃光放電発光器用トリガ−トランス

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JPS5934982Y2
JPS5934982Y2 JP13672179U JP13672179U JPS5934982Y2 JP S5934982 Y2 JPS5934982 Y2 JP S5934982Y2 JP 13672179 U JP13672179 U JP 13672179U JP 13672179 U JP13672179 U JP 13672179U JP S5934982 Y2 JPS5934982 Y2 JP S5934982Y2
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JP
Japan
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coil
magnetic core
transformer
terminal pin
bobbin
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Application number
JP13672179U
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JPS5656629U (ja
Inventor
精一 木嶋
Original Assignee
木嶋無線株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は写真撮影に使用される閃光放電発光器のトリ
ガートランスに関fる。
図面中第1図は従来例を示したトリガートランスの拡大
断面図であり、フェライト材からなる円柱形の磁芯1に
一次コイル2と二次コイル3とが絶縁材(スペーサー)
4を挾んで巻装されている。
端子ピン5,6は磁芯1の各々の端面に設けた小孔に植
設され、−次コイル2の一端2bと二次コイル3の一端
3bとが共に端子ピン5に、二次コイル3の他端3aが
端子ピン6に夫々巻付けられている。
また、端子ピン5,6の植設部には図示する如く絶縁材
からなる接着材(トーマイド、またはエポキシ)7が盛
付けされており、これによって低圧用の端子ピン5と高
圧用の端子ピン6が磁芯1に対して固着されている。
その他1図示した参照符号2aは一次コイルの他端であ
り、これはプリント基板80面上端子に半田付けなどに
よって固着される。
第2図は上記のトリガートランスを組込んだ閃光放電発
光器の部分的な電気回路図であり、同図中9は主放電用
コンデンサ、10はトリガーコンデンサ、11はトリガ
ースイッチ、12は閃光放電発光管、12aは起動電極
である。
上記第1図に示す従来例の欠点は、組付げに当って非常
に不安定となる点にあり、電気的及び機械的に必ずしも
好ましくない。
すなわち、端子ピン5,6を固着させるために磁芯1の
端面には接着材7が盛付けられている関係上、トランス
をプリント基板8に組付けたときには盛上った接着材T
がこの基板8に当接することになるため、トランスの横
方向1例えば1図示矢印方向への機械的安定性に欠けて
しまう。
従って、トランス自体を組付ける場合には図示したよう
に正確(プリント基板8にほぼ垂直)に取付けるが、プ
リント基板8には多くの電気部品が接近して組付けられ
るので、この電気部品の組付は時に当該トランスが横方
向の押圧力を受けて傾斜してしまう。
トランスのこのような傾斜は手指等によって垂直に直す
ことが可能であるが、しかし、この傾斜は一次コイル2
のコイル端2aを一方向に強く引張る結果をもたらす場
合があるためにコイル端2aの半田箇所、或いは引出し
部分等が切断されるという致命的な障害を被る。
半田箇所が切断した場合には隣接して組付けられた他の
電気部品を取外し、このトランスを再度組付けなげれば
ならないので非常に面倒な作業となるし、また、引出し
部分で切断したような場合にはトランス自体が不良品と
なってしまう。
このような弊害を回避するため、トランスが傾斜しても
引張力が加わらないようにコイル端2aに充分な弛みを
もたせて半田付けを行なっている。
ところが、コイル端2aを弛ませると隣接に配置される
電気部品の組付けに邪魔となるのみならず、コイル端2
aに対して他の電気部品からの電気的干渉が現われてト
ランスの誤動作の原因となるおそれがあった。
この電気的干渉はコイル端2aを絶縁被覆することで多
少の解決が図れるが、効果が充分に達成されず1作業能
率が低下するために好ましくない。
一方、プリント基板8が組付作業中に衝撃を受けたり、
また1回路部品を組込んだ閃光放電発光器が同等かの原
因によって衝撃を受けた場合には、上記トリガートラン
スが傾斜して上記同様の欠点が発生すると共にコイル端
2aが切断しないとしてもトランスがその傾斜によって
他の電気部品と接触し予期しない故障が発生する。
そこで、上記の欠点を解決する一手段として端子ピン5
,6の直径を大きくすることで外力によるトランスの傾
斜を支えるべく構成することが考えられるが、トランス
の外形が今日市販されているように小型化(磁芯1の長
さ約1crn)されると。
磁芯1を太くすることができないから、この磁芯1の端
面に端子ピン5,6を植設する従来構造では端子ピン5
,6の直径が自ずと限界を来たすため、この手段では上
記した欠点を解決することはできない。
また、上記した磁芯1は円柱形をなすものであるから、
これにコイルを巻線する場合には磁芯1を固定すると共
に当該磁芯1の囲りを旅回するコイル送出口によって巻
線させる方式としなげればならない。
これに比較して磁芯1を回転させて巻線する方式は巻線
機が簡素化される上に作業能率が高いので強く望まれる
ところではあるが、何分にも磁芯1の直径が小さいため
に、これを高速回転させるとその固定部にすべりが生じ
たり、また、正確な回転数(或いは巻線数)が得られな
い等の障害が発生する。
そこで、今日使用されている巻線機は前者の方式を取り
入れているものがほとんどである。
更に、磁芯1が円柱形であるから、これらに巻装された
コイルが当該磁芯1の囲りで回動してしまうことがある
例えば、斯かるトランスを組付けるときに指先でコイル
を持ってプリント基板8に差込むようにするが、この場
合、端子ピン5に回動を与えようとしてコイルを回転し
てしまうことが往々にあり、そのためにコイルが回動し
てしまう。
コイルが回動するとコイル端が切断するため既に述べた
ような弊害を被ることになる。
一方、上記の磁芯1はその両端面に端子ピン5゜6を植
設する小孔を穿設するが、磁芯1がフェライト材である
ことからこの孔あげ作業時に磁芯1に亀裂が発生するお
それがあり、そのため、この作業には慎重さが必要とな
り作業能率を低下させる一要因となっていた。
本考案は従来のトリガートランスに見られる上記したよ
うな数々の欠点を全面的に解消することを目的としたも
のであり、以下にこの考案の一実施例について説明する
図面中第3図乃至第7図は斯かるトリガートランスを示
し、これ等の図面において、20はフェライト材からな
る角柱形の磁芯で、その長さは約9、8 am、端面の
面積は約3.4 X 3.4mm2である。
21は合成樹脂材などの電気的絶縁材からなる角筒形の
ボビンであり、これには上記磁芯20を内装しである。
当該ボビン21の筒孔径は磁芯20の太さとほぼ同径と
なしであるので、内装させた磁芯20が簡単に抜出るこ
とはないが、磁芯20の周囲に接着剤を塗布して内装す
るようにしてもよい。
当該ボビン21の上下には肉厚の角形鍔部21aと肉薄
の角形鍔部21bとを一体的に形成し、これ等の鍔部に
コイル端部の案内溝21c、21dが設けである。
また、上記角形鍔部21aの下面は凹状部形成し、この
凹状部と筒孔との間に形成された凹状部底に低圧用の端
子ピン22a 、22b及び23a。
23bが植設しである。
一方、上記角形鍔部21bの上面には角形鍔部21bと
一体的に形成した鋳幅よりも短い細長の凸部を設け、こ
の凸部に高圧用の端子ピン23cを貫通させて固定しで
ある。
その他、図示した参照符号24はボビン21に巻装した
一次、二次コイル、25はコイル24の周囲に巻付けた
絶縁テープである。
なお、−次コイルの端部が角形鍔部21aの凹状部内で
端子ピン22a 、22bに、二次コイルの一方端部が
上記凹状部内で端子ピン23aに各各半田などによって
固着され、また、二次コイルの他方の端部は角形鍔部2
1bの凸部端近くで鍔材となるようにして端子ピン23
cに固着されている。
端子ピン23bはこの実施例においては遊び端子である
また、端子ピン22bと23aとをプリント基板に設け
た電気配線を介して接続させることにより第2図の如く
回路構成することができる。
上記の実施例からも容易に理解できる通り、本考案のト
リガートラ、ンスでは磁芯を角柱形に。
ボビンを角筒形に夫々構成したので、ボビン自体を高速
回転させて巻線することができ、生産能率が向上して極
めて有利である。
すなわち、ボビンの一方の角形鍔部が肉厚となっている
から、この鍔部をチャックなどによって挾持させればす
べり等が生ずるおそれがなく確実に保持され、従って。
コイル送出口側を固定しボビンを高速回転させる方式に
より巻線することができる。
また、角筒形のボビンは巻装されたコイルの回動を許さ
ないから、コイル回動にもとすく支障を回避することが
でき、更に、磁芯には端子ピンを植設するための小孔な
どを設ける必要がないので。
磁芯の亀裂を防止し得、一方1本考案のトリガートラン
スは組込まれた際に4本の端子ピンによりて支持され、
また、ボビン一方の角形鍔部の外面に設けた凹部内でコ
イル端部を端子ピンに固着させるようにしたので、角形
鍔部がプリント基板面に密着し、これより、トランスの
横方向の外力に対して充分な支持力が得られる。
さらに1本考案ではボビンの他方の角形鍔部の外面に鋳
幅より短い細長の凸部を設け、この凸部に高圧用の端子
ピンを植設させ、上記端子ピンが磁芯の長手方向に対し
てほぼ直角となるようにしてあり、また、コイル端部を
凸部端近くで鍔材となるようにして端子ピンに固着させ
であるので。
端子ピンがトランス上方に長く突き出すことがなく、特
に、高圧用のコイル端部の接続部が鍔部によってコイル
と遮断され、接続部とコイルとの間で生じ易い漏電によ
る故障を確実に防止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す閃光放電発光器用トリガートラン
スの拡大縦断面図、第2図は上記トランスを使用した閃
光放電発光回路の簡略図、第3図は本考案の一実施例を
示す閃光放電発光器用トリガートランスの拡大平面図、
第4図は当該トランスの一部切欠き拡大正面図、第5図
は当該トランスの拡大底面図、第6図は第4図上のA−
A線断面図、第7図はコイルを簡略して示す第4図上の
B−B線断面図である。 20・・・磁芯、21・・・ボビン、21a、21b・
・・鍔部、21ct21d・”案内溝、22a 、22
b。 23 a t 23 b 、23 c一端子ピン、24
−・・コイル、25・・・絶縁テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フェライト材からなる角柱形の磁芯と、当該磁芯が内装
    された角筒形のボビンと、当該ボビンに巻装されたコイ
    ルとからなる閃光放電発光器用トリガートランスにおい
    て、上記ボビンの両側には一方の肉厚とし他方を肉薄と
    した角形鍔部を一体に設け、一方の角形鍔部にはその外
    面に形成した凹状部とこの凹状部の底部に植設させて上
    記磁芯の長手方向に突出させた低圧用の端子ピンとを設
    け、他方の角形鍔部にはその外面に細長く形成した鍔部
    より短い凸部とこの凸部に植設させて上記磁芯の長手方
    向に対してほぼ直角に突出させた高圧用の端子ピンとを
    設け、上記コイルのコイル端部を上記凹状部内で低圧用
    の端子ピンに、上記突部端近くの鍔部で高圧用の端子ピ
    ンに各々固着させてなるトリガートランス。
JP13672179U 1979-10-04 1979-10-04 閃光放電発光器用トリガ−トランス Expired JPS5934982Y2 (ja)

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JPS5656629U JPS5656629U (ja) 1981-05-16
JPS5934982Y2 true JPS5934982Y2 (ja) 1984-09-27

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